厚生委員会速記録第九号

令和二年七月十四日(火曜日)
第七委員会室
午後一時開議
出席委員 十四名
委員長斉藤やすひろ君
副委員長菅原 直志君
副委員長白石たみお君
理事小林 健二君
理事小松 大祐君
理事木下ふみこ君
後藤 なみ君
斉藤れいな君
藤田りょうこ君
伊藤こういち君
たきぐち学君
岡本こうき君
小宮あんり君
やまだ加奈子君

欠席委員 なし

出席説明員
福祉保健局局長吉村 憲彦君
健康危機管理担当局長岩瀬 和春君
次長松川 桂子君
技監矢内真理子君
理事後藤 啓志君
総務部長雲田 孝司君
保健政策部長成田 友代君
高齢社会対策部長村田 由佳君
少子社会対策部長高野 克己君
障害者施策推進部長藤井麻里子君
感染症対策部長武田 康弘君
企画担当部長オリンピック・パラリンピック調整担当部長兼務齋藤 善照君
企画調整担当部長奈良部瑞枝君
事業推進担当部長新型コロナウイルス感染症対策調整担当部長兼務遠藤 善也君
事業調整担当部長山口 真吾君
高齢者施策推進担当部長山本 謙治君
子供・子育て施策推進担当部長西尾 寿一君
食品医薬品安全担当部長中村 重信君
感染症危機管理担当部長吉田 道彦君
新型コロナウイルス感染症対策担当部長医療連携推進担当部長兼務杉下 由行君
新型コロナウイルス感染症対策調整担当部長花本 由紀君
病院経営本部本部長堤  雅史君
経営企画部長谷田  治君
サービス推進部長西川 泰永君
経営戦略担当部長オリンピック・パラリンピック調整担当部長兼務藤本  誠君
計画調整担当部長船尾  誠君

本日の会議に付した事件
議席について
福祉保健局関係
第二回臨時会提出予定案件について(説明)
・令和二年度東京都一般会計補正予算(第七号)中、歳出 福祉保健局所管分
病院経営本部関係
第二回臨時会提出予定案件について(説明)
・令和二年度東京都病院会計補正予算(第四号)

○斉藤(や)委員長 ただいまから厚生委員会を開会いたします。
 初めに、委員の選任について申し上げます。
 議長から、去る七月十日付をもって、新たに本委員会委員に、やまだ加奈子議員を選任した旨の通知がありましたので、ご報告いたします。
 この際、新任の委員をご紹介いたします。
 やまだ加奈子委員です。

○やまだ委員 やまだ加奈子です。どうぞよろしくお願いいたします。

○斉藤(や)委員長 紹介は終わりました。

○斉藤(や)委員長 次に、議席についてお諮りいたします。
 本日及び令和二年第二回東京都議会臨時会における議席は、ただいまご着席のとおりといたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○斉藤(や)委員長 異議なしと認め、そのように決定いたしました。

○斉藤(や)委員長 次に、本委員会の会期中の委員会日程について申し上げます。
 お手元配布の日程のとおり、理事会において申し合わせましたので、ご了承願います。
 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、福祉保健局及び病院経営本部関係の第二回臨時会に提出を予定されております案件の説明聴取を行います。
 なお、本日は、提出予定案件について説明を聴取し、資料要求をすることにとどめ、質疑は会期中の委員会で行いますので、ご了承願います。
 これより福祉保健局関係に入ります。
 初めに、先般の人事異動に伴い、福祉保健局長に交代がありましたので、ご挨拶があります。
 福祉保健局長に就任されました吉村憲彦君をご紹介いたします。

○吉村福祉保健局長 七月十三日付で福祉保健局長に着任いたしました吉村憲彦でございます。よろしくお願い申し上げます。
 私ども福祉保健局では、急激に変化する社会環境に迅速かつ的確に対応し、都民が安心して暮らし続けられるよう、大都市東京にふさわしい福祉、保健、医療施策を積極的に展開し、さらなる充実を目指していく所存でございます。
 また、新型コロナウイルス対策につきましては、組織対応力を強化し、新たに就任した健康危機管理担当局長とともに、検査、医療体制の拡充、保健所とのさらなる連携など、局一丸となって取り組んでまいります。
 斉藤委員長初め委員の皆様方のご指導、ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

