| 委員長 | 浜中のりかた君 |
| 副委員長 | かまた悦子君 |
| 副委員長 | 龍円あいり君 |
| 理事 | 山口 花君 |
| 理事 | 伊藤しょうこう君 |
| 理事 | 米倉 春奈君 |
| せりざわ裕次郎君 | |
| ひがしゆき君 | |
| 東 友美君 | |
| 高野たかひろ君 | |
| 原 のり子君 | |
| 岩永やす代君 | |
| うすい浩一君 | |
| 荒木ちはる君 |
欠席委員 なし
出席説明員| 福祉局 | 局長 | 高崎 秀之君 |
| 次長理事兼務 | 浅野 直樹君 | |
| 総務部長 | 森田 能城君 | |
| 保健医療局 | 局長 | 山田 忠輝君 |
| 次長理事兼務 | 谷田 治君 | |
| 総務部長 | 加藤 みほ君 |
本日の会議に付した事件
意見書について
付託議案の審査(決定)
・第二百五十四号議案 令和七年度東京都一般会計補正予算(第三号)中、債務負担行為 厚生委員会所管分
・第二百六十六号議案 東京都一時保護所の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例
・第二百六十七号議案 東京都児童福祉施設の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例
・第二百八十八号議案 東京都船形学園の指定管理者の指定について
・第二百八十九号議案 東京都八街学園の指定管理者の指定について
・第二百九十号議案 東京都勝山学園の指定管理者の指定について
・第二百九十一号議案 東京都片瀬学園の指定管理者の指定について
・第二百九十二号議案 東京都七生福祉園の指定管理者の指定について
・第二百九十三号議案 東京都八王子福祉園の指定管理者の指定について
・第二百九十四号議案 東京都千葉福祉園の指定管理者の指定について
・第二百九十五号議案 東京都立東大和療育センターの指定管理者の指定について
・第二百九十六号議案 東京都立心身障害者口腔保健センターの指定管理者の指定について
・第三百二十四号議案 令和七年度東京都一般会計補正予算(第四号)中、歳出、繰越明許費 厚生委員会所管分
・議員提出議案第十二号 東京都児童育成手当に関する条例の一部を改正する条例
請願陳情の継続審査について
特定事件の継続調査について
○浜中委員長 ただいまから厚生委員会を開会いたします。
初めに、意見書について申し上げます。
過日の委員会で理事会にご一任をいただきました意見書二件につきましては、調整がつかなかった旨、議長に報告すべきであるとの結論になりましたので、ご了承を願います。
○浜中委員長 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、付託議案の審査並びに請願陳情及び特定事件の閉会中の継続審査及び調査の申出の決定を行います。
これより付託議案の審査を行います。
第二百五十四号議案、令和七年度東京都一般会計補正予算(第三号)中、債務負担行為、厚生委員会所管分、第二百六十六号議案、第二百六十七号議案、第二百八十八号議案から第二百九十六号議案まで及び第三百二十四号議案、令和七年度東京都一般会計補正予算(第四号)中、歳出、繰越明許費、厚生委員会所管分並びに議員提出議案第十二号を一括して議題といたします。
本案については、いずれも既に質疑を終了しております。
この際、本案に対して発言の申出がありますので、これを許します。
○原委員 日本共産党都議団として、今回の議案についての意見を述べます。
最初に、第三百二十四号議案、一般会計補正予算(第四号)についてです。
まず、この補正予算の全体について申し上げます。
長期化する物価高騰の影響は全ての都民生活に及んでおり、現状は深刻です。日本共産党都議団は、都民生活を守るために、補正予算を出すよう繰り返し求めてきました。
ようやく出された物価高騰対策の補正予算案は、都民生活の深刻な現状と都の財政力に照らして、規模も中身も貧弱であるといわざるを得ません。
しかも、都が行う物価高騰対策の六割以上の四百五十億円は、東京アプリ生活応援事業です。生活応援といいながら都民全員が対象ではなく、マイナンバーカードがない方、スマホがない方、十五歳未満の子供は対象になりません。
高齢者や低所得世帯ほどハードルが高く、対象から漏れる人たちへの生活支援は、今回の補正予算にはほとんど含まれていないことが明らかになりました。
東京アプリのポイント付与は、物価高騰対策として適切ではないことがはっきりしました。
また、質疑を通じて、国の重点支援地方交付金は、この夏好評だった水道料金の負担軽減に活用できることが明らかになりましたが、東京都はこのメニューを採用していません。
東京アプリのポイント付与はやめ、国の交付金と昨年度決算の繰越金一千八百億円を活用して、抜本的に対策を強めるべきです。
例えば、水道料金の半年間の基本料金の無料化、もしくはそれに相当する一万円を全世帯に給付金として出すこと、物価高騰を上回る賃上げを後押しするために中小企業賃上げ応援助成金を実施することなど、スピード感があり、さらに物価高騰対策として有効である施策に振り向け、生活できる東京にしていくことを提案するものです。
こうした補正予算にすべきであると意見を述べた上で、本委員会に付託された事業について意見を述べます。
福祉施設や医療機関、薬局等に対する物価高騰緊急対策事業が実施されることは必要なことであり、賛成です。
今回、訪問看護ステーションのうち、小児専門などで、介護保険による訪問を行わず、医療保険による訪問のみを行っているところも対象になったことは、当然のこととはいえ大切です。
また、食料品が値上がりしていることに鑑み、単価が引き上げられること、さらに、繰り返し求めてきた障害、高齢の通所施設の食材費にも適用されるようになったことも必要な措置です。
ただ、国からは昨年の十二月に通所系の事業所についても支援をという事務連絡が出されていたことを考えると、遡って支援すべきと考えます。
また、物価高騰緊急対策事業の期間が六か月間となっていますが、物価高騰の深刻な影響を考えると、その後も継続すべきであり、補正予算による支援が終了する七月以降の九か月分は、少なくとも当初予算に入れるべきであることを指摘します。
