委員長 | 早坂 義弘君 |
副委員長 | 原 のり子君 |
副委員長 | 森村 隆行君 |
北口つよし君 | |
吉住はるお君 | |
成清梨沙子君 | |
やまだ加奈子君 | |
藤井あきら君 | |
竹井ようこ君 |
欠席委員 一名
出席説明員会計管理局 | 局長 | 堤 雅史君 |
管理部長オリンピック・パラリンピック調整担当部長兼務 | 副島 建君 | |
警察・消防出納部長 | 磯貝 宏君 | |
会計企画担当部長 | 筒井 宏守君 | |
都民安全推進本部 | 本部長 | 國枝 治男君 |
総合推進部長オリンピック・ パラリンピック調整担当部長兼務 | 加藤 英典君 | |
治安対策担当部長 | 斎田ゆう子君 | |
若年支援担当部長 | 米今 俊信君 | |
総務局 | 局長 | 黒沼 靖君 |
危機管理監 | 小林 茂君 | |
次長理事兼務 | 山口 真君 | |
理事政策法務担当部長訟務担当部長コンプライアンス推進部長主席監察員事務取扱 | 貫井 彩霧君 | |
理事 | 西村 泰信君 | |
理事 | 松永 竜太君 | |
総務部長 | 小平 基晴君 | |
企画担当部長都立大学調整担当部長尖閣諸島調整担当部長 オリンピック・パラリンピック調整担当部長 新型コロナウイルスワクチン接種連絡調整担当部長兼務 | 片山 和也君 | |
訟務担当部長 | 松下 博之君 | |
グループ経営戦略担当部長 | 小野 隆君 | |
復興支援対策部長復興支援調整担当部長 被災地支援福島県事務所長兼務 | 濱田 良廣君 | |
人事部長 | 高崎 秀之君 | |
労務担当部長 | 石橋 浩一君 | |
行政部長 | 小笠原雄一君 | |
多摩島しょ振興担当部長大島災害復興対策担当部長 事業調整担当部長兼務 | 木島 暢夫君 | |
小笠原・国境離島担当部長 | 若林 和彦君 | |
都区制度担当部長区市町村調整担当部長兼務 | 山田 利朗君 | |
調整担当部長事業調整担当部長兼務 | 小林 弘史君 | |
総合防災部長 | 猪口 太一君 | |
防災計画担当部長 | 芝崎 晴彦君 | |
防災対策担当部長 | 高島 慶太君 | |
危機管理調整担当部長 | 金久保豊和君 | |
危機管理調整担当部長 | 田中 角文君 | |
危機管理調整担当部長 | 高田 照之君 | |
物資調整担当部長 | 大澤 洋一君 | |
統計部長 | 櫻井 和博君 | |
人権部長 | 吉村 幸子君 | |
デジタルサービス局 | 局長 | 寺崎 久明君 |
次長 | 久我 英男君 | |
総務部長 | 有金 浩一君 | |
企画調整担当部長オリンピック・パラリンピック調整担当部長兼務 | 斎藤 圭司君 | |
情報セキュリティ担当部長デジタル基盤整備担当部長兼務 | 水落 祐二君 | |
戦略部長 | 深井 稔君 | |
サービス開発担当部長 | 荻原 聡君 | |
デジタル改革担当部長 | 巻嶋 國雄君 | |
デジタルサービス推進部長 | 土村 武史君 | |
データ利活用担当部長 | 高橋 葉夏君 | |
ネットワーク推進担当部長デジタルサービス推進担当部長兼務 | 芹沢 孝明君 | |
ネットワーク整備担当部長 | 澤井 正明君 | |
デジタル基盤整備部長 | 新田見慎一君 | |
選挙管理委員会事務局 | 局長 | 桃原慎一郎君 |
監査事務局 | 局長 | 岡安 雅人君 |
監査担当部長 | 小菅 秀記君 | |
議会局 | 局長 | 岡崎 義隆君 |
管理部長 | 飯田 一哉君 | |
議事部長 | 広瀬 健二君 | |
調査部長 | 古賀 元浩君 |
本日の会議に付した事件
令和二年度東京都各会計歳入歳出決算の認定について
会計管理局関係
・令和二年度東京都一般会計決算(説明)
都民安全推進本部関係
・令和二年度東京都一般会計決算(説明)
総務局関係
・令和二年度東京都一般会計決算(説明)
・令和二年度東京都特別区財政調整会計決算(説明)
・令和二年度東京都小笠原諸島生活再建資金会計決算(説明)
デジタルサービス局関係
・令和二年度東京都一般会計決算(説明)
選挙管理委員会事務局関係
・令和二年度東京都一般会計決算(説明)
監査事務局関係
・令和二年度東京都一般会計決算(説明)
議会局関係
・令和二年度東京都一般会計決算(説明)
○早坂委員長 ただいまから令和二年度各会計決算特別委員会第一分科会を開会いたします。
このたび第一分科会委員長に選任いただきました早坂義弘でございます。最初の分科会でございますので、一言ご挨拶をさせていただきます。
本日から約二週間、合計六回にわたり、本分科会に分担されております決算を審査してまいります。副委員長をはじめ委員の皆様のご協力をいただきながら、分科会の円滑な運営に努めてまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いをいたします。
初めに、傍聴人の数についてお諮りいたします。
本委員会室の傍聴人の定員は、当面の間、委員会傍聴規則第五条第二項の規定により、四名にいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○早坂委員長 異議なしと認め、そのように決定いたしました。
○早坂委員長 次に、本分科会の議席について申し上げます。
議席は、先ほどの打合会で、お手元配布の議席表のとおり申し合わせましたので、ご了承願います。
次に、本分科会の日程については、十月六日の委員会で決定されました審査日程に従いまして、令和二年度決算の審査を進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。
次に、本分科会の担当書記を紹介いたします。
議事課の担当書記は、紀平貴子さんです。関優佳さんです。
議案法制課の担当書記は、前澤愛さんです。
調査部の担当書記は、大屋寧剛さんです。
よろしくお願いいたします。
〔書記挨拶〕
○早坂委員長 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、会計管理局、都民安全推進本部、総務局、デジタルサービス局、選挙管理委員会事務局、監査事務局及び議会局関係の決算の審査を行います。
なお、本日は説明を聴取し、資料要求をすることにとどめ、質疑は後日の分科会で行いますので、ご了承願います。
これより会計管理局関係に入ります。
初めに、会計管理局長から挨拶並びに幹部職員の紹介があります。
○堤会計管理局長 会計管理局長の堤雅史でございます。
早坂委員長をはじめ委員の皆様方には、当局所管の事務事業につきまして平素よりご指導、ご鞭撻を賜りまして、誠にありがとうございます。
今後とも、都の会計事務をつかさどる役割と責任をしっかり果たしていく所存でございます。よろしくお願い申し上げます。
それでは、当局の幹部職員を紹介させていただきます。
管理部長でオリンピック・パラリンピック調整担当部長を兼務いたします副島建でございます。警察・消防出納部長の磯貝宏でございます。会計企画担当部長の筒井宏守でございます。当分科会との連絡等に当たらせていただきます総務課長の伊藤正勝でございます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
〔理事者挨拶〕
○早坂委員長 挨拶並びに紹介は終わりました。
○早坂委員長 これより決算の審査を行います。
令和二年度東京都一般会計決算中、会計管理局所管分を議題といたします。
本件について理事者の説明を求めます。
○堤会計管理局長 会計管理局所管の令和二年度決算につきまして、所管事務及び決算の総括の概要をご説明申し上げます。
お手元に配布してございます令和二年度決算概要をご覧ください。
表紙をおめくりいただいて、一ページをお開きください。上段の1、事業概要でございます。
会計管理局は、次の四つの事務を所管しております。
第一は、会計管理者が知事から独立した権限により行う一般会計及び特別会計に属する会計事務で、現金及び有価証券並びに物品の出納及び保管、現金及び財産の記録管理、支出負担行為に関する確認、決算の調製などでございます。
第二は、知事の補助機関として行う基金の運用管理に関する事務、一時借入金に関する事務、指定金融機関等に関する事務、用品に関する事務などでございます。
第三は、地方自治法上の法定受託事務として行う国の歳入及び歳出に係る会計事務でございます。
第四は、準公営企業に関する会計事務でございます。
次に、一ページの下段、2、決算の総括でございます。
歳入につきましては、予算現額が五億三千九百万余円、収入済額は三億四百万余円で、収入率は五六・五%でございます。
歳出につきましては、予算現額が三十四億四千七百万円、支出済額は二十八億一千九百万余円で、執行率は八一・八%でございます。
次に、二ページをお開きください。財務諸表の総括でございますが、こちらにつきましては、後ほど管理部長から別の資料でご説明をいたします。
以上が会計管理局の令和二年度決算の概要でございます。
