委員長 | 酒井 大史君 |
副委員長 | 村松みえ子君 |
副委員長 | 吉原 修君 |
松葉多美子君 | |
早坂 義弘君 | |
村上 英子君 | |
山口 文江君 | |
山口 拓君 | |
谷村 孝彦君 | |
くまき美奈子君 |
欠席委員 なし
出席説明員福祉保健局 | 局長 | 平井 健一君 |
次長 | 吉川 和夫君 | |
技監 | 梶山 純一君 | |
理事 | 梶原 康二君 | |
総務部長 | 片岡 貞行君 | |
指導監査室長 | 菅原 眞廣君 | |
医療政策部長 | 丸山 浩一君 | |
保健政策部長 | 杉村 栄一君 | |
生活福祉部長 | 朝比奈照雄君 | |
高齢社会対策部長 | 長谷川 登君 | |
少子社会対策部長 | 都留 佳苗君 | |
障害者施策推進部長 | 吉岡 則重君 | |
健康安全室長 | 八木 憲彦君 | |
企画担当部長 | 野口 宏幸君 | |
連絡調整担当部長 | 狩野 信夫君 | |
参事 | 松井多美雄君 | |
参事 | 高橋 誠君 | |
参事 | 桜山 豊夫君 | |
参事 | 宮垣豊美子君 | |
参事 | 佐藤 恭信君 | |
参事 | 牛島 和美君 | |
参事 | 浅井 葵君 | |
参事 | 大黒 寛君 | |
生活文化局 | 局長 | 山内 隆夫君 |
総務部長 | 南雲 栄一君 | |
広報広聴部長 | 高西 新子君 | |
都民生活部長 | 和田 正幸君 | |
消費生活部長 | 岳野 尚代君 | |
私学部長 | 新行内孝男君 | |
文化振興部長 | 山本 洋一君 | |
参事 | 三森 生野君 | |
参事 | 産形 稔君 | |
参事 | 萩原まき子君 |
本日の会議に付した事件
平成十六年度東京都各会計歳入歳出決算の認定について
福祉保健局関係
・平成十六年度東京都一般会計決算(説明)
・平成十六年度東京都母子福祉貸付資金会計決算(説明)
・平成十六年度東京都心身障害者扶養年金会計決算(説明)
生活文化局関係
・平成十六年度東京都一般会計決算(説明)
○酒井委員長 ただいまから平成十六年度各会計決算特別委員会第二分科会を開会いたします。
本日は、福祉保健局及び生活文化局関係の決算の審査を行います。
なお、本日は説明を聴取し、資料要求をすることにとどめ、質疑は後日の分科会で行いたいと思います。ご了承願います。
これより福祉保健局関係に入ります。
初めに、福祉保健局長からあいさつ並びに幹部職員の紹介があります。
○平井福祉保健局長 福祉保健局長の平井健一でございます。
酒井委員長を初め委員の皆様方には、日ごろからご指導を賜り、まことにありがとうございます。
本日から平成十六年度の一般会計決算につきましてご審議をいただくこととなります。事務事業の執行に当たりましては、今後とも一層の努力をしてまいる所存でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
それでは、ご審議をいただくに先立ちまして、当局の幹部職員を紹介させていただきます。
まず、次長の吉川和夫でございます。技監の梶山純一でございます。健康安全担当理事、梶原康二でございます。総務部長の片岡貞行でございます。指導監査室長、菅原眞廣でございます。医療政策部長、丸山浩一でございます。それから、保健政策部長、杉村栄一でございます。生活福祉部長、朝比奈照雄でございます。高齢社会対策部長、長谷川登でございます。少子社会対策部長、都留佳苗でございます。障害者施策推進部長、吉岡則重でございます。健康安全室長、八木憲彦でございます。企画担当部長、野口宏幸でございます。連絡調整担当部長、狩野信夫でございます。事業調整担当参事、松井多美雄でございます。医療改革推進担当参事、高橋誠でございます。地域保健担当参事、桜山豊夫でございます。施設調整担当参事、宮垣豊美子でございます。子ども医療推進担当参事、佐藤恭信でございます。感染症・環境安全担当参事、牛島和美でございます。食品医薬品安全担当参事、浅井葵でございます。感染症危機管理担当参事、大黒寛でございます。最後に、当委員会との連絡に当たらせていただきます、参事で総務課長事務取扱の藤田裕司でございます。
以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
〔理事者あいさつ〕
○酒井委員長 あいさつ並びに紹介は終わりました。
○酒井委員長 これより決算の審査を行います。
