Tokyo Metropolitan Assembly
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| 委員長 | 大松あきら君 |
| 副委員長 | 関野たかなり君 |
| 副委員長 | 里吉 ゆみ君 |
| 後藤 なみ君 | |
| 舟坂ちかお君 | |
| 栗林のり子君 | |
| 木下ふみこ君 | |
| つじの栄作君 | |
| 清水 孝治君 | |
| 中村ひろし君 |
欠席委員 なし
出席説明員| 病院経営本部 | 本部長 | 堤 雅史君 |
| 経営企画部長 | 児玉英一郎君 | |
| サービス推進部長 | 西川 泰永君 | |
| 経営戦略担当部長オリンピック・パラリンピック調整担当部長兼務 | 樋口 隆之君 | |
| 計画調整担当部長 | 船尾 誠君 | |
| 生活文化局 | 局長 | 浜 佳葉子君 |
| 次長 | 武市 玲子君 | |
| 総務部長オリンピック・パラリンピック調整担当部長兼務 | 根本 浩志君 | |
| 広報広聴部長 | 久故 雅幸君 | |
| 都民生活部長 | 金子 光博君 | |
| 消費生活部長 | 吉村 幸子君 | |
| 私学部長 | 濵田 良廣君 | |
| 文化振興部長 | 古屋 留美君 | |
| 都政情報担当部長 | 稲葉 薫君 | |
| 都民活躍支援担当部長 | 馬神 祥子君 | |
| 男女平等参画担当部長 | 赤羽 朋子君 | |
| 魅力発信プロジェクト担当部長 | 川崎 卓君 | |
| 文化総合調整担当部長 | 片岡 容子君 | |
| 文化施設改革担当部長 | 工藤 穣治君 | |
| オリンピック・パラリンピック準備局 | 局長 | 潮田 勉君 |
| 次長理事兼務 | 延與 桂君 | |
| 次長 | 岩瀨 和春君 | |
| 次長総務部長事務取扱 | 中村 倫治君 | |
| 技監 | 荒井 俊之君 | |
| 理事 | 西村 泰信君 | |
| 理事 | 中澤 基行君 | |
| 調整担当部長 | 菅原 雅康君 | |
| 大会企画調整担当部長 | 中嶋 初史君 | |
| 自治体調整担当部長 | 小池 和孝君 | |
| 計画推進部長 | 田中 彰君 | |
| 運営担当部長 | 末村 智子君 | |
| 運営調整担当部長 | 三浦 幹雄君 | |
| ボランティア担当部長 | 小高 都子君 | |
| 競技・渉外担当部長 | 川瀬 航司君 | |
| 事業推進担当部長 | 丸山 雅代君 | |
| パラリンピック部長 | 越 秀幸君 | |
| 障害者スポーツ担当部長 | 加藤 みほ君 | |
| 大会施設部長 | 鈴木 一幸君 | |
| 開設準備担当部長利用促進担当部長兼務 | 鈴木 研二君 | |
| 施設担当部長 | 湯川 雅史君 | |
| 施設整備担当部長 | 草野 智文君 | |
| 選手村担当部長 | 斉藤 有君 | |
| スポーツ施設担当部長 | 藤木 仁成君 | |
| 輸送担当部長 | 村田 拓也君 | |
| 輸送担当部長 | 佐久間巧成君 | |
| スポーツ推進部長 | 小室 明子君 | |
| ラグビーワールドカップ準備担当部長 ラグビーワールドカップ事業調整担当部長兼務 | 田中 愛子君 | |
| ラグビーワールドカップ事業調整担当部長 ラグビーワールドカップ準備担当部長兼務 | 篠 祐次君 | |
| ラグビーワールドカップ会場運営担当部長 国際大会準備担当部長兼務 | 関口 尚志君 |
本日の会議に付した事件
平成三十年度東京都各会計歳入歳出決算の認定について
病院経営本部関係
・平成三十年度東京都一般会計決算（説明）
生活文化局関係
・平成三十年度東京都一般会計決算（説明）
オリンピック・パラリンピック準備局関係
・平成三十年度東京都一般会計決算（説明）
○大松委員長 ただいまから平成三十年度各会計決算特別委員会第二分科会を開会いたします。
このたび第二分科会委員長に選任いただきました大松あきらでございます。最初の分科会ですので、一言ご挨拶をさせていただきます。
本日から約二週間、合計六回にわたりまして、本分科会に分担されております決算を審査してまいります。副委員長を初め委員の皆様方のご協力をいただきながら、分科会の円滑な運営に努めてまいりたいと思いますので、よろしくご協力をお願い申し上げます。
初めに、本分科会の議席について申し上げます。
議席は、先ほどの打合会で、ただいまご着席のとおりとすることを申し合わせましたので、ご了承願います。
次に、本分科会の日程については、九月十八日の委員会で決定されました審査日程に従いまして、平成三十年度決算の審査を進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。
次に、本分科会の担当書記を紹介いたします。
議事課の担当書記は、渡辺征俊君です。山田大貴君です。
議案法制課の担当書記は、高嶋典子さんです。
よろしくお願いいたします。
〔書記挨拶〕
○大松委員長 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、病院経営本部、生活文化局及びオリンピック・パラリンピック準備局関係の決算の審査を行います。
なお、本日は説明を聴取し、資料要求をすることにとどめ、質疑は後日の分科会で行います。ご了承願います。
