都市整備委員会速記録第十号

令和六年十月二日(水曜日)
第六委員会室
午後一時開議
出席委員 十四名
委員長竹井ようこ君
副委員長土屋 みわ君
副委員長尾崎あや子君
理事田村 利光君
理事加藤 雅之君
理事森口つかさ君
増山あすか君
松田りゅうすけ君
関野たかなり君
原田あきら君
中山 信行君
西沢けいた君
松田 康将君
後藤 なみ君

欠席委員 なし

出席説明員
都市整備局東京都技監都市整備局長技監兼務谷崎 馨一君
次長小平 基晴君
技監小野 幹雄君
理事三宮  隆君
総務部長山崎 太朗君
住宅政策本部本部長小笠原雄一君
技監青柳 一彦君
住宅企画部長松崎伸一郎君

本日の会議に付した事件
意見書について
付託議案の審査(決定)
・第百七十七号議案 令和六年度東京都一般会計補正予算(第一号)中、歳出 都市整備委員会所管分
・第百九十九号議案 東京都都市整備局関係手数料条例の一部を改正する条例
・第二百号議案 東京都市計画事業亀戸・大島・小松川第二地区第一種市街地再開発事業施行規程の一部を改正する条例
・第二百一号議案 東京都市計画事業亀戸・大島・小松川第三地区第二種市街地再開発事業施行規程の一部を改正する条例
・第二百二号議案 東京都市計画事業亀戸・大島・小松川第四地区第二種市街地再開発事業施行規程の一部を改正する条例
・第二百三号議案 東京都市計画事業環状第二号線新橋・虎ノ門地区第二種市街地再開発事業施行規程の一部を改正する条例
・第二百四号議案 東京都市計画事業泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業施行規程の一部を改正する条例
請願陳情の継続審査について
特定事件の継続調査について

○竹井委員長 ただいまから都市整備委員会を開会いたします。
 初めに、意見書について申し上げます。
 過日の委員会で理事会にご一任をいただきました意見書二件については、いずれも調整がつかなかった旨、議長に報告すべきであるとの結論になりましたので、ご了承願います。

○竹井委員長 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、付託議案の審査並びに請願陳情及び特定事件の閉会中の継続審査及び調査の申出の決定を行います。
 これより付託議案の審査を行います。
 第百七十七号議案、令和六年度東京都一般会計補正予算(第一号)中、歳出、都市整備委員会所管分及び第百九十九号議案から第二百四号議案までを一括して議題といたします。
 本案については、いずれも既に質疑を終了しております。
 この際、本案に対し発言の申出がありますので、これを許します。

○原田委員 令和六年度東京都一般会計補正予算(第一号)について意見を申し述べます。
 我が党はかねてより、物価高騰に苦しむ事業者を支援することは急務と都議会のあらゆる場面で訴えてまいりましたので、本補正予算案を評価するものです。
 今回初めて、タクシー一台一台に支援が届くことも重要です。ただし、委員会でも各会派から質疑がありましたが、申請手続に細心の配慮が求められました。前回の物価高騰対策でも、対象事業者の約一割が申請をしなかったことを考えると、今回の個人タクシーも含む全事業者への支援事業を考えた場合、制度の周知が行き届かなくなるケースや、申請に手間取り、期限を過ぎてしまう事業者が一定数出ることが懸念されます。
 他会派への答弁では、全事業者を対象とする中で執行率を低下させないために、コールセンターや相談窓口の開設を行うとの回答がありました。全事業者を対象にするというのなら、申請主義ではなく、事業登録を活用するなど、プッシュ型給付の制度をしくべきではないでしょうか。そうすれば、コールセンターなどの開設経費が浮くことになります。
 その点は今後の課題として提起し、また、改めて迅速かつ継続的な支援が求められるということを指摘し、本補正予算案には賛成します。

○竹井委員長 発言は終わりました。
 これより採決を行います。
 第百七十七号議案、令和六年度東京都一般会計補正予算(第一号)中、歳出、都市整備委員会所管分及び第百九十九号議案から第二百四号議案までを一括して採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は、いずれも原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○竹井委員長 異議なしと認めます。よって、第百七十七号議案、令和六年度東京都一般会計補正予算(第一号)中、歳出、都市整備委員会所管分及び第百九十九号議案から第二百四号議案までは、いずれも原案のとおり決定いたしました。
 以上で付託議案の審査を終わります。

○竹井委員長 次に、請願陳情及び特定事件についてお諮りいたします。
 本日まで決定を見ていない請願陳情並びにお手元配布の特定事件調査事項につきましては、それぞれ閉会中の継続審査及び調査の申出をいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○竹井委員長 異議なしと認め、そのように決定いたしました。
 

○竹井委員長 この際、所管二局を代表いたしまして、谷崎東京都技監から発言を求められておりますので、これを許します。

○谷崎東京都技監 当委員会所管両局を代表いたしまして、一言御礼の言葉を述べさせていただきます。
 竹井委員長をはじめ、委員の皆様方には、このたびの定例会に提案いたしました議案につきまして、ご審議の上、原案のとおりご決定をいただき、誠にありがとうございました。
 ご審議の過程でいただきましたご意見、ご指摘等につきましては、今後の事務事業の執行に十分反映させ、万全を期してまいりたいと考えております。
 また、昨年の十月以来、私どもの事務事業の推進に当たりまして、一方ならぬご指導を賜りましたことにつきましても、厚く御礼申し上げます。
 あわせまして、コロナ禍以来ですかね、委員の皆様方には九州の方、今回ご視察いただきまして、私どもの職員も同行させていただきまして、いろいろ意見交換もできたというふうに聞いております。こういった機会も含めて、今後ともご指導賜れればと思っておりますので、改めて感謝申し上げたいと思います。
 最後に、今後とも一層のご指導、ご鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げまして、大変簡単ではございますが、御礼のご挨拶とさせていただきます。誠にありがとうございました。

○竹井委員長 発言は終わりました。
 この際、私からも一言ご挨拶を申し上げます。
 皆様、一年間ありがとうございました。大変不慣れな委員長ではありましたけれども、一年間、尾崎副委員長、土屋副委員長をはじめ、理事の皆様、委員の皆様にご協力を賜りまして、任期を全うすることができました。
 委員会での活発な議論と提言を賜りまして、また九州の視察では多くを学び、皆様とざっくばらんにお話ができまして、実り多い視察であったと改めて感謝申し上げます。
 谷崎東京都技監、また、小笠原本部長をはじめ、都市整備局及び住宅政策本部の皆様におかれましては、私たちの課題認識を受け止めていただきまして、常に真摯にご対応いただきました。
 また、議会局の皆様におかれましても、私たちを支えていただき、議論の場を整えていただきました。九州でも大変お世話になりました。本当に感謝に堪えません。
 まちづくりの主役は、いうまでもなく都民ですけれども、その代弁者として、この計り知れないポテンシャルを持つ東京、この東京のまちづくりの一ページに皆様と共に参加させていただくことができまして、本当に感慨無量です。
 今後も都市整備委員会におきまして、都民のための活発な議論が展開されますことを期待申し上げまして、委員長としてのご挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。何かちょっと締まらない感じですが、すみません。
 これをもちまして本日の委員会を閉会させていただきます。
   午後一時八分散会