平成二十六年度各会計決算特別委員会速記録第二号

平成二十七年十月九日(金曜日)
第十二委員会室
午後一時開議
出席委員 三十一名
委員長きたしろ勝彦君
副委員長谷村 孝彦君
副委員長早坂 義弘君
副委員長曽根はじめ君
理事山内  晃君
理事田中  健君
理事里吉 ゆみ君
理事高倉 良生君
理事小松 大祐君
理事和泉 武彦君
加藤 雅之君
宮瀬 英治君
中山ひろゆき君
斉藤やすひろ君
山内れい子君
まつば多美子君
大場やすのぶ君
近藤  充君
両角みのる君
あさの克彦君
徳留 道信君
野上 純子君
鈴木 章浩君
清水 孝治君
柴崎 幹男君
高木 けい君
大西さとる君
三宅 正彦君
鈴木あきまさ君
高橋かずみ君
植木こうじ君

欠席委員 なし

出席説明員
会計管理局局長塚本 直之君
管理部長片山  謙君
警察・消防出納部長植松 淳一君
資金活用担当部長久原 京子君
会計制度担当部長米今 俊信君

本日の会議に付した事件
平成二十六年度東京都各会計歳入歳出決算の認定について
平成二十六年度決算概要(説明)
・平成二十六年度東京都一般会計決算
・平成二十六年度東京都特別区財政調整会計決算
・平成二十六年度東京都地方消費税清算会計決算
・平成二十六年度東京都小笠原諸島生活再建資金会計決算
・平成二十六年度東京都母子父子福祉貸付資金会計決算
・平成二十六年度東京都心身障害者扶養年金会計決算
・平成二十六年度東京都中小企業設備導入等資金会計決算
・平成二十六年度東京都林業・木材産業改善資金助成会計決算
・平成二十六年度東京都沿岸漁業改善資金助成会計決算
・平成二十六年度東京都と場会計決算
・平成二十六年度東京都都営住宅等事業会計決算
・平成二十六年度東京都都営住宅等保証金会計決算
・平成二十六年度東京都都市開発資金会計決算
・平成二十六年度東京都用地会計決算
・平成二十六年度東京都公債費会計決算
・平成二十六年度東京都臨海都市基盤整備事業会計決算

○きたしろ委員長 ただいまから平成二十六年度各会計決算特別委員会を開会いたします。
 昨日までの定例会で、皆様ご苦労さまでした。お疲れの中、申しわけございません。よろしくお願いをいたします。
 本日から、さきにご決定いただきました実施要領及び審査日程に従いまして、平成二十六年度決算の審査を進めてまいりますので、よろしくお願いをいたします。
 なお、決算審査の参考資料として、平成二十六年度予算の審議等における懸案事項の措置状況調をお手元に配布してあります。後ほどご参照願います。
 質疑に関して、各委員の皆様にお願いをいたします。
 本委員会は決算の審査であります。質疑の際は、平成二十六年度決算の審査から逸脱しないよう、委員長として特にお願いをいたしておきます。ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
 本日は、決算審査の第一回目でございますので、平成二十六年度会計決算について、会計管理局長から説明を聴取いたします。
 なお、局別の説明聴取と資料要求は、本委員会終了後、それぞれの分科会に分かれて行いますので、ご了承願います。
 この際、理事者の皆様に申し上げます。
 過日の委員会で決定いたしました実施要領の中で、理事者にかかわるものについては、各局へも周知徹底されますよう、よろしくお願いをいたします。
 それでは、会計管理局長から挨拶並びに幹部職員の紹介があります。

○塚本会計管理局長 会計管理局長の塚本直之でございます。
 平成二十六年度における一般会計及び十五の特別会計の決算につきまして提出させていただいております。あわせて、複式簿記・発生主義会計によります財務諸表を参考資料としてお示ししております。
 委員長、副委員長を初め各委員の皆様方には、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
 なお、ただいま委員長からいただきました委員会及び分科会の運営に関しますご要望につきましては、直ちに各局に周知徹底をいたしまして、審議が円滑に行われますよう万全を尽くしてまいります。
 それでは、私ども会計管理局の幹部職員を紹介させていただきます。
 まず、管理部長の片山謙でございます。警察・消防出納部長の植松淳一でございます。資金活用担当部長の久原京子でございます。会計制度担当部長の米今俊信でございます。続きまして、本委員会と各局との連絡調整を担当いたします総務課長の井村琢でございます。会計企画課長の白濱博人でございます。
 どうぞよろしくお願い申し上げます。
   〔理事者挨拶〕

○きたしろ委員長 挨拶並びに紹介は終わりました。

○きたしろ委員長 これより決算の審査を行います。
 平成二十六年度東京都各会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
 決算の概要について理事者の説明を求めます。

