都市整備委員会速記録第十六号

平成十六年十二月十四日(火曜日)
第六委員会室
   午後一時三分開議
 出席委員 十三名
委員長和田 宗春君
副委員長矢島 千秋君
副委員長曽根はじめ君
理事長橋 桂一君
理事川井しげお君
理事吉野 利明君
新井美沙子君
相川  博君
東野 秀平君
樋口ゆうこ君
いなば真一君
立石 晴康君
渡辺 康信君

 欠席委員 一名

 出席説明員
都市整備局局長梶山  修君
次長中路 有一君
技監小林 崇男君
技監杉浦  浩君
総務部長村松  満君

本日の会議に付した事件
 意見書について
 付託議案の審査(決定)
・第二百三十二号議案 東京都市計画事業大橋地区第二種市街地再開発事業施行規程
・第二百三十三号議案 東京都市計画事業亀戸・大島・小松川第二地区第一種市街地再開発事業施行規程等の一部を改正する条例
・第二百三十四号議案 東京都都市整備局関係手数料条例の一部を改正する条例
請願陳情の継続審査について
特定事件の継続調査について

○和田委員長 ただいまから都市整備委員会を開会いたします。
 初めに、今後の委員会日程について申し上げます。
 先ほどの理事会において、お手元配布の日程表のとおり申し合わせましたので、ご了承願います。
 次に、意見書について申し上げます。
 過日の委員会で理事会にご一任をいただきました意見書一件につきましては、調整がつかなかった旨、議長に報告すべきであるとの結論になりましたので、ご了承願います。

○和田委員長 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、付託議案の審査並びに請願陳情及び特定事件の閉会中の継続審査及び調査の申し出の決定を行います。
 これより付託議案の審査を行います。
 第二百三十二号議案、東京都市計画事業大橋地区第二種市街地再開発事業施行規程から第二百三十四号議案、東京都都市整備局関係手数料条例の一部を改正する条例までを一括して議題といたします。
 本案につきましては、いずれも質疑を終了しております。
 この際、本案に対し発言の申し出がありますので、これを許します。

○曽根委員 第二百三十二号議案並びに二百三十四号議案についての日本共産党都議団の意見を述べます。
 二百三十二号議案は、高速道中央環状新宿線大橋ジャンクションを含む土地の高度利用を図るための第二種市街地再開発事業を行うというものです。
 もともと高速道路新宿線並びに大橋ジャンクション以降の品川線については、都財政への負担、環境への影響など大きな問題があり、しかも、これを公共の第二種市街地再開発事業として行うことについては、私たちは認めることはできません。
 さらに、この事業によって影響を受ける近隣住民からも、環境問題、日影問題など、強い異論が出されており、この問題の解決を抜きにして、今回議案として決定することは早急にすぎるといわなければなりません。
 また、二百三十四号議案については、関係手数料条例の中に、二級建築士試験の手数料が大幅な引き上げになっており、これについても、物価の上昇、物価の動向その他から見て、値上げは妥当ではありませんので、これについても反対をいたします。

○和田委員長 発言は終わりました。
 これより採決を行います。
 初めに、第二百三十二号議案及び第二百三十四号議案を一括して採決いたします。
 本案は、起立により採決いたします。
 本案は、いずれも原案のとおり決定することに賛成の方はご起立願います。
   〔賛成者起立〕

○和田委員長 起立多数と認めます。よって、第二百三十二号議案及び第二百三十四号議案は、いずれも原案のとおり決定いたしました。
 次に、第二百三十三号議案を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○和田委員長 異議なしと認めます。よって、第二百三十三号議案は、原案のとおり決定いたしました。
 以上で付託議案の審査を終わります。

○和田委員長 次に、請願陳情及び特定事件についてお諮りいたします。
 本日まで決定を見ていない請願陳情並びにお手元配布の特定事件調査事項につきましては、それぞれ閉会中の継続審査及び調査の申し出をいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○和田委員長 異議なしと認め、そのように決定いたしました。

○和田委員長 この際、梶山都市整備局長から発言を求められておりますので、これを許します。

○梶山都市整備局長 一言御礼のごあいさつを申し上げます。
 このたびの定例会に提案いたしました議案につきまして、ただいまご決定をいただきました。
 和田委員長を初め委員の皆様方には熱心なご審議を賜り、まことにありがとうございました。
 ご審議の過程でいただきましたご意見、ご指摘等につきましては、今後の事務事業の執行に十分反映させ、万全を期してまいりたいと存じます。
 今後とも、一層のご指導、ご鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げまして、大変簡単ではございますが、御礼のあいさつとさせていただきます。
 まことにありがとうございました。

○和田委員長 発言は終わりました。
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時八分散会

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