Tokyo Metropolitan Assembly
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| 委員長 | 柴崎 幹男君 |
| 副委員長 | 山田ひろし君 |
| 副委員長 | 池川 友一君 |
| 竹平ちはる君 | |
| たかく則男君 | |
| 平田みつよし君 | |
| 斉藤 りえ君 | |
| 浜中のりかた君 | |
| 平けいしょう君 | |
| 森口つかさ君 |
欠席委員 なし
出席説明員| 会計管理局 | 局長 | 須藤 栄君 |
| 管理部長 | 有金 浩一君 | |
| 警察・消防出納部長 | 磯貝 宏君 | |
| 会計企画担当部長 | 井村 琢君 | |
| 東京消防庁 | 消防総監 | 清水 洋文君 |
| 次長 | 吉田 義実君 | |
| 理事兼安全推進部長事務取扱 | 森住 敏光君 | |
| 企画調整部長 | 岡本 透君 | |
| 総務部長 | 石川 義彦君 | |
| 人事部長 | 川田 進君 | |
| 警防部長 | 市川 博三君 | |
| 防災部長 | 福永 輝繁君 | |
| 救急部長 | 門倉 徹君 | |
| 予防部長 | 加藤 雅広君 | |
| 装備部長 | 小野 修君 | |
| 企画調整部企画課長 | 古賀 崇司君 | |
| 企画調整部財務課長 | 浅見 匡哉君 | |
| 財務局 | 局長 | 吉村 憲彦君 |
| 理事主計部長事務取扱 | 田中 慎一君 | |
| 契約調整担当部長 | 前山 琢也君 | |
| 財産運用部長 | 小泉 雅裕君 | |
| 運営・調整担当部長 | 佐藤 直樹君 | |
| 利活用調整担当部長 | 高島 慶太君 | |
| 建築保全部長 | 渡辺 正信君 | |
| 施設整備担当部長 | 小野寺弘樹君 | |
| 技術管理担当部長 | 金子 陽子君 | |
| 庁舎運営担当部長 | 鈴木 光祐君 | |
| オリンピック・パラリンピック施設整備担当部長 | 草野 智文君 | |
| 政策企画局 | 局長 | 中村 倫治君 |
| スタートアップ戦略担当局長理事兼務 | 吉村 恵一君 | |
| 国際金融都市戦略担当局長 | 児玉英一郎君 | |
| 外務長 | 山本 敏生君 | |
| 次長戦略広報調整監兼務 | 山田 忠輝君 | |
| 技監 | 荒井 俊之君 | |
| 理事報道担当部長事務取扱 | 堀越弥栄子君 | |
| 理事 | 古川 浩二君 | |
| 総務部長 | 末村 智子君 | |
| 企画担当部長戦略広報担当部長デジタル広報担当部長 新型コロナウイルス感染症対策広報担当部長兼務 | 黒岩 幸三君 | |
| 政策部長 | 菅原 雅康君 | |
| 政策担当部長 | 小高 都子君 | |
| 政策担当部長 | 後藤 和宏君 | |
| 政策担当部長 | 白石 正樹君 | |
| 政策担当部長 | 小河原靜子君 | |
| 技術政策担当部長 | 安東 季之君 | |
| 渉外担当部長自治制度改革推進担当部長兼務 | 池島 英稔君 | |
| 戦略広報部長新型コロナウイルス感染症対策広報担当部長兼務 | 久保田直子君 | |
| 海外広報担当部長 | 小林あかね君 | |
| 計画調整部長 | 佐久間巧成君 | |
| プロジェクト推進担当部長大学連携担当部長 構造改革担当部長スタートアップ戦略担当部長兼務 | 井上 直君 | |
| スタートアップ戦略担当部長構造改革担当部長兼務 | 小林 直樹君 | |
| 東京eSGプロジェクト推進担当部長スタートアップ戦略担当部長兼務 | 宮崎 成君 | |
| カーボンハーフ担当部長東京eSGプロジェクト推進担当部長 都市強靱化プロジェクト担当部長兼務 | 矢野 克典君 | |
| 都市強靱化プロジェクト担当部長構造改革担当部長兼務 | 佐伯 亮君 | |
| 外務部長 | 入佐 勇人君 | |
| 国際戦略担当部長 | 須賀 隆行君 | |
| 戦略事業部長スタートアップ戦略担当部長兼務 | 樋口 隆之君 | |
| 特区推進担当部長スタートアップ戦略担当部長兼務 | 福永 真一君 | |
| 国際金融都市担当部長 | 宮武 和弘君 | |
| オリンピック・パラリンピック調整部長調整担当部長兼務 | 梅村 実可君 | |
| 事業調整担当部長 | 岡部 祐一君 | |
| 調整担当部長 | 原田 和生君 | |
| 子供政策連携室 | 室長 | 山下 聡君 |
| 子供政策連携推進部長 | 土村 武史君 | |
| 子供政策調整担当部長 | 山本 公彦君 | |
| 調整担当部長 | 宮本 均君 | |
| 事業調整担当部長 | 小平 房代君 | |
| 総務局 | 局長 | 野間 達也君 |
| 危機管理監 | 原田 智総君 | |
| 次長理事兼務 | 小笠原雄一君 | |
| 理事政策法務担当部長訟務担当部長コンプライアンス推進部長主席監察員事務取扱 | 貫井 彩霧君 | |
| 理事 | 早川 剛生君 | |
| 理事 | 川上 秀一君 | |
| 総務部長 | 猪口 太一君 | |
| 企画担当部長都立大学調整担当部長尖閣諸島調整担当部長 新型コロナウイルスワクチン接種連絡調整担当部長兼務 | 片山 和也君 | |
| 訟務担当部長 | 松下 博之君 | |
| グループ経営戦略担当部長 | 小野 隆君 | |
| 都政情報担当部長 | 内山 裕道君 | |
| 復興支援対策部長復興支援調整担当部長 被災地支援福島県事務所長兼務 | 濱田 良廣君 | |
| 人事部長 | 石橋 浩一君 | |
| 労務担当部長 | 田中 角文君 | |
| 行政部長 | 武田 康弘君 | |
| 多摩島しょ振興担当部長大島災害復興対策担当部長 事業調整担当部長多摩島しょ移住定住促進担当部長兼務 | 木島 暢夫君 | |
| 小笠原・国境離島担当部長 | 若林 和彦君 | |
| 都区制度担当部長区市町村調整担当部長兼務 | 小林 弘史君 | |
| 調整担当部長 | 八重樫高明君 | |
| 総合防災部長 | 保家 力君 | |
| 防災計画担当部長 | 芝崎 晴彦君 | |
| 防災対策担当部長 | 八嶋 吉人君 | |
| 危機管理調整担当部長 | 若林 憲君 | |
| 危機管理調整担当部長 | 高田 照之君 | |
| 物資調整担当部長 | 大澤 洋一君 | |
| 統計部長 | 三浦 幹雄君 | |
| 人権部長 | 吉村 幸子君 | |
| 人権企画調整担当部長 | 上野 正之君 | |
| 選挙管理委員会事務局 | 局長 | 松永 竜太君 |
本日の会議に付した事件
令和三年度東京都各会計歳入歳出決算の認定について
会計管理局関係
・令和三年度東京都一般会計決算（説明）
東京消防庁関係
・令和三年度東京都一般会計決算（説明）
財務局関係
・令和三年度東京都一般会計決算（説明）
・令和三年度東京都用地会計決算（説明）
・令和三年度東京都公債費会計決算（説明）
政策企画局関係
・令和三年度東京都一般会計決算（説明）
子供政策連携室関係
・令和三年度東京都一般会計決算（説明）
総務局関係
・令和三年度東京都一般会計決算（説明）
・令和三年度東京都特別区財政調整会計決算（説明）
・令和三年度東京都小笠原諸島生活再建資金会計決算（説明）
選挙管理委員会事務局関係
・令和三年度東京都一般会計決算（説明）
○柴崎委員長 ただいまから令和三年度各会計決算特別委員会第一分科会を開会いたします。
このたび第一分科会委員長に選任いただきました柴崎幹男でございます。最初の分科会でございますので、一言ご挨拶をさせていただきます。
本日から約二週間、合計六回にわたり、本分科会に分担されております決算を審査してまいります。副委員長をはじめ委員の皆様のご協力をいただきながら、分科会の円滑な運営に努めてまいりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。
初めに、傍聴人の数についてお諮りいたします。
本委員会室の傍聴人の定員は、当面の間、委員会傍聴規則第五条第二項の規定により、四名にいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○柴崎委員長 異議なしと認め、そのように決定いたしました。
○柴崎委員長 次に、本分科会の議席について申し上げます。
議席は、先ほどの打合会で、ただいまご着席のとおりとすることを申し合わせました。ご了承願います。
次に、本分科会の日程については、九月二十九日の委員会で決定されました審査日程に従いまして、令和三年度決算の審査を進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。
次に、本分科会の担当書記を紹介いたします。
議事課の担当書記は、小林智美さんです。小林玲菜さんです。
議案法制課の担当書記は、國本和樹君です。
調査部の担当書記は、大屋寧剛君です。
よろしくお願いいたします。
〔書記挨拶〕
○柴崎委員長 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、会計管理局、東京消防庁、財務局、政策企画局、子供政策連携室、総務局及び選挙管理委員会事務局関係の決算の審査を行います。
なお、本日は説明を聴取し、資料要求をすることにとどめ、質疑は後日の分科会で行いますので、ご了承願います。
これより会計管理局関係に入ります。
初めに、会計管理局長から挨拶並びに幹部職員の紹介があります。
○須藤会計管理局長 会計管理局長の須藤栄でございます。
柴崎委員長をはじめ委員の皆様方には、当局所管の事務事業につきまして日頃からご指導、ご鞭撻を賜り、誠にありがとうございます。
今後とも、都の会計事務をつかさどる役割と責任をしっかり果たしていく所存でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
それでは、当局の幹部職員をご紹介させていただきます。
管理部長で子供政策連携室子供政策調整担当部長を兼務いたします有金浩一でございます。警察・消防出納部長の磯貝宏でございます。会計企画担当部長の井村琢でございます。当分科会との連絡等に当たらせていただきます担当部長で総務課長事務取扱の伊藤正勝でございます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
〔理事者挨拶〕
○柴崎委員長 挨拶並びに紹介は終わりました。
○柴崎委員長 これより決算の審査を行います。
令和三年度東京都一般会計決算中、会計管理局所管分を議題といたします。
本件について理事者の説明を求めます。
○須藤会計管理局長 会計管理局所管の令和三年度決算につきまして、所管事務及び決算の総括のご説明を申し上げます。
お手元にございます令和三年度決算概要をご覧ください。
表紙をおめくりいただいて、一ページをお開きください。上段の1、事業概要でございます。
会計管理局は、次の四つの事務を所管しております。
第一は、会計管理者が知事から独立した権限により行う一般会計及び特別会計に属する会計事務で、現金及び有価証券並びに物品の出納及び保管、現金及び財産の記録管理、支出負担行為に関する確認、決算の調製などでございます。
第二は、知事の補助機関として行う基金の運用管理に関する事務、一時借入金に関する事務、指定金融機関等に関する事務、用品に関する事務などでございます。
第三は、地方自治法上の法定受託事務として行う国の歳入及び歳出に係る会計事務でございます。
第四は、準公営企業に関する会計事務でございます。
次に、一ページの下段、2、決算の総括でございます。
歳入につきましては、予算現額が三億二千二百万余円、収入済額は二億七千八百万余円で、収入率は八六・二％でございます。
歳出につきましては、予算現額が二十八億九千九百万余円、支出済額は二十六億一千五百万余円で、執行率は九〇・二％でございます。
次に、二ページをお開きください。3、財務諸表の総括でございますが、これにつきましては、後ほど管理部長から別の資料でご説明させていただきます。
以上が会計管理局の令和三年度決算の概要でございます。
引き続き、詳細につきまして管理部長からご説明申し上げます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○有金管理部長 会計管理局所管の令和三年度決算の詳細につきまして、お手元配布の東京都一般会計決算説明書及び東京都決算参考書財務諸表によりご説明を申し上げます。
