平成二十九年度各会計決算特別委員会第三分科会速記録第一号

平成三十年十月十日(水曜日)
第九委員会室
午後一時二十四分開議
出席委員 十名
委員長小宮あんり君
副委員長村松 一希君
副委員長伊藤こういち君
藤井あきら君
菅野 弘一君
小林 健二君
原田あきら君
上田 令子君
入江のぶこ君
森村 隆行君

欠席委員 なし

出席説明員
都市整備局局長技監兼務佐藤 伸朗君
次長小泉  健君
技監上野 雄一君
理事今村 保雄君
理事中島 高志君
総務部長桜井 政人君
都市づくり政策部長久保田浩二君
住宅政策推進部長佐々木秀之君
都市基盤部長荒井 俊之君
市街地整備部長選手村担当部長兼務山下 幸俊君
市街地建築部長青柳 一彦君
都営住宅経営部長佐藤 千佳君
基地対策部長高原 俊幸君
企画担当部長オリンピック・パラリンピック調整担当部長兼務朝山  勉君
連絡調整担当部長土屋 太郎君
担当部長小口 新吾君
まちづくり推進担当部長山崎 弘人君
まちづくり調整担当部長木村 宣代君
住宅政策担当部長澁谷 浩一君
民間住宅施策推進担当部長栗谷川哲雄君
交通政策担当部長森  高志君
航空政策担当部長外かく環状道路担当部長兼務新谷 景一君
防災都市づくり担当部長安部 文洋君
局務担当部長齊藤  敏君
耐震化推進担当部長青木 成昭君
経営改革担当部長八嶋 吉人君
再編利活用推進担当部長中山  衛君
建設推進担当部長妹尾 高行君
営繕担当部長村居 秀彦君
横田基地共用化推進担当部長宮城 俊弥君
環境局局長和賀井克夫君
次長吉村 憲彦君
総務部長谷上  裕君
環境政策担当部長オリンピック・パラリンピック調整担当部長兼務若林  憲君
政策調整担当部長松本 明子君
地球環境エネルギー部長小川 謙司君
都市エネルギー推進担当部長村山  隆君
環境改善部長筧   直君
環境改善技術担当部長近藤  豊君
自然環境部長須藤  栄君
緑施策推進担当部長金子  亨君
資源循環推進部長松永 竜太君
調整担当部長スーパーエコタウン担当部長兼務風祭 英人君
建設局東京都技監建設局長兼務西倉 鉄也君
次長片山  謙君
道路監三浦  隆君
総務部長今村 篤夫君
用地部長政策調整担当部長兼務関  雅広君
道路管理部長杉崎智恵子君
道路建設部長奥山 宏二君
三環状道路整備推進部長大庭 孝之君
公園緑地部長日浦 憲造君
河川部長村井 良輔君
企画担当部長オリンピック・パラリンピック調整担当部長兼務花井 徹夫君
総合調整担当部長鹿田 哲也君
道路保全担当部長加藤 直宣君
道路計画担当部長田中 慎一君
公園計画担当部長細川 卓巳君

本日の会議に付した事件
平成二十九年度東京都各会計歳入歳出決算の認定について
都市整備局関係
・平成二十九年度東京都一般会計決算(説明)
・平成二十九年度東京都都営住宅等事業会計決算(説明)
・平成二十九年度東京都都営住宅等保証金会計決算(説明)
・平成二十九年度東京都都市開発資金会計決算(説明)
・平成二十九年度東京都臨海都市基盤整備事業会計決算(説明)
環境局関係
・平成二十九年度東京都一般会計決算(説明)
建設局関係
・平成二十九年度東京都一般会計決算(説明)

○小宮委員長 ただいまから平成二十九年度各会計決算特別委員会第三分科会を開会いたします。
 このたび第三分科会委員長にご選任をいただきました小宮あんりでございます。最初の分科会ですので、一言ご挨拶を申し上げます。
 本日から約二週間、合計六回にわたりまして、本分科会に分担されております決算を審査してまいります。副委員長を初め委員の皆様のご協力をいただきながら、分科会の円滑な運営に努めてまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 初めに、本分科会の議席について申し上げます。
 議席は、先ほどの打合会で、ただいまご着席のとおりとすることを申し合わせましたので、ご了承願います。
 次に、本分科会の日程につきましては、九月二十七日の委員会で決定されました審査日程に従いまして、平成二十九年度決算の審査を進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。
 次に、本分科会の担当書記を紹介いたします。
 議事課の担当書記は、菅田峻介君です。小澤光信君です。
 議案法制課の担当書記は、渡壁佑司君です。
 よろしくお願いします。
   〔書記挨拶〕

○小宮委員長 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、都市整備局、環境局及び建設局関係の決算の審査を行います。
 なお、本日は説明を聴取し、資料要求をすることにとどめ、質疑は後日の分科会で行います。ご了承願います。
 これより都市整備局関係に入ります。
 初めに、都市整備局長から挨拶並びに幹部職員の紹介があります。

○佐藤都市整備局長 都市整備局長の佐藤伸朗でございます。局の技監を兼務しております。
 小宮委員長を初め委員の皆様方には、当局の事務事業につきまして、日ごろからご指導、ご鞭撻を賜り、まことにありがとうございます。今後とも事務事業の適切かつ円滑な運営を図るとともに、安全で快適な都市づくりを進めるために一層の努力をいたす所存でございます。よろしくお願い申し上げます。
 それでは、お手元の理事者名簿に従いまして、当局の幹部職員をご紹介させていただきます。
 次長の小泉健でございます。技監の上野雄一でございます。住宅担当理事の今村保雄でございます。航空政策・交通基盤整備・交通政策担当理事の中島高志でございます。総務部長の桜井政人でございます。都市づくり政策部長の久保田浩二でございます。住宅政策推進部長の佐々木秀之でございます。都市基盤部長の荒井俊之でございます。市街地整備部長で選手村担当部長を兼務しております山下幸俊でございます。市街地建築部長の青柳一彦でございます。都営住宅経営部長の佐藤千佳でございます。基地対策部長の高原俊幸でございます。企画担当部長でオリンピック・パラリンピック調整担当部長を兼務しております朝山勉でございます。連絡調整担当部長の土屋太郎でございます。まちづくり推進担当部長の山崎弘人でございます。まちづくり調整担当部長の木村宣代でございます。住宅政策担当部長の澁谷浩一でございます。民間住宅施策推進担当部長の栗谷川哲雄でございます。交通政策担当部長の森高志でございます。航空政策担当部長で外かく環状道路担当部長を兼務しております新谷景一でございます。防災都市づくり担当部長の安部文洋でございます。局務担当部長の齊藤敏でございます。耐震化推進担当部長の青木成昭でございます。経営改革担当部長の八嶋吉人でございます。再編利活用推進担当部長の中山衛でございます。建設推進担当部長の妹尾高行でございます。営繕担当部長の村居秀彦でございます。横田基地共用化推進担当部長の宮城俊弥でございます。当委員会との連絡等に当たらせていただきます担当部長で総務課長事務取扱の佐久間巧成でございます。
 なお、多摩ニュータウン事業担当部長の松崎浩一でございますけれども、所用のために本日の分科会を欠席させていただいております。次回にご紹介させていただく予定でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
   〔理事者挨拶〕

