委員長 | 高橋 信博君 |
副委員長 | 伊藤こういち君 |
副委員長 | 尾崎 大介君 |
畔上三和子君 | |
斉藤やすひろ君 | |
田中たけし君 | |
鈴木あきまさ君 | |
滝沢 景一君 | |
岡田眞理子君 | |
馬場 裕子君 |
欠席委員 なし
出席説明員福祉保健局 | 局長 | 川澄 俊文君 |
次長 | 梶原 洋君 | |
技監 | 前田 秀雄君 | |
総務部長 | 中川原米俊君 | |
指導監査部長 | 高原 俊幸君 | |
医療政策部長 | 浜 佳葉子君 | |
保健政策部長 | 高橋 郁美君 | |
生活福祉部長 | 小林 秀樹君 | |
高齢社会対策部長 | 中山 政昭君 | |
少子社会対策部長 | 桃原慎一郎君 | |
障害者施策推進部長 | 山岸 徳男君 | |
健康安全部長 | 中谷 肇一君 | |
企画担当部長 | 篠原 敏幸君 | |
事業調整担当部長 | 萱場 明子君 | |
医療改革推進担当部長 | 笹井 敬子君 | |
医療政策担当部長 | 小林 幸男君 | |
地域保健担当部長 | 松浦 慎司君 | |
生活支援担当部長 | 市川郁美子君 | |
施設調整担当部長 | 枦山日出男君 | |
事業推進担当部長 | 廣瀬 豊君 | |
障害者医療担当部長 | 熊谷 直樹君 | |
食品医薬品安全担当部長 | 鈴木 達夫君 | |
感染症危機管理担当部長 | 清古 愛弓君 | |
病院経営本部 | 本部長 | 塚田 祐次君 |
経営企画部長 | 和賀井克夫君 | |
サービス推進部長 | 中野 透君 | |
経営戦略・再編整備担当部長 | 齊藤 和弥君 |
本日の会議に付した事件
平成二十三年度東京都各会計歳入歳出決算の認定について
福祉保健局関係
・平成二十三年度東京都一般会計決算(説明)
・平成二十三年度東京都母子福祉貸付資金会計決算(説明)
・平成二十三年度東京都心身障害者扶養年金会計決算(説明)
病院経営本部関係
・平成二十三年度東京都一般会計決算(説明)
○高橋委員長 ただいまから平成二十三年度各会計決算特別委員会第二分科会を開会いたします。
本日は、お手元配布の会議日程のとおり、福祉保健局及び病院経営本部関係の決算の審査を行います。
なお、本日は説明を聴取し、資料要求することにとどめ、質疑は後日の分科会で行います。ご了承願います。
これより福祉保健局関係に入ります。
初めに、福祉保健局長からあいさつ並びに幹部職員の紹介があります。
○川澄福祉保健局長 福祉保健局長の川澄俊文でございます。
高橋委員長を初め委員の皆様方には日ごろからご指導を賜り、まことにありがとうございます。
本日から平成二十三年度の一般会計及び特別会計の決算につきましてご審議をいただくこととなります。事務事業の執行に当たりましては、今後とも一層の努力をしてまいる所存でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
それでは、説明に先立ちまして、当局の幹部職員を紹介させていただきます。
福祉保健局次長の梶原洋でございます。福祉保健局技監の前田秀雄でございます。総務部長の中川原米俊でございます。指導監査部長の高原俊幸でございます。医療政策部長の浜佳葉子でございます。保健政策部長の高橋郁美でございます。生活福祉部長の小林秀樹でございます。高齢社会対策部長の中山政昭でございます。少子社会対策部長の桃原慎一郎でございます。障害者施策推進部長の山岸徳男でございます。健康安全部長の中谷肇一でございます。企画担当部長の篠原敏幸でございます。事業調整担当部長の萱場明子でございます。医療改革推進担当部長の笹井敬子でございます。医療政策担当部長の小林幸男でございます。地域保健担当部長の松浦慎司でございます。生活支援担当部長の市川郁美子でございます。施設調整担当部長の枦山日出男でございます。事業推進担当部長の廣瀬豊でございます。障害者医療担当部長の熊谷直樹でございます。食品医薬品安全担当部長の鈴木達夫でございます。感染症危機管理担当部長の清古愛弓でございます。最後に、当委員会との連絡に当たらせていただきます担当部長の平山哲也でございます。
以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
〔理事者あいさつ〕
○高橋委員長 あいさつ並びに紹介は終わりました。
○高橋委員長 これより決算の審査を行います。