まず、東京都一般会計決算説明書をご覧ください。
一ページ目をお開きください。一ページ目から三ページに記載しております決算の総括につきましては、ただいま局長からご説明を申し上げましたので、省略をさせていただきます。
四ページ目をお開きください。歳入でございます。このうち、主な事項についてご説明を申し上げます。
まず、五ページをご覧ください。財産収入でございます。
これは、当局において運用しております都市外交人材育成基金外二十五基金の預金利子などを収入したもので、収入済額は二億五千七百万余円、収入率は八三・二％でございます。
続いて、六ページ目をご覧ください。諸収入でございます。
当局が保管をしております歳計現金等の預金利子などを収入したもので、収入済額は二千百万余円、収入率は一五二・四％でございます。
次に、八ページをお開きください。歳出でございます。
まず、総務費でございます。全体で支出済額は二十六億一千三百万余円、執行率は九一・五％でございます。
管理費につきましては、職員費や管理事務に要した経費のほか、用品システム及び財務会計システムに係る費用などでございます。支出済額は十九億二千二百万余円、執行率は九三・六％でございます。
続きまして、一〇ページをお開きください。公金取扱費でございます。
これは、都の公金の収納や支払いの際にかかる手数料でございまして、支出済額は四億三千五百万余円、執行率は八八・一％でございます。
次に、一一ページをご覧ください。積立金でございます。
これは、基金の運用利子などをそれぞれの基金に積み立てるために支出したもので、支出済額は二億五千六百万余円、執行率は八三・一％でございます。
最後に、一二ページをお開きください。公債費でございます。
これは、支払い資金の一時的な不足に備えて基金から資金を借り入れたことに伴い支払った利子で、支出済額は百六十万余円でございます。
続きまして、東京都決算参考書財務諸表についてご説明を申し上げます。
まず、二ページをお開きください。初めに、1、貸借対照表でございます。
資産の部の合計は六億八千四百万余円で、主なものは、ソフトウエアに計上されております財務会計システム関連の資産でございます。
負債の部の合計は九億二千六百万余円で、主なものは、固定負債に計上されております退職給与引当金でございます。
資産から負債を引いた正味財産の部の合計はマイナス二億四千二百万余円でございます。
次に、2、行政コスト計算書でございます。
まず、行政収入は八百万余円で、これは、公金取扱費に係る準公営企業会計負担分の収入などでございます。
次に、行政費用は二十四億二千九百万余円で、こちらは、物件費、給与関係費などでございます。
続いて、金融収入は九十万余円で、こちらは、用品調達基金の利子収入でございます。
一方、金融費用は百六十万余円で、これは、一時借入金等利子でございます。
特別収支につきましては、該当はございません。
その結果、当期収支差額はマイナス二十四億二千百万余円となっております。
最後に、3、キャッシュ・フロー計算書でございます。
まず、行政サービス活動収入では二億七千八百万余円で、これは、歳計現金等と基金の運用による利子収入などでございます。
次に、行政サービス活動支出は二十一億八千七百万余円で、こちらは、物件費、給与関係費などでございます。
続きまして、社会資本整備等投資活動収入は、該当はございません。
一方、社会資本整備等投資活動支出につきましては四億二千八百万余円で、こちらは、基金への積立金などでございます。
財務活動収支につきましては、該当はございません。
その結果、収支差額合計はマイナス二十三億三千七百万余円でございます。
なお、三ページ以降に財務諸表の詳細をお示ししております。後ほどご覧いただければと存じます。
以上で当局の令和三年度一般会計決算の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。
○柴崎委員長 説明は終わりました。
この際、資料要求のある方は発言を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○柴崎委員長 それでは、資料要求なしと確認させていただきます。
以上で会計管理局関係を終わります。
○柴崎委員長 これより東京消防庁関係に入ります。
初めに、消防総監から挨拶並びに幹部職員の紹介があります。
○清水消防総監 消防総監の清水でございます。
決算特別委員会の先生方には、平素から消防行政の推進に対しご支援、ご指導を賜り、厚く御礼を申し上げます。
本日から、東京消防庁関係の令和三年度決算につきましてご審議をいただきますが、予算執行につきましては、震災や風水害等の大規模災害や増大する救急需要へ的確に対応するため、効率的かつ効果的な支出に努めてまいりました。
その概要につきましては次長から、内容につきましては財務課長から説明させていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
引き続き、東京消防庁の幹部を紹介させていただきます。
次長の吉田義実です。理事の森住敏光です。企画調整部長の岡本透です。総務部長の石川義彦です。人事部長の川田進です。警防部長の市川博三です。防災部長の福永輝繁です。救急部長の門倉徹です。予防部長の加藤雅広です。装備部長の小野修です。企画課長の古賀崇司です。財務課長の浅見匡哉です。
どうぞよろしくお願いいたします。
〔理事者挨拶〕
○柴崎委員長 挨拶並びに紹介は終わりました。
○柴崎委員長 これより決算の審査を行います。
令和三年度東京都一般会計決算中、東京消防庁所管分を議題といたします。
本件について理事者の説明を求めます。
○吉田次長 令和三年度決算のご審議をいただくに当たり、東京消防庁が所管しております事業及び決算の概要について、お手元に配布の令和三年度決算概要によりご説明申し上げます。
表紙をおめくりください。初めに、1の事業概要ですが、東京消防庁は、特別区二十三区と多摩地区の二十五市三町一村を管轄区域とし、誰もが安心して過ごせるセーフシティの実現に向け、各種災害から都民の生命、身体、財産を守るとともに、震災や風水害等の大規模災害に対応するための消防活動体制の充実強化や増大する救急需要への対応など、都民ニーズや社会状況の変化に的確に対応し、各種施策を推進しております。
次に、2の令和三年度に実施した主な事業についてご説明申し上げます。
（1）の消防活動体制の強化は、多様化する災害やテロなど大規模災害に対応するための資器材整備などに四十三億四千二百万余円を支出いたしました。
（2）の救急活動体制の強化は、応急手当ての普及や救急相談センター事業などに二十七億三千九百万余円を支出いたしました。
（3）の消防車両等の整備は、ポンプ車、はしご車などの消防車両の更新や救急車の増強に四十五億八千百万余円を支出いたしました。
（4）の消防庁舎の整備は、災害活動拠点となる消防庁舎の新築工事などに九十四億二千九百万余円を支出いたしました。
（5）の情報通信体制等の整備は、指令管制システムの更新やデジタル無線設備の整備などに七十五億六百万余円を支出いたしました。
（6）の消防団装備資機材等の充実は、消防団の活動拠点となる分団本部施設の建設や可搬ポンプ積載車の整備などに三十一億六千二百万余円を支出いたしました。
（7）の消防水利の整備は、防火水槽や深井戸の整備などに三十億二千九百万余円を支出いたしました。
次に、3の決算の総括についてご説明申し上げます。
歳入額につきましては、予算現額四百七十四億二千二百万円に対し、収入済額四百八十七億一千四百万円です。比較増減額は十二億九千二百万円の収入増となり、収入率は一〇二・七％です。
歳出額につきましては、予算現額二千四百八十八億二千六百万円に対し、支出済額二千四百四十億一千七百万円です。不用額が四十八億九百万円、執行率は九八・一％です。
次の4、財務諸表の総括及び決算の詳細な内容につきましては、この後、財務課長からご説明をいたします。
以上、令和三年度東京消防庁所管の事業及び決算概要の説明を終了いたします。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○浅見財務課長 引き続きまして、お手元にございます令和三年度東京都一般会計決算説明書により、決算の内訳から主要な項目についてご説明申し上げます。
表紙を含め三枚おめくりください。一ページから三ページまでの決算の総括につきましては、ただいま次長が説明した内容と同内容ですので、省略いたします。
四ページをお開きください。歳入についてご説明申し上げます。
初めに、七款、使用料及び手数料をご覧ください。
収入済額は三億三千七百万余円で、収入率は九一・一％でございます。
一項、使用料は、消防施設の使用料を収入したものでございます。
五ページをお開きください。二項、手数料は、消防設備士講習等の手数料を収入したものでございます。
七ページをお開きください。八款、国庫支出金をご覧ください。
収入済額は九億七千八百万余円で、収入率は九六・六％でございます。
一項、国庫負担金は、令和三年七月、静岡県熱海市で発生した土石流災害に際し、緊急消防援助隊として活動した経費を負担金として収入したものでございます。
八ページに参りまして、二項、国庫補助金は、緊急消防援助隊設備整備費などの国庫補助金を収入したものでございます。
九ページをお開きください。九款、財産収入をご覧ください。
収入済額は六億七千二百万余円で、収入率は八八・〇％でございます。
一項、財産運用収入は、職員待機宿舎の使用料などを収入したものでございます。
一〇ページに参りまして、二項、財産売払い収入は、消防艇「すみだ」の売払い代金を収入したものでございます。
一一ページをお開きください。十二款、諸収入をご覧ください。
収入済額は四百六十七億二千五百万余円で、収入率は一〇三・二％でございます。
四項、受託事業収入は、多摩地区の二十五市三町一村から消防事務の受託に要する経費などを収入したものでございます。
一二ページに参りまして、七項、弁償金及び報償金のうち、七目、消防費弁償金は、火災予防条例に基づく機器の性能試験に伴う出張旅費を収入したものでございます。
一三ページをお開きください。八目、諸費弁償金は、交通事故賠償金などを収入したものでございます。
一四ページに参りまして、八項、物品売払い代金は、運用を終了した消防車両などの売払い代金を収入したものでございます。
一五ページをお開きください。九項、雑入のうち、一目、納付金は、会計年度任用職員等の社会保険料の本人負担分を収入したものでございます。
一六ページに参りまして、二目、庁舎管理費等収入は、行政財産使用者が負担する光熱水費などを収入したものでございます。
一七ページをお開きください。三目、契約違約金は、契約解除等に伴う違約金を収入したものでございます。
一八ページに参りまして、三十六目、消防団員退職報償金等受入れは、退職した消防団員に支払う退職報償金などを共済基金から受け入れたものでございます。
一九ページをお開きください。三十七目、雑入は、高速自動車国道における救急業務支弁金や給与等の過年度返納金などを収入したものでございます。
二〇ページに参りまして、最下段に記載のとおり、歳入の合計は、予算現額四百七十四億二千二百六十一万一千円に対しまして、収入済額は四百八十七億一千四百四十六万五千九百二十七円で、収入率は一〇二・七％でございます。
次に、歳出についてご説明申し上げます。
二一ページをお開きください。十五款、消防費をご覧ください。
支出済額は二千四百四十億一千六百万余円で、執行率は九八・一％でございます。
一項、消防管理費は、職員の人件費や管理事務などに要した経費で、支出済額は一千九百六十三億六千七百万余円でございます。
一目、管理費は、二一ページから二六ページにかけての職員の人件費のほか、庁舎の光熱水費や消防施設の維持管理などに要した経費でございます。
二七ページをお開きください。二目、福利厚生費は、職員互助組合運営業務など、職員の福利厚生に要した経費でございます。
二八ページをお開きください。三目、衛生管理費は、各種健康診断など職員の健康管理に要した経費でございます。
二九ページに参りまして、四目、人事教養費は、二九ページから三一ページにかけての職員の各種研修や採用試験などに要した経費でございます。
三二ページをお開きください。五目、電子計算管理費は、三二ページから三三ページにかけての電子計算機の維持管理や情報処理業務などに要した経費でございます。
