委員長 | 田中 良君 |
副委員長 | 三宅 茂樹君 |
副委員長 | 古館 和憲君 |
東村 邦浩君 | |
川井しげお君 | |
大津 浩子君 | |
鈴木あきまさ君 | |
東ひろたか君 | |
いなば真一君 | |
藤田 愛子君 |
欠席委員 なし
出席説明員産業労働局 | 局長 | 関谷 保夫君 |
総務部長 | 島田 健一君 | |
参事 | 奥秋 彰一君 | |
参事 | 三枝 秀雄君 | |
参事 | 佐藤 仁貞君 | |
商工部長 | 市原 博君 | |
商工施策担当部長 | 塚田 祐次君 | |
金融部長 | 中井 敬三君 | |
参事 | 坂 崇司君 | |
観光部長 | 高松 巖君 | |
参事 | 保坂 俊明君 | |
農林水産部長 | 菊地 輝雄君 | |
参事 | 瀧川 清君 | |
雇用就業部長 | 安藤 立美君 | |
就業調整担当部長 | 関口 栄一君 | |
中央卸売市場 | 市場長 | 森澤 正範君 |
管理部長 | 石川 俊一君 | |
事業部長 | 高津 満好君 | |
調整担当部長 | 岸 信子君 | |
参事 | 上田 良治君 | |
参事 | 大野 精次君 | |
参事 | 後藤 正君 | |
参事 | 戸田 敬里君 | |
新銀行設立本部 | 本部長 | 津島 隆一君 |
企画担当部長 | 関 敏樹君 | |
参事 | 吉田 長生君 | |
都市整備局 | 局長 | 梶山 修君 |
次長 | 中路 有一君 | |
技監 | 小林 崇男君 | |
技監 | 杉浦 浩君 | |
総務部長 | 村松 満君 | |
都市づくり政策部長 | 森下 尚治君 | |
住宅政策推進部長 | 安藤 明君 | |
都市基盤部長 | 成田 隆一君 | |
市街地整備部長 | 石井 恒利君 | |
市街地建築部長 | 野本 孝三君 | |
都営住宅経営部長 | 小林 計代君 | |
連絡調整担当部長 | 加藤 英夫君 | |
住宅政策担当部長 | 水流潤太郎君 | |
外かく環状道路担当部長 | 道家 孝行君 | |
多摩ニュータウン事業担当部長 | 酒井 洋一君 | |
参事 | 飯尾 豊君 | |
参事 | 金子 敏夫君 | |
参事 | 中沢 弘行君 | |
参事 | 山室 善博君 | |
参事 | 小山 隆君 | |
参事 | 渡辺 滋君 | |
参事 | 今井 光君 | |
参事 | 安井 順一君 | |
参事 | 石井 一夫君 | |
参事 | 庄司 静夫君 | |
参事 | 松村 進君 |
本日の会議に付した事件
平成十五年度東京都各会計歳入歳出決算の認定について
産業労働局関係
・平成十五年度東京都一般会計決算(説明)
・平成十五年度東京都中小企業設備導入等資金会計決算(説明)
・平成十五年度東京都農業改良資金助成会計決算(説明)
・平成十五年度東京都林業改善資金助成会計決算(説明)
・平成十五年度東京都沿岸漁業改善資金助成会計決算(説明)
中央卸売市場関係
・平成十五年度東京都と場会計決算(説明)
新銀行設立本部関係
・平成十五年度東京都一般会計決算(説明)
都市整備局関係
・平成十五年度東京都一般会計決算(説明)
・平成十五年度東京都都市開発資金会計決算(説明)
・平成十五年度東京都都営住宅等事業会計決算(説明)
・平成十五年度東京都都営住宅等保証金会計決算(説明)
・平成十五年度東京都新住宅市街地開発事業会計決算(説明)
・平成十五年度東京都多摩ニュータウン事業会計決算(説明)
・平成十五年度東京都市街地再開発事業会計決算(説明)
・平成十五年度東京都臨海都市基盤整備事業会計決算(説明)
○田中委員長 ただいまから平成十五年度各会計決算特別委員会第三分科会を開会いたします。
このたび第三分科会委員長に選任いただきました田中良でございます。最初の分科会でございますので、一言ごあいさつをさせていただきます。
本日から二週間余り、合計六回にわたり、本分科会に分担されております決算を審査してまいります。副委員長を初め委員の皆様のご協力をいただきながら、分科会の円滑なる運営に努めてまいりたいと思いますので、よろしくご協力をお願い申し上げます。
初めに、本分科会の議席につきまして申し上げます。
議席は、先ほどの打合会で、ただいまご着席のとおりとすることを申し合わせましたので、ご了承願います。
次に、本分科会の日程につきましては、九月二十九日の委員会で決定されました審査日程に従いまして、平成十五年度決算の審査を進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。
次に、本分科会の担当書記を紹介いたします。
議事課の担当書記は、秋山安彦君です。龍野智子さんです。
議案調査課の担当書記は、杉山元紀君です。
よろしくお願いいたします。
〔書記あいさつ〕
○田中委員長 本日は、産業労働局、中央卸売市場、新銀行設立本部、都市整備局関係の順で決算の審査を行います。
なお、本日は説明を聴取し、資料要求をすることにとどめ、質疑は後日の分科会で行いたいと思います。ご了承願います。
これより産業労働局関係に入ります。
初めに、産業労働局長からあいさつ並びに幹部職員の紹介があります。
○関谷産業労働局長 産業労働局長の関谷保夫でございます。
田中委員長を初め各委員の皆様方には、日ごろから産業労働行政全般にわたり特段のご指導を賜り、厚く御礼申し上げます。
今後とも、事務事業の推進に当たりましては、一層努力してまいる所存でございます。ご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
引き続きまして、当局の幹部職員を紹介させていただきます。
総務部長の島田健一でございます。政策企画担当参事の奥秋彰一でございます。産業力強化担当参事の三枝秀雄でございます。改革担当参事の佐藤仁貞でございます。商工部長の市原博でございます。商工施策担当部長の塚田祐次でございます。金融部長の中井敬三でございます。金融企画担当参事の坂崇司でございます。観光部長の高松巖でございます。観光まちづくり担当参事の保坂俊明でございます。農林水産部長の菊地輝雄でございます。農林漁業事業改善担当参事の瀧川清でございます。雇用就業部長の安藤立美でございます。就業調整担当部長の関口栄一でございます。さらに、本委員会との連絡に当たらせていただきます総務課長の櫻井和博でございます。政策企画課長の新保明でございます。
以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
〔理事者あいさつ〕
○田中委員長 あいさつ並びに紹介は終わりました。
○田中委員長 これより決算の審査を行います。
平成十五年度東京都一般会計決算中、産業労働局所管分、平成十五年度東京都中小企業設備導入等資金会計決算、平成十五年度東京都農業改良資金助成会計決算、平成十五年度東京都林業改善資金助成会計決算及び平成十五年度東京都沿岸漁業改善資金助成会計決算を一括して議題といたします。
本件について理事者の説明を求めます。
○関谷産業労働局長 平成十五年度決算の審議に当たり、産業労働局の事務事業及び決算の概要につきましてご説明を申し上げます。
平成十五年度の都内経済を振り返りますと、平成十二年からふえ続けていた都内倒産件数は、景気回復の兆しを受け、減少いたしましたが、依然として不況型倒産の割合は高どまりの状態が続いており、総じて中小企業を取り巻く環境は大変厳しい状況でございました。
そのような中でも中小製造業の設備投資の実施率は、依然として低水準にあるものの、十五年に入り、ようやく上向くなど、回復の兆しも見られました。
次に、雇用情勢を見ますと、東京の完全失業率は三年ぶりに改善いたしましたが、依然五%の高水準が続いております。中でも若年者の失業率が高くなっていることに加え、卒業後に就職も進学もしない無業者の割合も上昇傾向が続いており、若年者の雇用情勢に深刻な影響を与えております。