引き続き、詳細につきましては管理部長からご説明を申し上げます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○副島管理部長オリンピック・パラリンピック調整担当部長兼務 それでは、会計管理局所管の令和二年度決算の詳細につきまして、お手元配布の東京都一般会計決算説明書及び東京都決算参考書財務諸表によりご説明申し上げます。
まず、東京都一般会計決算説明書をご覧ください。
一ページをお開きください。一ページから三ページに記載してございます決算の総括につきましては、ただいま局長からご説明申し上げましたので、省略させていただきます。
四ページをお開きください。歳入でございます。このうち、主な項目についてご説明申し上げます。
まず、五ページをご覧ください。財産収入でございます。
これは、当局において運用しております都市外交人材育成基金外二十七基金の預金利子などを収入したもので、運用利回りの低下に伴いまして運用収入が減少したことにより、収入済額は二億七千五百万余円、収入率は五六・五%でございます。
続きまして、六ページをお開きください。諸収入でございます。
当局が保管しております歳計現金等の預金利子などを収入したもので、収入済額は二千九百万余円、収入率は五六・四%でございます。
次に、九ページをお開きください。歳出でございます。
まず、総務費でございますが、全体で支出済額は二十八億一千八百万余円、執行率は八二・六%でございます。
管理費につきましては、職員費や管理事務に要した経費のほか、用品システム及び財務会計システムに係る費用などでございます。支出済額は二十一億三千九百万余円、執行率は八八・〇%でございます。
続きまして、一一ページをお開きください。公金取扱費でございます。
これは、都の公金の収納や支払いの際にかかる手数料で、支出済額は四億五百万余円、執行率は八二・〇%でございます。
続きまして、一二ページをお開きください。積立金でございます。
これは、基金の運用利子などをそれぞれの基金に積み立てるために支出したものでございまして、運用利回りの低下に伴う運用収入の減少によりまして、支出済額は二億七千三百万余円、執行率は五六・四%でございます。
最後に、一三ページをご覧ください。公債費でございます。
これは、支払い資金の一時的な不足に備えて基金から資金を借り入れたことに伴いまして支払った利子でございまして、支出済額は三十万余円でございます。
続きまして、お手元の資料のうち、東京都決算参考書財務諸表につきましてご説明申し上げます。
二ページをお開きください。貸借対照表、行政コスト計算書、キャッシュ・フロー計算書の概要をお示ししてございます。
初めに、1、貸借対照表でございます。
資産の部の合計は六億二千七百万余円で、主なものは、ソフトウエアに計上されております財務会計システム関連の資産や、投資その他の資産に計上されております用品調達基金でございます。
負債の部の合計は八億六千九百万余円で、主なものは、固定負債に計上されております退職給与引当金でございます。
資産から負債を引きました正味財産の部の合計はマイナス二億四千百万余円でございます。
次に、2、行政コスト計算書でございます。
まず、行政収入は八百万余円で、これは、公金取扱費に係る準公営企業会計負担分の収入などでございます。
次に、行政費用は二十六億千六百万余円で、これは、物件費、給与関係費などでございます。
続いて、金融収入は百万余円で、これは、用品調達基金の利子収入でございます。
一方、金融費用は三十万余円で、これは、一時借入金等利子でございます。
特別収支につきましては、該当ございません。
その結果、当期収支差額はマイナス二十六億六百万余円となっております。
最後に、3、キャッシュ・フロー計算書でございます。
まず、行政サービス活動収入は三億四百万余円で、これは、歳計現金等と基金の運用による利子収入などでございます。
次に、行政サービス活動支出は二十四億六千九百万余円で、これは、物件費、給与関係費などでございます。
続いて、社会資本整備等投資活動収入は、該当ございません。
一方、社会資本整備等投資活動支出は三億四千九百万余円で、これは、基金への積立金などでございます。
財務活動収支につきましては、該当ございません。
その結果、収支差額合計はマイナス二十五億千四百万余円でございます。
なお、三ページ以降に財務諸表の詳細をお示ししてございます。後ほどご覧いただきたいと存じます。
以上で当局の令和二年度一般会計決算の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○早坂委員長 説明は終わりました。
この際、資料要求のある方は発言を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○早坂委員長 それでは、資料要求はなしと確認をさせていただきます。
以上で会計管理局関係を終わります。
○早坂委員長 これより都民安全推進本部関係に入ります。
初めに、都民安全推進本部長から挨拶並びに幹部職員の紹介があります。
○國枝都民安全推進本部長 都民安全推進本部長の國枝治男でございます。
早坂委員長をはじめ委員の皆様方のご指導、ご鞭撻をいただきながら、当本部所管の事務事業の円滑な実施に全力を尽くしてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、当本部の幹部職員をご紹介申し上げます。
総合推進部長でオリンピック・パラリンピック調整担当部長を兼務しております加藤英典でございます。治安対策担当部長の斎田ゆう子でございます。若年支援担当部長の米今俊信でございます。最後に、当分科会との連絡に当たらせていただきます総務課長の田中健でございます。
どうぞよろしくお願いいたします。
〔理事者挨拶〕
○早坂委員長 挨拶並びに紹介は終わりました。
○早坂委員長 これより決算の審査を行います。
令和二年度東京都一般会計決算中、都民安全推進本部所管分を議題といたします。
本件について理事者の説明を求めます。
○國枝都民安全推進本部長 令和二年度決算のご審議をお願いするに当たり、当本部が所管する事業の決算概要につきましてご説明申し上げます。
お手元にお配りしてございます令和二年度決算概要をご覧ください。
一枚お開きください。初めに、1、都民安全推進本部の事業についてご説明申し上げます。
まず、(1)、治安対策の推進でございます。
誰もが犯罪に遭うことなく安全・安心を実感することができる東京の実現を目指し、総合的な治安対策を推進しております。
次に、(2)、交通安全対策の推進でございます。
交通事故のない安全・安心な社会の実現に向け、高齢者の安全運転の支援や自転車の安全利用、子供の安全確保などの施策を行っております。
次に、(3)、若年支援の推進でございます。
次代を担う子供、若者が心身ともに健やかに成長し、自立した社会の一員として活躍できるよう、各種の施策を実施しております。
それでは、次に、2、決算の総括についてご説明申し上げます。
まず、(1)、歳入でございます。
予算現額七百三十万円余に対し、収入済額は八百五万円余で、比較増減額は七十四万円余の収入増、収入率は一一〇・二%でございます。
次に、(2)、歳出でございます。
予算現額三十一億百万円に対し、支出済額は二十億八百五十二万円余で、不用額は十億九千二百四十七万円余、執行率は六四・八%でございます。
次に、3、財務諸表の総括では、貸借対照表、行政コスト計算書及びキャッシュ・フロー計算書の概要を、また、4、令和二年度に実施した事業では、事業ごとの支出総額を示しております。
詳細につきましては、この後、総合推進部長よりご説明いたします。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○加藤総合推進部長オリンピック・パラリンピック調整担当部長兼務 それでは、私から、令和二年度東京都一般会計決算説明書に従いましてご説明申し上げます。
一ページをお開きください。一ページから三ページまでは決算の総括でございます。内容につきましては、ただいま本部長からご説明申し上げましたとおりでございます。
それでは、歳入のうち主な科目についてご説明いたします。
八ページをお開きください。国庫支出金でございます。
予算現額七百二十七万円余に対しまして、収入済額は七百九十五万円余でございます。これは、地域再犯防止推進モデル事業等に係る国庫委託金でございます。
引き続きまして、歳出についてご説明申し上げます。
一五ページをお開きください。総務費でございます。
予算現額は三十一億百万円、支出済額は二十億八百五十二万円余でございます。
以下、主な事業についてご説明申し上げます。
1、執行概要説明の一覧表をご覧ください。
二行目、(2)、治安対策の推進でございますが、六億一千五百四十万円余を支出しております。
うち、都民安全の推進では、町会、自治会等が設置する防犯カメラについて、これまでの設置費用等への補助に加え、新たに電気料金及び共架料等に対する補助を行うなど、地域における安全・安心の確保に取り組んでまいりました。
また、治安対策の推進では、オレオレ詐欺等の特殊詐欺対策として、区市町村の自動通話録音機の購入に対する補助を実施するなど、身近な犯罪の防止対策を推進いたしました。
