平成二十年度各会計決算特別委員会速記録第二号

平成二十一年十月五日(月曜日)
第十二委員会室
   午後一時二分開議
 出席委員 三十一名
委員長大塚たかあき君
副委員長高橋 信博君
副委員長原田  大君
副委員長小磯 善彦君
理事松葉多美子君
理事高橋かずみ君
理事伊藤 ゆう君
理事宇田川聡史君
理事吉田康一郎君
理事石毛しげる君
小林 健二君
吉住 健一君
西沢けいた君
小山くにひこ君
斉藤やすひろ君
鈴木 隆道君
島田 幸成君
滝沢 景一君
大松あきら君
矢島 千秋君
西崎 光子君
中谷 祐二君
山下ようこ君
古館 和憲君
中山 信行君
尾崎 大介君
たぞえ民夫君
野島 善司君
田島 和明君
古賀 俊昭君
和田 宗春君

 欠席委員 なし

 出席説明員
会計管理局局長新田 洋平君
管理部長山本  隆君
警察・消防出納部長稲田 正純君
会計制度担当部長土渕  裕君

本日の会議に付した事件
平成二十年度東京都各会計歳入歳出決算の認定について
平成二十年度決算概要(説明)
・平成二十年度東京都一般会計決算
・平成二十年度東京都特別区財政調整会計決算
・平成二十年度東京都地方消費税清算会計決算
・平成二十年度東京都小笠原諸島生活再建資金会計決算
・平成二十年度東京都母子福祉貸付資金会計決算
・平成二十年度東京都心身障害者扶養年金会計決算
・平成二十年度東京都中小企業設備導入等資金会計決算
・平成二十年度東京都農業改良資金助成会計決算
・平成二十年度東京都林業・木材産業改善資金助成会計決算
・平成二十年度東京都沿岸漁業改善資金助成会計決算
・平成二十年度東京都と場会計決算
・平成二十年度東京都都営住宅等事業会計決算
・平成二十年度東京都都営住宅等保証金会計決算
・平成二十年度東京都都市開発資金会計決算
・平成二十年度東京都用地会計決算
・平成二十年度東京都公債費会計決算
・平成二十年度東京都多摩ニュータウン事業会計決算
・平成二十年度東京都臨海都市基盤整備事業会計決算

○大塚委員長 ただいまから平成二十年度各会計決算特別委員会を開会いたします。
 初めに、一言ごあいさつを申し上げます。
 本日から、さきにご決定いただきました実施要領及び審査日程に従いまして、平成二十年度決算の審査を進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。
 なお、決算審査の参考資料として、平成二十年度予算の審議等における懸案事項の措置状況調をお手元に配布してあります。後ほどご参照願います。
 質疑に関して、各委員の皆様にお願いいたします。
 本委員会は決算の審査であります。質疑の際は、平成二十年度決算の審査から逸脱しないよう、委員長として特にお願いをいたしたいと思います。ご協力のほどお願い申し上げます。
 本日は、決算審査の第一回目でございますので、平成二十年度会計決算について、会計管理局長から説明を聴取いたします。
 なお、局別の説明聴取と資料要求は、本委員会終了後、それぞれの分科会に分かれて行いますので、ご了承願います。
 この際、理事者の皆様に申し上げます。
 過日の委員会で決定いたしました実施要領の中で、理事者にかかわるものについては、各局へも周知徹底されますよう、よろしくお願いいたします。
 それでは、会計管理局長からあいさつ並びに幹部職員の紹介があります。

○新田会計管理局長 会計管理局長の新田洋平でございます。
 平成二十年度における一般会計及び十七の特別会計の決算につきまして、官庁会計決算に加え、参考資料として、複式簿記・発生主義会計によります財務諸表を提出させていただいております。
 委員長、副委員長を初め各委員の皆様方には、ご審議のほどどうぞよろしくお願い申し上げます。
 なお、ただいま委員長からいただきました委員会及び分科会の運営に関するご要望につきましては、直ちに各局に周知徹底いたしまして、審議が円滑に行われますよう万全を尽くしてまいります。
 それでは、私ども会計管理局の幹部職員を紹介させていただきます。
 まず、管理部長の山本隆でございます。警察・消防出納部長の稲田正純でございます。会計制度担当部長の土渕裕でございます。続きまして、本委員会と各局との連絡調整を担当いたします総務課長の西川泰永でございます。会計企画課長の奥田知子でございます。
 どうぞよろしくお願い申し上げます。
   〔理事者あいさつ〕

○大塚委員長 あいさつ並びに紹介は終わりました。

○大塚委員長 これより決算の審査を行います。
 平成二十年度東京都各会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
 決算の概要について理事者の説明を求めます。