○塚本会計管理局長 平成二十六年度における一般会計及び十五の特別会計の決算の概要につきましてご説明申し上げます。
 お手元にございます平成二十六年度各会計歳入歳出決算概要をごらんください。
 表紙をおめくりいただきまして、右側一ページの表1、一般会計・特別会計歳入歳出決算総括表でございます。
 まず、上段の一般会計につきましては、歳入決算額が六兆五千四百六十六億九千三百万余円、歳出決算額が六兆四千三十九億一千七百万余円でございまして、差額は千四百二十七億七千五百万余円となっております。
 また、中段になりますが、十五の特別会計の歳入決算額は四兆三千七百六億三千五百万余円、歳出決算額が四兆一千九百六十七億五千六百万余円で、差額は千七百三十八億七千九百万余円となっております。
 これら一般会計及び十五特別会計を合計した歳入決算額は、下段にありますとおり、十兆九千百七十三億二千八百万余円、歳出決算額は十兆六千六億七千三百万余円であり、差額は三千百六十六億五千四百万余円となっております。
 なお、この差額につきましては、平成二十七年度に繰り越しをいたしました。
 次に、ページをおめくりいただきまして、二ページ及び三ページで見開きになっております表2、会計別決算総括表についてご説明申し上げます。
 左側二ページの歳入では、予算現額が六兆七千八百九十四億三百万余円、収入済額は六兆五千四百六十六億九千三百万余円であり、予算現額に対し二千四百二十七億九百万余円下回り、予算現額に対する収入済額の割合は九六・四%となっております。
 また、右側三ページの歳出につきましては、予算現額が六兆七千八百九十四億三百万余円、支出済額が六兆四千三十九億一千七百万余円、翌年度繰越額が三百八十八億八千九百万余円、不用額は三千四百六十五億九千五百万余円で、予算現額に対する支出済額の割合は九四・三%となっております。
 次に、特別会計についてご説明申し上げます。
 二ページ、下から二段目でございますが、十五の特別会計を合計いたしますと、歳入では、予算現額が四兆五千十二億七千二百万余円、収入済額は四兆三千七百六億三千五百万余円であり、予算現額に対し千三百六億三千七百万余円下回り、予算現額に対する収入済額の割合は九七・一%となっております。
 また、三ページの歳出につきましては、予算現額が四兆三千八十一億一千九百万余円、支出済額が四兆一千九百六十七億五千六百万余円、翌年度繰越額が百七億二千万余円、不用額は一千六億四千二百万余円で、予算現額に対する支出済額の割合は九七・四%となっております。
 なお、四ページ及び五ページは、表3、表4といたしまして、一般会計の歳入歳出を款別にお示ししてございます。後ほどごらんいただければと存じます。
 続きまして、六ページをお開きください。表5でございますが、実質収支についてご説明申し上げます。
 まず、上段の一般会計でございます。
 平成二十六年度の歳入総額Aから歳出総額Bを差し引いた形式収支Cは、千四百二十七億七千五百万余円でございます。ここから翌年度へ繰り越すべき財源Dの二百六十九億三千六百万余円を差し引いた実質収支額CマイナスDは、千百五十八億三千八百万余円となっております。
 中段にございます特別会計の実質収支額は、同様に千七百二十八億三百万余円となっております。
 これら一般会計と特別会計を合計した実質収支額は、最下段にございますとおり、二千八百八十六億四千百万余円となっております。
 次に、七ページから九ページにかけまして、表6といたしまして、財産に関する調書を記載してございます。
 地方自治法で定められました公有財産、物品、債権、基金の四種類の財産につきまして、平成二十六年三月末現在高、決算年度中増減高及び平成二十七年三月末現在高などをお示ししてございます。
 次に、一一ページをお開きください。このページ以降は、参考資料として提出いたしております複式簿記・発生主義会計によります財務諸表の概要でございます。
 まず、表7、一般会計及び特別会計の財務諸表総括表でございます。
 初めに、上段の貸借対照表でございます。
 資産の総額は、右端の合計にありますとおり、三十三兆八百八十五億六千六百万余円、その下、負債の総額は七兆七千七十二億四千万余円、差し引きの正味財産の総額は二十五兆三千八百十三億二千五百万余円となっております。
 次に、その下、行政コスト計算書でございます。これは、税収を中心とした収入と、行政活動に伴い発生するフルコストを網羅的に計上し、その年の財務業績をわかりやすく示したものでございます。
 収入の総額は六兆五千百三十一億四千三百万余円、費用の総額は五兆九千九百八十五億一千八百万余円、差し引きは五千百四十六億二千五百万余円となっております。
 なお、この差引額は、民間企業の損益計算書における当期純利益に相当いたします。
 次に、その下、キャッシュ・フロー計算書でございます。これは、行政サービス活動、社会資本整備等投資活動及び財務活動の三つの視点から現金収支の状況を示したものでございます。
 最後に、最下段の正味財産変動計算書でございますが、これは、貸借対照表の正味財産の部の変動状況をお示ししたものでございます。
 一二ページから一五ページにかけましては、財務諸表総括表を会計別にお示ししてございます。後ほどごらんいただければと存じます。
 以上をもちまして平成二十六年度各会計歳入歳出決算の概要説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○きたしろ委員長 説明は終わりました。
 この際、各分科会委員長に申し上げます。
 分科会における局別質疑終了後は、速やかに審査報告書を提出されますようお願いをいたします。
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時十二分散会

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