平成十六年度東京都一般会計決算中、福祉保健局所管分、平成十六年度東京都母子福祉貸付資金会計決算及び平成十六年度東京都心身障害者扶養年金会計決算を一括して議題といたします。
本件について理事者の説明を求めます。
○平井福祉保健局長 それでは、平成十六年度決算の概要についてご説明申し上げます。
まず初めにお断り申し上げますが、昨年八月に福祉局と健康局の統合を行ったところでございますので、平成十六年度は福祉費、健康費で予算を編成してございます。したがいまして、決算につきましても、福祉費、健康費の科目ごとの作成となってございます。
それでは、お手元の資料1、決算概要の一ページをお開き願います。第1、事業概要でございます。
旧福祉局分でございますが、都民の方々が質の高い福祉サービスを安心して選択、利用し、地域で自立して暮らせる社会を築くことを目指しまして、区市町村とも連携しながら、さまざまな分野で施策を実施しております。
1、社会福祉推進基盤の整備に関すること、以下六つの施策体系に区分しております。ごらんいただきたいと存じます。
次に、二ページをお開き願います。旧健康局でございます。
都民の生命と健康を守ることをその使命といたしまして、都民の日常生活に密着した、広範、多岐にわたる施策を実施しております。1、医療提供体制の確保に関すること、以下三つの施策体系に区分しております。
次に、三ページをお開き願います。決算の総括でございます。
平成十六年度歳入歳出決算は、一般会計のほか、母子福祉貸付資金会計、心身障害者扶養年金会計の二つの特別会計がございます。
まず、一般会計の旧福祉局分についてご説明いたします。なお、百万円未満は四捨五入してお示ししてございますので、ご了承願います。
歳入につきましては、予算現額七百一億七千万円に対しまして、収入済額は六百五十九億九千六百万円で、予算現額に対する収入率は九四・一%となっております。
次に、歳出でございますが、予算現額五千九十三億二千五百万円に対しまして、支出済額は四千七百五十億六千八百万円で、予算現額に対する執行率は九三・三%となっております。
続きまして、旧健康局分についてでございます。
歳入につきましては、予算現額三百八十二億四百万円に対しまして、収入済額は三百三十二億八千四百万円、予算現額に対する収入率は八七・一%となっております。
次に、歳出でございますが、予算現額千三百七十五億八千七百万円に対しまして、支出済額は千二百七十二億四千三百万円、予算現額に対する執行率は九二・五%となっております。
次に、特別会計についてご説明させていただきます。
まず、母子福祉貸付資金会計でございます。本会計は、母子及び寡婦福祉法に基づき、母子家庭に対し母子福祉資金の貸し付けを行うため設置しております。
予算現額は、歳入、歳出ともに四十五億三千三百万円、これに対し、収入済額は五十五億四千四百万円、支出済額は三十九億三千三百万円でありまして、予算現額に対し、収入率一二二・三%、執行率八六・八%となっております。
歳計剰余金十六億一千万円は、翌年度への繰り越しとなっております。
次に、心身障害者扶養年金会計でございます。本会計は、東京都心身障害者扶養年金制度を運用するため設置しております。
予算現額は、歳入、歳出ともに四十一億七千百万円、収入済額は四十億六千百万円、支出済額は四十億五千二百万円であり、予算現額に対し、収入率九七・四%、執行率九七・一%となっております。
歳計剰余金九百万円は、翌年度への繰り越しとなっております。
次に、四ページをお開き願います。平成十六年度に実施した主な事業についてご説明申し上げます。
まず、旧福祉局分でございますが、1、社会福祉推進基盤の整備でございます。
福祉改革推進のため、区市町村が地域の実情に応じて主体的に在宅福祉を中心とした地域福祉の基盤整備を図ることを支援する福祉改革推進事業を実施いたしました。
また、福祉サービスの利用者が安心してサービスを選択できるとともに、サービス提供者の質の向上を図るための仕組みづくりとして、第三者機関によるサービス評価の普及、促進を行いました。
2、子ども家庭福祉の推進でございます。
大都市の多様な保育ニーズに対応するため、ゼロ歳児保育と十三時間開所を義務づけた都独自の制度であります認証保育所の規模の拡大を図るなど、保育サービスの充実に努めました。
また、地域における子育て機能の強化を図るため、児童相談所とともに、虐待防止などの機能の一部を担う先駆型子ども家庭支援センターの設置を推進いたしました。
次に、五ページをお開き願います。3、障害者(児)福祉の推進でございます。
