平成二十一年度各会計決算特別委員会速記録第二号

平成二十二年十月八日(金曜日)
第十二委員会室
   午後一時開議
 出席委員 三十名
委員長佐藤 広典君
副委員長菅  東一君
副委員長興津 秀憲君
副委員長谷村 孝彦君
理事田中  健君
理事鈴木 隆道君
理事中村ひろし君
理事上野 和彦君
理事石森たかゆき君
理事小沢 昌也君
山崎 一輝君
野田かずさ君
山内れい子君
関口 太一君
栗林のり子君
遠藤  守君
きたしろ勝彦君
柳ヶ瀬裕文君
淺野 克彦君
たきぐち学君
しのづか元君
大島よしえ君
松葉多美子君
山田 忠昭君
三宅 正彦君
高橋 信博君
伊藤まさき君
たぞえ民夫君
門脇ふみよし君
馬場 裕子君

 欠席委員 一名

 出席説明員
会計管理局局長新田 洋平君
管理部長安藤 弘志君
警察・消防出納部長稲田 正純君
会計制度担当部長佐藤  敦君

本日の会議に付した事件
平成二十一年度東京都各会計歳入歳出決算の認定について
平成二十一年度決算概要(説明)
・平成二十一年度東京都一般会計決算
・平成二十一年度東京都特別区財政調整会計決算
・平成二十一年度東京都地方消費税清算会計決算
・平成二十一年度東京都小笠原諸島生活再建資金会計決算
・平成二十一年度東京都母子福祉貸付資金会計決算
・平成二十一年度東京都心身障害者扶養年金会計決算
・平成二十一年度東京都中小企業設備導入等資金会計決算
・平成二十一年度東京都農業改良資金助成会計決算
・平成二十一年度東京都林業・木材産業改善資金助成会計決算
・平成二十一年度東京都沿岸漁業改善資金助成会計決算
・平成二十一年度東京都と場会計決算
・平成二十一年度東京都都営住宅等事業会計決算
・平成二十一年度東京都都営住宅等保証金会計決算
・平成二十一年度東京都都市開発資金会計決算
・平成二十一年度東京都用地会計決算
・平成二十一年度東京都公債費会計決算
・平成二十一年度東京都多摩ニュータウン事業会計決算
・平成二十一年度東京都臨海都市基盤整備事業会計決算

○佐藤委員長 ただいまから平成二十一年度各会計決算特別委員会を開会いたします。
 初めに、一言ごあいさつを申し上げます。
 本日から、さきにご決定いただきました実施要領及び審査日程に従いまして、平成二十一年度決算の審査を進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。
 なお、決算審査の参考資料として、平成二十一年度予算の審議等における懸案事項の措置状況調をお手元に配布してあります。後ほどご参照願います。
 質疑に関して、各委員の皆様にお願いいたします。
 本委員会は決算の審査であります。質疑の際は、平成二十一年度決算の審査から逸脱しないよう、委員長として特にお願いをいたしたいと思います。ご協力のほどお願い申し上げます。
 本日は、決算審査の第一回目でございますので、平成二十一年度会計決算について、会計管理局長から説明を聴取いたします。
 なお、局別の説明聴取と資料要求は、本委員会終了後、それぞれの分科会に分かれて行いますので、ご了承願います。
 この際、理事者の皆様に申し上げます。
 過日の委員会で決定いたしました実施要領の中で、理事者にかかわるものについては、各局へも周知徹底されますよう、よろしくお願いいたします。
 それでは、会計管理局長からあいさつ並びに幹部職員の紹介があります。

○新田会計管理局長 会計管理局長の新田洋平でございます。
 平成二十一年度における一般会計及び十七の特別会計の決算につきまして、官庁会計決算に加え、参考資料として、複式簿記・発生主義会計によります財務諸表を提出させていただいております。
 委員長、副委員長を初め各委員の皆様方には、ご審議のほどどうぞよろしくお願い申し上げます。
 なお、ただいま委員長からいただきました委員会及び分科会の運営に関しますご要望につきましては、直ちに各局に周知徹底いたしまして、審議が円滑に行われますよう万全を尽くしてまいります。
 それでは、私ども会計管理局の幹部職員を紹介させていただきます。
 まず、管理部長の安藤弘志でございます。警察・消防出納部長の稲田正純でございます。会計制度担当部長の佐藤敦でございます。続きまして、本委員会と各局との連絡調整を担当いたします総務課長の西川泰永でございます。会計企画課長の長嶺浩子でございます。
 どうぞよろしくお願い申し上げます。
   〔理事者あいさつ〕

○佐藤委員長 あいさつ並びに紹介は終わりました。

○佐藤委員長 これより決算の審査を行います。
 平成二十一年度東京都各会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
 決算の概要について理事者の説明を求めます。