こうした状況に的確に対応するとともに、東京の特性を生かした産業力の強化を推進するため、産業労働局といたしましては、中小企業への支援体制の強化や資金調達の円滑化、雇用・就業の場の確保などに取り組むとともに、中小企業や農林水産業の経営と勤労者の生活の安定を図るため、諸施策を強力に推進してまいりました。
本日ご説明させていただきます一般会計の歳入歳出決算総額は、お手元の資料2、東京都一般会計決算説明書の三ページの決算の総括にお示ししていますとおり、歳入では、予算現額三千四億五千二百四十九万余円、収入済額二千九百十二億一千八百二十万余円、収入率九六・九%、歳出では、予算現額三千百七十二億九千百五十三万余円、支出済額三千二十五億三千四百三万余円、翌年度繰越額三十四億四千六百八十七万余円、執行率九五・三%となっております。
続きまして、一般会計で実施してまいりました施策の概要についてご説明いたします。
第一に、商工業振興費でございます。
中小企業への支援強化策といたしましては、中小企業の知的財産の創造、活用、保護の実現を図るため、中小企業の知的財産活用のための東京戦略を策定するとともに、知的財産総合センターを開設し、相談、セミナーの開催等を実施いたしました。
また、すぐれた技術力や製品を持ちながら、販売力の弱い中小企業の販路拡大を図るため、営業経験豊富な大企業のOBなどをビジネスナビゲーターとして活用する、中小企業ニューマーケット開拓支援事業を実施いたしました。
商店街振興対策としましては、従来の事業を整理統合し、新・元気を出せ商店街事業に再構築し、商店街のハード、ソフト両面にわたる事業を積極的に支援してまいりました。
観光産業振興につきましては、上野や浅草などの地域全体を観光の視点からとらえた観光まちづくりの推進を図るとともに、観光産業振興プランに基づき、多摩、島しょの自然を含め、さまざまな東京の魅力を生かす施策を実施してまいりました。
第二に、農林水産費でございます。
農林水産業の振興策につきましては、三宅島などにおける農林災害対策として、農地、農業用施設及び治山施設等の災害復旧対策等を実施いたしました。
また、BSEの発生や輸入野菜の増加などにより、食の安全への関心が高まる中、都民が安全で安心できる食生活を送れるよう、都民のための生産情報提供プロジェクトに取り組んでまいりました。
第三に、労働費でございます。
地域雇用・就業対策につきましては、はつらつ高齢者就業機会創出支援事業など、関係行政機関や民間団体との連携の強化に努めてまいりました。
また、職業能力の開発、向上のための施策といたしましては、雇用のミスマッチによる失業の増加など、厳しい雇用状況の中、多様化する受講ニーズに合わせて職業訓練の機会を拡大するため、駅前ナイトスクールを開設いたしました。
さらに、緊急地域雇用創出特別基金を活用した中小企業助っ人千人事業を積極的に実施するなど、中高年の雇用・就業対策につきまして強化を図ってまいりました。
第四に、生活文化局からの移管分でございます。
これは平成十六年四月から当局に移管されたもので、平成十五年度につきましては生活文化局が所管し、東京国際フォーラムの運営及び地域米消費拡大対策事業の二事業を実施したものでございます。
次に、特別会計でございますが、中小企業設備導入等資金会計では十二億九千五百九万余円、農業改良資金助成会計では二千三百二十三万余円、林業改善資金助成会計では一千九十五万円、沿岸漁業改善資金助成会計では二千九百七万余円の貸し付けをそれぞれ実施いたしました。
以上をもちまして、簡単ではございますが、平成十五年度決算概要の説明とさせていただきます。
なお、詳細につきましては総務部長からご説明いたしますので、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○島田総務部長 それでは、私からは資料に基づきまして決算内容をご説明申し上げます。
お手元にお配りしてございます決算資料は、資料2から資料7の合計六冊でございます。事項が多岐にわたっておりますので、重点的にご説明させていただくこと、金額につきましては一万円未満を四捨五入してご説明させていただきます。
まず、お手元の資料2、東京都一般会計決算説明書をごらんいただきたいと存じます。
決算の総括につきましては、ただいま局長からご説明申し上げましたので、歳入決算の内訳からご説明を申し上げます。
それでは、九ページをお開きください。まず06、分担金及び負担金でございます。その欄の一番右側でございますが、収入率は六三・八%となっております。
これは、産業貿易センター浜松町館及び台東館施設改修等工事の実績減に応じて、港区及び台東区の負担分が減額されたことによるものであります。
一〇ページをお開きください。07、使用料及び手数料は収入率八九・五%となっております。
内訳といたしまして、01、使用料は収入率八六・八%となっており、一一ページの2の(1)にありますように、高年齢者就業センター土地等の貸付実績減などによるものでございます。
同じく02、手数料は収入率九七・二%となっており、これは一三ページの2の(1)にありますように、地域中小企業振興センター等における依頼試験等の実績減などによるものであります。
一四ページをお開きください。08、国庫支出金は、収入率七一・三%となっております。
内訳といたしまして、01、国庫負担金は収入率八四・七%となっており、2の(1)、公共職業訓練にかかわる訓練手当等の実績減などによるものでございます。
一五ページの02、国庫補助金は収入率六八・五%となっており、これは一六ページにありますように、林道災害復旧等における事業実績減などによるものでございます。
一七ページの03、委託金は収入率八二・三%となっており、公共職業訓練等における事業実績減などによるものであります。
一八ページの09、財産収入は収入率一〇八・九%となっており、2の(2)、地所賃貸料の実績増等によるものでございます。
二一ページをお開きください。11、繰入金は収入率九三・六%となっております。これは、二一ページから二四ページまでに記載の各特別会計及び各基金からの繰入金を受け入れたもので、各基金事業の実績減などによるものでございます。
二四ページをお開きください。下段の12、諸収入は収入率九九・一%となっております。
諸収入の主なものは、二五ページの03、貸付金元利収入で、中小企業融資資金の預託金の返還金でございます。
以上が歳入の状況でございます。
続きまして、歳出についてご説明を申し上げます。
三七ページをごらんください。08、産業労働費全体でございますが、当初予算額の欄から右へとごらんください。
当初予算額三千百三十八億六千百万円と補正予算等の額三十三億六千五百九十四万円の合計でありますところの予算現額三千百七十二億二千六百九十四万円に対しまして、支出済額は三千二十四億七千六百八十四万円、翌年度繰越額が三十四億四千六百八十七万円であり、不用額は百十三億三百二十三万円でございました。執行率は九五・四%となっております。
以下、事項別にご説明を申し上げます。
まず、三七ページの02、産業労働管理費でございます。支出済額は十七億九千四百六十一万円、執行率八〇・四%となっております。これは、産業労働行政に従事する職員の人件費、各種調査費等に要した経費でございます。
三九ページの03、商工業振興費は支出済額二千六百四億九千六百二十万円、執行率九七・九%となっております。これは、中小企業の支援及び観光産業の振興に要した経費でございます。
その内訳でございますが、四〇ページをお開きください。まず、02、経営技術支援費は執行率八七・〇%となっており、新たな事業分野に挑む企業活動への支援、魅力ある商店街づくり及び観光産業を振興するための経費であります。
