平成二十四年度各会計決算特別委員会速記録第二号

平成二十五年十月十六日(水曜日)
第十二委員会室
午後一時開議
出席委員 三十一名
委員長相川  博君
副委員長小磯 善彦君
副委員長秋田 一郎君
副委員長植木こうじ君
理事大場やすのぶ君
理事吉住 健一君
理事上野 和彦君
理事島田 幸成君
理事松村 友昭君
理事高橋 信博君
加藤 雅之君
山内  晃君
栗山よしじ君
松田やすまさ君
おときた駿君
西沢けいた君
栗林のり子君
舟坂ちかお君
田中 朝子君
大松あきら君
遠藤  守君
北久保眞道君
西崎 光子君
小山くにひこ君
徳留 道信君
河野ゆりえ君
堀  宏道君
鈴木 錦治君
きたしろ勝彦君
今村 るか君
山田 忠昭君

欠席委員 なし

出席説明員
会計管理局局長松田 芳和君
管理部長土渕  裕君
警察・消防出納部長吉田 公己君
会計制度担当部長副島  建君

本日の会議に付した事件
平成二十四年度東京都各会計歳入歳出決算の認定について
平成二十四年度決算概要(説明)
・平成二十四年度東京都一般会計決算
・平成二十四年度東京都特別区財政調整会計決算
・平成二十四年度東京都地方消費税清算会計決算
・平成二十四年度東京都小笠原諸島生活再建資金会計決算
・平成二十四年度東京都母子福祉貸付資金会計決算
・平成二十四年度東京都心身障害者扶養年金会計決算
・平成二十四年度東京都中小企業設備導入等資金会計決算
・平成二十四年度東京都林業・木材産業改善資金助成会計決算
・平成二十四年度東京都沿岸漁業改善資金助成会計決算
・平成二十四年度東京都と場会計決算
・平成二十四年度東京都都営住宅等事業会計決算
・平成二十四年度東京都都営住宅等保証金会計決算
・平成二十四年度東京都都市開発資金会計決算
・平成二十四年度東京都用地会計決算
・平成二十四年度東京都公債費会計決算
・平成二十四年度東京都臨海都市基盤整備事業会計決算

○相川委員長 ただいまから平成二十四年度各会計決算特別委員会を開会いたします。
 初めに、委員の辞任及び選任について申し上げます。
 去る十月十一日付で、議長において、早坂義弘委員の辞任が許可され、新たにきたしろ勝彦議員を選任した旨通知がありましたので、ご報告いたします。
 この際、新任の委員を紹介いたします。
 きたしろ勝彦委員です。

○きたしろ委員 よろしくお願いします。未熟者です。

○相川委員長 紹介は終わりました。
 なお、議席につきましては、ただいまご着席のとおりといたしますので、ご了承願います。
 また、委員会実施要領により、きたしろ勝彦委員を第二分科会の委員に指名いたしますので、ご了承願います。

○相川委員長 本日から、さきにご決定いただきました実施要領及び審査日程に従いまして、平成二十四年度決算の審査を進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。
 なお、決算審査の参考資料として、平成二十四年度予算の審議等における懸案事項の措置状況調をお手元に配布してあります。後ほどご参照願います。
 質疑に際して、各委員の皆様にお願いいたします。
 本委員会は決算の審査であります。質疑の際は、平成二十四年度決算の審査から逸脱しないよう、委員長として特にお願いをいたしたいと思います。ご協力のほどお願い申し上げます。
 本日は、決算審査の第一回目でございますので、平成二十四年度会計決算について、会計管理局長から説明を聴取いたします。
 なお、局別の説明聴取と資料要求は、本委員会終了後、それぞれの分科会に分かれて行いますので、ご了承願います。
 この際、理事者の皆様に申し上げます。
 過日の委員会で決定いたしました実施要領の中で、理事者にかかわるものについては、各局へも周知徹底されますよう、よろしくお願いいたします。
 それでは、会計管理局長から挨拶並びに幹部職員の紹介があります。

○松田会計管理局長 会計管理局長の松田芳和でございます。
 平成二十四年度における一般会計及び十五の特別会計の決算につきまして、官庁会計決算に加え、参考資料として、複式簿記・発生主義会計によります財務諸表を提出させていただいております。
 委員長、副委員長を初め各委員の皆様方には、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
 なお、ただいま委員長からいただきました委員会及び分科会の運営に関しますご要望につきましては、直ちに各局に周知徹底をいたしまして、審議が円滑に行われますよう万全を尽くしてまいります。
 それでは、私ども会計管理局の幹部職員を紹介させていただきます。
 まず、管理部長の土渕裕でございます。警察・消防出納部長の吉田公己でございます。会計制度担当部長の副島建でございます。続きまして、本委員会と各局との連絡調整を担当いたします総務課長の長嶺浩子でございます。会計企画課長の井村琢でございます。
 どうぞよろしくお願い申し上げます。
   〔理事者挨拶〕

○相川委員長 挨拶並びに紹介は終わりました。

○相川委員長 これより決算の審査を行います。
 平成二十四年度東京都各会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
 決算の概要について理事者の説明を求めます。

