厚生委員会速記録第八号

令和四年六月十三日(月曜日)
第七委員会室
午後一時開議
出席委員 十四名
委員長おじま紘平君
副委員長伊藤こういち君
副委員長小松 大祐君
理事関口健太郎君
理事やまだ加奈子君
理事桐山ひとみ君
かまた悦子君
上田 令子君
うすい浩一君
浜中のりかた君
藤田りょうこ君
菅原 直志君
小宮あんり君
白石たみお君

欠席委員 なし

出席説明員
福祉保健局局長中村 倫治君
総務部長高野 克己君
病院経営本部本部長西山 智之君
理事経営企画部長事務取扱谷田  治君

本日の会議に付した事件
意見書について
付託議案の審査(決定)
・第百十四号議案 令和四年度東京都一般会計補正予算(第二号)中、歳出 厚生委員会所管分
・第百四十八号議案 東京都女性福祉資金貸付条例の一部を改正する条例
・第百四十九号議案 墓地等の構造設備及び管理の基準等に関する条例の一部を改正する条例
・第百六十四号議案 備蓄用抗インフルエンザウイルス薬の売払いについて
請願陳情の継続審査について
特定事件の継続調査について

○おじま委員長 ただいまから厚生委員会を開会いたします。
 初めに、意見書について申し上げます。
 過日の委員会で理事会にご一任をいただきました意見書一件につきましては、調整がつかなかった旨、議長に報告すべきであるとの結論になりましたので、ご了承願います。

○おじま委員長 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、付託議案の審査並びに請願陳情及び特定事件の閉会中の継続審査及び調査の申出の決定を行います。
 これより付託議案の審査を行います。
 第百十四号議案、令和四年度東京都一般会計補正予算(第二号)中、歳出、厚生委員会所管分、第百四十八号議案、第百四十九号議案及び第百六十四号議案を一括して議題といたします。
 本案につきましては、いずれも既に質疑を終了しております。
 この際、本案に対し発言の申出がありますので、これを許します。

○上田委員 補正予算部分の議案になりますけれども、三千五百五十五億という大変大きな金額となっております。
 内訳としては、原油、原材料価格、いろいろ物価高騰の中で、都民生活を守る取組、省エネ、再エネ、あとは全般にわたりまして、新規並びにこれまでの継続の新型コロナウイルス感染症対策ということでございまして、ほぼほぼは非常に重要な項目となっておりますが、やはりこの中、精査いたしますと、質疑をさせていただきましたけれども、高齢化している民生委員の人に、例えば十一億というと、年間の補助費と全く同額なんですね。こうした可及的速やかに必要と思えない施策が十年もすれば、百億、千億とかになっていってしまうわけでございます。中には、コロナ禍に名を借りた費用対効果が薄いばらまき事業があるのではないかという点と、やはりひきこもりの対象人数が分からないままに、そうした対策が講じられるというところ。
 私、予算に当たりましては、しっかりと議員の権能でございます資料要求もさせていただかないと質疑ができない中、ぎりぎりまで資料が出てこないものもありまして、どのようなご回答になるのか、直前まで不明な−−いろいろなことを鑑みますと、この予算編成につきまして、私が自信を持って、都民の皆様に必要不可欠で、全て検証しても費用対効果が百点満点だといい切れる自信がないということから、反対をさせていただきます。
 しかしながら、もちろん必要なものに対しては高く評価しておりますけれども、一事が万事ということでございますので、あえて苦言を呈すという形で反対をさせていただきます。
 以上です。

○おじま委員長 発言は終わりました。
 これより採決を行います。
 初めに、第百十四号議案、令和四年度東京都一般会計補正予算(第二号)中、歳出、厚生委員会所管分を採決いたします。
 本案は、起立により採決いたします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方はご起立願います。
   〔賛成者起立〕

○おじま委員長 起立多数と認めます。よって、第百十四号議案、令和四年度東京都一般会計補正予算(第二号)中、歳出、厚生委員会所管分は原案のとおり決定いたしました。
 次に、第百四十八号議案、第百四十九号議案及び第百六十四号議案を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は、いずれも原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○おじま委員長 異議なしと認めます。よって、第百四十八号議案、第百四十九号議案及び第百六十四号議案は、いずれも原案のとおり決定いたしました。
 以上で付託議案の審査を終わります。

○おじま委員長 次に、請願陳情及び特定事件についてお諮りいたします。
 本日まで決定を見ていない請願陳情並びにお手元配布の特定事件調査事項につきましては、それぞれ閉会中の継続審査及び調査の申出をいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○おじま委員長 異議なしと認め、そのように決定いたしました。

○おじま委員長 この際、所管二局を代表いたしまして、西山病院経営本部長から発言を求められておりますので、これを許します。

○西山病院経営本部長 お許しをいただきまして、当委員会所管両局を代表して、御礼のご挨拶を申し上げます。
 本定例会でご提案申し上げました議案につきましては、ただいまご決定をいただき、誠にありがとうございました。
 また、おじま委員長をはじめ委員の皆様方には、私どもが所管しております事務事業につきまして様々な視点からご審議をいただき、厚く御礼申し上げます。
 この間頂戴をいたしました貴重なご意見、ご指摘等につきましては、十分に尊重させていただき、今後の事業運営に生かしてまいります。
 今後とも、より一層のご指導、ご鞭撻をお願い申し上げまして、御礼のご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。

○おじま委員長 発言は終わりました。
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時六分散会

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