委員長 | 三宅 正彦君 |
副委員長 | 新井ともはる君 |
副委員長 | 鈴木あきまさ君 |
小林 健二君 | |
石川 良一君 | |
河野ゆうき君 | |
ほっち易隆君 | |
中山 信行君 | |
斉藤あつし君 | |
かち佳代子君 |
欠席委員 なし
出席説明員総務局 | 局長 | 中西 充君 |
危機管理監 | 宮嵜 泰樹君 | |
次長理事兼務 | 中村 長年君 | |
総務部長 | 榎本 雅人君 | |
尖閣諸島調整・特命担当部長 | 野口 毅水君 | |
訟務担当部長 | 和久井孝太郎君 | |
復興支援対策部長 | 川合 純君 | |
復興支援調整担当部長被災地支援福島県事務所長兼務 | 赤木 宏行君 | |
行政改革推進部長 | 三木 暁朗君 | |
自治制度改革推進担当部長 | 奥田 知子君 | |
情報システム部長 | 中島 毅君 | |
首都大学支援部長 | 伊東みどり君 | |
人事部長 | 内藤 淳君 | |
労務担当部長 | 栗岡 祥一君 | |
主席監察員 | 大朏 秀次君 | |
行政部長 | 西村 泰信君 | |
多摩島しょ振興担当部長事業調整担当部長兼務 | 佐々木秀之君 | |
区市町村制度担当部長 | 越 秀幸君 | |
大島災害復興対策担当部長 | 神山 智行君 | |
総合防災部長 | 矢岡 俊樹君 | |
企画調整担当部長 | 裏田 勝己君 | |
防災担当部長 | 小久保 修君 | |
統計部長 | 中村 豊君 | |
人権部長 | 箕輪 泰夫君 | |
財務局 | 局長 | 中井 敬三君 |
経理部長 | 奥田 信之君 | |
契約調整担当部長 | 松永 哲郎君 | |
主計部長 | 潮田 勉君 | |
財産運用部長 | 岩瀬 和春君 | |
利活用調整担当部長 | 菊地 俊夫君 | |
建築保全部長 | 室木 眞則君 | |
技術管理担当部長 | 妹尾 高行君 | |
庁舎運営担当部長 | 井上 充君 | |
オリンピック・パラリンピック施設整備担当部長 | 小野寺弘樹君 | |
青少年・治安対策本部 | 本部長 | 河合 潔君 |
総合対策部長 | 横山 宏君 | |
青少年対策担当部長 | 坂田 直明君 | |
治安対策担当部長 | 村山 隆君 | |
人事委員会事務局 | 局長 | 真田 正義君 |
任用公平部長 | 津国 保夫君 | |
試験部長 | 森山 寛司君 | |
審査担当部長 | 小澤 達郎君 | |
監査事務局 | 局長 | 石原 清次君 |
監査担当部長 | 副島 建君 | |
議会局 | 局長 | 影山 竹夫君 |
管理部長 | 別宮 浩志君 | |
議事部長 | 新美 大作君 | |
調査部長 | 小山 明子君 |
本日の会議に付した事件
平成二十五年度東京都各会計歳入歳出決算の認定について
総務局関係
・平成二十五年度東京都一般会計決算(説明)
・平成二十五年度東京都特別区財政調整会計決算(説明)
・平成二十五年度東京都小笠原諸島生活再建資金会計決算(説明)
財務局関係
・平成二十五年度東京都一般会計決算(説明)
・平成二十五年度東京都用地会計決算(説明)
・平成二十五年度東京都公債費会計決算(説明)
青少年・治安対策本部関係
・平成二十五年度東京都一般会計決算(説明)
人事委員会事務局関係
・平成二十五年度東京都一般会計決算(説明)
監査事務局関係
・平成二十五年度東京都一般会計決算(説明)
議会局関係
・平成二十五年度東京都一般会計決算(説明)
○三宅委員長 ただいまから平成二十五年度各会計決算特別委員会第一分科会を開会いたします。
本日は、お手元配布の会議日程のとおり、総務局、財務局、青少年・治安対策本部、人事委員会事務局、監査事務局及び議会局関係の決算の審査を行います。
なお、本日は説明を聴取し、資料要求をすることにとどめ、質疑は後日の分科会で行いますので、ご了承願います。
これより総務局関係に入ります。
初めに、総務局長及び次長から挨拶並びに幹部職員の紹介があります。
○中西総務局長 総務局長の中西充でございます。
総務局職員一同、全力を挙げて、事務事業の適切かつ円滑な執行に取り組んでまいりますので、三宅委員長を初め委員の皆様方には、ご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
続きまして、当局の幹部職員について、次長の中村からご紹介申し上げます。お聞き苦しかったことについておわびいたします。
○中村次長理事兼務 総務局次長で総務局理事人権担当兼務の中村長年でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
それでは、当局の幹部職員をご紹介いたします。
危機管理監の宮嵜泰樹でございます。総務部長の榎本雅人でございます。尖閣諸島調整・特命担当部長の野口毅水でございます。訟務担当部長の和久井孝太郎でございます。復興支援対策部長の川合純でございます。復興支援調整担当部長で被災地支援福島県事務所長兼務の赤木宏行でございます。行政改革推進部長の三木暁朗でございます。自治制度改革推進担当部長の奥田知子でございます。情報システム部長の中島毅でございます。首都大学支援部長の伊東みどりでございます。人事部長の内藤淳でございます。労務担当部長の栗岡祥一でございます。主席監察員の大朏秀次でございます。行政部長の西村泰信でございます。多摩島しょ振興担当部長で事業調整担当部長兼務の佐々木秀之でございます。区市町村制度担当部長の越秀幸でございます。大島災害復興対策担当部長の神山智行でございます。総合防災部長の矢岡俊樹でございます。企画調整担当部長の裏田勝己でございます。防災担当部長の小久保修でございます。統計部長の中村豊でございます。人権部長の箕輪泰夫でございます。当委員会との連絡等に当たらせていただきます担当部長で総務課長事務取扱の野間達也でございます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
〔理事者挨拶〕
○三宅委員長 挨拶並びに紹介は終わりました。
○三宅委員長 これより決算の審査を行います。
平成二十五年度東京都一般会計決算中、総務局所管分、平成二十五年度東京都特別区財政調整会計決算及び平成二十五年度東京都小笠原諸島生活再建資金会計決算を一括して議題といたします。
本件について理事者の説明を求めます。
○中村次長理事兼務 平成二十五年度決算のご審議をお願いするに当たりまして、総務局の事務事業及び決算の概要についてご説明申し上げます。
お手元にお配りしてございます平成二十五年度決算概要の一ページをごらん願います。
1、事業概要でございます。総務局の平成二十五年度の事務事業の概要をお示ししております。
まず、都庁の内部管理及び事務の統一的処理でございます。
職員の人事、組織、定数に関すること、行政改革、東京都監理団体に関すること、情報化施策に関することなどがございます。
次に、数局にわたる事業の連絡調整といたしまして、東日本大震災に伴う被災地支援、都内避難者支援に関すること、防災、危機管理に関すること、人権施策に関することなどがございます。
また、以上のほか、特別区、市町村に対する行財政運営に関する助言及び連絡調整に関すること、各種統計調査に関すること、公立大学法人首都大学東京の運営支援に関することなどの事務がございます。
二ページをごらん願います。決算の総括でございます。
総務局は、一般会計のほか、特別区財政調整会計及び小笠原諸島生活再建資金会計の二つの特別会計がございます。
まず、(1)、一般会計でございます。
歳入におきましては、予算現額二百二十四億六千四百万円に対しまして、収入済額百八十二億二千七百万円で、差し引き四十二億三千七百万円の減となっております。収入率は八一・一%でございます。
歳出におきましては、予算現額一兆三千四百三十億八千三百万円に対しまして、支出済額一兆三千三百二十六億三千五百万円、差引不用額百四億四千七百万円となっております。執行率は九九・二%でございます。
次に、(2)、特別区財政調整会計でございます。
上段の歳入における収入済額、下段の歳出における支出済額とも九千三百六十一億円でございます。予算現額に対する決算額の割合は、歳入、歳出とも一〇〇%でございます。
次に、(3)、小笠原諸島生活再建資金会計でございます。
歳入における収入済額は七億一千四百万円、歳出における支出済額はゼロ円でございます。予算現額に対する決算額の割合は、歳入で一六〇・六%、歳出でゼロ%でございます。
三ページをごらん願います。3、財務諸表の総括でございます。
まず、(1)、一般会計でございます。