これより病院経営本部関係に入ります。
初めに、病院経営本部長から挨拶並びに幹部職員の紹介があります。
○堤病院経営本部長 病院経営本部長の堤雅史でございます。
病院経営本部職員一同、事務事業の適切かつ円滑な執行に全力で取り組んでまいりますので、大松委員長を初め委員の皆様方には、ご指導、ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。
それでは、当本部の幹部職員を紹介させていただきます。
経営企画部長の児玉英一郎でございます。サービス推進部長の西川泰永でございます。経営戦略担当部長でオリンピック・パラリンピック調整担当部長を兼務いたします樋口隆之でございます。計画調整担当部長の船尾誠でございます。当委員会との連絡に当たらせていただきます総務課長の斎藤圭司でございます。
以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
〔理事者挨拶〕
○大松委員長 挨拶並びに紹介は終わりました。
○大松委員長 これより決算の審査を行います。
平成三十年度東京都一般会計決算中、病院経営本部所管分を議題といたします。
本件について理事者の説明を求めます。
○堤病院経営本部長 病院経営本部所管にかかわる平成三十年度一般会計決算のご審議をお願いするに当たりまして、その概要についてご説明申し上げます。
お手元にお配りしてございます資料1、平成三十年度決算の概要の一ページをごらんいただきたいと存じます。まず、1、事業の概要につきましてご説明申し上げます。
平成三十年度における病院経営本部所管分の一般会計決算は、公益財団法人東京都保健医療公社の運営に係る補助金等に関するものでございます。
次に、2、公社の事業についてでございます。
（1）のア及びイに掲げてございますとおり、公社は、地域の医療機関との連携に基づく地域医療のシステム化を推進するとともに、住民が必要とする保健医療サービスの提供等を行うことにより、都民の医療と福祉の向上に寄与する役割を担っております。
平成三十年度におきましては、（2）のアからカに記載しております六つの病院と、キの東京都がん検診センターの運営を行いました。
次に、二ページをお開き願います。3、決算の総括についてご説明を申し上げます。
まず、（1）、歳入額についてでございますが、予算現額一億七千四百万円、収入済額一億七千三百万円で、予算現額に対する収入率は九九・五％となっております。
次に、（2）、歳出額でございますが、予算現額百三十億九千五百万円、支出済額百二十一億九千万円、不用額九億五百万円で、予算現額に対する執行率（1）は九三・一％となっております。
次に、4、財務諸表の総括についてでございます。
左側にございます貸借対照表につきましては、資産八百六十二億一千八百万円、負債二百七億四千九百万円、正味財産六百五十四億六千九百万円となっております。
その右側にございます行政コスト計算書につきましては、収入一億七千三百万円、費用二百二十億七百万円、差し引き二百十八億三千四百万円のマイナスとなっております。
以上、平成三十年度病院経営本部所管の一般会計決算の概要についてご説明を申し上げました。
詳細につきましては、引き続き経営企画部長からご説明を申し上げます。ご審査のほどよろしくお願い申し上げます。
○児玉経営企画部長 平成三十年度病院経営本部所管の一般会計決算の詳細につきましてご説明申し上げます。
なお、これからご説明いたします内容のうち、金額につきましては、百万円未満を四捨五入して説明させていただきます。
それでは、お手元にお配りしてございます資料2、平成三十年度東京都一般会計決算説明書をごらんください。
恐れ入りますが、三ページをお開き願います。決算の総括でございます。
内容につきましては、ただいま本部長からご説明申し上げましたので、省略させていただきます。
次に、七ページをお開き願います。まず、歳入について申し上げます。
使用料及び手数料でございます。
収入済額は三百円となっております。これは、情報公開に係る手数料を収入したものでございます。
次に、八ページをお開きください。財産収入でございます。
収入済額は八千九百万円、収入率は九九・〇％となっております。これは、公社に対する建物賃貸料等を収入したものでございます。
次に、九ページをごらんください。諸収入でございます。
収入済額は八千五百万円、収入率は一〇〇・〇％となっております。これは、公社が運営する大久保病院の共益費を収入したものでございます。
次に、歳出について申し上げます。
一三ページをお開き願います。歳出は、地域病院における管理費と施設整備費の二つに区分されております。
まず、管理費でございます。
支出済額は百十四億一千三百万円、執行率は九三・四％となっております。これは、公社への運営費補助金等を支出したものでございます。
続いて、一五ページをお開きください。施設整備費でございます。
支出済額は七億七千七百万円、執行率は八九・二％となっております。これは、地域病院等の整備に要する経費を支出したものでございます。
続きまして、お手元にお配りしてございます資料3、平成三十年度東京都決算参考書財務諸表をごらんください。
四ページをお開き願います。まず、上段の1、貸借対照表についてでございます。