○小宮委員長 挨拶並びに紹介は終わりました。

○小宮委員長 これより決算の審査を行います。
 平成二十九年度東京都一般会計決算中、都市整備局所管分、平成二十九年度東京都都営住宅等事業会計決算、平成二十九年度東京都都営住宅等保証金会計決算、平成二十九年度東京都都市開発資金会計決算及び平成二十九年度東京都臨海都市基盤整備事業会計決算を一括して議題といたします。
 本件について理事者の説明を求めます。

○佐藤都市整備局長 平成二十九年度決算のご審議をいただくに当たりまして、お手元に配布してございます資料1、決算概要によりましてご説明をさせていただきます。
 まず一ページをお開き願いたいと思います。1、事業概要でございます。
 都市整備局は、都市づくり全般や住宅にかかわる政策の立案、道路や鉄道など都市基盤の整備、土地区画整理事業や都市再開発事業などによる市街地の整備、宅地開発や建築物にかかわる指導、都営住宅の建設、管理、米軍基地対策など、都民生活や企業活動に広くかかわる業務を担ってございます。
 都市整備の計画から事業実施まで幅広い領域を所管する局の特性を生かしまして、東京二〇二〇大会及びその先を中長期的に見据えた都市づくりを展開するため、平成二十九年度は以下の五つの分野における事業を総合的に推進いたしました。
 第一に、都市計画、調査に関すること、第二に、都市基盤整備に関すること、第三に、市街地整備に関すること、第四に、建築行政に関すること、第五に、住宅政策に関することでございます。
 当局では、これらの事業の経理を、一般会計、四つの特別会計、一つの公営企業会計に区分してございまして、本委員会では、このうち一般会計と特別会計につきましてご審議をいただきます。
 二ページ目をお開き願いたいと存じます。平成二十九年度の決算について、総括して申し上げます。
 まず、(1)、一般会計でございます。歳入は七百五十億三千四百万円、収入率九八・四%、歳出は千百七十二億三千万円、執行率八五・七%でございます。
 (2)、都営住宅等事業会計でございます。歳入は一千五百三十二億六千六百万円、収入率八〇・二%、歳出、一千五百二十一億一千四百万円、執行率七九・六%でございます。
 (3)、都営住宅等保証金会計でございます。歳入は七十九億六千九百万円、収入率一一三・七%、歳出は十三億六千七百万円、執行率八二・六%でございます。
 (4)、都市開発資金会計でございます。歳入は十三億四千三百万円、収入率六一・二%、歳出は十三億四千三百万円、執行率六一・二%でございます。
 (5)、臨海都市基盤整備事業会計でございます。歳入は四十九億二千二百万円、収入率九七・八%、歳出は十三億五千五百万円、執行率三七・〇%でございます。
 三ページ以降に財務諸表を総括して記載しております。こちらにつきましては、後ほど総務部長の方から別の資料でご説明をさせていただきます。
 以上、平成二十九年度の都市整備局決算概要につきましてご説明をいたしました。
 引き続き、詳細につきまして総務部長からご説明を申し上げます。

