都市整備委員会速記録第十四号

平成二十五年十二月十一日(水曜日)
第六委員会室
午後一時開議
出席委員 十四名
委員長斉藤あつし君
副委員長神林  茂君
副委員長大島よしえ君
理事加藤 雅之君
理事秋田 一郎君
理事立石 晴康君
石川 良一君
白石たみお君
島崎 義司君
吉倉 正美君
中山 信行君
木村 基成君
北久保眞道君
尾崎 大介君

欠席委員 なし

出席説明員
都市整備局東京都技監都市整備局長技監兼務藤井 寛行君
次長中嶋 正宏君
技監安井 順一君
理事櫻井  務君
理事佐野 克彦君
総務部長浅川 英夫君

本日の会議に付した事件
付託議案の審査(決定)
・第百九十一号議案 東京都駐車場条例の一部を改正する条例
・第二百二十一号議案 東京都営住宅、東京都福祉住宅、東京都特定公共賃貸住宅、東京都地域特別賃貸住宅、東京都引揚者住宅等の指定管理者の指定について
請願陳情の継続審査について
特定事件の継続調査について

○斉藤委員長 ただいまから都市整備委員会を開会いたします。
 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、付託議案の審査並びに請願陳情及び特定事件の閉会中の継続審査及び調査の申し出の決定を行います。
 これより付託議案の審査を行います。
 第百九十一号議案及び第二百二十一号議案を一括して議題といたします。
 本案につきましては、いずれも既に質疑を終了しております。
 この際、本案に対し発言の申し出がありますので、これを許します。

○大島委員 都営住宅等の指定管理者の指定について意見を述べます。
 都営住宅の指定管理者の指定は二〇〇六年度から導入され、当初は北区と武蔵野市、三鷹市、西東京市の二グループで公募が行われ、それ以外の地域では特命選定となって、いずれも東京都住宅供給公社が指定されてきました。
 二〇〇九年度からは、港区を加えた三グループが公募となりましたが、これも全て都住宅供給公社が指定されました。今回は、公募地域と特命地域を分けずに、都内全域を対象に指定管理者候補者の選定を特命で行うことになったわけです。
 東京都が一〇〇%出資してつくった東京都住宅供給公社が指定管理者に選定されるということは、居住者の立場に立てば、これまで都営住宅の管理について、長年、専門的に取り組んできた経験を生かすこともできるし、都の指導も行いやすいという利点があります。
 過去には、窓口センターに寄せられてきた各種の相談が、民間委託のコールセンターで受け付けるようになり、電話の受け付け業務が混乱して多くの苦情が舞い込むということがあったり、住み込みの普通管理人を全廃して、火災や孤独死などの緊急対応時に支障が出るというようなこともありました。
 しかし、その後、お客様センターでワンストップサービスが行われるようになり、住民サービス向上の視点から、三百六十五日、二十四時間、緊急修繕、事故、火災、入居者の安否確認要請等の受け付け、対応が図られるようになったことは、非常に重要です。
 また、都営住宅の高齢化が急速に進む中で、孤独死の防止や申請手続の困難さを解消するために、巡回管理人の役割は一層重要です。高齢者や障害者への訪問回数をふやし、一層きめ細やかな対応を行うためにも、さらなる増員を検討していただきたいと思いますし、自治会活動などへの支援の拡充も期待しています。
 東京都住宅供給公社は、地方住宅供給公社法に基づいて設置された法人で、全額東京都が出資している東京都の監理団体です。都営住宅の管理、営繕での事業には、長い歴史と蓄積を持っています。よって、東京都住宅供給公社を指定管理者に指定することに賛成であることを述べ、意見といたします。

○斉藤委員長 発言は終わりました。
 これより採決を行います。
 第百九十一号議案及び第二百二十一号議案を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は、いずれも原案のとおり決定することにご異議ありませんでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○斉藤委員長 異議なしと認めます。よって、第百九十一号議案及び第二百二十一号議案は、いずれも原案のとおり決定いたしました。
 以上で付託議案の審査を終わります。

○斉藤委員長 次に、請願陳情及び特定事件についてお諮りいたします。
 本日まで決定を見ていない請願陳情並びにお手元配布の特定事件調査事項につきましては、それぞれ閉会中の継続審査及び調査の申し出をいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○斉藤委員長 異議なしと認め、そのように決定いたしました。

○斉藤委員長 この際、藤井東京都技監から発言を求められておりますので、これを許します。

○藤井東京都技監 一言御礼のご挨拶を申し上げます。
 このたびの定例会に提案いたしました議案につきまして、ただいまご決定をいただきました。
 斉藤委員長を初め、委員の皆様には熱心なご審議を賜り、まことにありがとうございました。
 ご審議の過程でいただきましたご意見、ご指摘等につきましては、今後の事務事業の執行に十分反映させ、万全を期してまいりたいと存じます。
 今後とも一層のご指導、ご鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げまして、御礼のご挨拶とさせていただきます。まことにありがとうございました。

○斉藤委員長 発言は終わりました。
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時五分散会

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