委員長 | 桜井 浩之君 |
副委員長 | 鈴木 錦治君 |
副委員長 | 中村ひろし君 |
山森 寛之君 | |
前田 和茂君 | |
栗林のり子君 | |
上田 令子君 | |
大松あきら君 | |
北久保眞道君 | |
松村 友昭君 |
欠席委員 なし
出席説明員会計管理局 | 局長 | 浅川 英夫君 |
管理部長オリンピック・パラリンピック調整担当部長兼務 | 中澤 基行君 | |
警察・消防出納部長 | 吉野 孝行君 | |
資金活用担当部長 | 鈴木 誠司君 | |
会計制度担当部長 | 野口 毅水君 | |
主税局 | 局長 | 目黒 克昭君 |
総務部長オリンピック・パラリンピック調整担当部長兼務 | 加藤 隆君 | |
税制部長 | 小山 明子君 | |
税制調査担当部長 | 川上 秀一君 | |
調整担当部長 | 笹本 勉君 | |
課税部長 | 副島 建君 | |
資産税部長 | 大久保哲也君 | |
徴収部長 | 安藤 敏朗君 | |
特別滞納整理担当部長 | 譲原 秀晃君 | |
選挙管理委員会事務局 | 局長 | 福田 良行君 |
人事委員会事務局 | 局長 | 松山 英幸君 |
任用公平部長 | 矢岡 俊樹君 | |
試験部長 | 森山 寛司君 | |
審査担当部長 | 小澤 達郎君 | |
監査事務局 | 局長 | 猪熊 純子君 |
監査担当部長 | 池田 美英君 | |
議会局 | 局長 | 和賀井克夫君 |
管理部長 | 新美 大作君 | |
連絡調整担当部長 | 宮澤 浩司君 | |
議事部長 | 松丸 俊之君 | |
調査部長 | 山内 和久君 |
本日の会議に付した事件
平成二十七年度東京都各会計歳入歳出決算の認定について
会計管理局関係
・平成二十七年度東京都一般会計決算(説明)
主税局関係
・平成二十七年度東京都一般会計決算(説明)
・平成二十七年度東京都地方消費税清算会計決算(説明)
選挙管理委員会事務局関係
・平成二十七年度東京都一般会計決算(説明)
人事委員会事務局関係
・平成二十七年度東京都一般会計決算(説明)
監査事務局関係
・平成二十七年度東京都一般会計決算(説明)
議会局関係
・平成二十七年度東京都一般会計決算(説明)
○桜井委員長 ただいまから平成二十七年度各会計決算特別委員会第一分科会を開会いたします。
このたび第一分科会委員長に選任いただきました桜井浩之でございます。最初の分科会ですので、一言ご挨拶をさせていただきます。
本日から約二週間、合計六回にわたり、本分科会に分担されております決算を審査してまいります。副委員長を初め委員の皆様のご協力をいただきながら、分科会の円滑な運営に努めてまいりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。
初めに、本分科会の議席について申し上げます。
議席は、先ほどの打合会で、ただいまご着席のとおりとすることを申し合わせました。ご了承願います。
次に、本分科会の日程については、十月五日の委員会で決定されました審査日程に従いまして平成二十七年度決算の審査を進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。
次に、本分科会の担当書記を紹介いたします。
議事課の担当書記は、江村宇広君です。荻原秀幸君です。
議案法制課の担当書記は、小池綾子さんです。
調査部の担当書記は、石橋房子さんです。
よろしくお願いいたします。
〔書記挨拶〕
○桜井委員長 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、会計管理局、主税局、選挙管理委員会事務局、人事委員会事務局、監査事務局及び議会局関係の決算の審査を行います。
なお、本日は説明を聴取し、資料要求をすることにとどめ、質疑は後日の分科会で行いますので、ご了承願います。
これより会計管理局関係に入ります。
初めに、会計管理局長から挨拶並びに幹部職員の紹介があります。
○浅川会計管理局長 会計管理局長の浅川英夫でございます。
桜井委員長を初め委員の皆様方には、当局所管の事務事業につきまして、日ごろからご指導、ご鞭撻を賜り、まことにありがとうございます。今後とも、都の会計事務をつかさどる役割と責任をしっかり果たしていく所存でございます。よろしくお願い申し上げます。
それでは、当局の幹部職員を紹介させていただきます。
管理部長でオリンピック・パラリンピック調整担当部長を兼務いたします中澤基行でございます。警察・消防出納部長の吉野孝行でございます。資金活用担当部長の鈴木誠司でございます。会計制度担当部長の野口毅水でございます。当委員会との連絡等に当たらせていただきます総務課長でオリンピック・パラリンピック調整担当課長を兼務いたします木島暢夫でございます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
〔理事者挨拶〕
○桜井委員長 挨拶並びに紹介は終わりました。
○桜井委員長 これより決算の審査を行います。
平成二十七年度東京都一般会計決算中、会計管理局所管分を議題といたします。
本件について理事者の説明を求めます。
○浅川会計管理局長 会計管理局所管の平成二十七年度決算につきまして、所管事務及び決算の総括のご説明を申し上げます。
お手元に配布してございます平成二十七年度決算概要をごらんください。
表紙をおめくりいただいて、一ページをお開きください。上段の1、事業概要でございます。
会計管理局は、次の四つの事務を所管しております。
第一は、会計管理者が知事から独立した権限により行う一般会計または特別会計に属する会計事務で、現金及び有価証券並びに物品の出納及び保管、支出負担行為に関する確認、決算の調製などでございます。
第二は、知事の補助機関として行います基金の運用管理に関する事務、指定金融機関等に関する事務、用品に関する事務、官民連携ファンドに関する事務などでございます。
第三は、地方自治法上の法定受託事務として行う国の歳入、歳出に係る会計事務でございます。
第四は、準公営企業に関する会計事務でございます。
次に、一ページの下段、2、決算の総括でございます。
歳入につきましては、予算現額が二十二億八千百万円、収入済額は二十六億四百万円で、収入率は一一四・二%でございます。
歳出につきましては、予算現額が百一億一千六百万円、支出済額は七十九億三千四百万円で、執行率は七八・四%でございます。
次に、二ページをお開きください。財務諸表の総括でございます。
これにつきましては、後ほど管理部長から別の資料でご説明いたします。
以上が会計管理局の平成二十七年度決算の概要でございます。
引き続き、詳細につきまして管理部長からご説明申し上げます。
○中澤管理部長オリンピック・パラリンピック調整担当部長兼務 それでは、詳細につきまして、お手元配布の東京都一般会計決算説明書及び東京都決算参考書財務諸表によりご説明申し上げます。
まず、東京都一般会計決算説明書をごらんください。