○桜井総務部長 決算につきまして、ただいま局長から概要をご説明申し上げましたので、私からは、決算の内容のうち、歳入歳出額の大きい項目を中心にご説明を申し上げます。あわせまして、都市整備局の財務諸表につきましても、主な項目をご説明申し上げます。
 最初に、お手元の資料2、平成二十九年度東京都一般会計決算説明書についてご説明を申し上げます。
 四ページをお開き願います。歳入の総括表でございます。
 表の一番下の合計欄をごらんください。予算現額に対しまして収入済額は七百五十億三千三百万余円、右端の説明欄には収入率を記載してございますが、収入率は九八・四%でございます。
 表の下には、収入概要説明として、それぞれの科目の主な増減理由を記載してございます。
 右側の五ページは、歳出の総括表でございます。
 表の一番下の合計欄をごらんください。予算現額に対しまして支出済額は一千百七十二億三千万余円、翌年度繰越額は四十一億四千万余円、執行率は八五・七%でございます。
 表の下には、執行概要説明として、不用額の主なものを記載してございます。
 続きまして、歳入の主な内容についてご説明申し上げます。
 二二ページをお開き願います。財産収入のうち、第二項、財産売り払い収入の第一目、不動産売り払い収入で、収入済額は百八十一億二千七百万余円でございます。
 これは、汐留西地区における未利用都有地の売り払い代金等を収入したものでございます。
 二八ページをお開き願います。諸収入のうち、第三項、貸付金元利収入の第三目、都市整備費貸付金元利収入で、収入済額は三百九十五億二千四百万余円でございます。
 これは、首都高速道路整備事業貸付金等の貸付金元利を収入したものでございます。
 続きまして、歳出の主な内容についてご説明を申し上げます。
 四九ページをお開き願います。都市基盤整備費の第三目、都市基盤施設等助成費で、支出済額は百九十一億二千八百万余円でございます。
 これは、都市高速鉄道建設助成や首都高速道路整備事業出資金等を支出したものでございます。
 次に、五九ページをお開き願います。市街地整備費の第六目、都市改造費で、支出済額は三百二十九億一千三百万余円でございます。
 これは、都施行の区画整理事業や沿道一体整備事業、オリンピック・パラリンピック選手村の整備等の都市改造事業に要する経費を支出したものでございます。
 次に、六四ページをお開き願います。建築行政費の第二目、建築指導費で、支出済額は三十一億一千五百万余円でございます。
 これは、建築基準法に基づく建築指導事務や、右側六五ページにございます耐震改修促進事業等に要する経費を支出したものでございます。
 次に、七一ページをお開き願います。住宅費の第三目、地域住宅対策費で、支出済額は三十三億七千百万余円でございます。
 これは、区市町村住宅供給助成事業やマンション耐震改修促進事業等に要する経費を支出したものでございます。
 以上で資料2の説明を終わらせていただきます。
 次に、特別会計についてご説明申し上げます。
 恐れ入りますが、お手元の資料3、平成二十九年度特別会計決算説明書をごらんください。
 表紙に記載のとおり、当局所管の特別会計は、東京都都営住宅等事業会計以下、四つの会計がございます。
 まず、都営住宅等事業会計についてご説明申し上げます。
 五ページをお開き願います。この会計は、都営住宅等の建設及び管理に関する事業について、その収支を明確に経理するものでございます。
 六ページをお開き願います。歳入の総括表でございます。
 表の一番下の合計欄をごらんください。予算現額に対しまして収入済額は千五百三十二億六千六百万余円、収入率は八〇・二%でございます。
 八ページをお開き願います。歳出の総括表でございます。
 予算現額に対しまして支出済額は一千五百二十一億一千四百万余円、翌年度繰越額は百五十億七千二百万円、執行率は七九・六%でございます。
 歳入の主な内容についてご説明申し上げます。
 一二ページをお開き願います。使用料及び手数料のうち、第一項、使用料の第一目、住宅使用料の収入済額は六百八十二億八千百万余円でございます。
 続きまして、歳出の主な内容についてご説明申し上げます。
 少しページが飛びますが、三九ページをお開き願います。第二目、住宅管理費で、支出済額は五百四十六億八千二百万余円でございます。
 これは、都営住宅等の管理運営に要する経費を支出したものでございます。
 四一ページをお開き願います。第三目、住宅建設費で、支出済額は五百三億四千八百万余円でございます。
 これは、公営住宅建設等に要する経費を支出したものでございます。
 次に、都営住宅等保証金会計についてご説明申し上げます。
 四九ページをお開き願います。この会計は、都営住宅等の保証金の管理運用に係る経理を明確にするものでございます。
 五〇ページをお開き願います。歳入の総括表でございますが、収入済額の合計は七十九億六千九百万余円、収入率は一一三・七%でございます。
 右側の五一ページをごらんください。歳出の総括表でございますが、支出済額の合計は十三億六千六百万余円、執行率は八二・六%でございます。
 歳出の科目でございますが、返還金といたしまして、住宅保証金の返還金、また、繰出金といたしまして、都営住宅等事業会計に対する繰出金でございます。
 次に、都市開発資金会計についてご説明申し上げます。
 七五ページをお開き願います。この会計は、国から都市開発資金の貸し付けを受けて行う用地の取得について、その収支を明確に経理するものでございます。
 七六ページをお開き願います。歳入の総括表でございますが、収入済額の合計は十三億四千三百万余円、収入率は六一・二%でございます。
 右側の七七ページをごらんください。歳出の総括表でございますが、支出済額は十三億四千三百万余円、執行率は六一・二%でございます。
 歳出の科目でございますが、用地費といたしまして、先行取得した用地に係る売り払い代金等の一般会計への繰出金等でございます。
 次に、臨海都市基盤整備事業会計についてご説明申し上げます。
 九五ページをお開き願います。この会計は、臨海部の晴海、豊洲、有明北の三地区において、広域的な都市基盤を整備する事業について、その収支を明確に経理するものでございます。
 九六ページをお開き願います。歳入の総括表でございますが、収入済額の合計は四十九億二千百万余円、収入率は九七・八%でございます。
 右側の九七ページをごらんください。歳出の総括表でございますが、支出済額は十三億五千五百万余円、翌年度繰越額は一億二千九百万余円、執行率は三七・〇%でございます。
 歳出の主な内容についてご説明申し上げます。
 ページが飛びますが、一一〇ページをお開き願います。第二目、開発費でございますが、支出済額は十一億九千八百万余円でございます。
 これは、晴海、豊洲、有明北の三地区における臨海都市基盤整備に要した経費でございます。
 以上で資料3の説明を終わらせていただきます。
 続きまして、お手元の資料4、東京都決算参考書財務諸表についてご説明申し上げます。
 恐れ入りますが、九ページをお開き願います。都市整備局財務諸表の概要でございます。
 都市整備局が所管する一般会計と四つの特別会計を合算した貸借対照表、行政コスト計算書及びキャッシュ・フロー計算書の概要をお示ししてございます。
 まず、番号1の貸借対照表についてご説明申し上げます。
 平成二十九年度末における資産の部の合計は三兆九千三百九十七億四千六百万余円、前年度末と比較して七百五十四億八千百万余円の減少となってございます。
 また、負債の部の合計は一兆三千六十八億一千百万余円、前年度末と比較して五百十億九千三百万余円の減少となってございます。
 資産から負債を差し引いた正味財産の部の合計は二兆六千三百二十九億三千五百万余円、前年度末と比較して二百四十三億八千七百万余円の減少となってございます。
 続きまして、番号2の行政コスト計算書についてご説明申し上げます。
 平成二十九年度の行政収入は九百二十一億八千六百万余円、行政費用は一千九百二十四億九千二百万余円となってございます。
 これに金融収支と特別収支を合計した当期収支差額はマイナス一千三百六十五億九千三百万余円、前年度と比較して三百六十八億二千七百万余円減少してございます。
 続いて、番号3のキャッシュ・フロー計算書についてご説明申し上げます。
 平成二十九年度の行政サービス活動収支差額はマイナス四百九十四億二千四百万余円、社会資本整備等投資活動収支差額はマイナス百四十五億二千四百万余円、財務活動収支差額は二百十二億五千七百万余円となってございます。
 これらを合計した収支差額の合計はマイナス四百二十六億九千万余円、前年度と比較して百四十三億八千二百万余円増加してございます。
 一〇ページ以降には、各会計の財務諸表など、さらに詳細な資料を記載してございますが、説明は割愛させていただきます。
 最後になりますが、事業別情報についてご説明申し上げます。
 七五ページをお開き願います。都市基盤施設等助成でございますが、これは、都市高速鉄道建設助成の一部等、東京における都市基盤施設整備に係る補助等を行っている事業でございます。
 行政コスト計算書の表の下から三段目、平成二十九年度の当期収支差額はマイナス七十八億五千百万余円でございます。
 また、都民一人当たりの行政コストは、中段の表に記載してございますように千百十円となってございます。
 七六ページには都市改造、七七ページには民間住宅助成、七八ページには都営住宅の建てかえ等につきまして、同様に事業別情報を記載してございます。
 以上で当局の平成二十九年度決算の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○小宮委員長 説明は終わりました。
 この際、資料要求のある方はご発言願います。

○原田委員 資料を要求したいと思います。全部で十点。
 まず、最初に、都営住宅にかかわる中小企業への工事発注の過去五年間の実績について。
 二点目、都営住宅募集用空き家戸数及びその内訳として、世帯向けと単身者向け戸数の過去五年間の推移について。
 三点目、既設都営住宅のエレベーター設置状況についてですが、過去五年間のエレベーター設置申請の件数と、そのうち設置に反対する世帯数、一件のものがどのぐらいあったかと。また、階段室が四つ以上ある棟の申請件数がわかる資料をお願いします。
 四点目、福島からの自主避難者向けの都営住宅について、その募集と応募、当せん者、それぞれの件数、さらに入居世帯数がわかるもので、その入居世帯数については、世帯の性格別にわかるものをお願いしたいと思います。
 五点目、木造住宅耐震助成における診断と改修、それぞれの助成件数と予算及び執行額の過去五年間の推移について。
 六点目、基地対策にかかわる五年間の予算額と決算額の推移、同じ期間の基地対策部の体制の推移についてお願いします。
 七点目、都内米軍基地における航空機、車両、構成員による五年間の事件、事故の発生件数と発生場所、その内容について。
 八点目、横田基地周辺での過去五年間の米軍機による騒音基準を超える発生状況の推移について。
 九点目、横田基地へのオスプレイの飛来機数と離着陸回数及び北関東防衛局からの事前連絡があった日時について。
 最後ですが、横田基地配備予定のCV22オスプレイの配備をめぐって、東京都と国の間で持たれた協議及び説明の回数と日時について。
 以上です。