平成二十三年度東京都一般会計決算中、福祉保健局所管分、平成二十三年度東京都母子福祉貸付資金会計決算及び平成二十三年度東京都心身障害者扶養年金会計決算を一括して議題といたします。
本件について理事者の説明を求めます。
○川澄福祉保健局長 それでは、平成二十三年度決算の概要につきましてご説明申し上げます。
お手元にございます資料1、決算概要の一ページをお開き願います。第1、事業概要でございます。
福祉保健局では、大都市東京にふさわしい福祉保健医療施策を積極的に展開し、福祉健康都市の充実に努めております。
1、福祉保健基盤の整備に関することから、二ページにわたりますが、八つの施策体系に区分しております。ごらんいただきたいと存じます。
次に、三ページをお開き願います。第2、決算の総括でございます。
福祉保健局では、一般会計のほか、母子福祉貸付資金会計、心身障害者扶養年金会計の二つの特別会計を所管しております。
まず、一般会計についてご説明いたします。なお、百万円未満は四捨五入してお示ししてございます。
歳入につきましては、予算現額一千八百四十八億一千六百万円に対し、収入済額は一千六百三十三億八千二百万円で、予算現額に対する収入率は八八・四%となっております。
次に、歳出でございますが、予算現額九千二百三十二億五千八百万円に対し、支出済額は八千八百五億五千七百万円で、予算現額に対する執行率は九五・四%となっております。
次に、特別会計について申し上げます。
まず、母子福祉貸付資金会計でございますが、本会計は、母子及び寡婦福祉法に基づき、母子家庭に対し母子福祉資金の貸し付けを行うため設置しております。予算現額は、歳入歳出ともに五十二億二千万円、これに対し、収入済額は六十一億九百万円、支出済額は四十二億二百万円であり、予算現額に対し、収入率一一七・〇%、執行率八〇・五%となっております。
なお、歳計剰余金十九億七百万円は、翌年度への繰り越しとなっております。
次に、心身障害者扶養年金会計でございます。
本会計は、東京都心身障害者扶養年金制度を運用するため設置しております。予算現額は歳入歳出ともに七十億六千五百万円、収入済額、支出済額ともに六十八億一千二百万円であり、予算現額に対し収入率、執行率ともに九六・四%となっております。
次に、四ページをお開き願います。第3、財務諸表の総括でございますが、各会計ごとに貸借対照表、行政コスト計算書を掲載してございます。詳しい内容につきましては、後ほど決算参考書によりまして総務部長からご説明申し上げます。
次に、五ページをお開き願います。第4、平成二十三年度に実施した主な事業についてご説明申し上げます。
まず、1、福祉保健基盤の整備でございます。
福祉保健区市町村包括補助事業では、区市町村が実施する福祉、保健、医療の基盤整備等を目的とする事業を支援いたしました。
次に、2、医療提供体制の確保でございます。
救急医療対策では、救急医療の東京ルールを推進し、地域の救急医療機関が相互に協力し、連携して救急患者を受け入れる体制確保に取り組みました。また、災害医療対策では、医療施設の耐震化や自家発電設備の整備など災害医療体制の強化を図るとともに、在宅療養患者の停電時等における安全確保について支援いたしました。
次に、3、保健施策の推進でございます。
自殺総合対策の推進を図るとともに、がん予防対策の推進では、がん検診の受診率と質の向上に向けた取り組みを実施いたしました。
次に、4、生活福祉施策の推進でございます。
低所得者対策の推進では、低所得者、離職者対策事業を実施し、低所得者等の生活の安定化や所得の向上に向けた取り組みを進めました。
六ページをお開き願います。5、高齢者福祉施策の推進でございます。
認知症対策の推進では、認知症高齢者グループホームの緊急整備を図るなど、認知症高齢者等の日常生活を支えるための取り組みを進めました。また、特別養護老人ホーム等の整備では、今後増加する高齢者の介護ニーズに対応するため、介護基盤の整備促進に取り組みました。
次に、6、子どもと家庭・女性福祉、母子保健、小児医療施策の推進でございます。
保育サービスの拡充では、待機児童の解消に向け、保育所の新設、増改築等による整備の支援とともに、ゼロ歳から二歳児の定員拡充につながる取り組みを加速させました。また、区市町村への子ども家庭支援区市町村包括補助事業、子育て推進交付金により、子育て支援全般の充実を図りました。
次に、7、障害者(児)施策の推進でございます。
障害者の就労支援・安心生活基盤整備三か年プランにより、障害者雇用の増加のために必要な就労支援の充実を図りました。また、障害者地域移行支援では、障害者地域生活移行促進事業を実施し、地域生活への移行を促進する支援を行いました。