一ページをお開きください。一ページから三ページに記載してございます決算の総括につきましては、ただいま局長からご説明申し上げましたので、省略をさせていただきます。
四ページをお開きください。歳入でございます。このうち、主な項目についてご説明申し上げます。
まず、五ページをごらんください。財産収入でございます。
これは、当局において運用しておりますアジア人材育成基金外二十七基金の預金利子などを収入したもので、市場金利の低下に伴い運用収入が減少したことにより、収入済額は十六億九千六百万余円、収入率は八四・〇%でございます。
六ページをお開きください。諸収入でございます。
当局が保管しております歳計現金等からの都預金利子や官民連携ファンドに係る分配金等を雑入として収入したもので、収入済額は九億七百万余円、収入率は三四七・三%でございます。
次に、八ページをお開きください。歳出でございます。
まず、総務費でございますが、全体で支出済額は七十九億三千二百万余円、執行率は七八・八%でございます。
管理費につきましては、これは職員費、管理事務費のほか、用品及び財務会計システムに係る費用などでございます。支出済額は五十八億三千九百万余円、執行率は七七・七%でございます。
一〇ページをお開きください。公金取扱費でございます。
これは、都の公金を収納し、または支払いをした際にかかる手数料で、支出済額は三億九千七百万余円、執行率は七五・〇%でございます。
次に、一一ページの積立金でございますが、これは、基金の運用利子などをそれぞれの基金に積み立てるために支出したもので、先ほど財産収入でも申し上げました市場金利の低下に伴う運用収入の減少により、支出済額は十六億九千五百万余円、執行率は八四・〇%でございます。
次に、一二ページをお開きください。公債費でございます。
これは、支払い資金に一時的な不足が生じた場合の借り入れに伴って支払う利子で、支出済額は二十七万余円でございます。
最後に、一三ページの諸支出金でございます。
これは、平成二十一年度をもって廃止されました収入証紙が都に返還されたときに支払う還付金で、支出済額は百万余円となっております。
続きまして、お手元の資料のうち、東京都決算参考書財務諸表についてご説明申し上げます。
二ページをお開きください。貸借対照表、行政コスト計算書、キャッシュ・フロー計算書の概要をお示ししてございます。
初めに、1、貸借対照表でございます。
資産の部の合計は七十四億三千七百万余円で、その主なものは、投資その他の資産に計上されている官民連携ファンド出資金及び用品調達基金でございます。
負債の部の合計は八億五千三百万余円で、その主なものは、固定負債に計上されている退職給与引当金でございます。
資産から負債を引いた正味財産の部の合計は、六十五億八千四百万余円でございます。
次に、2、行政コスト計算書でございます。
収入といたしましては、行政収入が準公営企業会計から受ける公金取扱負担金収入等で七百万余円、金融収入が用品調達基金の利子収入で百万余円でございます。
一方、費用でございますが、行政費用が物件費、給与関係費等で二十一億六千四百万余円、金融費用が一時借入金等利子で二十七万余円でございます。
当期収支差額は、マイナス二十一億五千六百万余円となってございます。
最後に、3、キャッシュ・フロー計算書でございます。
まず、行政サービス活動収入は二十一億余円で、これは歳計現金等と基金の運用による利子収入などでございます。次に、行政サービス活動支出は二十一億二千四百万余円で、これは物件費、給与関係費等でございます。
続いて、社会資本整備等投資活動収入は五億四百万余円で、これは官民連携ファンド出資金に係る払い戻し相当額でございます。
次に、社会資本整備等投資活動支出は五十八億九百万余円で、これは基金への積立金のほか、官民連携ファンドへの出資金でございます。
その結果、収支差額合計はマイナス五十三億二千九百万余円でございます。
なお、三ページ以降に財務諸表の詳細をお示ししてございます。後ほどごらんいただきたいと存じます。
以上で当局の平成二十七年度一般会計決算の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○桜井委員長 説明は終わりました。
この際、資料要求のある方は発言を願います。
○上田委員 日程も迫っているところ恐縮ですが、五点ほどお願いします。
予算の審議等における懸案事項の措置状況調の指摘事項の予算執行への反映状況。
前年度決算審査での意見開陳、審査報告等の指摘事項への対応状況。
平成十四年度から二十八年度までの公金管理実績、全体、歳計現金等、基金、準公営企業会計資金の平均残高、利回り、運用収入の推移。折れ線グラフでお願いします。
また、官民連携インフラファンド、官民連携再生可能エネルギーファンド、官民連携福祉貢献インフラファンドの都からの出資額と、運用開始時から現時点までの回収実績の金額。
予算成立から出納閉鎖、決算の調製に至る金銭出納の実務的な起案の流れ、各局との手続がわかるもの。
以上五点、よろしくお願いいたします。
○桜井委員長 ほかによろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○桜井委員長 ただいま上田委員の方から資料要求がありましたが、これを分科会の資料要求とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○桜井委員長 異議なしと認めます。理事者におかれましては、要求された委員と調整の上、ご提出願います。
以上で会計管理局関係を終わります。
○桜井委員長 これより主税局関係に入ります。
初めに、主税局長から挨拶並びに幹部職員の紹介があります。
○目黒主税局長 主税局長の目黒克昭でございます。
桜井委員長を初め委員の皆様には、主税局所管の事務事業につきまして、日ごろから格別のご理解、ご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
今後とも、ご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
それでは、主税局の幹部職員をご紹介いたします。
総務部長でオリンピック・パラリンピック調整担当部長を兼務いたします加藤隆でございます。税制部長の小山明子でございます。税制調査担当部長の川上秀一でございます。調整担当部長の笹本勉でございます。課税部長の副島建でございます。資産税部長の大久保哲也でございます。徴収部長の安藤敏朗でございます。特別滞納整理担当部長の譲原秀晃でございます。最後に、当分科会との連絡等に当たらせていただきます総務課長の入佐勇人でございます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
〔理事者挨拶〕
○桜井委員長 挨拶並びに紹介は終わりました。
○桜井委員長 これより決算の審査を行います。
平成二十七年度東京都一般会計決算中、主税局所管分及び平成二十七年度東京都地方消費税清算会計決算を一括して議題といたします。