○上田委員 私は九点お願いします。
 一、都営住宅の入居率、平均年齢、平均居住年数、滞納率、過去三年分。
 二、多摩ニュータウン開発における超過債務の処理の状況、確定した都民負担額。
 三、都内における都市計画道路に係る住民投票の実施状況とその後の都の対応。
 四、都市計画道路の優先整備路線整備(第四次事業化計画)の路線別進捗状況、都が把握している住民団体の有無、賛否も含めて。区市町村、関係住民との協議実績、過去三年分、年別回数。
 五、都市計画道路三・四・一号線と三・四・一一号線に関して、地元市、関係団体、住民への対応経過と今後の見通しがわかるもの。
 六、都知事選中におけるはけの自然と文化を守る会からのアンケートと、それに対する小池知事の回答全文。
 七点目、都市整備局所管の附属委員の委員報酬及び開催状況、過去三年分。
 八、都市整備局所管の附属委員の各委員の直近の役職と一般職公務員経験の有無とその官庁名、過去三年分。
 最後に、監理団体、報告団体の東京都職員の現役出向人数と退職者の再就職の実績とその役職区分がわかるもの、過去五年。
 以上です。

○小宮委員長 ほかにありますか。--ただいま原田委員、上田委員から資料要求がありました。これを分科会の資料要求とすることにご異議はありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○小宮委員長 異議なしと認めます。理事者におかれては、要求された委員と調整の上、ご提出願いますようお願い申し上げます。
 以上で都市整備局関係を終わります。

○小宮委員長 これより環境局関係に入ります。
 初めに、環境局長から挨拶並びに幹部職員の紹介があります。

○和賀井環境局長 環境局長の和賀井克夫でございます。
 小宮委員長を初め委員の皆様方には、平素から当局所管の事業につきまして、特段のご指導を賜り、まことにありがとうございます。
 今後とも事業の適正かつ効率的な執行に努めてまいりますので、委員の皆様方のご指導、ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
 それでは、お手元配布の環境局理事者名簿に従いまして、当局の幹部職員をご紹介させていただきます。
 次長の吉村憲彦でございます。総務部長の谷上裕でございます。環境政策担当部長でオリンピック・パラリンピック調整担当部長兼務の若林憲でございます。政策調整担当部長の松本明子でございます。地球環境エネルギー部長の小川謙司でございます。都市エネルギー推進担当部長の村山隆でございます。環境改善部長の筧直でございます。環境改善技術担当部長の近藤豊でございます。自然環境部長の須藤栄でございます。緑施策推進担当部長の金子亨でございます。資源循環推進部長の松永竜太でございます。調整担当部長でスーパーエコタウン担当部長兼務の風祭英人でございます。また、当委員会との連絡を担当いたします総務課長の藤本誠でございます。
 なお、特命担当部長の松下明男につきましては、病気療養中のため、当分の間、委員会に出席することができませんので、ご了承を願います。
 以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
   〔理事者挨拶〕