七ページをお開き願います。8、健康危機管理体制の充実でございます。
新型インフルエンザ対策では、流行に対応するため、抗インフルエンザウイルス薬、個人防護具等の備蓄や患者の受け入れを行う医療機関の確保に取り組むなど、地域医療体制の整備を推進いたしました。
以上が平成二十三年度の福祉保健局における決算概要でございます。
なお、詳細につきましては、引き続き総務部長からご説明申し上げますので、ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○中川原総務部長 それでは、決算の詳細につきまして、お手元の決算説明書及び決算参考書によりご説明申し上げます。
資料2、東京都一般会計決算説明書をごらんいただきたいと存じます。
まず、一ページをお開き願います。決算の総括を記載してございます。
この内容につきましては、ただいま局長からご説明申し上げましたので、私からは歳入歳出決算につきまして、歳入は款ごとに、歳出は項ごとに主な内容をご説明申し上げます。
初めに、歳入についてでございますが、五ページをお開き願います。一番上段をごらん願います。分担金及び負担金でございます。
右から三列目をごらん願います。収入済額は十八億五千四百万余円、一番右の列に記載しておりますが、収入率は一〇二・七%となっております。
次に、六ページをお開き願います。使用料及び手数料でございます。
収入済額は百六十二億八千三百万余円、収入率は八四・九%となっております。
次に、一五ページをお開き願います。国庫支出金でございます。
収入済額は七百五十九億九千三百万余円、収入率は九三・五%となっております。
次に、二七ページをお開き願います。財産収入でございます。
収入済額は五億五千三百万余円、収入率は七五・四%となっております。
次に、三〇ページをお開き願います。寄附金でございます。
収入済額は五百万円となっております。
次に、三一ページをごらん願います。繰入金でございます。
収入済額は五百六十七億三千六百万余円、収入率は七五・四%となっております。
次に、四六ページをお開き願います。諸収入でございます。
収入済額は百十九億五千四百万余円、収入率は一八二・五%となっております。
次に、歳出についてでございますが、六九ページをお開き願います。福祉保健費でございます。
支出済額は八千七百八十七億六千五百万余円、執行率は九五・四%となっております。科目別の内訳といたしまして、その下の福祉保健管理費でございますが、局管理事務、監理団体に対する補助金などに要する経費を支出いたしまして、支出済額は百四億九千百万余円、執行率は九〇・九%となっております。
次に、七七ページをお開き願います。医療政策費でございます。
救急医療、周産期医療などの医療対策、医師、看護師確保対策などに要する経費を支出いたしまして、支出済額は二百九十億三千四百万余円、執行率は九三・四%となっております。
次に、八八ページをお開き願います。保健政策費でございます。
健康づくり対策、各種医療費助成、国民健康保険制度の運営などに要する経費を支出いたしまして、支出済額は二千五百億六千五百万余円、執行率は九八・七%となっております。
次に、一〇一ページをお開き願います。生活福祉費でございます。
生活保護事業、福祉人材の養成、低所得者対策などに要する経費を支出いたしまして、支出済額は四百六十四億一千二百万余円、執行率は九二・五%となっております。
次に、一一四ページをお開き願います。高齢社会対策費でございます。
介護保険制度の運営や認知症対策事業など、高齢者福祉の増進に要する経費を支出いたしまして、支出済額は一千六百三十九億一千万余円、執行率は九七・七%となっております。
次に、一二八ページをお開き願います。少子社会対策費でございます。
児童育成手当等の支給や児童福祉施設等の運営など、子どもと家庭・女性福祉、母子保健の推進に要する経費を支出いたしまして、支出済額は一千四百七十億四百万余円、執行率は九七・三%となっております。
次に、一四四ページをお開き願います。障害者施策推進費でございます。
在宅福祉サービス、重度心身障害者手当等の支給、心身障害者施設の運営などに要する経費を支出いたしまして、支出済額は一千五百二十九億九千万余円、執行率は九七・六%となっております。
次に、一五九ページをお開き願います。健康安全費でございます。