本件について理事者の説明を求めます。
○目黒主税局長 主税局関係の平成二十七年度決算の説明に当たり、まず、私からその概要を申し上げます。
恐れ入りますが、お手元の平成二十七年度決算概要の一ページをお開きいただきたいと存じます。この表は、一般会計の決算の総括をお示ししたものでございます。
まず、歳入でございますが、総額は上段の表の一行目にありますとおり、予算現額五兆四千八百九十億三百万円に対し、収入済額は五兆四千六百二十億四千二百万円で、収入率は九九・五%となっております。
そのうち都税は、表の二行目にありますとおり、予算現額五兆二千五十七億五千二百万円に対し、収入済額は五兆一千八百三十五億六千九百万円で、収入率は九九・六%となっております。
次に、歳出でございますが、総額は下段の表の一行目にありますとおり、予算現額一千二百二十七億三千五百万円に対し、支出済額は一千百二十五億一千四百万円で、執行率は九一・七%となっております。
続きまして、二ページをお開きいただき、地方消費税清算会計の決算の総括をごらんいただきたいと存じます。
地方消費税清算会計は、地方消費税について都道府県間で清算等を行う必要があることから、その収支を明確にするために設置しているものでございます。
まず、歳入でございますが、国及び他の道府県から払い込まれた額は、上段の表の一行目にありますとおり、予算現額二兆二千百十一億九千万円に対し、収入済額は二兆一千二百二十六億九千五百万円で、収入率は九六・〇%となっております。
一方、歳出は、中段の表にありますとおり、予算現額二兆六百六十九億九千万円に対し、支出済額は二兆九十一億九千百万円で、執行率は九七・二%となっております。
このうち一般会計への繰出金は、下段の表、地方消費税清算費、支出済額の内訳の最後にありますとおり、七千四億二千四百万円となっております。
続きまして、三ページをお開きいただきたいと存じます。財務諸表の総括でございます。
まず、貸借対照表でございますが、上段の左の表に主税局合計をお示ししており、資産二千百二十九億四千七百万円、負債二百四十七億四千八百万円、正味財産一千八百八十一億九千九百万円となっております。
次に、行政コスト計算書でございますが、上段の右の表に主税局合計をお示ししており、収入六兆七千三百九十二億七千八百万円、費用一兆四千二百九十九億三千六百万円、差し引き五兆三千九十三億四千二百万円となっております。
次に、四ページをお開きいただきたいと存じます。参考資料1は、都税収入の推移を時系列でお示ししたものでございます。
平成二十七年度については、緩やかな景気回復基調が続いたことに加え、地方消費税率引き上げの影響等により、都税収入は四年連続で増収となり、都税総額は約五兆一千八百億円で、前年度決算に対して約四千四百億円の増となっております。
次の五ページの参考資料2は、都税徴収率等の推移を時系列でお示ししたものでございます。
都税徴収率は、前年度を〇・四ポイント上回る九八・五%となり、過去最高を更新いたしました。
以上、簡単ではございますが、平成二十七年度決算概要の説明を終わらせていただきます。
なお、詳細につきましては総務部長からご説明申し上げます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○加藤総務部長オリンピック・パラリンピック調整担当部長兼務 引き続きまして、私から、お手元の平成二十七年度東京都一般会計歳入歳出決算説明書、平成二十七年度東京都地方消費税清算会計歳入歳出決算説明書及び平成二十七年度東京都決算参考書財務諸表により、事項を追ってご説明申し上げます。
初めに、一般会計についてご説明申し上げます。
恐れ入りますが、一般会計歳入歳出決算説明書の五ページをお開きいただきたいと存じます。第1表は、都税の歳入予算と決算とを税目別に比較したものでございます。
まず、表の一行目の個人都民税につきましては、収入済額は八千八百十九億四千万余円、予算現額に対して九十億八千七百万余円の減となっております。
次に、その一行下の法人都民税と、さらに四行下の法人事業税でございますが、法人都民税は八千七百七億五千九百万余円、予算現額に対して二百六十八億九千六百万余円の減、法人事業税は八千九百二十七億七千百万余円、予算現額に対して百三十八億三千五百万余円の増となっております。
その二行下の繰入地方消費税につきましては七千四億二千三百万余円、予算現額に対して十八億一千五百万余円の減となっております。
表の中ほどの固定資産税につきましては一兆一千六百七十二億七千二百万余円、予算現額に対して四億一千七百万余円の増となっております。
都税合計では、下から三行目にありますとおり、収入済額は五兆一千八百三十五億六千八百万余円で、予算現額に対して二百二十一億八千三百万余円の減、収入率は九九・六%となっております。
次に、地方譲与税について申し上げます。
恐れ入りますが、二九ページをお開きいただき、上段の第5表をごらんいただきたいと存じます。
地方譲与税の収入済額は、一行目にありますとおり、二千七百十九億八千百万余円となっております。
次に、同じページ下段の第6表の助成交付金でございますが、収入済額は二千九百万余円となっております。
次に、三〇ページをお開きいただき、第7表をごらんいただきたいと存じます。
税外収入の合計額は、表の一行目にありますとおり、収入済額は六十四億六千二百万余円となっております。
以上で歳入の説明を終わらせていただきます。
次に、歳出についてご説明申し上げます。
恐れ入りますが、三七ページをお開きいただき、第8表をごらんいただきたいと存じます。
まず、表の一行目の徴税費でございますが、支出済額は六百三十七億五千八百万余円で、執行率は九五・六%となっております。
その内訳を申し上げますと、表の二行目の徴税管理費でございますが、支出済額は百四十四億七千八百万余円となっております。この経費は、一般管理事務に係る人件費及び事務経費等に支出したものでございます。
次に、三九ページをお開きいただきたいと存じます。表の一行目の課税費でございますが、支出済額は百四十四億三千万余円となっております。
この経費は、都税の課税事務に係る人件費及び事務経費並びに固定資産評価に係る事務経費等に支出したものでございます。
次に、四〇ページをお開きいただきたいと存じます。表の中段の徴収費でございますが、支出済額は三百二十二億四千五百万余円となっております。
この経費は、都税の徴収事務に係る人件費及び事務経費等に支出したものでございます。
次に、四二ページをお開きいただきたいと存じます。表の一行目の施設整備費でございますが、支出済額は二十六億四百万余円となっております。
これは、都税事務所庁舎の改築及び改修等の経費として支出したものでございます。
次に、四三ページをごらんいただきたいと存じます。
表の一行目の諸支出金でございますが、支出済額は四百八十七億五千五百万余円となっております。この経費は、過誤納還付金など法律で支出を義務づけられた経費でございます。