福祉局での都民への支援としては、赤ちゃんファーストプラスのみとなっています。しかも十五か月間という期限を切ってのものになっています。期限付の事業では、妊娠、出産を焦らせるものとなりかねません。再来年度以降も継続することを明確にすべきです。
さらに、ひとり親家庭や障害児者など、物価高騰の中で最も困っている方々への支援がないことは極めて残念です。三十年近く何も変化がない児童育成手当や障害者福祉手当などの増額や対象拡大などを、来年度予算の中に盛り込むことを強く求めておきます。
次に、指定管理者の指定の議案について意見を述べます。
福祉局には八件、保健医療局には一件の議案が提出されました。全て賛成しますが、幾つか意見を述べておきます。
社会福祉事業団に指定する七件は、五年の指定期間となっています。
障害者施設などは、長期的に安定した運営が求められる施設として、本来、指定期間を原則十年とするべきです。
しかし、都外の児童養護施設の四施設、八街、船形、勝山、片瀬は、今後の在り方を検討する施設として、そして、中軽度の知的障害者、障害児の入所施設である七生福祉園、千葉福祉園は、施設の在り方、適切な施設規模、老朽化した建物整備等について検討する施設として、五年間の指定期間です。
いずれも公的な役割の発揮と専門性が求められる施設であり、社会福祉事業団が指定されていることから賛成しますが、今後についても都が責任を持って運営していくことを求めます。
また、保健医療局に提出された議案、心身障害者口腔保健センターについては、都心の一か所のみのため、多摩地域からは通院が大変であること、センターの全身麻酔治療は日帰りでの対応のため、居住地が遠い場合や障害の特性等によっては不安であるとの声が寄せられています。
センターは昨年度、障害者歯科学会認定医臨床経験施設などに登録している全国の施設に対し、障害者歯科診療における日帰り全身麻酔法実施状況に関するアンケートを実施しています。
この中でも、六〇%以上の施設が、治療開始までにかなり時間がかかるという患者の声があると回答し、その原因として、全身麻酔下歯科治療の対象となる障害児者の患者が多いことや、麻酔医や治療担当歯科医師、歯科衛生士、看護師等の不足なども指摘をされ、全身麻酔治療を必要とする患者が十分受けられていない可能性があると考察されています。
都として、センターを含め、都全体で障害者の方々が必要な治療を受けられる環境を整備することを求めます。
最後に、共産党都議団として提出しました児童育成手当に関する条例の一部を改正する条例についてです。
補正予算についての意見でも述べましたが、今、物価高騰が深刻な中、最も困難を抱えている方々に行き届く支援が必要であり、今こそ三十年近く改正されていない児童育成手当を拡充することが必要です。
今回の提案内容について、すぐに幾つかの障害者団体等から、手当の増額や対象拡大案のご提出、大変心強く存じます、精神障害者も含み、障害者への手当を所得制限なしで支給する案を出していただけることは大変ありがたいことですといった歓迎の声が寄せられています。
ぜひご賛同いただけますよう呼びかけまして、意見といたします。
○浜中委員長 発言は終わりました。
これより採決を行います。
初めに、議員提出議案第十二号を採決いたします。
本案は、起立により採決いたします。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方はご起立を願います。
〔賛成者起立〕
○浜中委員長 起立少数と認めます。よって、議員提出議案第十二号は否決されました。
次に、第二百五十四号議案、令和七年度東京都一般会計補正予算(第三号)中、債務負担行為、厚生委員会所管分、第二百六十六号議案、第二百六十七号議案、第二百八十八号議案から第二百九十六号議案まで及び第三百二十四号議案、令和七年度東京都一般会計補正予算(第四号)中、歳出、繰越明許費、厚生委員会所管分を一括して採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、いずれも原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○浜中委員長 異議なしと認めます。よって、第二百五十四号議案、令和七年度東京都一般会計補正予算(第三号)中、債務負担行為、厚生委員会所管分、第二百六十六号議案、第二百六十七号議案、第二百八十八号議案から第二百九十六号議案まで及び第三百二十四号議案、令和七年度東京都一般会計補正予算(第四号)中、歳出、繰越明許費、厚生委員会所管分は、いずれも原案のとおり決定いたしました。
以上で付託議案の審査を終わります。
○浜中委員長 次に、請願陳情及び特定事件についてお諮りいたします。
本日まで決定を見ていない請願陳情並びにお手元配布の特定事件調査事項につきましては、それぞれ閉会中の継続審査及び調査の申出をいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○浜中委員長 異議なしと認め、そのように決定いたしました。
○浜中委員長 この際、所管局を代表いたしまして、高崎福祉局長から発言を求められておりますので、これを許します。
○高崎福祉局長 当委員会所管両局を代表いたしまして、御礼のご挨拶を申し上げます。
本定例会でご提案申し上げました議案につきましては、ただいまご決定をいただき、誠にありがとうございました。
ご審議の過程で頂戴いたしました貴重なご意見、ご指摘などにつきましては、今後の事業執行に反映させてまいりたいと存じます。福祉局、保健医療局の両局は、引き続き緊密に連携を図りまして、さらなる施策の充実に努めてまいる所存でございます。
今後とも、より一層のご指導、ご鞭撻のほどをお願い申し上げまして、御礼の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
○浜中委員長 発言は終わりました。
これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
午後一時十三分散会
Copyright © 1999
Tokyo Metropolitan Assembly All Rights Reserved.