委員長 | 宮崎 章君 |
副委員長 | 高島なおき君 |
副委員長 | 大塚 隆朗君 |
大西由紀子君 | |
小磯 善彦君 | |
萩生田光一君 | |
古館 和憲君 | |
前島信次郎君 | |
桜井 武君 |
欠席委員 一名
出席説明員出納長室 | 出納長 | 大塚 俊郎君 |
副出納長 | 小泉 克巳君 | |
副出納長 | 宮原 恒男君 | |
会計制度担当部長 | 中路 有一君 | |
主税局 | 局長 | 安間 謙臣君 |
総務部長 | 佐藤 昭久君 | |
税制部長 | 鮎澤 光治君 | |
税制調査担当部長 | 川村 栄一君 | |
参事 | 三橋 昇君 | |
参事 | 尾芦 健二君 | |
課税部長 | 吉田 勝武君 | |
資産税部長 | 齋藤 熙君 | |
徴収部長 | 菅原 秀夫君 | |
特別滞納整理担当部長 | 谷口 広見君 | |
収用委員会事務局 | 局長 | 有手 勉君 |
次長 | 宇口 昌義君 | |
議会局 | 局長 | 細渕 清君 |
管理部長 | 志村 啓文君 | |
議事部長 | 川島 英男君 | |
参事 | 徳毛 宰君 | |
人事委員会事務局 | 局長 | 高橋 功君 |
任用公平部長 | 砂岡 攻君 | |
試験室長 | 川田 明良君 | |
審査担当部長 | 須々木亘平君 | |
選挙管理委員会事務局 | 局長 | 南 靖武君 |
次長 | 橋本 剛君 |
本日の会議に付した事件
平成十二年度東京都各会計歳入歳出決算の認定について
出納長室関係
・一般会計決算(説明)
主税局関係
・一般会計決算(説明)
・地方消費税清算会計決算(説明)
収用委員会事務局関係
・一般会計決算(説明)
議会局関係
・一般会計決算(説明)
人事委員会事務局関係
・一般会計決算(説明)
選挙管理委員会事務局関係
・一般会計決算(説明)
○宮崎委員長 ただいまから平成十二年度各会計決算特別委員会第一分科会を開会いたします。
このたび第一分科会の委員長にご選任をいただきました宮崎でございます。最初の分科会でございますので、一言ごあいさつをさせていただきます。
今年度から決算の審査方法が新しくなったとのことでございます。何分ふなれでございますが、副委員長を初め各委員の皆様方のご協力をいただきながら、分科会の円滑なる運営に努めてまいりたいと思います。よろしくご協力のほどお願い申し上げます。
それでは初めに、本分科会の議席について申し上げます。
議席は、先ほどの打合会で、ただいまご着席のとおりとすることで申し合わせをいたしましたので、ご了承を願いたいと思います。
次に、本分科会の日程につきましては、お手元配布のとおりとなっておりますので、よろしくお願いをいたします。
次に、本分科会の担当書記をご紹介いたします。
議事課の担当書記は、野口博喜君、西川浩代さんでございます。議案調査課の担当書記は、若山優理さんでございます。
よろしくお願いいたします。
〔書記あいさつ〕
○宮崎委員長 本日は、出納長室、主税局、収用委員会事務局、議会局、人事委員会事務局及び選挙管理委員会事務局関係の決算の審査を行います。
なお、本日は、説明を聴取し、資料要求をすることにとどめ、質疑は後日の分科会で行いたいと思います。ご了承願います。
これより出納長室関係に入ります。
これより決算の審査を行います。
平成十二年度東京都一般会計決算中、出納長室所管分を議題といたします。
本件について理事者の説明を求めます。
○大塚出納長 出納長室所管の平成十二年度決算審議に当たりまして、所管事務及び決算の総括につきましてご説明を申し上げます。
お手元にお配りしてございます平成十二年度決算概要をお開きいただきたいと思います。一枚おめくりいただきまして、1の事業概要、上段でございますけれども、ご説明申し上げます。
第一は、地方自治法に定められた出納長の職務権限に属する事務でございます。公営企業会計を除く都の各会計に属する現金、有価証券及び物品の出納保管、支出負担行為の確認、決算の調製などの会計事務でございます。
第二は、知事の補助組織として行う事務でございます。基金に属する現金及び有価証券の運用管理に関する事務、用品に関する事務及び財務会計システムに関する事務などでございます。
第三は、地方自治法上の法定受託事務である歳入歳出に係る歳入徴収官、支出官等の国の会計事務、地方公営企業法の一部が適用される準公営企業に関する会計事務などでございます。
次に、下段でございますけれども、2の決算の総括につきましてご説明を申し上げます。
歳入につきましては、予算現額十三億九千百万余円、収入済額二十五億四千四百万余円でございまして、予算現額に対する収入率は一八二・九%でございます。
歳出につきましては、予算現額九十億三千万円、支出済額五十億六千七百万余円、不用額三十九億六千二百万余円であり、執行率は五六・一%でございます。
以上が出納長室所管の平成十二年度決算の概要でございます。
なお、詳細につきましては副出納長よりご説明申し上げます。よろくご審議のほどお願い申し上げます。
○小泉副出納長 それでは、お手元にお配りしてございます平成十二年度東京都一般会計決算説明書により、決算の内容についてご説明させていただきます。
一ページから三ページの決算の総括につきましては、ただいま出納長からその概要をご説明申し上げましたので、省略させていただきます。
四ページをお開きいただきたいと存じます。決算の内訳を款別にご説明申し上げます。
初めに、歳入でございます。
使用料及び手数料でございますが、収入済額は千百三十円、収入率は一一・三%でございまして、東京都情報公開条例等に基づき徴収した開示手数料でございます。
次に、五ページの財産収入でございますが、収入済額は十一億六千九百五十四万余円、収入率は九五・八%でございまして、これは出納長室が保管しております財政調整基金外十基金の運用により生じた預金利子などを収入したものでございます。
次に、六ページをお開きいただきたいと存じます。繰入金でございますが、収入済額は一億円、収入率は一〇〇%となっており、これは用品調達基金からの繰入金を収入したものでございます。
次に、七ページの諸収入でございますが、収入済額は十二億七千四百五十万余円、収入率は一八二〇・七%となっており、その内訳は、都預金利子、弁償金及び報償金、及び九ページの雑入でございます。諸収入の大宗を占める都預金利子は、出納長が保管しております歳計現金などの預託によって生じた預金利子を収入したものでございます。収入率が高くなっておりますのは、税収増による平均預金残高の増に加えまして、平成十一年二月から続いていた日銀のゼロ金利政策が平成十二年八月に解除されたことによる平均利率の増によるものでございます。