三四ページをお開きください。二項、消防活動費は、警防、防災、救急、予防などの各種消防活動業務などに要した経費であり、支出済額は二百二十五億三千四百万余円でございます。
一目、警防業務費は、三四ページから三六ページにかけての消火や救助、震災等大規模災害などの活動に使用する資器材の整備などに要した経費でございます。
三七ページをお開きください。二目、防災業務費は、三七ページから三九ページにかけての都民指導等の推進や都民防災教育センターの運営、震災対策資器材の整備などに要した経費でございます。
四〇ページをお開きください。三目、救急業務費は、四〇ページから四一ページにかけての救急活動で使用する各種資器材の整備や救急相談センターの運営、応急救護知識、技術の普及などに要した経費でございます。
四二ページをお開きください。四目、予防業務費は、四二ページから四四ページにかけての消防設備士などの消防技術者試験や講習、危険物施設の検査、火災予防体制の推進などに要した経費でございます。
四五ページをお開きください。五目、装備費は、四五ページから五一ページにかけての消防車両や消防ヘリコプター、消防艇のほか、消防職員の被服や個人装備品、通信施設の整備、維持管理に要した経費でございます。
五二ページをお開きください。三項、消防団費は、五二ページから五五ページにかけての消防団の運営、活動などに要した経費であり、支出済額は二十六億七千四百万余円でございます。
五六ページをお開きください。四項、退職手当及び年金費は、五六ページから五七ページにかけての恩給及び職員の退職手当などに要した経費であり、支出済額は八十三億六千四百万余円でございます。
五八ページをお開きください。五項、建設費は、消防庁舎及び消防水利の整備などに要した経費であり、支出済額は百四十億七千四百万余円でございます。
一目、庁舎建設費は、五八ページから六〇ページにかけての消防庁舎の建設などに要した経費でございます。
六一ページをお開きください。二目、改修費は、庁舎や設備の改修などに要した経費でございます。
六二ページをお開きください。三目、消防水利費は、防火水槽及び深井戸の新設、水道局が行った消火栓の設置、維持管理に要した経費を負担したものなどでございます。
六三ページに参りまして、十七款、諸支出金は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う建物使用料などの還付金等で、支出済額は二十四万余円でございます。
最下段をご覧ください。歳出合計は、予算現額二千四百八十八億二千五百六十二万三千円に対しまして、支出済額は二千四百四十億一千六百七十三万九千三百十七円で、執行率は九八・一％でございます。
以上で令和三年度東京都一般会計決算説明書による説明を終了し、引き続きまして、お手元の令和三年度東京都決算参考書財務諸表についてご説明申し上げます。
表紙を含め四枚おめくりください。二ページをご覧ください。2、財務諸表の概要にてご説明いたします。
初めに、1の貸借対照表の資産の部をご覧ください。
令和三年度における資産の部合計は三千九百五十二億六千六百万余円で、令和二年度と比較し二十億九千九百万余円の減でございます。
次に、負債の部をご覧ください。
令和三年度における負債の部の合計は二千百七十五億三千七百万余円で、令和二年度と比較し二十三億二千三百万余円の減でございます。
これを資産から差し引きました最下段にある正味財産の部の合計は一千七百七十七億二千九百万余円で、令和二年度と比較し二億二千三百万余円の増でございます。
次に、2の行政コスト計算書をご覧ください。
一番上の項目にあります令和三年度の行政収入は四百八十一億三千万余円、行政費用は二千四百七十一億五千百万余円でございます。
表の下から四項目めにあります当期収支差額はマイナス一千九百九十二億三千三百万余円で、令和二年度と比較し二十五億二千六百万余円の増でございます。
次に、3のキャッシュ・フロー計算書をご覧ください。
一番上の項目、最下段にあります令和三年度の行政サービス活動収支差額はマイナス一千八百三十四億七千三百万余円、二項目めの最下段にあります社会資本整備等投資活動収支差額はマイナス百十八億二千八百万余円で、下から五項目めの収支差額合計はマイナス一千九百五十三億二百万余円となり、令和二年度と比較し四十億九千三百万余円の増でございます。
なお、三ページ以降には財務諸表の詳細をお示ししてございます。後ほどご覧いただきたいと存じます。
以上で令和三年度決算の内容についての説明を終了いたします。
○柴崎委員長 説明は終わりました。
この際、資料要求のある方は発言を願います。
○池川委員 一つお願いします。
島しょ地域からの救急要請及び搬送件数を島ごとに五年間、よろしくお願いします。
○柴崎委員長 ただいま池川副委員長から資料要求がありましたが、これを分科会の資料要求とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○柴崎委員長 異議なしと認めます。理事者におかれましては、要求された委員と調整の上、ご提出願います。
以上で東京消防庁関係を終わります。
○柴崎委員長 これより財務局関係に入ります。
初めに、財務局長から挨拶並びに幹部職員の紹介があります。
○吉村財務局長 財務局長の吉村憲彦でございます。
柴崎委員長をはじめ委員の皆様方には、財務局所管の事務事業につきまして、日頃から特段のご理解を賜りまして、厚く御礼を申し上げます。
あわせまして、当局決算の審査に係るご指導につき、よろしくお願い申し上げます。
それでは、財務局の幹部職員を紹介申し上げます。
財政企画担当理事で主計部長事務取扱の田中慎一でございます。契約調整担当部長で政策企画局スタートアップ戦略担当部長を兼務いたします前山琢也でございます。財産運用部長の小泉雅裕でございます。運営・調整担当部長の佐藤直樹でございます。利活用調整担当部長の高島慶太でございます。建築保全部長の渡辺正信でございます。施設整備担当部長の小野寺弘樹でございます。技術管理担当部長の金子陽子でございます。庁舎運営担当部長の鈴木光祐でございます。オリンピック・パラリンピック施設整備担当部長の草野智文でございます。当分科会との連絡等に当たらせていただきます総務課長の小西拓でございます。
なお、経理部長で子供政策連携室子供政策調整担当部長を兼務いたします五十嵐律は病気療養のため、欠席させていただいております。
以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
〔理事者挨拶〕
○柴崎委員長 挨拶並びに紹介は終わりました。
○柴崎委員長 これより決算の審査を行います。
令和三年度東京都一般会計決算中、財務局所管分、令和三年度東京都用地会計決算及び令和三年度東京都公債費会計決算を一括して議題といたします。
本件について理事者の説明を求めます。
○吉村財務局長 財務局の事業概要及び令和三年度決算の概要をご説明申し上げます。
お手元の令和三年度決算概要の一ページをお開き願います。
まず、番号1の事業概要でございますが、財務局が所管しております主な事業は、（1）から（8）に記載しておりますとおりでございます。
第一に、都の財政計画の策定及び予算の調製、配当、執行監督、第二に、工事や物品等の契約と検収、第三に、土地、建物等の公有財産の取得、管理、処分、第四に、本庁舎等の管理、第五に、建築物等の設計、施工、監督を行っております。そのほか、宝くじの発売、用地の先行取得、都債の発行と償還事務なども行っております。
次に、番号2の決算の総括についてご説明申し上げます。
まず、（1）の一般会計でございますが、歳入は、予算現額三兆六千百八十三億五千八百万円に対しまして、収入済額は二兆三千七百八十二億三千九百万円、比較増減額は一兆二千四百一億一千九百万円の収入減でございまして、収入率は六五・七％でございます。
収入の主なものは、国庫補助金、基金からの繰入金、都債などでございます。
また、歳出は、予算現額七千七百十九億三千六百万円に対しまして、支出済額は七千四百七十九億七千七百万円、翌年度繰越額は一億八百万円、不用額は二百三十八億五千百万円でございまして、執行率は九六・九％でございます。
支出の主なものは、都債の償還金、他会計への支出金、基金への積立金などでございます。
次に、（2）の用地会計でございますが、この会計は、河川、公園等の事業用地を先行取得するために設置している会計でございます。
歳入は、予算現額百七十七億八千六百万円に対しまして、収入済額は百二十九億八千二百万円、比較増減額は四十八億四百万円の収入減でございまして、収入率は七三・〇％でございます。
また、歳出は、予算現額百七十七億八千六百万円に対しまして、支出済額は六十六億四千百万円、翌年度繰越額は五千五百万円、不用額は百十億九千万円でございまして、執行率は三七・三％でございます。
次に、二ページをお開きいただきまして、（3）の公債費会計でございます。この会計は、一般会計ほかの公債費を一括経理するものでございまして、歳入、歳出ともに予算現額一兆千七百三十二億四千五百万円に対しまして、収入済額及び支出済額は同額の一兆一千六百六十二億九千百万円でございまして、収入率、執行率ともに九九・四％でございます。
以上、令和三年度財務局所管の決算につきまして概要をご説明申し上げました。
なお、決算の詳細及び財務諸表につきましては、理事からご説明申し上げます。よろしくご審議のほどお願いいたします。
○田中理事 それでは、令和三年度決算の詳細につきましてご説明申し上げます。
お手元には、ただいま局長よりご説明申し上げました令和三年度決算概要のほかに、会計ごとの決算説明書三冊と財務局の財務諸表をお配りしてございます。
最初に、財務局分の一般会計決算についてご説明申し上げます。東京都一般会計決算説明書をご覧いただきたいと存じます。
なお、各会計ともに、決算の総括につきましては、ただいま局長よりご説明申し上げましたので、私からは各款ごとの内容についてご説明申し上げます。
まず、歳入でございます。恐れ入りますが、五ページをお開きください。
このページと六ページが第四款、地方特例交付金でございます。
国からの地方特例交付金、新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金として、収入済額の欄の一番上に記載のとおり、二百八十億九千六百万円余を収入したもので、収入率は一四一・四％でございます。
次に、七ページをご覧ください。第五款、特別交付金でございます。
国からの交通安全対策特別交付金として、同じく収入済額の欄に記載のとおり、二十八億九千七百万円余を収入したもので、収入率は九六・六％でございます。
次に、八ページをお開き願います。第六款、分担金及び負担金でございます。
これは、東日本大震災に係る復旧、復興事業等に従事するため派遣された職員の負担金として四百万円余を収入したものでございます。
次に、九ページをご覧ください。このページから一一ページまでは、第七款、使用料及び手数料でございます。
収入済額は十一億三千二百万円余で、収入率は九六・三％でございます。これは、行政財産の使用料、証明書発行等の手数料を収入したものでございます。
次に、一二ページをお開き願います。このページから一四ページまでが、第八款、国庫支出金でございます。
収入済額は一兆六千百十億三千三百万円余で、収入率は七一・九％でございます。これは、国からの新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金などを収入したものでございます。
次に、一五ページをご覧ください。このページから一八ページまでは、第九款、財産収入でございます。
収入済額は百三十五億八千六百万円余で、収入率は八三・一％でございます。これは、財務局が保有している財産の賃貸料、利子及び配当金、未利用地の売払い代金などを収入したものでございます。
次に、一九ページをご覧ください。第十款、寄附金でございます。
これは、一般寄附金として六千九百万円余を収入したものでございます。
次に、二〇ページをお開き願います。このページから二六ページまでは、第十一款、繰入金でございます。
収入済額は二千五百三十七億九千三百万円余で、収入率は三二・八％でございます。これは、特別会計及び公営企業会計と基金からの繰入金を収入したものでございます。
次に、二七ページをご覧ください。このページから三三ページまでは、第十二款、諸収入でございます。