障害者地域生活支援緊急三カ年プランに基づきまして、障害者が可能な限り地域で自立して生活できるよう、知的障害者グループホームなどの設置を推進いたしました。
また、重度障害者施設に係る認定制度を創設し、都立知的障害者施設を民間移譲する際のサービス水準を維持するとともに、認定制度を適用し、民間施設への最重度障害者の受け入れ促進を図りました。
4、高齢者福祉の推進でございます。
ケアを必要とする高齢者が地域の中で暮らし続けられるよう、認知症高齢者グループホームの緊急整備促進を図りました。
また、特別養護老人ホーム等の整備費の一部を補助し、計画的な整備を行いました。
次に、六ページをお開き願います。続きまして、旧健康局分についてご説明させていただきます。
1、医療提供体制の確保でございます。
区市町村が実施しております平日夜間帯の小児初期救急医療事業につきまして、運営費を助成するとともに、休日・全夜間診療事業を実施いたしました。また、ビル火災や列車事故などの現場に医師、看護師等が出向いて救命処置を行います全国初の災害医療派遣チーム・東京DMATを発足させました。
次に、出産前後の母体や新生児に対する高度医療を行う周産期母子医療センターの整備を進めるとともに、不妊治療の経済的負担の軽減を図るため、治療に要する費用の助成を実施いたしました。
2、健康管理体制の充実でございますが、多摩地域の保健所を地域保健の広域的、専門的、技術的拠点として再編整備するとともに、市町村が地域の実情に合わせて主体的に実施する保健サービスに対する財政的な支援を行いました。
また、薬物乱用から都民の健康と安全を守るため、薬物を指定し、製造、販売中止等の命令、勧告などを行う薬物の濫用防止に関する条例を制定いたしました。
次に、在宅難病患者への療養支援でございますが、日常生活における相談・支援、地域活動などを行う難病相談・支援センターを開設いたしました。
また、重症心身障害児の入所待機者の解消を図るため、本年十二月開設を予定しております東部療育センターの建設及び開設準備を進めました。
以上が平成十六年度の福祉保健局における決算概要でございます。
なお、詳細につきましては、引き続き総務部長からご説明申し上げますので、ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○片岡総務部長 それでは、決算の詳細につきまして、お手元の決算説明書によりご説明申し上げます。
資料2、一般会計決算説明書をごらんください。
初めに、旧福祉局分についてご説明申し上げます。
歳入につきまして、五ページをお開き願います。分担金及び負担金でございます。
収入済額は八億三千八百万余円、収入率は一〇四・六%となっております。
次に、六ページをお開き願います。使用料及び手数料でございます。
収入済額は二百二十一億五千四百万余円、収入率は八六・〇%となっております。
次に、一二ページをお開き願います。国庫支出金でございます。
収入済額は三百三十一億四千三百万余円、収入率は八六・四%となっております。
次に、一九ページをお開き願います。財産収入でございます。
収入済額は一億五千七百万余円、収入率は一〇九・〇%となっております。
次に、二〇ページをお開き願います。寄附金でございます。
収入済額は十万円となっております。
次に、二一ページをごらんください。繰入金でございます。
収入済額は四億三千四百万余円となっております。
次に、二三ページをお開き願います。諸収入でございます。
収入済額は九十二億六千七百万余円、収入率一八三・〇%となっております。
次に、歳出についてでございますが、三九ページをお開き願います。まず、福祉費でございます。
支出済額は四千七百四十五億四百万余円、執行率は九三・三%となっております。
科目別の内訳といたしまして、まず、福祉管理費でございますが、福祉事業の企画、社会福祉法人の指導検査、監理団体に対する補助金などに要する経費を支出いたしまして、支出済額は百二十三億五千二百万余円、執行率は八一・五%となっております。
次に、四二ページをお開き願います。生活福祉費でございます。
生活保護事業や旧軍人等に係る援護事業、福祉のまちづくりなどの地域福祉を推進する事業、福祉人材の養成事業、山谷対策事業等に要する経費を支出いたしまして、支出済額は三百五十五億二百万余円、執行率は八九・三%となっております。
次に、五五ページをお開き願います。高齢福祉費でございます。
シルバーパスの交付、老人福祉施設や老人医療センターの運営など、高齢者福祉の増進に要する経費を支出いたしまして、支出済額五百七十六億一千四百万余円、執行率九三・四%となっております。