以上が歳入の内訳でございます。
次に、歳出でございますが、一〇ページをお開きいただきたいと存じます。
まず、総務費でございますが、支出済額は四十九億六千八百九十四万余円、執行率は九三・二%となっております。その内訳を目別にご説明申し上げます。
管理費の支出済額は三十二億七千四百三十二万余円、執行率九二・五%となっております。これは、所属職員の職員費及び管理事務のほか、財務会計システム及び用品調達などの管理事務費でございます。
一二ページをごらんいただきたいと存じます。公金取扱費の支出済額は五億二千五百九十六万余円、執行率九二・三%となっております。これは、都の公金を収納または支出する際にかかる郵便振替手数料などの公金取扱手数料でございます。
次に、一三ページをごらんいただきたいと存じます。積立金の支出済額は十一億六千八百六十四万余円、執行率九五・八%となっておりますが、これは、先ほど五ページでご説明いたしました、歳入の財産収入として計上した財政調整基金などの運用から生じた預金利子などを、それぞれの基金に積み立てるために支出したものでございます。
最後に、一四ページをごらんいただきたいと存じます。公債費でございますが、目の一時借入金等利子は、都の支払い資金に一時的な不足が生じた場合、まず出納長室が保管している基金など都の内部資金から繰りかえ運用し、それでもなお不足する場合には銀行等から一時借り入れを行うこととしており、そうした際に支払う利子を計上してございます。平成十二年度の支出済額は九千八百三十五万余円、執行率二・七%となっております。執行率が低くなっておりますのは、税収増により、ただいま申し上げた銀行等からの一時借り入れがなかったことに加えまして、内部資金からの繰りかえ運用も少なく済んだことによるものでございます。
以上をもちまして出納長室所管の平成十二年度一般会計決算のご説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○宮崎委員長 説明は終わりました。
この際、資料要求のある方はご発言願います。
○古館委員 一つだけお願いします。
一二ページの収納手数料と支払い手数料のわかる一覧というか、件数と、一件当たりの金額とか、そういうのを資料でお願いしたいと思います。
○宮崎委員長 ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮崎委員長 ただいま古館委員より資料要求がありました。これを分科会の資料要求とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮崎委員長 異議なしと認めます。理事者においては、要求されました委員と調整の上、提出を願います。
以上で出納長室関係を終わります。
○宮崎委員長 これより主税局関係に入ります。
初めに、主税局長からあいさつ並びに幹部職員の紹介があります。
○安間主税局長 主税局長の安間謙臣でございます。
委員長を初め委員の皆様には、日ごろから税務行政に対しまして格別のご理解を賜っております。厚くお礼を申し上げます。今後ともご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
それでは、続きまして、主税局の幹部職員のご紹介を申し上げます。
総務部長の佐藤昭久でございます。税制部長の鮎澤光治でございます。税制調査担当部長の川村栄一でございます。参事で税制調査担当の三橋昇でございます。同じく参事で調整担当の尾芦健二でございます。課税部長の吉田勝武でございます。資産税部長の齋藤熙でございます。徴収部長の菅原秀夫でございます。特別滞納整理担当部長の谷口広見でございます。最後に、当分科会との連絡等に当たらせていただきます総務課長の加島保路でございます。
よろしくお願い申し上げます。
〔理事者あいさつ〕
○宮崎委員長 あいさつ並びに紹介は終わりました。
○宮崎委員長 これより決算の審査を行います。
平成十二年度東京都一般会計決算中、主税局所管分及び平成十二年度東京都地方消費税清算会計決算を一括して議題といたします。
本件について理事者の説明を求めます。
○安間主税局長 主税局関係の平成十二年度決算の説明に当たりまして、まず私からその概要を申し上げます。
恐れ入りますが、お手元の平成十二年度決算概要、一ページをお開きいただきたいと存じます。この表は、一般会計の決算の総括をお示ししたものでございます。
まず、歳入でございますが、総額は、上の表の一行目にありますとおり、予算現額四兆二千八百三十一億三千四百万円に対しまして、収入済額は四兆二千八百五十四億四千三百万円で、差し引き二十三億九百万円の増収、収入率は一〇〇・一%となっております。そのうち都税は、表の二行目にありますとおり、予算現額四兆二千六百八十一億七千三百万円に対しまして、収入済額が四兆二千六百八十九億八千三百万円で、差し引き八億一千万円の増収、収入率は一〇〇・〇%となっております。
次に、歳出でございますが、総額は、下の表の一行目にありますとおり、予算現額千七百七十五億五千九百万円に対しまして、支出済額は千六百二十一億八千六百万円で、差し引き百五十三億七千三百万円の不用額を生じ、執行率は九一・三%となっております。
続きまして、恐れ入りますが、二ページをお開きいただきたいと思います。二ページの地方消費税清算会計の決算の総括をごらんいただきたいと存じます。
まず、歳入でございますが、国及び他の道府県から払い込まれた額は、一行目の、収入済額一兆六十八億二千四百万円で、下の表、歳出の支出済額のとおり、同額を支出しております。そのうち一般会計繰出金は、参考の最下段にありますとおり、都預金利子を含め三千二十億七千四百万円となっております。
次に、三ページをお開きいただきたいと存じます。
参考資料でございますが、まず、1は、都税収入の推移を時系列的にお示ししたものでございます。平成十二年度については、企業収益の改善に伴う法人二税の増収によって、前年度に対し二千四百億円を超える増収となっております。
参考資料2は、徴収率等の推移を時系列的にお示ししたものでございます。平成十二年度には、純滞納繰越額を一千百四十五億円にまで圧縮し、ピーク時である平成六年度の二千四百七十八億円の半分以下に圧縮するとともに、徴収率を一・〇ポイント改善し、九五・三%としたところでございます。
以上、大変簡単ではございますが、平成十二年度決算概要の説明を終わらせていただきます。
なお、詳細につきましては総務部長からご説明申し上げますので、よろくご審議のほどお願い申し上げます。
○佐藤総務部長 引き続きまして、私から、お手元の平成十二年度東京都一般会計歳入歳出決算説明書及び平成十二年度東京都地方消費税清算会計歳入歳出決算説明書により、事項を追ってご説明申し上げます。
