平成二十年度各会計決算特別委員会第二分科会速記録第一号

平成二十一年十月五日(月曜日)
第十委員会室
   午後一時二十二分開議
 出席委員 十名
委員長高橋 信博君
副委員長松葉多美子君
副委員長石毛しげる君
吉住 健一君
西沢けいた君
小山くにひこ君
斉藤やすひろ君
西崎 光子君
尾崎 大介君
古賀 俊昭君

 欠席委員 なし

 出席説明員
福祉保健局局長安藤 立美君
次長杉村 栄一君
技監桜山 豊夫君
総務部長松井多美雄君
指導監査部長松浦 和利君
医療政策部長吉井栄一郎君
保健政策部長住友眞佐美君
生活福祉部長永田  元君
高齢社会対策部長狩野 信夫君
少子社会対策部長吉岡 則重君
障害者施策推進部長芦田 真吾君
健康安全部長鈴木 賢二君
企画担当部長日置 豊見君
地域保健担当部長宮垣豊美子君
生活支援担当部長庄司 貞夫君
食品医薬品安全担当部長奥澤 康司君
感染症危機管理担当部長前田 秀雄君
参事枦山日出男君
参事角田由理子君
参事大久保さつき君
参事中川原米俊君
参事飯塚美紀子君
参事熊谷 直樹君
参事別宮 浩志君
参事中谷 肇一君

本日の会議に付した事件
平成二十年度東京都各会計歳入歳出決算の認定について
福祉保健局関係
・平成二十年度東京都一般会計決算(説明)
・平成二十年度東京都母子福祉貸付資金会計決算(説明)
・平成二十年度東京都心身障害者扶養年金会計決算(説明)

○高橋委員長 ただいまから平成二十年度各会計決算特別委員会第二分科会を開会いたします。
 このたび、第二分科会委員長に選任をいただきました高橋信博でございます。
 最初の分科会ですので、一言ごあいさつをさせていただきます。
 本日から約三週間、合計五回にわたり、本分科会に分担されております決算を審査してまいります。副委員長を初め委員の皆様のご協力をいただきながら、分科会の円滑な運営に努めてまいりたいと思いますので、よろしくご協力をお願いいたします。
 初めに、本分科会の議席について申し上げます。
 議席は、先ほどの打合会で、ただいまご着席のとおりとすることを申し合わせましたので、ご了承願います。
 なお、分科会中の喫煙につきましては、先ほどの打合会で自粛とすることを申し合わせましたので、よろしくお願いいたします。
 次に、本分科会の日程については、九月二十五日の委員会で決定されました審査日程に従いまして平成二十年度決算の審査を進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。
 次に、本分科会の担当書記を紹介いたします。
 議事課の担当書記は、榎本宏昭君です。江村宇広君です。
 議案法制課の担当書記は、宮元裕子さんです。
 よろしくお願いいたします。
   〔書記あいさつ〕

○高橋委員長 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、福祉保健局関係の決算の審査を行います。
 なお、本日は説明を聴取し、資料要求をすることにとどめ、質疑は後日の分科会で行いたいと思います。ご了承願います。
 これより福祉保健局関係に入ります。
 初めに、福祉保健局長からあいさつ並びに幹部職員の紹介があります。