○新田会計管理局長 お手元にございます平成二十年度各会計歳入歳出決算概要によりましてご説明申し上げます。
 表紙をおめくりいただきまして、右側一ページの表1をごらんください。一般会計及び特別会計の決算総括表でございます。
 まず、上段の一般会計につきましては、歳入決算額が六兆七千九百十億二千七百万余円、歳出決算額が六兆七千五百億七千七百万余円であり、差額は四百九億四千九百万余円となっております。
 また、中段になりますが、十七の特別会計の歳入決算額は四兆三千三百三十四億九千百万余円、歳出決算額が四兆一千九百九十四億九百万余円で、差額は一千三百四十億八千二百万余円となっております。
 これら一般会計及び十七特別会計を合算した歳入決算額は、下段にありますとおり、十一兆一千二百四十五億一千九百万余円、歳出決算額は十兆九千四百九十四億八千七百万余円であり、差額は千七百五十億三千百万余円となっております。
 なお、この差額につきましては、平成二十一年度に繰り越しをいたしました。
 次に、ページをおめくりいただきまして、二ページ及び三ページの表2、会計別決算総括表についてご説明申し上げます。
 まず、最上段の一般会計でございます。
 二ページの歳入では、予算現額が七兆七十億八千八百万余円、収入済額は六兆七千九百十億二千七百万余円であり、予算現額に対し二千百六十億六千百万余円下回り、予算現額に対する収入済額の割合は九六・九%となっております。
 また、三ページの歳出につきましては、予算現額が七兆七十億八千八百万余円、支出済額が六兆七千五百億七千七百万余円、翌年度繰越額が四百八億三千万余円、不用額は二千百六十一億八千万余円で、予算現額に対する支出済額の割合は九六・三%となっております。
 次に、特別会計についてご説明申し上げます。
 二ページの下から二段目でございますが、十七の特別会計を合計いたしますと、歳入では、予算現額が四兆五千百八十五億六千八百万余円、収入済額は四兆三千三百三十四億九千百万余円であり、予算現額に対し千八百五十億七千六百万余円下回り、予算現額に対する収入済額の割合は九五・九%となっております。
 また、三ページの歳出につきましては、予算現額が四兆三千七百六十五億七千六百万余円、支出済額が四兆一千九百九十四億九百万余円、翌年度繰越額が五十三億三千二百万余円、不用額は一千七百十八億三千四百万余円で、予算現額に対する支出済額の割合は九六・〇%となっております。
 なお、四ページ及び五ページには、表3、表4といたしまして、一般会計の歳入歳出を款別にお示ししてございます。後ほどごらんいただければと存じます。
 続きまして、六ページをお開きください。表5でございますが、実質収支についてご説明申し上げます。
 まず、上段の一般会計でございます。
 平成二十年度の歳入総額Aから歳出総額Bを差し引いた形式収支Cは四百九億四千九百万余円でございます。ここから翌年度へ繰り越すべき財源Dの二百五十四億二千九百万余円を差し引いた実質収支額CマイナスDは、百五十五億二千万余円となっております。
 中段にございます特別会計の実質収支額は、同様に一千三百三十二億一千七百万余円となっております。
 これら一般会計と特別会計を合計した実質収支額は、最下段にございますとおり、一千四百八十七億三千七百万余円となっております。
 次に、七ページから九ページにかけまして、表6といたしまして、財産に関する調書を記載してございます。地方自治法で定められました公有財産、物品、債権、基金の四種類の財産につきまして、平成二十年三月末現在高、決算年度中増減高及び平成二十一年三月末現在高などをお示ししてございます。
 次に、一一ページをごらんください。このページ以降は、参考資料として提出いたしました複式簿記・発生主義会計によります財務諸表の概要でございます。
 まず、表7、一般会計及び特別会計の財務諸表総括表でございます。
 初めに、上段の貸借対照表でございます。資産の総額は、右端の合計にありますとおり、三十一兆四千六百八億二千二百万余円、その下、負債の総額は八兆五千五百九十八億七千百万余円、差っ引きの正味財産の総額は二十二兆九千九億五千万余円となっております。
 次に、その下、行政コスト計算書でございます。収入の総額は六兆七千四百三億余円、費用の総額は五兆六千二百六十三億二百万余円、差っ引きは一兆一千百三十九億九千八百万余円となっております。
 次に、その下、キャッシュ・フロー計算書でございます。これは、行政サービス活動、社会資本整備等投資活動及び財務活動の三つの視点から現金収支の状況をお示ししたものでございます。
 最後に、最下段の正味財産変動計算書でございますが、これは貸借対照表の正味財産の部の変動状況をお示ししたものでございます。
 一二ページから一五ページにかけましては、財務諸表総括表を会計別にお示ししてございます。後ほどごらんいただければと存じます。
 以上をもちまして平成二十年度各会計歳入歳出決算の概要説明を終わらせていただきます。
 よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○大塚委員長 説明は終わりました。
 この際、各分科会委員長に申し上げます。
 分科会における局別質疑終了後は、速やかに審査報告書を提出されますようお願いいたします。
 以上をもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時十三分散会

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