次に、四二ページでございます。03、金融事業費は執行率九九・〇%となっており、中小企業の金融の円滑化を図るための中小企業制度融資や信用保証料補助に要した経費であります。
四四ページをごらんください。04、農林水産費は支出済額百六十六億三千六百四万円、執行率七七・〇%となっております。これは、農業、林業、水産業の振興等に要した経費でございます。
内訳といたしまして、四五ページの02、農業費は執行率九三・四%となっており、農業基盤整備事業や農業団体の指導等に要した経費であります。
四六ページの03、林産費は執行率八九・七%となっており、造林や林道整備、治山事業等に要した経費であります。
四七ページの04、水産費は執行率八四・七%となっており、漁業調整委員会の運営及び漁業基盤整備事業等に要した経費であります。
四八ページの05、緑化推進費は執行率六六・二%となっており、緑化用苗木の生産供給等に要した経費で、平成十五年度に購入した苗木は十四万七千五百九本でありました。
四九ページでございます。06、農林災害復旧費は執行率五二・九%となっており、農地災害復旧、林道災害復旧等に要した経費で、三宅村島内で二酸化硫黄の発生が続き、復旧工事に着手できなかったことなどにより執行率が低くなっております。
五〇ページの07、小笠原振興費は執行率八四・八%となっており、小笠原諸島における農業基盤の整備や漁業振興施設の整備等に要した経費であります。
次に、五一ページ、05、労働費は支出済額二百二十三億四千三百一万円で、執行率八六・六%となっております。これは高年齢者、障害者等の就業促進や公共職業訓練事業等の運営等に要した経費でございます。
内訳といたしまして、五二ページの02、労政費は執行率八七・七%となっており、労働相談情報センター等で実施している労働相談や勤労者福祉対策等に要した経費でございます。
五三ページの03、就業促進費は執行率七九・四%となっており、緊急雇用対策などに要した経費でございます。
五四ページの04、職業能力開発費は執行率八七・二%となっており、技術専門校が行っている各種の職業訓練事業や民間における能力開発の振興等に要した経費でございます。
次に、五六ページをお開きください。06、施設整備費は支出済額十二億六百九十七万円で、執行率七九・八%となっております。内容は、当局が所管しております諸施設の整備に要した経費でございます。
最後の五七ページは、18、諸支出金でございます。これは、過年度に交付を受けた国庫支出金の受け入れ超過分を国へ返納するため支出したものでございます。
次に、資料3をお願いいたします。東京都一般会計決算説明書でございます。
これは、東京都一般会計のうち、平成十六年四月一日の組織再編に伴い、生活文化局から産業労働局に受け入れた事業にかかわる平成十五年度の歳入歳出決算についてのご説明でございます。
受け入れました事業は、東京国際フォーラムの運営及び地域米消費拡大対策事業の二事業でございます。
三ページをお開きください。決算の総括でございます。
歳入では、予算現額二十七億三百十九万円、収入済額二十七億三百七十二万円、収入率一〇〇%、歳出では、予算現額二十九億九百四十七万円、支出済額二十七億六千六百四十三万円、執行率九五・一%となっております。
続きまして、九ページをお開きください。歳入決算の内訳からご説明申し上げます。
まず、08、国庫支出金は収入率三五・九%となっており、地域米消費拡大事業における国庫補助金の交付決定減額などによるものでございます。
一〇ページの09、財産収入は収入率一〇〇・六%となっており、東京国際フォーラムにおける建物賃貸料の実績増によるものであります。
引き続き、歳出でございます。一五ページをお開きください。
まず、04、生活文化費のうち、03、文化振興費は執行率九五・六%となっており、東京国際フォーラムの運営に要した経費でございます。
一六ページの05、消費生活対策費は執行率三六・二%となっており、地域米消費拡大事業に要した経費であります。
以上が一般会計の内容でございます。
引き続き、特別会計についてご説明を申し上げます。お手元の資料4、東京都中小企業設備導入等資金会計決算説明書をごらんいただきたいと存じます。
この会計は、中小企業等の経営基盤の強化に必要な設備の導入資金及び協同組合を結成し共同化等を行う事業に対し、低利の資金を貸し付けるものでございます。
一ページをお開きください。決算の総括でございます。
歳入では、予算現額百五十七億四千二百万円、収入済額百六十一億六千百九十九万円、収入率一〇二・七%、歳出では、予算現額百五十七億四千二百万円、支出済額百二十六億二十万円、執行率八〇%となっております。
次に、二ページでございますが、平成十五年度の歳入は、予算現額に対し、合計で四億一千九百九十九万円の増となっております。これは事業収入の増によるものでございます。
次に、七ページをお開きください。歳出の決算の内訳がございます。
七ページの01、設備導入資金貸付費は、国の貸付金の償還等に要する経費でございます。
八ページの02、高度化資金貸付費は、中小企業高度化資金の貸し付けに要する経費ですが、景気の低迷等の影響もあり、貸付実績が予算規模を下回っております。
次に、資料5をお願いいたします。東京都農業改良資金助成会計決算説明書をごらんいただきたいと存じます。
この会計は、農業者に対し無利子の資金を貸し付けることにより、農業生産力の増強と農業経営の安定を図るものでございます。
一ページをお開きください。決算の総括でございます。
歳入では、予算現額一億四千万円、収入済額二億二千六百七十三万円、収入率一六二・〇%、歳出では、予算現額一億四千万円、支出済額八千六百六万円、執行率六一・五%となっております。
次に、二ページでございますが、平成十五年度の歳入は、予算現額に対し、合計で八千六百七十三万円の増となっております。これは貸付金元金収入などの増によるものでございます。
七ページをお開きください。歳出の決算の内訳がございます。
不用額を生じましたのは、貸付実績の減によるものでございます。
続きまして、資料6、東京都林業改善資金助成会計決算説明書をごらんいただきたいと存じます。
この会計は、林業経営者に対し無利子の資金を貸し付けることにより、林業経営の安定を図るものでございます。
一ページは決算の総括でございます。
歳入では、予算現額二千六百万円、収入済額七千四百十一万円、収入率二八五・〇%、歳出では、予算現額二千六百万円、支出済額一千百十一万円、執行率四二・七%となっております。
二ページの歳入でございますが、平成十五年度の歳入は、予算現額に対し、合計で四千八百十一万円の増となっております。これは、繰越金が増加したことによるものであります。
八ページをお開きください。歳出の決算の内訳がございます。
不用額が生じましたのは、貸付実績の減によるものでございます。
最後に、資料7、東京都沿岸漁業改善資金助成会計決算説明書をごらんいただきたいと存じます。
この会計は、沿岸漁業者に対し無利子の資金を貸し付けることにより、沿岸漁業の安定を図るものでございます。
一ページは決算の総括でございます。
歳入は、予算現額四千八百万円、収入済額六千三百三十四万円、収入率一三二・〇%、歳出では、予算現額四千八百万円、支出済額二千九百五十六万円、執行率六一・六%となっております。
二ページの歳入でございますが、平成十五年度の歳入は、予算現額に対し、合計で一千五百三十四万円の増となっております。これは事業収入及び繰越金の増によるものでございます。
七ページには歳出の決算の内訳がございます。
不用額を生じましたのは、貸付実績の減によるものでございます。
以上、大変雑駁でございますが、平成十五年度決算の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○田中委員長 説明は終わりました。
この際、資料要求のある方はご発言願います。