資産の部合計は八百六十二億一千八百万円で、増減額は九十億五千四百万円の減となっております。負債の部合計は二百七億四千九百万円で、増減額は二十四億三千七百万円の減となっております。正味財産の部合計は六百五十四億六千九百万円で、増減額は六十六億一千八百万円の減となっております。
次に、中段の2、行政コスト計算書についてでございます。
行政収入は一億七千三百万円、行政費用は百三十七億七千四百万円となっております。金融費用は六億五千百万円となっております。特別費用は七十五億八千二百万円となっております。これらを計算しました当期収支差額は二百十八億三千四百万円のマイナスとなっております。
次に、下段の3、キャッシュ・フロー計算書についてでございます。
行政サービス活動収支差額は百十五億九百万円のマイナス、社会資本整備等投資活動収支差額は五億八百万円のマイナスとなっております。収支差額合計は百二十億一千七百万円のマイナスで、増減額は四億三千四百万円の減となっております。
以上をもちまして、平成三十年度一般会計決算のうち、病院経営本部所管分についての説明を終わらせていただきます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○大松委員長 説明は終わりました。
この際、資料要求のある方は発言を願います。
○里吉委員 それでは、四点の資料要求をさせていただきます。
一つ目、各公社病院の経営指標の推移。
二、各公社病院における医師、歯科医師、診療科別及び看護職員の定数及び現員、現在の職員数の推移。
三つ目、公社病院における看護職員の中途退職者数の推移。
最後が、東京都保健医療公社における障害者雇用率の推移。
以上です。よろしくお願いします。
○大松委員長 ほかはよろしいですか。－－ただいま里吉副委員長から資料要求がありましたが、これを分科会の資料要求とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大松委員長 異議なしと認めます。理事者におかれましては、要求された委員と調整の上、ご提出願います。
以上で病院経営本部関係を終わります。
○大松委員長 これより生活文化局関係に入ります。
初めに、生活文化局長から挨拶並びに幹部職員の紹介があります。
○浜生活文化局長 生活文化局長の浜佳葉子でございます。
生活文化局は、広報広聴、市民活動の推進、男女平等参画、消費生活対策、私立学校及び文化の振興等、都民生活とかかわりの深い各種の事業につきまして、関係局と密接に連携しながら、その推進に努めております。
大松委員長を初め委員の皆様方のご指導、ご鞭撻を賜りまして、当局の所管しております事務事業が適切かつ円滑に推進できますよう、職員一同一丸となって真摯に取り組んでまいる所存でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
続きまして、当局の幹部職員をご紹介申し上げます。
次長の武市玲子でございます。総務部長でオリンピック・パラリンピック調整担当部長を兼務しております根本浩志でございます。広報広聴部長の久故雅幸でございます。都民生活部長の金子光博でございます。消費生活部長の吉村幸子でございます。私学部長の濵田良廣でございます。文化振興部長の古屋留美でございます。都政情報担当部長の稲葉薫でございます。都民活躍支援担当部長の馬神祥子でございます。男女平等参画担当部長の赤羽朋子でございます。魅力発信プロジェクト担当部長の川崎卓でございます。文化総合調整担当部長の片岡容子でございます。文化施設改革担当部長の工藤穣治でございます。最後に、当委員会との連絡に当たります総務課長の高田照之でございます。
以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
〔理事者挨拶〕
○大松委員長 挨拶並びに紹介は終わりました。
○大松委員長 これより決算の審査を行います。
平成三十年度東京都一般会計決算中、生活文化局所管分を議題といたします。
本件について理事者の説明を求めます。
○浜生活文化局長 平成三十年度決算のご審議をお願いするに当たりまして、初めに私から、生活文化局所管の事務事業及び決算の概要についてご説明申し上げます。
お手元にございます平成三十年度決算概要の表紙をおめくりいただき、一ページをごらんください。1、事業概要でございます。
当局は、社会の変化に的確に対応しながら、都民の幅広い活動を支援するとともに、生活の質的豊かさを求める都民の多様なニーズに応えることを基本的な役割とし、都民生活とかかわりの深い（1）から（5）までの施策を各局と連携しながら実施しております。
なお、（5）の下に、平成三十一年四月一日付で旧青少年・治安対策本部から移管を受けた事業として、地域における青少年の健全育成を記載しております。
次に、2、決算の総括でございます。
（1）、平成三十年度生活文化局所管分です。
まず、歳入ですが、予算現額四百十七億七千七百万円に対し、収入済額は三百九十二億九千七百万円で、収入率は九四・一％となっております。
次に、歳出でございます。予算現額二千二百十七億四千九百万円に対し、支出済額は二千六十七億五千八百万円で、執行率は九三・二％となっております。
二ページをごらんください。（2）、平成三十年度旧青少年・治安対策本部所管分でございます。
地域における青少年の健全育成に係る歳入歳出決算額を記載しております。