続きまして、地方消費税清算会計についてご説明申し上げます。
恐れ入りますが、地方消費税清算会計歳入歳出決算説明書の五ページをお開きいただき、第1表をごらんいただきたいと存じます。
まず、一行目の地方消費税についてでございますが、これは国から払い込まれた清算前の地方消費税で、収入済額は一兆四千九百四十億七千三百万余円となっております。
次に、六ページをお開きいただきたいと存じます。一行目の諸収入でございますが、これは、他の道府県から払い込まれた地方消費税清算金等でございまして、収入済額が四千八百九十四億五千八百万余円となっております。
以上が歳入でございます。
次に、歳出についてご説明申し上げます。
恐れ入りますが、一一ページ、第2表をごらんいただきたいと存じます。
地方消費税清算費の支出済額は、表の一行目、中ほどにありますとおり、二兆九十一億九千万余円でございます。
その内訳を申し上げますと、表の三行目の地方消費税徴収取扱費として四十五億二千六百万余円を支出しております。これは、地方消費税の賦課徴収に要した経費として国に支払ったものでございます。
次に、地方消費税清算金でございますが、支出済額は一兆三千四十二億四千万余円となっております。この経費は、他の道府県に清算支出したものでございます。
恐れ入りますが、一二ページをお開きいただきたいと存じます。
一般会計繰出金でございますが、支出済額は七千四億二千三百万余円となっております。この経費は、東京都分として確定した金額を一般会計へ繰り出したものでございます。
続きまして、決算参考書財務諸表についてご説明申し上げます。
恐れ入りますが、決算参考書財務諸表の六ページをお開きいただき、主税局財務諸表の概要をごらんいただきたいと存じます。
まず、1、貸借対照表でございますが、表の中ほどの資産の部合計は二千百二十九億四千六百万余円、四百四億七千五百万余円の減となっております。
表の下から二行目の負債の部の合計は二百四十七億四千七百万余円、二十億一千七百万余円の減となっております。
表の一番下の行の正味財産の部の合計では千八百八十一億九千九百万余円、三百八十四億五千七百万余円の減となっております。
次に、2の行政コスト計算書でございますが、表の一番上の行の行政収入は六兆七千三百八十八億四千百万余円、その下の行の行政費用は一兆四千二百九十八億一千六百万余円となっております。
表の中ほどの当期収支差額は五兆三千九十三億四千百万余円、三千二百二十二億八千百万余円の増となっております。
次に、3、キャッシュ・フロー計算書でございますが、表の上から三行目の行政サービス活動収支差額は五兆三千二百五十億三千五百万余円となっております。
表の中ほどの収支差額合計は五兆三千二百三十八億六千九百万余円、三千三百四億八千九百万余円の増となっております。
最後に、事業別情報についてご説明申し上げます。
恐れ入りますが、三九ページをお開きいただきたいと存じます。
都税の賦課徴収に関する事業につきまして、財務諸表から得られる平成二十七年度の都税収入一件当たりの行政コストは、下段の表にありますとおり、千七百十六円となりました。平成二十六年度との比較では百二十三円の減となっております。
以上をもちまして主税局が所管しております平成二十七年度歳入歳出決算の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○桜井委員長 説明は終わりました。
この際、資料要求のある方は発言を願います。
○松村委員 七点ほどあります。お願いいたします。
一つが、法人事業税の税率の、この間の推移。
それから、法人都民税の税率の、同じくこの間の推移。
それから三点目が、法人二税の超過課税収入額、十年間でお願いいたします。
それから、上場株式等の配当及び譲渡益に対する軽減税率適用による個人都民税の影響額、これも十年間でお願いいたします。
それから、都税一般分の滞納整理における直近五年間の差し押さえ件数及び換価等による本税充当額を、これも五年間でお願いいたします。
それから、最後の二点が、都が回収率アップのための研修を行う際のテキスト。
それからもう一つは、都が開発した徴収サミットオンラインのわかる資料と、このオンラインに参加している都内の区市町村名をお願いいたします。
以上七点です。
○上田委員 私も七点。
予算の審議等における懸案事項の措置状況調の指摘事項の予算執行への反映状況。
前年度決算審査での意見開陳、審査報告等の指摘事項への対応状況。
都内の生産緑地から歳入される固定資産税額と都市計画税額。区市町村別、総額、過去五年分。
都内の生産緑地の件数、面積、区市町村別、過去五年分。
税目別に徴税コストが経年的にわかるもの。
税目別滞納、欠損、放棄の状況、過去五年。
固定資産台帳の整備完了までの進捗率、整備の完了見通し。
以上であります。
○桜井委員長 ほかによろしいですか。--ただいま松村委員並びに上田委員から資料要求がありましたが、これを分科会の資料要求とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○桜井委員長 異議なしと認めます。理事者におかれましては、要求された委員と調整の上、ご提出願います。
以上で主税局関係を終わります。
○桜井委員長 これより選挙管理委員会事務局関係に入ります。
初めに、選挙管理委員会事務局長から挨拶並びに幹部職員の紹介があります。
○福田選挙管理委員会事務局長 選挙管理委員会事務局長の福田良行でございます。
桜井委員長を初め委員の皆様方のご指導、ご鞭撻を賜りながら、選挙管理委員会の事務の公平、公正な執行に全力を尽くしてまいります。よろしくお願い申し上げます。
続きまして、当分科会との連絡等に当たります幹部職員を紹介させていただきます。
担当部長で総務課長事務取扱の都築裕樹でございます。
どうぞよろしくお願いいたします。
〔理事者挨拶〕
○桜井委員長 挨拶並びに紹介は終わりました。
○桜井委員長 これより決算の審査を行います。
平成二十七年度東京都一般会計決算中、選挙管理委員会事務局所管分を議題といたします。
本件について理事者の説明を求めます。
○福田選挙管理委員会事務局長 選挙管理委員会事務局所管の平成二十七年度決算をご審議いただくに当たりまして、当局の事業及び決算の概要をご説明申し上げます。
お手元にお配りしてございます平成二十七年度決算概要の表紙をおめくりください。
初めに、1の事業概要でございます。当局が所管しております主な事務は三点ございまして、まず第一が、公職選挙法等に基づく事務でございます。都議会議員選挙を初めとする各種選挙の管理執行や選挙の啓発でございます。
第二に、政治資金規正法に基づく事務でございます。政治団体の設立届等の受理及び公表や、政治資金収支報告書の受理及び要旨の公表でございます。
第三に、区市町村選挙管理委員会等に対する選挙についての助言や支援等でございます。
次に、2の決算の総括でございます。
歳入につきましては、予算現額一千五百八十一万円に対し、収入済額は五千二百六十三万余円で、収入率は三三二・九%でございます。