次に、六七ページをお開き願います。子ども家庭福祉費でございます。
児童育成手当等の支給、児童相談所の運営、保育事業への助成、児童福祉施設や婦人保護施設への保護委託などに要する経費を支出いたしまして、支出済額は八百三十四億一千万余円、執行率は九五・二%となっております。
次に、七八ページをお開き願います。心身障害者福祉費でございます。
心身障害者通所訓練等事業補助など、各種在宅福祉サービスに要した経費、重度心身障害者手当等の支給、心身障害者施設の運営や心身障害者(児)施設への保護委託などに要する経費を支出したもので、支出済額六百七十六億二千七百万余円、執行率は九四・八%となっております。
次に、八九ページをお開き願います。保険費でございます。
介護保険制度及び国民健康保険制度の運営並びに医療費の助成事業などに要する経費を支出いたしまして、支出済額は千八百六十七億七千三百万余円、執行率が九五・四%となっております。
次に、九五ページをお開き願います。施設整備費でございます。
社会福祉施設等の整備及び整備費補助に要する経費を支出したもので、支出済額三百十二億二千二百万余円、執行率八三・九%となっております。
以上が、旧福祉局分の決算概要でございます。
次に、旧健康局分についてご説明申し上げます。
まず初めに、歳入でございますが、一〇七ページをお開き願います。分担金及び負担金でございます。
収入済額は五億二千六百万余円、収入率は九二・九%となっております。
次に、一〇八ページをお開き願います。使用料及び手数料でございます。
収入済額は五十一億五千六百万余円、収入率は九〇・五%となっております。
次に、一二二ページをお開き願います。国庫支出金でございます。
収入済額は二百三十億一千六百万余円、収入率は八五・〇%となっております。
次に、一三〇ページをお開き願います。財産収入でございます。
収入済額は一億五千九百万余円、収入率は九七・〇%となっております。
次に、一三二ページをお開き願います。寄附金でございます。
収入済額は四千二百万余円となっております。
次に、一三三ページをごらんください。繰入金でございます。
収入済額は三千三百万余円、収入率は七四・四%となっております。
次に、一三四ページをお開き願います。諸収入でございます。
収入済額は四十三億四千九百万余円、収入率は九三・六%となっております。
次に、歳出でございますが、一五三ページをお開き願います。健康費でございます。
支出済額は千二百七十一億七百万余円で、執行率は九二・五%となっております。
科目別の内訳といたしましては、まず、健康管理費でございますが、局管理事務及び財団法人東京都医学研究機構に対します運営費の助成などに要する経費を支出いたしまして、支出済額は五十七億六千二百万余円、執行率は九三・四%となっております。
次に、一五六ページをお開き願います。医療政策費でございます。
医療対策、看護職員確保対策などに要する経費を支出いたしまして、支出済額は二百九十一億一千万余円、執行率は九〇・五%となっております。
一六三ページをお開き願います。医療福祉費でございます。
精神保健福祉対策、特定疾病対策、感染症対策などに要する経費を支出いたしまして、支出済額は六百七十三億三千九百万余円、執行率は九二・四%となっております。
次に、一七九ページをお開き願います。食品医薬品安全費でございます。
食品保健対策、薬事衛生対策などに要する経費を支出いたしまして、支出済額は七十八億三千百万余円、執行率は九五・二%となっております。
次に、一八七ページをお開き願います。地域保健費でございます。
保健所の管理運営、母子保健事業、環境衛生対策等に要する経費を支出いたしまして、支出済額は百五十九億二千六百万余円、執行率は九六・一%となっております。
次に、一九六ページをお開き願います。施設整備費でございます。
児童福祉施設などの整備に要する経費を支出いたしまして、支出済額は十一億三千六百万余円、執行率は八〇・五%となっております。
以上が旧健康局分の決算概要でございます。
以上で一般会計決算説明書の説明を終わらせていただき、引き続き、特別会計についてご説明申し上げます。
まず、お手元の資料3、母子福祉貸付資金会計決算説明書についてご説明申し上げます。
本会計は、母子及び寡婦福祉法に基づきまして、配偶者のない女性で、児童を扶養している方に対しまして、各種の資金をお貸しすることによりまして、母子の自立支援と福祉の増進を図るものでございます。
まず、二ページをお開き願います。歳入でございます。