初めに、一般会計についてご説明申し上げます。
恐れ入りますが、平成十二年度東京都一般会計歳入歳出決算説明書の五ページをお開きいただきたいと存じます。第1表は、平成十二年度の都税の歳入予算と決算とを税目別に比較したものでございます。以下、主な税目について順にご説明申し上げます。
まず、上から二行目の法人都民税と、さらに四行下の法人事業税でございますが、企業収益がほぼ見込みどおりに推移したことから、比較増減欄に示してありますとおり、予算現額に対して、法人都民税は十九億六千八百万余円の増、収入率は一〇〇・三%、法人事業税につきましては、三十一億二千万余円の減、収入率は九九・七%となっております。
次に、三行目の都民税利子割でございますが、定額貯金が集中満期を迎え、貯金利子が大幅に増加したことなどにより、二十九億三千七百万余円の増収となりました。
その五行下の繰入地方消費税につきましては、個人消費が低迷したことにより、十一億余円の減収となりました。
表の中ほどの固定資産税と下から五行目の都市計画税につきましては、年度後半からの景気減退により徴収率が伸び悩んだことなどから、固定資産税が三十七億三千七百万余円、都市計画税が十二億一千二百万余円の減収となりました。
以上、主な税目の状況をご説明いたしましたが、これらを合わせた都税合計では、下から三行目の中ほどにありますとおり、収入済額は四兆二千六百八十九億八千二百万余円で、予算現額に対して八億九百万余円の増、収入率は一〇〇・〇%となった次第でございます。
なお、これらの科目別明細や都税事務所別の状況につきましては七ページ以降にお示ししてございますので、後ほどごらんいただきたいと存じます。
続きまして、地方譲与税の歳入決算について申し上げます。
恐れ入りますが、二九ページをお開きいただきたいと思います。二九ページの第5表をごらんいただきたいと存じます。地方譲与税の収入済額は、一行目の中ほどにありますとおり、二十八億九千二百万余円で、予算現額に対し二千九百万余円の増収となっております。
続きまして、同じページ下段の第6表をごらんいただきたいと存じます。ここでは助成交付金の歳入決算をお示ししてございます。収入済額は一千八百万余円で、予算現額に対し百万余円の減収となったところでございます。
次に、三〇ページをごらんいただきたいと存じます。第7表をごらんいただきたいと存じます。歳入の最後になりますが、税外収入についてご説明申し上げます。
税外収入の合計額は、三〇ページの表の一行目にありますとおり、収入済額は百三十五億四千九百万余円で、予算現額に対し十四億七千百万余円の増収となっております。税外収入の大部分を占めますのは三一ページの表の三行目にあります延滞金でございますが、予算現額に対し二十億九千三百万余円の増収となっております。
以上で歳入の説明を終わらせていただきます。
次に、歳出について申し上げます。
恐れ入りますが、三七ページをお開きいただきたいと存じます。
まず、表の一行目の徴税費でございますが、支出済額は八百五十億三千九百万余円で、執行率は九七・〇%となっております。その内訳を申し上げますと、まず、表の二行目の徴税管理費でございますが、支出済額は百七十三億九百万余円で、執行率は九三・七%となっております。この経費は、一般管理事務関係職員の人件費、一般管理事務経費及び税務事務の電算処理費等に支出したものでございます。
次に、三八ページをお開きいただきたいと存じます。表の中ほどの課税費でございますが、支出済額は二百四十三億三千八百万余円で、執行率は九六・三%となっております。この経費は、課税部門従事職員の人件費、都税の賦課事務及び固定資産評価事務等に支出したものでございます。
次に、三九ページ下段の徴収費でございますが、支出済額は四百二十九億三千百万余円で、執行率は九九・〇%となっております。この経費の内訳につきましては次の四〇ページにかけてお示ししてございますが、徴収関係職員の人件費及び都税の徴収に要する経費として支出したものでございます。
次に、四一ページをごらんいただきたいと存じます。表の中ほどの施設整備費でございますが、支出済額は四億六千万余円で、執行率は八五・五%となっております。これは、緊急に補修を要する都税事務所の工事費として支出したものでございます。
以上が徴税費の内訳でございます。
最後に、四二ページをお開きいただきたいと存じます。表の一行目の諸支出金でございますが、支出済額は七百七十一億四千六百万余円で、執行率は八五・八%となっております。この経費は、過誤納還付金など法律で支出を義務づけられた経費でございます。
続きまして、地方消費税清算会計について申し上げます。
恐れ入りますが、平成十二年度東京都地方消費税清算会計歳入歳出決算説明書の五ページをお開きいただきたいと存じます。第1表でございますが、まず、第一行目の地方消費税でございますが、これは国から払い込まれる清算前の地方消費税で、収入済額が七千九百四十八億七千九百万余円で、予算現額に対し百六十九億四千九百万余円の減収となっております。
次に、六ページをごらんいただきたいと存じます。一行目の諸収入でございますが、これは、清算によって他の道府県から払い込まれる地方消費税清算金と都預金利子との合計で、収入済額が二千七十億六千二百万余円で、予算現額に対し四十七億三千万余円の増収となっております。
次に、七ページの繰越金でございますが、収入済額は四十八億八千二百万余円となっております。
以上で歳入の説明を終わらせていただきます。
次に、歳出について申し上げます。
恐れ入りますが、一一ページをお開きいただきたいと存じます。支出済額の総額は、表の一行目にありますとおり、一兆六十八億二千四百万余円でございます。その内訳を申し上げますと、まず、表の三行目の地方消費税徴収取扱費として二十八億九千九百万余円を支出いたしました。これは、地方消費税の賦課徴収に要した経費として国に支払ったものでございます。
次の地方消費税清算金でございますが、支出済額は七千十八億四千九百万余円となっております。この経費は、国から都に払い込まれた地方消費税について清算のための算定をした結果、他の道府県分となったものを清算支出したものでございます。
恐れ入りますが、次の一二ページをお開きいただきたいと存じます。一般会計繰出金でございますが、これは、国や他の道府県との清算を行った結果、東京都分として確定した金額を一般会計へ繰り出したものでございまして、その総額は、都預金利子を含めまして三千二十億七千四百万余円となっております。