歳出につきましては、予算現額四億一千六百十六万余円に対し、支出済額は三億七千百三十七万余円で、執行率は八九・二%でございます。
次に、3の財務諸表の総括につきましては、後ほど決算参考書によりご説明申し上げます。
以上が平成二十七年度の決算の概要でございます。
続きまして、決算の詳細についてご説明申し上げます。
お手元のA4横の資料、平成二十七年度東京都一般会計決算説明書の表紙から三枚おめくりいただきまして、一ページをごらんください。決算の総括でございます。
当局の歳入歳出決算額の総計を記載しております。
その裏の二ページをお開き願います。歳入及び歳出の内訳について科目別の総額を記載しております。
それでは、歳入から、科目ごとにご説明申し上げます。
三ページをお開き願います。使用料及び手数料でございます。
収入済額は八十三万余円で、これは、東京都情報公開条例などに基づく情報公開手数料でございます。
四ページをお開き願います。国庫支出金でございます。
収入済額は七百七十六万余円でございます。これは、政党助成事務、在外選挙人名簿登録事務の執行に対する国からの委託金でございます。
五ページをごらんください。諸収入でございます。
収入済額は四千四百二万余円でございます。
六ページをお開き願います。諸収入の主なものは、平成二十六年二月九日執行の東京都知事選挙における供託物の没収による収入などでございます。
続きまして、歳出についてご説明申し上げます。
一枚おめくりいただいて、七ページをお開き願います。まず、総務費でございますが、予算現額四億一千六百万円に対し、支出済額は三億七千百二十一万余円、執行率は八九・二%でございます。
以下、支出内訳についてご説明申し上げます。
まず、委員会費でございます。
支出済額二千百八十七万余円、執行率九八・二%でございます。これは、選挙管理委員に対する報酬や委員会の運営に要した経費でございます。
八ページをお開き願います。管理費でございます。
支出済額三億四千九百三十三万余円、執行率八八・七%でございます。これは、職員費や選挙に関する相談、助言、政党・政治団体事務等の経常的な事務などに要した経費でございます。
九ページをごらんください。諸支出金でございますが、予算現額十六万余円に対し、支出済額は十六万余円、執行率は九九・七%でございます。これは、平成二十六年十二月十四日に執行いたしました衆議院議員選挙に要する経費の不用額を国庫に返納したものでございます。
続きまして、財務諸表についてご説明申し上げます。
お手元の平成二十七年度東京都決算参考書財務諸表の三ページをお開き願います。財務諸表の総括でございます。
貸借対照表、行政コスト計算書、キャッシュ・フロー計算書、正味財産変動計算書について、概要を取りまとめております。詳細につきましては、次のページに記載しておりますので、恐れ入りますが、四ページをお開きいただきたいと存じます。当局の財務諸表について記載しております。
平成二十七年度の列をごらんいただきたいと存じます。
まず、1の貸借対照表でございます。これは、当局の平成二十七年度末における資産、負債及び正味財産を示したものでございます。当局には資産がないため、資産には金額の計上がございません。
また、負債は、退職給与引当金等、合計一億八千二百三十五万余円で、正味財産はマイナス一億八千二百三十五万余円でございます。
次に、2の行政コスト計算書でございます。これは、当局の一年間の収入と費用を示したものでございます。収入は、行政収入のみで、国庫支出金などにより五千二百六十三万余円、行政費用は三億九千五百五十七万余円、差し引きはマイナス三億四千二百九十四万余円でございます。
最後に、3のキャッシュ・フロー計算書でございますが、これは、当局の一年間の現金収支の状況を示したものでございます。収入は、行政サービス活動収入のみで五千二百六十三万余円、支出は、行政サービス活動支出のみで三億七千百三十七万余円、差し引きはマイナス三億一千八百七十四万余円でございます。
七ページ以降に各財務諸表を記載しておりますので、後ほどごらんいただければと存じます。
以上で平成二十七年度決算についての説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○桜井委員長 説明は終わりました。
この際、資料要求のある方は発言を願います。
○上田委員 八点お願いします。
予算の審議等における懸案事項の措置状況調の指摘事項の予算執行への反映状況。
前年度決算審査での意見開陳、審査報告等の指摘事項への対応状況。
各選挙の執行経費及び予算執行率。
十八歳選挙権に向けた準備と啓発の状況。
十八歳選挙権に向けた各学校との連携状況。
都議選の逆転区の状況と一票の格差がそれぞれわかるもの。
選挙区定数決定に当たっての留意しなければならない基本原則。
歴代選挙管理委員のうち、都及び都以外の公務員の経験者の内訳と前職並びに就任時役職名。
以上八点、お願いいたします。
○桜井委員長 ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○桜井委員長 ただいま上田委員から資料要求がありましたが、これを分科会の資料要求とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○桜井委員長 異議なしと認めます。理事者におかれましては、要求された委員と調整の上、ご提出願います。
以上で選挙管理委員会事務局関係を終わります。
○桜井委員長 これより人事委員会事務局関係に入ります。
初めに、人事委員会事務局長から挨拶並びに幹部職員の紹介があります。
○松山人事委員会事務局長 人事委員会事務局長の松山英幸でございます。
桜井委員長を初め委員の皆様方のご指導を賜りながら、当局の事務事業を適切に執行してまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
それでは、当局の幹部職員を紹介させていただきます。
任用公平部長の矢岡俊樹でございます。試験部長の森山寛司でございます。審査担当部長の小澤達郎でございます。当分科会との連絡等に当たらせていただきます総務課長の秋谷香でございます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
〔理事者挨拶〕
○桜井委員長 挨拶並びに紹介は終わりました。
○桜井委員長 これより決算の審査を行います。
平成二十七年度東京都一般会計決算中、人事委員会事務局所管分を議題といたします。
本件について理事者の説明を求めます。
○松山人事委員会事務局長 それでは、人事委員会事務局所管事業に係る平成二十七年度決算の審議をお願いするに当たりまして、当局の決算の概要につきましてご説明申し上げます。
お手元の平成二十七年度決算概要の一ページをお開き願います。
当事務局が所管する事業といたしましては、1、事業概要に記載のとおり、大きく五つございます。
第一は、三人の委員で構成される人事委員会の運営等でございます。