左表の貸借対照表でございますが、資産四千九百三十四億六千七百万円、負債一千三十五億八百万円、正味財産三千八百九十九億五千八百万円でございます。
右の表、行政コスト計算書でございます。収入百六十一億一千四百万円、費用一兆三千百三十五億六千七百万円で、差し引きマイナス一兆二千九百七十四億五千三百万円でございます。
次に、(2)、特別区財政調整会計でございます。
左表の貸借対照表でございますが、資産、負債及び正味財産、いずれもございません。
右表の行政コスト計算書でございます。収入はゼロ円、費用は九千三百六十一億円で、差し引きマイナス九千三百六十一億円でございます。
次に、(3)、小笠原諸島生活再建資金会計でございます。
左表の貸借対照表でございます。資産八億一千五百万円、負債ゼロ円で、正味財産は八億一千五百万円でございます。
右表、行政コスト計算書でございます。収入三百万円、費用はゼロ円で、差し引きは表示単位未満切り捨てで二百万円となっております。
四ページをごらん願います。4、平成二十五年度に実施した主な事業についてご説明申し上げます。
(1)、情報化施策といたしまして二十七億九千二百万円、(2)、東日本大震災に伴う被災地支援、都内避難者支援といたしまして九千二百万円、(3)、防災企画、調査研究及び災害応急対策の総合調整等といたしまして六十九億円、(4)、人権施策といたしまして三億一千九百万円、(5)、区市町村振興のための財政補完等といたしまして八百四億八千九百万円、(6)、各種統計調査といたしまして二十一億五千九百万円、(7)、公立大学法人首都大学東京の運営支援といたしまして二百九億二百万円をそれぞれ支出しております。
以上が総務局の平成二十五年度決算の概要でございます。
詳細は総務部長からご説明申し上げます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○榎本総務部長 総務局の平成二十五年度決算につきまして、お手元にお配りしてございます資料に沿ってご説明申し上げます。
初めに、東京都一般会計決算説明書、総務局、こちらの冊子でございます。五ページをごらん願います。
歳入からご説明申し上げます。
まず、科目、款の分担金及び負担金でございます。予算現額十九億二千二百万余円のところ、収入済額十四億六千三百万余円でございまして、一番右側の欄のとおり、収入率は七六・一%でございます。以下、六ページにかけまして、その内訳を掲げてございます。
次に、七ページの使用料及び手数料でございます。収入済額は五百万余円、収入率一〇四・三%でございます。以下、九ページにかけまして、その内訳を掲げてございます。
次に、一〇ページの国庫支出金でございます。収入済額は二十二億八千百万余円、収入率六三・八%でございます。以下、一六ページにかけまして、その内訳を掲げてございます。
次に、一七ページの財産収入でございます。収入済額は三十四億三千五百万余円、収入率九一・五%でございます。以下、一九ページにかけまして、その内訳を掲げてございます。
次に、二〇ページの寄附金でございます。収入済額は一千百万余円でございます。以下、その内訳を掲げてございます。
次に、二一ページの繰入金でございます。収入済額は七十五億八千百万余円、収入率七九・七%でございます。以下、三一ページにかけまして、その内訳を掲げてございます。
次に、三二ページの諸収入でございます。収入済額は三十四億四千八百万余円、収入率九三・五%でございます。以下、三九ページにかけまして、その内訳を掲げてございます。
次に、四〇ページの区市町村たばこ税都交付金でございます。収入済額は四十万余円、収入率一〇〇%でございます。以下、その内訳を掲げてございます。
以上、歳入の決算総額は、四〇ページの一番下の欄に記載してございますとおり、予算現額二百二十四億六千四百万余円のところ、収入済額百八十二億二千七百万余円、収入率八一・一%でございます。
以上が歳入でございます。
続きまして、歳出についてご説明申し上げます。
四一ページをごらん願います。まず、科目、款の総務費でございます。予算現額一千四百四十七億八千九百万余円のところ、支出済額一千三百五十億二千五百万余円でございまして、一番右側の欄のとおり、執行率は九三・三%でございます。
科目、項の内訳で申し上げますと、まず、すぐ下の欄にあります総務管理費でございますが、支出済額は百九十七億五千百万余円でございます。以下、五四ページにかけまして、その内訳を掲げておりますが、これは、文書や情報システム管理、職員の人事、研修、福利厚生、復興支援対策及び人権対策などの事務に要した経費でございます。
次に、五五ページの区市町村振興費でございます。支出済額は八百四十九億三千万余円でございます。以下、六一ページにかけまして、その内訳を掲げておりますが、これは、区市町村に対する行財政連絡調整事務や、大島支庁など四つの支庁の管理事務等に要した経費、区市町村振興のための財政補完等に要した経費でございます。
次に、六二ページの防災管理費でございます。支出済額は六十九億余円でございます。以下、七六ページにかけまして、その内訳を掲げておりますが、これは、防災に関する企画、調査研究や総合防災訓練の実施、帰宅困難者対策の推進、防災センターの運営など、防災対策事業に要した経費でございます。
次に、七七ページの統計費でございます。支出済額は二十一億五千九百万余円でございます。これは、各種統計調査に要した経費でございまして、以下、八四ページにかけまして、その内訳を掲げてございます。
次に、八五ページの退職手当及び年金費でございます。支出済額は二百十二億八千三百万余円でございまして、以下、八六ページにかけまして、その内訳を掲げてございます。
次に、八七ページですが、科目、款の学務費でございます。支出済額は二百九億二百万余円、執行率九七・一%でございます。
項は、すぐ下の欄の公立大学法人首都大学東京支援費のみで、同法人の管理運営支援に要した経費でございます。以下、九〇ページにかけまして、その内訳を掲げてございます。
次に、九一ページでございます。科目、款の諸支出金でございます。支出済額は一兆一千七百六十七億七百万余円、執行率一〇〇・〇%でございます。
項別の内訳を申し上げますと、まず、すぐ下の欄の他会計支出金は、特別区財政調整会計へ九千三百六十一億余円を繰り出したものでございます。
また、九二ページの諸費でございますが、支出済額は二千四百六億七百万余円でございまして、以下、九六ページにかけまして、利子割交付金など、その内訳を掲げてございます。
以上、歳出の決算総額は、九六ページの一番下の欄に記載してございますが、予算現額一兆三千四百三十億八千三百万余円のところ、支出済額一兆三千三百二十六億三千五百万余円、執行率九九・二%でございます。
以上が一般会計、総務局の決算でございます。
続きまして、一般会計、総務局、旧知事本局移管分につきまして、ご説明申し上げます。
恐れ入りますが、お手元の東京都一般会計決算説明書、総務局、右下の方に旧知事本局移管分と書いてある冊子でございます。こちらをごらん願いたいと存じます。
歳入からご説明申し上げます。
五ページ、科目、款の財産収入のみでございまして、収入済額一万七千余円でございます。
以上が歳入でございます。
続きまして、歳出についてご説明申し上げます。
七ページをごらん願います。科目、款の総務費で項の知事本局費のみでございまして、予算現額二千五百万余円のところ、支出済額二千万余円でございまして、一番右側の欄のとおり、執行率は七七・九%でございます。
以上が一般会計、総務局、旧知事本局移管分の決算でございます。
続きまして、総務局所管の二つの特別会計につきましてご説明申し上げます。
恐れ入りますが、お手元の東京都特別区財政調整会計決算説明書の五ページをごらん願います。こちらの冊子でございます。
まず、歳入でございます。
歳入は、表の上段にございます科目、款の繰入金、次の六ページの表の上段にございます諸収入、そして中ほどの繰越金の三つで構成されております。これらを合計した歳入の収入済額は、六ページの一番下の欄に記載してございますとおり、九千三百六十一億余円、収入率一〇〇・〇%でございます。
次に、歳出でございます。
七ページをごらんください。特別区交付金でございます。これは、特別区に対する科目、目の普通交付金と、次の八ページの特別交付金から構成されております。この二つを合計した歳出の支出済額は、八ページの一番下の欄に記載してございますとおり、九千三百六十一億余円、執行率一〇〇・〇%でございます。
以上が東京都特別区財政調整会計の決算でございます。