母子福祉貸付金の返還金、一般会計からの繰入金、国庫からの借入金などを収入いたしまして、収入済額は五十五億四千四百万余円、収入率は一二二・三%となっております。
次に、三ページをごらんください。歳出でございます。
母子福祉貸付資金の貸付金などを支出いたしまして、支出済額は三十九億三千三百万余円、執行率は八六・八%となっております。
以上で母子福祉貸付資金会計決算説明書の説明を終わり、次に、お手元の資料4、心身障害者扶養年金会計決算説明書につきましてご説明申し上げます。
本会計は、心身に障害のある方の保護者が亡くなったとき、あるいは身体及び精神の機能を著しく喪失した状態になられたときに、年金を支給することによりまして、障害者の方の生活の安定と福祉の向上を図ろうとするものでございます。
まず、二ページをお開き願います。歳入でございます。
東京都心身障害者扶養年金加入者の掛金、心身障害者扶養年金基金からの繰入金などを収入いたしまして、収入済額は四十億六千万余円、収入率は九七・四%となっております。
次に、三ページをごらんください。歳出でございます。
東京都心身障害者扶養年金条例に基づく年金の給付等の経費を支出いたしまして、支出済額は四十億五千百万余円、執行率は九七・一%となっております。
以上が心身障害者扶養年金会計決算説明書の説明でございます。
以上をもちまして、平成十六年度一般会計決算、特別会計決算のうち、福祉保健局所管分につきましての説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○酒井委員長 説明は終わりました。
この際、資料要求のある方はご発言願います。
○山口(文)委員 子ども、児童虐待に関する相談件数と相談体制の推移、過去五年程度お願いします。
それから、児童対策に従事する児童福祉司、児童福祉専門員、ケースワーカー、心理療法担当職員等の配置の推移を同じく五年程度お願いいたします。
それから、先駆型子ども家庭支援センターの自治体の実施状況。これは二年間ですかね、十五年だけですか、今年度はまだ途中ですので、じゃ十五年度のをお願いします。
それから、養育家庭ですが、登録数と実際に養育をされている方、家庭数。それと、そこで生活をしている児童の推移を過去五年程度。
それから、専門養育家庭が、多分これは二年--十五年、十六年とあると思いますが、その二年間の実績をお願いいたします。
それから、障害者就労支援事業の実績、また障害者地域生活支援緊急三カ年プランの二年間の実績をお願いします。
それから、認知症グループホーム緊急三カ年計画による実績としまして、設置数及び設置箇所をお願いいたします。
○村松委員 私の方からも何点かお願いいたします。
最初に、福祉費、健康費の予算及び決算の推移と、十六年度は福祉保健費をお願いします。
二点目、普通会計決算費及び民生費の額と構成比の推移、過去十年。
三点目、民生費の項目別予算及び決算の推移、過去五年間。
福祉保健局決算における不用額上位事業名の推移及び不用額五位までを五年間。
それから、福祉手当及び医療費助成等の予算及び決算の推移。
福祉改革推進プランにおける主な事業の進捗状況について。
都道府県別の高齢者人口比での高齢者介護施設及び認知症グループホームの整備状況のわかる資料。
介護保険都負担金の予算及び決算の推移を介護保険スタート以来からと居宅介護サービス利用率の推移。
それから、介護保険施設、認知症高齢者グループホームの定員数及び高齢者人口に対する割合。
それから、生計困難者に対する介護保険サービス利用者負担額軽減措置事業の実施状況。
最後に、シルバーパスの発行状況の推移と、千円と二万五百十円の内訳がわかるように。
以上、十一点お願いします。
○酒井委員長 ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○酒井委員長 ただいま山口委員、村松副委員長より資料要求がありましたが、これを分科会の資料要求とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○酒井委員長 異議なしと認めます。理事者においては、要求されました委員と調整の上、提出願います。
以上で福祉保健局関係を終わります。
○酒井委員長 これより生活文化局関係に入ります。
初めに、生活文化局長からあいさつ並びに幹部職員の紹介があります。
○山内生活文化局長 生活文化局長の山内隆夫でございます。