収入済額は四百十六億八千四百万円余で、収入率は六七・五％でございます。これは、宝くじの発売益金などを収入したものでございます。
次に、三四ページをお開き願います。このページから四五ページまでは、第十三款、都債でございます。
収入済額は二千二百四十二億七千九百万円余で、収入率は七四・八％でございます。これは、都市整備債外九事業の財源として都債を収入したものでございます。
次に、四六ページをお開き願います。第十四款、繰越金でございます。
前年度からの繰越金として二千十六億六千百万円余を収入したもので、収入率は一〇〇・〇％でございます。
以上、歳入額を合計いたしますと、最下段に記載してございますように、収入済額は二兆三千七百八十二億三千八百万円余で、収入率は六五・七％でございます。
続きまして、歳出でございます。
恐れ入りますが、四八ページをお開き願います。このページから五三ページまでは、第二款、総務費でございます。
支出済額の欄に記載のとおり、百四十二億二千三百万円余を支出し、執行率は九三・九％でございます。これは、財務局が所管している事務事業のうち、経理事務、主計事務、建築保全事務などの経費を支出したものでございます。
次に、五四ページをご覧ください。第十六款、公債費でございます。
支出済額は三千二百七十一億四千万円余で、執行率は九八・五％でございます。これは、一般会計における都債の償還及び発行に要する経費を支出したものでございます。
次に、五五ページをお開き願います。このページから六二ページまでは、第十七款、諸支出金でございます。
支出済額は四千六十六億一千二百万円余で、執行率は九六・〇％でございます。これは、財産運用事務の経費、基金への積立金、特別会計及び公営企業会計への繰出金などを支出したものでございます。
次に、最後のページとなります、六三ページをお開き願います。第十八款、予備費でございます。
令和三年度におきましては、福祉保健費に四十億八百万円余の充当を行っております。
以上、歳出額を合計いたしますと、最下段に記載のとおり、支出済額七千四百七十九億七千六百万円余で、執行率は九六・九％でございます。
引き続き、用地会計につきましてご説明を申し上げます。
お手元の東京都用地会計決算説明書をご覧いただきたいと存じます。
まず、歳入でございます。恐れ入りますが、四ページをお開き願います。このページと五ページが、第一款、財産収入でございます。
収入済額は四十七億四千五百万円余で、収入率は九九・五％でございます。これは、先行取得した用地の引取経費を、事業を実施する局から収入したものなどでございます。
次に、六ページをお開き願います。第二款、繰入金でございます。
収入済額は三億一千三百万円余で、収入率は六二・七％でございます。これは、買収した用地に係る都債償還費などを一般会計から繰り入れたものでございます。
次に、七ページをご覧ください。第三款、諸収入でございます。
収入済額は四千円余で、歳計現金に係る預金利子を収入したものでございます。
次に、八ページをお開き願います。第四款、都債でございます。
収入済額は十五億七千八百万円で、収入率は一八・三％でございます。これは、用地買収費の財源として起債した公共用地先行取得債を収入したものでございます。
次に、九ページをご覧ください。第五款、繰越金でございます。
前年度からの繰越金として六十三億四千五百万円余を収入したもので、収入率は一六二・八％でございます。
以上、歳入額を合計いたしますと、最下段に記載してございますように、収入済額は百二十九億八千二百万円余で、収入率は七三・〇％でございます。
続きまして、歳出でございます。
恐れ入りますが、一〇ページをお開き願います。第一款、用地費でございます。
こちらにつきましては、下段にございます執行概要説明欄の表でご説明いたします。
まず、支出内訳の番号1、用地買収費でございます。
支出済額は、三年度用地買収費と二年度繰越事業費を合わせまして十六億一千二百万円余で、執行率は一二・九％でございます。これは、次の一一ページに記載のとおり、公園等の事業用地の買収費を支出したものでございます。
次に、一二ページをお開き願います。番号2は、繰出金でございます。
支出済額は、計の欄に記載のとおり、四十九億五千百万円余で、執行率は九八・七％でございます。これは、用地買収費の財源である都債の償還費などを支出したものでございます。
番号3は、事務費でございます。
支出済額は七千六百万円余で、執行率は三四・二％でございます。これは、事務用品や測量経費などを支出したものでございます。
以上、歳出額を合計いたしますと、一三ページ最下段に記載してございますように、支出済額は六十六億四千万円余で、執行率は三七・三％でございます。
用地会計決算の説明は以上でございます。
引き続き、公債費会計につきましてご説明申し上げます。
お手元の東京都公債費会計決算説明書をご覧いただきたいと存じます。
まず、歳入でございます。恐れ入りますが、四ページをお開き願います。第一款は、財産収入でございます。
収入済額は十五億五千九百万円余で、収入率は一〇四・八％でございます。これは、減債基金の運用利子を収入したものでございます。
次に、五ページをご覧ください。このページから八ページまでは、第二款、繰入金でございます。
収入済額は八千七百十億二千百万円余で、収入率は九九・二％でございます。これは、元金償還金などを各会計から繰り入れたものでございます。
次に、九ページをご覧ください。第三款、諸収入でございます。
収入済額は六億一千八百万円余で、収入率は一〇三・九％でございます。これは、歳計現金の預金利子などを収入したものでございます。
次に、一〇ページをお開き願います。第四款、都債でございます。
収入済額は二千九百三十億九千百万円余で、収入率は一〇〇・〇％でございます。これは、一般会計及び都営住宅等事業会計の借換債を収入したものでございます。
以上、歳入額を合計いたしますと、最下段に記載してございますように、収入済額は一兆一千六百六十二億九千万円余で、収入率は九九・四％でございます。
続きまして、歳出でございます。
恐れ入りますが、一一ページをご覧ください。第一款、公債費でございます。
こちらにつきましては、科目欄の目ごとにご説明いたします。
まず第一目、元金償還金でございます。
支出済額は八千二百四十一億四千五百万円余で、執行率は一〇〇・〇％でございます。
次に、一三ページをお開き願います。第二目、利子償還金でございます。
支出済額は六百八十二億六千二百万円余で、執行率は九三・四％でございます。
次に、一五ページをお開き願います。第三目、減債基金積立金でございます。
支出済額は二千七百十一億七千五百万円余で、執行率は一〇〇％でございます。
その下の第四目、発行及び償還手数料でございますが、支出済額は二十六億二千五百万円余で、執行率は五七・五％でございます。
次に、一七ページをお開き願います。第五目、管理費でございます。支出済額は八千百万円余で、執行率は六一・〇％でございます。
以上、歳出額を合計いたしますと、最下段に記載してございますように、支出済額は一兆一千六百六十二億九千万円余で、執行率は九九・四％でございます。
公債費会計の説明は以上でございます。
引き続きまして、財務局の財務諸表についてご説明申し上げます。
恐れ入りますが、お手元の東京都決算参考書財務諸表の五ページをお開き願います。
財務局が所管いたします三会計合算の貸借対照表、行政コスト計算書及びキャッシュ・フロー計算書の概要をお示ししてございます。
まず、上段の1の貸借対照表でございますが、令和三年度の資産の部の合計は六兆六千九百九十二億一千五百万円余でございまして、対前年度比で二百八十三億二千八百万円余の増加となっております。
また、負債の部の合計は三千四百八億三百万円余でございまして、対前年度比で六百四十六億四千万円余の減少となっております。
この結果、資産の部合計から負債の部合計を差し引いた正味財産の部合計は六兆三千五百八十四億一千二百万円余でございまして、対前年度比で九百二十九億六千八百万余の増加となってございます。
続いて、中段2の行政コスト計算書でございますが、令和三年度の行政収入、一番上でございますけれども、こちらが一兆六千八百九十億八千万円余、その下、行政費用は二千二十八億一千七百万円余、一つ飛ばしまして、金融収入は四十一億八千三百万円余、その下、金融費用は四十八億七千二百万円余、さらにもう一つ飛ばしました特別収入は三十六億五千四百万円余、その下、特別費用は二十六億九百万円余でございます。
これらの収入、費用を差し引きした当期収支差額は一兆四千八百六十六億一千八百万円余の収入超過でございまして、令和二年度と比較いたしますと、一兆四千六百五十九億八百万円余の増加となっております。
続いて、下段3のキャッシュ・フロー計算書でございますが、令和三年度の行政サービス活動収支差額、上から三段目の数字でございますけれども、一兆四千四百八十四億五千七百万円余の収入超過でございます。その三つ下にあります社会資本整備等投資活動収支差額は八百八十三億二千六百万円余の収入超過、さらにその三つ下であります財務活動収支差額は一千八十一億八千六百万円余の支出超過でございます。
これらの収支差額を合算いたしました収支差額合計は一兆四千二百八十五億九千七百万円余の収入超過でございまして、令和二年度と比較し九千六百二億二千六百万円余の増加となっております。
簡単ではございますが、財務諸表の説明は以上でございます。よろしくご審議のほどお願いいたします。
○柴崎委員長 説明は終わりました。
この際、資料要求のある方は発言を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○柴崎委員長 それでは、資料要求なしと確認させていただきます。
以上で財務局関係を終わります。
○柴崎委員長 これより政策企画局関係に入ります。
初めに、政策企画局長から挨拶並びに幹部職員の紹介があります。
○中村政策企画局長 政策企画局長の中村倫治でございます。
柴崎委員長をはじめ委員の皆様方のご指導、ご鞭撻をいただきながら、全力で事務事業に取り組んでまいる所存でございます。よろしくお願い申し上げます。
それでは、当局の幹部職員を紹介させていただきます。
スタートアップ戦略担当局長で構造改革推進担当理事を兼務しております吉村恵一でございます。国際金融都市戦略担当局長の児玉英一郎でございます。外務長の山本敏生でございます。次長で戦略広報調整監を兼務いたします山田忠輝でございます。技監の荒井俊之でございます。報道調整担当理事で報道担当部長事務取扱の堀越弥栄子でございます。長期戦略プロジェクト推進担当理事の古川浩二でございます。総務部長の末村智子でございます。企画担当部長で戦略広報担当部長、デジタル広報担当部長及び新型コロナウイルス感染症対策広報担当部長を兼務いたします黒岩幸三でございます。政策部長の菅原雅康でございます。政策担当部長の小高都子でございます。政策担当部長の後藤和宏でございます。政策担当部長の白石正樹でございます。政策担当部長の小河原靜子でございます。技術政策担当部長の安東季之でございます。渉外担当部長で自治制度改革推進担当部長を兼務いたします池島英稔でございます。戦略広報部長で新型コロナウイルス感染症対策広報担当部長を兼務いたします久保田直子でございます。海外広報担当部長の小林あかねでございます。計画調整部長の佐久間巧成でございます。プロジェクト推進担当部長で大学連携担当部長、構造改革担当部長及びスタートアップ戦略担当部長を兼務いたします井上直でございます。スタートアップ戦略担当部長で構造改革担当部長を兼務いたします小林直樹でございます。東京eSGプロジェクト推進担当部長でスタートアップ戦略担当部長を兼務いたします宮崎成でございます。カーボンハーフ担当部長で東京eSGプロジェクト推進担当部長及び都市強靱化プロジェクト担当部長を兼務いたします矢野克典でございます。都市強靱化プロジェクト担当部長で構造改革担当部長を兼務いたします佐伯亮でございます。外務部長の入佐勇人でございます。国際戦略担当部長の須賀隆行でございます。戦略事業部長でスタートアップ戦略担当部長を兼務いたします樋口隆之でございます。特区推進担当部長でスタートアップ戦略担当部長を兼務いたします福永真一でございます。国際金融都市担当部長の宮武和弘でございます。オリンピック・パラリンピック調整部長で調整担当部長を兼務いたします梅村実可でございます。事業調整担当部長の岡部祐一でございます。調整担当部長の原田和生でございます。当委員会との連絡等に当たります総務課長の福田尚道でございます。