続きまして、お手元の東京都小笠原諸島生活再建資金会計決算説明書、こちらの冊子でございます。これの五ページをごらん願います。
まず、歳入でございます。
歳入は、表の上段にございます科目、款の事業収入、次の六ページの諸収入、七ページの繰越金の三つで構成されております。これらを合計した歳入の収入済額は、七ページの一番下の欄に記載してございますとおり、七億一千四百万余円、収入率一六〇・六%でございます。
次に、歳出でございます。
九ページをごらん願います。歳出は、全て貸し付けに要する経費でございまして、商工業資金など四種類の生活再建資金の貸付金でございます。支出済額はゼロ円、執行率零%でございます。
以上が東京都小笠原諸島生活再建資金会計の決算でございます。
続きまして、財務諸表につきましてご説明申し上げます。
恐れ入りますが、お手元の東京都決算参考書財務諸表、こちらのA4の縦の冊子でございます。これの五ページをごらん願います。
総務局には、一般会計と二つの特別会計について、それぞれ財務諸表がございます。この三つの財務諸表の合計である総務局財務諸表の概要でご説明申し上げます。
まず、1、貸借対照表でございます。これは、年度末時点における資産、負債及び正味財産の状況を表示したものでございます。
表の一番上の資産の部ですが、一年以内に現金化される資産である流動資産、そして建物や土地、基金積立金等の固定資産、これら二つを合計した資産の部の合計は四千九百四十二億八千二百万余円でございます。平成二十四年度と比較した増減額は二十五億七百万余円の増でございます。
その下の欄になりますが、負債の部でございます。一年以内に返済すべき負債である流動負債、そして一年を超えて返済時期が到来する負債である固定負債、これら二つを合計した負債の部の合計は一千三十五億八百万余円でございまして、平成二十四年度と比較した増減額は五十一億七千七百万余円の減でございます。
これら資産総額と負債総額との差額が、そのすぐ下の正味財産でございます。正味財産の部の合計は三千九百七億七千四百万余円でございまして、平成二十四年度と比較した増減額は七十六億八千四百万余円の増でございます。
次に、2、行政コスト計算書でございます。これは、一年度間における行政活動に伴う全ての収入、コストを表示したものでございます。
表の一番上の行政の通常の活動による収支のうち、行政収入は百三十億一千二百万余円で、その下の行政費用は一兆三千百二十億七千六百万余円でございます。
その二行下、預金利子や資金調達のためのコスト等を反映した収支のうち、金融収入は三十億五千七百万余円で、その下の金融費用は十三億五千二百万余円でございます。
その二行下でございますが、特別収入は四千七百万余円で、その下の特別費用は一億三千八百万余円でございます。
これにより、行政収支差額、金融収支差額、特別収支差額とを合わせた当期収支差額は、その二行下に記載してございますとおり、マイナス一兆二千九百七十四億五千万余円でございます。平成二十四年度と比較した増減額は五百三十億二千七百万余円の減でございます。
次に、3、キャッシュ・フロー計算書でございます。これは、一年度間における現金等の流れの状況を示したものでございます。
表の上から三番目、行政サービスを提供するための現金収支であります行政サービス活動収支差額でございますが、マイナス一兆三千百三億八千七百万余円でございます。
その三行下、基金や固定資産の増減に係る現金収支であります社会資本整備等投資活動収支差額は、マイナス四十億余円でございます。
その三行下、外部からの資金獲得に係る現金収支である財務活動収支差額は、計上がございません。
そのすぐ下の欄の収支差額合計でございますが、マイナス一兆三千百四十三億八千七百万余円でございます。平成二十四年度と比較した増減額は五百二十六億二千四百万余円の減でございます。
以上が各会計合計の財務諸表でございます。
なお、一般会計と二つの特別会計の概要及び詳細につきましては、六ページから三五ページにかけまして、それぞれ記載してございます。後ほどごらんいただきたいと存じます。
続きまして、事業別情報についてご説明申し上げます。
恐れ入りますが、三七ページをごらんください。
まず、区市町村振興事業でございます。これは、行政水準の向上、地域の振興、住民福祉の増進などを図るため、区市町村に対して財政補完及び貸し付けのための基金への繰り出しなどを行っている事業でございます。
上の表の中ほどにございますとおり、通常収支差額はマイナス七百五十四億三百万余円、その四行下、当期収支差額は同じくマイナス七百五十四億三百万余円でございます。
また、一区市町村当たりの行政コストでございますが、中ほどの表にございますとおり、十二億六千五百万余円でございます。
次に、三八ページをごらんください。公立大学法人の支援事業でございます。
これは、東京都が設立いたしました公立大学法人首都大学東京に対して支援を行っている事業でございます。
上の表の中ほど少し下にありますとおり、通常収支差額はマイナス二百一億七百万余円、その四行下、当期収支差額でございますがマイナス二百億三千百万余円でございます。
また、学生一人当たりの行政コストでございますが、中ほどの表にございますとおり、百八十万余円でございます。
以上が総務局所管の平成二十五年度決算でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○三宅委員長 説明は終わりました。
この際、資料要求のある方は発言を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○三宅委員長 それでは、資料要求はなしと確認させていただきます。
以上で総務局関係を終わります。
○三宅委員長 これより財務局関係に入ります。
初めに、財務局長から挨拶並びに幹部職員の紹介があります。
○中井財務局長 財務局長の中井敬三でございます。
三宅委員長を初め委員の皆様方には、財務局所管の事務事業につきまして、日ごろから特段のご理解を賜りまして、厚く御礼申し上げます。
今後とも、ご指導、ご鞭撻をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
それでは、財務局の幹部職員を紹介申し上げます。
経理部長の奥田信之でございます。契約調整担当部長の松永哲郎でございます。主計部長の潮田勉でございます。財産運用部長の岩瀬和春でございます。利活用調整担当部長の菊地俊夫でございます。建築保全部長の室木眞則でございます。技術管理担当部長の妹尾高行でございます。庁舎運営担当部長の井上充でございます。オリンピック・パラリンピック施設整備担当部長の小野寺弘樹でございます。当分科会との連絡等に当たらせていただきます担当部長で総務課長事務取扱の田中慎一でございます。
以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
〔理事者挨拶〕
○三宅委員長 挨拶並びに紹介は終わりました。
○三宅委員長 これより決算の審査を行います。
平成二十五年度東京都一般会計決算中、財務局所管分、平成二十五年度東京都用地会計決算及び平成二十五年度東京都公債費会計決算を一括して議題といたします。
本件について理事者の説明を求めます。
○中井財務局長 財務局の事業概要及び平成二十五年度決算の概要をご説明申し上げます。
お手元の平成二十五年度決算概要の一ページをお開き願います。
まず、番号1の事業概要でございますが、財務局が所管しております主な事業は、(1)から(8)に記載しておりますとおりでございます。
第一に、都の財政計画の策定及び予算の調製、配当、執行監督、第二に、工事や物品等の契約と検収、第三に、土地、建物等の公有財産の取得、管理、処分、第四に、本庁舎等の管理、第五に、建築物等の設計、施工、監督を行っております。そのほか、宝くじの発売、用地の先行取得、都債の発行と償還事務なども行っております。
次に、番号2の決算の総括についてご説明いたします。
まず、(1)の一般会計でございますが、歳入は、予算現額七千三百五十一億五百万円に対しまして、収入済額は三千七百八十三億五千七百万円、比較増減額は三千五百六十七億四千八百万円の収入減でございまして、収入率は五一・五%でございます。
収入の主なものは、都債、宝くじ収入、前年度からの繰越金などでございます。
また、歳出は、予算現額九千二百八億二千八百万円に対しまして、支出済額は九千六十五億八千万円、不用額は百四十二億四千八百万円でございまして、執行率は九八・五%でございます。
支出の主なものは、都債の償還金、他会計への支出金、基金への積立金などでございます。