委員長を初め委員の皆様方には、当局の事務事業につきまして平素から格段のご指導を賜り、まことにありがとうございます。この場をおかりいたしまして厚く御礼申し上げます。
今後とも、当局が所管しております事務事業が適切かつ円滑に推進できるよう、誠心誠意努力してまいる所存でございます。ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
続きまして、生活文化局の幹部職員をご紹介申し上げます。
総務部長の南雲栄一でございます。広報広聴部長の高西新子でございます。都民生活部長の和田正幸でございます。消費生活部長の岳野尚代でございます。私学部長の新行内孝男でございます。文化振興部長の山本洋一でございます。参事で都政情報担当の三森生野でございます。参事で男女平等参画担当の産形稔でございます。参事で文化施設改革担当の萩原まき子でございます。最後に、当委員会との連絡に当たらせていただきます総務課長の中山正雄でございます。
以上で当局の幹部職員の紹介を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
〔理事者あいさつ〕
○酒井委員長 あいさつ並びに紹介は終わりました。
○酒井委員長 これより決算の審査を行います。
平成十六年度東京都一般会計決算中、生活文化局所管分を議題といたします。
本件について理事者の説明を求めます。
○山内生活文化局長 平成十六年度決算のご審議をお願いするに当たりまして、生活文化局所管の事務事業及び決算の概要についてご説明申し上げます。
お手元にお配りしております平成十六年度決算概要の一ページをごらんいただきたいと思います。
初めに、1、事業概要でございます。
生活文化局は、社会の変化を的確に把握しながら、豊かで潤いのある生活を求める都民の多様なニーズにこたえることを基本的な役割としております。
このため、都民生活とかかわりの深い各種の施策につきまして、関係各局と密接に連携しながら、その推進に努めているところでございます。
主な事業といたしましては、お開きの一ページに掲げておりますが、(1)広報広聴及び情報公開のための施策、(2)法人の許認可等、男女平等参画推進等の施策、(3)消費生活の安定と向上のための施策、(4)私学の振興等のための施策、(5)文化振興のための施策など、多様な分野にわたる事業を実施しております。
次に、2、決算の総括でございます。
まず、歳入でございますが、予算現額百八十三億四千九百万余円、収入済額百八十億三千万余円、差引増減三億一千九百万余円の減となり、予算現額に対する収入済額の割合は九八・三%でございます。
次に、歳出でございます。予算現額千四百五十六億一千二百万余円、支出済額千四百二十億二千四百万余円、不用額三十五億八千七百万余円となり、予算現額に対する支出済額の割合は九七・五%でございます。
二ページをお開きください。3、平成十六年度に実施した主な事業でございます。
初めに、(1)でございます。テレビ、ラジオ番組の制作及び「広報東京都」の発行など、都政広報に二十七億六千五百万余円を支出しております。
次に、(2)でございます。東京ウィメンズプラザの運営及び男女平等参画施策に九億五千六百万余円を支出しております。
次に、(3)でございますが、消費生活総合センターの運営及び消費生活の安定と向上のための施策に十億七千百万余円を支出しております。
続きまして、(4)でございますが、私学の振興等を図るため、私立学校経常費補助等の各種補助金及び貸付金に千二百三十三億三千五百万余円を支出しております。
最後に、(5)でございます。江戸東京博物館及び東京文化会館など文化施設各館の運営並びに文化振興のための施策に六十六億六千九百万余円を支出しております。
以上、生活文化局の決算概要につきましてご説明申し上げました。
なお、従前、当局が所管しておりました青少年総合施策並びに交通安全対策及び集中的な渋滞対策に係る施策につきましては、本年八月一日付で新たに設置されました青少年・治安対策本部へそれぞれ事業を移管しております。
平成十六年度決算のご審議に当たりましては、現時点において当局が所管しております事業についてご審議をお願いする形になりますので、よろしくお願い申し上げます。
詳細につきましては、引き続き総務部長から説明させていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○南雲総務部長 局長からの概要説明に引き続き、私からは各科目別の決算内容につきましてご説明申し上げます。