なお、政策担当部長で輸送担当部長を兼務いたします松本祐一、国際連携担当部長の木村賢一は、それぞれ生活文化スポーツ局との兼務のため、本日の分科会を欠席させていただいております。また、外務担当部長の小川清泰は、公務のため、本日の分科会を欠席させていただいております。
以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
〔理事者挨拶〕
○柴崎委員長 挨拶並びに紹介は終わりました。
○柴崎委員長 これより決算の審査を行います。
令和三年度東京都一般会計決算中、政策企画局所管分を議題といたします。
本件について理事者の説明を求めます。
○中村政策企画局長 政策企画局所管の令和三年度決算をご審議いただくに当たりまして、当局の事業概要及び決算の概要についてご説明を申し上げます。
お手元にお配りしてございます令和三年度決算概要の一ページをお開きください。
初めに、1の政策企画局の事業概要（令和三年度）についてご説明を申し上げます。
（1）、基本的な構想、総合的な長期計画の策定等でございます。
「未来の東京」戦略の取組をさらに加速するため、令和四年二月に「未来の東京」戦略 version up 二〇二二を策定するとともに、戦略実行のための推進プロジェクトを進めております。
（2）、政策の企画調整でございます。
知事の特命に係る重要な施策の企画、立案を行っております。また、都の重要な政策の局横断的な事業展開に関する総合的な調整を行っております。
（3）、国際金融都市・東京の実現でございます。
東京金融賞の実施など、国際金融都市東京の実現に向けた取組を進めております。
（4）、特区・外国企業誘致でございます。
アジアヘッドクオーター特区地域協議会や国家戦略特区区域会議等の運営、外国企業の発掘、誘致の取組などを進めております。
（5）、国や各道府県市等との連携・調整でございます。
都の意向を国の政策に反映させていくため、国に対し、施策、予算についての提案要求を行うとともに、広域的な行政課題への対処や共存共栄に向けた取組など、各道府県市との連携を図っております。
（6）、都政報道及び報道機関との連絡でございます。
各局の事業の計画、実施、結果など、都政に関する情報を集約し、報道機関への提供を行っております。また、知事の定例記者会見の準備などを行っております。
（7）、都市外交の推進でございます。
二都市間及び多都市間都市外交の推進、外国諸機関との連絡調整、海外情報の収集等を行っております。
（8）、秘書事務等でございます。
知事等の秘書事務のほか、皇室及び栄典、都政功労者に対する知事表彰などの事務を行っております。
（9）、都庁マネジメント本部・庁議の運営等でございます。
都政の総合的かつ効率的な推進を図るため、都庁マネジメント本部や庁議の運営などを行っております。
次に、旧生活文化局移管分の事業でございます。
（1）、広報広聴のための施策でございます。
次に、旧オリンピック・パラリンピック準備局移管分の事業でございます。
（1）、東京二〇二〇オリンピック・パラリンピック競技大会の開催準備に関することでございます。
続いて、二ページをお開きください。
2の決算の総括でございます。
まず、政策企画局分について、歳入は、予算現額八億三千六百四十七万七千円に対しまして、収入済額五億九千二百六十七万九千円となっております。
歳出は、予算現額百七億四千百七十六万一千円に対しまして、支出済額九十三億二千四百四十八万九千円となっております。
次に、旧生活文化局移管分について、歳入は、予算現額三千三百四十三万六千円に対しまして、収入済額三千六百三十二万三千円となっております。
歳出は、予算現額二十八億六千三百二十六万六千円に対しまして、支出済額二十五億四千七百十五万五千円となっております。
次に、旧オリンピック・パラリンピック準備局移管分について、歳入は、予算現額三十八億六千三百七十三万一千円に対しまして、収入済額二十七億七百五十五万九千円となっております。
歳出は、予算現額四千二百九十億二千五百三十八万一千円に対しまして、支出済額二千八百十一億四千四百五十八万六千円となっております。
歳入歳出の詳細と財務諸表につきましては、総務部長からご説明させていただきます。
以上、決算概要についてご説明申し上げました。よろしくご審議のほどお願いいたします。
○末村総務部長 引き続き、私から、政策企画局所管の令和三年度決算の内容につきましてご説明させていただきます。
政策企画局は、旧生活文化局及び旧オリンピック・パラリンピック準備局から一部関連事業が移管されております。
このため、これからご説明いたします令和三年度の決算関係の資料でございますが、東京都一般会計決算説明書を政策企画局分、旧生活文化局移管分、旧オリンピック・パラリンピック準備局移管分の三つの冊子に分けて作成してございます。東京都決算参考書財務諸表につきましては、令和三年度政策企画局事業分のみ作成してございます。したがいまして、資料は合計四冊となってございます。
また、子供政策連携室へ一部事業を移管してございます。本資料中で網かけ表示にした部分が移管事業に係る経費となっております。詳細につきましては、移管先の局からご説明させていただくこととなっておりますので、あらかじめご了承いただきたいと存じます。
それでは、まず、お手元の東京都一般会計決算説明書、政策企画局の冊子をご覧ください。
決算の総括につきましては、ただいま局長からご説明いたしましたので、私からは歳入及び歳出の内訳をご説明いたします。
恐れ入りますが、九ページをお開きください。歳入についてご説明申し上げます。
まず初めに、上段の第七款、使用料及び手数料でございます。
予算現額一千円に対しまして、収入済額二千余円となっております。公文書開示手数料を収入したものでございます。
第九款、財産収入でございます。
予算現額ゼロ円に対しまして、収入済額三千余円となっております。著作権使用料を収入したものでございます。
第十一款、繰入金でございます。
予算現額七億八千四百三十二万八千円に対しまして、収入済額四億五千七百九十四万余円となっております。東京都都市外交人材育成基金からの繰入金を収入したものでございます。
次に、一〇ページをお開きください。第十二款、諸収入でございます。
予算現額五千二百十四万八千円に対しまして、収入済額一億三千四百七十二万余円となっております。主に、一般財団法人自治体国際化協会からの助成金や官民連携ファンドに係る分配金を収入したものでございます。
一三ページをお開きください。歳出についてご説明申し上げます。
第二款、総務費、第二項、政策企画費、第一目、管理費でございます。
予算現額百七億四千百七十六万一千円に対しまして、支出済額九十三億二千四百四十八万余円、執行率八六・八％でございます。
支出内訳でございますが、（1）、職員費につきましては三十三億九千九百五十八万余円支出しております。
（2）、管理事務でございます。会計年度任用職員報酬、事務費等に二億八千三百万余円支出しております。
一四ページをお開きください。（3）、長期計画の企画・立案でございます。「未来の東京」戦略 version up 二〇二二の策定や長期戦略プロジェクトの推進などに四億六千三百九十三万余円支出しております。
（4）、政策の立案及び総合調整でございます。海外広報事業の企画立案、運営業務などに十八億三千七百九十一万余円支出しております。
（5）、政府・全国知事会等との連絡でございます。全国知事会分担金や都道府県会館管理料等負担金などに四千七百三十五万余円支出しております。
（6）、全国各地との連携推進でございます。ポータルサイト、東京と全国各地との共存共栄の運用などに五百六十四万余円支出しております。
一五ページをご覧ください。（7）、報道機関との連絡でございます。都政情報の報道機関への提供などに四千三百二十八万余円支出しております。
（8）、都市外交の推進でございます。一般財団法人自治体国際化協会に対する分担金などに四億七百七十五万余円支出しております。
（9）、国際金融都市・東京の実現でございます。サステーナブルエネルギーファンドや東京金融賞の実施などに十六億三千五百四十六万余円を支出しております。
（10）、特区の推進でございます。外国企業発掘・誘致事業委託などに十一億二千百九十万余円支出しております。
一六ページをご覧ください。（11）、秘書事務でございます。知事等の秘書事務などに四千百七十二万余円支出しております。
（12）、政策情報の作成及び調整でございます。二千三百十六万余円支出しております。
（13）、庁舎改修に伴う執務室のフロア移転でございます。千三百七十四万余円支出しております。
主な不用額でございますが、一七ページに記載してございますので、後ほどご覧いただければと存じます。
以上が一般会計、政策企画局分の決算でございます。
次に、一般会計、政策企画局（旧生活文化局移管分）につきましてご説明申し上げます。
恐れ入りますが、お手元の東京都一般会計決算説明書、政策企画局、右下に旧生活文化局移管分とございます冊子をご覧いただきたいと思います。
九ページをご覧ください。第七款、使用料及び手数料でございます。
予算現額ゼロ円に対しまして、収入済額三百円となっております。公文書開示手数料を収入したものでございます。
第八款、国庫支出金でございます。
予算現額二千八百六十万五千円に対しまして、収入済額三千百五十万余円となっております。人権啓発活動地方委託要綱に基づく国庫委託金を収入したものでございます。
第九款、財産収入でございます。
予算現額四百四十七万六千円に対しまして、収入済額四百四十七万六千円となっております。株式会社J−WAVE及び東京メトロポリタンテレビジョン株式会社の株式配当金を収入したものでございます。
次に、一〇ページをお開きください。第十二款、諸収入でございます。
予算現額三十五万五千円に対しまして、収入済額三十三万余円となっております。雇用保険料の納付金及び公益社団法人日本広報協会の負担金等を収入したものでございます。
一三ページをお開きください。歳出についてご説明を申し上げます。
第四款、生活文化費、第一項、生活文化費、第一目、管理費でございます。
予算現額三億二千八百十九万二千円に対しまして、支出済額三億一千百四十二万余円でございます。執行率九四・九％でございます。
支出内訳でございますが、（1）、職員費につきましては三億一千五十九万余円支出しております。
（2）、管理事務でございます。事務費等に八十三万余円支出しております。
主な不用額でございますが、下段に記載してございますので、後ほどご覧いただければと存じます。
一四ページをお開きください。第二目、広報広聴費でございます。予算現額二十五億三千五百七万余円に対しまして、支出済額二十二億三千五百七十三万余円でございます。執行率八八・二％でございます。
支出内訳でございますが、（1）、都政広報につきましては、テレビ、ラジオ、「広報東京都」印刷版の作成などに二十一億九千六百十二万余円支出しております。
（2）、都民の声事業でございます。世論調査の実施などに三千九百六十一万余円支出しております。
主な不用額でございますが、下段に記載してございますので、後ほどご覧いただければと存じます。
以上が旧生活文化局移管分の決算でございます。
次に、一般会計、政策企画局（旧オリンピック・パラリンピック準備局移管分）についてご説明申し上げます。
恐れ入ります、お手元の東京都一般会計決算説明書、政策企画局、右下に旧オリンピック・パラリンピック準備局移管分とございます冊子をご覧いただきたいと存じます。
九ページをお開きください。第六款、分担金及び負担金でございます。
予算現額三十八億五千四百万円に対しまして、収入済額二十六億七千九百六十二万余円となっております。オリンピック・パラリンピック準備費を収入したものでございます。
次に、第九款、財産収入でございます。
予算現額十三万三千円に対しまして、収入済額二百七十七万余円となっております。建物賃貸料を収入したものでございます。
次に、第十一款、繰入金でございます。
予算現額ゼロ円に対しまして、収入済額九百九十万円となっております。臨海地域開発事業会計からの繰入金を収入したものでございます。
一〇ページをお開きください。第十二款、諸収入でございます。