○小宮委員長 挨拶並びに紹介は終わりました。

○小宮委員長 これより決算の審査を行います。
 平成二十九年度東京都一般会計決算中、環境局所管分を議題といたします。
 本件について理事者の説明を求めます。

○和賀井環境局長 平成二十九年度の環境局所管の決算審査をお願いするに当たりまして、当局の事業と決算の概要につきましてご説明申し上げます。
 それでは、お手元に配布してございます資料、平成二十九年度決算概要に従いましてご説明をいたします。
 一ページをごらんください。1、事業概要でございます。
 環境局は、平成二十八年三月に策定した東京都環境基本計画や平成二十八年十二月に策定した二〇二〇年に向けた実行プランを踏まえ、持続可能な東京の実現に向けた取り組みを推進してまいりました。その主な事業につきまして、(1)、主要事業をごらんください。
 まず、低炭素、快適性、防災力を備えたスマートエネルギー都市の実現を目指し、エコハウスの普及促進やLEDを活用した省エネ促進、次世代自動車等の普及促進などの施策を推進しております。
 次に、水素社会の実現に向け、燃料電池自動車や水素ステーション設備などの導入促進を図り、水素エネルギーの活用拡大を加速させております。
 また、持続可能な資源利用の推進のため、食品ロス対策やレジ袋対策を実施しております。
 さらに、生物多様性の保全等のため、キョンの駆除を行う外来生物対策事業を実施しております。
 加えて、大気環境等のさらなる向上に向け、微小粒子状物質、PM二・五対策、揮発性有機化合物、VOC対策を推進しております。
 次に、(2)、分野別事業でございますが、当局所管の事務事業を大別いたしますと、次の五つの柱となります。
 第一の柱は、スマートエネルギー都市の実現でございます。具体的には、省エネルギー対策、エネルギーマネジメント等の推進、再生可能エネルギーの導入拡大、水素社会実現に向けた取り組みなどの事業でございます。
 第二の柱は、3R、適正処理の促進と持続可能な資源利用の推進でございます。具体的には、持続可能な資源利用の推進、静脈ビジネスの発展及び廃棄物の適正処理の促進、災害廃棄物対策の強化などの事業でございます。
 第三の柱は、自然豊かで多様な生き物と共生できる都市環境の継承でございます。具体的には、生物多様性の保全、緑の創出、生物多様性の保全を支える環境整備と裾野の拡大などの事業でございます。
 第四の柱は、快適な大気環境、良質な土壌と水循環の確保でございます。具体的には、大気環境等のさらなる向上、化学物質による環境リスクの低減、水環境、熱環境の向上などの事業でございます。
 第五の柱は、環境施策の横断的、総合的な取り組みでございます。具体的には、国際連携、環境広報などの事業でございます。
 次に、二ページをお開き願います。2、決算の総括でございます。
 歳入につきましては、予算現額百十六億六千二百万円に対しまして、収入済額は百六億五千二百万円、収入率は九一・三%となっております。
 歳出につきましては、予算現額四百四億九千五百万円に対しまして、支出済額は三百四十六億四千七百万円、不用額は五十八億四千八百万円で、執行率は八五・六%となっております。
 3、財務諸表の総括でございます。
 貸借対照表と行政コスト計算書の概要を記載しております。
 4、平成二十九年度に実施した主な事業をごらんください。
 第一に、大規模事業所に対する温室効果ガスの排出総量削減義務と排出量取引制度の運用や中小規模事業所対策の推進など、地球温暖化対策の推進に二十六億九千二百万円を支出いたしました。
 第二に、エコハウスの普及促進やLEDを活用した省エネ促進など、環境エネルギー政策の推進に五十七億三千八百万円を支出いたしました。
 第三に、燃料電池自動車等導入促進事業や水素ステーション設備等導入促進事業など水素利活用促進事業に四十二億七千九百万円を支出いたしました。
 第四に、自立型ソーラースタンド普及促進事業やバス停留所ソーラーパネル等設置促進事業など、再生可能エネルギーの推進に三億九千四百万円を支出いたしました。
 第五に、大気汚染状況の常時監視や微小粒子状物質、PM二・五対策など大気環境対策の推進や、揮発性有機化合物、VOC対策など有害化学物質対策の推進に、七億五千万円を支出いたしました。
 第六に、低公害、低燃費車や次世代自動車等の普及促進など自動車環境対策の推進に八億五百万円を支出いたしました。
 第七に、特定外来生物対策事業、キョンなど自然の保護と回復に関する施策の推進、保全緑地の公有化など緑地保全策の推進、自然公園の管理及び整備に四十九億七百万円を支出いたしました。
 第八に、ポリ塩化ビフェニル、PCB廃棄物対策など廃棄物の規制、指導、食品ロス対策やレジ袋対策など、資源循環の推進、廃棄物の埋立処分、中央防波堤外側埋立処分場の建設整備や中央防波堤南側整備など海面処分場の建設整備に六十二億七千五百万円を支出いたしました。
 以上、雑駁ではございますが、平成二十九年度決算の概要につきましてご説明を申し上げました。
 詳細につきましては、総務部長からご説明を申し上げます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○谷上総務部長 私からは、平成二十九年度一般会計歳入歳出決算説明書及び平成二十九年度東京都決算参考書財務諸表に基づき、ご説明申し上げます。
 まず、平成二十九年度一般会計歳入歳出決算説明書でございます。
 表紙をおめくりいただきまして、目次をごらんください。
 1の総括につきましては、ただいま局長からご説明申し上げましたので、私からは、2の歳入及び3の歳出決算の内容についてご説明させていただきます。
 なお、金額につきましては、百万円未満を四捨五入して説明させていただきます。
 初めに、歳入でございます。五ページをお開き願います。
 まず、第七款、使用料及び手数料は、収入済額十億五千百万円、収入率六五・〇%でございまして、東京都廃棄物条例に基づく手数料などを収入したものでございます。
 次に、八ページをお開き願います。第八款、国庫支出金は、収入済額三億四千二百万円、収入率七九・六%でございまして、小笠原公園整備等に対する国庫補助金などを収入したものでございます。
 次に、一〇ページをお開き願います。第九款、財産収入は、収入済額四千五百万円、収入率一〇五・八%でございまして、普通財産の賃貸借契約に基づく賃貸料などを収入したものでございます。
 次に、一一ページをごらんください。第十款、寄附金は、収入済額千四百万円、収入率二八・六%でございまして、花と緑の東京募金事業に係る寄附金を収入したものでございます。
 次に、一二ページをお開き願います。第十一款、繰入金は、収入済額五十七億七千八百万円、収入率九六・二%でございまして、公害健康被害予防基金からの繰入金などを収入したものでございます。
 次に、一四ページをお開き願います。第十二款、諸収入は、収入済額三十四億二千二百万円、収入率九七・二%でございます。
 その内容は二三ページにかけて記載しておりますが、主なものといたしましては、一四ページ、東京都公害防止資金貸付け等に関する規則に基づく貸し付けの償還金などの貸付金元利収入、一五ページ、一般廃棄物埋立処分などの受託事業収入等を収入したものでございます。
 次に、歳出についてご説明申し上げます。二五ページをお開き願います。第七款、環境費でございまして、支出済額三百四十四億七千四百万円、執行率八五・五%でございます。環境費には、環境管理費、環境保全費、廃棄物費の三つの項がございます。
 まず、第一項、環境管理費でございまして、支出済額三十四億三千四百万円、執行率九〇・二%でございます。
 このうち、第一目、管理費は、支出済額十八億七千九百万円、執行率九〇・六%でございます。
 内容といたしましては、二六ページにかけて記載しておりますように、職員の人件費、局の一般管理などに要した経費でございます。
 次に、二七ページをお開き願います。第二目、環境政策費は、支出済額八億一千三百万円、執行率八二・七%でございます。
 内容といたしましては、二八ページにかけて記載しておりますように、1の環境学習の推進や環境における国際連携の推進等の環境保全施策の総合調整などに要した経費でございます。
 次に、二九ページをお開き願います。第三目、環境科学費は、支出済額七億四千二百万円、執行率九九・〇%でございまして、環境施策に関する調査研究や技術支援などに要した経費でございます。
 次に、三〇ページをお開き願います。第二項、環境保全費でございまして、支出済額二百三十四億四千万円、執行率九〇・九%でございます。
 このうち、第一目、管理費は、支出済額十八億九千九百万円、執行率九八・一%でございまして、環境保全対策に従事する職員の人件費でございます。
 次に、三一ページをごらんください。第二目、地球環境エネルギー費は、支出済額百三十一億二百万円、執行率九六・四%でございます。
 内容といたしましては、三四ページにかけて記載しておりますように、1の大規模事業所に対する温室効果ガスの排出総量削減義務と排出量取引制度の運用、中小規模事業所対策の推進などの地球温暖化対策の推進、2のエコハウスの普及促進、LEDを活用した省エネ促進などの環境エネルギー政策の推進、3の燃料電池自動車等導入促進事業、水素ステーション設備等導入促進事業などの水素利活用促進事業や、4の自立型ソーラースタンド普及促進事業、バス停留所ソーラーパネル等設置促進事業などの再生可能エネルギーの推進に要した経費でございます。
 次に、三五ページをお開き願います。第三目、環境改善費は、支出済額十六億八千四百万円、執行率七九・七%でございます。
 内容といたしましては、三九ページにかけて記載しておりますように、3の大気汚染状況の常時監視や微小粒子状物質(PM二・五)対策など大気環境対策の推進や、5の揮発性有機化合物(VOC)対策の推進などの有害化学物質対策の推進、7の次世代自動車等の普及促進などの自動車環境対策の推進などに要した経費でございます。
 次に、四〇ページをお開き願います。第四目、自然環境費は、支出済額六十七億五千五百万円、執行率八三・〇%でございます。
 内容といたしましては、四四ページにかけて記載しておりますように、1の特定外来生物対策事業(キョン)など自然の保護と回復に関する施策の推進、2の水質環境監視など水環境対策の推進、3の保全緑地の公有化など緑地保全策の推進、4の自然公園の管理、5の自然公園の整備、6の世界自然遺産保全事業などに要した経費でございます。
 次に、四五ページをお開き願います。第三項、廃棄物費でございまして、支出済額七十六億円、執行率七〇・八%でございます。
 このうち、第一目、管理費は、支出済額十二億一千六百万円、執行率九九・〇%でございまして、廃棄物対策の業務に係る人件費などに要した経費でございます。
 次に、四六ページをお開き願います。第二目、廃棄物対策費は、支出済額四十四億三千三百万円、執行率八一・五%でございます。
 内容といたしましては、四七ページにかけて記載しておりますように、1のポリ塩化ビフェニル(PCB)廃棄物対策や市町村が行う合併処理浄化槽の設置に対する補助など廃棄物の規制、指導、2の資源循環の推進、3の廃棄物の埋立処分などに要した経費でございます。
 次に、四八ページをお開き願います。第三目、施設整備費は、支出済額十九億五千百万円、執行率四八・〇%でございまして、1の海面処分場の建設整備に要した経費でございます。
 次に、四九ページをお開き願います。第十七款、諸支出金は、支出済額一億七千三百万円、執行率一〇〇・〇%でございまして、国から交付された再生可能エネルギー等導入推進基金などの返納に要した経費でございます。
 続きまして、お手元のもう一つの資料、平成二十九年度東京都決算参考書財務諸表によりご説明申し上げます。
 なお、金額につきましては、百万円未満を四捨五入して説明させていただきます。
 資料の二ページをお開き願います。まず、上段の1、貸借対照表をごらんください。
 資産の部の合計は三千五百八十六億二千六百万円で、平成二十八年度と比較しますと四百八十七億四千九百万円の増加となっております。
 負債の部の合計は二百二十七億九千万円で、平成二十八年度と比較しますと十三億二千四百万円の減少となっております。
 正味財産の部の合計は三千三百五十八億三千六百万円で、平成二十八年度と比較しますと五百億七千三百万円の増加となっております。
 次に、中段の2、行政コスト計算書をごらんください。
 行政収入は四十三億六千四百万円、行政費用は二百八十一億一千三百万円、金融収入は四百万円、金融費用は一億六千五百万円、特別収入は四百七十四億三千五百万円、特別費用は六百万円で、当期収支差額は二百三十五億一千九百万円で、平成二十八年度と比較しますと六百十五億九千四百万円の増加となっております。
 次に、下段の3、キャッシュ・フロー計算書をごらんください。
 行政サービス活動収支差額はマイナス百七十億二千四百万円、社会資本整備等投資活動収支差額はマイナス六十九億七千百万円でございます。収支差額合計はマイナス二百三十九億九千五百万円で、平成二十八年度と比較しますと百十六億九千二百万円の増加となっております。
 次に、一五ページをお開き願います。事業別情報でございます。
 環境局におきましては、公害防止・温暖化対策事業外二件を事業別情報としており、このうち公害防止・温暖化対策事業は、都内における自動車公害対策、環境改善及び地球温暖化、ヒートアイランド対策等を行っている事業でございます。この事業の平成二十九年度の当期収支差額は三百三十二億三千万円で、平成二十八年度と比較しますと五百四十六億四千百万円の増加となっております。また、都民一人当たりの行政コストは六百二十九円となっております。
 一六ページにつきましては自然保護対策事業を、一七ページにつきましては廃棄物対策事業を同様のコスト計算を行い、記載しております。
 以上で平成二十九年度一般会計決算の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほど、よろしくお願いいたします。