次に、(3)、交通安全対策でございますが、六億九千八十三万円余を支出しております。
うち、交通安全対策の総合企画調整等といたしまして、高齢運転者による交通事故の防止のため、後づけの安全運転支援装置の購入、設置に係る補助を引き続き実施するなど、各種交通安全対策に取り組みました。
また、集中的な渋滞対策では、高度道路交通システム等の技術を活用して、交通の円滑化を図るなど、渋滞緩和に向けた各種対策を講じてまいりました。
次に、(4)、若年支援の推進でございますが、一億四千四十八万円余を支出しております。
うち、若年者自立支援といたしまして、東京都若者総合相談センター、若ナビαの運営において、新たにLINEによる相談を開始するなど、若者に対する各種支援を実施いたしました。
また、若年支援施策の企画調整として、青少年問題に関する総合的施策について調査審議する東京都青少年問題協議会等を運営してまいりました。
決算説明書の概要は以上でございます。
引き続きまして、財務諸表についてご説明申し上げます。
お手元にお配りしております令和二年度東京都決算参考書財務諸表の三ページをお開きください。1、財務諸表の総括でございます。
令和二年度における当本部の財務諸表の概要を示してございます。
続きまして、四ページをお開きください。2、財務諸表の概要でございます。
まず、1、貸借対照表でございます。これは、当本部の資産、負債及びその差額である正味財産を示したものです。
令和二年度資産の部合計は千二百七十六万円余で、前年度に比べて二百八十万円余の増となっております。
負債の部合計は四億四千七百七万円余で、前年度に比べて四千八百八十五万円余の減となっております。
先ほどの資産の部合計から負債の部合計を差し引いた正味財産の部合計はマイナス四億三千四百三十一万円余となっております。
続きまして、2、行政コスト計算書でございます。これは、当本部の収入と費用を示したものです。
表の一行目から、行政収入は五千四十七万円余、行政費用は十九億五千三百四十一万円余、七行目、特別収入は百八十二万円余でございます。
これら収入と費用の差引額である当期収支差額はマイナス十九億百十一万円余となっております。
最後に、3、キャッシュ・フロー計算書でございます。これは、当本部の現金収支の状況を示したものです。
表の三行目、行政サービス活動収支差額はマイナス十九億四千七百四十九万円余、六行目、社会資本整備等投資活動収支差額はマイナス五千二百九十八万円余となっております。
これらの収支差額を合わせまして、収支差額合計はマイナス二十億四十七万円余となっております。
以上、簡単ではございますが、当本部の令和二年度決算についてご説明申し上げました。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○早坂委員長 説明は終わりました。
この際、資料要求のある方は発言を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○早坂委員長 それでは、資料要求はなしと確認をさせていただきます。
以上で都民安全推進本部関係を終わります。
○早坂委員長 これより総務局関係に入ります。
初めに、総務局長から挨拶並びに幹部職員の紹介があります。
○黒沼総務局長 総務局長の黒沼靖でございます。
総務局職員一同、全力を挙げて事務事業の適切かつ円滑な執行に取り組んでまいります。早坂委員長をはじめ委員の皆様方には、ご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
それでは、当局の幹部職員をご紹介申し上げます。
危機管理監の小林茂でございます。次長で危機管理調整担当理事兼務の山口真でございます。政策法務担当理事で政策法務担当部長、訟務担当部長、コンプライアンス推進部長及び主席監察員事務取扱の貫井彩霧でございます。危機管理調整担当理事で職員共済組合事務局長兼務の西村泰信でございます。人権担当理事で危機管理調整担当理事兼務の松永竜太でございます。総務部長の小平基晴でございます。企画担当部長で都立大学調整担当部長、尖閣諸島調整担当部長、オリンピック・パラリンピック調整担当部長、新型コロナウイルスワクチン接種連絡調整担当部長及び政策企画局新型コロナウイルス感染症対策広報担当部長兼務の片山和也でございます。訟務担当部長の松下博之でございます。グループ経営戦略担当部長の小野隆でございます。復興支援対策部長で復興支援調整担当部長、被災地支援福島県事務所長及び福祉保健局新型コロナウイルス感染症対策連絡調整担当部長兼務の濱田良廣でございます。人事部長の高崎秀之でございます。労務担当部長の石橋浩一でございます。行政部長の小笠原雄一でございます。多摩島しょ振興担当部長で大島災害復興対策担当部長及び事業調整担当部長兼務の木島暢夫でございます。小笠原・国境離島担当部長の若林和彦でございます。都区制度担当部長で区市町村調整担当部長兼務の山田利朗でございます。調整担当部長で事業調整担当部長兼務の小林弘史でございます。総合防災部長の猪口太一でございます。防災計画担当部長の芝崎晴彦でございます。防災対策担当部長の高島慶太でございます。危機管理調整担当部長の金久保豊和でございます。危機管理調整担当部長の田中角文でございます。危機管理調整担当部長の高田照之でございます。物資調整担当部長の大澤洋一でございます。統計部長の櫻井和博でございます。人権部長の吉村幸子でございます。当委員会との連絡等に当たらせていただきます総務課長の近藤豊久でございます。
以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
〔理事者挨拶〕
○早坂委員長 挨拶並びに紹介は終わりました。
○早坂委員長 これより決算の審査を行います。
令和二年度東京都一般会計決算中、総務局所管分、令和二年度東京都特別区財政調整会計決算及び令和二年度東京都小笠原諸島生活再建資金会計決算を一括して議題といたします。
本件について理事者の説明を求めます。
○黒沼総務局長 令和二年度決算のご審議をお願いするに当たりまして、総務局所管の事務事業及び決算の概要につきましてご説明を申し上げます。
お手元にお配りしてございます令和二年度決算概要の一ページをご覧願います。
1、事業概要でございます。総務局の令和二年度の事務事業の概要をお示ししてございます。
まず、(1)、都庁の内部管理及び事務の統一的処理でございます。
職員の人事、組織、定数に関すること、東京都政策連携団体に関することなどがございます。
なお、行政改革に係る事務につきましては、令和三年四月一日をもちまして政策企画局、財務局及びデジタルサービス局に移管をしております。事業概要等につきましては、移管先の各局から改めてご説明をさせていただきます。
次に、(2)、数局にわたる事業の連絡調整といたしまして、東日本大震災に伴う被災地支援、都内避難者支援に関すること、防災、危機管理に関すること、人権施策に関することがございます。
また、以上のほか、特別区、市町村の行財政運営に関する助言及び連絡調整に関すること、各種統計調査に関すること、東京都公立大学法人の運営の支援に関することなどの事務がございます。
恐れ入ります、二ページをご覧願います。2、決算の総括でございます。
総務局は、一般会計のほか、特別区財政調整会計及び小笠原諸島生活再建資金会計の二つの特別会計がございます。
まず、(1)、一般会計でございます。
歳入におきましては、予算現額六百九十八億八百万円に対しまして、収入済額六百二十四億八千四百万円で、差引き七十三億二千四百万円の減となっており、予算現額に対する収入済額の割合は八九・五%でございます。
歳出におきましては、予算現額一兆六千二百七十一億八千万円に対しまして、支出済額一兆六千八十五億七千万円、翌年度繰越額五十億一千万円、差引不用額百三十五億九千九百万円となっておりまして、予算現額に対する支出済額の割合は九八・九%でございます。
次に、(2)、特別区財政調整会計でございます。
歳入における収入済額、歳出における支出済額ともに九千八百七十三億九千五百万円でございます。予算現額に対する決算額の割合は、歳入、歳出ともに一〇〇%でございます。
次に、(3)、小笠原諸島生活再建資金会計でございます。
歳入における収入済額は七億六千百万円で、予算現額に対する決算額の割合は二〇四・六%でございます。なお、歳出における支出済額はございません。
恐れ入ります、三ページをご覧願います。3、財務諸表の総括でございます。
まず、(1)、一般会計でございます。
左の貸借対照表でございますが、資産五千四百八十六億七千三百万円、負債七百五十九億五千六百万円、正味財産四千七百二十七億一千六百万円でございます。
右の行政コスト計算書でございます。収入六百十五億八千九百万円、費用一兆五千七百八十七億六千二百万円で、差引きマイナス一兆五千百七十一億七千三百万円でございます。
次に、(2)、特別区財政調整会計でございます。
左の貸借対照表でございますが、資産、負債、正味財産、いずれもございません。
右の行政コスト計算書でございます。収入はございません。費用は九千八百七十三億九千五百万円で、差引きはマイナス九千八百七十三億九千五百万円でございます。