○松田会計管理局長 平成二十四年度における一般会計及び十五の特別会計の決算の概要につきましてご説明申し上げます。
 お手元にございます平成二十四年度各会計歳入歳出決算概要をごらんください。
 表紙をおめくりいただきまして、右側一ページの表1、一般会計・特別会計歳入歳出決算総括表でございます。
 まず、上段の一般会計につきましては、歳入決算額が五兆九千五百五十四億八千九百万余円、歳出決算額が五兆九千二十九億七千七百万余円でございまして、差額は五百二十五億一千二百万余円となっております。
 また、中段になりますが、十五の特別会計の歳入決算額は三兆六千九百六十五億二百万余円、歳出決算額が三兆五千四百三十億九千二百万余円で、差額は千五百三十四億一千万余円となっております。
 これら一般会計及び十五特別会計を合計した歳入決算額は、下段にありますとおり、九兆六千五百十九億九千二百万余円、歳出決算額は九兆四千四百六十億六千九百万余円であり、差額は二千五十九億二千二百万余円となっております。
 なお、この差額につきましては、平成二十五年度に繰り越しをいたしました。
 次に、ページをおめくりいただきまして、二ページ及び三ページで見開きになっております表2、会計別決算総括表についてご説明申し上げます。
 まず、最上段の一般会計でございます。
 左側二ページの歳入では、予算現額が六兆二千二百五十一億三百万余円、収入済額は五兆九千五百五十四億八千九百万余円であり、予算現額に対し二千六百九十六億一千三百万余円下回り、予算現額に対する収入済額の割合は九五・七%となっております。
 また、右側三ページの歳出につきましては、予算現額が六兆二千二百五十一億三百万余円、支出済額が五兆九千二十九億七千七百万余円、翌年度繰越額が四百八十五億九千万余円、不用額は二千七百三十五億三千五百万余円で、予算現額に対する支出済額の割合は九四・八%となっております。
 次に、特別会計についてご説明申し上げます。
 二ページの下から二段目でございますが、十五の特別会計を合計いたしますと、歳入では、予算現額が三兆七千八百八十億九千五百万余円、収入済額が三兆六千九百六十五億二百万余円であり、予算現額に対し九百十五億九千二百万余円下回り、予算現額に対する収入済額の割合は九七・六%となっております。
 また、三ページの歳出につきましては、予算現額が三兆六千六百五十一億八千三百万余円、支出済額が三兆五千四百三十億九千二百万余円、翌年度繰越額が百二十億二千三百万余円、不用額は一千百億六千七百万余円で、予算現額に対する支出済額の割合は九六・七%となっております。
 なお、四ページ及び五ページには、表3、表4といたしまして、一般会計の歳入歳出を款別にお示ししてございます。後ほどごらんいただければと存じます。
 続きまして、六ページをお開きください。表5でございますが、実質収支についてご説明申し上げます。
 まず、上段の一般会計でございます。
 平成二十四年度の歳入総額Aから歳出総額Bを差し引いた形式収支Cは、五百二十五億一千二百万余円でございます。ここから翌年度へ繰り越すべき財源Dの三百五十五億八千二百万余円を差し引いた実質収支額CマイナスDは、百六十九億三千万余円となっております。
 中段にございます特別会計の実質収支額は、同様に一千五百二十六億三千九百万余円となっております。
 これら一般会計と特別会計を合計した実質収支額は、最下段にございますとおり、一千六百九十五億六千九百万余円となっております。
 次に、七ページから九ページにかけまして、表6といたしまして、財産に関する調書を記載してございます。
 地方自治法で定められました公有財産、物品、債権、基金の四種類の財産につきまして、平成二十四年三月末現在高、決算年度中増減高及び平成二十五年三月末現在高などをお示ししてございます。
 次に、飛びまして一一ページをごらんください。このページ以降は、参考資料として提出いたしております複式簿記・発生主義会計によります財務諸表の概要でございます。
 まず、表7、一般会計及び特別会計の財務諸表総括表でございます。
 初めに、上段の貸借対照表でございます。
 資産の総額は、右端の合計にありますように、三十二兆六千三百二十八億六千九百万余円、その下、負債の総額は八兆五千三十億九千万余円、差し引きの正味財産の総額は二十四兆一千二百九十七億七千九百万余円となっております。
 次に、その下の行政コスト計算書でございます。
 これは、税収を中心とした収入と、行政活動に伴い発生するフルコストを網羅的に計上いたしまして、その年の財務業績をわかりやすく示したものでございます。
 収入の総額は五兆九千四百四十九億七千百万余円、費用の総額は五兆七千七百四十三億九千百万余円、差し引き一千七百五億七千九百万余円となっております。
 なお、この差引額は、民間企業の損益計算書における当期純利益に該当いたします。
 次に、その下、キャッシュ・フロー計算書でございます。これは行政サービス活動、社会資本整備等投資活動及び財務活動の三つの視点から現金収支の状況をお示ししたものでございます。
 最後に、最下段の正味財産変動計算書でございます。これは貸借対照表の正味財産の部の変動状況をお示ししたものでございます。
 次の一二ページから一五ページにかけましては、財務諸表総括表を会計別にお示ししてございます。後ほどごらんいただければと存じます。
 以上をもちまして平成二十四年度各会計歳入歳出決算の概要説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○相川委員長 説明は終わりました。
 この際、各分科会委員長に申し上げます。
 分科会における局別質疑終了後は、速やかに審査報告書を提出されますようお願いいたします。
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時十三分散会

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