○安藤福祉保健局長 福祉保健局長の安藤立美でございます。
 高橋委員長を初め委員の皆様方には、日ごろからご指導を賜り、まことにありがとうございます。
 本日から平成二十年度の一般会計及び特別会計の決算につきましてご審議をいただくこととなります。事務事業の執行に当たりましては、今後とも一層の努力をしてまいる所存でございます。よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。
 それでは、説明に先立ちまして、当局の幹部職員を紹介させていただきます。
 次長の杉村栄一でございます。技監の桜山豊夫でございます。総務部長の松井多美雄でございます。指導監査部長の松浦和利でございます。医療政策部長の吉井栄一郎でございます。保健政策部長の住友眞佐美でございます。生活福祉部長の永田元でございます。高齢社会対策部長の狩野信夫でございます。少子社会対策部長の吉岡則重でございます。障害者施策推進部長の芦田真吾でございます。健康安全部長の鈴木賢二でございます。企画担当部長の日置豊見でございます。地域保健担当部長の宮垣豊美子でございます。生活支援担当部長の庄司貞夫でございます。食品医薬品安全担当部長の奥澤康司でございます。感染症危機管理担当部長の前田秀雄でございます。事業調整担当参事の枦山日出男でございます。特命担当参事の角田由理子でございます。医療改革推進担当参事の大久保さつきでございます。医療政策担当参事の中川原米俊でございます。施設調整担当参事の飯塚美紀子でございます。障害者医療担当参事の熊谷直樹でございます。障害者国際スポーツ担当参事の別宮浩志でございます。健康安全対策担当参事の中谷肇一でございます。最後に、当委員会との連絡に当たらせていただきます総務課長の小室明子でございます。
 以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
   〔理事者あいさつ〕

○高橋委員長 あいさつ並びに紹介は終わりました。

○高橋委員長 これより決算の審査を行います。
 平成二十年度東京都一般会計決算中、福祉保健局所管分、平成二十年度東京都母子福祉貸付資金会計決算及び平成二十年度東京都心身障害者扶養年金会計決算を一括して議題といたします。
 本件について理事者の説明を求めます。