食品衛生及び環境衛生対策、感染症対策などに要する経費を支出いたしまして、支出済額は二百二十七億五千六百万余円、執行率は八三・一%となっております。
次に、一七二ページをお開き願います。施設整備費でございます。
社会福祉施設の整備等に要する経費を支出いたしまして、支出済額は五百六十億九千八百万余円、執行率は七七・七%となっております。
以上が福祉保健費の決算でございます。
引き続き特別会計についてご説明申し上げます。
お手元の資料3、東京都母子福祉貸付資金会計決算説明書をごらんいただきたいと存じます。
一ページをお開き願います。
本会計は、母子及び寡婦福祉法に基づき、配偶者のいない女性で児童を扶養している方に対しまして、各種の貸付金などにより、母子の自立支援と福祉の増進を図るものでございます。
二ページをお開き願います。歳入でございます。
事業収入として、母子福祉貸付金の返還金、一般会計からの繰入金等を収入いたしました。一番下の合計欄をごらん願います。収入済額は六十一億九百万余円、収入率は一一七%となっております。
次に、三ページをごらん願います。歳出でございます。
母子福祉貸付資金の貸付金などを支出いたしまして、支出済額は四十二億二百万余円、執行率は八〇・五%となっております。
次に、お手元の資料4、東京都心身障害者扶養年金会計決算説明書をごらんいただきたいと存じます。
一ページをお開き願います。
本会計は、心身に障害のある方の保護者が亡くなったとき、または保護者が身体または精神の機能を著しく喪失した状態になったときに、年金を支給することにより、障害者の方の生活の安定と福祉の向上を図ろうとするものでございます。
二ページをお開き願います。歳入でございます。
心身障害者扶養年金基金からの繰入金などを収入いたしまして、収入済額は六十八億一千百万余円、収入率は九六・四%となっております。
次に、三ページをごらん願います。歳出でございます。
年金の給付等に要する経費を支出いたしまして、支出済額は六十八億一千百万余円、執行率は九六・四%となっております。
なお、心身障害者扶養年金制度につきましては、平成十九年三月一日をもちまして廃止としておりますが、廃止時点で扶養年金を受給している方などには、制度廃止前と同様の仕組みで扶養年金を支給し、それ以外の未受給者の方には清算金を支給しております。
以上をもちまして、平成二十三年度一般会計決算及び特別会計決算のうち、福祉保健局所管分につきまして、決算説明書に基づく説明を終わります。
続きまして、資料5、東京都決算参考書財務諸表をごらんいただきたいと存じます。
一ページをお開き願います。Ⅰ、財務諸表の総括でございます。
新公会計制度に基づく平成二十三年度における福祉保健局財務諸表の概要を記載してございます。これは、一般会計及び特別会計の母子福祉貸付資金会計と心身障害者扶養年金会計の各会計を合算したものでございます。
二ページ以下は、各会計の概要を記載してございます。
五ページをお開き願います。1、貸借対照表から順にご説明をさせていただきます。
表の中ほど、資産の部合計は五千三百九億一千四百万余円、増減額三百十億四千万余円の減、負債の部合計は一千七百四十四億四千八百万余円、増減額三百七十一億二千八百万余円の増、正味財産の部合計は三千五百六十四億六千六百万余円、増減額六百八十一億六千九百万余円の減でございます。
次に、2、行政コスト計算書でございますが、一番上の行政収入は八百二十六億五千三百万余円、行政費用は八千五百四十八億九百万余円、八行下になりますが、当期収支差額はマイナス七千七百四十億七千九百万余円、増減額は四百四十三億四百万余円の減でございます。
続いて、3、キャッシュ・フロー計算書でございます。
上から三行目をごらん願います。行政サービス活動収支差額はマイナス七千六百十二億四千二百万余円、七行下になりますが、収支差額合計はマイナス七千百六十億二千二百万余円、増減額は四百十三億九千百万余円の減でございます。
以上が福祉保健局財務諸表の概要でございます。
六ページ以下に各会計の概要を記載してございます。
九ページ以下には、各財務諸表を記載してございます。
三七ページをお開き願います。三七ページから四四ページにかけまして、福祉保健局の事業別情報を記載してございます。
初めに、三七ページの医療提供体制の確保でございます。
都民の生命と健康を守り、三百六十五日二十四時間の安心と患者中心の医療の実現を図るため、救急医療対策、周産期医療対策などの事業を実施いたしました。
