令和三年度各会計決算特別委員会速記録第二号

令和四年十月十二日(水曜日)
第十二委員会室
午後一時開議
出席委員 三十一名
委員長鈴木あきまさ君
副委員長加藤 雅之君
副委員長柴崎 幹男君
副委員長藤井あきら君
理事石島 秀起君
理事山田ひろし君
理事細田いさむ君
理事竹井ようこ君
理事池川 友一君
理事田村 利光君
北口つよし君
清水とし子君
竹平ちはる君
かつまたさとし君
たかく則男君
鈴木  純君
平田みつよし君
磯山  亮君
龍円あいり君
斉藤 りえ君
浜中のりかた君
入江のぶこ君
田の上いくこ君
斉藤まりこ君
菅原 直志君
平けいしょう君
森口つかさ君
風間ゆたか君
尾崎あや子君
里吉 ゆみ君
中村ひろし君

欠席委員 なし

出席説明員
会計管理局局長須藤  栄君
管理部長有金 浩一君
警察・消防出納部長磯貝  宏君
会計企画担当部長井村  琢君

本日の会議に付した事件
令和三年度東京都各会計歳入歳出決算の認定について
令和三年度決算概要(説明)
・令和三年度東京都一般会計決算
・令和三年度東京都特別区財政調整会計決算
・令和三年度東京都地方消費税清算会計決算
・令和三年度東京都小笠原諸島生活再建資金会計決算
・令和三年度東京都国民健康保険事業会計決算
・令和三年度東京都母子父子福祉貸付資金会計決算
・令和三年度東京都心身障害者扶養年金会計決算
・令和三年度東京都中小企業設備導入等資金会計決算
・令和三年度東京都林業・木材産業改善資金助成会計決算
・令和三年度東京都沿岸漁業改善資金助成会計決算
・令和三年度東京都と場会計決算
・令和三年度東京都都営住宅等事業会計決算
・令和三年度東京都都営住宅等保証金会計決算
・令和三年度東京都都市開発資金会計決算
・令和三年度東京都用地会計決算
・令和三年度東京都公債費会計決算
・令和三年度東京都臨海都市基盤整備事業会計決算

○鈴木(あ)委員長 ただいまから令和三年度各会計決算特別委員会を開会いたします。
 本日から、さきにご決定いただきました実施要領及び審査日程に従いまして、令和三年度決算の審査を進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。
 なお、決算審査の参考資料として、令和二年度決算の審査における認定意見の措置状況調をお手元に配布してあります。後ほどご参照願います。
 質疑に関して、各委員の皆様にお願いいたします。
 本委員会は決算の審査であります。質疑の際は、令和三年度決算の審査から逸脱しないよう、委員長として特にお願いをいたしたいと思います。ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
 本日は、決算審査の第一回目でございますので、令和三年度会計決算について、会計管理局長から説明を聴取いたします。
 なお、局別の説明聴取と資料要求は、本委員会終了後、それぞれの分科会に分かれて行いますので、ご了承願います。
 この際、理事者の皆様に申し上げます。
 過日の委員会で決定いたしました実施要領の中で、理事者に関わるものについては、各局へも周知徹底されますよう、よろしくお願いいたします。
 それでは、会計管理局長から挨拶並びに幹部職員の紹介があります。

○須藤会計管理局長 会計管理局長の須藤栄でございます。
 令和三年度における一般会計及び十六の特別会計の決算につきまして提出させていただいております。あわせて、複式簿記・発生主義会計によります財務諸表を参考資料としてお示ししております。
 委員長、副委員長をはじめ各委員の皆様方には、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
 なお、ただいま委員長からいただきました委員会及び分科会の運営に関するご要望につきましては、直ちに各局に周知徹底をいたしまして、審議が円滑に行われますよう万全を尽くしてまいります。
 それでは、私ども会計管理局の幹部職員をご紹介させていただきます。
 まず、管理部長で子供政策連携室子供政策調整担当部長を兼務いたします有金浩一でございます。警察・消防出納部長の磯貝宏でございます。会計企画担当部長の井村琢でございます。続きまして、本委員会と各局との連絡等を担当いたします担当部長で総務課長事務取扱の伊藤正勝でございます。会計企画課長の菊地顕行でございます。
 どうぞよろしくお願い申し上げます。
   〔理事者挨拶〕

○鈴木(あ)委員長 挨拶並びに紹介は終わりました。

○鈴木(あ)委員長 これより決算の審査を行います。
 令和三年度東京都各会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
 決算の概要について理事者の説明を求めます。