予算現額九百五十九万八千円に対しまして、収入済額一千五百二十六万余円となっております。主に、旧オリンピック・パラリンピック準備局所管の雑収入を収入したものでございます。
一三ページをお開きください。歳出についてご説明申し上げます。
第五款、スポーツ振興費、第二項、オリンピック・パラリンピック準備費、第一目、管理費でございます。
予算現額八十四億二百万円に対しまして、支出済額八十三億七千七百四十三万余円でございます。執行率九九・七％でございます。
支出内訳でございますが、（1）、職員費につきましては八十三億七千七百四十三万余円支出しております。
主な不用額でございますが、下段に記載してございますので、後ほどご覧いただければと存じます。
一四ページをお開きください。第二目、オリンピック・パラリンピック準備費でございます。
支出内訳でございますが、（1）、開催都市PRにつきましては三十三億三千六百五十一万余円支出しております。
（2）、大会開催に向けた普及啓発でございます。十六億二千四十四万余円支出しております。
（3）、大会成功に向けた区市町村支援でございます。五億三千四百五十二万余円支出しております。
（4）、多言語対応の推進でございます。千二百八十六万余円支出しております。
（5）、オリンピック・パラリンピック開催計画でございます。百六億八千八百二万余円支出しております。
（6）、オリンピック・パラリンピック施設整備でございます。四十一億八千五百六十一万余円支出しております。
（7）、共同実施事業等でございます。二千四百八十五億二千八百三十九万余円支出しております。
（8）、管理事務費でございます。十四億八千二百二十七万余円支出しております。
（9）、大会に向けた新型コロナウイルス感染症対策でございます。十五億五千五百三十九万余円支出しております。
（10）、収支調整額については実績がございませんでした。
一五ページをお開きください。主な不用額につきましては、後ほどご覧いただければと存じます。
一六ページをお開きください。第十七款、諸支出金、第四項、諸費、第十一目、国庫支出金返納金でございます。
予算現額八億二千三百十一万九千円に対しまして、支出済額八億二千三百十一万余円でございます。執行率一〇〇％でございます。
支出内訳でございますが、過年度に交付を受けた国庫支出金受入れ超過分の返納に要する経費でございます。
以上が旧オリンピック・パラリンピック準備局移管分の決算でございます。
最後に、もう一冊お手元にお配りしてございます東京都決算参考書財務諸表をご覧ください。
四ページをお開きください。財務諸表の概要についてご説明いたします。
上段に記載してございます、1、貸借対照表についてでございますが、これは、当局の資産や負債及びその差額である正味財産を示したものでございます。
令和三年度の資産の部の合計は九十四億七千八十一万余円でございます。
前年度対比の増減額は、表の右側にありますとおり、三十四億一千二百十六万余円の増となっております。これは、主に令和三年度に旧戦略政策情報推進本部より、官民連携ファンドの移管を受けたことによるものでございます。
また、令和三年度の負債の部の合計は三十三億九千四百二十六万余円でございます。
前年度対比の増減額は七億六千十九万余円の増となっております。これは、退職給与引当金及び賞与引当金の増加によるものでございます。
その結果として、正味財産の部の合計は六十億七千六百五十五万余円で、前年度対比の増減額は二十六億五千百九十七万余円の増となっております。
続きまして、中段に記載してございます、2、行政コスト計算書についてでございますが、これは、当局の収入と費用を示したものでございます。
令和三年度の行政収入の金額は八千六百十三万余円、行政費用の金額は八十七億六千七百八十五万余円でございます。
金融収支、特別収支を含めた当期収支差額はマイナス八十六億八千二百三十七万余円、前年度対比の増減額は三十八億八千三百三十万余円の減となっております。これは、主に行政費用における給与関係費、退職給与引当金繰入額等の増によるものです。
最後に、下段の3、キャッシュ・フロー計算書についてでございますが、これは、当局の現金収支の状況を示したものでございます。
令和三年度の行政サービス活動収支差額はマイナス八十億三千六百四十七万余円、社会資本整備等投資活動収支差額はマイナス六億九千五百三十三万余円で、収支差額合計はマイナス八十七億三千百八十万余円、前年度対比の増減額は四十五億一千百八十四万余円の減となっております。
以上をもちまして、令和三年度における政策企画局の決算の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○柴崎委員長 説明は終わりました。
この際、資料要求のある方は発言を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○柴崎委員長 それでは、資料要求はなしと確認させていただきます。
以上で政策企画局関係を終わります。
○柴崎委員長 これより子供政策連携室関係に入ります。
初めに、子供政策連携室長から挨拶並びに幹部職員の紹介があります。
○山下子供政策連携室長 子供政策連携室長の山下聡でございます。
子供政策連携室職員一同、全力を挙げて事務事業の適切かつ円滑な執行に取り組んでまいりますので、柴崎委員長をはじめ委員の皆様方には、ご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
それでは、当局の幹部職員をご紹介申し上げます。
子供政策連携推進部長の土村武史でございます。子供政策調整担当部長の山本公彦でございます。調整担当部長の宮本均でございます。事業調整担当部長の小平房代でございます。当委員会との連絡等に当たらせていただきます企画課長の小松義昌でございます。
以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
〔理事者挨拶〕
○柴崎委員長 挨拶並びに紹介は終わりました。
○柴崎委員長 これより決算の審査を行います。
令和三年度東京都一般会計決算中、子供政策連携室所管分を議題といたします。
本件について理事者の説明を求めます。
○山下子供政策連携室長 令和三年度決算をご審議いただくに当たりまして、子供政策連携室の事業概要及び決算の概要についてご説明申し上げます。
子供政策連携室は、都政の政策全般を子供目線で捉え直し、子供政策を総合的に推進する体制を構築するため、令和四年四月に新設されたものでございます。チルドレンファーストの社会を実現するため、子供政策を加速させてまいります。
それでは、恐れ入りますが、お手元にお配りしてございます令和三年度決算概要の一ページをお開きください。
令和三年度決算は、政策企画局から移管された事業に係るものを記載してございます。
初めに、1の子供政策連携室の事業概要（令和三年度）についてご説明申し上げます。
政策企画局移管分といたしまして、子供に係る重要な施策の推進等でございます。
社会のあらゆる主体との連携の輪を広げ、官民一体となって子供の笑顔があふれる社会、安心して子供を産み育てられる社会を目指す取組といたしまして、こどもスマイルムーブメントを展開しております。
また、子供に情報を届ける仕組みといたしまして、子供向けホームページの作成、運営を行ってございます。
また、子供が笑顔で、そして子育てが楽しいと思える社会の実現に向けまして、海外等の先進事例も踏まえ、従来の枠組みにとらわれない幅広い視点で議論を行うことを目的にこども未来会議を設置しまして、運営を行ってございます。
続いて、二ページをお開きください。2の決算の総括でございます。
政策企画局移管分についてでございますが、歳入はございません。
歳出は、予算現額四億七千二百十万二千円に対しまして、支出済額四億三千三百八十二万六千円となってございます。
歳出の詳細と財務諸表につきましては、子供政策連携推進部長からご説明させていただきます。
以上、決算概要についてご説明申し上げました。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○土村子供政策連携推進部長 それでは引き続き、私から、子供政策連携室の令和三年度決算の内容につきましてご説明申し上げます。
お手元にお配りしてございます令和三年度東京都一般会計決算説明書、子供政策連携室（政策企画局移管分）をご覧ください。
決算の総括につきましては、ただいま室長からご説明申し上げたとおりでございますので、私からは歳出の内容をご説明いたします。
恐れ入りますが、七ページをお開きください。歳出についてご説明申し上げます。
第二款、総務費、第二項、政策企画費、第一目、管理費でございます。
予算現額四億七千二百十万二千円に対しまして、支出済額四億三千三百八十二万余円、執行率九一・九％でございます。
支出内訳でございますが、中段に記載の1、執行概要説明の（1）、職員費につきましては、九千二十一万余円支出してございます。
（2）、管理事務でございます。事務費等に百五十二万円支出してございます。
（3）、長期計画の企画・立案でございます。こどもスマイルムーブメントの展開、子供向けホームページの作成などに三億四千二百八万余円支出してございます。
主な不用額でございますが、八ページに記載してございますので、後ほどご覧いただければと存じます。
以上が一般会計、子供政策連携室（政策企画局移管分）の決算でございます。
続きまして、お手元にお配りしてございます令和三年度東京都決算参考書財務諸表、子供政策連携室（政策企画局移管分）についてご説明申し上げます。
恐れ入りますが、四ページをお開きください。財務諸表の概要についてご説明いたします。
上段に記載してございます、1、貸借対照表についてでございますが、これは、当室の資産や負債及びその差額であります正味財産を示したものでございます。
令和三年度の資産の部の合計は三百九十一万余円でございます。また、令和三年度の負債の部の合計は一億七百八十六万余円でございます。その結果として、正味財産の部の合計はマイナス一億三百九十四万余円でございます。
続きまして、中段に記載してございます、2、行政コスト計算書についてでございますが、これは、昨年度一年間におけます行政活動に伴う全ての収入とコストを表示したものでございます。
令和三年度の行政収入の金額はゼロ円、行政費用の金額は四億七千六百四十四万余円でございます。金融収支、特別収支を含めた当期収支差額はマイナス四億七千六百四十四万余円でございます。
最後に、下段の3、キャッシュ・フロー計算書についてでございますが、これは、当室の現金収支の状況を示したものでございます。
令和三年度の行政サービス活動収支差額はマイナス四億三千二百五十五万余円、社会資本整備等投資活動収支差額はマイナス百二十六万余円、収支差額合計はマイナス四億三千三百八十二万余円でございます。
以上をもちまして、令和三年度におけます子供政策連携室（政策企画局移管分）の決算の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○柴崎委員長 説明は終わりました。
この際、資料要求のある方は発言を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○柴崎委員長 それでは、資料要求はなしと確認させていただきます。
以上で子供政策連携室関係を終わります。
○柴崎委員長 これより総務局関係に入ります。
初めに、総務局長から挨拶並びに幹部職員の紹介があります。
○野間総務局長 総務局長の野間達也でございます。
総務局職員一同、全力を挙げて事務事業の適正かつ円滑な執行に取り組んでまいりますので、柴崎委員長をはじめ委員の皆様方には、ご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
それでは、当局の幹部職員をご紹介申し上げます。