○東委員 それでは、たくさんあるんですけれども、よろしくお願いします。
まず一つは、制度融資の貸付実績、融資目標ですとか預託原資がどうなってきたか、これをお願いします。
もう一つは、都内工場数の推移。できたら、十年ぐらい。前のやつがずっとあるはずですから、それをお願いします。
もう一つ、商店数の推移と、その中でも生鮮三品小売店の推移。これも前のやつがずっとあるはずですから、十年、出してください。
それから、元気出せ商店街事業の申請件数と決定件数、金額。これも、できてからのやつをずっと、流れをください。
次に、工業集積地域活性化支援事業の実績ですね。
それから、大型店の出店数と小売店に占める店舗面積の割合。それから、時間延長ですね。最近、非常に多くなっているようですけれども、これがどうなっているか。
それから、農林水産対策費の予算、決算の推移。これも十年ください。
それから、若年労働者の就職支援、どういうことをやっているか。さっきちょっと説明がありましたけれども、どんな事業をやっているのか、その成果はどういうふうになってきているか。
それに関連するんですが、さっき説明にもありましたけれども、若年層、これは十五歳から三十五歳ですか、このいわゆる無業者--さっき出ましたね、無業者の数。それから、フリーターの数ですね。それから、派遣社員の数。これは東京でもこういうふうに大体分けてあるはずですから、できれば、この五年ぐらいの推移を見たいので、これをください。
次は、労政事務所の事務所数、職員数、事務所ごとの労働相談件数、ついでにあっせん件数と解決件数。それから、出張相談もやっているそうですけれども、これを五年ぐらいお願いします。
最後に、高齢者就業相談所の箇所数、何カ所あるのか。それぞれの相談の件数はどれぐらいになっているのか。
ちょっと多いんですけれども、よろしくお願いいたします。
以上です。
○藤田委員 制度融資については同様でしたので、お願いいたします。
それから、農業の方で、都内遊休農地と耕作放棄地の面積及び分布について。
それから、過去五年間の体験農園設置状況とその参加者と補助額について。
それから、これは局が違うというふうにいわれてしまうかもしれないんですけど、ホテル税で徴収したものを観光施策に使うということで、十五億ほどの話がありましたけれども、その状況はどんなふうになっているかを教えていただきたいと思います。
以上です。
○田中委員長 ほかに……。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中委員長 ただいま東委員、藤田委員から資料要求がありましたが、これを分科会の資料要求とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中委員長 異議なしと認めます。理事者においては、要求されました委員と調整の上、提出願います。
以上で産業労働局関係を終わります。
○田中委員長 これより中央卸売市場関係に入ります。
初めに、中央卸売市場長からあいさつ並びに幹部職員の紹介があります。
○森澤中央卸売市場長 中央卸売市場長の森澤正範でございます。
田中委員長を初め委員の皆様方には、日ごろから中央卸売市場の所管の事務事業につきましてご指導、ご鞭撻を賜り、まことにありがとうございます。
今後とも、当局の事業運営に全力で取り組んでまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
引き続きまして、当局の幹部職員を紹介させていただきます。
管理部長の石川俊一でございます。事業部長の高津満好でございます。調整担当部長の岸信子でございます。参事で市場政策担当の上田良治でございます。参事で新市場建設担当の大野精次でございます。参事で新市場建設調整担当の後藤正でございます。参事で新市場建設技術担当の戸田敬里でございます。また、当委員会との連絡に当たります総務課長の後藤明でございます。
以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
〔理事者あいさつ〕
○田中委員長 あいさつ並びに紹介は終わりました。
○田中委員長 これより決算の審査を行います。
平成十五年度東京都と場会計決算を議題といたします。
本件について理事者の説明を求めます。
○森澤中央卸売市場長 平成十五年度東京都と場会計決算の概要についてご説明申し上げます。
お手元に配布してございます決算概要をごらんいただきたいと存じます。
一ページをお開き願います。東京都立芝浦屠場は、食用に供する獣畜を衛生的にと畜解体処理いたしまして、都民に対する食肉を安定的に供給する役割を担っております。
1の事業概要にございますように、事業は二つに区分されます。
まず、(1)のと場の管理運営に関することでございます。
牛などの大動物及び豚などの小動物を衛生的な生産ラインでと畜解体いたしまして、新鮮な枝肉を供給いたしますとともに、と畜解体作業に必要な施設の維持管理等を行っております。
(2)のと場の施設整備に関することでございますが、と畜場法施行規則に定めるBSE対策など、衛生保持のためのと畜衛生改善工事を実施しております。
次に、2の決算の総括でございますが、歳入は、予算現額の六十一億九千百万円に対しまして、収入済額は五十八億一千五百万円で、予算現額に対する収入率は九三・九%でございます。
一方、歳出は、予算現額の六十一億九千百万円に対して、支出済額は五十八億一千五百万円で、予算現額に対します執行率は九三・九%でございます。
次に、3の平成十五年度に実施した主な事業についてご説明申し上げます。
まず、(1)のと畜解体事業でございますが、処理実績は、牛等の大動物が八万四千六百九十頭、豚等の小動物が二十六万五千五百四十一頭、合計いたしまして三十五万二百三十一頭となっております。
次に、(2)のと場施設整備でございますが、小動物と畜ライン一ラインを大動物と畜新ラインに変更するための実施設計を行うとともに、病畜と室整備工事を実施いたしました。
以上、平成十五年度東京都と場会計決算概要についてご説明申し上げました。
なお、詳細につきましては管理部長から説明させていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○石川管理部長 それでは引き続きまして、平成十五年度東京都と場会計決算の内容につきまして、お手元にお配りしてございます決算説明書によりご説明申し上げます。
ページは、表の上部に記載しております。
一ページから三ページまでは、ただいま市場長から決算概要としてご説明申し上げましたので、私からは四ページ以降の決算の内容についてご説明させていただきます。
四ページをお開きいただきたいと存じます。まず歳入でございますが、使用料及び手数料につきましては、予算現額九億一千七百五十万余円に対しまして、収入済額八億三千二百六十九万余円で、収入率は九〇・八%となっております。
このうち、と畜使用料は、牛などの大動物及び豚などの小動物のと畜解体事業に係りますと畜使用料で、収入済額は八億三千九十八万余円で、収入率は九〇・八%でございます。
中段のと場手数料ですが、下の表に掲げたと畜証明に係る手数料収入等で、収入済額は百七十万余円でございます。
五ページをごらん願います。繰入金ですが、これは、と場事業に対します一般会計からの繰入金でございまして、収入済額は四十四億九千八十九万余円で、収入率は九五・〇%となっております。
六ページをお開き願います。諸収入でございます。収入済額は千九百五十九万余円で、収入の内訳は、すぐ下の段の都預金利子、及び次の七ページに記載してあります雑入となっております。
七ページ下段の都債でございますが、これは施設整備費に対するもので、収入済額は四億七千百万円、収入率は九一・三%でございます。