第二は、労働基準監督機関としての事務でございまして、都立高校や都税事務所などのいわゆる非現業の事業場の勤務条件や職場環境などを調査監督するものでございます。
第三は、いわゆる人事委員会勧告でございまして、都の人事制度や職員の給与、勤務時間といった勤務条件の調査研究を行い、給与に関する勧告等を行うものでございます。
第四は、公平審査機能といわれるものでございまして、一つは、職員の勤務条件に関する措置要求を審査し、判定すること、もう一つは、不利益処分に関する職員からの審査請求を審査し、裁決することでございます。
第五は、毎年、春から秋にかけて実施しております職員の採用試験や管理職選考などの実施でございます。
これらの事務事業の実施に伴う平成二十七年度決算を総括いたしますと、2、決算の総括に記載してございますとおり、歳入につきましては、予算現額二万九千円に対しまして、収入済額一万一千円でございまして、収入率は三七・九%でございます。
歳出につきましては、予算現額九億二千三百万円に対しまして、支出済額八億二千五百八十万余円でございまして、不用額は九千七百十九万余円、執行率は八九・五%でございます。
二ページには、貸借対照表及び行政コスト計算書の総括を記載しております。
以上が人事委員会事務局の平成二十七年度決算の概要でございます。
詳細につきましては任用公平部長からご説明申し上げます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○矢岡任用公平部長 引き続きまして、お手元にお配りしてございます平成二十七年度東京都一般会計決算説明書により、決算の詳細につきましてご説明申し上げます。
決算の総括につきましては、ただいま局長よりご説明申し上げたとおりでございますので省略させていただき、個別の内容についてご説明申し上げます。
恐れ入りますが、三ページをお開きいただきたいと存じます。初めに、歳入でございます。
まず、使用料及び手数料でございますが、これは、情報公開条例等に基づく開示手数料に係る手数料収入でございまして、七千余円を収入しております。
続きまして、四ページをお開き願います。諸収入でございますが、これは公務災害負担金の過納額還付に係る収入でございまして、二千余円を収入しております。
次に、歳出でございます。五ページをごらんください。
当局の歳出の支出済額合計は、表の科目欄にお示ししております総務費で、支出済額八億二千五百八十万余円、執行率八九・五%でございます。
内訳でございますが、まず委員会費は、支出済額千六百六十八万余円、執行率九八・一%でございます。これは、執行概要説明の欄にお示ししておりますように、人事委員会の委員に対する報酬及び委員会事務に要した経費でございます。
六ページをお開き願います。管理費でございます。
支出済額八億九百十二万余円、執行率八九・三%でございます。これは、執行概要説明の欄にお示ししておりますように、職員費等管理事務、任用及び給与制度の調査研究等並びに各種試験の実施に要した経費でございます。
これらの支出の内訳でございますが、まず、(1)、管理事務は、職員の給料、諸手当等に係る職員費など事務局の管理事務に要した経費で、支出済額五億九千三十六万余円、執行率九一・八%でございます。
(2)、労働基準監督機関としての事務は、非現業職員に関する労働基準監督機関としての事務に要した経費で、支出済額七十九万余円、執行率六六・三%でございます。
(3)、任用及び給与制度の調査研究等に関する事務は、給与勧告等の基礎資料となる職員及び民間従業員の給与に係る調査等に要した経費で、支出済額二千六百五十五万余円、執行率九〇・六%でございます。
(4)、公平審査等に関する事務は、職員の勤務条件に関する措置要求の審査や不利益処分についての審査請求の審査に要した経費で、支出済額四百五十一万余円、執行率七三・四%でございます。
七ページの(5)、職員の採用試験等の実施に関する事務は、職員の採用試験及び昇任選考に係る試験問題等の印刷経費、試験会場の借り上げ等に要した経費で、支出済額一億八千六百八十九万余円、執行率八二・七%でございます。
最後に、不用額説明でございますが、試験実施の実績による残など、計九千六百八十七万余円を不用額として計上いたしております。
引き続き、お手元の平成二十七年度東京都決算参考書財務諸表に従いまして、財務諸表の概要についてご説明申し上げます。
三ページをお開きいただきますと、財務諸表の総括となっておりますが、その詳細な内容につきましては次ページに記載しておりますので、恐れ入りますが、四ページをお開き願います。まず、1、貸借対照表でございます。
資産の部につきましては、当局は資産を保有しておりませんので、計上はございません。
負債の部でございますが、合計欄にございますように四億四千二百三十七万余円で、前年度比五千四百九十三万余円の減となっております。これは、退職給与引当金及び賞与引当金の計上によるものでございます。
したがいまして、正味財産の部合計でございますが、マイナス四億四千二百三十七万余円で、前年度比五千四百九十三万余円の増となっております。
次に、2、行政コスト計算書でございます。
行政収入が一万余円、対します行政費用が八億二千五百六十六万余円でございます。また、特別収入として、退職給与引当金の戻入益が五千四百七十九万余円ございました。これらを合わせた当期収支差額は、マイナス七億七千八十五万余円でございまして、前年度比六千七百四十一万余円の増でございます。
次に、3、キャッシュ・フロー計算書でございます。
行政サービス活動収支差額は、マイナス八億二千五百七十九万余円でございます。収支差額合計は、同じくマイナス八億二千五百七十九万余円でございまして、前年度比二百二十万余円の減でございます。
以上をもちまして平成二十七年度決算の詳細についての説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○桜井委員長 説明は終わりました。
この際、資料要求のある方は発言を願います。
○上田委員 八点あります。
予算の審議等における懸案事項の措置状況調の指摘事項の予算執行への反映状況。
前年度決算審査での意見開陳、審査報告等の指摘事項への対応状況。
職種別の応募倍率、受験率、合格率、過去五年分。
障害者採用の応募状況、障害種別、合格率、過去五年分。
障害者採用における合理的配慮の具体的取り組み状況。
次に、よりよい人材確保の確認のためなんですが、リクルートの取り組み状況とその成果がわかるもの、過去十年分。
これもやはりよりよい人材確保のための各種ハラスメント等の苦情相談の具体的内容と対応状況及びその結果、男女別、過去五年分。
最後に、歴代人事委員のうち、都及び都以外の公務員の経験者の内訳と前職並びに就任時の役職名。
以上でお願いいたします。
○桜井委員長 ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○桜井委員長 ただいま上田委員から資料要求がありましたが、これを分科会の資料要求とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○桜井委員長 異議なしと認めます。理事者におかれましては、要求された委員と調整の上、ご提出願います。