○斉藤(や)委員長 挨拶は終わりました。
 次に、幹部職員に交代等がありましたので、吉村局長より紹介があります。

○吉村福祉保健局長 それでは、説明に先立ちまして、このたびの組織改正、人事異動によりまして当局幹部職員の交代等がございましたので、新任幹部職員を紹介させていただきたいと存じます。
 福祉保健局健康危機管理担当局長の岩瀬和春でございます。少子社会対策部長の高野克己でございます。感染症対策部長の武田康弘でございます。新型コロナウイルス感染症対策調整担当部長兼務となりました事業推進担当部長新型コロナウイルス感染症対策調整担当部長兼務の遠藤善也でございます。高齢者施策推進担当部長の山本謙治でございます。食品医薬品安全担当部長の中村重信でございます。新型コロナウイルス感染症対策調整担当部長の花本由紀でございます。
 以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
   〔理事者挨拶〕

○斉藤(や)委員長 紹介は終わりました。

○斉藤(や)委員長 次に、第二回臨時会に提出を予定されております案件について、理事者の説明を求めます。

○吉村福祉保健局長 令和二年第二回東京都議会臨時会に提出を予定しております福祉保健局関係の議案につきましてご説明いたします。
 今回ご審議をお願いいたします議案は、令和二年六月に成立した国の第二次補正予算の対応や都独自の取り組みを迅速に実施するために必要な経費を補正する令和二年度七月補正予算案でございます。
 詳細につきましては、総務部長よりご説明申し上げます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○雲田総務部長 それでは、令和二年度七月補正予算案につきましてご説明申し上げます。
 お手元の資料、令和二年度七月補正予算概要をごらんいただきたいと存じます。
 二枚おめくりいただきまして、一ページをお開き願います。Ⅰ、総括表でございます。
 今回の補正は、一般会計歳入歳出予算の補正でございます。
 左側の(1)、歳入予算の補正予算額欄をごらんください。国庫支出金で二千三百六十九億三千二十五万一千円の増額、繰入金で十億九千百三十八万円の減額により、補正後の歳入合計は六千億千九十一万四千円となります。
 右側の(2)、歳出予算の補正予算額欄をごらんください。福祉保健費で二千三百三十二億二千四百八十三万四千円増額補正でございます。これにより、補正後の歳出合計は一兆六千五百六十七億千七百二十万三千円となります。
 二ページをお開き願います。Ⅱ、事項別内訳の1、新型コロナウイルス感染症緊急対策でございます。
 経済活動と都民生活を支えるセーフティーネットの強化充実に要する経費として、東京都自殺相談ダイヤルや地域自殺対策強化事業などについて、保健政策費で四千八百二十五万六千円を計上してございます。
 三ページをごらんください。新型コロナウイルスの感染拡大を阻止する対策に要する経費として、保護施設等の衛生管理体制確保支援事業や救護施設従事者への慰労金支給事業について、生活福祉費で五千二十五万円を計上してございます。
 四ページをお開き願います。新型コロナウイルスの感染拡大を阻止する対策に要する経費として、介護サービス施設・事業所等における感染症対策支援事業や介護サービス再開に向けた支援事業などについて、高齢社会対策費で五百三十億三千八十八万四千円を計上してございます。
 五ページをごらんください。新型コロナウイルスの感染拡大を阻止する対策及び経済活動と都民生活を支えるセーフティーネットの強化充実に要する経費として、ひとり親世帯臨時特別給付金支給事業や感染防止に配慮した児童虐待・DV等相談支援体制強化事業などについて、少子社会対策費で百五億六千四十六万五千円を計上してございます。
 六ページをお開き願います。経済活動と都民生活を支えるセーフティーネットの強化充実に要する経費として、就労系障害福祉サービス等の機能強化事業について、障害者施策推進費で四億三千九百七十万円を計上してございます。
 七ページをごらんください。新型コロナウイルスの感染拡大を阻止する対策に要する経費として、障害福祉サービス施設・事業所等における感染対策支援事業や障害福祉サービス再開に向けた支援事業などについて、こちらも障害者施策推進費で二百六十二億二千九十四万二千円を計上してございます。
 八ページをお開き願います。新型コロナウイルスの感染拡大を阻止する対策に要する経費として、新型コロナウイルス感染症重点医療機関等体制整備事業や医療機関・薬局等における感染拡大防止等支援事業などについて、健康安全費で千三百七十二億四千二百三十三万七千円を計上してございます。
 九ページをごらんください。新型コロナウイルスの感染拡大を阻止する対策に要する経費として、新型コロナウイルス感染症重点医療機関等設備整備事業について、施設整備費で五十六億三千二百万円を計上してございます。
 続きまして、一〇ページから一二ページにかけましては、歳入予算の更正を行う経費につきまして、歳出科目ごとに記載してございます。
 以上、簡単ではございますが、提出議案の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○斉藤(や)委員長 説明は終わりました。
 この際、資料要求のある方は発言を願います。