三ページをごらんください。3、財務諸表の総括でございます。
まず、貸借対照表ですが、資産千七百四億四千四百万円に対し、負債は三百四十八億三千三百万円であり、正味財産は千三百五十六億一千万円となっております。
次に、行政コスト計算書ですが、収入五百三十三億四千七百万円に対し、費用は二千二百十三億八千三百万円で、差し引き千六百八十億三千六百万円のマイナスとなっております。
次に、4、平成三十年度に実施した主な事業でございます。
初めに、（1）でございます。テレビ、ラジオ番組の制作、「広報東京都」の発行及び情報公開制度の運用などに二十三億六千八百万余円を支出しております。
続きまして、（2）でございます。法人の許認可、ボランティア活動の推進、町会、自治会の地域力向上に向けた取り組みの支援、男女平等参画に関する施策、結婚に向けた機運醸成等及び旅券発給事務などに二十九億六百万余円を支出しております。
続きまして、（3）でございます。不適正取引による消費者被害の防止、消費生活相談、消費生活情報の収集、提供及び計量検定所の運営などに十六億三千九百万余円を支出しております。
続きまして、（4）でございます。東京の文化の国内外に向けた発信、文化振興のための施策及び江戸東京博物館等の文化施設各館の運営などに二百二十九億五千七百万余円を支出しております。
最後に、（5）でございます。私立学校経常費補助、保護者負担軽減等の各種補助金及び貸付金などに千七百二十九億二千七百万余円を支出しております。
以上、生活文化局関係の事務事業及び決算の概要につきましてご説明を申し上げました。
詳細につきましては、引き続き総務部長からご説明させていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○根本総務部長オリンピック・パラリンピック調整担当部長兼務 局長からの概要説明に引き続き、私から、各科目の決算内容についてご説明申し上げます。
お手元の平成三十年度東京都一般会計決算説明書をごらんください。
初めに、歳入についてご説明いたします。
恐縮ですが、七ページをお開きください。ここから一五ページまでは使用料及び手数料でございます。
収入済額につきましては、表頭の中ほどにあります収入済額の欄に記載しているとおり、十六億九千八百万余円、収入率は一〇三・三％でございます。
主な内容につきましては、九ページをお開きください。旅券法関係手数料条例に基づく旅券発給手数料を収入したものでございます。
次に、一六ページをお開きください。ここから二六ページまでは国庫支出金でございます。
収入済額は三百三十六億四千百万余円、収入率は九二・四％でございます。
主な内容につきましては、二一ページをお開きください。国からの補助金である私立学校経常費を収入したものでございます。
次に、二七ページをお開きください。ここから二九ページまでは財産収入でございます。
収入済額は七千四百万余円、収入率は一二三・〇％でございます。
主な内容につきましては、同じく二七ページに記載しております当局が所管する建物の貸し付けに伴う賃貸料を収入したものでございます。
次に、三一ページをお開きください。ここから三二ページまでは繰入金でございます。
収入済額は三十億二千百万余円、収入率は九〇・九％でございます。
主な内容につきましては、三二ページに記載しております芸術文化振興基金からの繰入金を収入したものでございます。
次に、三三ページをごらんください。ここから四一ページまでは諸収入でございます。
収入済額は八億五千九百万余円、収入率は二四六・五％でございます。
主な内容につきましては、三四ページに記載しております育英資金の返還金を収入したものでございます。
続きまして、歳出についてご説明いたします。
四五ページをお開きください。平成三十年度の当局の歳出科目は、総務費を初め、生活文化費、学務費及び諸支出金の四つの款となっております。
まず初めに、総務費でございますが、予算現額五千万円に対し、支出済額は四千七百万余円、執行率は九四・三％で、結婚に向けた機運醸成等に要する経費を支出したものでございます。
次に、四六ページをお開きください。生活文化費でございますが、予算現額三百六十二億四千四百万余円に対し、支出済額は三百三十七億五千三百万余円で、執行率九三・一％となっております。
以下、各科目についてご説明いたします。
まず、同じく四六ページ、管理費でございます。
支出済額は三十九億二千九百万余円、執行率は九九・〇％で、生活文化行政に従事する職員の職員費や管理事務費を支出したものでございます。
次に、四七ページをごらんください。広報広聴費でございます。
支出済額は二十三億六千八百万余円、執行率は九二・〇％で、都政に関する広報広聴及び情報公開に要する経費を支出したものでございます。
次に、四九ページをお開きください。都民生活費でございます。
支出済額は二十八億五千九百万余円、執行率は九一・〇％で、市民活動の促進、国際交流事業、男女平等参画施策及び海外渡航相談等に要する経費を支出したものでございます。
次に、五一ページをお開きください。消費生活対策費でございます。
支出済額は十二億六千四百万余円、執行率は八三・五％で、消費生活行政の企画調整、取引指導事業、安全対策事業、公衆浴場対策及び消費生活総合センターの運営等の消費生活対策に要する経費を支出したものでございます。
