厚生委員会速記録第二十二号

令和二年十二月十四日(月曜日)
第七委員会室
午後一時開議
出席委員 十四名
委員長うすい浩一君
副委員長桐山ひとみ君
副委員長白石たみお君
理事細田いさむ君
理事柴崎 幹男君
理事もり  愛君
森澤 恭子君
やまだ加奈子君
藤田りょうこ君
栗林のり子君
小宮あんり君
鳥居こうすけ君
岡本こうき君
伊藤 ゆう君

欠席委員 なし

出席説明員
福祉保健局局長吉村 憲彦君
次長総務部長事務取扱雲田 孝司君
病院経営本部本部長堤  雅史君
経営企画部長谷田  治君

本日の会議に付した事件
意見書について
付託議案の審査(決定)
・第百八十七号議案 令和二年度東京都一般会計補正予算(第十三号)中、歳出 厚生委員会所管分
・第二百十号議案 東日本大震災における原子力発電所の事故に係る損害賠償請求に関する和解のあっせんの申立て(その四)について
・第二百十九号議案 東京都リハビリテーション病院の指定管理者の指定について
・第二百二十号議案 東京都立心身障害者口腔(くう)保健センターの指定管理者の指定について
・第二百二十一号議案 東京都船形学園の指定管理者の指定について
・第二百二十二号議案 東京都八街学園の指定管理者の指定について
・第二百二十三号議案 東京都勝山学園の指定管理者の指定について
・第二百二十四号議案 東京都片瀬学園の指定管理者の指定について
・第二百二十五号議案 東京都七生福祉園の指定管理者の指定について
・第二百二十六号議案 東京都八王子福祉園の指定管理者の指定について
・第二百二十七号議案 東京都千葉福祉園の指定管理者の指定について
・第二百二十八号議案 東京都清瀬喜望園の指定管理者の指定について
・議員提出議案第二十二号 東京都島しょ地域外の医療機関への通院に係る交通費等の補助に関する条例
・議員提出議案第二十三号 東京都シルバーパス条例の一部を改正する条例
・議員提出議案第二十四号 東京都児童育成手当に関する条例の一部を改正する条例
請願陳情の継続審査について
特定事件の継続調査について

○うすい委員長 ただいまから厚生委員会を開会いたします。
 初めに、意見書について申し上げます。
 過日の委員会で理事会にご一任をいただきました意見書一件につきましては、調整がつかなかった旨、議長に報告すべきであるとの結論になりましたので、ご了承願います。

○うすい委員長 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、付託議案の審査並びに請願陳情及び特定事件の閉会中の継続審査及び調査の申し出の決定を行います。
 これより付託議案の審査を行います。
 第百八十七号議案、令和二年度東京都一般会計補正予算(第十三号)中、歳出、厚生委員会所管分、第二百十号議案、第二百十九号議案から第二百二十八号議案まで及び議員提出議案第二十二号から第二十四号までを一括して議題といたします。
 本案につきましては、いずれも既に質疑を終了しております。
 この際、本案に対し発言の申し出がありますので、これを許します。

○藤田委員 第二百二十八号議案、東京都清瀬喜望園の指定管理者の指定について意見を述べさせていただきます。
 今回、指定期間が一年間となったのは、三年後の民間移譲を前提に、一年間はアフターケア協会が運営し、その後の二年間を民間移譲予定の事業者に運営してもらうためだとしています。しかも現時点では、一年後に指定管理を受ける予定となっている民間移譲予定の事業者も決定しておらず、必ず決まるという保証もありません。
 障害者入所施設は、利用者との関係から安定した運営が求められています。清瀬喜望園は重度の内部障害者の施設であり、職員との信頼関係によって病状も安定できています。特に呼吸器に障害のある方は、精神的な不安が呼吸困難感としてあらわれやすいというのが特徴であり、安定的な運営こそが、ケアの質を維持することに欠かせない要素となっています。
 にもかかわらず、今回の指定管理者の指定は、事業者が変更されることを前提としている上に、変更後の事業者も決まっておらず、施設と利用者を不安定な状態にするものです。そもそも民間移譲自体、行うべきではありません。
 以上の理由から、第二百二十八号議案には反対です。
 以上で発言を終わります。

○うすい委員長 発言は終わりました。
 これより採決を行います。
 初めに、議員提出議案第二十二号から第二十四号までを一括して採決いたします。
 本案は、起立により採決いたします。
 本案は、いずれも原案のとおり決定することに賛成の方はご起立願います。
   〔賛成者起立〕

○うすい委員長 起立少数と認めます。よって、議員提出議案第二十二号から第二十四号までは、いずれも否決されました。
 次に、第二百二十八号議案を採決いたします。
 本案は、起立により採決いたします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方はご起立願います。
   〔賛成者起立〕

○うすい委員長 起立多数と認めます。よって、第二百二十八号議案は原案のとおり決定いたしました。
 次に、第百八十七号議案、令和二年度東京都一般会計補正予算(第十三号)中、歳出、厚生委員会所管分、第二百十号議案及び第二百十九号議案から第二百二十七号議案までを一括して採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は、いずれも原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○うすい委員長 異議なしと認めます。よって、第百八十七号議案、令和二年度東京都一般会計補正予算(第十三号)中、歳出、厚生委員会所管分、第二百十号議案及び第二百十九号議案から第二百二十七号議案までは、いずれも原案のとおり決定いたしました。
 以上で付託議案の審査を終わります。

○うすい委員長 次に、請願陳情及び特定事件についてお諮りいたします。
 本日まで決定を見ていない請願陳情並びにお手元配布の特定事件調査事項につきましては、それぞれ閉会中の継続審査及び調査の申し出をいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○うすい委員長 異議なしと認め、そのように決定いたしました。

○うすい委員長 この際、所管二局を代表いたしまして、堤病院経営本部長から発言を求められておりますので、これを許します。

○堤病院経営本部長 お許しをいただきまして、当委員会所管の両局を代表して、一言御礼のご挨拶を申し上げます。
 本定例会でご提案を申し上げておりました議案につきましては、ただいまご決定をいただき、まことにありがとうございました。
 ご審議の過程で頂戴いたしました貴重なご意見、ご指摘等につきましては、十分に尊重させていただき、今後の事業執行に反映させてまいります。
 また、福祉保健局、病院経営本部の連携をより一層深めまして、さらなる施策の充実に努めてまいる所存でございます。
 今後とも、ご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、御礼のご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。

○うすい委員長 発言は終わりました。
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時六分散会

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