次に、(2)の用地会計でございますが、この会計は、河川、公園等の事業用地を先行取得するために設置しております会計でございます。
歳入は、予算現額四百四十八億四千万円に対しまして、収入済額は三百九十七億九千二百万円、比較増減額は五十億四千八百万円の収入減でございまして、収入率は八八・七%でございます。
また、歳出は、予算現額四百四十八億四千万円に対しまして、支出済額は三百二十二億二千八百万円、翌年度繰越額は一億三千三百万円、不用額は百二十四億七千九百万円でございまして、執行率は七一・九%でございます。
次に、二ページをお開きいただきまして、(3)の公債費会計でございます。
この会計は、一般会計ほかの公債費を一括経理するものでございまして、歳入、歳出とも、予算現額一兆九千五十三億九千万円に対しまして、収入済額及び支出済額は同額の一兆八千八百二十四億八千万円、収入率、執行率とも九八・八%でございます。
以上、平成二十五年度財務局所管の決算につきまして、概要をご説明いたしました。
なお、決算の詳細及び財務諸表につきまして、経理部長からご説明申し上げます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○奥田経理部長 それでは、私から平成二十五年度決算の詳細につきましてご説明申し上げます。
お手元には、ただいま局長よりご説明申し上げました平成二十五年度決算概要のほかに、会計ごとの決算説明書三冊と、財務局の財務諸表をお配りしてございます。
最初に、一般会計決算についてご説明申し上げます。東京都一般会計決算説明書をごらんいただきたいと存じます。
なお、各会計ともに、決算の総括につきましては、ただいま局長よりご説明申し上げたところでございますので、省略させていただき、各款ごとの内容をご説明申し上げます。
恐れ入ります。右肩の五ページをお開き願いたいと存じます。まず、歳入です。
このページは、第四款、地方特例交付金でございます。これは、国から地方特例交付金として表の中ほど、収入済額の欄、五十四億二千六百万円余を収入したもので、収入率は説明の欄にございますとおり九九・四%でございます。
次に、六ページをお開き願います。第五款、特別交付金でございます。
これは、交通安全対策特別交付金として三十四億五千万円余を収入したもので、収入率は九八・一%でございます。
七ページをごらんください。このページから九ページまでは、第七款、使用料及び手数料でございます。
収入済額は十億七千二百万円余で、収入率は九八・三%でございます。これは、行政財産の使用料、証明書発行等の手数料を収入したものでございます。
次に、一〇ページをごらんください。このページから一一ページまでは、第八款、国庫支出金でございます。
これは、国からの経済対策に係る交付金や経済等調査費を収入したものでございまして、収入済額は三百五十億円余、収入率は二二六・一%でございます。
次に、一二ページをお開き願います。このページから一五ページまでは、第九款、財産収入です。
収入済額は百二十七億四千三百万円余で、収入率は二三%でございます。これは、財務局が保有しております財産の賃貸料、未利用地の売り払い代金などを収入したものです。
次に、一六ページをお開きください。第十款、寄附金です。
収入済額は二千七百万円余でございまして、一般寄附金を収入したものでございます。
続いて、一七ページをごらんください。このページから二一ページまでは、第十一款、繰入金です。
収入済額は五十四億七千三百万円余で、収入率は四・一%でございます。これは、一般会計以外の各会計や基金からの繰入金を収入したものです。
次に、二二ページをお開き願います。このページから二八ページまでは、第十二款、諸収入でございます。
収入済額は五百七十九億五千七百万円余で、収入率は八四・九%です。これは、宝くじ益金などを収入したものでございます。
続いて、二九ページをお開き願います。このページから四二ページまでは、第十三款、都債です。
収入済額は二千四十六億九千二百万円余で、収入率は五一・四%です。これは、総務債のほか十三事業の新規事業債を収入したものでございます。
次に、少し飛びますが、四三ページをお開き願います。第十四款、繰越金です。
これは、前年度からの繰越金として五百二十五億一千二百万円余を収入したもので、収入率は一〇〇%でございます。
以上、歳入額を合計いたしますと、ページ最下段に記載してございますように、収入済額は三千七百八十三億五千六百万円余で、収入率は五一・五%でございます。
引き続きまして、歳出についてご説明申し上げます。
まず、四五ページ、第二款、総務費です。
表の中ほど、支出済額の欄をごらんいただきますと、百七十六億七千二百万円余でございまして、執行率は九五・六%です。これは、財務局が所管しております事務事業のうち、経理事務、主計事務、建築保全事務などの経費を支出したものでございまして、支出の内訳は、このページから五〇ページまでに記載したとおりでございます。
次に、五一ページをお開き願います。第十六款、公債費です。
支出済額は四千八百二十九億五千五百万円余で、執行率は九九・九%でございます。これは、一般会計における都債の償還及び発行に要する経費でございます。
五二ページをお開きください。このページから五九ページまでは、第十七款、諸支出金でございます。
支出済額は四千五十九億五千二百万円余で、執行率は九七%でございます。これは、財産運用事務の経費、基金積立金及び他会計への繰出金などを支出したものでございます。
続いて、六〇ページをお開きください。第十八款、予備費です。
平成二十五年度におきましては、配当割交付金などに四十六億円の充当を行っております。
以上、歳出額を合計いたしますと、最下段に記載してございますとおり、支出済額は九千六十五億八千万円余で、執行率は九八・五%でございます。
一般会計決算の説明は以上でございます。
続きまして、用地会計につきましてご説明申し上げます。
お手元の東京都用地会計決算説明書をごらんいただきたいと存じます。
用地会計は、河川、公園等の事業を円滑に推進するため、その用地の先行取得を行う会計でございます。
恐れ入りますが、この説明書の四ページをお開きください。まず、第一款、財産収入でございます。表の中ほど、収入済額は百三十八億八千八百万円余で、収入率は一六三・八%でございます。これは、買収した用地の取得代金を、事業を実施する局から収入するものでございます。内訳は、このページから五ページまでに記載したとおりでございます。
次に、六ページをお開きください。第二款、繰入金です。
収入済額は七十二億二千六百万円余で、収入率は七二・九%でございます。これは、買収いたしました用地に係る都債償還費や引き取り経費などを一般会計から収入したものです。
七ページをごらんください。このページから八ページまでは、第三款、諸収入でございます。
収入済額は十五万円余で、歳計現金に係る預金利子を収入したものです。
次に、九ページをお開き願います。第四款、都債です。
収入済額は百十一億一千二百万円余で、収入率は五〇・九%です。これは、用地買収費の財源として起債いたしました公共用地先行取得債を収入したものでございます。
次に、一〇ページをお開きください。第五款、繰越金です。
これは、前年度からの繰越金として七十五億六千四百万円余を収入したもので、収入率は一六四・一%です。
以上、歳入の合計は、このページ最下段に記載してありますように、収入済額は三百九十七億九千二百万円余でございまして、収入率は八八・七%です。
続きまして、歳出でございます。一一ページをごらんください。
なお、用地費の歳出につきましては、中ほどにございます執行概要説明の支出内訳の欄をごらんいただきたいと存じます。
まず、番号1の用地買収費でございます。
支出済額は、二十五年度用地買収費と二十四年度繰越事業費を合わせまして百七十四億二千五百万円余で、執行率は五八・七%です。これは、公園等の事業用地を買収したものでございます。
次に、一三ページをお開きください。番号2、繰出金です。
支出済額は百四十七億六千二百万円余で、執行率は九九・四%でございます。これは、用地買収費の財源である都債の償還費などでございます。
次に、その下段、番号3、事務費です。
支出済額は三千九百万円余で、執行率は一四・三%です。これは、事務用品費や測量経費などを支出したものでございます。
以上、歳出額を合計いたしますと、次の一四ページ最下段に記載してありますように、支出済額は三百二十二億二千七百万円余でございまして、執行率は七一・九%でございます。
用地会計決算の説明は以上でございます。
引き続き、公債費会計につきましてご説明申し上げます。