次に、(3)、小笠原諸島生活再建資金会計でございます。
左の貸借対照表でございます。資産八億一千三百万円、負債はございません。正味財産八億一千三百万円でございます。
右の行政コスト計算書でございますが、収入、費用、いずれもございません。
恐れ入ります、四ページをご覧願います。4、令和二年度に実施した主な事業につきましてご説明を申し上げます。
まず、(1)、東日本大震災に伴う被災地支援・都内避難者支援といたしまして四千百万円、(2)、防災企画・調査研究及び災害応急対策の総合調整等といたしまして九十億四千百万円、(3)、人権施策といたしまして七億二千五百万円、(4)、区市町村振興のための財政補完等といたしまして一千六百九十六億一千九百万円、(5)、各種統計調査といたしまして八十五億二千八百万円、(6)、東京都公立大学法人の運営の支援といたしまして二百三十九億七千九百万円をそれぞれ支出してございます。
以上が総務局の令和二年度決算の概要でございます。
詳細につきましては総務部長からご説明を申し上げます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○小平総務部長 総務局の令和二年度決算につきまして、お手元にお配りしてございます資料に沿ってご説明を申し上げます。
まず初めに、東京都一般会計決算説明書をご覧願います。
なお、説明書の中で網かけをしている箇所がございますが、これは、令和三年四月一日に政策企画局、財務局及びデジタルサービス局へ移管した総務局事業に係るものを記載してございます。詳細につきましては、移管先の各局からご説明させていただくことになっておりますので、あらかじめご了承いただきたいと存じます。
それでは、五ページをお開き願います。歳入からご説明を申し上げます。
まず、分担金及び負担金でございます。
予算現額二億七千八百万余円のところ、収入済額二億七千六百万余円でございまして、一番右の説明欄に記載のとおり、収入率は九九・二%でございます。以下、六ページにかけまして、その内訳を掲げてございます。
次に、七ページをご覧願います。使用料及び手数料でございます。
収入済額は三百万余円、収入率五七・九%でございます。以下、九ページにかけまして、その内訳を掲げてございます。
次に、一〇ページをご覧願います。国庫支出金でございます。
収入済額は五百四億八千万余円、収入率八八・〇%でございます。以下、一六ページにかけまして、その内訳を掲げてございます。
次に、一七ページをご覧願います。財産収入でございます。
収入済額は十九億三百万余円、収入率九二・二%でございます。以下、一九ページにかけまして、その内訳を掲げてございます。
続きまして、二〇ページをご覧願います。寄附金でございます。
収入済額は三十万円でございます。
次に、二一ページをご覧願います。繰入金でございます。
収入済額は五十九億一千二百万余円、収入率九六・〇%でございます。以下、二九ページにかけまして、その内訳を掲げてございます。
続きまして、三〇ページをお開き願います。諸収入でございます。
収入済額は三十九億九百万余円、収入率九九・三%でございます。以下、三六ページにかけまして、その内訳を掲げてございます。
以上、歳入の決算総額は、三六ページの一番下の欄に記載してございますとおり、予算現額六百九十八億八百万余円のところ、収入済額六百二十四億八千四百万余円、収入率八九・五%でございます。
以上が歳入でございます。
続きまして、歳出についてご説明を申し上げます。
三七ページをお開き願いたいと思います。まず、総務費でございます。
予算現額二千三百七十六億二百万余円のところ、支出済額二千百九十五億三千七百万余円でございまして、執行率は九二・四%でございます。
科目、項の内訳で申し上げますと、すぐ下の欄の総務管理費でございますが、支出済額は百九十三億九千万余円でございます。以下、五一ページにかけまして、その内訳を掲げてございますが、これは、文書、職員の人事、研修、福利厚生、復興支援対策及び人権対策などの事務に要した経費でございます。
次に、五二ページをお開き願います。区市町村振興費でございます。
支出済額は一千六百九十六億一千九百万余円でございます。以下、五九ページにかけまして、その内訳を掲げてございますが、これは、区市町村に対する行財政連絡調整事務や、大島支庁など四つの支庁の管理事務等に要した経費、区市町村振興のための財政補完等に要した経費でございます。
続きまして、六〇ページをお開き願います。防災管理費でございます。
支出済額は九十億四千百万余円でございます。以下、七三ページにかけまして、その内訳を掲げてございますが、これは、防災に関する企画、調査研究や総合防災訓練の実施、防災センターの運営、帰宅困難者対策の推進など、防災対策事業に要した経費でございます。
続きまして、七四ページをご覧願います。統計費でございます。
支出済額は八十五億二千八百万余円でございます。これは、各種統計調査に要した経費でございまして、以下、八一ページにかけましてその内訳を掲げてございます。
続きまして、八二ページをお開き願います。退職手当及び年金費でございます。
支出済額は百二十九億五千七百万余円でございまして、以下、八三ページにかけまして、その内訳を掲げてございます。
次に、八四ページをご覧願います。学務費でございます。
支出済額は二百三十九億七千九百万余円、執行率九七・八%で、東京都公立大学法人支援費として、同法人の管理運営支援に要した経費でございます。以下、八八ページにかけまして、その内訳を掲げてございます。
続きまして、八九ページをご覧願います。諸支出金でございます。
支出済額は一兆三千六百五十億五千三百万余円、執行率一〇〇%でございます。
項別の内訳を申し上げますと、すぐ下の欄の他会計支出金は、特別区財政調整会計へ九千八百七十三億九千五百万余円を繰り出したものでございます。
また、九〇ページの諸費でございますが、支出済額は三千七百七十六億五千八百万余円でございまして、以下、九五ページにかけまして、利子割交付金など、その内訳を掲げてございます。
以上、歳出の決算総額は、九五ページの一番下の欄に記載してございますとおり、予算現額一兆六千二百七十一億八千万余円のところ、支出済額一兆六千八十五億七千万余円、執行率九八・九%でございます。
以上が一般会計の決算でございます。
恐れ入ります、続きまして、お手元の東京都特別区財政調整会計決算説明書をご覧願います。
恐れ入りますが、こちらの五ページをお開き願います。まず、歳入でございます。
歳入は、表の上段の繰入金、次の六ページの表の上段の諸収入、その中ほどの繰越金、この三つで構成されてございます。
これらを合計いたしました歳入の収入済額は、六ページの一番下の欄に記載してございますとおり、九千八百七十三億九千五百万余円、収入率一〇〇%でございます。
次に、歳出でございます。
七ページをご覧願います。特別区交付金でございます。
これは、特別区に対する科目、目の普通交付金と、次の八ページの特別交付金から構成されてございます。この二つを合計いたしました歳出の支出済額は、八ページの一番下の欄に記載してございますとおり、九千八百七十三億九千五百万余円、執行率一〇〇%でございます。
以上、東京都特別区財政調整会計の決算でございます。
続きまして、恐れ入ります、お手元の東京都小笠原諸島生活再建資金会計決算説明書をご覧願います。
こちらの五ページの方をお開き願います。まず、歳入でございます。
歳入は、表の上段の事業収入、次の六ページの諸収入、七ページの繰越金、この三つで構成されてございます。
これらを合計いたしました歳入の収入済額は、七ページの一番下の欄に記載してございますとおり、七億六千百万余円、収入率二〇四・六%でございます。
次に、歳出でございます。九ページをご覧願います。
歳出は、全て貸付けに要する経費でございまして、農業資金など四種類の生活再建資金の貸付金でございます。支出済額はございませんでした。
以上が東京都小笠原諸島生活再建資金会計の決算でございます。
引き続きまして、財務諸表につきましてご説明を申し上げます。
恐れ入ります、お手元の東京都決算参考書財務諸表をご覧願います。
なお、財務諸表につきましては、政策企画局、財務局及びデジタルサービス局へ移管した総務局事業が内数として記載してございます。移管事業の詳細につきましては、移管先の各局からご説明をさせていただきます。
それでは、五ページの方をお開き願います。総務局には、一般会計と二つの特別会計についてそれぞれ財務諸表がございますが、この三つの財務諸表の合計でございます総務局財務諸表の概要、こちらの方でご説明を申し上げます。
まず、上段の1、貸借対照表でございます。これは、年度末時点における資産、負債及び正味財産の状況を示したものでございます。
表の一番上の資産の部でございますが、一年以内に現金化される資産である流動資産、そして建物や土地、基金積立金等の固定資産、これら二つを合計した資産の部合計は、五千四百九十四億八千六百万余円でございます。令和元年度と比較いたしました増減額でございますが、二百九億六千四百万余円の増でございます。