以上をもちまして主税局が所管しております平成十二年度歳入歳出決算の説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくご審議のほどお願いいたします。
○宮崎委員長 説明は終わりました。
この際、資料要求のある方は発言願います。
○古館委員 三点お願いします。
一つは、都税収入全体と法人事業税について、それぞれ当初見込みと予算現額、それと収入済額、この三段階で、これを五年間でお願いします。
二つ目は、督促状発付件数及び臨戸件数、これを五年間でお願いします。
最後に、新築住宅についての固定資産税の減免を実施したと思いますが、その実績を表にしていただければと思います。
以上です。
○高島委員 過去三年間の税別の滞納額、それから徴収額、それのパーセンテージ、割合を出していただきたいと思います。
○前島委員 この年は徴収率が大変高まっていると思うんですけれども、これに費やした努力というか、顕著なものがあれば、何かお示しをいただきたいと思います。
それから、環境問題にも影響がある、いわゆる不正軽油といいますか、これをこの年度に何回かおやりになっていると思いますが、その経過、そして、ことしも引き続いておやりになっていると思いますけれども、そういうものの効果的なもの、さらにまた、具体的にどういう課題がそこで生じたのか、何回かのご報告をお願いしたいと思います。
○宮崎委員長 ただいま古館委員、高島副委員長、前島委員から資料要求がありました。これを分科会の資料要求とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮崎委員長 異議なしと認めます。理事者においては、要求された委員と調整の上、提出を願います。
以上で主税局関係を終わります。
○宮崎委員長 これより収用委員会事務局関係に入ります。
初めに、収用委員会事務局長からあいさつ並びに幹部職員の紹介があります。
○有手収用委員会事務局長 収用委員会事務局長の有手勉でございます。
委員長を初め委員の皆様方には、当局の事務事業につきまして平素よりご指導を賜りまして、まことにありがとうございます。厚く御礼申し上げます。私ども職員一同、職務の遂行に当たりましては、土地収用法等の定めるところに従い、公正な判断と迅速な処理を基本として最善の努力を尽くしてまいります。今後とも一層のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
引き続きまして、当局の幹部職員を紹介させていただきます。
次長の宇口昌義でございます。次に、当委員会との連絡に当たります総務課長の牛島和美でございます。
どうぞよろしくお願いいたします。
〔理事者あいさつ〕
○宮崎委員長 あいさつ並びに紹介は終わりました。
○宮崎委員長 これより決算の審査を行います。
平成十二年度東京都一般会計決算中、収用委員会事務局所管分を議題といたします。
本件について理事者の説明を求めます。
○有手収用委員会事務局長 平成十二年度収用委員会事務局所管の決算をご審議いただくに当たり、当局の事務事業と決算の概要についてご説明申し上げます。
お手元にお配りしてございます決算概要の一ページをお開き願います。事業の概要についてご説明申し上げます。
まず、収用委員会の組織についてでございます。収用委員会は、土地収用法に基づき設置されております行政委員会で、委員七名で構成される合議制の機関でございます。委員は都議会の同意を得て知事が任命するものでございますが、委員会は知事から独立して職権を行使することになっており、その事務を処理するために事務局が置かれております。
次に、職務についてでございます。土地収用制度は、道路や鉄道など公共の利益となる事業を実施するために土地などの財産権の取得が必要となり、任意の交渉による売買契約その他民法上の手段ではそれが困難な場合に、正当な補償を支払ってそれらの財産権を取得または使用することができる制度として設けられているものでございます。収用委員会の職務は、このような公共の利益と私有財産との調整を図るため、公共事業、公益事業を実施する起業者と土地所有者などの権利者との間に立って、公正、中立な立場で収用裁決や和解などにより事件の解決を図るものでございます。このような収用委員会の役割は、裁判所に類似する準司法的なものでございます。
二ページの決算の総括をごらんください。平成十二年度の決算を総括して申し上げます。
歳入額につきましては、予算現額二千八百十九万余円に対しまして、収入済額は一千三百十一万余円で、収入率は四六・五%となっております。
次に、歳出について申し上げます。予算現額四億三千九百万円に対しまして、支出済額は三億五千四百三十八万余円で、不用額が八千四百六十一万余円、執行率は八〇・七%となっております。
続きまして、平成十二年度の収用委員会の活動状況についてでございますが、平成十二年度において取り扱いました事件数は、前年度からの繰り越し三十四件と新規申請の七十二件、合わせて百六件でございます。これらの事件のうち四十九件が平成十二年度内に収用裁決や和解、取り下げなどで完結し、五十七件は処理中で平成十三年度へ繰り越されております。
なお、これらの事件処理に当たり委員会を開催した日数は四十三日でございまして、これは月平均でおおむね年四回程度の開催となります。
以上をもちまして、簡単ではございますが、平成十二年度の収用委員会における決算概要について説明を終わらさせていただきます。
なお、詳細につきましては、引き続き次長からご説明を申し上げますので、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○宇口次長 それでは、お手元の東京都一般会計決算説明書により、収用委員会の平成十二年度決算についてご説明申し上げます。
一ページから三ページまでは決算の総括でございまして、ただいま局長からご説明いたしましたとおりでございますので、決算の内訳から説明させていただきます。
恐れ入りますが、五ページをお開きください。まず、歳入についてご説明申し上げます。
使用料及び手数料は、予算現額百七十万九千円に対し、収入済額が九十八万余円、収入率は五七・四%でございます。
内訳は、主として裁決申請手数料で、起業者等が土地収用法に基づき裁決申請をする際に、土地収用法関係手数料等に関する条例の定めに従い、納入するものでございます。
次に、六ページ及び七ページの諸収入でございますが、予算現額二千六百四十八万四千円に対し、収入済額が一千二百十三万六千余円で、収入率は四五・八%でございます。