お手元の東京都公債費会計決算説明書をごらんいただきたいと存じます。
公債費会計は、各会計の公債費を明確に経理するために、一括計上するものでございます。
恐れ入りますが、四ページをお開きください。まず、歳入でございます。
第一款、財産収入ですが、収入済額は表の中ほど四十一億九千七百万円余でございまして、収入率は一一七・七%です。これは、減債基金の運用利子を収入したものでございます。
五ページをごらんください。このページから八ページまでは、第二款、繰入金です。
収入済額は一兆三千八百十二億八千百万円余でございまして、収入率は九八・四%です。これは、各会計から起債の償還金等を繰り入れるものでございます。
次に、九ページをお開き願います。第三款、諸収入です。
収入済額は三十万円余で、歳計現金に係る預金利子を収入したものでございます。
続いて、一〇ページをお開き願います。第四款、都債でございます。
収入済額は四千九百七十億百万円余でございまして、収入率は九九・九%です。これは、一般会計及び都営住宅等事業会計の借換債を収入したものです。
以上、歳入額を合計いたしますと、最下段に記載してありますように、収入済額は一兆八千八百二十四億八千万円余でございまして、収入率は九八・八%です。
次に、一一ページをごらんください。歳出です。
なお、歳出につきましては、表の左、科目の欄の目の列をごらんいただきたいと存じます。
まず、第一目、元金償還金です。
支出済額は一兆三千七百八十一億九千二百万円余でございまして、執行率は九九・二%です。
次に、一三ページをお開き願います。第二目、利子償還金です。
支出済額は千七百四十五億七千二百万円余でございまして、執行率は九四・三%です。
続いて、一五ページをお開きください。第三目、減債基金積立金でございます。
支出済額は三千二百六十六億四千四百万円余でございまして、執行率は一〇〇%です。
その下の第四目、発行及び償還手数料でございますが、支出済額は三十億二千四百万円余でございまして、執行率は七〇・八%です。
続いて、一七ページをお開き願います。第五目、管理費です。
支出済額は四千六百万円余でございまして、執行率は三八・四%です。
以上、歳出額を合計いたしますと、最下段に記載してありますように、支出済額は一兆八千八百二十四億八千万円余でございまして、執行率は九八・八%です。
公債費会計の決算の説明は以上で終わらせていただきます。
引き続きまして、財務局財務諸表についてご説明申し上げます。
恐れ入りますが、お手元の東京都決算参考書財務諸表の五ページをお開きください。
財務局が所管しております三会計合算の貸借対照表、行政コスト計算書及びキャッシュ・フロー計算書の概要をお示ししております。
まず、上段、1の貸借対照表でございますが、平成二十五年度の資産の部合計は五兆一千八百二十六億百万円余でございまして、対前年度比で千二百二十九億三千万円余の増加となっております。
次に、平成二十五年度の負債の部合計は七千六百九十二億一千二百万円余でございまして、対前年度比で一千五十一億七千三百万円余の減少となっております。
この結果、資産の部合計から負債の部合計を差し引いた正味財産の部合計は、四兆四千百三十三億八千八百万円余でございまして、対前年度比で二千二百八十一億四百万円余の増加となってございます。
続いて、中段、2、行政コスト計算書です。平成二十五年度の行政収入は千六十二億三千百万円余、行政費用は二千二百十九億一千二百万円余、金融収入は七十一億五千七百万円余、金融費用は百三十二億七千六百万円余、特別収入は九十一億七千八百万円余、特別費用は十三億二千五百万円余でございます。
これらの収入、費用の差引額である当期収支差額は、千百三十九億四千六百万円余の費用超過でございまして、平成二十四年度と比較した当期収支差額の増減額は、三十三億五千五百万円余の減少となっております。
続いて、下段、3、キャッシュ・フロー計算書でございますが、平成二十五年度の行政サービス活動収支差額は二千六十三億一千四百万円余の支出超過、社会資本整備等投資活動収支差額は二百二十六億九千万円余の支出超過、それから、財務活動収支差額は三千五百十七億三千百万円余の支出超過でございます。
これらの収支差額を合算いたしました収支差額合計は、五千八百七億三千六百万円余の支出超過でございます。平成二十四年度と比較した収支差額の合計の増減額は、二千四百五十八億九千万円余の減少となっているところでございます。
以上、まことに簡単でございますが、平成二十五年度財務局所管の各会計決算の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○三宅委員長 説明は終わりました。
この際、資料要求のある方は発言を願います。
○かち委員 三点お願いします。
性質別歳出額及び構成比率の推移について。
二番目が、都債発行額及び都債残高の推移について。
三番目、目的別普通建設事業費及び構成比の推移について。
それぞれ十年分でお願いします。
○三宅委員長 ただいま、かち委員から資料要求がありましたが、これを分科会の資料要求とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○三宅委員長 異議なしと認めます。理事者におかれましては、要求された委員と調整の上、ご提出願います。
以上で財務局関係を終わります。
○三宅委員長 これより青少年・治安対策本部関係に入ります。
初めに、青少年・治安対策本部長から挨拶並びに幹部職員の紹介があります。
○河合青少年・治安対策本部長 青少年・治安対策本部長の河合でございます。
三宅委員長を初め委員の皆様のご指導、ご鞭撻をいただきながら、当本部所管の事務事業の円滑な実施に全力を尽くしてまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
それでは、当本部の幹部職員を紹介させていただきます。
総合対策部長の横山宏でございます。青少年対策担当部長の坂田直明でございます。治安対策担当部長の村山隆でございます。最後に、当分科会との連絡を担当しております総務課長の山根勉でございます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
〔理事者挨拶〕
○三宅委員長 挨拶並びに紹介は終わりました。
○三宅委員長 これより決算の審査を行います。
平成二十五年度東京都一般会計決算中、青少年・治安対策本部所管分を議題といたします。
本件について理事者の説明を求めます。
○河合青少年・治安対策本部長 平成二十五年度決算のご審議をお願いするに当たり、当本部が所管いたします事業の決算概要につきましてご説明申し上げます。
お手元にお配りしてございます平成二十五年度決算概要をごらんください。
一枚お開きください。
初めに、1、青少年・治安対策本部の事業についてご説明申し上げます。
まず、(1)、青少年育成総合対策の推進でございます。
青少年の健全な育成を推進するため、東京都青少年の健全な育成に関する条例に基づき、不健全図書類の指定や優良映画の推奨などを行う青少年健全育成審議会の運営のほか、ひきこもりの若者や非行少年の立ち直り支援などの若年者自立支援、さらには、こころの東京革命の推進に取り組んでおります。
次に、(2)、治安対策の推進でございます。
誰もが犯罪に遭うことなく安全や安心を実感することができる首都東京の実現に向けて、警視庁や市区町村などの関係機関、地域住民の皆様、そしてボランティア団体などとの連携を強化し、安全・安心なまちづくりを初め総合的な治安対策を推進しております。
次に、(3)、交通安全対策の推進でございます。
痛ましい交通事故を一件でも減らすため、各種の交通安全対策を推進しております。
さらに、高度道路交通システムでありますITS等の新技術を活用した交通対策などにより、交通の円滑化を図っております。
それでは、次に、2、決算の総括についてご説明申し上げます。
まず、(1)、歳入でございます。予算現額百六十三万余円に対し、収入済額は七百七十五万余円で、比較増減額は六百十二万余円、予算現額に対する収入率は四七四・九%でございます。
次に、(2)、歳出でございます。予算現額十六億三千二百五十九万余円に対し、支出済額は十三億九千二百八十九万余円で、不用額は二億三千九百六十九万余円、予算現額に対する執行率は八五・三%でございます。
次に、3、財務諸表の総括では、貸借対照表、行政コスト計算書及びキャッシュ・フロー計算書の概要を、また、4、平成二十五年度に実施した事業では、主要事業ごとの支出総額を示しております。