○白石委員 資料要求させていただきます。
 民間検査会社等へのPCR検査に関連する検査機器の導入支援の実績。
 民間検査会社等の検査機器購入の希望機種と台数。
 民間検査会社等が新たに検査機器を導入した場合の検査件数の増加数。
 保健所と相談センターでの相談対応に関するマニュアル。
 知事のいう夜のまちの定義及び知事のいう夜のまちで感染が拡大しているという根拠となる資料。
 医療機関での院内感染数と死亡者数。
 介護施設内での施設内感染者数と死亡者数。
 都内のクラスター件数とクラスターによる感染者数及びそのうち医療機関と介護施設での件数と感染者数。
 自治体ごとのPCR検査件数と陽性者数、緊急事態宣言解除後から。
 新型コロナウイルス感染症患者受入医療機関臨時支援金の支給の予算額二百億円の根拠。
 医療従事者等への慰労金の支給対象者の施設ごとの内訳。
 区市町村との共同による感染拡大防止対策推進事業の支援内容ごとの内訳。
 以上です。

○斉藤(や)委員長 ほか、よろしいですか。
ただいま白石副委員長から資料要求がありましたが、これを委員会の資料要求とすることにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○斉藤(や)委員長 異議なしと認めます。理事者におかれましては、要求された委員との調整の上、ご提出をお願いいたします。
 以上で福祉保健局関係を終わります。

○斉藤(や)委員長 これより病院経営本部関係に入ります。
 第二回臨時会に提出を予定されております案件について、理事者の説明を求めます。

○堤病院経営本部長 令和二年第二回臨時会に提出を予定しております病院経営本部関係の議案についてご説明を申し上げます。
 ご審議いただきます議案は、令和二年度補正予算案一件でございます。
 補正予算は病院会計に係るものでございまして、その内容は、新型コロナウイルス感染症患者への医療提供等を行う職員等に対する慰労金の支給につきまして、必要な補正を行うものでございます。
 今後とも、医療提供体制を確保することにより、都民の皆様の生命と健康を守る役割を果たすために、病院経営本部職員一丸となって取り組んでまいります。
 なお、議案の詳細につきましては、この後、経営企画部長からご説明申し上げます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○谷田経営企画部長 令和二年第二回臨時会に提出を予定しております議案の概要についてご説明申し上げます。
 お手元にお配りしております資料、令和二年度補正予算の概要をごらんください。
 なお、これから申し上げます予算額等につきましては、百万円未満は四捨五入して説明をさせていただきます。
 恐れ入りますが、二枚おめくりをいただきまして、一ページをお開き願います。令和二年度病院経営本部所管予算総括表でございます。
 病院経営本部が所管する一般会計と病院会計のうち、補正予算の対象は病院会計のみでございます。
 続きまして、二枚おめくりいただき、三ページをお開きください。Ⅰ、総括表でございます。
 病院会計の1、収益的収支、2、資本的収支について記載しております。
 上の表、収益的収支でございますが、収入の補正予算額といたしまして、特別利益に三十一億四千百万円を計上しております。支出の補正予算額といたしまして、特別損失を三十一億四千百万円計上しております。
 四ページをお開き願います。Ⅱ、事項別内訳でございます。
 補正予算の事項は、一、新型コロナウイルス感染症対策でございまして、1、新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金といたしまして、三十一億四千百万円を計上しております。
 新型コロナウイルス感染症患者を受け入れる都立病院において、患者と接する医療従事者や職員等に対し、慰労金を給付してまいります。
 以上で令和二年度補正予算の概要の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○斉藤(や)委員長 説明は終わりました。
 この際、資料要求のある方は発言を願います。
  なければ、資料要求はなしと確認させていただきます。
 以上で病院経営本部関係を終わります。
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時十五分散会

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