以上で人事委員会事務局関係を終わります。
○桜井委員長 これより監査事務局関係に入ります。
初めに、監査事務局長から挨拶並びに幹部職員の紹介があります。
○猪熊監査事務局長 監査事務局長の猪熊純子でございます。
桜井委員長を初め委員の皆様方のご指導を賜り、監査事務の適切な執行に努めてまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
それでは、当局の幹部職員をご紹介させていただきます。
監査担当部長の池田美英でございます。当分科会との連絡に当たらせていただきます総務課長の小高都子でございます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
〔理事者挨拶〕
○桜井委員長 挨拶並びに紹介は終わりました。
○桜井委員長 これより決算の審査を行います。
平成二十七年度東京都一般会計決算中、監査事務局所管分を議題といたします。
本件について理事者の説明を求めます。
○猪熊監査事務局長 平成二十七年度の当局の決算についてご説明申し上げます。
まず初めに、概要についてご説明申し上げます。
お手元の平成二十七年度決算概要の一ページをお開きいただきたいと存じます。1の事業概要でございますが、監査委員は、地方自治法に基づき設けられている独任制の執行機関でございます。
平成二十七年に実施いたしました監査の内容ですが、定例監査は、全庁を対象に実施する最も基本的な監査でございます。本庁と事業所を合わせ四百三十八カ所で実施いたしました。
そのほか、工事監査、財政援助団体等監査、行政監査、決算審査等を実施いたしました。
この結果、表の右下にございますように、是正改善を行うよう二百四十一件の指摘を行いました。また、改善を検討するよう十八件の意見、要望を付しました。
なお、これらの監査結果などの内容につきましては、定例会においてご報告申し上げております。
次に、2の決算の総括でございます。
歳入につきましては、収入はございませんでした。
歳出につきましては、支出済額九億一千五百七十六万余円、執行率が九六・一%となっております。
3の財務諸表の総括でございますが、後ほど決算参考書によりご説明申し上げます。
続きまして、お手元の平成二十七年度東京都一般会計決算説明書に基づきまして、決算の内容をご説明申し上げます。
一ページをお開き願います。決算の総括でございます。
先ほど申し上げましたとおり、収入はゼロ円、支出済額九億一千五百七十六万余円でございます。
次に、歳入でございます。
三ページに使用料及び手数料として情報公開の開示手数料を、四ページに諸収入として雇用保険料の納付金を予算計上しておりましたが、それぞれ実績がなかったため、収入はございませんでした。
次に、歳出でございます。
五ページをお開きください。監査委員費でございますが、予算現額九億五千三百万円に対しまして、支出済額は九億一千五百七十六万余円でございます。主な支出内訳は、監査委員の報酬及び事務局職員の給与関係費でございます。
続きまして、財務諸表についてご説明申し上げます。
お手元の平成二十七年度東京都決算参考書財務諸表の一ページをごらんいただきたいと存じます。1の財務諸表の総括でございます。
まず、1の貸借対照表でございますが、資産につきましては、当局は資産を保有しておりませんので、計上はございません。
負債は六億四千二百二十万余円でございます。これは、退職給与引当金の五億七千九百五十万余円及び賞与引当金の六千二百六十九万余円を計上したものでございます。
資産から負債を差し引いた正味財産は、マイナス六億四千二百二十万余円となっております。
次に、2の行政コスト計算書でございますが、収入はゼロ円、費用は九億三千六百三十七万余円でございます。差し引きはマイナス九億三千六百三十七万余円となっております。
次に、3のキャッシュ・フロー計算書でございますが、収入はゼロ円、支出は九億一千五百七十六万余円でございます。差し引きはマイナス九億一千五百七十六万余円となっております。
二ページに財務諸表の概要として二十六年度との増減、三ページ以降に各財務諸表を記載しておりますので、後ほどごらんいただければと存じます。
以上で平成二十七年度決算についての説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○桜井委員長 説明は終わりました。
この際、資料要求のある方は発言を願います。
○上田委員 四点になります。
予算の審議等における懸案事項の措置状況調の指摘事項の予算執行への反映状況。
前年度決算審査での意見開陳、審査報告等の指摘事項への対応状況。
事務局職員の有資格者数と任用形態についての実数。
二〇〇一年以降の中央卸売市場への実地検査の実績。
以上です。
○桜井委員長 ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○桜井委員長 ただいま上田委員から資料要求がありましたが、これを分科会の資料要求とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○桜井委員長 異議なしと認めます。理事者におかれましては、要求された委員と調整の上、ご提出願います。
以上で監査事務局関係を終わります。
○桜井委員長 これより議会局関係に入ります。
初めに、議会局長から挨拶並びに幹部職員の紹介があります。
○和賀井議会局長 議会局長の和賀井克夫でございます。
桜井委員長を初め委員の皆様方には、日ごろからご指導、ご鞭撻を賜り、まことにありがとうございます。
私どもは、二元代表制のもと、都議会がその権能を最大限に発揮できるよう、事務局として最大限努力してまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
それでは、議会局の幹部職員を紹介させていただきます。
管理部長の新美大作でございます。連絡調整担当部長の宮澤浩司でございます。議事部長の松丸俊之でございます。調査部長の山内和久でございます。最後に、本委員会との連絡調整に当たります経理課長の谷口満でございます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
〔理事者挨拶〕
○桜井委員長 挨拶並びに紹介は終わりました。
○桜井委員長 これより決算の審査を行います。
平成二十七年度東京都一般会計決算中、議会局所管分を議題といたします。
本件について理事者の説明を求めます。
○和賀井議会局長 平成二十七年度における議会局所管の決算の概要についてご説明申し上げます。
お手元の平成二十七年度一般会計決算概要の一ページをお開き願います。1、議会活動でございます。
