委員長 | 村上 英子君 |
副委員長 | 吉倉 正美君 |
副委員長 | 大塚たかあき君 |
理事 | きたしろ勝彦君 |
理事 | 新藤 義彦君 |
鈴木 章浩君 | |
河野百合恵君 | |
高橋 信博君 | |
泉谷つよし君 | |
植木こうじ君 | |
立石 晴康君 | |
相川 博君 | |
藤井 一君 |
欠席委員 一名
出席説明員都市整備局 | 局長 | 只腰 憲久君 |
次長 | 泉本 和秀君 | |
技監 | 福島 七郎君 | |
理事 | 河島 均君 | |
総務部長 | 安藤 明君 | |
都市づくり政策部長 | 野本 孝三君 | |
住宅政策推進部長 | 松村 光庸君 | |
都市基盤部長 | 升 貴三男君 | |
市街地整備部長 | 宮村 光雄君 | |
市街地建築部長 | 金子 敏夫君 | |
都営住宅経営部長 | 小林 計代君 | |
企画担当部長 | 村尾 公一君 | |
住宅政策担当部長 | 瀬良 智機君 | |
外かく環状道路担当部長 | 遠藤 正宏君 | |
民間開発担当部長 | 座間 充君 | |
多摩ニュータウン事業担当部長 | 小澤 弘君 | |
都市景観担当部長 | 安井 順一君 | |
建設推進担当部長 | 山室 善博君 | |
経営改革担当部長 | 並木 勝市君 | |
参事 | 中山 正雄君 | |
参事 | 瀧本 裕之君 | |
参事 | 宇多田裕久君 | |
参事 | 福田 良行君 | |
参事 | 清水 文夫君 | |
参事 | 荒川 達夫君 |
本日の会議に付した事件
意見書について
都市整備局関係
付託議案の審査(質疑)
・第百三十八号議案 東京都営住宅条例の一部を改正する条例
・第百三十九号議案 東京都福祉住宅条例の一部を改正する条例
○村上委員長 ただいまから都市整備委員会を開会いたします。
初めに、意見書について申し上げます。
委員から、お手元配布のとおり、意見書一件を提出したい旨の申し出がありました。
お諮りいたします。
本件については、取り扱いを理事会に一任いただきたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○村上委員長 異議なしと認め、そのように決定いたしました。
○村上委員長 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、都市整備局関係の付託議案の審査を行います。
これより都市整備局関係に入ります。
付託議案の審査を行います。
第百三十八号議案及び第百三十九号議案を一括して議題といたします。
本案については既に説明を聴取しておりますので、直ちに質疑を行います。
発言を願います。
○植木委員 今回の条例改正は、先般説明がありましたように、中国残留邦人についての国の法改正に伴う規定の変更であります。
都営住宅に入居している方、またあるいはこれから入居する方について、これまで生活保護という枠組みだったのを支援給付に明確に切りかえたことは、大変重要なことだというふうに思っております。
私の中野区内にも、中国残留邦人の方が、都営住宅にお住まいでおられる方、私の知っている限りでは二人ほどなんですけれども、大変な思いをして生活されているというふうにお聞きしております。
都内に中国残留邦人の方は、どのくらいの方が在住しているんでしょうか。
○並木経営改革担当部長 都内在住の中国残留邦人帰国者数ですが、国のまとめたところでは、平成二十年三月二十一日現在で千四百七十人となっております。
○植木委員 千四百七十人で、そのうちどのくらいが都営住宅にお住まいかというのは、現在は、生活保護の枠組みの中に入っているということで正確な人数はわからないということだというふうに思うんですけれども、もともと残留邦人の方々は第二次世界大戦の犠牲者で、いろいろな理由で、特に旧満州地区、東北地方などに居住されて、戦後も、戦乱に巻き込まれたりあるいは亡くなられたり、それぞれの理由で日本に帰れなくなったなど、大変複雑な経過をたどっています。中には、有事の際に国防の一翼を担うといわれて移住して、現地で親が召集されるなど、戦争目的で移住された方も多くおられます。いわば国策で移住されたわけです。日本に帰ってきて生活保護という扱いに対して、政府の責任で支援すべきだなどというさまざまな訴えもあり、長い裁判の結果、政府も法改正に動いたという経緯があります。実際に、何度就職しても言葉の壁や生活習慣の壁で仕事をやめることになって、それでも保護の担当の方になかなか理解されずに苦しんでいるという例が多くあります。
署名活動や裁判などでようやく法改正に至ったわけですので、実際の生活での苦労をされないように心がけることは、大変大事なことと思います。
都営住宅にお住まいの方は、私なども話しに行きますと、にこにこにこにこして応対してくれるんですけれども会話が成り立たず、お子さんやお孫さんが帰ってきてからにしてくださいということで、なかなか具体的な話が進まない。年配の方ですから、日本語の壁がなかなか取れないケースが多いわけです。ご家族がおられる場合やそうでない場合についても、個々によく対応することの大事さというのを痛感してまいりました。
そういう意味で、都営住宅の窓口では、こうした言葉や生活習慣の問題でいろいろ苦労される方々だというふうに思いますので、どのような対応をされているのかをお伺いしたいと思います。
○並木経営改革担当部長 中国残留邦人が都営住宅に入居される際には、お住まいになる方に守っていただくルールや申請手続等を記載した、中国語版の「住まいのしおり」を渡しており、入居後の生活に役立てていただいております。
窓口においでになる場合には、日本語を話せる家族、知人の方などが同行されるケースが多く、対応に大きな支障は生じておりませんが、日本語を十分話せない方だけで来所した場合には、窓口で「住まいのしおり」の中国語版を示しながら筆談を行うことや、中国語が話せるスタッフが改めて対応するなど、きめ細やかに対応しております。
○植木委員 今までと違って、今度は支援給付ということで明確になってまいりますだけに、中国の方々、そういう受付の対応というのは、いろいろあるかと思うんです。そういう意味で、せっかくの法改正ですから、今後も丁寧な対応に努めていただきたいということを要望して、質問を終わりにします。
○村上委員長 ほかに発言がなければ、お諮りいたします。
本案に対する質疑はこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○村上委員長 異議なしと認め、本案に対する質疑は終了いたしました。
以上で都市整備局関係を終わります。
これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
午後一時八分散会
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