委員長 | 鈴木 一光君 |
副委員長 | きたしろ勝彦君 |
副委員長 | 石川 芳昭君 |
副委員長 | 大塚たかあき君 |
理事 | 山田 忠昭君 |
理事 | 遠藤 衛君 |
理事 | 門脇ふみよし君 |
理事 | 小沢 昌也君 |
理事 | 古館 和憲君 |
理事 | ともとし春久君 |
西崎 光子君 | |
西岡真一郎君 | |
松葉多美子君 | |
大松 成君 | |
中山 信行君 | |
崎山 知尚君 | |
宇田川聡史君 | |
伊藤まさき君 | |
松下 玲子君 | |
野上ゆきえ君 | |
山加 朱美君 | |
吉原 修君 | |
今村 るか君 | |
大西さとる君 | |
植木こうじ君 | |
小磯 義彦君 | |
菅 東一君 | |
石森たかゆき君 | |
松村 友昭君 | |
三原まさつぐ君 |
欠席委員 一名
出席説明員会計管理局 | 局長 | 三枝 修一君 |
管理部長 | 細野 友希君 | |
警察・消防出納部長 | 堀切喜久男君 | |
参事 | 安藤 弘志君 |
本日の会議に付した事件
平成十八年度東京都各会計歳入歳出決算の認定について
平成十八年度決算概要(説明)
・平成十八年度東京都一般会計決算
・平成十八年度東京都特別区財政調整会計決算
・平成十八年度東京都地方消費税清算会計決算
・平成十八年度東京都小笠原諸島生活再建資金会計決算
・平成十八年度東京都母子福祉貸付資金会計決算
・平成十八年度東京都心身障害者扶養年金会計決算
・平成十八年度東京都中小企業設備導入等資金会計決算
・平成十八年度東京都農業改良資金助成会計決算
・平成十八年度東京都林業・木材産業改善資金助成会計決算
・平成十八年度東京都沿岸漁業改善資金助成会計決算
・平成十八年度東京都と場会計決算
・平成十八年度東京都都営住宅等事業会計決算
・平成十八年度東京都都営住宅等保証金会計決算
・平成十八年度東京都都市開発資金会計決算
・平成十八年度東京都用地会計決算
・平成十八年度東京都公債費会計決算
・平成十八年度東京都多摩ニュータウン事業会計決算
・平成十八年度東京都臨海都市基盤整備事業会計決算
○鈴木委員長 ただいまから平成十八年度各会計決算特別委員会を開会いたします。
本日から、さきにご決定いただきました実施要領及び審査日程に従いまして、平成十八年度決算の審査を進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。
なお、決算審査の参考資料として、平成十八年度予算の審議等における懸案事項の措置状況調をお手元に配布してあります。後ほどご参照願います。
質疑に関して、各委員の皆様にお願いいたします。
本委員会は決算の審査であり、お忙しい中での日程でもありますので、質疑の際は、平成十八年度決算の審査から逸脱しないよう、委員長として特にお願いをいたしたいと思います。ご協力のほどお願いを申し上げます。
本日は、決算審査の第一回目でございますので、平成十八年度会計決算について会計管理局長から説明を聴取いたします。
なお、局別の説明聴取と資料要求は、本委員会終了後、それぞれの分科会に分かれて行いますので、ご了承願います。
この際、理事者の皆様に申し上げます。
過日の委員会で決定いたしました実施要領の中で、理事者にかかわるものについては、各局へも周知徹底されますよう、よろしくお願いいたします。
それでは、会計管理局長からあいさつ並びに幹部職員の紹介があります。
○三枝会計管理局長 会計管理局長の三枝修一でございます。
平成十八年度における一般会計及び十七の特別会計の決算につきまして、従来の官庁会計決算に加えまして、今回初めて、複式簿記・発生主義会計によります財務諸表を参考資料として提出しております。
鈴木委員長を初め各委員の皆様方には、ご審議のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。
なお、ただいま委員長からいただきました委員会及び分科会の運営に関するご要望につきましては、直ちに各局に周知徹底いたしまして、審議が円滑に行われますよう、万全を尽くしてまいります。
それでは、私どもの幹部職員を紹介させていただきます。
管理部長の細野友希でございます。警察・消防出納部長の堀切喜久男でございます。参事で会計制度担当の安藤弘志でございます。続きまして、本委員会と各局との連絡調整を担当いたします総務課長の野口毅水、会計企画課長の高本賢司でございます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
〔理事者あいさつ〕
○鈴木委員長 あいさつ並びに紹介は終わりました。
○鈴木委員長 これより決算の審査を行います。
平成十八年度東京都各会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
決算の概要について理事者の説明を求めます。
○三枝会計管理局長 お手元にございます平成十八年度各会計歳入歳出決算概要によりましてご説明を申し上げます。
一ページをお開き願いたいと思います。一般会計及び特別会計の決算総括表でございます。
まず、一般会計につきましては、歳入決算額が六兆五千四百六十四億四千六百万余円、歳出決算額が六兆三千七百五十五億六千九百万余円であり、差額は千七百八億七千七百万余円となっております。
また、特別会計十七を合わせた歳入決算額は四兆七千四百三十九億八千五百万余円、歳出決算額が四兆五千九百六十億七千万余円で、差額は千四百七十九億一千五百万余円となっております。
一般会計及び特別会計の差額につきましては、平成十九年度に繰り越しをいたしました。
なお、一般会計及び十七の特別会計を合計した歳入決算額は十一兆二千九百四億三千百万余円、歳出決算額は十兆九千七百十六億三千九百万余円であり、差額は三千百八十七億九千二百万余円となっております。