(1)の議会の開会状況等でございますが、本会議の開会日数は、四回の定例会を通算いたしまして十八日でございました。また、委員会につきましては、常任委員会、特別委員会及び議会運営委員会を合わせまして二百二十回開催されました。
この間に審議された議案件数は、予算、条例、契約及び意見書など三百四十四件でございました。また、請願陳情の付託件数は百七十八件となっております。
(2)のその他の議会活動といたしましては、友好都市交流事業として、東京都議会議長の招聘により、ソウル特別市議会友好代表団が一月に都議会を訪問いたしました。
次に、2、決算総括でございます。
(1)の歳入についてでございますが、予算現額百二十四万余円に対し、収入済額は七百七十六万余円でございました。
(2)の歳出につきましては、予算現額六十一億六千九百万円に対し、支出済額は五十六億三千三百三十三万余円で、執行率は九一・三%でございます。
二ページは、財務諸表の総括となっております。
この財務諸表を含めまして、決算の詳細につきましては、引き続き管理部長からご説明申し上げます。どうぞよろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○新美管理部長 それでは、お手元の平成二十七年度東京都一般会計決算説明書によりまして、議会局所管の決算についてご説明申し上げます。
一ページ及び二ページの決算の総括につきましては、ただいま局長からご説明いたしましたとおりでございます。
三ページをお開き願います。まず、歳入でございます。
分担金及び負担金でございますが、予算現額ゼロ円に対し、収入済額は五百九十七万余円となっております。
これは、被災地派遣に係る職員費を収入したものでございます。
次に、四ページをお開き願います。使用料及び手数料でございますが、予算現額三十七万余円に対し、収入済額は三十六万余円となっております。
主なものは、本会議等の中継放送を行っている東京メトロポリタンテレビジョン株式会社からの土地建物使用料収入でございます。
次に、五ページをごらんください。諸収入でございますが、予算現額八十七万余円に対し、収入済額は百四十一万余円となっております。
これは、雇用保険料納付金等を収入したものでございます。
六ページから七ページにかけては歳出でございます。
歳出予算は、議会活動に係る議会運営費と、管理運営に係る事務局費の二つに区分されております。
まず、六ページの議会運営費でございますが、予算現額三十六億四千十八万余円に対し、支出済額は三十三億四千二百十五万余円で、執行率は九一・八%となっております。
支出内訳は、中ほどにお示ししてありますとおり、議員の報酬及び共済費、費用弁償、議長交際費、報償費、政務活動費等でございます。
不用額は、一番下の2にございますが、議員欠員等による執行残で、合計二億九千八百二万余円となっております。
七ページをごらんください。事務局費でございます。
予算現額二十五億二千八百八十一万余円に対し、支出済額は二十二億九千百十七万余円、執行率は九〇・六%となっております。
支出内訳は、中ほどにお示ししてありますとおり、職員費、都議会広報等でございます。
不用額は、一番下の2にございますが、落札差金や職員費等の実績による執行残で、二億三千七百六十三万余円でございます。
以上が一般会計決算説明書の説明でございます。
続きまして、財務諸表についてご説明申し上げます。
お手元にお配りしております平成二十七年度東京都決算参考書財務諸表の二ページをお開きいただきたいと存じます。財務諸表の概要でございます。
まず、1の貸借対照表についてでございます。
中ほどの資産の部合計は八十億七千六百万余円でございまして、前年度比二億六千三百四十二万余円の減となっております。
その下の負債の部合計につきましては、十億三千八百九十四万余円でございまして、前年度比九千五百九十七万余円の減となっております。
先ほどの資産の部合計からこの負債の部合計を差し引いた正味財産の部合計は、七十億三千七百六万余円であり、前年度比一億六千七百四十五万余円の減となっております。
次に、2の行政コスト計算書でございます。
行政収入は七百七十六万余円、行政費用は五十八億九千六百五十九万余円でございます。下から四段目の当期収支差額はマイナス五十七億九千三百二万余円でございまして、前年度比で二億二千七百七十六万余円の増となっております。
次に、3のキャッシュ・フロー計算書でございます。
三行目の行政サービス活動収支差額は、マイナス五十六億二千五百五十七万余円となっております。その下の収支差額合計につきましても、マイナス五十六億二千五百五十七万余円でございまして、前年度比で一千五百十万余円の増となっております。
なお、三ページ以降に財務諸表の詳細をお示ししてございます。後ほどごらんいただきたいと存じます。
以上をもちまして議会局所管の平成二十七年度歳入歳出決算についての説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○桜井委員長 説明は終わりました。
この際、資料要求のある方は発言を願います。
○上田委員 隗より始めよという都民ファーストの知事も誕生いたしましたところで、身内というところで十五点ほどお願いをしたいと思います。
予算の審議等における懸案事項の措置状況調の指摘事項の予算執行への反映状況。
前年度決算審査での意見開陳、審査報告等の指摘事項への対応状況。
都議会ホームページの月別アクセス数及び項目別アクセス数。
動画のスペックがわかるもの。
年間の都議会の紙の使用量、総量と議員一人当たり。
ロンドン市へのラグビー視察の日程、参加議員、随行職員数と職名、航空便のクラス、宿泊先等の経費の明細がわかるものと視察報告書。
公費による都議の海外視察の実施状況、会派別参加者数、参加議員、随行職員数と職名、航空便のクラス、宿泊先の経費の明細がわかるものと海外視察報告書の提出状況。
次に、調査部による調査内容と実績、会派、議員からの依頼も含みます。
また、会派控室等非常勤職員の採用状況、勤務内容と実績、会派別の内訳及び各職員の在職年数。
都議会のあり方検討会の開催状況と、各回の内容と同席職員数がわかるもの。
会派別の公用車使用状況。
公用車の使用回数が多い都議会議員を、上位三十名の氏名。
委員会視察報告書の提出状況。
視察報告書が未提出となっている件数、年度ごとに過去十年。
政務活動費から忘年会、新年会にそれぞれ支出された会派別件数と会派別合計額。
以上となります。
○桜井委員長 ほかにありませんか。よろしいですか。--ただいま上田委員から資料要求がありましたが、これを分科会の資料要求とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○桜井委員長 異議なしと認めます。理事者におかれましては、要求された委員と調整の上、ご提出願います。
以上で議会局関係を終わります。
これをもちまして本日の分科会を閉会いたします。
午後二時三十七分散会
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