詳細につきましては、この後、総合対策部長からご説明いたします。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○横山総合対策部長 科目別の決算内容及び主な事業内容につきまして、お手元にお配りしてございます平成二十五年度の東京都一般会計決算説明書に従ってご説明申し上げます。
まず、一ページをお開きください。一ページから三ページまでは、決算の総括でございます。内容につきましては、ただいま本部長からご説明申し上げましたとおりでございます。
それでは、引き続き歳入についてご説明いたします。
七ページをお開きください。分担金及び負担金でございます。
予算現額ゼロ円に対しまして、収入済額は六百八十八万余円となっております。これは、東日本大震災の復旧、復興に係る被災自治体への派遣職員の負担金収入が発生したことによるものでございます。
続いて、九ページをお開きください。国庫支出金でございます。
予算現額百五十七万余円に対しまして、収入済額は八十一万余円でございます。これは、人権啓発活動に係る国庫委託金でございます。
引き続きまして、歳出についてご説明申し上げます。
一五ページをお開きください。総務費でございます。
当初予算額の欄から順次、右をごらんください。当初予算額は十七億三百万円、これに補正予算額七千四十万余円を減じました予算現額は十六億三千二百五十九万余円となっております。これに対します支出済額は十三億九千二百八十九万余円、不用額は二億三千九百六十九万余円となり、予算現額に対する執行率は八五・三%でございます。
次に、下に参りまして、実施いたしました主な事業についてご説明申し上げます。
この一五ページの下段の一番上でございますが、1、執行概要説明の一覧表をごらんください。
二行目になります。(2)、青少年育成総合対策の推進でございますが、二億六千四百七十七万余円を支出しております。
若年者自立支援といたしまして、若者のひきこもり相談を実施するとともに、訪問相談などを行うNPO法人等を育成し、サポートする事業を実施いたしました。
また、子ども応援協議会事業等として、こころの東京革命の推進ですとか、中学生を対象といたしました職場体験などを実施する東京子ども応援協議会の活動に取り組んでおります。
さらに、青少年施策の企画調整といたしまして、不健全図書類の指定や優良映画の推奨などを行う青少年健全育成審議会の運営を行いました。
次に、下へ参りまして、(3)、治安対策の推進でございますが、二億一千七百六十二万余円を支出しております。
治安対策の推進といたしまして、東京の体感治安を向上させるため、振り込め詐欺等の特殊詐欺対策や不法滞在外国人対策などを実施してまいりました。
また、安全・安心まちづくりの推進といたしまして、地域安全マップづくり推進事業等の子供の安全対策への取り組みを行うほか、地域団体などが行う防犯カメラの整備に対する補助を行いました。
次に、(4)、交通安全対策でございますが、三億一千二十二万余円を支出しております。
交通安全対策の総合企画調整等といたしまして、交通の安全を図るため、TOKYO交通安全キャンペーンなどの普及啓発を初めとした交通安全対策を実施いたしました。
また、集中的な渋滞対策といたしまして、高度道路交通システムであるITS等の新技術を活用して交通流の円滑化を図るなど、渋滞緩和に向けた各種対策を講じてまいりました。
引き続きまして、財務諸表についてご説明申し上げます。
お手元にお配りしてございます平成二十五年度東京都決算参考書財務諸表の開いて四ページになります。四ページをお開きください。表頭の2、財務諸表の概要でございます。
まず、1、貸借対照表でございます。これは、当本部の資産、負債及びその差額である正味財産を示したものでございます。
平成二十五年度資産の部合計は四十万余円で、前年度に比べまして三万余円の増となっております。次に、負債の部合計は五億五千六百七十五万余円で、前年度に比べまして千六百七十八万余円の減となっております。先ほどの資産の部合計から負債の部合計を差し引いた正味財産の部合計は、マイナス五億五千六百三十五万余円となっております。
続きまして、その下、2、行政コスト計算書でございます。これは、当本部の収入と費用を示したものでございます。
一行目から順に、行政収入は七百七十五万余円、行政費用は十三億五千七百九十四万余円となっております。さらに、普通財産の増加に係る特別収入が三万余円で、収入と費用の当期収支差額はマイナス十三億五千十四万余円となっております。
最後に、3、キャッシュ・フロー計算書でございますが、これは、当本部の現金収支の状況を示したものでございます。
三行目になりますが、行政サービス活動収支差額はマイナス十三億三千七百四十六万余円、六行目になりますが、社会資本整備等投資活動収支差額はマイナス四千七百六十七万余円となっております。行政サービス活動収支差額と社会資本整備等投資活動収支差額とを合わせた収支差額合計は、マイナス十三億八千五百十三万余円となっております。
以上、簡単でございますが、当本部の平成二十五年度決算についてご説明申し上げました。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○三宅委員長 説明は終わりました。
この際、資料要求のある方は発言を願います。
○かち委員 二点お願いします。
ひきこもり対策に対する予算、決算の推移を〇八年から一三年まで。
それから、区市町村で実施しているひきこもり対策のそれぞれの主な内容についてお願いします。
○三宅委員長 ただいま、かち委員から資料要求がありましたが、これを分科会の資料要求とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○三宅委員長 異議なしと認めます。理事者におかれましては、要求された委員と調整の上、ご提出願います。
以上で青少年・治安対策本部関係を終わります。
○三宅委員長 これより人事委員会事務局関係に入ります。
初めに、人事委員会事務局長から挨拶並びに幹部職員の紹介があります。
○真田人事委員会事務局長 人事委員会事務局長の真田正義でございます。
三宅委員長を初め委員の皆様方のご指導を賜りながら、当局の事務事業を適切に執行してまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
続きまして、当局の幹部職員を紹介させていただきます。
任用公平部長の津国保夫でございます。試験部長の森山寛司でございます。審査担当部長の小澤達郎でございます。当分科会との連絡に当たらせていただきます総務課長の田中賢也でございます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
〔理事者挨拶〕
○三宅委員長 挨拶並びに紹介は終わりました。
○三宅委員長 これより決算の審査を行います。
平成二十五年度東京都一般会計決算中、人事委員会事務局所管分を議題といたします。
本件について理事者の説明を求めます。
○真田人事委員会事務局長 それでは、人事委員会事務局所管事業に係る平成二十五年度決算の審議をお願いするに当たりまして、当局の決算の概要につきましてご説明申し上げます。
お手元の平成二十五年度決算概要、この冊子でございますが、その一ページをお開き願いたいと思います。
当委員会事務局が所管する事業といたしましては、まず1の事業概要に記載のとおり、大きく五つございます。
第一は、人事委員会の運営等でございます。
第二は、労働基準監督機関としての事務でございまして、都立高校や都税事務所などのいわゆる非現業の事業場の勤務条件や職場環境などを調査監督するものでございます。
第三は、いわゆる人事委員会勧告でございまして、都の人事制度や職員の給与、勤務時間といった勤務条件の調査研究を行い、給与に関する勧告等を行うものでございます。
第四は、公平審査機能といわれるものでありまして、一つは、職員の勤務条件に関する措置要求を審査し、判定すること、もう一つは、職員に対する不利益処分についての不服申し立てを審査し、裁決することでございます。
第五は、毎年、春から秋にかけて実施しております職員の採用試験や管理職選考などの昇任選考の実施でございます。
これらの事務事業の実施に伴います平成二十五年度決算を総括いたしますと、2の決算の総括に記載してございますとおり、まず歳入につきましては、予算現額一万九千円に対しまして、収入済額一万九千円でございまして、収入率は一〇〇%でございます。