お手元にお配りしております平成十六年度東京都一般会計決算説明書に基づきご説明申し上げます。
まず、説明書の一ページから三ページまでは、決算の総括でございます。
決算の総括につきましては、ただいま局長から説明いたしましたので、省略させていただきます。
それでは初めに、歳入についてご説明申し上げます。
七ページをお開きください。使用料及び手数料でございます。
収入済額は、最上段の中ほどに記載のとおり、十一億六千七百万余円、収入率は右の説明欄に記載のとおり、八五・五%でございます。
まず、この七ページでは、中段の収入概要説明に記載のとおり、生活文化使用料として収入した東京ウィメンズプラザ条例に基づくホール等の使用料を記載するほか、次の八ページでは、東京都行政財産使用料条例に基づく土地または建物に係る使用料を記載しております。
次に、九ページをごらんください。このページから一二ページまでは、生活文化手数料として収入した旅券法関係手数料条例等に基づく旅券発給手数料など四件を記載しております。
次に、一三ページをごらんください。学務手数料として収入した東京都事務手数料条例に基づく登録免許税証明等手数料を記載しております。
一四ページをお開きください。諸手数料として収入した東京都情報公開条例に基づく開示手数料でございます。
なお、網かけ部分は、青少年・治安対策本部への移管分を掲げておりまして、以降のページにおきましても同様でございます。
次に、お隣の一五ページをごらんください。国庫支出金でございます。
収入済額は百五十億六千万余円、収入率は一〇〇・〇%でございます。
まず、この一五ページから一八ページまでは、生活文化費国庫補助金として収入した交通事故相談所交付金交付要綱に基づく国庫補助金など五件を記載しております。
次に、一九ページをお開きください。このページ及び次の二〇ページでは、学務費国庫補助金として収入した私立高等学校等経常費助成費補助金交付要綱等に基づく国庫補助金など三件を記載しております。
二一ページをごらんください。このページ及び次の二二ページでは、生活文化費委託金として収入した、地域における配偶者からの暴力の加害者更生に関する調査研究委嘱要綱に基づく国庫委託金など三件を記載しております。
二三ページをごらんください。このページから二五ページまでは、財産収入でございます。
収入済額は三千六百万余円、収入率は八六・四%でございます。
まず、この二三ページ及び二四ページでは、財産貸付収入として収入した、当局が所管する建物の貸し付けに伴う賃貸料を記載しております。
次に、二五ページをお開きください。利子及び配当金として収入した、株式会社J-WAVE及び株式会社日本文字放送の株式配当金を記載しております。
二六ページをごらんください。このページから三七ページまでは、諸収入でございます。
収入済額は十七億六千五百万余円、収入率は九三・八%でございます。前渡金等による都預金利子を収入したほか、以下、育英資金返還金など、三七ページに記載しております雑入までをそれぞれ収入したものでございます。
引き続きまして、歳出についてご説明申し上げます。
平成十六年度の当局の歳出科目は、生活文化費、学務費及び諸支出金の三つの款となっております。
四一ページをお開きください。生活文化費でございます。
初めに、生活文化費全体でございますが、予算現額二百十三億二千四百万円に対しまして、支出済額百八十六億七千八百万余円で、執行率八七・六%でございます。
以下、生活文化費の各科目について順を追ってご説明申し上げます。
同じく四一ページをごらんください。管理費でございます。
支出済額は五十七億四千九百万余円、執行率九四・三%でございます。中段の執行概要説明に記載のとおり、管理費の内容は、生活文化行政に従事する職員の職員費、管理事務費及び男女平等参画施策等に要する経費を支出したものでございます。
次に、四三ページ、広報広聴費でございます。
支出済額は二十九億九千八百万余円、執行率は九一・七%でございます。その内容は、テレビやラジオによる都政広報、情報公開事務及び調査広聴等に要する経費を支出したものでございます。
次に、四五ページ、文化振興費でございます。
支出済額は六十六億六千九百万余円、執行率は九八・四%でございます。その内容は、文化振興施策の企画調整、江戸東京博物館等の運営及び文化事業の推進等に要する経費を支出したものでございます。
次に、四七ページ、都民協働推進費でございます。
支出済額は十九億四千八百万余円、執行率は五四・五%でございます。その内容は、市民活動の促進、青少年総合施策及び集中的な渋滞対策並びに海外渡航相談及び旅券発行等に要する経費を支出したものでございます。