次に、五三ページをお開きください。計量検定所費でございます。
支出済額は三億七千五百万余円、執行率は九〇・六％で、計量器の検定、検査等及び計量検定所の管理運営に要する経費を支出したものでございます。
次に、五四ページをお開きください。文化振興費でございます。
支出済額は二百二十九億五千七百万余円、執行率は九三・二％で、文化振興施策の企画調整、江戸東京博物館等の運営及び文化事業の推進等に要する経費を支出したものでございます。
次に、五七ページをお開きください。学務費でございますが、予算現額一千八百五十四億二千四百万余円に対し、支出済額一千七百二十九億二千七百万余円で、執行率九三・三％となっております。
各科目についてご説明いたします。
まず、同じく五七ページ、管理費でございます。
支出済額は八億八千八百万余円、執行率は九六・一％で、私立学校振興事務等に従事する職員の職員費及び管理事務などに要する経費を支出したものでございます。
次に、五九ページをお開きください。助成費でございます。
支出済額は一千七百二十億一千二百万余円、執行率は九三・六％で、私立学校振興を図るための各種補助金を支出したものでございます。
次に、六四ページをお開きください。育英資金費でございます。
支出済額は二千五百万余円で、育英資金貸付金及び貸付事務などに要する経費を支出したものでございます。
次に、六五ページをごらんください。諸支出金でございます。
支出済額は二千九百万余円で、過年度に交付を受けた国庫補助金の返納等に要する経費を支出したものでございます。
以上が各科目別の決算内容でございます。
続きまして、平成三十年度東京都一般会計決算説明書（旧青少年・治安対策本部移管分）をごらんください。
初めに、歳入についてご説明いたします。
恐縮ですが、七ページをお開きください。ここから八ページまでは諸収入でございます。
収入済額は五十一万余円で、主な内容につきましては、同じく七ページの独立行政法人国立青少年教育振興機構からの受託事業収入を収入したものでございます。
続きまして、歳出についてご説明いたします。
一一ページをお開きください。予算現額九千三百万余円に対し、支出済額は六千三百万余円、執行率は六七・八％で、地域における青少年の健全育成に要する経費を支出したものでございます。
以上が旧青少年・治安対策本部移管分の決算内容でございます。
続きまして、平成三十年度東京都決算参考書財務諸表をごらんください。
三ページの1、財務諸表の総括につきましては、先ほど局長からご説明した内容となりますので、省略をさせていただきます。
七ページの1、貸借対照表をお開きください。
左下の資産の部合計は一千七百四億四千三百万余円で、主な内容は、江戸東京博物館や東京都美術館など文化施設の土地建物や基金積立金でございます。右側中段の負債の部合計は三百四十八億三千三百万余円で、主な内容は、都債や退職給与引当金でございます。右下の正味財産の部合計は一千三百五十六億一千万余円となってございます。
八ページの2、行政コスト計算書をお開きください。
まず通常収支の部ですが、1、行政収入の主な内容は国庫支出金で、2、行政費用の主な内容は補助費等（その他）となってございます。これにより、通常収支差額はマイナス一千七百二十三億五千六百万余円となってございます。これに特別収支の部を合わせた下から六段目の当期収支差額はマイナス一千六百八十億三千六百万余円となってございます。
九ページの3、キャッシュ・フロー計算書をごらんください。
左下の行政サービス活動収支差額はマイナス一千六百八十二億六千六百万余円となりました。これに右側中段の社会資本整備等投資活動収支差額及び財務活動収支差額を合わせた収支差額合計はマイナス一千六百七十四億六千百万余円となってございます。
以上が当局の財務諸表の概要でございます。
なお、その他の事項につきましては、一〇ページから二〇ページに記載しております。
続きまして、二三ページをお開きください。事業別情報でございます。
生活文化局におきましては、文化振興施策の推進及び私立学校教育助成の二分野の事業につきまして、決算の状況をまとめております。
まず、文化振興施策の推進でございます。
上段の行政コスト計算書をごらんください。
下から三段目の、平成三十年度の当期収支差額はマイナス二百一億四千九百万余円で、前年度から百十六億六千六百万余円の増となっております。また、次の一規模当たりの行政コストにありますとおり、都民一人当たりの行政コストは千七百七十六円となっております。
次に、二四ページをお開きください。私立学校教育助成でございます。
上段の行政コスト計算書をごらんください。
下から三段目の、平成三十年度の当期収支差額はマイナス一千三百九十億五千四百万余円で、前年度から九億五千二百万余円の減となっております。また、次の一規模当たりの行政コストにありますとおり、私立学校在学者一人当たりの行政コストは二十八万七千百六十三円となっております。
以上をもちまして決算の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○大松委員長 説明は終わりました。
この際、資料要求のある方は発言を願います。
○里吉委員 それでは、資料要求させていただきます。
私立高等学校等授業料軽減助成事業の所得区分別の実績の推移、私立学校経常費補助における授業料減免補助実績の推移、それから東京都育英資金一般貸付の規模の推移、それぞれ過去五年分お願いします。