次の八ページ上段の繰越金は、科目存置のみで、収入済額はございません。
下段の国庫支出金は、と場施設衛生改善工事に対する国からの国庫補助金収入で、決算額は百一万余円でございます。
以上で歳入の説明を終わらせていただきます。
引き続きまして、歳出に移らせていただきます。
九ページをごらんいただきたいと存じます。と場事業費は、予算現額六十一億九千百万円に対し、支出済額五十八億一千五百十九万余円で、執行率は九三・九%となっております。
内訳といたしまして、まず三行目の管理費ですが、これは、と場事業の管理運営に要した人件費でございます。支出済額は二十二億二千九十七万余円で、執行率は九六%となっております。
一〇ページをお開き願います。運営費でございます。これは、と場施設の維持管理及びと畜解体作業に要しました経費でございまして、支出済額は二十億三千八百二十二万余円で、執行率は九〇・五%となっております。
経費の内訳は、このページから一二ページにかけまして記載しておりますので、ごらんいただきたいと存じます。
続きまして、一三ページをお開き願います。施設整備費でございます。これは、と場施設の整備に要した経費で、支出済額は五億三百八十六万余円、執行率は九〇・五%となっております。
施設整備の執行内訳は一覧表のとおりでございます。
一四ページをお開きいただきたいと存じます。公債費会計繰出金でございます。これは、と場事業に係る都債の元金償還及び利子等の支払いに要した経費でございます。支出済額は十億五千二百十三万余円で、執行率は九八・五%となっております。
以上をもちまして、平成十五年度東京都と場会計決算の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○田中委員長 説明は終わりました。
この際、資料要求のある方はご発言願います。
○東委員 一つお願いします。
BSE対策の施設及び業務改善の計画と実施状況を教えてください。
以上です。
○藤田委員 同様にBSE関係でございますが、発生以降の危険部位の焼却処分量と焼却処理施設とその最終処分状況についてお願いいたします。
○田中委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中委員長 ただいま東委員、藤田委員から資料要求がありましたが、これを分科会の資料要求とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中委員長 異議なしと認めます。理事者においては、要求されました委員と調整の上、提出願います。
以上で中央卸売市場関係を終わります。
○田中委員長 これより新銀行設立本部関係に入ります。
初めに、新銀行設立本部長からあいさつ並びに幹部職員の紹介があります。
○津島新銀行設立本部長 新銀行設立本部長の津島隆一でございます。
田中委員長を初め委員の皆様方には、当本部の所管事項につきまして日ごろからご指導、ご鞭撻を賜り、厚く御礼申し上げます。
当本部は、新銀行東京の本格開業に向けた準備を総合的に支援していくため、本年八月一日付の組織改正をもちまして設置されたものでございます。
今後とも、平成十七年四月以降に予定しております新銀行東京の本格開業に向けて全力で取り組んでまいる所存でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
それでは、引き続きまして、当本部の幹部職員を紹介させていただきます。
企画担当部長の関敏樹でございます。参事で事業調整担当の吉田長生でございます。当委員会との連絡に当たります総務課長の小泉健でございます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
〔理事者あいさつ〕
○田中委員長 あいさつ並びに紹介は終わりました。
○田中委員長 これより決算の審査を行います。
平成十五年度東京都一般会計決算中、新銀行設立本部所管分を議題といたします。
本件について理事者の説明を求めます。
○津島新銀行設立本部長 新銀行設立本部所管の平成十五年度の決算審議に当たりまして、所管事務及び決算の総括につきましてご説明申し上げます。
お手元にお配りしてございます平成十五年度決算概要をごらんください。
一ページをお開きいただきたいと思います。初めに、1の事業概要についてでございます。平成十五年度に銀行の設立準備を行ったものでございます。
第二に、設立の経過等でございます。都は、平成十五年五月、技術力や将来性等にすぐれた中小企業等を総合的に支援することを主な目的といたしまして、新銀行構想を公表いたしました。
その後、多方面の協力を得て、事業内容の検討を行い、同年十一月に新銀行基本スキームを、次いで本年二月には、その業務内容をより具体的にまとめ、新銀行の業務運営の指針となる新銀行マスタープランを発表いたしました。
四月には、都の出資により株式会社新銀行東京が発足し、現在、平成十七年四月以降の本格開業に向けたさまざまな準備を進めているところでございます。
当本部は、新銀行の本格開業までの準備を総合的に支援しているところでございます。
次に、3の決算の総括につきましてご説明申し上げます。
これは、平成十六年八月一日付の組織改正により、出納長室から移管を受けた事務に係る決算でございます。
歳出につきまして、予算現額八億六千九百万余円、支出済額八億六千九百万余円であり、執行率は一〇〇%でございます。
以上が新銀行設立本部所管の平成十五年度決算の概要でございます。
引き続きまして、決算の内容につきましてご説明申し上げます。
お手元にお配りしてございます平成十五年度東京都一般会計決算説明書の一ページをお開きいただきたいと存じます。
決算の総括でございますが、決算概要で説明いたしました内容と重複いたしますので、説明は省略させていただきます。
二ページをお開きいただきたいと存じます。
歳出でございますが、総務費のうちの管理費でございます。支出済額は八億六千九百万余円、執行率は一〇〇%となっております。これは、新銀行設立準備に係る調査研究のための管理事務に要した経費でございます。
この経費の内容は、新銀行設立準備のための財団法人東京税務協会への調査研究委託でございます。
調査研究費の内訳につきましては、お手元にお配りしてございます補足の資料、調査研究委託費の概要を添付してございますので、これは後ほどごらんいただきたいと存じます。
以上をもちまして、新銀行設立本部所管の平成十五年度一般会計決算の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○田中委員長 説明は終わりました。
この際、資料要求のある方はご発言願います。
○古館委員 十五年五月の新銀行構想、それから、ここに書いてある一連の発表とかありますが、これらについて、済みませんが、後ほど--お手数ですが、どうぞ持ってきていただければと思います。
以上です。
○田中委員長 ほかに……。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中委員長 ただいま古館副委員長から資料要求がありましたが、これを分科会の資料要求とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中委員長 異議なしと認めます。理事者におきましては、要求されました委員と調整の上、提出をお願いいたします。
以上で新銀行設立本部関係を終わります。
○田中委員長 これより都市整備局関係に入ります。
初めに、都市整備局長からあいさつ並びに幹部職員の紹介があります。
○梶山都市整備局長 都市整備局長の梶山修でございます。
委員長を初め委員の皆様方には、当局の事務事業につきまして日ごろからご指導、ご鞭撻を賜り、まことにありがとうございます。