内訳の主なものは、弁償金及び報償金でございます。収用委員会が、鑑定人に対し土地等の鑑定を命じたり、審理の段階で参考人を招致した場合は、鑑定評価に要する鑑定料や参考人の旅費等に支出した費用を起業者の負担として、裁決後に徴収することになります。予算現額は、その収入予定額を計上し、収入済額一千二百九万九千余円は、既に鑑定を実施し、平成十二年度に裁決が終わった四件についての鑑定料でございます。
以上により、歳入合計では、七ページの下の欄にありますように、予算現額二千八百十九万三千円に対しまして、収入済額一千三百十一万七千余円で、収入率は四六・五%となっております。
次に、九ページをお開き願います。歳出についてご説明を申し上げます。
まず、収用委員会費のうちの委員会費でございますが、これは、収用委員会の運営に要した費用でございまして、支出済額は、委員報酬と運営費とを合わせ、計四千二十万五千余円でございます。予算現額四千二百十二万七千円に対しまして、執行率は九五・四%となっております。
次に、一〇ページの管理費でございますが、これは事務局の運営に要した費用でございまして、支出済額は三億一千四百十七万五千余円でございます。予算現額三億九千六百八十七万三千円に対しまして、執行率は七九・二%となっております。
支出内訳は、職員の給料等の職員費が二億七千九百六十一万二千余円、管理事務費が三千四百五十六万三千余円でございます。
不用額の内訳といたしましては、職員費の残のほか、事務費では、鑑定人に対する鑑定評価料支出の実績残及び調査委託費の残等が主なものでございます。
以上により、歳出合計では、一〇ページ下の欄にありますように、予算現額四億三千九百万円、支出済額三億五千四百三十八万余円、不用額は八千四百六十一万九千余円で、執行率は八〇・七%となっております。
以上、甚だ簡単ではございますが、これをもちまして平成十二年度の決算の説明を終了させていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○宮崎委員長 説明は終わりました。
この際、資料要求のある方は発言を願います。
○古館委員 収用事件の取扱件数と処理状況と委員会開催、このことを、五年間、通年でいただけないでしょうか。
○高島委員 今、古館委員からの資料要求、私もお願いしたかったんですけれども、それと、この裁決をされた件数の中で、特に収用委員会の方でこれはというものが幾つかあれば、サンプリングで出していただければありがたいと思っております。よろしくお願いいたします。
○宮崎委員長 ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮崎委員長 ただいま古館委員、高島副委員長より資料要求がありましたが、これを分科会の資料要求とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮崎委員長 異議なしと認めます。理事者においては、要求されました委員と調整の上、提出願います。
以上で収用委員会事務局関係を終わります。
○宮崎委員長 これより議会局関係に入ります。
初めに、議会局長から、あいさつ並びに幹部職員の紹介があります。
○細渕議会局長 議会局長の細渕でございます。
委員長初め委員の皆様方には、日ごろから当局の事務執行に特段のご高配をいただきまして、厚く御礼を申し上げます。今後とも、なお一層のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
それでは、早速でございますが、当局の幹部職員を紹介させていただきます。
管理部長の志村啓文でございます。議事部長の川島英男でございます。それから、参事で議案調査担当の徳毛宰でございます。それから、本委員会との連絡に当たります、総務課長の横山宏でございます。同じく本委員会との連絡に当たります、副参事で企画調整担当の山中康正でございます。
どうぞよろしくお願いを申し上げます。
〔理事者あいさつ〕
○宮崎委員長 あいさつ並びに紹介は終わりました。
○宮崎委員長 これより決算の審査を行います。
平成十二年度東京都一般会計決算中、議会局所管分を議題といたします。
本件について理事者の説明を求めます。
○細渕議会局長 平成十二年度における議会局所管の決算の概要についてご説明を申し上げます。
初めに、議会の活動状況について申し上げます。
平成十二年度は、火山活動の活発化により、三宅島の全島民が島外へ避難するといった事態等が発生し、一方では、長引く不況のため、経済や都財政が依然として厳しい状況にございました。
このようなことから、都議会の本会議や委員会におきましては、都政運営の基本方針とともに、三宅島からの避難島民の方々に対する生活支援などの災害対策、景気や中小企業などに対する経済産業対策、それから、都の財政健全化対策などに関する活発な議論が展開されたほか、開かれたわかりやすい都議会の実現に向け、顕著な施策の展開がございました。
具体的に十二年度における審議状況について申し上げますと、本会議は、定例会が四回開催され、会期は八十三日間でございました。委員会は、九つの常任委員会、議会運営委員会並びに六つの特別委員会を合わせて二百五十六回開かれました。
本会議、委員会において取り扱われました議案件数は三百一件で、うち、議員提出議案は四十件、請願陳情の付託件数は三百五十三件でございました。
以上が本会議等の審査活動のあらましでございます。
次に、議会の調査活動等について申し上げます。
まず、三宅島災害の対応についてでございますが、全島民が避難した平成十二年九月二日当日、議長を団長とする都議会の調査団が三宅島に赴き、被害状況を現地においてつぶさに調査いたしました。さらに、同月十八日には、神津島、式根島、新島についても、同様に現地の調査を行いました。これら四島の調査結果につきましては、平成十二年九月十九日の本会議において報告が行われました。
また、地方分権等に対応して、都議会のより一層の活性化等を図るため、平成十二年二月に、議会運営委員会理事会のもとに都議会のあり方検討委員会が設置され、さまざまな角度から議会運営の全般にわたって活発な議論が展開され、会議の回数は十一回に及びました。
検討結果は、都議会の広報広聴のあり方、決算審査のあり方など、十三の項目について具体的な提言としてまとめられ、平成十三年三月の議会運営委員会の理事会に報告され、その後、逐次実施に移されているところでございます。
また、時宜に適した都政の課題を検証する政策研究会は、平成十二年五月に行政評価制度の推進をテーマとして、また、十二月に教育改革をテーマとして開催され、専門家による講演や熱心な意見交換が行われました。
以上が議会活動の概要でございます。
続きまして、決算の総括について申し上げます。