○小宮委員長 説明は終わりました。
 この際、資料要求のある方はご発言願います。

○原田委員 十二点、資料請求を行います。
 まず、都内の二酸化炭素排出量の部門別の推移、いずれも過去五年分。
 次に、二酸化窒素及び浮遊粒子状物質及びPM二・五の環境基準達成状況の推移。
 次に、二酸化窒素及び浮遊粒子状物質濃度及びPM二・五の全国上位十局の推移。
 それから、産業廃棄物として処理されているアスベストの年間廃棄量、過去十年間及び都内の建築物において現存するアスベストの総量。
 次に、緑地保全地域における公有化予算、決算額、面積及び管理予算の推移。
 次に、土地改変に伴う土壌汚染対策地、平成二十九年度末現在のものを過去五年分。
 次に、大規模事業所の二酸化炭素排出量の推移。
 次に、大規模事業所の床面積当たりの二酸化炭素排出量の実態について。
 次に、中小企業、中小業務ビルの二酸化炭素排出量の推移。
 次に、都内病院の床面積当たりの二酸化炭素排出量ごとの実態について。
 次に、太陽光パネルの新規、既存別の設置件数と推移、これを過去五年分。
 そして最後に、環境局として把握している横田基地周辺での過去五年間の米軍機による騒音基準を超える発生状況の推移について。
 以上、十二点です。

○上田委員 四点です。
 六価クロム汚染土壌対策の滲出事案など、都に寄せられた情報と都の対応状況、結果がわかるもの、過去三年。
 東日本大震災以降の放射線モニタリング及び放射能対策につき、区市町村関係機関との連携状況とこれまでの取り組みが経年的にわかるもの、時系列で。
 環境省による葛西海浜公園三枚洲のラムサール条約湿地への登録推薦の決定に当たって、江戸川区及び関係各局との連携状況のわかるもの。
 最後に、監理団体、報告団体の東京都職員の現役出向人数と退職者の再就職の実績とその役職区分がわかるもの、過去五年。
 以上、よろしくお願いいたします。

○小宮委員長 ほかにありますか。--ただいま原田委員、上田委員から資料要求がありました。これを分科会の資料要求とすることにご異議はありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○小宮委員長 異議なしと認めます。理事者におかれましては、要求された委員と調整の上、ご提出願います。
 以上で環境局関係を終わります。

○小宮委員長 これより建設局関係に入ります。
 初めに、東京都技監建設局長兼務から挨拶並びに幹部職員の紹介があります。

○西倉東京都技監 東京都技監の西倉鉄也でございます。建設局長を兼務いたします。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 小宮委員長を初め委員の皆様には、建設局事業につきまして、日ごろからご理解とご支援を賜り、まことにありがとうございます。今後とも適正かつ効率的な事業運営に努めてまいりますので、委員長を初め委員の皆様のより一層のご指導を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
 それでは、お手元の名簿に従いまして、当局の幹部職員をご紹介させていただきます。
 次長の片山謙でございます。道路監の三浦隆でございます。総務部長の今村篤夫でございます。用地部長で政策調整担当部長を兼務いたします関雅広でございます。道路管理部長の杉崎智恵子でございます。道路建設部長の奥山宏二でございます。三環状道路整備推進部長の大庭孝之でございます。公園緑地部長の日浦憲造でございます。河川部長の村井良輔でございます。企画担当部長でオリンピック・パラリンピック調整担当部長を兼務いたします花井徹夫でございます。総合調整担当部長の鹿田哲也でございます。道路保全担当部長の加藤直宣でございます。道路計画担当部長の田中慎一でございます。公園計画担当部長の細川卓巳でございます。最後になりますが、当委員会との連絡を担当いたします総務課長の萩原功夫でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
   〔理事者挨拶〕