都市整備局といたしましては、今後とも、事務事業の適切かつ円滑な運営を図るとともに、安全で快適な住みよいまちづくりを進めるために一層の努力をいたす所存でございます。よろしくお願い申し上げます。
それでは、お手元の理事者名簿に従いまして、当局の幹部職員を紹介いたします。
まず、次長の中路有一君でございます。技監の小林崇男君でございます。技監の杉浦浩君でございます。総務部長の村松満君でございます。都市づくり政策部長の森下尚治君でございます。住宅政策推進部長の安藤明君でございます。都市基盤部長の成田隆一君でございます。市街地整備部長の石井恒利君でございます。市街地建築部長の野本孝三君でございます。都営住宅経営部長の小林計代君でございます。連絡調整担当部長の加藤英夫君でございます。住宅政策担当部長の水流潤太郎君でございます。外かく環状道路担当部長の道家孝行君でございます。多摩ニュータウン事業担当部長の酒井洋一君でございます。都市づくり調整担当参事の飯尾豊君でございます。開発プロジェクト推進担当参事の金子敏夫君でございます。区市町村調整担当参事の中沢弘行君でございます。民間住宅施策推進担当参事の山室善博君でございます。航空政策担当参事の小山隆君でございます。民間開発担当参事の渡辺滋君でございます。調整担当参事の今井光君でございます。都市景観担当参事の安井順一君でございます。経営改革担当参事の石井一夫君でございます。再編整備推進担当参事の庄司静夫君でございます。営繕担当参事の松村進君でございます。当委員会との連絡に当たらせていただきます総務課長の浅川英夫君でございます。
以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
〔理事者あいさつ〕
○田中委員長 あいさつ並びに紹介は終わりました。
○田中委員長 これより決算の審査を行います。
平成十五年度東京都一般会計決算中、都市整備局所管分、平成十五年度東京都都市開発資金会計決算、平成十五年度東京都都営住宅等事業会計決算、平成十五年度東京都都営住宅等保証金会計決算、平成十五年度東京都新住宅市街地開発事業会計決算、平成十五年度東京都多摩ニュータウン事業会計決算、平成十五年度東京都市街地再開発事業会計決算及び平成十五年度東京都臨海都市基盤整備事業会計決算を一括して議題といたします。
本件について理事者の説明を求めます。
○梶山都市整備局長 平成十五年度決算のご審議をいただくに当たりまして、お手元に配布してございます資料1、決算概要によりご説明いたします。
まず、一ページをお開きください。事業概要についてでございます。
都市整備局は、魅力と活力のある国際都市東京の再生など、当面の政策課題に的確に対応するとともに、現場感覚を反映した迅速で実効性ある都市整備の推進を図るため、本年四月に、都市計画局、住宅局、建設局の市街地整備部門を再編統合して新たに発足いたしました。
所管事項は、おおむね次の五つに区分されます。第一に、都市整備の基本的事項に関すること、第二に、都市計画に関すること、第三に、住宅及び住環境整備に関すること、第四に、市街地整備に関すること、第五に、建築に関することでございます。
ご審議いただきます平成十五年度決算は、再編統合前のものでございますので、旧都市計画局、旧住宅局、旧建設局市街地整備部のそれぞれについてご説明いたしたいと存じます。
まず、平成十五年度の事業の概要でございますが、旧都市計画局におきましては、都市計画に関する企画調査、都市防災施設整備、土地区画整理事業や市街地再開発事業に対する助成、地下高速鉄道建設に対する助成、建築指導などを実施いたしました。
旧住宅局におきましては、優良民間賃貸住宅建設及び民間住宅建設に対する利子補給、区市町村が施行する住宅供給及び住環境整備に対する助成、都営住宅の建設及び管理を実施いたしました。
旧建設局市街地整備部におきましては、土地区画整理事業、市街地再開発事業、多摩ニュータウンにおける新住宅市街地開発事業及び宅地販売などを実施いたしました。
二ページをお開き願います。平成十五年度歳入歳出決算額を総括して申し上げます。
まず、一般会計でございます。
旧都市計画局につきましては、歳入二百八十二億二千六百万円余、収入率九九・九%、歳出千五十億八百万円余、執行率七九・五%でございます。
旧住宅局につきましては、歳入百三十二億九千九百万円余、収入率九七・二%、歳出六百二十三億七千百万円余、執行率九二%でございます。
旧建設局市街地整備部につきましては、歳入三百三十四億五千五百万円余、収入率九三・一%、歳出九百五十九億八千百万円余、執行率九二・七%でございます。
このほか、生活文化局からの事業移管がございまして、歳出二千百万円余、執行率九七・一%でございます。
次に、特別会計でございます。
まず、都営住宅等事業会計でございますが、歳入一千七百四億六千万円余、収入率八五・四%、歳出千六百九十五億九百万円余、執行率八四・九%でございます。
三ページをごらんください。次に、都営住宅等保証金会計でございますが、歳入六十億三千六百万円余、収入率一〇〇・八%、歳出三十一億三千万円余、執行率九五・六%でございます。
次に、都市開発資金会計でございますが、歳入九十三億八千百万円余、収入率八八・一%、歳出九十三億八千百万円余、執行率八八・一%でございます。
次に、新住宅市街地開発事業会計でございますが、歳入七十三億八千四百万円余、収入率一四〇・七%、歳出三十二億九千二百万円余、執行率六二・七%でございます。
次に、多摩ニュータウン事業会計でございますが、歳入百四十五億八千八百万円余、収入率八五・六%、歳出百三十二億一千六百万円余、執行率七七・五%でございます。
次に、市街地再開発事業会計でございますが、歳入百三十四億三千八百万円余、収入率八九・二%、歳出百十七億五千三百万円余、執行率七八%でございます。
最後に、臨海都市基盤整備事業会計でございますが、歳入五十七億四千三百万円余、収入率四一・四%、歳出五十七億四千三百万円余、執行率四一・四%でございます。
以上、都市整備局における平成十五年度の決算概要についてご説明いたしました。
引き続き、詳細につきましては総務部長よりご説明いたします。
○村松総務部長 決算の総括につきまして、ただいま局長からご説明申し上げましたので、私からは、決算の内容のうち歳入歳出額の大きいもの及び予算現額との差が大きい項目を中心にご説明申し上げます。
最初に、お手元の資料2の平成十五年度東京都一般会計決算説明書からご説明申し上げます。
まず、旧都市計画局分からご説明申し上げます。
四ページをお開き願います。ページは、表の上段、枠の外側に記載してございます。歳入の総括表でございます。
表最下段、合計欄でございますが、収入済額は二百八十二億二千六百万円余で、予算現額に対する収入率は、右端の説明欄に記載しておりますとおり、九九・九%でございます。
下段には、それぞれの収入概要の科目別の増減の主な説明を記載しております。
続きまして、歳出についてご説明申し上げます。
五ページをごらんください。歳出の総括表でございます。
表上段の都市計画費の欄でございますが、支出済額千五十億八百万円余、翌年度繰越額は百九十八億九千九百万円で、予算現額に対する支出済額の執行率は七九・五%でございます。
下段に、不用額の主なものを記載してございます。
次ページから三六ページまでは、歳入及び歳出の項の都市計画管理費を記載してございます。
歳出の主な内容についてご説明を申し上げます。
恐れ入ります、少し飛びまして、三七ページをお開きいただきたいと思います。都市計画費の項になりますが、第三目の都市防災施設整備事業費でございます。これは、都市防災不燃化促進事業、防災生活圏促進事業等に要する経費を支出したものでございます。
次に、三九ページをお開き願います。第五目、土地区画整理助成費でございます。これは、都市計画区域内における土地区画整理事業施行者に対する補助金等で、支出済額八十四億四千五百万円余となっております。