行政コスト計算書の下から三段目をごらん願います。当期収支差額はマイナス百五十六億七千二百万余円、平成二十二年度と比較すると九億一千万余円の減となっております。利用者一人当たりの行政コストは、表の最下段にございますように一千五百六十四円となっております。
次の三八ページから、保健サービスの向上、生活福祉事業の推進、高齢社会対策、少子社会対策、障害者施策の推進、健康危機管理対策、社会福祉施設等整備、それぞれ事業別情報を記載してございますので、ごらんいただきたいと存じます。
以上をもちまして、福祉保健局所管分の平成二十三年度一般会計決算及び特別会計決算の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○高橋委員長 説明は終わりました。
この際、資料要求のある方は発言を願います。
○畔上委員 六点お願いいたします。
一点目は、福祉保健費の予算及び決算の推移。
二点目は、福祉保健局の予算及び決算の推移、一般会計です。
三番は、シルバーパスの発行状況の推移。
四番目は、二〇一一年度における福祉保健、区市町村の包括補助事業の補助額。
五番目が、区市町村の地域生活支援事業の実施状況。
六番目が、二〇一一年度における待機児童解消区市町村支援事業の実施状況についてです。よろしくお願いいたします。
○高橋委員長 ただいま畔上委員から資料要求がありましたが、これを分科会の資料要求とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○高橋委員長 異議なしと認めます。理事者においては、要求された委員と調整の上、ご提出願います。
以上で福祉保健局関係を終わります。
○高橋委員長 それでは、これより病院経営本部関係に入ります。
初めに、病院経営本部長からあいさつ並びに幹部職員の紹介があります。
○塚田病院経営本部長 病院経営本部長の塚田祐次でございます。
高橋委員長を初め委員の皆様方には、日ごろから病院事業につきましてご指導、ご鞭撻を賜りまして、まことにありがとうございます。
病院経営本部は、福祉保健医療行政と密接に連携しながら病院事業の推進に努め、医療サービスのさらなる向上を図り、都民の皆様の信頼とご期待にこたえてまいる所存でございます。今後とも一層のご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
ご審議をいただくに当たりまして、当本部の幹部職員を紹介させていただきます。
経営企画部長の和賀井克夫でございます。サービス推進部長の中野透でございます。経営戦略・再編整備担当部長の齊藤和弥でございます。当委員会との連絡等に当たらせていただきます総務課長の谷田治でございます。
以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
〔理事者あいさつ〕
○高橋委員長 あいさつ並びに紹介は終わりました。
○高橋委員長 これより決算の審査を行います。
平成二十三年度東京都一般会計決算中、病院経営本部所管分を議題といたします。
本件について理事者の説明を求めます。
○塚田病院経営本部長 病院経営本部所管にかかわる平成二十三年度一般会計決算のご審議をお願いするに当たりまして、その概要についてご説明申し上げます。
お手元にお配りしてございます資料1、平成二十三年度決算の概要の一ページをごらんください。
まず、事業の概要につきましてご説明申し上げます。
平成二十三年度における病院経営本部所管分の一般会計決算は、財団法人東京都保健医療公社の運営に係る補助金等にかかわるものでございます。
次に、財団法人東京都保健医療公社の事業についてでございます。
財団法人東京都保健医療公社は、地域の医療機関との連携に基づく地域医療のシステム化を推進するとともに、住民が必要とする保健医療サービスの提供等を行うことにより、都民の医療と福祉の向上に寄与する役割を担っております。平成二十三年度におきましては、ごらんの六つの病院と一つの検診センターの運営を行いました。
次に、平成二十三年度決算についてご説明申し上げます。
二ページをお開き願います。
まず、歳入ですが、予算現額二億一千三百万余円、収入済額二億一千百万余円で、予算現額に対する収入率は九九・一%となっております。
次に、歳出ですが、予算現額百七十七億五千三百万余円、支出済額百五十一億七千二百万余円、不用額二十五億八千万余円で、予算現額に対する執行率は八五・五%となっております。
次に、財務諸表についてご説明申し上げます。