○小宮委員長 挨拶並びに紹介は終わりました。

○小宮委員長 これより決算の審査を行います。
 平成二十九年度東京都一般会計決算中、建設局所管分を議題といたします。
 本件について理事者の説明を求めます。

○西倉東京都技監 建設局の平成二十九年度決算につきましてご説明いたします。
 お手元に配布してございます資料1、平成二十九年度決算概要によりましてご説明いたします。
 表紙をお開きいただきまして、最初に、決算の総括でございます。
 歳入は七百九十二億二千九百四十二万余円、収入率は七七・三%、歳出は四千十五億三百三十一万余円、執行率は七一・一%でございます。
 なお、翌年度への繰越額を含めた執行率は七五・六%でございます。
 次の財務諸表の総括につきましては、後ほど総務部長からご説明いたします。
 二ページをごらんください。続きまして、主要事業の概要をご説明いたします。
 まず、道路事業でございます。
 道路の新設、拡幅につきましては、環状第二号線、放射第二五号線など区部の環状、放射方向の道路や府中所沢鎌倉街道線、東八道路など多摩の南北、東西方向の道路を重点に整備し、町田三・三・八号線など、約二・六キロメートルが完成いたしました。
 また、首都圏三環状道路のうち、東京外かく環状道路では、国から受託している青梅街道インターチェンジ部の用地取得を推進いたしました。
 さらに、木造住宅密集地域におけます特定整備路線の整備につきましては、関係権利者の生活再建に配慮して、理解と協力を得ながら用地取得を進めました。
 既存の道路につきましては、バリアフリーの推進や自転車走行空間の整備、路面補修や交差点すいすいプランなどを実施するとともに、都市防災機能の強化などに効果のある無電柱化につきまして、足立区の環七通りなどで整備を進め、荒川区の通称都電通りなど約三・二キロメートルが完成いたしました。
 橋梁の整備につきましては、高浜橋や関戸橋などで新設やかけかえを推進いたしました。また、聖橋など四十二橋で長寿命化対策工事を進めてまいりました。
 三ページをごらんください。鉄道の連続立体交差事業につきましては、西武新宿線など四路線五カ所で事業を推進しました。
 次に、河川事業でございます。
 中小河川の改修事業につきましては、一時間五十ミリの降雨に対処するため、石神井川や善福寺川など緊急を要する河川の改修を積極的に進め、約一キロメートルの護岸が完成いたしました。
 あわせまして、水害に対する安全性を早期に向上させるため、白子川などにおける地下調節池の整備を推進いたしました。
 さらに、近年増加している時間五十ミリを超える降雨に対処するため、平成二十四年度に、区部では時間最大七十五ミリ、多摩では、六十五ミリに目標整備水準を引き上げました。
 これに基づきまして、神田川などにおきまして環状七号線地下広域調節池など、七施設の整備を推進いたしました。
 高潮防御施設の整備につきましては、東部低地帯などで防潮堤や護岸の整備を進めるとともに、江東内部河川では耐震護岸の整備を推進し、隅田川ではスーパー堤防やテラスの整備を実施いたしました。
 東部低地帯の耐震、耐水対策につきましては、綾瀬川など約六・一キロメートルの堤防におきまして耐震工事が完成するとともに、竪川水門の耐震、耐水対策工事を完了いたしました。
 四ページをごらんください。次に、公園事業でございます。
 都立公園につきましては、城北中央公園などの用地取得、大戸緑地や滝山公園などの造成を行い、八公園で約二・九ヘクタールを開園いたしました。
 既設の公園につきましては、防災機能の強化として、城北中央公園におきまして夜間照明を充実するとともに、文化財庭園の再生といたしまして、浜離宮恩賜庭園の鷹の茶屋復元工事が完了いたしました。
 動物園につきましては、恩賜上野動物園におきまして、東園と西園を結ぶいそっぷ橋の改修工事が完了するとともに、多摩動物公園では、ライオンバス発着所の整備を進めました。
 霊園につきましては、青山霊園や谷中霊園等で再生事業を進めました。
 次に、生活再建対策でございます。
 公共事業の施行に伴う用地取得を円滑に進めるため、生活再建資金の貸し付けや代替地の提供などを実施いたしました。
 さらに、木密地域における特定整備路線につきましては、民間事業者のノウハウを活用した相談窓口の設置や、優遇金利による移転資金貸付など、関係権利者の生活再建をきめ細かくサポートいたしました。
 五ページをごらんください。最後に、被災地支援の取り組みでございます。
 東日本大震災や熊本地震の被災地におきまして、建設局がこれまで培ってきたノウハウと人材を活用いたしまして、災害復旧業務を継続的に支援いたしました。
 以上が平成二十九年度の決算概要でございます。
 詳細につきましては、総務部長からご説明いたします。よろしくお願い申し上げます。

