厚生委員会速記録第十二号

平成十八年十月三日(火曜日)
第七委員会室
   午後一時三分開議
 出席委員 十四名
委員長藤井  一君
副委員長野島 善司君
副委員長かち佳代子君
理事谷村 孝彦君
理事田代ひろし君
理事初鹿 明博君
山口  拓君
松葉多美子君
早坂 義弘君
山口 文江君
斉藤あつし君
野村 有信君
佐藤 裕彦君
吉田 信夫君

 欠席委員 なし

 出席説明員
福祉保健局局長山内 隆夫君
総務部長杉村 栄一君
病院経営本部本部長大塚 孝一君
経営企画部長及川 繁巳君

本日の会議に付した事件
 意見書について
付託議案の審査(決定)
・第百九十号議案 東京都福祉保健局関係手数料条例の一部を改正する条例
・第百九十三号議案 東京都立精神病院条例の一部を改正する条例
・第二百六号議案 抗インフルエンザウイルス薬(リン酸オセルタミビル)備蓄用の買入れについて
・議員提出議案第十六号 東京都子どもの医療費の助成に関する条例
・議員提出議案第十七号 東京都シルバーパス条例の一部を改正する条例
・議員提出議案第十八号 東京都心身障害者福祉手当に関する条例の一部を改正する条例
請願陳情の継続審査について
特定事件の継続調査について

○藤井委員長 ただいまから厚生委員会を開会いたします。
 初めに、意見書について申し上げます。
 過日の委員会で理事会にご一任いただきました意見書五件については、調整がつかなかった旨、議長にご報告すべきであるとの結論になりましたので、ご了承願います。

○藤井委員長 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、付託議案の審査並びに請願陳情及び特定事件の閉会中の継続審査及び調査の申し出に対する決定を行います。
 これより付託議案の審査を行います。
 第百九十号議案、第百九十三号議案、第二百六号議案及び議員提出議案第十六号から第十八号までを一括して議題といたします。
 本案につきましては、いずれも既に質疑を終了しております。
 これより採決を行います。
 初めに、議員提出議案第十六号から第十八号までを一括して採決いたします。
 本案は起立により採決いたします。
 本案は、いずれも原案のとおり決定することに賛成の方はご起立願います。
   〔賛成者起立〕

○藤井委員長 起立少数と認めます。よって、議員提出議案第十六号から第十八号までは、いずれも否決されました。
 次に、第百九十号議案を採決いたします。
 本案は起立により採決いたします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方はご起立願います。
   〔賛成者起立〕

○藤井委員長 起立多数と認めます。よって、第百九十号議案は原案のとおり決定いたしました。
 次に、第百九十三号議案及び第二百六号議案を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は、いずれも原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○藤井委員長 異議なしと認めます。よって、第百九十三号議案及び第二百六号議案は、いずれも原案のとおり決定いたしました。
 以上で付託議案の審査を終わります。

○藤井委員長 次に、請願陳情及び特定事件についてお諮りいたします。
 本日まで決定を見ていない請願陳情並びにお手元配布の特定事件調査事項につきましては、それぞれ閉会中の継続審査及び調査の申し出をいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○藤井委員長 異議なしと認め、そのように決定いたしました。

○藤井委員長 この際、所管二局を代表いたしまして、山内福祉保健局長から発言を求められておりますので、これを許します。

○山内福祉保健局長 当委員会の所管二局を代表いたしまして、一言御礼のごあいさつを申し上げます。
 本定例会で提案申し上げました議案につきましては、ただいまご決定をいただき、まことにありがとうございました。
 ご審議の過程でちょうだいいたしました貴重なご意見、ご指摘等につきましては、十分尊重させていただきまして、今後の事務執行に反映させていただきたいと存じます。
 また、病院経営本部ともより一層連携を深めまして、さらなる施策の充実に努めてまいる所存でございます。今後ともよろしくご指導、ご鞭撻のほどお願い申し上げます。
 まことに簡単ではございますが、御礼のあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。

○藤井委員長 この際、私からも一言ごあいさつさせていただきます。
 昨年の十月から本委員会がスタートして以来、この一年間、厚生委員会の委員長として務めさせていただき、大変にありがとうございました。
 振り返りますと、この一年間でいろいろな議論が行われてまいりました。福祉保健局関係では、介護予防の体制整備、認知症高齢者グループホームの整備、あるいは子育て支援体制の充実や鳥インフルエンザなどの新興感染症対策など多くの課題がありました。
 また、病院経営本部関係では、都立荏原病院の公社化を初め豊島病院の移管問題、がん・感染症医療センターの整備など、多岐にわたる問題が提起されましたが、委員の皆様の前向きかつ活発な議論を展開していただきました。
 この間、野島副委員長、かち副委員長を初め理事、委員の皆様には、委員会運営に対しまして多大なるご協力とご指導をいただきましたことに心から感謝申し上げます。
 また、福祉保健局、病院経営本部の理事者の皆様方のご協力をいただきまして、スムーズな運営を行うことができました。さらに、議会局の職員の皆様にも細かいご配慮をいただき、大変にお世話になりましたことを心から感謝申し上げます。
 当委員会において大変残念だったことは、昨年十二月十三日、病院経営本部の徳毛サービス推進部長が急死されたことであります。委員会で元気に答弁された直後に亡くなられたことに驚きの念を禁じ得ませんでした。これからのご活躍を期待されていただけに、まことに残念でなりません。改めてご冥福をお祈り申し上げます。
 私は、三年間、厚生委員会に所属させていただきましたが、当委員会は、福祉、保健、医療、都立病院という都民の生活に直結した極めて広範な領域であり、都政において大変重要な立場にあるということを実感しております。しかしながら、この三年間、福祉保健局長が三人かわられました。どなたも優秀な方でありますけれども、山内局長にはしっかりと腰を据えて福祉行政に取り組んでいただきますよう要望したいと思っております。
 今後とも都政の中で福祉行政の発展にますます活躍されますようお祈り申し上げまして、一言ごあいさつさせていただきます。大変にありがとうございました。
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時九分散会

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