その下の欄、負債の部でございます。一年以内に返済すべき負債である流動負債、そして一年を超えて返済時期が到来する負債である固定負債、これら二つを合計した負債の部合計は七百五十九億五千六百万余円でございまして、令和元年度と比較いたしました増減額は百十五億二千万余円の減でございます。
これら資産総額と負債総額との差額が、そのすぐ下の正味財産でございますが、その合計は四千七百三十五億三千万余円でございまして、令和元年度と比較いたしました増減額は三百二十四億八千四百万余円の増でございます。
次に、中ほど、2、行政コスト計算書でございます。これは、昨年度一年間におけます行政活動に伴う全ての収入とコストを表示したものでございます。
表の一番上の、行政の通常の活動による収支のうち、行政収入は六百億九千六百万余円で、その下の行政費用は一兆五千七百八十一億一千九百万余円でございます。
その二行下にございます、預金利子や資金調達のためのコスト等を反映した収支のうち、金融収入は十四億八千五百万余円で、その下の金融費用は六億一千六百万余円でございます。
これにより、行政収支差額、金融収支差額、特別収支差額とを合わせました当期収支差額は、その五行下に記載してございますとおり、マイナス一兆五千百七十一億七千二百万余円でございます。令和元年度と比較いたしました増減額は三百四十二億七千二百万余円の増でございます。
次に、下段になります。3、キャッシュ・フロー計算書でございます。これは、昨年度一年間におけます現金等の流れの状況を示したものでございます。
表の上から三行目、行政サービスを提供するための現金収支でございます行政サービス活動収支差額はマイナス一兆五千二百三十七億七千二百万余円でございます。
その三行下にございます、基金や固定資産の増減に係る現金収支でございます社会資本整備等投資活動収支差額はマイナス二百二十三億六百万余円でございます。
その三行下、外部からの資金獲得に係る現金収支でございます財務活動収支差額は、収入及び支出ともにございませんでした。
そのすぐ下の欄の収支差額合計はマイナス一兆五千四百六十億七千九百万余円でございます。令和元年度と比較いたしました増減額は百九十二億九千二百万余円の増でございます。
以上が各会計合計の財務諸表でございます。
なお、一般会計と二つの特別会計の概要及び詳細につきましては、六ページから四五ページにかけてそれぞれ記載してございますので、後ほどご覧いただければと存じます。
続きまして、事業別情報についてご説明を申し上げます。
恐れ入りますが、四七ページをお開き願います。まず、区市町村振興事業でございます。
これは、行政水準の向上、地域の振興、住民福祉の増進などを図るため、区市町村に対して財政補完及び貸付けのための基金への繰り出しなどを行っている事業でございます。
一番上の行政コスト計算書の中ほどにございます通常収支差額及びその四行下にございます当期収支差額はマイナス九百九十四億四千四百万余円でございます。
また、中ほど、一規模当たりの行政コストの表にございますとおり、一区市町村当たりの行政コストは二十三億余円でございます。
続きまして、四八ページをお開き願います。公立大学法人の支援事業でございます。
これは、東京都が設立した東京都公立大学法人に対して支援を行っている事業でございます。
一番上の行政コスト計算書の中ほどにございます通常収支差額及びその四行下の当期収支差額はマイナス二百四十一億九千百万余円でございます。
また、中ほど、一規模当たりの行政コストの表にございますとおり、学生一人当たりの行政コストは二百二十万余円でございます。
以上、総務局所管の各会計令和二年度決算でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○早坂委員長 説明は終わりました。
この際、資料要求のある方は発言を願います。
○原委員 一点お願いいたします。
人権尊重条例第十二条の規定に基づき公表された不当な差別的言動の件数と、及び都に寄せられたヘイトスピーチ等の情報、これを条例施行から年度ごとにお願いいたします。
○竹井委員 一件お願いいたします。
東京アラート実施の発表時期と発動時期、廃止時期とこの間の新規感染者数、死亡者数、入院数、確保病床数などの指標の推移についてお願いします。
○早坂委員長 ただいま原副委員長、竹井委員から資料要求がありましたが、これを分科会の資料要求とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○早坂委員長 異議なしと認めます。理事者におかれましては、要求された委員と調整の上、ご提出願います。
以上で総務局関係を終わります。
○早坂委員長 これよりデジタルサービス局関係に入ります。
初めに、デジタルサービス局長から挨拶並びに幹部職員の紹介があります。
○寺崎デジタルサービス局長 デジタルサービス局長の寺崎久明でございます。
早坂委員長をはじめ委員の皆様方のご指導、ご鞭撻をいただきながら、全力で事務事業に取り組んでまいる所存でございます。よろしくお願い申し上げます。
それでは、当局の幹部職員を紹介させていただきます。
次長の久我英男でございます。総務部長の有金浩一でございます。企画調整担当部長でオリンピック・パラリンピック調整担当部長、政策企画局新型コロナウイルス感染症対策広報担当部長を兼務いたします斎藤圭司でございます。情報セキュリティ担当部長でデジタル基盤整備担当部長を兼務いたします水落祐二でございます。戦略部長の深井稔でございます。サービス開発担当部長の荻原聡でございます。デジタル改革担当部長の巻嶋國雄でございます。デジタルサービス推進部長の土村武史でございます。データ利活用担当部長の高橋葉夏でございます。ネットワーク推進担当部長でデジタルサービス推進担当部長を兼務いたします芹沢孝明でございます。ネットワーク整備担当部長の澤井正明でございます。デジタル基盤整備部長の新田見慎一でございます。当委員会との連絡調整等に当たります総務課長の渡部将亮でございます。
以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
〔理事者挨拶〕
○早坂委員長 挨拶並びに紹介は終わりました。
○早坂委員長 これより決算の審査を行います。
令和二年度東京都一般会計決算中、デジタルサービス局所管分を議題といたします。
本件について理事者の説明を求めます。
○寺崎デジタルサービス局長 令和二年度決算をご審議いただくに当たりまして、デジタルサービス局の決算の概要についてご説明申し上げます。
それでは、お手元にお配りしてございます資料第1号、令和二年度決算概要の一ページをお開きください。
デジタルサービス局は、本年四月一日付で、旧戦略政策情報推進本部のうち、網かけでお示ししてございます政策企画局に移管をいたしました国際金融都市東京の実現及び特区の推進を除く事業並びに総務局の構造改革の推進に係る事業を引き継ぎまして、新たに設置をされました。政策企画局に移管をした事業につきましては、政策企画局から説明がございます。
それでは、初めに、1の事業概要(令和二年度)についてご説明を申し上げます。
まず、旧戦略政策情報推進本部分の事業でございますが、(1)、成長戦略の推進では、次世代ウエルネスソリューションの構築支援、東京データプラットフォームの構築、先端事業普及モデル創出事業等を行ってございます。
続きまして、(3)、情報システム管理事務では、全庁的なICT施策の推進に関する事務等を行っております。
(4)、電子都庁基盤の運用管理では、電子都庁の推進や、東京都行政情報ネットワークの運用管理等を行っております。
(5)、中央コンピュータ室の運用管理では、機器の集中設置による運用の効率化や情報資産の保護を図っております。
(6)、島しょのインターネット環境改善では、海底光ファイバーケーブルの整備による地域情報化の推進に取り組んでございます。
(7)、社会保障・税番号制度の共通基盤整備では、社会保障・税番号制度の環境整備として、都庁内のマイナンバー利用事務における基盤システムの整備を行っております。
(8)、サイバーセキュリティ対策では、全庁的なサイバーセキュリティ対策の推進や、自治体情報セキュリティクラウドの運用を行ってございます。
(9)、業務プロセス改革事務では、RPAやAI等のICTを活用した業務の効率化を推進しております。
(10)、次世代通信推進事務では、5Gを中心とした高速モバイルネットワークの早期構築に取り組んでございます。
次に、総務局から移管された分の事業でございますが、(1)、構造改革の推進では、契約、支出関連事務のデジタル化に向けた検討等を行っております。
続いて、二ページをお開きください。2の決算の概要でございます。
まず、旧戦略政策情報推進本部分について、歳入は、予算現額六十八億八百七万円に対しまして、収入済額六十五億五千八百七十二万余円となってございます。
歳出は、予算現額二百三十八億五千五百八十六万余円に対しまして、支出済額二百四億八千九百八十九万余円となってございます。
次に、総務局移管分について、歳出が、予算現額三億三千三百六十二万余円に対しまして、支出済額二億四千百十万余円となってございます。
歳入歳出の詳細と財務諸表につきましては、総務部長からご説明をさせていただきます。