それから、都道府県別私立高等学校生徒納入金の平均額、それから私立高等学校就学支援金の予算額と決算額及び所得区分ごとの受給者数と実績、その二つが昨年度分、一年分お願いします。
それから、私立小中学校等就学支援実施事業の補助が出ていますけど、これ昨年度の実績。
それから、私立学校のICT教育環境整備費補助の実績五年分と、その結果、今それぞれの学校のICT機器や校内無線LANの整備がどうなっているのか、状況がわかるもの、お願いします。
以上です。
○大松委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○大松委員長 ただいま里吉副委員長から資料要求がありましたが、これを分科会の資料要求とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大松委員長 異議なしと認めます。理事者におかれましては、要求された委員と調整の上、ご提出願います。
以上で生活文化局関係を終わります。
○大松委員長 これよりオリンピック・パラリンピック準備局関係に入ります。
初めに、オリンピック・パラリンピック準備局長から挨拶並びに幹部職員の紹介があります。
○潮田オリンピック・パラリンピック準備局長 オリンピック・パラリンピック準備局長の潮田勉でございます。
当局は、開幕から十八日目を迎え、盛り上がりを見せているラグビーワールドカップ二〇一九を成功に導くとともに、その成果を東京二〇二〇オリンピック・パラリンピック競技大会に引き継ぎ、両大会を一体のものとして成功させるべく、取り組みを進めております。同時に、スポーツの力で人と都市が活性化するスポーツ都市東京を実現するためのさまざまな事業を展開してまいります。
委員長を初め第二分科会の委員の皆様方のご指導、ご鞭撻を賜りながら、職員一同、全力で事業に取り組んでまいりますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。
それでは、当局の幹部職員をご紹介申し上げます。
次長の延與桂でございます。延與は国際交流・渉外担当理事を兼ねてございます。次長の岩懶和春でございます。次長で総務部長事務取扱の中村倫治でございます。技監の荒井俊之でございます。理事で大会準備調整担当の西村泰信でございます。理事でスポーツ推進担当の中澤基行でございます。調整担当部長の菅原雅康でございます。大会企画調整担当部長の中嶋初史でございます。自治体調整担当部長の小池和孝でございます。計画推進部長の田中彰でございます。運営担当部長の末村智子でございます。運営調整担当部長の三浦幹雄でございます。ボランティア担当部長の小高都子でございます。競技・渉外担当部長の川瀬航司でございます。事業推進担当部長の丸山雅代でございます。パラリンピック部長の越秀幸でございます。障害者スポーツ担当部長の加藤みほでございます。大会施設部長の鈴木一幸でございます。開設準備担当部長の鈴木研二でございます。鈴木は利用促進担当部長を兼ねてございます。施設担当部長の湯川雅史でございます。施設整備担当部長の草野智文でございます。選手村担当部長の斉藤有でございます。スポーツ施設担当部長の藤木仁成でございます。輸送担当部長の村田拓也でございます。輸送担当部長の佐久間巧成でございます。スポーツ推進部長の小室明子でございます。ラグビーワールドカップ準備担当部長の田中愛子でございます。田中はラグビーワールドカップ事業調整担当部長を兼ねてございます。ラグビーワールドカップ事業調整担当部長の篠祐次でございます。篠はラグビーワールドカップ準備担当部長を兼ねてございます。ラグビーワールドカップ会場運営担当部長の関口尚志でございます。関口は国際大会準備担当部長を兼ねてございます。最後に、本委員会との連絡を担当いたします総務課長の石原慎でございます。
以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
〔理事者挨拶〕
○大松委員長 挨拶並びに紹介は終わりました。
○大松委員長 これより決算の審査を行います。
平成三十年度東京都一般会計決算中、オリンピック・パラリンピック準備局所管分を議題といたします。
本件について理事者の説明を求めます。
○潮田オリンピック・パラリンピック準備局長 各会計決算特別委員会第二分科会の委員の皆様に、オリンピック・パラリンピック準備局所管事業の平成三十年度決算をご審議いただくに際しまして、まず、その決算の概要について、私からご説明申し上げます。
お手元にお配りしてございます資料、平成三十年度決算概要の表紙をおめくりいただき、一ページをごらんください。1、事業概要でございます。
平成三十年度は、（1）、東京二〇二〇オリンピック・パラリンピック競技大会の開催準備に関すること、（2）、ラグビーワールドカップ二〇一九の開催準備に関すること、（3）、東京において誰もがスポーツを楽しめる環境整備や都立体育施設の運営などスポーツ振興の施策に関することを推進いたしました。
次に、2、決算の総括でございます。同じ一ページの中央の表をごらんください。
まず、歳入についてでございます。歳入は、予算現額六十九億九百七十万余円、収入済額が五十四億五千九十八万余円となってございます。
