厚生委員会速記録第八号

令和二年六月八日(月曜日)
第七委員会室
午後一時開議
出席委員 十三名
委員長斉藤やすひろ君
副委員長菅原 直志君
副委員長白石たみお君
理事小林 健二君
理事小松 大祐君
理事木下ふみこ君
後藤 なみ君
斉藤れいな君
藤田りょうこ君
伊藤こういち君
たきぐち学君
岡本こうき君
小宮あんり君

欠席委員 なし

出席説明員
福祉保健局局長内藤  淳君
総務部長雲田 孝司君
病院経営本部本部長堤  雅史君
経営企画部長谷田 治君

本日の会議に付した事件
付託議案の審査(決定)
・第百十三号議案 令和二年度東京都一般会計補正予算(第六号)中、歳出 厚生委員会所管分
・第百十四号議案 令和二年度東京都病院会計補正予算(第三号)
・第百二十三号議案 東京都女性福祉資金貸付条例の一部を改正する条例
・第百二十四号議案 東京都食品安全条例の一部を改正する条例
・第百二十五号議案 食品衛生法施行条例の一部を改正する条例
・第百二十六号議案 食品製造業等取締条例を廃止する条例
・第百二十七号議案 東京都動物の愛護及び管理に関する条例の一部を改正する条例
・第百二十八号議案 東京都立病院条例の一部を改正する条例
・第百四十号議案 備蓄用抗インフルエンザウイルス薬(オセルタミビルリン酸塩カプセル)の買入れについて
・第百四十一号議案 備蓄用抗インフルエンザウイルス薬(ザナミビル水和物吸入剤)の買入れについて
・第百四十二号議案 備蓄用抗インフルエンザウイルス薬(ラニナミビルオクタン酸エステル水和物吸入粉末剤)の買入れについて
・第百四十三号議案 備蓄用抗インフルエンザウイルス薬の売払いについて
・地方自治法第百七十九条第一項の規定に基づき専決処分した令和二年度東京都一般会計補正予算(第五号)の報告及び承認について中、厚生委員会所管分
・地方自治法第百七十九条第一項の規定に基づき専決処分した新型コロナウイルス感染拡大防止に係るマスクの買入れ(その一)についての報告及び承認について
・地方自治法第百七十九条第一項の規定に基づき専決処分した新型コロナウイルス感染拡大防止に係るマスクの買入れ(その二)についての報告及び承認について
・地方自治法第百七十九条第一項の規定に基づき専決処分した個人防護具(ガウン等セット)の買入れについての報告及び承認について
・地方自治法第百七十九条第一項の規定に基づき専決処分したゴーグルの買入れについての報告及び承認について
・地方自治法第百七十九条第一項の規定に基づき専決処分したフェイスシールドの買入れについての報告及び承認について
・地方自治法第百七十九条第一項の規定に基づき専決処分したインナー手袋(天然ゴム製)外三点の買入れについての報告及び承認について
請願陳情の継続審査について
特定事件の継続調査について

○斉藤(や)委員長 ただいまから厚生委員会を開会いたします。
 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、付託議案の審査並びに請願陳情及び特定事件の閉会中の継続審査及び調査の申し出の決定を行います。
 これより付託議案の審査を行います。
 第百十三号議案、令和二年度東京都一般会計補正予算(第六号)中、歳出、厚生委員会所管分、第百十四号議案、第百二十三号議案から第百二十八号議案まで、第百四十号議案から第百四十三号議案まで並びに地方自治法第百七十九条第一項の規定に基づき専決処分した令和二年度東京都一般会計補正予算(第五号)の報告及び承認について中、厚生委員会所管分、地方自治法第百七十九条第一項の規定に基づき専決処分した新型コロナウイルス感染拡大防止に係るマスクの買入れ(その一)についての報告及び承認について、地方自治法第百七十九条第一項の規定に基づき専決処分した新型コロナウイルス感染拡大防止に係るマスクの買入れ(その二)についての報告及び承認について、地方自治法第百七十九条第一項の規定に基づき専決処分した個人防護具(ガウン等セット)の買入れについての報告及び承認について、地方自治法第百七十九条第一項の規定に基づき専決処分したゴーグルの買入れについての報告及び承認について、地方自治法第百七十九条第一項の規定に基づき専決処分したフェイスシールドの買入れについての報告及び承認について及び地方自治法第百七十九条第一項の規定に基づき専決処分したインナー手袋(天然ゴム製)外三点の買入れについての報告及び承認についてを一括して議題といたします。
 本案及び本件につきましては、いずれも既に質疑を終了しております。
 この際、本案及び本件に対し発言の申し出がありますので、これを許します。