以上、決算概要についてご説明を申し上げました。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○有金総務部長 それでは、引き続き私から、デジタルサービス局所管の令和二年度決算につきましてご説明させていただきます。
お手元にお配りしてございます資料第2号、東京都一般会計決算説明書、デジタルサービス局をご覧ください。
決算の総括につきましては、ただいま局長からご説明いたしましたので、私からは、歳入及び歳出の詳細をご説明いたします。
恐れ入りますが、六ページをお開きください。歳入についてご説明申し上げます。
まず初めに、第六款、分担金及び負担金でございます。
予算現額四億四千二百八十八万余円に対しまして、収入済額四億二千四百二十三万余円となっております。地方公共団体情報セキュリティ強化対策費の負担金を収入したものでございます。
次に、七ページをお開きください。第七款、使用料及び手数料でございます。
予算現額一千円に対しまして、収入済額一千百七十円となっております。情報公開手数料を収入したものでございます。
次に、八ページをお開きください。第八款、国庫支出金でございます。
予算現額一千七百万余円に対しまして、収入済額一千七百万余円となっております。社会保障、税に係る番号制度システム整備の国庫補助金を収入したものでございます。
次に、九ページをお開きください。第十一款、繰入金でございます。
予算現額六十二億一千二百五十九万余円に対しまして、収入済額五十五億一千二十七万余円となっております。
九ページから一六ページにかけましては、各会計からのシステム負担金の収入を記載しております。
続きまして、一七ページをお開きください。一七ページは、スマート東京推進基金からの繰入金の収入を記載しております。
次に、一八ページから一九ページにかけまして、第十二款、諸収入でございます。
予算現額一億三千五百五十八万余円に対しまして、収入済額六億七百二十万余円となっております。雇用保険料納付金や雑入を収入したものでございます。
なお、網かけ表示している事項につきましては、政策企画局に移管した事業に係る経費となっております。
二一ページをお開きください。続きまして、歳出についてご説明申し上げます。
第二款、総務費、第四項、戦略政策情報推進費、第一目、管理費でございます。
予算現額二百三十八億五千五百八十六万余円に対しまして、支出済額二百四億八千九百八十九万余円、執行率八五・九%でございます。東京の成長戦略やICT利活用のさらなる推進等に要する経費を支出しております。
なお、網かけ表示している事項につきましては、先ほど同様に政策企画局に移管した事業に係る経費となっております。
1、執行概要説明でございますが、中段に記載の(1)、職員費につきましては、十六億九千六百八十七万余円支出をしております。
(2)、管理事務でございます。事務費等に一億三千七百十五万余円を支出しております。
二二ページをお開きください。(3)、成長戦略の推進でございます。次世代ウエルネスソリューションの構築支援や官民連携DPF組織のコア事業の検討、先端事業普及モデルの創出支援などに二十一億八千百四十万余円支出しております。
(4)、特区の推進でございます。外国企業発掘、誘致業務、金融系外国企業発掘、誘致業務などに十二億一千五十二万余円を支出しております。
(5)、情報システム管理事務でございます。全庁的なICT施策の推進に係る事務などに四億一千百四十一万余円を支出しております。
(6)、電子都庁基盤の運用管理でございます。電子都庁の推進、東京都行政情報ネットワークの運用管理などに九十六億六千五百十六万余円支出をしております。
(7)、中央コンピュータ室の運用管理につきましては、四千九百三万余円を支出しております。
(8)、東京都カードシステムの運用管理につきましては、七千六百八十五万余円支出をしております。
二三ページをお開きください。(9)、島しょのインターネット環境改善でございます。海底光ファイバーケーブルの整備による地域情報化の推進に三十六億五千六百三万余円支出をしております。
(10)、社会保障・税番号制度の共通基盤整備でございます。社会保障、税に係る番号制度の環境整備に二億四千七百七十八万余円支出をしております。
(11)、サイバーセキュリティ対策でございます。サイバーセキュリティ対策、自治体セキュリティクラウドの運用に七億八千九十四万余円支出をしております。
(12)、システム評価事業でございます。情報システムに係る各局への調整、指導などに六千二百七十六万余円支出をしております。
(13)、業務プロセス改革事務でございます。RPAやAI等のICTを活用した業務の効率化に三千七十四万余円支出をしております。
(14)、次世代通信推進事務でございます。5Gを中心とした高速モバイルネットワークの早期構築に二億八千三百十九万余円を支出しております。
次に、2、補正予算額説明につきましては、令和二年及び令和三年の都議会議決により、合計でマイナス三億二千二百十三万余円の補正額となっております。
3の不用額説明につきましては、落札差金による残、十億六千百八十五万余円等、合計で三十三億六千五百九十七万余円でございます。
以上が一般会計、デジタルサービス局の決算でございます。
続きまして、資料第3号、東京都一般会計決算説明書、デジタルサービス局(総務局移管分)をご覧ください。
恐れ入りますが、五ページをお開き願います。歳出についてご説明を申し上げます。
第二款、総務費、第一項、総務管理費、第一目、総務管理費でございます。
予算現額三億三千三百六十二万余円に対しまして、支出済額二億四千百十万余円、執行率七二・三%でございます。都政のQOSの飛躍的、継続的な向上につなげていくための施策に要する経費を支出しております。
1、執行概要説明でございますが、(1)、職員費につきましては、一億五千七百三十四万余円を支出しております。
(2)、行政改革事務でございます。構造改革の推進に係る契約、支出関連事務のデジタル化に向けた検討等に八千三百七十五万余円支出をしております。
2、不用額説明につきましては、主な不用額として、落札差金による残、三千四百六十三万余円等でございます。
以上が一般会計、総務局移管分の決算でございます。
続きまして、第4号、東京都決算参考書財務諸表、デジタルサービス局をご覧ください。
四ページをお開きください。財務諸表の概要についてご説明申し上げます。
上段に記載をしております、1、貸借対照表についてでございますが、これは、資産や負債及びその差額であります正味財産を示したものでございます。
令和二年度の資産の部の合計は、五百二億二千四十四万余円でございます。これは、主に投資その他の資産でありますスマート東京推進基金の積立金や、重要物品であります海底光ファイバーケーブルでございます。
また、令和二年度の負債の部の合計は、二十三億九千五百一万余円でございます。これは、賞与引当金及び退職給与引当金でございます。
その結果として、正味財産の部の合計は、四百七十八億二千五百四十三万余円となっております。
続きまして、中段に記載しております、2、行政コスト計算書についてでございますが、これは、収入と費用を示したものでございます。
令和二年度の行政収入の金額は七億三千三十五万余円、行政費用の金額は二百十六億五千七百十八万余円でございます。
金融収支、特別収支を含めた当期収支差額はマイナス二百六億七千七百四十七万余円となっております。
最後に、下段の3、キャッシュ・フロー計算書についてでございますが、これは、現金収支の状況を示したものでございます。
令和二年度の行政サービス活動収支差額はマイナス百九十五億九百六十二万余円で、収支差額合計はマイナス百三十九億三千百十七万余円となっております。
以上をもちまして、令和二年度におけるデジタルサービス局の決算の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○早坂委員長 説明は終わりました。
この際、資料要求のある方は発言を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○早坂委員長 それでは、資料要求はなしと確認をさせていただきます。
以上でデジタルサービス局関係を終わります。
○早坂委員長 これより選挙管理委員会事務局関係に入ります。
初めに、選挙管理委員会事務局長から挨拶並びに幹部職員の紹介があります。
○桃原選挙管理委員会事務局長 選挙管理委員会事務局長の桃原慎一郎でございます。
早坂委員長をはじめ委員の皆様のご指導、ご鞭撻を賜りながら、選挙管理委員会の事務の公平、公正な執行に全力を尽くしてまいります。よろしくお願い申し上げます。
続きまして、当分科会との連絡等に当たります幹部職員を紹介させていただきます。
総務課長の池田庸でございます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
〔理事者挨拶〕
○早坂委員長 挨拶並びに紹介は終わりました。
○早坂委員長 これより決算の審査を行います。
令和二年度東京都一般会計決算中、選挙管理委員会事務局所管分を議題といたします。