次に、歳出でございます。歳出は、予算現額九百七十九億五千七百二十六万余円、支出済額七百六十八億四千百五十三万余円となってございます。
一枚おめくりいただき、二ページをごらんください。3、財務諸表の総括でございます。
貸借対照表と行政コスト計算書を記載してございます。詳しい内容につきましては、後ほど決算参考書によりまして次長からご説明申し上げます。
次に、4、平成三十年度に実施した主な事業でございます。
初めに、（1）、東京二〇二〇大会の開催準備といたしまして、競技施設の整備、共同実施事業等、ボランティアの機運醸成、育成支援などを実施し、四百九十六億二千八百七十二万余円を支出しております。
次に、（2）、ラグビーワールドカップ二〇一九の開催準備といたしまして、大会の普及啓発、機運醸成、大会開催に向けた計画策定などを実施し、五億七千七十九万円を支出しております。
最後に、（3）、スポーツ振興施策の推進といたしまして、障害者スポーツの理解促進、普及啓発、競技力向上施策の推進、地域スポーツの振興などを実施し、百七十六億七百十七万余円を支出しております。
以上が、平成三十年度の当局の所管事業に係る決算の概要でございます。
詳細につきましては、次長よりご説明させていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○中村次長 引き続きまして、私から、当局事業の平成三十年度決算の詳細につきまして、東京都一般会計決算説明書及び東京都決算参考書財務諸表によりご説明申し上げます。
最初に、右肩に資料1と打ってございます東京都一般会計決算説明書からご説明させていただきます。
三枚おめくりいただき、一ページをごらんください。決算の総括を記載してございます。
中段をごらんください。歳入は、予算現額六十九億九百七十万余円、収入済額は五十四億五千九十八万余円となっております。予算現額に対します収入済額の割合は七八・九％でございます。
歳出は、予算現額九百七十九億五千七百二十六万余円、支出済額は七百六十八億四千百五十三万余円、翌年度繰越額は二十四億五千百九十万余円となっております。予算現額に対します支出済額の割合は七八・四％でございます。
二ページをお開きください。歳入と歳出の内訳を記載してございます。
歳入は、第七款、使用料及び手数料外四款でございます。
第七款、使用料及び手数料は、予算現額五百八十九万余円、収入済額は五百六十三万余円となっております。収入率は九五・七％でございます。
第八款、国庫支出金は、予算現額ゼロ円、収入済額は一千六百八十八万余円となっております。
第九款、財産収入は、予算現額九十一万余円、収入済額も九十一万余円となっております。収入率は一〇〇・一％でございます。
第十一款、繰入金は、予算現額六十八億四千九百六十八万円、収入済額は五十一億七千百十六万余円となっております。収入率は七五・五％でございます。
第十二款、諸収入は、予算現額五千三百二十二万円、収入済額は二億五千六百三十七万余円となっております。収入率は四八一・七％でございます。
歳出は、第五款、スポーツ振興費でございます。予算現額九百七十九億五千七百二十六万余円、支出済額は七百六十八億四千百五十三万余円、翌年度繰越額は二十四億五千百九十万余円となっております。執行率といたしましては七八・四％でございます。
一枚おめくりいただきまして、三ページをごらんください。歳入の内訳を記載してございます。
第七款、使用料及び手数料でございます。
収入済額をごらんください。施設の使用料等を五百六十三万余円収入してございます。
五ページをごらんください。第八款、国庫支出金でございます。
学校施設環境改善交付金交付要綱に基づきます国庫補助金を一千六百八十八万余円収入してございます。
六ページをお開きください。第九款、財産収入でございます。
地所賃貸料を九十一万余円収入してございます。
隣の七ページをごらんください。第十一款、繰入金でございます。
五十一億七千百十六万余円を収入してございます。一枚おめくりいただいた八ページに記載の障害者スポーツ振興基金からの繰入金でございます。
隣の九ページをごらんください。第十二款、諸収入でございます。
二億五千六百三十七万余円を収入してございます。二枚おめくりいただいた一二ページに記載の競技施設整備の契約違約金などでございます。
次に、歳出でございます。
二枚おめくりいただき、一四ページをごらんください。歳出の内訳を記載してございます。
第五款、スポーツ振興費、第一項、スポーツ振興管理費、第一目、管理費でございます。
オリンピック・パラリンピック準備局に従事します職員の給料、諸手当及び管理事務に係る経費を支出したものでございます。
予算現額、支出済額、不用額及び執行率は、記載のとおりでございます。
続きまして、一五ページをお開きください。第二項、オリンピック・パラリンピック準備費、第一目、管理費でございます。
東京二〇二〇オリンピック・パラリンピック競技大会に関連いたします都の施策及び開催準備に従事します職員の給料、諸手当に係る経費を支出したものでございます。
予算現額、支出済額、不用額及び執行率は、記載のとおりでございます。
次に、隣の一六ページをごらんください。第二目、オリンピック・パラリンピック準備費でございます。
東京二〇二〇オリンピック・パラリンピック競技大会に関連いたします都の施策及び開催準備に係る経費を支出したものでございます。
