このたび、第47代東京都議会議長に就任いたしました川井 しげおでございます。議長として、その責任の重さを痛感しながら、公正かつ円滑な議会運営に全力で取り組んでまいります。
東京は、西に2千メートル級の山々、南には洋上1千キロの島々まで、それぞれ環境が異なる中で、多くの都民が生活しています。
その全ての方々が、快適で幸せな生活を送れるような都政を実現していかなければなりません。
さて、東京は今、2020年オリンピック・パラリンピック競技大会を5年後に控え、極めて重要な時期を迎えております。大会開催を契機とし、利便性の高い快適なまちづくりをはじめ、障害者スポーツや芸術文化の振興など諸政策を強力に推進することが重要であります。
また、今後の防災・危機管理対策にも、日本の英知を結集して取り組まなければなりません。どのような災害からも都民の生命と財産を守ることのできる東京を創り上げていくことが、急務であります。さらに、日本全体へと目を転じれば、地方創生の取組が喫緊の課題であります。しかし、地方自治体が、自らの権限と財源に基づいて行財政運営を行うという、真の地方自治の実現には程遠い状況であります。今こそ、東京と地方とが共に手を携え、日本全体の発展を目指す取組が必要であります。
東京都議会は、執行機関とは異なる視点から都民の多様な声に向き合い、知事をはじめとする執行機関と真摯な議論を重ね、二元代表制の役割をしっかりと果たし、真に必要な施策を実現してまいります。
私は、議長として、都民生活の向上を図るため、都議会が持てる力を十分発揮できるよう、全力を尽くしてまいる決意であります。
都民の皆様におかれましては、より一層のご支援、ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
このたび、第41代東京都議会副議長に就任いたしました小磯 善彦でございます。
伝統ある都議会の副議長を仰せつかり、身に余る光栄を感じるとともに、その重責を痛感し、身の引き締まる思いでいっぱいでございます。川井議長を支え、公正、円滑な議会運営に努めてまいります。
都政におきましては、オリンピック・パラリンピックを契機に、東京をより一層成熟した都市へと発展させるとともに、東京と地方が共に栄える真の地方創生を実現していかねばなりません。東京が持つ高いポテンシャルを存分に発揮できるよう、関係するあらゆる人々が一致団結し、一枚岩となれるように全力を尽くしてまいります。
都民の皆様には、ご支援、ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
Copyright © 1999
Tokyo Metropolitan Assembly All Rights Reserved.