次に、二ページ及び三ページの会計別決算総括表についてご説明申し上げます。この表は、予算現額と収入済額、支出済額等を比較したものでございます。
まず、最上段の一般会計でございます。
二ページの歳入では、予算現額が六兆六千七百三十三億五千百万余円、収入済額は六兆五千四百六十四億四千六百万余円であり、予算現額に対し千二百六十九億五百万余円下回り、予算現額に対する収入済額の割合は九八・一%となっております。
また、三ページの歳出につきましては、予算現額が六兆六千七百三十三億五千百万余円、支出済額が六兆三千七百五十五億六千九百万余円、翌年度繰越額が五百十六億八千百万余円、不用額二千四百六十一億余円で、予算現額に対する支出済額の割合は九五・五%となっております。
次に、特別会計についてご説明申し上げます。
二ページの下から二段目でございますが、十七の特別会計を合計いたしますと、歳入では、予算現額が四兆八千四百八十三億九千三百万余円、収入済額は四兆七千四百三十九億八千五百万余円であり、予算現額に対し一千四十四億七百万余円下回りまして、予算現額に対する収入済額の割合は九七・八%となっております。
また、三ページの歳出につきましては、予算現額が四兆七千六十六億五千三百万余円、支出済額が四兆五千九百六十億七千万余円、翌年度繰越額が四十二億九千九百万余円、不用額は一千六十二億八千二百万余円で、予算現額に対する支出済額の割合は九七・七%となっております。
なお、四ページ及び五ページには、一般会計の歳入歳出を款別にお示ししてございます。後ほどごらんいただきたいと存じます。
続きまして、六ページをお開きください。実質収支についてご説明申し上げます。
まず、上段の一般会計でございます。平成十八年度の歳入総額から歳出総額を差し引いた形式収支は、千七百八億七千七百万余円でございます。ここから、翌年度へ繰り越すべき財源の二百二十一億六千百万余円を差し引いた実質収支額は、千四百八十七億一千五百万余円となっております。
中段にございます特別会計の実質収支額は、一千四百七十三億七千三百万余円となっております。
これら一般会計と特別会計を合計した実質収支額は、最下段にございますとおり二千九百六十億八千九百万余円となっております。
次に、七ページから八ページにかけて財産に関する調書表を記載してございます。
地方自治法で定められました公有財産、物品、債権、基金の四種類の財産について、平成十八年三月末現在高、決算年度中増減高及び平成十九年三月末現在高などをお示ししてございます。
次に、九ページをごらんください。
このページ以降は、新たな公会計制度に基づき、今回初めて参考資料として提出いたしました複式簿記・発生主義会計によります財務諸表の概要でございます。
まず、一般会計及び特別会計の財務諸表総括表でございます。
初めに、貸借対照表でございます。建物や土地、道路、基金などの資産、都債や退職給与引当金などの負債、資産と負債との差額である正味財産の状況をお示ししたものであり、これは、民間企業における、いわゆるストック情報をお示しするものでございます。
資産の総額は二十九兆六千五百三十二億七千七百万余円、負債の総額は九兆三千八十七億四千五百万余円、差し引きとなります正味財産総額は二十兆三千四百四十五億三千百万余円となっております。
次に、行政コスト計算書でございます。これは、民間企業におけます損益計算書に当たるものでございまして、発生主義会計による収入及び費用を計上しております。減価償却費あるいは金利など、従来の官庁会計では明らかにされなかったフルコストの情報をお示ししているものでございます。
収入の総額は六兆九千五百六十一億一千二百万余円、費用の総額は五兆七千九百二十四億九千五百万余円、差し引きは一兆一千六百三十六億一千七百万余円となっております。
この差引金額は、民間企業の損益計算書では当期利益に該当する項目でございますけれども、行政におきましては利益の概念がございませんので、収入と費用の差額を示しているものでございます。
なお、この差額は、都市施設の整備あるいは都債償還等に充てられているところでございます。
次に、キャッシュ・フロー計算書でございます。これは、行政サービス活動、社会資本整備等投資活動及び財務活動の三つの視点から現金収支の状況を示したものであり、民間企業の財務諸表と同様の考え方によるものでございます。
最後に、正味財産変動計算書でございます。これは、貸借対照表の正味財産の部の変動状況をお示ししたものでございます。
一〇ページから一三ページにかけまして財務諸表総括表を会計別にお示ししてございます。後ほどごらんいただければと存じます。
また、各分科会においてご審議いただきます各局別の決算参考書におきましては、主要施策の成果の対象事業について、コスト情報やストック情報をお示しすることとしております。
以上をもちまして、平成十八年度各会計歳入歳出決算の概要説明を終わらせていただきます。
なお、今回私どもが提出いたしました財務諸表は、新たな公会計制度による我が国で初めての試みでございまして、今後の都議会におけるご審議などを踏まえ、さらに改良、改善を加えてまいりたいと考えております。
よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○鈴木委員長 説明は終わりました。
この際、各分科会委員長に申し上げます。
分科会における局別質疑終了後は、速やかに審査報告書を提出されますようお願いいたします。
以上をもちまして本日の委員会を閉会いたします。
午後一時十三分散会
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