平成十二年度予算の執行は、前年度に引き続き厳しい財政状況のもとで、効率的、効果的な支出に努めるとともに、より一層の節減を行ってまいりました。
まず、歳入でございますが、説明書の一ページの中段にございますように、予算が七十四万二千円に対しまして、収入済額は百二十三万一千余円でございました。
歳出は、同じページの下段にございますように、予算が六十四億九百万円に対しまして、支出済額は五十六億八千六百四十一万二千余円で、不用額は七億二千二百五十八万七千余円でございました。予算に対する執行率は、一番下にございますように、八八・七%となっております。
不用額が生じた主な理由は、議員報酬の削減や事務的経費の節減などによるものでございます。
以上が平成十二年度の決算の概要でございます。
なお、詳細につきましては管理部長から説明いたさせます。よろしくご審査のほどお願い申し上げます。
○志村管理部長 お手元にお配りしてございます平成十二年度東京都一般会計決算説明書によりまして、議会局所管の決算の内容についてご説明申し上げます。
一ページ及び二ページは決算の総括でございますが、ただいま局長からご説明申し上げましたので省略させていただき、三ページの歳入からご説明いたします。
最初に、使用料及び手数料でございますが、諸使用料は、予算現額六十三万七千円に対して、収入済額が六十二万三千余円となっております。これは、議会の中継放送を行っております東京メトロポリタンテレビジョン株式会社からの建物使用料でございます。
諸手数料は、予算現額五万二千円に対して、収入済額は三万四千余円となっております。これは、情報公開手数料でございます。
四ページをお開きいただきたいと存じます。諸収入ですが、予算現額五万三千円に対し、収入済額は五十七万四千余円となっております。これは、平成十一年度における地方公務員災害補償基金確定負担金の還付金などが主なものでございます。
五ページをごらんいただきたいと存じます。
歳出でございますが、まず、議員の活動に関する議会運営費は、予算現額が三十六億六千二百八十七万六千円に対し、支出済額が三十三億千六百十八万三千余円で、執行率は九〇・五%となっております。
下段の説明欄の内訳をごらんいただきたいと存じます。
左から三欄目の執行済額でございますが、1の議員の報酬及び共済費は、二十三億千七百六十二万八千余円で、執行率が九五・九%。2の費用弁償は、応招旅費、委員会の管外視察、旅費等でございまして、執行済額が六千五百七万七千余円。3の議長交際費は、二百二万五千余円となっております。
4の報償費は、政策研究会等の講師への謝礼等でございまして、執行済額が四十三万一千円となっております。
5の政務調査研究費は、執行済額が八億七千四百一万九千余円。6の議会運営及び議長会分担金等は、本会議や委員会の活動経費、海外都市との交流事業経費でございまして、五千七百万一千余円となっております。
議会運営費の不用額は、先ほど局長からご説明申し上げましたように、議員報酬の削減等を主な理由とする執行残でございます。三億四千六百六十九万二千余円となっております。
六ページをお開きいただきたいと存じます。事務局費は、予算現額が二十七億四千六百十二万四千円に対しまして、支出済額が二十三億七千二十二万九千余円で、執行率は八六・三%となっております。これは、下段の説明欄にございますように、議会局職員の給料や諸手当、都議会だより、テレビ、ラジオの広報費等、ごらんの経費でございます。
事務局費の不用額は、契約における落札差金、経費節約の努力、さらに職員費の執行残が主なもので、三億七千五百八十九万四千余円でございます。
以上をもちまして、雑駁ではございますが、平成十二年度の議会局における一般会計決算の説明を終わらせていただきます。よろしくご審査のほどお願い申し上げます。
○宮崎委員長 説明は終わりました。
この際、資料要求のある方は発言を願います。
○小磯委員 議会局としてのIT化の内容、こういったものを資料としてお願いします。
○宮崎委員長 ほかにございませんか。--小磯委員より資料要求がありましたが、これを分科会の資料要求とすることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮崎委員長 異議なしと認めます。理事者においては、要求されました委員と調整の上、提出願います。
以上で議会局関係を終わります。
○宮崎委員長 これより人事委員会事務局関係に入ります。
初めに、人事委員会事務局長から、あいさつ並びに幹部職員の紹介があります。
○高橋人事委員会事務局長 人事委員会事務局長の高橋功でございます。
宮崎委員長を初め委員の皆様方には、人事委員会事務局の事務事業につきまして日ごろから特段のご指導を賜りまして、厚くお礼を申し上げます。
私ども職員一同、所管の事務事業の適正な執行に全力を尽くしてまいる所存でございます。今後とも、引き続き一層のご指導、ご鞭撻をいただきますよう、よろしくお願いをいたします。
それでは、当局の幹部職員を紹介させていただきます。
任用公平部長の砂岡攻でございます。試験室長の川田明良でございます。審査担当部長の須々木亘平でございます。当委員会との連絡を担当させていただきます、参事で総務課長事務取扱の尾崎篤司でございます。
どうぞよろしくお願いいたします。
〔理事者あいさつ〕
○宮崎委員長 あいさつ並びに紹介は終わりました。
○宮崎委員長 これより決算の審査を行います。
平成十二年度東京都一般会計決算中、人事委員会事務局所管分を議題といたします。
本件について理事者の説明を求めます。
○高橋人事委員会事務局長 人事委員会事務局の平成十二年度決算のご審議をお願いするに当たりまして、当局の事務事業及び決算の概要につきましてご説明をさせていただきます。
お手元の平成十二年度決算概要をごらんいただきたいと思います。
めくっていただきまして、一ページでございますが、事業概要をお示ししてございますけれども、ご案内のように、東京都人事委員会は、地方公務員法に基づきまして、任命権者から独立した専門的な人事行政機関として設置されております合議制の行政委員会でございまして、都議会のご同意をいただきまして知事が任命いたしました三名の委員で組織されております。
所管の事務事業の主なものにつきましては、ここに掲げてございますとおり、第一に、都の人事制度の調査研究、第二に、職員の給与、勤務時間その他の勤務条件の調査研究及び勧告等の実施、第三に、職員の採用試験、昇任選考の実施、第四に、職員の勤務条件に関する措置要求の審査、判定及び職員に対する不利益処分についての不服申し立てに対する審査、裁決、そして第五に、非現業職員に関する労働基準監督機関としての事務などがございます。