○藤田委員 都の補正予算について意見を述べます。
 五日の厚生委員会では、医療機関で新型コロナ感染症の患者に対応した医療従事者に対して補助することとした特殊勤務手当が一日三千円となった根拠について伺いましたが、明確に理解できる答弁がありませんでした。
 都の説明では、武漢からの政府チャーター機やクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」などで新型コロナウイルス感染症対策に従事した職員に対し行った特例措置を踏まえ単価設定しているとしましたが、国は、患者またはその疑いのある者の身体に直接接触する作業や、患者またはその疑いのある者に長時間にわたり接して行う作業などに従事した職員には、一日四千円の手当を設定しています。
 実際、福井県では、医療機関で患者対応を行った職員への四千円の特殊勤務手当の支給への補助を行っています。
 国の対応を参考にしたのであれば、都が補助する医療従事者への特殊勤務手当も四千円とすべきです。
 一方、そのほかの病院職員への手当ても必要です。
 クルーズ船の調査では、ウイルスの付着が多かったものは、トイレ、枕などの環境であるとわかりました。寝具の交換や清掃業務に当たる職員、また、受付で発熱外来までの案内などを行う事務職員もウイルスに暴露する可能性は高くなっているのに、何の手当ても行われていません。補正予算自体は賛成ですが、補助の対象を広げるべきです。
 その上で、少なくとも現在補助対象となっているような患者に直接かかわる職種や長時間接する職種に対しては、国に合わせて四千円の補助とするよう要望いたします。
 都立病院についても補正予算には賛成ですが、同様の対応を検討することを要望して、意見といたします。

○斉藤(や)委員長 発言は終わりました。
 これより採決を行います。
 初めに、第百二十四号議案、第百二十六号議案及び第百二十八号議案を一括して採決いたします。
 本案は、起立により採決いたします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方はご起立願います。
   〔賛成者起立〕

○斉藤(や)委員長 起立多数と認めます。よって、第百二十四号議案、第百二十六号議案及び第百二十八号議案は、いずれも原案のとおり決定いたしました。
 次に、第百十三号議案、令和二年度東京都一般会計補正予算(第六号)中、歳出、厚生委員会所管分、第百十四号議案、第百二十三号議案、第百二十五号議案、第百二十七号議案及び第百四十号議案から第百四十三号議案までを一括して採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は、いずれも原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○斉藤(や)委員長 異議なしと認めます。よって、第百十三号議案、令和二年度東京都一般会計補正予算(第六号)中、歳出、厚生委員会所管分、第百十四号議案、第百二十三号議案、第百二十五号議案、第百二十七号議案及び第百四十号議案から第百四十三号議案までは、いずれも原案のとおり決定いたしました。
 次に、地方自治法第百七十九条第一項の規定に基づき専決処分した令和二年度東京都一般会計補正予算(第五号)の報告及び承認について中、厚生委員会所管分、地方自治法第百七十九条第一項の規定に基づき専決処分した新型コロナウイルス感染拡大防止に係るマスクの買入れ(その一)についての報告及び承認について、地方自治法第百七十九条第一項の規定に基づき専決処分した新型コロナウイルス感染拡大防止に係るマスクの買入れ(その二)についての報告及び承認について、地方自治法第百七十九条第一項の規定に基づき専決処分した個人防護具(ガウン等セット)の買入れについての報告及び承認について、地方自治法第百七十九条第一項の規定に基づき専決処分したゴーグルの買入れについての報告及び承認について、地方自治法第百七十九条第一項の規定に基づき専決処分したフェイスシールドの買入れについての報告及び承認について及び地方自治法第百七十九条第一項の規定に基づき専決処分したインナー手袋(天然ゴム製)外三点の買入れについての報告及び承認についてを一括して採決いたします。
 お諮りいたします。
 本件は、いずれも報告のとおり承認することにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○斉藤(や)委員長 異議なしと認めます。よって、本件は、いずれも報告のとおり承認することに決定いたしました。
 以上で付託議案の審査を終わります。

○斉藤(や)委員長 次に、請願陳情及び特定事件についてお諮りいたします。
 本日まで決定を見ていない請願陳情並びにお手元配布の特定事件調査事項につきましては、それぞれ閉会中の継続審査及び調査の申し出をいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○斉藤(や)委員長 異議なしと認め、そのように決定いたしました。

○斉藤(や)委員長 この際、所管二局を代表いたしまして、内藤福祉保健局長から発言を求められておりますので、これを許します。

○内藤福祉保健局長 お許しをいただきまして、当委員会所管両局を代表いたしまして、一言御礼のご挨拶を申し上げます。
 本定例会でご提案申し上げました議案につきましては、ただいまご決定をいただき、まことにありがとうございました。
 ご審議の過程で頂戴いたしました貴重なご意見、ご指摘等につきましては、今後の事業執行に反映させてまいりたいと存じます。
 また、病院経営本部とも引き続き緊密な連携を図りまして、さらなる施策の充実に努めてまいる所存でございます。
 今後とも、より一層のご指導、ご鞭撻のほどをお願い申し上げまして、御礼のご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。

○斉藤(や)委員長 発言は終わりました。
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時九分散会

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