歳出につきましては、予算現額八億七千八十四万余円に対しまして、支出済額八億一千百七十二万余円でございまして、不用額は五千九百十二万余円となっております。執行率は九三・二%でございます。
なお、二ページに記載しております3、財務諸表の総括につきましては、後ほど決算参考書によりましてご説明申し上げますので、省略させていただきます。
以上が当局の平成二十五年度決算の概要でございます。
なお、詳細につきましては任用公平部長からご説明申し上げます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○津国任用公平部長 引き続きまして、お手元にお配りしてございます平成二十五年度東京都一般会計決算説明書により、決算の詳細につきましてご説明申し上げます。
決算の総括につきましては、ただいま局長よりご説明申し上げたとおりでございますので、省略させていただき、個別の内容についてご説明申し上げます。
恐れ入りますが、三ページをお開きいただきたいと存じます。初めに、歳入でございます。
まず、使用料及び手数料でございますが、これは、情報公開条例等に基づく開示手数料に係る手数料収入でございまして、一万九千余円を収入しております。
続きまして、四ページをお開き願います。諸収入でございますが、これは、臨時職員の雇用保険料納付金に係る収入でございまして、予算現額一万八千円に対しまして、対象となる雇用がなかったことから、収入済額はございませんでした。
次に、歳出でございます。五ページをごらん願います。
当局の歳出の支出済額合計は、表の科目欄にお示ししております人事委員会費で、支出済額八億一千百七十二万余円、執行率九三・二%でございます。
内訳でございますが、まず委員会費は、支出済額千六百六十五万余円、執行率九七・四%でございます。これは、執行概要説明の欄にお示ししておりますように、人事委員会の委員に対する報酬及び委員会事務に要した経費でございます。
六ページをお開き願います。管理費でございます。
支出済額七億九千五百六万余円、執行率九三・一%でございます。これは、執行概要説明の欄にお示ししておりますように、職員費等管理事務、任用及び給与制度の調査研究等並びに各種試験の実施に要した経費でございます。
これらの支出の内訳でございますが、まず、(1)、管理事務は、職員の給料、諸手当等に係る職員費など事務局の管理事務に要した経費で、支出済額六億百七十四万余円、執行率九七・一%でございます。
(2)、労働基準監督機関としての事務は、非現業職員に関する労働基準監督機関としての事務に要した経費で、支出済額百二万余円、執行率六七・〇%でございます。
(3)、任用及び給与制度の調査研究等に関する事務は、給与勧告等の基礎資料となる、職員及び民間従業員の給与に係る調査等に要した経費で、支出済額二千四百五十万余円、執行率八八・二%でございます。
(4)、公平審査等に関する事務は、職員の勤務条件に関する措置要求の審査や不利益処分についての不服申し立ての審査に要した経費で、支出済額五百三十四万余円、執行率六七・七%でございます。
七ページの(5)、職員の採用試験等の実施に関する事務は、職員の採用試験及び昇任選考に係る試験問題等の印刷経費、試験会場の借り上げ等に要した経費で、支出済額一億六千二百四十三万余円、執行率八二・四%でございます。
最後に、不用額説明でございますが、試験実施の実績による残など、計五千八百六十八万余円を不用額として計上いたしております。
引き続き、お手元の平成二十五年度東京都決算参考書財務諸表に従いまして、財務諸表の概要についてご説明申し上げます。
三ページをお開きいただきますと、財務諸表の総括となっておりますが、その詳細な内容につきましては次のページに記載しておりますので、恐れ入りますが、四ページをお開き願います。まず、1、貸借対照表でございます。
資産の部につきましては、当局は資産を保有しておりませんので、計上はございません。
負債の部でございますが、合計欄にございますように、四億九千八百十八万余円で、前年度比六千八百六十二万余円の減となっております。これは、退職給与引当金及び賞与引当金の計上によるものでございます。
したがいまして、正味財産の部合計でございますが、マイナス四億九千八百十八万余円で、前年度比六千八百六十二万余円の増となっております。
次に、2、行政コスト計算書でございます。
収入の面では、行政収入が一万余円、特別収入として退職給与引当金の戻し入れ益が六千八百四十九万余円ございました。費用の面では、行政費用が八億一千百五十九万余円でございます。これらを合わせた当期収支差額は、マイナス七億四千三百八万余円でございまして、前年度比一億四千三百三十八万余円の増でございます。
次に、3、キャッシュ・フロー計算書でございます。
行政サービス活動収支差額はマイナス八億一千百七十万余円でございます。収支差額合計は、同じくマイナス八億一千百七十万余円でございまして、前年度比三百九十二万余円の増でございます。
以上をもちまして平成二十五年度決算の詳細についての説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○三宅委員長 説明は終わりました。
この際、資料要求のある方は発言を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○三宅委員長 それでは、資料要求はなしと確認させていただきます。
以上で人事委員会事務局関係を終わります。
○三宅委員長 これより監査事務局関係に入ります。
初めに、監査事務局長から挨拶並びに幹部職員の紹介があります。
○石原監査事務局長 監査事務局長の石原清次でございます。
三宅委員長を初め委員の皆様方のご指導、ご鞭撻を賜り、監査事務の適切な執行に努めてまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
それでは、当局の幹部職員をご紹介させていただきます。
監査担当部長の副島建でございます。当分科会との連絡に当たらせていただきます総務課長の山崎太朗でございます。
どうぞよろしくお願いいたします。
〔理事者挨拶〕
○三宅委員長 挨拶並びに紹介は終わりました。
○三宅委員長 これより決算の審査を行います。
平成二十五年度東京都一般会計決算中、監査事務局所管分を議題といたします。
本件について理事者の説明を求めます。
○石原監査事務局長 平成二十五年度の当局の決算についてご説明申し上げます。
まず初めに、お手元の平成二十五年度決算概要によりまして、事業概要及び決算の概要についてご説明申し上げます。
一ページをお開き願いたいと存じます。1の事業概要でございますが、監査委員は、地方自治法に基づき設けられている独任制の執行機関でございます。
平成二十五年に実施いたしました監査の内容でございますが、定例監査は、全庁を対象に実施する最も基本的な監査でございます。本庁と事業所を合わせまして、四百四十七カ所で実施いたしました。
そのほか、表にございますように、工事監査、財政援助団体等監査、行政監査、決算審査などを実施いたしました。
これらの結果、表の右下にございますように、是正改善を行うよう二百十一件の指摘を行いました。また、改善を検討するよう意見、要望を付した案件はございませんでした。
なお、これらの監査結果などの内容につきましては、定例会においてご報告申し上げております。
次に、2の決算の総括でございます。
歳入につきましては、収入済額十二万八千八百三十四円、歳出につきましては、支出済額八億八千二百八十四万余円、執行率が九六・四%となっております。
3の財務諸表の総括でございますが、後ほど決算参考書によりご説明申し上げます。
続きまして、お手元の平成二十五年度東京都一般会計決算説明書に基づきまして、決算の内容をご説明申し上げます。
一ページをお開き願います。決算の総括でございます。
先ほど申し上げましたとおり、収入済額十二万八千八百三十四円、支出済額八億八千二百八十四万余円でございます。
次に、歳入の内訳でございます。
三ページをお開き願います。まず、使用料及び手数料でございます。情報公開条例に基づく開示手数料を見込んでございましたが、開示請求はなく、収入はございませんでした。
四ページをお開きください。諸収入でございます。
雑入として、職員手当の過年度分過払い金の返還金として、十二万八千八百三十四円を収入しております。
次に、歳出でございます。
五ページをお開き願います。監査委員費でございますが、予算現額九億一千六百十五万余円に対しまして、支出済額は八億八千二百八十四万余円でございます。主な支出内訳は、監査委員の報酬及び事務局職員の給与関係費でございます。