危機管理監の原田智総でございます。次長で危機管理調整担当理事兼務の小笠原雄一でございます。政策法務担当理事で政策法務担当部長、訟務担当部長、コンプライアンス推進部長及び主席監察員事務取扱の貫井彩霧でございます。危機管理調整担当理事の早川剛生でございます。人権担当理事で危機管理調整担当理事兼務の川上秀一でございます。総務部長の猪口太一でございます。企画担当部長で都立大学調整担当部長、尖閣諸島調整担当部長、新型コロナウイルスワクチン接種連絡調整担当部長、政策企画局新型コロナウイルス感染症対策広報担当部長、政策企画局スタートアップ戦略担当部長及び子供政策連携室子供政策調整担当部長兼務の片山和也でございます。訟務担当部長の松下博之でございます。グループ経営戦略担当部長の小野隆でございます。都政情報担当部長の内山裕道でございます。復興支援対策部長で復興支援調整担当部長、被災地支援福島県事務所長及び福祉保健局新型コロナウイルス感染症対策連絡調整担当部長兼務の濱田良廣でございます。人事部長の石橋浩一でございます。労務担当部長の田中角文でございます。行政部長の武田康弘でございます。多摩島しょ振興担当部長で大島災害復興対策担当部長、事業調整担当部長、多摩島しょ移住定住促進担当部長兼務の木島暢夫でございます。小笠原・国境離島担当部長の若林和彦でございます。都区制度担当部長で区市町村調整担当部長兼務の小林弘史でございます。調整担当部長の八重樫高明でございます。総合防災部長の保家力でございます。防災計画担当部長の芝崎晴彦でございます。防災対策担当部長の八嶋吉人でございます。危機管理調整担当部長の若林憲でございます。危機管理調整担当部長の高田照之でございます。物資調整担当部長の大澤洋一でございます。統計部長で福祉保健局新型コロナウイルス感染症対策連絡調整担当部長兼務の三浦幹雄でございます。人権部長の吉村幸子でございます。人権企画調整担当部長の上野正之でございます。当委員会との連絡等に当たらせていただきます総務課長の近藤豊久でございます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
〔理事者挨拶〕
○柴崎委員長 挨拶並びに紹介は終わりました。
○柴崎委員長 これより決算の審査を行います。
令和三年度東京都一般会計決算中、総務局所管分、令和三年度東京都特別区財政調整会計決算及び令和三年度東京都小笠原諸島生活再建資金会計決算を一括して議題といたします。
本件について理事者の説明を求めます。
○野間総務局長 令和三年度決算のご審議をお願いするに当たりまして、総務局の事務事業及び決算の概要についてご説明申し上げます。
お手元にお配りしてございます令和三年度決算概要の一ページをご覧ください。
1、事業概要でございます。総務局の事務事業の概要をお示ししております。
まず、（1）、都庁の内部管理及び事務の統一的処理でございます。
職員の人事、組織、定数に関すること、東京都政策連携団体に関することなどがございます。
次に、（2）、数局にわたる事業の連絡調整といたしまして、東日本大震災に伴う被災地支援、都内避難者の支援に関すること、防災、危機管理に関すること、人権施策に関することがございます。
また、以上のほか、特別区、市町村の行財政運営に関する助言及び連絡調整に関すること、各種統計調査に関すること、東京都公立大学法人の運営の支援に関することなどの事務がございます。
続きまして、二ページをお開きください。2、決算の総括でございます。
総務局は、一般会計のほか、特別区財政調整会計及び小笠原諸島生活再建資金会計の二つの特別会計がございます。
まず、（1）、一般会計でございます。
歳入におきましては、予算現額五百二十四億一千三百万円に対しまして、収入済額四百億二千八百万円で、予算現額に対する収入率は七六・四％でございます。
歳出におきましては、予算現額一兆七千六百七億五千九百万円に対しまして、支出済額一兆七千二百八十八億二千五百万円、翌年度繰越額八十六億一千三百万円、差引不用額二百三十三億二千万円となってございまして、予算現額に対する執行率は九八・二％でございます。
次に、令和四年四月一日付で旧生活文化局から情報公開に関する事務が移管された分でございます。
歳入におきましては、予算現額一千四百万円に対しまして、収入済額八百万円、予算現額に対する収入率は五九・八％でございます。
歳出におきましては、予算現額二億七千四百万円に対しまして、支出済額二億四千三百万円で、差引不用額三千百万円となってございまして、予算現額に対する執行率は八八・六％でございます。
次に、（3）、特別区財政調整会計でございます。
歳入における収入済額、歳出における支出済額ともに一兆九百十五億七千万円でございます。予算現額に対する決算額の割合は、歳入、歳出ともに一〇〇％でございます。
続きまして、三ページをお開きいただきたいと思います。（4）、小笠原諸島生活再建資金会計でございます。
歳入における収入済額は七億六千七百万円で、予算現額に対する決算額の割合は二〇六・四％でございます。なお、歳出における支出済額はございません。
続きまして、四ページをお開き願います。3、財務諸表の総括でございます。
まず、（1）、一般会計でございます。
左の貸借対照表でございますが、資産五千四百九十一億九千四百万円、負債六百八十四億二千六百万円、正味財産四千八百七億六千八百万円でございます。
右の行政コスト計算書でございます。収入三百九十三億三千七百万円、費用一兆七千百八十億四千四百万円で、差引きマイナス一兆六千七百八十七億七百万円でございます。
次に、（2）、特別区財政調整会計でございます。
左の貸借対照表でございますが、資産、負債及び正味財産、いずれもございません。
右の行政コスト計算書でございます。収入はございません。費用は一兆九百十五億七千万円で、差引きマイナス一兆九百十五億七千万円でございます。
次に、（3）、小笠原諸島生活再建資金会計でございます。
左の貸借対照表でございます。資産八億七百万円、負債はございませんので、正味財産も同額でございます。
右の行政コスト計算書でございますが、収入はございません。費用は六百万円、差引きマイナス五百万円でございます。
五ページをお開きいただきたいと思います。4、令和三年度に実施した主な事業についてご説明申し上げます。
東日本大震災に伴う被災地支援、都内避難者支援といたしまして六千四百万円、防災企画、調査研究及び災害応急対策の総合調整等といたしまして百十一億一千二百万円、人権施策といたしまして八億一千万円、区市町村振興のための財政補完等といたしまして一千三百九億六千百万円、各種統計調査といたしまして二十二億八千八百万円、東京都公立大学法人の運営の支援といたしまして二百三十三億三千四百万円をそれぞれ支出してございます。
以上が総務局の令和三年度決算の概要でございます。
詳細は総務部長からご説明申し上げます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○猪口総務部長 総務局の令和三年度決算につきまして、お手元にお配りしてございます資料に沿ってご説明申し上げます。
初めに、東京都一般会計決算説明書の冊子の五ページをお開きください。歳入でございます。
まず、分担金及び負担金でございます。
収入済額一億一千万余円でございまして、予算現額に対する収入率は五三・〇％でございます。以下、六ページにかけまして、その内訳を掲げてございます。
続きまして、七ページをお開きください。使用料及び手数料でございます。
収入済額は五百万余円、収入率一五二・六％でございます。以下、九ページにかけまして、その内訳を掲げてございます。
続きまして、一〇ページをお開きください。国庫支出金でございます。
収入済額は二百七十五億三千二百万余円、収入率六九・三％でございます。以下、一六ページにかけまして、その内訳を掲げてございます。
次に、一七ページをお開きください。財産収入でございます。
収入済額は十七億四千万余円、収入率九五・〇％でございます。以下、一九ページにかけまして、その内訳を掲げてございます。
続きまして、二〇ページをお開きください。繰入金でございます。
収入済額は六十三億六千百万余円、収入率九八・〇％でございます。以下、三二ページにかけまして、その内訳を掲げてございます。
次に、三三ページをお開きください。諸収入でございます。
収入済額は四十二億七千八百万余円、収入率一〇二・七％でございます。以下、四〇ページにかけまして、その内訳を掲げてございます。
次に、四〇ページの一番下の欄、歳入合計に記載してございますとおり、予算現額五百二十四億一千三百万余円のところ、収入済額四百億二千八百万余円、収入率七六・四％でございます。
以上が歳入の決算総額でございます。
続きまして、歳出についてご説明申し上げます。
四一ページをお開きください。総務費でございます。
支出済額千八百五億六千九百万余円で、予算現額に対する執行率は八七・四％でございます。
次に、予算科目の項別にご説明申し上げます。一つ下の行、総務管理費でございます。
支出済額は二百五億八千百万余円で、執行率九三・九％でございます。これは、文書、人事管理、職員の研修、福利厚生及び復興支援対策、人権対策などの事務に要した経費で、以下、五五ページにかけまして、その内訳を掲げてございます。
続きまして、五六ページをお開きください。区市町村振興費でございます。
支出済額は千三百九億六千百万余円で、執行率八六・六％でございます。これは、区市町村に対する行財政連絡調整、島しょ山村対策に関する事務や大島支庁など四つの支庁の管理事務及び区市町村振興のための財政補完等に要した経費で、以下、六三ページにかけまして、その内訳を掲げてございます。
次に、六四ページをご覧ください。防災管理費でございます。
支出済額は百十一億一千二百万余円で、執行率七六・一％でございます。これは、防災に関する計画の作成など、企画、調査研究や総合防災訓練の実施、防災センターの運営など、災害応急対策及び防災情報ネットワークの構築、帰宅困難者対策など、防災対策の強化等に要した経費で、以下、七八ページにかけまして、その内訳を掲げてございます。
次に、七九ページをお開きください。統計費でございます。
支出済額は二十二億八千八百万余円で、執行率七〇・四％でございます。これは、各種統計調査に要した経費で、以下、八六ページにかけまして、その内訳を掲げてございます。
続きまして、八七ページをお開きください。退職手当及び年金費でございます。
支出済額は百五十六億二千五百万余円で、執行率九九・七％でございます。これは、条例等に基づく所要経費で、以下、八八ページにかけまして、その内訳を掲げてございます。
以上が、款、総務費でございます。
次に、八九ページをお開きください。学務費でございます。
支出済額は二百三十三億三千四百万余円で、執行率九六・二％でございます。これは、東京都公立大学法人の管理運営支援に要した経費で、以下、九三ページにかけまして、その内訳を掲げてございます。
次に、九四ページをお開きください。諸支出金でございます。
支出済額は一兆五千二百四十九億二千二百万余円で、執行率九九・七％でございます。これは、特別区財政調整会計へ一兆九百十五億七千万余円を繰り出したものでございます。
また、九五ページの諸費としまして、支出済額四千三百三十三億五千百万余円を利子割交付金等として支出したものでございます。以下、一〇〇ページにかけまして、その内訳を掲げてございます。
次に、一〇〇ページの一番下の欄の歳出合計に記載してございますとおり、予算現額一兆七千六百七億五千九百万余円のところ、支出済額一兆七千二百八十八億二千五百万余円、執行率九八・二％でございます。
以上が歳出の決算総額でございます。
続きまして、東京都一般会計決算説明書、総務局（旧生活文化局移管分）をご覧ください。これは、本年四月一日付で旧生活文化局から総務局に移管された情報公開に関する事務の決算でございます。
五ページをお開きください。歳入でございます。
まず、使用料及び手数料でございます。
収入済額千五百四十円でございまして、開示手数料を収入したものでございます。
次に、六ページをお開きください。諸収入でございます。
収入済額は八百万余円で、予算現額に対する収入率は五九・八％でございます。以下、八ページにかけまして、その内訳を掲げてございます。
続きまして、歳出でございます。
九ページをお開きください。生活文化費でございます。
支出済額二億四千三百万余円で、執行率は八八・六％でございます。これは、情報公開に要する経費等で、以下、一〇ページにかけまして、その内訳を掲げてございます。
以上が総務局への事務移管分の決算でございます。
続きまして、東京都特別区財政調整会計決算説明書の冊子の五ページをお開きください。
歳入でございます。
これは、特別区財政調整交付金に対する一般会計からの繰入金等でございます。
次のページの六ページ、下の欄の歳入合計をご覧ください。収入済額一兆九百十五億七千万余円で、収入率一〇〇％でございます。
次に、歳出でございます。
七ページをご覧ください。特別区交付金でございます。
