都市整備委員会速記録第六号

平成十七年六月三日(金曜日)
第六委員会室
   午後一時二分開議
 出席委員 十二名
委員長和田 宗春君
副委員長矢島 千秋君
副委員長曽根はじめ君
理事長橋 桂一君
理事川井しげお君
理事吉野 利明君
相川  博君
東野 秀平君
いなば真一君
立石 晴康君
渡辺 康信君
大西 英男君

 欠席委員 一名

 出席説明員
都市整備局局長梶山  修君
次長中路 有一君
技監小林 崇男君
技監杉浦  浩君
総務部長村松  満君
都市づくり政策部長森下 尚治君
住宅政策推進部長安藤  明君
都市基盤部長成田 隆一君
市街地整備部長石井 恒利君
市街地建築部長野本 孝三君
都営住宅経営部長小林 計代君
連絡調整担当部長加藤 英夫君
住宅政策担当部長水流潤太郎君
外かく環状道路担当部長道家 孝行君
多摩ニュータウン事業担当部長酒井 洋一君
経営改革担当部長石井 一夫君
再編整備推進担当部長庄司 静夫君
参事飯尾  豊君
参事金子 敏夫君
参事中沢 弘行君
参事山室 善博君
参事小山  隆君
参事渡辺  滋君
参事今井  光君
参事安井 順一君
参事松村  進君

本日の会議に付した事件
決議について
都市整備局関係
陳情の審査
(1)一七第三〇号 駐車場管理業務委託の見直しに関する陳情
(2)一七第三一号 都営住宅台所排水管の管内清掃の見直しに関する陳情
(3)一七第三二号 都営住宅管理運営の法令順守に関する陳情
(4)一七第三四号 隣接高層マンション計画の見直しに関する陳情
請願陳情の継続審査について
特定事件の継続調査について

○和田委員長 ただいまから都市整備委員会を開会いたします。
 初めに、決議について申し上げます。
 委員から、お手元配布のとおり、決議一件を提出したい旨の申し出がありました。
 本件については、本日の理事会において協議した結果、調整がついた旨、議長に報告すべきであるとの結論になりました。
 お諮りいたします。
 本件については、理事会の協議結果のとおりとすることにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○和田委員長 異議なしと認め、そのように決定いたしました。
 なお、案文の朗読は省略いたします。

   個人住宅の耐震化支援に関する決議(案)
 新潟県中越地震、福岡県西方沖地震など近年地震が頻発している。中央防災会議は、平成十六年十二月に、都心部直下型地震など相対的に切迫性が高い地震による被害想定を公表しているが、それによれば、都内において最大で阪神・淡路大震災の約二倍の一万一千人の死者が予測されている。
 都内には昭和五十六年以前の基準により建築された木造住宅が七十万棟以上存在する。阪神・淡路大震災では、犠牲者の約八割以上が建物等の倒壊による圧死であったことを踏まえれば、これらの木造住宅の耐震化は喫緊の課題である。
 こうした状況の中、国においては、今年度、既存の四つの補助制度を「住宅・建築物耐震改修等事業」として一元化することや「地域住宅交付金」を創設することなど、耐震診断や耐震改修に関する助成制度の充実を図っている。また、世田谷区など都内の区市においても同様の動きが広がりつつあり、東京都の積極的な取組が強く望まれるところである。
 都は、防災都市づくりの観点から、これまで避難道路や避難場所周辺での建替・不燃化に対して助成を行い、成果を挙げてきた。住宅の倒壊防止もまた、地震から居住者の生命を守るだけでなく、道路の閉塞を防ぎ避難の安全を確保するとともに、震災後の復旧費用を低減させるなど、公益の観点から必要な施策である。
 よって、東京都議会は、「防災は防犯と並び都市の生命線である」との認識に基づき都民を災害から守るとともに、首都東京の防災性を高めるため、避難の安全を確保するなど公共性の高い区域については、東京都が住宅の耐震診断及び耐震改修に対し、税制、財政両面からの支援を行うことを強く求めるものである。
 以上、決議する。
  平成十七年六月 日
東京都議会

○和田委員長 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、都市整備局関係の陳情の審査、並びに請願陳情及び特定事件の閉会中の継続審査及び調査の申し出の決定を行います。
 これより都市整備局関係に入ります。
 初めに、陳情の審査を行います。
 一七第三〇号、駐車場管理業務委託の見直しに関する陳情、一七第三一号、都営住宅台所排水管の管内清掃の見直しに関する陳情、一七第三二号、都営住宅管理運営の法令順守に関する陳情及び一七第三四号、隣接高層マンション計画の見直しに関する陳情を一括して議題といたします。
 本件につきましては、昨日の本会議において本委員会に付託されたばかりで、十分な調査検討をする時間がありませんので、本日のところは、いずれも継続審査とすることにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○和田委員長 異議なしと認め、陳情一七第三〇号、陳情一七第三一号、陳情一七第三二号、陳情一七第三四号は、いずれも継続審査といたします。
 以上で陳情の審査を終わります。
 以上で都市整備局関係を終わります。

○和田委員長 次に、請願陳情及び特定事件についてお諮りいたします。
 本日まで決定を見ていない請願陳情並びにお手元配布の特定事件調査事項につきましては、それぞれ閉会中の継続審査及び調査の申し出をいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○和田委員長 異議なしと認め、そのように決定いたします。

○和田委員長 この際、梶山都市整備局長から発言を求められておりますので、これを許します。

○梶山都市整備局長 一言お礼のごあいさつを申し上げます。
 和田委員長を初め委員の皆様方におかれましては、昨年の十月以来、私どもの事務事業につきまして大変ご熱心なご審議を賜り、厚く御礼を申し上げます。
 この間ちょうだいいたしました多くの貴重なご意見、ご提言につきましては、今後の施策に十分反映させ、安全で快適な都市の整備を進めるため、最大限の努力をいたす所存でございます。
 最後になりましたが、委員の皆様方のますますのご健勝と、改選を迎えられる方々におかれましては、ご健闘を心からお祈り申し上げまして、甚だ簡単ではございますが、お礼のごあいさつとさせていただきます。
 まことにありがとうございました。

○和田委員長 発言は終わりました。
 この際、私からも一言ごあいさつを申し上げます。
 私からも一言、お礼の言葉を申し上げたいと思います。
 曽根、矢島両副委員長を初め委員の皆様方のご協力で、つつがなく委員長職をここまで務め上げることができました。感謝申し上げます。
 また、梶山都市整備局長を含め理事者の皆さんの日ごろの研さんに心から敬意を表させていただいて、私のあいさつといたします。
 どうもありがとうございました。
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時七分散会

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