○須藤会計管理局長 令和三年度における一般会計及び十六の特別会計の決算の概要につきましてご説明申し上げます。
 お手元にございます令和三年度各会計歳入歳出決算概要をご覧ください。
 表紙をおめくりいただきまして、右側一ページの表1、一般会計・特別会計歳入歳出決算総括表でございます。
 まず、上段の一般会計につきましては、歳入決算額が九兆七千四百七十三億七千六百万余円、歳出決算額が九兆四千六百十七億四百万余円でございまして、差額は二千八百五十六億七千二百万余円となっております。
 また、中段になりますが、十六の特別会計合計の歳入決算額は六兆三千百三十三億五百万余円、歳出決算額が五兆九千九百七十三億二千百万余円で、差額は三千百五十九億八千四百万余円となっております。
 これら一般会計及び十六特別会計を合計した歳入決算額は、下段にございますとおり、十六兆六百六億八千二百万余円、歳出決算額は十五兆四千五百九十億二千五百万余円であり、差額は六千十六億五千七百万余円となっております。
 なお、この差額につきましては、令和四年度に繰越しをいたしております。
 次に、ページをおめくりいただきまして、二ページ及び三ページで見開きになっております表2、会計別決算総括表についてご説明申し上げます。
 まず、最上段の一般会計でございます。
 左側二ページの歳入では、予算現額が十一兆六百十二億一千二百万余円、収入済額は九兆七千四百七十三億七千六百万余円であり、予算現額に対し一兆三千百三十八億三千五百万余円下回り、予算現額に対する収入済額の割合は八八・一%となっております。
 また、右側三ページの歳出につきましては、予算現額が十一兆六百十二億一千二百万余円、支出済額が九兆四千六百十七億四百万余円、翌年度繰越額が三千八百九億五千三百万余円、不用額は一兆二千百八十五億五千四百万余円で、予算現額に対する支出済額の割合は八五・五%となっております。
 次に、特別会計についてご説明申し上げます。
 二ページの下から二段目でございますが、十六の特別会計を合計いたしますと、歳入では、予算現額が六兆三千二百六十六億四千九百万余円、収入済額は六兆三千百三十三億五百万余円であり、予算現額に対し百三十三億四千三百万余円下回り、予算現額に対する収入済額の割合は九九・八%となっております。
 また、三ページの歳出につきましては、予算現額が六兆七百七十三億五千二百万余円、支出済額が五兆九千九百七十三億二千百万余円、翌年度繰越額が九十七億七千万余円、不用額は七百二億六千万余円で、予算現額に対する支出済額の割合は九八・七%となっております。
 なお、四ページ及び五ページには、表3、表4といたしまして、一般会計の歳入歳出を款別にお示ししてございます。後ほどご覧いただければと存じます。
 続きまして、六ページをお開きください。表5、実質収支についてご説明申し上げます。
 まず、上段の一般会計でございます。
 令和三年度の歳入総額Aから歳出総額Bを差し引いた形式収支Cは、二千八百五十六億七千二百万余円でございます。ここから翌年度へ繰り越すべき財源Dの五百五十二億三百万余円を差し引いた実質収支額CマイナスDは、二千三百四億六千九百万余円となっております。
 中段にございます特別会計の実質収支額は、同様に三千百五十四億八千三百万余円となっております。
 これら一般会計と特別会計を合計した実質収支額は、最下段にございますとおり、五千四百五十九億五千二百万余円となっております。
 次に、七ページから九ページは、表6といたしまして、財産に関する調書を記載してございます。
 地方自治法で定められました公有財産、物品、債権、基金の四種類の財産につきまして、前年度末現在高、決算年度中増減高及び決算年度末現在高などをお示ししてございます。
 次に、一一ページをお開き願います。このページ以降は、参考資料として提出いたしております複式簿記・発生主義会計によります財務諸表の概要でございます。
 まず、表7、一般会計及び特別会計の財務諸表総括表でございます。
 初めに、上段の貸借対照表でございます。
 資産の総額は、右端の合計にございますとおり、三十五兆五千九百五十四億二千七百万余円、その下、負債の総額は六兆五千九百六十億八千三百万余円、差引きの正味財産の総額は二十八兆九千九百九十三億四千三百万余円となっております。
 次に、その下の行政コスト計算書でございます。
 これは、税収を中心とした収入と、行政活動に伴い発生するフルコストを網羅的に計上し、その年の財務業績を分かりやすく示したものでございます。
 収入の総額は十一兆五千二百七十三億五千百万余円、費用の総額は十一兆四千五百二十五億三千二百万余円、差引きは七百四十八億一千八百万余円となっております。
 なお、この差引額は、民間企業の損益計算書における当期純利益に相当するものでございます。
 次に、その下のキャッシュ・フロー計算書でございます。
 これは、行政サービス活動、社会資本整備等投資活動及び財務活動の三つの視点から現金収支の状況をお示ししたものでございます。
 最後に、最下段の正味財産変動計算書でございますが、これは、貸借対照表の正味財産の部の変動状況をお示ししたものでございます。
 一二ページから一五ページにかけましては、財務諸表総括表を会計別にお示ししてございます。後ほどご覧いただければと存じます。
 以上をもちまして令和三年度各会計歳入歳出決算の概要説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○鈴木(あ)委員長 説明は終わりました。
 この際、各分科会委員長に申し上げます。
 分科会における局別質疑終了後は、速やかに審査報告書を提出されますようお願いいたします。
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時十一分散会

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