○安藤福祉保健局長 それでは、平成二十年度決算の概要についてご説明を申し上げます。
 お手元にございます資料1、決算概要の一ページをお開き願います。第1、事業概要でございます。
 福祉保健局では、大都市東京にふさわしい福祉、保健、医療施策を積極的に展開し、福祉健康都市の充実に努めております。
 1、福祉保健基盤の整備に関することから、二ページにわたりますけれども、八つの施策体系に区分しております。ごらんをいただきたいと存じます。
 三ページをお開き願います。第2、決算の総括でございます。
 福祉保健局では、一般会計のほか、母子福祉貸付資金会計、心身障害者扶養年金会計の二つの特別会計を所管しております。
 まず、一般会計についてご説明いたします。なお、百万円未満は四捨五入してお示しをしてございます。
 歳入につきましては、予算現額千二百七十一億七千九百万円に対し、収入済額は千百六十四億三千二百万円で、予算現額に対する収入率は九一・五%となっております。
 次に、歳出でございますが、予算現額八千五百三億一千三百万円に対し、支出済額は七千九百十四億三千二百万円で、予算現額に対する執行率は九三・一%となっております。
 次に、特別会計について申し上げます。
 まず、母子福祉貸付資金会計でございますが、本会計は、母子及び寡婦福祉法に基づき、母子家庭に対し母子福祉資金の貸し付けを行うため設置しております。
 予算現額は歳入、歳出ともに四十四億五千八百万円、これに対し収入済額は四十三億七千八百万円、支出済額は四十億二千百万円であり、予算現額に対し収入率九八・二%、執行率九〇・二%となっております。
 なお、歳計剰余金三億五千七百万円は、翌年度への繰り越しとなっております。
 次に、心身障害者扶養年金会計でございます。本会計は、東京都心身障害者扶養年金制度を運用するために設置しております。
 予算現額は歳入、歳出ともに七百六十四億九百万円、収入済額、支出済額ともに七百四十億一千七百万円であり、予算現額に対し収入率、執行率ともに九六・九%となっております。
 次に、四ページをお開き願います。第3、財務諸表の総括でございますが、各会計ごとに貸借対照表、行政コスト計算書を掲載してございます。詳しい内容につきましては、後ほど決算参考書によりまして総務部長からご説明を申し上げます。
 次に、五ページをお開き願います。第4、平成二十年度に実施した主な事業についてご説明申し上げます。
 まず1、福祉保健基盤の整備でございますが、区市町村が地域の実情に応じ創意工夫を凝らして主体的に実施する福祉、保健、医療の基盤整備やサービスの充実を目的とする事業を支援する福祉保健基盤等区市町村包括補助事業を実施いたしました。
 2、医療提供体制の確保でございます。
 がん診療連携拠点病院と同等の高度な診療機能を持つ病院を都独自に東京都認定がん診療病院として認定し支援するなど、総合的ながん対策に取り組みました。
 また、周産期医療センターの整備や母体救命対応の総合周産期母子医療センターの創設など、地域において妊娠、出産から新生児に至る高度専門的な医療を効果的に提供する総合的な周産期医療体制の整備に取り組みました。
 3、保健施策の推進でございます。
 がんの予防と早期発見を推進するため、東京都がん対策推進計画に基づき、検診に関する情報提供や広域的な普及啓発を行うとともに、科学的に効果が明らかであり、かつ精度の高い検診の実施への支援を行うなど、がん検診の受診率と質の向上に向けた取り組みを実施しました。
 また、糖尿病予防の一層の推進を図るため、都民への普及啓発及び職域への支援を行うとともに、平成二十年度から開始された特定健康診査・特定保健指導の円滑な実施に向けて、人材育成などに取り組みました。
 六ページをお開き願います。4、生活福祉施策の推進でございます。
 生活改善や正規雇用への意欲を持ちながら、困窮から抜け出せないでいる低所得者を支援する低所得者生活安定化プログラムを開始し、生活安定化や所得の向上に向けた取り組みを進めました。
 5、高齢者福祉施策の推進でございます。
 高齢者施策の総合的、基本的計画として、高齢者にかかわる福祉、保健、医療などの幅広い施策を展開していく東京都高齢者保健福祉計画を策定いたしました。
 また、特別養護老人ホームや認知症高齢者グループホーム等の整備を図るため、施設を設置する社会福祉法人等に対して整備費を補助し、計画的な整備を行いました。
 6、子どもと家庭・女性福祉、母子保健、小児医療施策の推進でございます。
 大都市の多様な保育ニーズに対応するため、ゼロ歳児保育、十三時間開所を義務づけた都独自の制度である認証保育所の設置を推進するなど、保育サービスの充実に努めました。
 また、区市町村が地域の実情に応じて創意工夫により施策を展開できるよう、ハード、ソフトの両面から子育て支援全般の充実を図りました。
 7、障害者(児)施策の推進でございます。
 障害者地域生活支援・就労促進三か年プランに基づき、障害者の地域での自立生活を支援するため、地域における居住の場、日中活動の場、在宅サービスの整備を進めるとともに、障害者の雇用、就労を支援するため、障害者就労支援協議会において首都TOKYO障害者就労支援行動宣言を策定いたしました。
 また、障害者の地域生活への移行を促進するため、障害者地域生活移行促進事業を実施し、必要な支援を行うとともに、精神障害者の退院促進支援事業に取り組みました。
 七ページをお開き願います。8、健康危機管理体制の充実でございます。
 新型インフルエンザ等の新興感染症の発生等に備え、東京都新型インフルエンザ対策行動計画に基づき、抗インフルエンザウイルス薬、個人防護具の備蓄を進めるなど、健康危機管理体制の整備を推進いたしました。
 また、輸入冷凍ギョーザを原因とした健康被害発生などによる都民の食に対する不安の高まりを受け、都独自に調理冷凍食品に対する原料原産地表示の義務づけを行いました。
 以上が平成二十年度の福祉保健局における決算概要でございます。
 なお、詳細につきましては、引き続き総務部長からご説明申し上げますので、ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。