四〇ページをお開き願います。第六目、市町村土木補助費でございます。これは、八王子市外二十四市二町二村の施行した都市計画事業等に対する補助金を支出したものでございます。
四一ページをごらんください。第七目、市街地再開発事業助成費でございます。これは、都市再開発法に基づく市街地再開発事業に対する補助金等でございます。
四二ページをお開き願います。第八目、都市交通施設等助成費でございます。支出済額は、八百六億九千六百万円余となってございます。
支出内訳の上段、地下高速鉄道建設助成は、地下鉄の新線建設を促進するため、東京都交通局及び東京地下鉄株式会社、これは旧営団でございますが--に対して補助金を支出したものでございます。
下段、首都高速道路公団出資金等は、首都高速道路公団が施行する中央環状新宿線等の建設工事に対して出資及び貸し付けを行ったものでございます。
四三ページをごらん願います。支出内訳の下段、常磐新線整備事業は、事業主体である首都圏新都市鉄道株式会社に対し、無利子貸付金等を支出したものでございます。
以上で、旧都市計画局分の説明は終わらせていただきます。
次に、少し飛びまして、五四ページをお開き願います。旧住宅局関係の歳入でございます。
収入済額は、合計欄に記載しておりますとおり、百三十二億九千九百万円余で、予算現額に対する収入率は九七・二%でございます。
下段に、それぞれの収入概要の科目別の増減の主な説明を記載してございます。
続きまして、歳出についてご説明申し上げます。
五五ページをごらんください。歳出の総括表でございます。
支出済額が、下段、合計欄に記載しておりますとおり、六百二十三億七千百万円余、翌年度繰越額は八億一千百万円余で、予算現額に対する支出済額の執行率は九二・〇%でございます。
下段に、不用額の主なものを記載しております。
次のページから八〇ページまでは、歳入の説明を記載してございます。
歳出の主な内容についてご説明を申し上げます。
ページが飛びまして恐縮です。八三ページをお開きいただきたいと存じます。ウグイス色のページの次のページでございます。旧住宅局の歳出でございます。
第一項、住宅費、第一目、管理費でございます。下段の支出内訳にありますように、都営住宅等事業会計への繰り出しが主なものでございます。
次に、二枚飛んでいただきまして、八六ページをお開き願います。第三目、地域住宅対策費でございます。これは、区市町村住宅供給助成事業、既設都営住宅移管事業及び住環境整備助成事業に要する経費を支出したものでございます。
八八ページをお願いいたします。第四目、民間住宅対策費でございます。これは、優良民間賃貸住宅等利子補給助成事業及び民間住宅助成事業等に要する経費を支出したものでございます。
九〇ページをお開き願います。第五目、都民住宅供給助成費でございます。これは、民間活用都民住宅供給助成事業及び公社都民住宅供給助成事業に要する経費を支出したものでございます。
九二ページをお願いいたします。第六目、東京都住宅供給公社助成費でございます。これは、東京都住宅供給公社の賃貸住宅建設事業等に要する経費を支出したものでございます。
以上で、旧住宅局分の説明は終わらせていただきます。
また少し飛んでいただきまして、九八ページをお願いいたします。旧建設局市街地整備部関係の歳入でございます。
収入済額は、下段、合計欄に記載しておりますとおり、三百三十四億五千五百万円余で、予算現額に対する収入率は九三・一%でございます。
下段に、それぞれの収入概要の科目別の増減の主な説明を記載してございます。
続きまして、歳出についてご説明申し上げます。
九九ページでございます。歳出の総括表でございますが、支出済額が、上段、土木費の欄に記載されておりますとおり、九百五十九億八千百万円余、翌年度繰越額は二十六億九千九百万円余で、予算現額に対する支出済額の執行率は九二・七%でございます。
下段に、不用額の主なものを記載してございます。
次のページから一二〇ページまでは、歳入の説明を記載してございます。
歳出の主な内容についてご説明を申し上げます。
恐れ入りますが、一二五ページをお開きいただきたいと存じます。第二項の道路橋梁費、第十目、街路整備費でございます。これは、臨海都市基盤関連街路の整備に要する経費を支出したものでございます。
一二八ページをお開き願います。これは、都市改造費の項になりますが、第二目、区画整理費でございます。土地区画整理事業及び区画整理清算等に要する経費でございます。
地区等の詳細は、一二八ページ下段から一三一ページに記載してございます。
一三二ページをお開き願います。第六項、ニュータウン事業費、第一目、管理費でございます。これは、ニュータウン事業に従事する職員の給料、諸手当及び管理事務等に要する経費を支出したものでございます。
以上で、旧建設局市街地整備部分の説明は終わらせていただきます。
なお、一般会計の最後に、生活文化局から移管されました都市美対策の経費についてご説明申し上げます。
歳入はございませんので、歳出についてご説明申し上げます。
一四三ページになります。支出済額が二千百万円余、予算現額に対する支出済額の執行率は九七・一%となってございます。
以上で一般会計の説明は終わらせていただきます。
次に、特別会計の説明に移らせていただきます。
当局所管の特別会計は、お手元に配布してありますとおり、資料3から資料9までの七会計でございます。
初めに、資料3、東京都都営住宅等事業会計決算説明書からご説明申し上げます。
この会計は、都営住宅等の建設及び管理に関する事業について、その収支を明確に経理するためのものでございます。
まず、四ページをお開きいただきたいと思います。歳入の総括表でございます。
収入済額は、下段、合計欄に記載しておりますとおり、千七百四億六千万円余で、予算現額に対する収入率は八五・四%でございます。
五ページに、それぞれの収入概要の科目別の増減の主な説明を記載しております。
六ページをお開き願います。歳出の総括表でございます。
支出済額が千六百九十五億九百万円余、翌年度繰越額は百三十八億八千七百万円余で、予算現額に対する支出済額の執行率は八四・九%でございます。
次のページから三六ページまでは、歳入の説明を記載しております。
歳出の主な内容についてご説明を申し上げます。
ページが少し飛びますが、恐れ入ります、四一ページをお開き願いたいと存じます。
第一項、都営住宅等事業費、第二目、住宅管理費でございます。これは、都営住宅等の管理運営に要する経費を支出したもので、支出済額は四百十四億九千三百万円余となっております。
四三ページをお開き願います。第三目、住宅建設費でございます。これは、公営住宅建設等に要する経費を支出したもので、支出済額は五百二十九億二千五百万円余となっております。
以上で、都営住宅等事業会計の説明は終わらせていただきます。
続いて、資料4の東京都都営住宅等保証金会計決算説明書についてご説明申し上げます。
この会計は、都営住宅及び特定公共賃貸住宅等の保証金及び定期借地権設定に係る保証金の経理を明確にして、その運用を図るためのものでございます。
四ページをお開き願います。歳入の総括表でございます。
収入済額は、下段、合計欄に記載しておりますとおり、六十億三千六百万円余で、予算現額に対する収入率は一〇〇・八%でございます。
下段に、それぞれの収入概要の科目別の増減の主な説明を記載しております。
五ページをごらんください。歳出の総括表でございます。
支出済額が、下段、合計欄に記載しておりますとおり、三十一億三千万円余で、予算現額に対する支出済額の執行率は九五・六%でございます。
内容は、住宅保証金返還金及び都営住宅等事業会計に対する繰出金でございます。
詳細は、歳入については九ページから、歳出については一九ページから、それぞれ記載してございます。
以上で、都営住宅等保証金会計の説明は終わらせていただきます。