本件について理事者の説明を求めます。
○桃原選挙管理委員会事務局長 選挙管理委員会事務局所管の令和二年度決算をご審議いただくに当たりまして、当局の事業及び決算の概要をご説明申し上げます。
お手元にお配りしてございます令和二年度決算概要の表紙をおめくりください。
初めに、1の事業概要でございます。
当局が所管しております主な事務は、記載しております三点でございます。
第一に、公職選挙法等に基づく事務でございます。東京都議会議員選挙をはじめとする各種選挙の管理執行や、選挙の啓発でございます。
第二に、政治資金規正法に基づく事務でございます。政治団体の設立届等並びに政治資金収支報告書の受理及び公表でございます。
第三に、区市町村選挙管理委員会等に対する選挙についての助言や支援等でございます。
次に、2の決算の総括でございます。
歳入につきましては、予算現額一千五十七万余円に対しまして、収入済額は七百五万余円で、収入率は六六・八%でございます。
歳出につきましては、予算現額六十億七千百三十二万余円に対しまして、支出済額は五十九億八十八万余円でございまして、執行率は九七・二%でございます。
3の財務諸表の総括につきましては、後ほど決算参考書によりご説明申し上げます。
最後に、4の令和二年度に実施した主な事業でございます。
令和二年七月五日に東京都知事選挙及び東京都議会議員補欠選挙を執行いたしました。
以上が令和二年度決算の概要でございます。
続きまして、決算の詳細につきましてご説明申し上げます。
お手元のA4横の資料、令和二年度東京都一般会計決算説明書の表紙から三枚おめくりいただきまして、一ページをご覧ください。決算の総括でございます。当局の歳入歳出決算額の総計を記載しております。
その裏の二ページをご覧ください。歳入及び歳出の内訳について、科目別の総額を記載しております。
それでは、歳入から科目ごとにご説明申し上げます。
三ページをお開き願います。使用料及び手数料でございます。
収入済額は四千三百六十円で、こちらは、次の四ページに記載しております情報公開手数料でございます。
五ページをご覧ください。国庫支出金でございます。
収入済額は七百万余円でございます。こちらは、政党助成事務、在外選挙人名簿登録事務に対する国からの委託金でございます。
六ページをお開き願います。諸収入でございます。
収入済額は五万余円でございます。こちらは、雇用保険料納付金及び次の七ページにございます公務災害確定負担金還付金による収入でございます。
続きまして、歳出についてご説明申し上げます。九ページをお開き願います。
総務費のうち、選挙費でございますが、予算現額六十億七千百三十二万余円に対しまして、支出済額は五十九億八十八万余円で、執行率は九七・二%でございます。
以下、支出内訳についてご説明申し上げます。
まず、委員会費でございます。
支出済額は二千百七十二万円で、執行率は九八・五%でございます。こちらは、選挙管理委員に対する報酬や、委員会の運営に要した経費でございます。
一〇ページをお開き願います。管理費でございます。
支出済額は三億二千八百五十一万余円で、執行率は九一・二%でございます。こちらは、職員費や政党、政治団体事務等に要した経費でございます。
一一ページをご覧ください。都知事選挙費でございます。
支出済額は五十三億八千四百七十三万余円で、執行率は九七・七%でございます。こちらは、令和二年に執行いたしました東京都知事選挙に要した経費でございます。
一二ページをお開き願います。都議会議員補欠選挙費でございます。
支出済額は一億六千五百九十一万余円で、執行率は九三・四%でございます。こちらは、令和二年に執行いたしました東京都議会議員補欠選挙に要した経費でございます。
続きまして、財務諸表についてご説明申し上げます。
お手元の令和二年度東京都決算参考書財務諸表の表紙から三枚おめくりいただきまして、一ページをお開き願います。財務諸表の総括でございます。
貸借対照表、行政コスト計算書、キャッシュ・フロー計算書、正味財産変動計算書につきまして、概要を取りまとめております。
二ページをお開き願います。財務諸表の概要でございます。
令和二年度の列をご覧いただきたいと存じます。
まず、1の貸借対照表でございますが、こちらは、当局の令和二年度末における資産、負債及び正味財産を示したものでございます。当局には資産がございませんので、資産には金額の計上がございません。
また、負債は、退職給与引当金など合計二億五百十八万余円でございまして、正味財産はマイナス二億五百十八万余円でございます。
次に、2の行政コスト計算書でございます。こちらは、当局の一年間の収入と費用を示したものでございます。
収入は、行政収入のみでございまして、国庫支出金などにより八百三万余円、行政費用は五十九億百三万余円、差引きはマイナス五十八億九千二百九十九万余円となっております。
最後に、3のキャッシュ・フロー計算書でございますが、こちらは、当局の一年間の現金収支の状況を示したものでございます。
収入は、行政サービス活動収入のみでございまして、七百五万余円、支出は、行政サービス活動支出のみで、五十九億八十八万余円、差引きはマイナス五十八億九千三百八十二万余円となっております。
三ページ以降に各財務諸表を記載してございますので、後ほどご覧いただければと存じます。
以上で令和二年度決算についての説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○早坂委員長 説明は終わりました。
この際、資料要求のある方は発言を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○早坂委員長 それでは、資料要求はなしと確認をさせていただきます。
以上で選挙管理委員会事務局関係を終わります。
○早坂委員長 これより監査事務局関係に入ります。
初めに、監査事務局長から挨拶並びに幹部職員の紹介があります。
○岡安監査事務局長 監査事務局長の岡安雅人でございます。
早坂委員長をはじめ委員の皆様方のご指導、ご鞭撻を賜り、監査事務の適切な執行に努めてまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
それでは、当局の幹部職員をご紹介させていただきます。
監査担当部長の小菅秀記でございます。当分科会との連絡等に当たらせていただきます総務課長の小平房代でございます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
〔理事者挨拶〕
○早坂委員長 挨拶並びに紹介は終わりました。
○早坂委員長 これより決算の審査を行います。
令和二年度東京都一般会計決算中、監査事務局所管分を議題といたします。
本件について理事者の説明を求めます。
○岡安監査事務局長 令和二年度の当局の決算につきましてご説明申し上げます。
初めに、概要につきましてご説明いたします。
お手元の令和二年度決算概要をご覧ください。
表紙をおめくりいただきまして、一ページでございます。1の事業概要でございます。
(1)の監査委員は、公正で効率的な行政を確保するために、地方自治法の規定により設置される独任制の執行機関でございます。
都におきましては、五名の監査委員が置かれておりまして、識見を有する者から選任される委員が三名、議員から選任される委員が二名となってございます。
次に、(2)の令和二年監査実施実績でございます。
初めに、定例監査でございます。これは、都の財務に関する事務の執行、経営に係る事業の管理及び事務の執行が適切に行われているかにつきまして実施するものでございまして、本庁と事業所を合わせて四百七か所で実施をいたしました。
そのほか、工事監査、決算審査などを実施したところでございます。
これらの結果、表の右下にございますように、指摘が百十八件、意見、要望が十三件でございました。
二ページの2、決算の総括及び3の財務諸表の総括につきましては、別冊でご説明させていただきます。
恐れ入ります、横版の令和二年度東京都一般会計決算説明書をご覧ください。
表紙を含めまして三枚おめくりいただきまして、一ページをご覧ください。決算の総括でございます。
上段にございますとおり、歳入が九百七十七万余円、歳出が九億八百七十一万余円でございます。
初めに、歳入の内訳を説明させていただきます。
二枚おめくりいただきまして、三ページをお開きください。まず、分担金及び負担金でございます。
被災地派遣職員費といたしまして九百五十万余円を収入いたしました。
四ページをお開きください。使用料及び手数料でございます。
情報公開条例に基づく開示手数料として四百二十円を収入いたしました。
五ページをご覧ください。諸収入でございます。
納付金といたしまして予算計上しておりました雇用保険料納付金につきましては、実績がなかったため収入はございませんでしたが、職員費の過年度分につきまして給与返納等がされましたため、雑入として二十六万余円を収入いたしました。
次に、歳出の内訳を説明させていただきます。
二枚おめくりください。六ページをお開き願います。総務費のうち監査委員費でございます。