予算現額、支出済額、翌年度繰越額、不用額及び執行率は、記載のとおりでございます。
不用額が生じました主な理由といたしましては、一枚おめくりいただきまして、一七ページに記載しておりますが、共同実施事業等の実績による残などでございます。
次に、隣の一八ページをごらんください。第三項、スポーツ推進費、第一目、管理費でございます。
スポーツの普及振興、スポーツ施設の管理、競技力向上に係る施策等に従事いたします職員の給料、諸手当に係る経費を支出したものでございます。
予算現額、支出済額、不用額及び執行率は、記載のとおりでございます。
次に、一九ページをお開きください。第二目、スポーツ推進費でございます。
スポーツの普及振興、スポーツ施設の管理、競技力向上に係る施策等に要する経費を支出したものでございます。
予算現額、支出済額、翌年度繰越額、不用額及び執行率は、記載のとおりでございます。
不用額が生じました主な理由は、隣の二〇ページに記載のとおり、体育施設等の整備の実績による残などでございます。
以上で決算説明書の説明を終わります。
引き続きまして、財務諸表についてご説明させていただきます。
右肩に資料2と打ってございます東京都決算参考書財務諸表をごらんください。
四枚おめくりいただきまして、二ページの財務諸表の概要をお開きください。貸借対照表、行政コスト計算書、キャッシュ・フロー計算書の概要を記載してございます。
まず、1、貸借対照表でございます。
平成三十年度の欄をごらんください。中ほどに記載しております資産の部合計は二千二百五億二千百五十九万余円でございます。負債の部合計は三百七十四億六千八百五十二万余円でございます。正味財産の部合計は一千八百三十億五千三百六万余円でございます。
続いて、2、行政コスト計算書でございます。
一番上より、平成三十年度の行政収入は二億六千二百九十三万余円、行政費用は五百八十三億一千二百四十一万余円で、行政収支差額はマイナス五百八十億四千九百四十八万余円でございます。行政収支差額に金融収支差額及び特別収支差額を合わせた当期収支差額はマイナス五百八十四億五千二百九十四万余円でございます。
続いて、3、キャッシュ・フロー計算書でございます。
平成三十年度の行政サービス活動収支差額はマイナス四百二十三億九千二百八十万余円でございます。社会資本整備等投資活動収支差額はマイナス二百八十九億九千七百七十四万余円でございます。収支差額合計はマイナス七百十三億九千五十五万余円でございます。
なお、詳細につきましては、三ページから一三ページに記載してございます。
続きまして、少し先の一四ページをお開きください。事業別情報でございます。
当局におきましては、東京二〇二〇オリンピック・パラリンピックの成功に向けた準備とスポーツ振興施策の推進の二分野の事業につきまして、決算の状況をまとめております。
まず、東京二〇二〇オリンピック・パラリンピックの成功に向けた準備でございます。
行政コスト計算書の下から三段目をごらんください。平成三十年度の当期収支差額は、費用が収入を二百四十二億三千七百五十万余円上回っております。また、真ん中の表の最下段にございますように、平成三十年度の都民一人当たりの行政コストは一千七百六十九円となっております。
次に、一五ページをお開きください。スポーツ振興施策の推進でございます。
行政コスト計算書の下から三段目をごらんください。平成三十年度の当期収支差額は、費用が収入を二百十九億六百二十五万余円上回っております。また、真ん中の表の最下段にございますように、平成三十年度の利用者一人当たりの行政コストは一千七十三円となっております。
財務諸表の説明は以上でございます。
以上をもちまして、当局に係ります平成三十年度決算の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○大松委員長 説明は終わりました。
この際、資料要求のある方は発言を願います。
○里吉委員 それでは、資料要求させていただきます。
まず、スポーツ振興事業に係る予算及び決算の推移、過去五年分。
都立スポーツ施設の指定管理料の推移、これも過去五年分。
東京都が主催、共催または補助金を出した国際大会、全国大会とその補助金、障害者スポーツも含めて、過去十年分。
東京オリ・パラ大会の成功に向けた区市町村支援事業実績、昨年度分。
それから、市町村別スポーツ推進委員委託数、嘱託数と都内障害者スポーツ指導員登録者数の過去五年分。
それから、TOKYOスポーツ施設サポーターズ事業の昨年度までの貸し出しの施設の数と利用実績。
都立学校活用促進モデル事業での体育施設の貸出実績、過去三年分。
以上です。よろしくお願いします。
○大松委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○大松委員長 ただいま里吉副委員長から資料要求がありましたが、これを分科会の資料要求とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大松委員長 異議なしと認めます。理事者におかれましては、要求された委員と調整の上、ご提出願います。
以上でオリンピック・パラリンピック準備局関係を終わります。
これをもちまして本日の分科会を閉会いたします。
午後二時十五分散会
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