○松井総務部長 それでは、決算の詳細につきまして、お手元の決算説明書及び決算参考書によりご説明申し上げます。
 資料2、東京都一般会計決算説明書をごらんいただきたいと存じます。
 まず、一ページをお開き願います。決算の総括を記載してございます。
 この内容につきましては、ただいま局長からご説明申し上げましたので、私からは、歳入歳出決算につきまして、歳入は款ごとに、歳出は項ごとに、主な内容をご説明申し上げます。
 初めに、歳入についてでございますが、五ページをお開き願います。一番上段をごらん願います。分担金及び負担金でございます。
 右から三列目をごらん願います。収入済額は十一億八千四百万余円、一番右の列に記載してございますが、収入率は三二九・五%となっております。
 次に、六ページをお開き願います。使用料及び手数料でございます。
 収入済額は二百三十五億四千六百万余円、収入率は八一・四%となっております。
 次に、一五ページをお開き願います。国庫支出金でございます。
 収入済額は七百三十九億二千六百万余円、収入率は九八・四%となっております。
 次に、二七ページをお開き願います。財産収入でございます。
 収入済額は三億一千七百万余円、収入率は一八三・五%となっております。
 次に、三〇ページをお開き願います。寄附金でございます。
 収入済額は二百万余円となっております。
 次に、三一ページをごらん願います。繰入金でございます。
 収入済額は七十一億三千三百万余円、収入率は五七・三%となっております。
 次に、三七ページをお開き願います。諸収入でございます。
 収入済額は百三億二千百万余円、収入率は一〇一・六%となっております。
 次に、歳出についてでございますが、六三ページをお開き願います。福祉保健費でございます。
 支出済額は七千九百三億六千八百万余円、執行率は九三・一%となっております。
 科目別の内訳といたしまして、まず福祉保健管理費でございますが、局管理事務、監理団体に対する補助金などに要する経費を支出いたしまして、支出済額は二百億二千八百万余円、執行率は八〇・五%となっております。
 次に、七〇ページをお開き願います。医療政策費でございます。
 救急医療などの医療対策、医師、看護職員確保対策などに要する経費を支出いたしまして、支出済額は二百二億八千九百万余円、執行率は九〇・五%となっております。
 次に、七八ページをお開き願います。保健政策費でございます。
 健康づくり対策、各種医療費の助成、国民健康保険制度の運営などに要する経費を支出いたしまして、支出済額は二千八十七億七千九百万余円、執行率は九五・八%となっております。
 次に、九一ページをお開き願います。生活福祉費でございます。
 生活保護事業、福祉人材の養成、低所得者対策などに要する経費を支出いたしまして、支出済額は三百九十一億四千三百万余円、執行率は八三・八%となっております。
 次に、一〇五ページをお開き願います。高齢社会対策費でございます。
 介護保険制度の運営や認知症対策事業など高齢者福祉の増進に要する経費を支出いたしまして、支出済額は一千三百十三億七千六百万余円、執行率は九六・五%となっております。
 次に、一一八ページをお開き願います。少子社会対策費でございます。
 児童福祉施設等の運営、児童相談所等の運営などに要する経費を支出いたしまして、支出済額は一千二百九億四千万余円、執行率は九七・〇%となっております。
 次に、一三三ページをお開き願います。障害者施策推進費でございます。
 在宅福祉サービス、重度心身障害者手当等の支給、心身障害者施設の運営などに要する経費を支出いたしまして、支出済額は一千九百八十六億六千万余円、執行率は九五・九%となっております。
 次に、一四八ページをお開き願います。健康安全費でございます。
 食品衛生及び環境衛生対策、感染症対策などに要する経費を支出いたしまして、支出済額は二百十五億一千六百万余円、執行率は八二・一%となっております。
 次に、一六一ページをお開き願います。施設整備費でございます。
 社会福祉施設の整備等に要する経費を支出いたしまして、支出済額は二百九十六億三千四百万余円、執行率は六八・九%となっております。
 以上が福祉保健費の決算概要でございます。
 引き続き、特別会計についてご説明申し上げます。
 お手元の資料3、東京都母子福祉貸付資金会計決算説明書をごらんいただきたいと存じます。
 一ページをお開き願います。本会計は、母子及び寡婦福祉法に基づき、配偶者のいない女性で児童を扶養している方に対しまして、各種の貸付金などにより母子の自立支援と福祉の増進を図るものでございます。
 二ページをお開き願います。歳入でございます。
 事業収入として母子福祉貸付金の返還金、一般会計からの繰入金等を収入いたしました。