これらの事務事業の実施に伴います平成十二年度決算を総括いたしますと、歳入につきましては、予算現額一千円に対しまして、収入済額六万二千余円でございまして、差引収入増は六万一千余円となっております。
歳出につきましては、予算現額九億七千八百万円に対しまして、支出済額八億六千六百三十三万八千余円でございまして、差引残額は一億一千百六十六万一千余円となっております。執行率は八八・六%でございます。
以上が平成十二年度決算の概要でございます。
詳細につきましては任用公平部長からご説明をさせていただきます。どうぞよろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○砂岡任用公平部長 それでは、お手元にお配りしてございます平成十二年度東京都一般会計決算説明書によりましてご説明申し上げます。
表紙をおめくりください。一ページと二ページは決算の総括でございますが、ただいま局長からご説明申し上げたとおりでございますので省略させていただき、三ページの決算の内訳からご説明申し上げます。
恐れ入りますが、三ページをお開き願います。まず、歳入でございます。
使用料及び手数料につきましては、収入は零円でございます。
次に、四ページをお開き願います。諸収入といたしまして、六万二千余円を収入いたしております。これは、前途金の預金利子及び雑入によるものでございます。
次に、五ページをお開き願います。歳出でございます。
予算現額は九億七千八百万円、支出済額は八億六千六百三十三万八千余円、執行率は八八・六%となっております。
内訳でございますが、まず、委員会費をごらんいただきたいと思います。
委員会費の予算現額は一千八百四十一万二千円、支出済額は一千七百七十七万八千余円、執行率は九六・六%でございます。これは、委員に対する報酬及び委員会事務に要した経費でございまして、平成十二年度は三十七回の委員会議を開催しております。
次に、六ページの管理費をごらんいただきたいと存じます。
予算現額は九億五千九百五十八万八千円、支出済額は八億四千八百五十六万余円、執行率は八八・四%でございます。
この支出の内訳は、まず、職員費でございますが、予算現額は六億五千六百六十五万円、支出済額は六億二千三百九十三万二千余円で、執行率は九五・〇%となっております。支出の内容は、事務局職員の給料、諸手当等でございます。
次に、採用、昇任等各種試験実施に要した経費でございます。予算現額は二億九百五十万二千円、支出済額は一億四千六百七十三万六千余円、執行率は七〇・〇%でございます。支出の内容は、職員の採用試験及び管理職選考など昇任選考に係る試験問題の印刷、試験会場の借り上げ等に要した経費でございます。表に平成十二年度の申込者数を掲げてございます。
次に、給与勧告に係る実態調査及び任用制度調査等に要した経費でございます。予算現額は五千九万七千円、支出済額は四千五百四十六万七千余円、執行率は九〇・八%でございます。支出の内容は、給与勧告等の基礎資料となります、職員及び民間従業員の給与等の実態調査に要した経費でございます。平成十二年度に調査いたしました人員を表に掲げてございます。
次に、公平審査及び労働基準監督等に要した経費でございます。予算現額は一千七百七十八万円、支出済額は一千百九十九万五千余円、執行率は六七・五%でございます。支出の内容は、公平審査における職員の勤務条件に係る措置要求の審査及び不利益処分に関する不服申し立ての審査等の実施に要した経費、また、労働基準監督等における非現業職員に関する労働基準監督機関としての事務に要した経費でございます。それぞれの実績を表に掲げてございます。
次に、事務局管理事務経費でございます。予算現額は二千五百五十五万九千円、支出済額は二千四十二万七千余円、執行率は七九・九%でございます。これは、人事委員会事務局の管理事務に要した経費でございます。
以上で平成十二年度決算の内容につきまして説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○宮崎委員長 説明は終わりました。
この際、資料要求のある方はご発言を願います。
○高島委員 今ご説明がありました中で、給与勧告にかかわる実態調査及び任用制度調査に要した経費ということで計上されておりますけれども、この人員も入っていますけれども、どういう形態で、どういうところを対象に調査をなさったか。それから、特に民間企業ということも今ご説明がありましたけれども、どういう規模の会社で、どういう形で調査をしたのか。また、調査項目というのか要項というのか、その辺の内容までわかれば、資料としていただきたい。
それからもう一点は、今の不服申し立ての件数がございますが、過去五年間の不服申し立ての件数、その内容と、結審というのか裁決したというのか、それの結果、その辺も含めて、数字で出していただきたい。
○萩生田委員 関連なんですけれども、措置要求につきましても、それぞれの具体的な事例を、わかるように一表にしてください。
○桜井委員 この六ページの採用試験というところですけれども、申込人数が書いてありますけれども、どのくらい採用したのか、過去十年ぐらいさかのぼってお願いします。それから、いろいろな級がありますよね、それ別にお願いします。
○宮崎委員長 高島副委員長、萩生田委員、桜井委員から資料要求がありましたが、これを分科会の資料要求とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮崎委員長 異議なしと認め、理事者においては、要求された委員と調整の上、提出を願います。
以上で人事委員会事務局関係を終わります。
○宮崎委員長 これより選挙管理委員会事務局関係に入ります。
初めに、選挙管理委員会事務局長から、あいさつ並びに幹部職員の紹介があります。
○南選挙管理委員会事務局長 選挙管理委員会事務局長の南靖武でございます。
宮崎委員長初め各委員の皆様方のご指導、ご鞭撻を賜りながら、公正かつ公平な選挙管理委員会の運営に全力を尽くしてまいる所存でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
続きまして、当局の幹部職員を紹介させていただきます。
事務局次長の橋本剛でございます。当委員会との連絡に当たらせていただきます、総務課長の鈴木省五でございます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
〔理事者あいさつ〕
○宮崎委員長 あいさつ並びに紹介は終わりました。
○宮崎委員長 これより決算の審査を行います。
平成十二年度東京都一般会計決算中、選挙管理委員会事務局所管分を議題といたします。
本件について理事者の説明を求めます。