予算現額十億百九十二万円に対しまして、表の右から四列目、支出済額は九億八百七十一万余円でございます。
内訳は、六ページ、それから七ページの説明欄にそれぞれお示しいたしましたとおり、監査委員の報酬、職員費及び事務局職員の職員費等でございます。
続きまして、財務諸表につきましてご説明申し上げます。
お手元の縦版、令和二年度東京都決算参考書財務諸表をご覧ください。
表紙を含め三枚おめくりください。一ページとなります。1、財務諸表の総括でございます。
まず、1の貸借対照表でございますが、資産につきましては、当局は資産を保有しておりませんので、計上はございません。
負債は、七億二千二百五十五万余円でございます。これは、退職給与引当金の六億四千三百四十万円及び賞与引当金の七千九百十五万余円を計上したものでございます。
資産から負債を差し引いた正味財産は、マイナス七億二千二百五十五万余円となってございます。
次に、2の行政コスト計算書でございますが、収入は九百七十七万余円、費用は九億一千九百八十九万余円でございまして、差引きはマイナス九億一千十一万余円となってございます。
次に、3のキャッシュ・フロー計算書でございますが、収入は九百七十七万余円、支出は九億八百七十一万余円でございまして、差引きはマイナス八億九千八百九十三万余円となってございます。
次に、4の正味財産変動計算書でございます。前期末残高がマイナス七億一千百三十七万余円、当期変動額がマイナス一千百十八万余円、前期末残高に当期変動額を加えました当期末残高はマイナス七億二千二百五十五万余円となってございます。
二ページに財務諸表の概要として、前年度と比較した増減額、それから三ページ以降に各財務諸表を掲載しておりますので、ご覧いただければと存じます。
以上で令和二年度決算についての説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○早坂委員長 説明は終わりました。
この際、資料要求のある方は発言を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○早坂委員長 それでは、資料要求はなしと確認をさせていただきます。
以上で監査事務局関係を終わります。
○早坂委員長 これより議会局関係に入ります。
初めに、議会局長から挨拶並びに幹部職員の紹介があります。
○岡崎議会局長 議会局長の岡崎義隆でございます。
早坂委員長をはじめ委員の皆様には日頃よりご指導、ご鞭撻を賜り、誠にありがとうございます。
私ども、都議会の事務局として、全力で議会活動を補佐してまいる所存でございます。よろしくお願い申し上げます。
それでは、当局の幹部職員をご紹介させていただきます。
管理部長の飯田一哉でございます。議事部長の広瀬健二でございます。調査部長の古賀元浩でございます。本分科会との連絡調整に当たります経理課長の市沢拓也でございます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
〔理事者挨拶〕
○早坂委員長 挨拶並びに紹介は終わりました。
○早坂委員長 これより決算の審査を行います。
令和二年度東京都一般会計決算中、議会局所管分を議題といたします。
本件について理事者の説明を求めます。
○岡崎議会局長 令和二年度における議会局所管の決算の概要についてご説明申し上げます。
お手元のこちらの方、令和二年度一般会計決算概要をご用意いただき、一枚おめくりください。
一ページをお開き願います。1の議会活動でございます。
議会の開会状況等でございますが、アの本会議開会日数は、四回の定例会及び三回の臨時会を通算いたしまして二十四日でございました。また、イの委員会開催回数は、常任委員会、特別委員会及び議会運営委員会を合わせまして二百四十八回開催されました。この間に審議されたウの議案件数は、予算、条例、契約、意見書、決議など三百二十七件でございました。また、エの請願・陳情付託件数は百四十一件となっております。
次に、下段、2の決算総括でございます。
(1)の歳入につきましては、予算現額六十二万余円に対し、収入済額は八十万余円でございました。
(2)の歳出につきましては、予算現額五十五億二千百七万余円に対し、支出済額は五十一億三百十九万余円で、執行率は九二・四%でございました。
二ページをお開き願います。3の財務諸表の総括でございます。
貸借対照表及び行政コスト計算書の概要を記載してございます。
この財務諸表を含めまして、決算の詳細につきましては、引き続き管理部長からご説明申し上げます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○飯田管理部長 令和二年度決算の詳細につきましてご説明申し上げます。
お手元には、ただいま局長よりご説明申し上げました令和二年度決算概要のほかに、決算説明書と財務諸表をお配りしてございます。
最初に、令和二年度東京都一般会計決算説明書をご覧願います。
決算の総括につきましては、ただいま局長よりご説明申し上げましたとおりでございます。
表紙を含め四枚おめくりいただき、三ページをご覧願います。Ⅱ、決算説明書、歳入でございます。
第七款、使用料及び手数料につきましては、予算現額三十五万余円に対し、収入済額は三十七万余円となっております。これは、説明欄に記載のとおり、東京メトロポリタンテレビジョン株式会社等からの土地建物使用料のほか、情報公開手数料を収入したものでございます。
四ページをお開き願います。第十二款、諸収入につきましては、予算現額二十七万余円に対し、収入済額は四十二万余円となっております。これは、説明欄に記載のとおり、納付金として雇用保険料納付金を収入したほか、下段の雑入として政務活動費過年度戻入金等を収入したものでございます。
五ページをお開き願います。Ⅲ、決算説明書、歳出でございます。
第一款、議会費、第一項、都議会費、第一目、議会運営費につきましては、予算現額二十九億七千二百五十六万余円に対し、支出済額は二十七億二千七百八十三万余円で、執行率は九一・八%となっております。
支出内訳につきましては、説明欄の中ほどに記載しておりますが、1、議員の報酬及び共済費、2、費用弁償、3、議長交際費、4、報償費、5、政務活動費等でございます。
不用額につきましては、説明欄の一番下、議員欠員及び政務活動費等の実績による執行残によるもので、二億四千四百七十三万余円となっております。
六ページをお開き願います。第二目、事務局費でございます。
予算現額二十五億四千八百五十万余円に対し、支出済額は二十三億七千五百三十六万余円で、執行率は九三・二%となっております。
支出内訳につきましては、説明欄の中ほどに記載しておりますが、1、職員費、2、都議会広報等でございます。
不用額につきましては、説明欄の一番下、落札差金や職員費等の実績による執行残によるもので、一億七千三百十四万余円となっております。
以上が一般会計決算説明書の内容でございます。
続きまして、財務諸表につきましてご説明申し上げます。
お手元にお配りしております令和二年度東京都決算参考書財務諸表をご覧願います。表紙を含め四枚おめくりいただき、二ページをご覧ください。
貸借対照表、行政コスト計算書及びキャッシュ・フロー計算書の概要をお示ししてございます。
まず、上段、1の貸借対照表でございますが、令和二年度の資産の部合計は五十八億七千八百万余円で、前年度対比の増減額は、表の右側にありますとおり、二億八千九百八十八万余円の減となっております。
また、令和二年度の負債の部合計は十億八千百六十一万余円で、前年度対比の増減額は三千余円の増となっております。
その結果といたしまして、正味財産の部合計は四十七億九千六百三十八万余円で、前年度対比の増減額は二億八千九百八十九万余円の減となっております。
続きまして、中段、2の行政コスト計算書でございますが、令和二年度の行政収入は八十万余円、行政費用は五十四億三千七百七万余円でございます。
金融収支、特別収支を含めました当期収支差額はマイナス五十四億三千六百二十七万余円で、前年度対比の増減額は一億一千九百六十六万余円の減となっております。
最後に、下段、3のキャッシュ・フロー計算書でございますが、令和二年度の行政サービス活動収支差額はマイナス五十一億四十六万余円で、社会資本整備等投資活動収支差額はマイナス百九十三万余円でございます。収支差額合計はマイナス五十一億二百三十九万余円で、前年度対比の増減額は八千二十三万余円の減となっております。
次ページ以降に財務諸表を掲載しております。
以上をもちまして、議会局所管の令和二年度歳入歳出決算につきましての説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○早坂委員長 説明は終わりました。
この際、資料要求のある方は発言を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○早坂委員長 それでは、資料要求はなしと確認させていただきます。
以上で議会局関係を終わります。
これをもちまして本日の分科会を閉会いたします。
午後二時五十九分散会
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