貸借対照表につきましては、資産一千三十五億九千百万余円、負債四百五十億四千六百万余円、正味財産五百八十五億四千五百万余円となっております。
行政コスト計算書につきましては、収入五億二千八百万余円、費用百五十八億四千五百万余円、差し引き百五十三億一千七百万余円のマイナスとなっております。
以上、平成二十三年度病院経営本部所管の一般会計決算の概要についてご説明申し上げました。
詳細につきましては、引き続き経営企画部長からご説明申し上げます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○和賀井経営企画部長 平成二十三年度病院経営本部所管の一般会計決算の内容につきましてご説明を申し上げます。
お手元にお配りしてございます資料2、平成二十三年度東京都一般会計決算説明書をごらんください。
恐れ入りますが三ページをお開き願います。決算の総括でございます。内容につきましては、先ほど本部長からご説明申し上げましたので、省略をさせていただきます。
次に、歳入、歳出の詳細についてご説明をいたします。
七ページをお開き願います。歳入について申し上げます。
まず、使用料及び手数料でございます。収入済額は五千七百四十円で、情報公開に係る手数料を収入したものでございます。
次に、八ページをお開き願います。財産収入でございます。
収入済額は八千八百九万余円、収入率は九七・九%で、これは公社に対する建物賃貸料等を収入したものでございます。
九ページをお開きください。諸収入でございます。
収入済額は一億二千三百十五万余円、収入率は一〇〇%となってございます。これは、公社が運営する大久保病院の共益費を収入したものでございます。
次に、歳出について申し上げます。
恐れ入りますが、一三ページをお開き願います。歳出予算は、地域病院にかかわります管理費と施設整備費の二つに区分されてございます。
まず、管理費でございます。
支出済額は百四十七億五千三百四十八万余円、執行率八五・八%で、これは公社への運営費補助金等を支出したものでございます。
続いて一五ページをお開きください。施設整備費でございます。
支出済額は四億一千九百四十九万余円、執行率七五・五%で、これは地域病院等の整備に要する経費を支出したものでございます。
続きまして、お手元にお配りしてございます資料3、平成二十三年度東京都決算参考書財務諸表をごらんください。
恐れ入りますが、四ページをお開き願います。財務諸表の概要でございます。
まず、1、貸借対照表についてでございます。
資産の部合計は一千三十五億九千百三十六万余円で、平成二十二年度と比較した増減額は十四億八千四百七十万余円の減となっております。負債の部合計は四百五十億四千六百二十二万余円で、増減額四十二億八千九百三十三万余円の減となってございます。正味財産の部合計は五百八十五億四千五百十三万余円で、増減額二十八億四百六十三万余円の増となってございます。
次に、2、行政コスト計算書についてでございます。
行政収入は二億一千百二十五万余円、行政費用は百四十七億一千三百七十万余円となっております。金融費用は十一億三千六十五万余円となっております。特別収入は三億一千七百五万余円、特別費用は百四十九万余円でございます。これらを合算いたしました当期収支差額は百五十三億一千七百五十五万余円のマイナスとなっております。
次に、3、キャッシュ・フロー計算書についてでございます。
行政サービス活動収支差額は百二十六億四千九百五十万余円のマイナス、社会資本整備等投資活動収支差額は二十三億一千二百二十一万余円のマイナスとなっております。収支差額合計は百四十九億六千百七十二万余円のマイナスで、増減額は十一億七千七百八十一万余円の増となっております。
以上をもちまして、平成二十三年度一般会計決算のうち、病院経営本部所管分についての説明を終わらせていただきます。ご審議のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
○高橋委員長 説明は終わりました。
この際、資料要求のある方は発言を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○高橋委員長 それでは、資料要求はなしと確認させていただきます。
以上で病院経営本部関係を終わります。
これをもちまして本日の分科会を閉会いたします。
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