○南選挙管理委員会事務局長 平成十二年度の決算審査をお願いするに当たり、選挙管理委員会事務局における決算の概要をご説明申し上げます。
お手元にお配りしてございます決算概要の一ページをお開きいただきたいと存じます。
初めに、1の事業概要でございますが、所掌事務を経常的な事務事業と選挙の管理執行に区分してお示ししてございます。
まず、(1)の経常的な事務事業といたしましては、一、選挙に関する相談・助言、二、政治資金規正法等に関する事務、三、選挙に関する常時啓発普及事務がございます。
また、(2)の選挙の管理執行といたしましては、平成十二年度は、第四十二回衆議院議員選挙と、これに合わせた最高裁判所裁判官国民審査、衆議院議員東京都第二十一区補欠選挙及び海区漁業調整委員会委員選挙がございました。
次に、2の決算の総括でございます。
歳入額は、予算現額六十二億千百万余円に対し、収入済額は五十七億八百万余円で、収入率は九一・九%でございます。
一方、歳出額は、予算現額六十六億三千八百万円に対し、歳出済額は六十億八千三百万余円で、執行率は九一・七%となっております。
次に、3の平成十二年度に実施いたしました主な事業でございます。
まず、(1)の平成十二年六月二十五日に執行いたしました第四十二回衆議院議員選挙及び最高裁判所裁判官国民審査は、支出額が五十四億五千七百万余円でございます。
(2)の衆議院議員東京都第二十一区補欠選挙は、平成十二年十月二十二日に執行したもので、支出額は二億二千万余円でございます。
また、(3)の海区漁業調整委員会委員選挙の支出額は六百余万円でございます。
以上、簡単でございますが、平成十二年度の決算概要についてご説明申し上げました。
なお、詳細につきましては引き続き次長からご説明申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。
○橋本次長 お手元にお配りしてございます平成十二年度東京都一般会計決算説明書によりご説明申し上げます。
一ページをお開きいただきたいと存じます。決算の総括でございますが、ただいま局長から決算概要といたしましてご説明申し上げましたとおりでございます。
なお、歳入におきましては、予算現額と収入済額に差し引き五億三百六十三万余円の差がございますが、これは、衆議院議員選挙及び最高裁判所裁判官国民審査にかかわる委託金等の実績減でございます。
それでは、歳入の主なものについてご説明申し上げます。
四ページをお開きください。国庫支出金でございますが、このうち、国庫補助金の収入済額は千八百六十三万余円で、収入率は八八・一%でございます。これは、明るい選挙推進事業に対する国庫補助金でございます。
五ページをごらんください。委託金でございます。
収入済額は五十六億八千九百七十万余円でございます。これは、政党助成事務、在外選挙人名簿登録事務、平成十二年六月二十五日に執行いたしました衆議院議員選挙及び最高裁判所裁判官国民審査並びに同十月二十二日に執行いたしました衆議院議員の東京都第二十一区における補欠選挙に対する委託金でございます。
その内訳は、政党助成事務が五百十万余円、在外選挙人名簿登録事務が六百八十二万余円、衆議院議員選挙及び最高裁判所裁判官国民審査が五十四億五千七百二十九万余円、衆議院議員補欠選挙が二億二千四十六万余円でございます。
次に、歳出についてご説明申し上げます。
七ページをお開きください。総務費のうちの選挙費でございます。支出済額は六十億八千三百九十八万余円、執行率は九一・七%でございます。
まず、委員会費でございますが、支出済額は二千二百九十六万余円、執行率は九五・八%でございます。これは、選挙管理委員会の運営に要した経費で、委員に対する報酬等でございます。
八ページをお開きください。管理費でございますが、支出済額は三億七千七百八万余円、執行率は八九・一%でございます。これは、管理事務に要した経費でございまして、職員費等でございます。
九ページをごらんください。海区漁業調整委員会委員選挙費でございますが、支出済額は六百十六万余円、執行率は三六・三%でございます。これは、平成十二年八月三日に執行いたしました海区漁業調整委員会委員選挙に要した経費でございます。
一〇ページをお開きください。衆議院議員選挙及び最高裁判所裁判官国民審査費でございますが、支出済額は五十四億五千七百二十九万余円、執行率は九三・五%でございます。これは、平成十二年六月二十五日に執行いたしました衆議院議員選挙及び最高裁判所裁判官国民審査に要した選挙執行経費等でございます。
次に、一一ページをごらんください。衆議院議員補欠選挙費でございますが、支出済額は二億二千四十六万余円、執行率は六五・六%でございます。これは、平成十二年十月二十二日に執行いたしました衆議院議員の東京都第二十一区における補欠選挙に要した経費でございます。
以上、平成十二年度の歳入歳出決算につきましてご説明申し上げました。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。
○宮崎委員長 説明は終わりました。
この際、資料要求のある方はご発言願います。
○高島委員 ちょうど小選挙区が施行されて二回行われたという記憶があるんですけれども、その二回の経費、それから中選挙区で行われた経費、それが対比できるような、そういう一覧表をいただきたいと思います
それから、直近の、都議会議員選挙というとことしになっちゃうので、決算も含めてなのかな--だから、それの十二年度の、逸脱しない中で、前々回でもいいです、九年でもいいし、今年度でもいいから、出せるなら、その数字。あと、統一選挙。あと、参議院も一緒に出してください。よろしくお願いします。
○萩生田委員 衆議院選挙で結構でございますけれども、市町村に交付をした費用の中のそれぞれの自治体ごとの経費の内訳。そして、投票作業、開票作業、それぞれ項目がわかりましたら分類をしていただいて、一表で出していただきたいと思います。
○宮崎委員長 ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮崎委員長 高島副委員長、萩生田委員から資料要求がありましたが、これを分科会の資料要求とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮崎委員長 異議なしと認めます。理事者においては、要求されました委員と調整の上、提出を願いたいと思います。
以上で選挙管理委員会事務局関係を終わります。
これをもちまして本日の分科会を閉会いたします。
午後二時四十九分散会
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