これは、特別区に対する普通交付金及び特別交付金の支出でございます。
次の八ページ、下の欄の歳出合計をご覧ください。支出済額一兆九百十五億七千万余円で、執行率一〇〇％でございます。
以上が東京都特別区財政調整会計の決算でございます。
続きまして、東京都小笠原諸島生活再建資金会計決算説明書の冊子の五ページをご覧ください。
歳入でございます。
これは、小笠原諸島生活再建資金の元金及び利子を収入したものでございます。
七ページ下の欄の歳入合計をご覧ください。収入済額七億六千七百万余円で、収入率二〇六・四％でございます。
次に、歳出でございます。九ページをご覧ください。
これは、農業資金など四種類の生活再建資金の貸付金でございます。支出はございませんでした。
以上が東京都小笠原諸島生活再建資金会計の決算でございます。
最後に、財務諸表につきましてご説明申し上げます。
東京都決算参考書財務諸表の冊子の五ページをお開きください。
総務局所管の一般会計と二つの特別会計を合計した総務局財務諸表の概要でご説明申し上げます。
まず、上段の1、貸借対照表でございます。これは、年度末時点における資産、負債及び正味財産の状況を表示したものでございます。
表の一番上の資産の部でございますが、一年以内に現金化される流動資産、建物や土地、基金積立金等の固定資産、これら二つを合計した資産の部合計は五千五百億二百万余円でございます。増減額は五億一千六百万余円の増でございます。
次に、負債の部でございますが、一年以内に返済すべき流動負債、一年を超えて返済時期が到来する固定負債、これら二つを合計した負債の部合計は六百八十四億二千六百万余円でございます。増減額は、七十五億二千九百万余円の減でございます。
その下の欄、資産総額と負債総額との差額でございます正味財産の部合計は四千八百十五億七千六百万余円でございます。増減額は八十億四千五百万余円の増でございます。
次に、中段の表、2、行政コスト計算書でございます。これは、昨年度一年間における行政活動に伴う全ての収入とコストを表示したものでございます。
行政収入は三百七十九億九千四百万余円で、行政費用は一兆七千百七十六億六千九百万余円でございます。金融収入は十三億四千二百万余円で、金融費用は三億七千五百万余円でございます。
当期収支差額はマイナス一兆六千七百八十七億千二百万余円で、増減額は千六百十五億四千万余円の減でございます。
次に、下段、3、キャッシュ・フロー計算書でございます。これは、昨年度一年間における現金等の流れの状況をお示ししたものでございます。
表の上から三行目、行政サービス活動収支差額はマイナス一兆六千八百六十二億六千万余円でございます。社会資本整備等投資活動収支差額はマイナス二十五億二千九百万余円でございます。財務活動収支差額は、収入及び支出ともにございませんでした。
そのすぐ下の欄の収支差額合計はマイナス一兆六千八百八十七億八千九百万余円でございます。増減額は千四百二十七億一千万余円の減でございます。
以上が各会計合計の財務諸表でございます。
なお、一般会計と二つの特別会計の概要及び詳細につきましては、六ページ以下、四五ページにかけまして、それぞれ記載してございますので、後ほどご覧いただければと存じます。
続きまして、四七ページをお開きください。事業別情報についてご説明申し上げます。
まず、区市町村振興事業でございます。
これは、行政水準の向上、地域の振興、住民福祉の増進などを図るため、区市町村に対しまして財政補完及び貸付けのための基金への繰り出しなどを行っている事業でございます。
行政コスト計算書の表の中ほどにございますとおり、通常収支差額及びその四行下、当期収支差額はマイナス九百七十二億九千七百万余円でございます。また、一規模当たりの行政コストの表にございますとおり、一区市町村当たりの行政コストは十九億九千四百万余円でございます。
次に、四八ページをお開きください。公立大学法人の支援事業でございます。
これは、東京都が設立した東京都公立大学法人に対して支援を行っている事業でございます。
行政コスト計算書の表の通常収支差額及び当期収支差額はマイナス二百三十五億三千万余円でございます。中ほどの表、学生一人当たりの行政コストは二百十五万余円でございます。
以上が総務局所管の各会計令和三年度決算でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○柴崎委員長 説明は終わりました。
この際、資料要求のある方は発言を願います。
○池川委員 二つお願いします。
一つは、人権尊重条例第十二条の規定に基づき公表された不当な差別的言動の件数と都に寄せられたヘイトスピーチ等の情報を、条例施行から年度ごとにお願いいたします。
二つ目は、緊急事態宣言発出による開示請求等に係る開示決定等の期限についてという事務連絡の写しとその関連資料についてお願いします。
以上です。
○柴崎委員長 ほかにはいいですか。−−ただいま池川副委員長から資料要求がありましたが、これを分科会の資料要求とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○柴崎委員長 異議なしと認めます。理事者におかれましては要求された委員と調整の上、ご提出願います。
以上で総務局関係を終わります。
○柴崎委員長 これより選挙管理委員会事務局関係に入ります。
初めに、選挙管理委員会事務局長から挨拶並びに幹部職員の紹介があります。
○松永選挙管理委員会事務局長 選挙管理委員会事務局長の松永竜太でございます。
柴崎委員長をはじめ委員の皆様のご指導、ご鞭撻を賜りながら、選挙管理委員会事務の公正、公平な執行に全力を尽くしてまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
続きまして、当分科会との連絡等に当たります幹部職員を紹介させていただきます。
総務課長の池田庸でございます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
〔理事者挨拶〕
○柴崎委員長 挨拶並びに紹介は終わりました。
○柴崎委員長 これより決算の審査を行います。
令和三年度東京都一般会計決算中、選挙管理委員会事務局所管分を議題といたします。
本件について理事者の説明を求めます。
○松永選挙管理委員会事務局長 選挙管理委員会事務局所管の令和三年度決算をご審議いただくに当たりまして、当局の事業及び決算の概要をご説明申し上げます。
お手元にお配りしてございます令和三年度決算概要の表紙をおめくりいただきたいと思います。
初めに、1の事業概要でございます。
当局が所管しております主な事務は、記載してございます三点でございます。
第一に、公職選挙法等に基づく事務でございます。東京都議会議員選挙をはじめとする各種選挙の管理執行や選挙の啓発でございます。
第二に、政治資金規正法に基づく事務でございます。政治団体の設立届等や政治資金収支報告書の受理、公表でございます。
第三に、区市町村選挙管理委員会等に対する選挙についての助言や支援等でございます。
次に、2の決算の総括でございます。
歳入につきましては、予算現額七十億五百四十九万余円に対し、収入済額は六十六億七千六百四十四万余円で、収入率は九五・三％でございます。
歳出につきましては、予算現額百二十四億三千二百万円に対し、支出済額は百十九億四千二百八十万余円で、執行率は九六・一％でございます。
3の財務諸表の総括につきましては、後ほど決算参考書によりご説明申し上げます。
最後に、4の令和三年度に実施した主な事業でございます。
令和三年七月四日に東京都議会議員選挙を、同年十月三十一日に衆議院議員選挙及び最高裁判所裁判官国民審査を執行いたしました。
以上が令和三年度決算の概要でございます。
続きまして、決算の詳細についてご説明申し上げます。
お手元のA4横の資料、令和三年度東京都一般会計決算説明書の表紙から三枚おめくりいただきまして、一ページをご覧ください。決算の総括でございます。当局の歳入歳出決算額の総計を記載してございます。
その裏の二ページをご覧ください。歳入及び歳出の内訳について、科目別の総額を記載してございます。
続きまして、歳入から科目ごとにご説明申し上げます。
三ページをお開き願います。まず、使用料及び手数料でございます。
収入済額は五千三百十円で、こちらは、次の四ページに記載しております情報公開手数料でございます。
五ページをご覧ください。国庫支出金でございます。
収入済額は六十六億七千六百四十一万余円でございます。こちらは、政党助成事務、在外選挙人名簿登録事務、衆議院議員選挙及び最高裁判所裁判官国民審査に対する国からの委託金でございます。
六ページをお開き願います。諸収入でございます。
収入済額は三万余円でございます。こちらは、雇用保険料納付金による収入でございます。
続きまして、歳出についてご説明申し上げます。七ページをお開き願います。
総務費のうち、選挙費でございますが、予算現額百二十四億三千二百万円に対し、支出済額は百十九億四千二百八十万余円で、執行率は九六・一％でございます。
以下、支出内訳についてご説明申し上げます。
まず、01目、委員会費でございます。支出済額は二千百七十二万余円で、執行率は九八・八％でございます。こちらは、選挙管理委員に対する報酬や委員会の運営に要した経費でございます。
八ページをお開き願います。02目、管理費でございます。
支出済額は三億二千八百三十七万余円で、執行率は八七・九％でございます。こちらは、職員費や政党、政治団体事務など経常的な選挙管理事務及び選挙に関する常時啓発普及事務等に要した経費でございます。
九ページをご覧ください。03目、衆議院議員選挙及び国民審査費でございます。
支出済額は六十六億六千三百五十七万余円で、執行率は九五・三％でございます。こちらは、令和三年に執行いたしました衆議院議員選挙及び最高裁判所裁判官国民審査に要した経費でございます。
一〇ページをお開き願います。04目、都議会議員選挙費でございます。
支出済額は四十九億二千九百十二万余円で、執行率は九七・八％でございます。こちらは、令和三年に執行いたしました東京都議会議員選挙に要した経費でございます。
続きまして、財務諸表についてご説明申し上げます。
お手元の令和三年度東京都決算参考書財務諸表の表紙から三枚おめくりいただき、一ページをお開き願います。財務諸表の総括でございます。
貸借対照表、行政コスト計算書、キャッシュ・フロー計算書、正味財産変動計算書について概要を取りまとめております。
二ページをお開き願います。財務諸表の概要でございます。
令和三年度の列をご覧いただきたいと存じます。
まず、1の貸借対照表でございます。こちらは、当局の令和三年度末における資産、負債及び正味財産を示したものでございます。当局には資産がないため、資産の欄には金額の計上がございません。
また、負債は、退職給与引当金等、合計一億九千七百五十九万余円で、正味財産はマイナス一億九千七百五十九万余円でございます。
次に、中段、2の行政コスト計算書でございます。こちらは、当局の一年間の収入と費用を示したものでございます。収入は行政収入のみで、国庫支出金などにより六十六億七千六百四十四万余円、費用は行政費用のみで百十九億八千三十二万余円、差引きはマイナス五十三億三百八十七万余円でございます。
最後に、3のキャッシュ・フロー計算書でございますが、こちらは、当局の一年間の現金収支の状況を示したものでございます。
収入は行政サービス活動収入のみで六十六億七千六百四十四万余円、支出は行政サービス活動支出のみで百十九億四千二百八十万余円、差引きはマイナス五十二億六千六百三十五万余円でございます。
三ページ以降に財務諸表の詳細を記載してございますので、後ほどご覧いただければと存じます。
以上で令和三年度決算についての説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願いします。
○柴崎委員長 説明は終わりました。
この際、資料要求のある方は発言を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○柴崎委員長 それでは、資料要求はなしと確認させていただきます。
以上で選挙管理委員会事務局関係を終わります。
これをもちまして本日の分科会を閉会いたします。
午後三時四十四分散会
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