続きまして、財務諸表についてご説明申し上げます。
お手元の平成二十五年度東京都決算参考書財務諸表の一ページをごらんいただきたいと存じます。財務諸表の総括でございますが、まず、1の貸借対照表でございますが、資産につきましては、当局は資産を保有しておりませんので、計上はございません。
負債は七億六百四十八万余円でございます。これは、退職給与引当金の六億五千百十一万余円及び賞与引当金の五千五百三十七万余円を計上したものでございます。
資産から負債を差し引いた正味財産は、マイナス七億六百四十八万余円となっております。
次に、2の行政コスト計算書でございますが、収入は二千三百八万余円、費用は八億八千百六十八万余円でございます。差し引きはマイナス八億五千八百六十万余円となっております。
次に、3のキャッシュ・フロー計算書でございますが、収入は十二万八千八百三十四円、支出は八億八千二百八十四万余円でございます。差し引きはマイナス八億八千二百七十一万余円となっております。
二ページに財務諸表の概要として二十四年度との増減、三ページ以降には各財務諸表を記載しておりますので、後ほどごらんいただければと存じます。
以上で平成二十五年度決算についての説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○三宅委員長 説明は終わりました。
この際、資料要求のある方は発言を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○三宅委員長 それでは、資料要求はなしと確認させていただきます。
以上で監査事務局関係を終わります。
○三宅委員長 これより議会局関係に入ります。
初めに、議会局長から挨拶並びに幹部職員の紹介があります。
○影山議会局長 議会局長の影山竹夫でございます。
三宅委員長を初め委員の皆様方には、日ごろからご指導、ご鞭撻を賜り、まことにありがとうございます。
私どもは、議会の事務局として議会活動を補佐するため、最大限の努力をしてまいる所存でございますので、よろしくお願い申し上げます。
それでは、議会局の幹部職員を紹介させていただきます。
管理部長の別宮浩志でございます。議事部長の新美大作でございます。調査部長の小山明子でございます。そして、本委員会との連絡調整に当たります経理課長の油谷行泰でございます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
〔理事者挨拶〕
○三宅委員長 挨拶並びに紹介は終わりました。
○三宅委員長 これより決算の審査を行います。
平成二十五年度東京都一般会計決算中、議会局所管分を議題といたします。
本件について理事者の説明を求めます。
○影山議会局長 平成二十五年度における議会局所管の決算の概要についてご説明申し上げます。
議会局は、二元代表制のもと、都議会がその権能を最大限に発揮できるよう、事務局として議会の運営や活動を適切に補佐することが基本的な役割でございます。
それでは、お手元の平成二十五年度一般会計決算概要の一ページをお開き願いたいと思います。1、議会活動でございます。
(1)の議会の開会状況等でございますが、本会議の開会日数は、四回の定例会と臨時会二回を通算いたしまして十九日でございます。また、委員会につきましては、常任委員会、特別委員会及び議会運営委員会を合わせまして、二百八回開催されました。
この間に審議されました議案件数は、予算、条例、契約及び意見書など二百七十二件でございます。また、請願陳情の付託件数は百六十一件となっております。
(2)、その他の議会活動といたしましては、二〇二〇年のオリンピック・パラリンピック開催都市決定に際し、ブエノスアイレスへ議員十五名を派遣し、招致活動を行ったところでございます。
また、友好都市交流事業として、ソウル特別市へ、各会派代表の一行が訪問し、ソウル特別市との友好関係の発展に寄与したところでございます。
次に、2、決算総括でございます。
(1)の歳入についてでございますが、予算現額百二十万余円に対し、収入済額は百十八万余円でございます。
(2)の歳出につきましては、予算現額六十億二千八百九万余円に対し、支出済額は五十五億一千三百七万余円で、執行率は九一・五%でございます。
二ページは財務諸表の総括となっております。この財務諸表を含めまして、決算の詳細につきましては、引き続き、管理部長からご説明申し上げます。どうぞよろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○別宮管理部長 それでは、お手元の平成二十五年度東京都一般会計決算説明書によりまして、議会局所管の決算について説明申し上げます。
一ページ及び二ページの決算の総括につきましては、ただいま局長の方からご説明いたしましたとおりでございます。
三ページをごらんいただきます。歳入でございます。
使用料及び手数料でございますけれども、予算現額三十九万余円に対し、収入済額は四十三万余円となっております。主なものは、本会議等の中継放送を行っている東京メトロポリタンテレビジョン株式会社からの建物使用料収入でございます。
次に、四ページをお開き願います。諸収入でございます。予算現額八十一万余円に対しまして、収入済額は七十五万余円となっております。これは、雇用保険料納付金等を収入したものでございます。
五ページから六ページにかけてでございますが、歳出でございます。
歳出予算は、議会活動に係る議会運営費と、管理運営に係る事務局費の二つに区分されております。
まず、五ページの議会運営費でございますが、予算現額三十五億六千二百四十五万余円に対し、支出済額は三十三億一千八百五十五万余円で、執行率は九三・二%となっております。
支出内訳は、中ほどにお示ししてございますとおり、議員の報酬及び共済費、費用弁償、議長交際費、報償費、政務活動費等でございます。
不用額は、一番下の2でございますが、議員欠員等による執行残でございまして、合計二億四千三百九十万余円となっております。
六ページをお開き願います。事務局費でございます。
予算現額二十四億六千五百六十三万余円に対しまして、支出済額は二十一億九千四百五十二万余円、執行率は八九・〇%となっております。
支出内訳は、中ほどにお示ししてありますとおり、職員費、都議会広報等でございます。
事務局費の不用額は、一番下の3でございますけれども、落札差金や職員費等の実績による執行残で、二億七千百十万余円でございます。
以上が一般会計決算説明書の説明でございます。
続きまして、財務諸表について説明申し上げます。
お手元にお配りしております平成二十五年度東京都決算参考書財務諸表の二ページをお開きいただきたいと存じます。財務諸表の概要でございます。
まず、1の貸借対照表についてでございます。中ほどの資産の部合計は八十六億二百八十六万余円でございまして、前年比二億六千三百四十二万余円の減となっております。
その下の負債の部合計につきましては、十一億五千百四十一万余円でございまして、前年比六千八百八十二万余円の減となっております。
先ほどの資産の部合計からこの負債の部合計を差し引いた正味財産の部合計は、七十四億五千百四十四万余円であり、前年比一億九千四百六十万余円の減となっております。
次に、2の行政コスト計算書でございます。
行政収入は百十八万余円、行政費用は五十七億七千九百十三万余円でございます。当期収支差額はマイナス五十七億七千七百九十四万余円でございまして、前年比で二億四千六百二十三万余円の増となっております。
次に、3のキャッシュ・フロー計算書でございます。
三行目の行政サービス活動収支差額は、マイナス五十五億一千百八十九万余円となっております。中ほどの収支差額合計につきましても、マイナス五十五億一千百八十九万余円でございまして、前年比で五百二十万余円の増となっております。
なお、三ページ以降に財務諸表の詳細をお示ししてございます。
以上をもちまして議会局所管の平成二十五年度歳入歳出決算についての説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○三宅委員長 説明は終わりました。
この際、資料要求のある方は発言を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○三宅委員長 それでは、資料要求はなしと確認させていただきます。
以上で議会局関係を終わります。
これをもちまして本日の分科会を閉会いたします。
午後二時二十八分散会
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