○今村総務部長 引き続き詳細につきましてご説明申し上げます。
 主要事項の決算につきまして、お手元の資料2、平成二十九年度一般会計歳入歳出主要事項決算説明資料に基づいて、ご説明をさせていただきます。
 一ページをごらんください。歳入決算総括表でございます。
 次の二ページが歳出決算総括表でございます。
 初めに、歳入の内容からご説明いたします。
 三ページをお開きください。左から四列目の収入済額や六列目の収入率などを中心にご説明いたします。
 初めに、分担金及び負担金でございます。
 収入済額は五十七億八千三百十三万七千円、収入率は五六・八%でございます。
 交通安全施設費は、右側の説明欄に記載してございますように、電線共同溝整備事業に伴う工事負担金収入など、次の街路整備費は、連続立体交差事業に伴う地元区市からの負担金収入など、また、中小河川整備費は、河川整備事業に伴う橋梁かけかえ工事負担金収入などでございます。
 四ページをお開きください。使用料及び手数料でございます。
 収入済額は二百六十一億二千七百四十五万四千円、収入率は九九・二%でございます。
 道路占用料と次の河川敷地占用は、道路法や河川法などに基づく占用料収入、次の公園及び附属施設は、東京都立公園条例などに基づく都立公園及び有料施設の使用料収入でございます。
 五ページをお開きください。五ページと次の六ページは、国庫支出金でございます。
 収入済額は三百六十六億三千六百三十一万一千円、収入率は七〇%でございます。
 街路整備事業や中小河川整備事業などに対する国庫負担金や補助金を収入したものでございます。
 七ページをお開き願います。財産収入でございます。
 収入済額は二億七千九百十万円、収入率は一八・七%でございます。
 代替地の売り払い代金などを収入したものでございます。
 八ページをお開き願います。寄附金でございます。
 収入済額は一千万円、収入率は一〇〇%でございます。
 動物園整備事業に対する収入でございます。
 九ページをお開き願います。繰入金でございます。
 収入済額は七十九億九千七百十七万七千円、収入率は九六・五%でございます。
 街路整備事業に伴う開発者負担金や無電柱化推進基金からの繰入金収入でございます。
 一〇ページをお開き願います。諸収入でございます。
 収入済額は二十三億九千六百二十四万一千円、収入率は六二・四%でございます。
 生活再建資金貸付金の元金及び利子収入、街路整備事業に伴う区施行等に係る受託事業収入などでございます。
 以上で歳入の説明を終わります。
 次に、歳出の内容につきましてご説明いたします。
 一一ページをお開き願います。歳出につきましても、左から四列目の支出済額や七列目の執行率などを中心にご説明いたします。
 初めに、土木管理費でございます。
 支出済額は二百二十二億六千八百八十九万円、翌年度への繰越額を含めました執行率は八五・六%でございます。
 土木補助費は、市町村が施行する土木事業に対する都の補助金を支出したものでございます。生活再建資金貸付費と次の一二ページの代替地購入費は、公共事業の施行に伴い移転を余儀なくされた方々に対する貸付金や代替地の取得に要した経費でございます。
 一三ページをお開き願います。道路橋梁費でございます。
 支出済額は二千六百四十三億九千八百八十三万五千円、繰越額を含む執行率は七四・三%でございます。
 道路補修費は、杉並あきる野線外二百四十カ所の路面補修などに要した経費、次の交通安全施設費は、道路の無電柱化や歩道の整備、交差点改良などに要した経費でございます。
 一四ページをお開き願います。道路整備費は、辻原町田線外五十九カ所の道路の整備に要した経費、次の街路整備費は、環状第二号線外百六十七カ所の都市計画街路の整備に要した経費でございます。
 一五ページをお開き願います。橋梁整備費は、橋梁の新設、かけかえ、長寿命化や補修に要した経費でございます。
 一六ページをお開き願います。河川海岸費でございます。
 支出済額は六百九十一億二千二百六十三万六千円、繰越額を含む執行率は七六・四%でございます。
 中小河川整備費は、神田川外二十六河川の改修に要した経費でございます。
 一七ページをお開き願います。高潮防御施設費は、新中川外六河川の高潮防御施設、江東内部河川やスーパー堤防等の整備、東部低地帯の耐震、耐水対策などに要した経費でございます。
 一八ページをお開き願います。公園霊園費でございます。
 支出済額は四百五十七億七十八万二千円、繰越額を含む執行率は七七・九%でございます。
 公園整備費は、城北中央公園外三十公園の造成や用地取得、都立公園の防災機能の強化充実などに要した経費でございます。
 以上で主要事項の決算説明を終わらせていただきます。
 引き続きまして、財務諸表につきまして、お手元の資料4、平成二十九年度東京都決算参考書財務諸表によりましてご説明させていただきます。
 四ページをお開き願います。貸借対照表、行政コスト計算書、キャッシュ・フロー計算書の概要を記載してございます。
 初めに、1、貸借対照表でございます。
 貸借対照表は、年度末時点における局所管の資産、負債の金額を表示した一覧表でございます。
 資産の部をごらんください。
 建設局においては、中段にございます道路、橋梁などのインフラ資産が約八割を占めておりまして、資産の部合計は、十六兆九千七百六十一億余円で、二十八年度に対して千二十三億余円の増となりました。これは、主に用地取得に伴うインフラ資産の増加によるものでございます。
 負債の部をごらんください。
 負債は主に都債であります。合計は二兆六千七百二十八億余円で、二十八年度に対して九百五十九億余円の減となりました。
 ただいまご説明した資産と負債の差額である正味財産の部合計は、十四兆三千三十二億余円となっております。
 次に、2、行政コスト計算書でございます。
 行政コスト計算書は、二十九年度における行政運営に伴う費用とその財源としての収入の金額を表示した一覧表でございます。
 行政収入は国庫支出金や使用料及び手数料など五百億余円、行政費用は維持補修費や投資的経費、減価償却費など二千八百四十八億余円となっております。金融費用は都債の支払い利息など三百二十六億余円、特別収入及び費用は固定資産の売却損益などでございます。
 これら収入から費用を差し引いた当期収支差額は、二千六百三十八億余円となっております。
 次に、3、キャッシュ・フロー計算書でございます。
 キャッシュ・フロー計算書は、経常的な行政サービスに伴う現金収支を行政サービス活動、固定資産の形成に伴う現金収支を社会資本整備等投資活動として区分して表示したものです。
 行政サービス活動の収支差額は、千九百八十五億余円、支出が収入を上回っております。社会資本整備等投資活動の収支差額は、千二百三十七億余円、支出が収入を上回っております。この二つの収支差額を合わせた収支差額合計は、三千二百二十二億余円となっております。
 少し先の二一ページをお開き願います。事業別情報についてご説明いたします。
 初めに道路事業でございます。
 道路事業は、道路、橋梁の維持管理及び整備を行う事業でございます。
 上段の表、行政コスト計算書をごらんください。
 下から三段目の当期収支差額は、千六百八十二億余円、費用が収入を上回っております。また、都民一人当たりの行政コストは、中央の表の最下段にございますように、一万四千五百七十三円でございます。
 下段の貸借対照表をごらんください。
 表の中央、資産の部合計は十四兆五千八百八十二億余円でございます。都民一人当たりの資産は、表の枠外、最下段にございますように百五万八千円でございます。
 二二ページをお開き願います。河川事業でございます。
 河川事業は、河川の維持管理及び整備を行う事業でございます。
 上段の表、行政コスト計算書をごらんください。
 下から三段目の当期収支差額は、六百四十九億余円、費用が収入を上回っております。また、都民一人当たりの行政コストは、中央の表の最下段にございますように五千四百三十七円でございます。
 次に、隣の二三ページをごらんください。公園事業でございます。
 公園事業は、公園、動物園、霊園及び葬儀所の維持管理及び整備を行う事業でございます。
 上段の表、行政コスト計算書をごらんください。
 下から三段目の当期収支差額は、二百五十三億余円、費用が収入を上回っております。また、都民一人当たりの行政コストは、中央の表の最下段にございますように、二千六百三十五円でございます。
 下段の貸借対照表をごらんください。
 表の中央、資産の部合計は二兆三千四百六十三億余円でございます。都民一人当たりの資産は、表の枠外、最下段にございますように十七万円でございます。
 以上で、平成二十九年度決算の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○小宮委員長 説明は終わりました。
 この際、資料要求のある方はご発言願います。

○原田委員 七点資料を要求します。
 まず、骨格幹線道路主要路線の予算、決算額、過去五年分。
 二つ目に、区部、多摩及び山間・島しょの一般道路の予算、決算額、過去五年分。
 三点目に、道路補修費の予算、決算額、過去五年分。
 四点目に、中小河川の整備状況、過去五年分。
 五点目に、直轄事業負担金の決算額、過去五年分。
 六点目に、建設局にかかわる中小企業への工事発注実績を過去五年分。
 七点目に、都立公園の整備費の予算及び決算額を過去五年分。
 以上、七点です。

○小宮委員長 ほかに。

○上田委員 十七点お願いします。
 都道における自転車レーンの整備実績及び整備率がわかるもの、過去三年。
 都道における自転車レーンの事故状況がわかるもの、過去三年。
 延遼館構想に係る調査の実施結果及び経費内訳、延遼館構想の取り組み内容及び経費の年度別実績及び見通し。
 一者応札の件数と構成比の推移、過去三年分。
 一者応札の件数の総件数に占める割合と応札額合計の入札対象決算総額に占める割合をお願いします。
 入札不調の件数、過去三年分。
 随契の件数と割合、件数ベース、金額ベースで過去三年分。
 国土交通省による民間建築物における吹きつけアスベストに関する調査の東京都における進捗状況がわかるもの。
 建設局所管の動植物園の目標入場者数と実績入場者数がわかるもの、過去五年分。
 建設局所管の動植物園における各園のバリアフリー、アクセシビリティー、多言語対応の取り組み状況がわかるもの。
 都立葬儀所の稼働状況と平均待機日数、過去三年分。
 瑞江葬儀所における江戸川区との連携状況、経過がわかるもの。
 環境省による葛西臨海公園三枚洲のラムサール条約湿地への登録推薦の決定に当たって、江戸川区及び関係各局との連携状況のわかるもの。
 新たな墓所も含む都立霊園別の価格帯を含めた区画充足状況及び倍率。
 建設局所管の附属機関の委員報酬額及び開催状況、過去三年分。
 建設局所管の附属機関の各委員の直近の役職と一般職公務員経験の有無とその官庁名、過去三年分。
 最後に、監理団体、報告団体の東京都職員の現役出向人数と退職者の再就職の実績とその役職区分がわかるもの、過去五年。
 以上、よろしくお願いいたします。

○小宮委員長 ほかにないようでしたら、資料要求が原田委員と上田委員からありましたが、これを分科会の要求とすることに異議ないでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○小宮委員長 異議なしと認めます。理事者におかれましては、要求された委員と調整の上、ご提出をお願いします。
 以上で建設局関係を終わります。
 これをもちまして本日の分科会を閉会いたします。
   午後二時三十八分散会

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