続いて、資料5の東京都都市開発資金会計決算説明書についてご説明申し上げます。
この会計は、都市開発資金の貸付けに関する法律に基づき、既成市街地の計画的な整備改善を図るため、国から資金の貸し付けを受けて行う用地の先行取得について、その収支を明確に経理するためのものでございます。
四ページをお開き願います。歳入の総括表でございます。
収入済額は、下段、合計欄に記載しておりますとおり、九十三億八千百万円余で、予算現額に対する収入率は八八・一%でございます。
下段に、それぞれの収入概要の科目別の増減の主な説明を記載しております。
五ページをごらんください。歳出の総括表でございます。
支出済額が九十三億八千百万円余で、予算現額に対する支出済額の執行率は八八・一%でございます。
主な内容は、用地の買収に要した経費の借入金に係る償還のための公債費会計繰出金でございます。
詳細は、歳入については九ページから、歳出については一五ページから、それぞれ記載してございます。
以上で、都市開発資金会計の説明は終わらせていただきます。
続いて、資料6、東京都新住宅市街地開発事業会計決算説明書についてご説明申し上げます。
この会計は、多摩ニュータウンにおける新住宅市街地開発事業について、その収支を明確に経理するためのものでございます。
なお、この会計は、新住宅市街地開発事業の終了に伴いまして、平成十五年度で廃止されております。
四ページをお開き願います。歳入の総括表でございます。
収入済額は、下段、合計欄に記載しておりますとおり、七十三億八千四百万円余で、予算現額に対する収入率は一四〇・七%でございます。
下段に、それぞれの収入概要の科目別の増減の主な説明を記載しております。
五ページをごらんください。歳出の総括表でございます。
支出済額は三十二億九千二百万円余で、予算現額に対する支出済額の執行率は六二・七%でございます。
次のページから二九ページまでは、歳入及び歳出の目、管理費、宅地造成費の説明を記載してございます。
ページが少し飛びますが、三〇ページをお開きいただきたいと存じます。第三目、公共施設整備費でございます。これは、新住宅市街地開発事業に関連する公共施設整備等に要する経費を支出したものでございます。
以上で、新住宅市街地開発事業会計の説明は終わらせていただきます。
次に、資料7の東京都多摩ニュータウン事業会計決算説明書についてご説明申し上げます。
この会計は、多摩ニュータウン事業について、その収支を明確に経理するためのものでございます。
四ページをお開き願います。歳入の総括表でございます。
収入済額は、下段、合計欄に記載しておりますとおり、百四十五億八千八百万円余で、予算現額に対する収入率は八五・六%でございます。
下段に、それぞれの収入概要の科目別の増減の主な説明を記載しております。
五ページをごらんください。歳出の総括表でございます。
支出済額が百三十二億一千六百万円余で、予算現額に対する支出済額の執行率は七七・五%でございます。
次のページから二七ページまでは、歳入及び歳出の目、管理費の説明を記載しております。
歳出の主な内容についてご説明申し上げます。
飛びまして、二八ページをお願いいたします。第二目、宅地販売事業費でございます。これは、宅地販売事業に要する経費を支出したものでございます。
三〇ページをお開き願います。第四目、公債費会計繰出金でございます。これは、多摩ニュータウン事業に係る都債の償還に要する経費を支出したものでございます。
以上で、多摩ニュータウン事業会計の説明は終わらせていただきます。
続いて、資料8、東京都市街地再開発事業会計決算説明書についてご説明申し上げます。
この会計は、白鬚西地区、亀戸・大島・小松川地区及び赤羽北地区の市街地再開発事業について、その収支を明確に経理するためのものでございます。
四ページをお開き願います。歳入の総括表でございます。
収入済額は、下段、合計欄に記載しておりますとおり、百三十四億三千八百万円余で、予算現額に対する収入率は八九・二%でございます。
下段に、それぞれの収入概要の科目別の増減の主な説明を記載しております。
五ページをごらんください。歳出の総括表でございます。
支出済額が百十七億五千三百万円余で、翌年度繰越額は五億五千五百万円余となっております。予算現額に対する支出済額の執行率は七八・〇%でございます。
次のページから二九ページまでは、歳入及び歳出の目、管理費の説明を記載しております。
歳出の主な内容についてご説明申し上げます。
三〇ページをお開き願います。第二目、再開発費でございます。これは、市街地再開発事業に要する経費を支出したものでございます。
三一ページをごらんください。第三目の公債費会計繰出金でございます。これは、市街地再開発事業に係る都債償還に要する経費を支出したものでございます。
以上で、市街地再開発事業会計の説明は終わらせていただきます。
最後になります。資料9、東京都臨海都市基盤整備事業会計決算説明書についてご説明申し上げます。
この会計は、臨海副都心の開発整備に必要な、都心部と副都心部を結ぶ広域幹線道路等の整備を行う臨海都市基盤整備事業について、その収支を明確に経理するためのものでございます。
四ページをお開き願います。歳入の総括表でございます。
収入済額は、下段、合計欄に記載しておりますとおり、五十七億四千三百万円余で、予算現額に対する収入率は四一・四%でございます。
下段に、それぞれの収入概要の科目別の増減の主な説明を記載しております。
五ページをごらんください。歳出の総括表でございます。
支出済額が五十七億四千三百万円余で、翌年度繰越額は十億五千二百万円余、予算現額に対する支出済額の執行率は四一・四%でございます。
次のページから二三ページまでは、歳入及び歳出の目、管理費の説明でございます。
歳出の主な内容について申し上げますと、二四ページをお開きいただきたいと存じます。第二目の開発費でございます。これは、臨海都市基盤整備事業に要する経費を支出したものでございます。
以上で、臨海都市基盤整備事業会計の説明は終わらせていただきます。
以上をもちまして、当局の平成十五年度決算の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○田中委員長 説明は終わりました。
この際、資料要求のある方はご発言願います。
○東委員 これはなかなか膨大なものですね。六つお願いします。
一つは、首都高速道路に対する出資金、貸付金の推移、十年。
二つ目は、大規模事務所ビルの推移。これは棟数ですね--何棟、それから高さ、面積。これも十年、お願いしたいと思います。同じく、今後計画されているものの一覧表をお願いいたします。
三つ目ですが、都営住宅、公社住宅及び都民住宅の新築、建てかえの建設戸数の推移。これも十年、お願いします。
四つ目、都営住宅の建てかえ対象団地。建てかえの対象になっている住宅の団地名、戸数、建てかえ計画、どういうふうになっているか。
五つ目、都営住宅のエレベーターの設置状況、実績と計画数。
最後に、マンション改良工事助成事業の予算と申込件数と実績。
以上、ご面倒ですが、よろしくお願いいたします。
○田中委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中委員長 ただいま東委員から資料要求がありましたが、これを分科会の資料要求とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中委員長 異議なしと認めます。理事者においては、要求されました委員と調整の上、ご提出願います。
以上で都市整備局関係を終わります。
これをもちまして本日の分科会を閉会いたします。
午後二時五十三分散会
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