○新田会計管理局長 お手元にございます平成二十一年度各会計歳入歳出決算概要によりましてご説明申し上げます。
 表紙をおめくりいただきまして、右側一ページの表1をごらんください。一般会計及び特別会計の決算総括表でございます。
 まず、上段の一般会計につきましては、歳入決算額が六兆四千百七十億八千五百万余円、歳出決算額が六兆三千九百五十六億四千二百万余円でございまして、差額は二百十四億四千三百万余円となっております。
 また、中段になりますが、十七の特別会計の歳入決算額は四兆一千五百三十五億六千七百万余円、歳出決算額が四兆五百九十九億八百万余円で、差額は九百三十六億五千八百万余円となっております。
 これら一般会計及び十七の特別会計を合計いたしました歳入決算額は、下段にありますとおり、十兆五千七百六億五千二百万余円、歳出決算額は十兆四千五百五十五億五千万余円であり、差額は一千百五十一億百万余円となっております。
 なお、この差額につきましては、平成二十二年度に繰り越しをいたしました。
 次に、ページをおめくりいただきまして、二ページ及び三ページ、見開きになっております表2、会計別決算総括表についてご説明申し上げます。
 まず、最上段の一般会計でございます。
 左側二ページの歳入では、予算現額が六兆六千八百七十四億六百万余円、収入済額は六兆四千百七十億八千五百万余円であり、予算現額に対し二千七百三億二千百万余円下回り、予算現額に対する収入済額の割合は九六・〇%となっております。
 また、右側三ページの歳出につきましては、予算現額が六兆六千八百七十四億六百万余円、支出済額が六兆三千九百五十六億四千二百万余円、翌年度繰越額が六百六十七億四千万余円、不用額は二千二百五十億二千四百万余円で、予算現額に対する支出済額の割合は九五・六%となっております。
 次に、特別会計についてご説明申し上げます。
 二ページの下から二段目でございますが、十七の特別会計を合計いたしますと、歳入では、予算現額が四兆二千八百十六億六千三百万余円、収入済額は四兆一千五百三十五億六千七百万余円であり、予算現額に対し一千二百八十億九千六百万余円下回り、予算現額に対する収入済額の割合は九七・〇%となっております。
 また、三ページの歳出につきましては、予算現額が四兆二千四十五億五千三百万余円、支出済額が四兆五百九十九億八百万余円、翌年度繰越額が四十五億二千六百万余円、不用額は一千四百一億一千八百万余円で、予算現額に対する支出済額の割合は九六・六%となっております。
 なお、四ページ及び五ページには、表3、表4といたしまして、一般会計の歳入歳出を款別にお示ししてございます。後ほどごらんいただければと存じます。
 続きまして、六ページをお開きください。表5でございますが、実質収支についてご説明申し上げます。
 まず、上段の一般会計でございます。
 平成二十一年度の歳入総額Aから歳出総額Bを差し引いた形式収支Cは、二百十四億四千三百万余円でございます。ここから翌年度へ繰り越すべき財源Dの二百六億六千万余円を差し引いた実質収支額CマイナスDは、七億八千二百万余円となっております。
 中段にございます特別会計の実質収支額は、同様に九百三十二億一千五百万余円となっております。
 これら一般会計と特別会計を合計した実質収支額は、最下段にございますとおり、九百三十九億九千八百万余円となっております。
 次に、七ページから九ページにかけまして、表6といたしまして、財産に関する調書を記載してございます。地方自治法で定められました公有財産、物品、債権、基金の四種類の財産につきまして、平成二十一年三月末現在高、決算年度中増減高、及び平成二十二年三月末現在高などをお示ししてございます。
 次に、一一ページをごらんください。このページ以降は、参考資料として提出いたしております複式簿記・発生主義会計によります財務諸表の概要でございます。
 まず、表7、一般会計及び特別会計の財務諸表総括表でございます。
 初めに、上段の貸借対照表でございます。
 資産の総額は、右端の合計にありますとおり、三十一兆七千九百十五億九千万余円、その下、負債の総額は八兆五千百四十九億七千三百万余円、差し引きの正味財産の総額は二十三兆二千七百六十六億一千七百万余円となっております。
 次に、その下、行政コスト計算書でございます。
 収入の総額は五兆八千六百八十三億二千七百万余円、費用の総額は五兆七千三百十七億二千百万余円、差し引きは一千三百六十六億五百万余円となっております。
 次に、その下、キャッシュ・フロー計算書でございます。
 これは行政サービス活動、社会資本整備等投資活動、及び財務活動の三つの視点から現金収支の状況をお示ししたものでございます。
 最後に、最下段の正味財産変動計算書でございますが、これは貸借対照表の正味財産の部の変動状況をお示ししたものでございます。
 一二ページから一五ページにかけましては、財務諸表総括表を会計別にお示ししてございます。後ほどごらんいただければと存じます。
 以上をもちまして平成二十一年度各会計歳入歳出決算の概要説明を終わらさせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○佐藤委員長 説明は終わりました。
 この際、各分科会委員長に申し上げます。
 分科会における局別質疑終了後は、速やかに審査報告書を提出されますようお願いいたします。
 以上をもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時十二分散会

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