なお、網かけの部分は、青少年・治安対策本部への移管分でございます。
次に、四九ページ、消費生活対策費でございます。
支出済額は十億七千百万余円、執行率は八一・〇%でございます。その内容は、消費者行政の企画調整、取引指導事業、危害防止対策及び公衆浴場対策などの各種消費生活対策事業並びに消費生活総合センターの管理運営等に要する経費を支出したものでございます。
次に、五一ページ、計量検定所費でございます。
支出済額は二億四千百万余円、執行率は八四・八%でございます。その内容は、計量器の検定、検査及び計量検定所の管理運営等に要する経費を支出したものでございます。
五二ページをお開きください。学務費でございます。
初めに、学務費全体でございますが、予算現額千二百四十二億七千七百万円に対しまして、支出済額千二百三十三億三千五百万余円で、執行率九九・二%でございます。
まず、私立学校振興費でございます。
予算現額千二百三十三億一千五百万円に対しまして、支出済額が千二百二十四億一千五百万余円、執行率九九・三%でございます。
以下、私立学校振興費の各科目について、順を追ってご説明申し上げます。
同じく五二ページをごらんください。管理費でございます。
支出済額は四億四千九百万余円、執行率は九六・三%でございます。その内容は、私立学校振興事務等に従事する職員の職員費及び管理事務等に要する経費を支出したものでございます。
次に、五四ページをお開きください。助成費でございます。
支出済額は千二百十九億六千六百万余円、執行率は九九・三%でございます。その内容は、私立学校に対する経常費補助など、私立学校の振興を図るための各種補助金を支出したものでございます。五六ページにかけて内訳を記載しております。
続きまして、五八ページをお開きください。育英資金費でございます。
予算現額九億六千二百万円に対しまして、支出済額が九億一千九百万余円、執行率は九五・六%でございます。その内容は、育英資金貸付金及び貸付事務等に要する経費を支出したものでございます。
五九ページをごらんください。諸支出金でございます。
支出済額は千百三十七万余円、執行率は一〇〇%でございます。その内容は、過年度に交付を受けた私立高等学校等経常費国庫補助金の返納に要する経費を支出したものでございます。
以上をもちまして、平成十六年度に当局が所管しておりました事業の決算の説明を終わらせていただきます。
よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○酒井委員長 説明は終わりました。
この際、資料要求のある方はご発言願います。
○谷村委員 二点ほどお願いをいたします。
私立高校の授業料の納入方法について、わかる資料をいただきたいと思います。
それから二点目、私立高校の、高校生の子育て体験の実施状況がわかる資料をいただければと思います。
以上、二点お願いいたします。
○早坂委員 自民党の早坂です。よろしくお願いします。
公立と私立に分けて、小中高の児童生徒一人当たりの行政の支出金額をお調べください。お願いします。
○村松委員 四点お願いします。
私立学校経常費補助の決算の推移、小学校、中学校、高等学校及び幼稚園について、それぞれ十年間お願いします。
二点目、国からの私立学校経常費補助の実績について。
三点目、私立幼稚園保護者負担軽減補助制度と決算額の推移を五年間。
四点目、私立幼稚園保護者への負担軽減補助の区市町村の状況と実績。
以上です。お願いします。
○山口(文)委員 二点お願いします。
ウィメンズプラザ図書資料室の図書整備費の推移、過去五年間。
それから、NPOの認証数、また不認証数。それから、解散したNPOの推移を過去五年間お願いします。
○酒井委員長 ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○酒井委員長 ただいま谷村委員、早坂委員、村松副委員長、山口委員から資料要求がありましたが、これを分科会の資料要求とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○酒井委員長 異議なしと認めます。理事者においては、要求されました委員と調整の上、提出願います。
以上で生活文化局関係を終わります。
これをもちまして本日の分科会を閉会いたします。
午後一時四十九分散会
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