 一番下の合計欄をごらん願います。収入済額は四十三億七千七百万余円、収入率は九八・二%となっております。
 次に、三ページをごらん願います。歳出でございます。
 母子福祉貸付資金の貸付金などを支出いたしまして、支出済額は四十億二千百万余円、執行率は九〇・二%となっております。
 次に、お手元の資料4、東京都心身障害者扶養年金会計決算説明書をごらんいただきたいと存じます。
 一ページをお開き願います。本会計は、東京都心身障害者扶養年金条例を廃止する条例に基づいて設けられた心身障害者扶養年金会計で、心身に障害のある方の保護者が亡くなったとき、または保護者が身体または精神の機能を著しく喪失した状態になったときに、年金を支給することにより、障害者の方の生活の安定と福祉の向上を図ろうとするものでございます。
 二ページをお開き願います。歳入でございます。
 心身障害者扶養年金基金からの繰入金などを収入いたしまして、収入済額は七百四十億一千七百万余円、収入率は九六・九%となっております。
 次に、三ページをごらん願います。歳出でございます。
 年金の給付等に要する経費を支出いたしまして、支出済額は七百四十億一千七百万余円、執行率は九六・九%となっております。
 なお、心身障害者扶養年金制度につきましては、平成十九年三月一日をもちまして廃止としておりますが、廃止時点で扶養年金を受給している方などには制度廃止前と同様の仕組みで扶養年金を支給し、それ以外の未受給者の方には清算金を支給しております。
 以上をもちまして、平成二十年度一般会計決算及び特別会計決算のうち福祉保健局所管分につきまして、決算説明書に基づく説明を終わります。
 続きまして、資料5、東京都決算参考書財務諸表をごらんいただきたいと存じます。
 一ページをお開き願います。1、財務諸表の総括でございます。
 新公会計制度に基づく平成二十年度における福祉保健局財務諸表の概要を記載してございます。これは、一般会計及び特別会計の母子福祉貸付資金会計と心身障害者扶養年金会計の各会計を合算したものでございます。
 二ページ以下は、各会計の概要を記載してございます。
 五ページをお開き願います。1、貸借対照表から順にご説明させていただきます。
 表の中ほど、資産の部合計は五千百四十九億七千三百万余円、増減額七百六十四億二千五百万余円の増、負債の部合計は一千三百六十九億五千五百万余円、増減額百十四億八千六百万余円の減、正味財産の部合計は三千七百八十億一千七百万余円、増減額八百七十九億一千百万余円の増でございます。
 次に、2、行政コスト計算書でございますが、一番上の行政収入は一千七十五億四百万余円、行政費用は七千百八億六千六百万余円、八行下になりますが、当期収支差額はマイナス六千二十九億九千三百万余円、増減額は一千百六十四億三千八百万余円の増でございます。
 続いて、3、キャッシュ・フロー計算書でございます。
 上から三行目をごらん願います。行政サービス活動収支差額はマイナス五千九百五十六億余円、七行下になりますが、収支差額合計はマイナス六千七百五十五億四千三百万余円、増減額は一千百七十七億一千九百万余円の増でございます。
 以上が福祉保健局財務諸表の概要でございます。
 六ページ以下に各会計の概要を記載してございます。
 また、九ページ以下には各財務諸表を記載してございます。
 三七ページをお開き願います。三七ページから四四ページにかけまして、福祉保健局の事業別情報を記載してございます。
 初めに、三七ページの医療提供体制の確保でございます。
 都民の生命と健康を守り、三百六十五日二十四時間の安心と患者中心の医療の実現を図るため、救急医療対策などの事業を実施いたしました。
 行政コスト計算書の下から三段目をごらん願います。当期収支差額はマイナス百二十八億四千八百万余円、平成十九年度と比較すると七億八千万余円の減となっております。
 利用者一人当たりの行政コストは、表の最下段にございますように、千二百二十四円となっております。
 次の三八ページの保健サービスの向上以下、同様に記載してございます。ごらんいただきたいと存じます。
 以上をもちまして、大変簡単でございますけれども、福祉保健局所管分の平成二十年度一般会計決算及び特別会計決算の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○高橋委員長 説明は終わりました。
 この際、資料要求のある方は発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○高橋委員長 それでは、資料要求はなしと確認させていただきます。
 以上で福祉保健局関係を終わります。
 これをもちまして本日の分科会を閉会いたします。
   午後一時四十七分散会

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