公営企業委員会速記録第六号

令和八年六月三日(水曜日)
第十委員会室
午後一時開議
出席委員 十三名
委員長おくもとゆり君
副委員長江崎さなえ君
副委員長たかく則男君
理事遠藤ちひろ君
理事銀川ゆい子君
理事柴崎 幹男君
滝田やすひこ君
大竹さよこ君
福手ゆう子君
藤井とものり君
成清梨沙子君
小松 大祐君
増子 博樹君

欠席委員 なし

出席説明員
交通局局長渡邉 知秀君
次長田中 角文君
総務部長松井  裕君
資産運用部長後藤 和宏君
自動車部長渡貫 貴浩君
車両電気部長神田 隆司君
建設工務部長周郷 友義君
企画担当部長女性活躍推進担当部長兼務吉浦 宏美君
経営改革推進担当部長DX推進担当部長兼務内山 裕道君
技術企画担当部長但木 謙次君
安全管理担当部長山田 利朗君
バス事業経営改善担当部長和田  明君
技術調整担当部長乙訓  諭君
技術管理担当部長草深 玲安君
水道局局長山口  真君
技監鈴木  理君
総務部長内田 知子君
経理部長高角 和道君
サービス推進部長鈴木美奈子君
給水部長藤川 和久君
建設部長塩田  勉君
経営改革推進担当部長草野 陽樹君
企画調整担当部長DX推進担当部長女性活躍推進担当部長兼務遠藤 邦敏君
浄水システムソリューション担当部長一條 勝夫君
多摩水道改革推進本部本部長豊田 義博君
調整部長上田 貴之君
施設部長柿沼  誠君
下水道局局長藤橋 知一君
次長相田 佳子君
総務部長村西 紀章君
職員部長池島 英稔君
経理部長佐々木 珠君
計画調整部長家壽田昌司君
施設管理部長井上  潔君
建設部長川上 直之君
企画担当部長DX推進担当部長女性活躍推進担当部長兼務池野 大介君
技術開発担当部長中井  宏君
施設管理担当部長織田  亨君
設備調整担当部長竹下  克君
施設整備担当部長武藤  真君
流域下水道本部本部長樋口 隆之君
管理部長野平雄一郎君
技術部長杉山  純君

本日の会議に付した事件
下水道局関係
報告事項(説明・質疑)
・契約の締結について
水道局関係
報告事項(説明・質疑)
・契約の締結について
交通局関係
報告事項(説明・質疑)
・契約の締結について
陳情の審査
(1)八第一五号 都営バス西葛26系統船堀駅前行き午前便の復活に関する陳情

○おくもと委員長 ただいまから公営企業委員会を開会いたします。
 初めに、委員の退職について申し上げます。
 議長から、去る四月五日付をもって、公職選挙法第九十条の規定により、おじま紘平議員が退職した旨の通知がありましたので、ご報告いたします。
 次に、議席について申し上げます。
 議席につきましては、ただいまご着席のとおりといたしたいと思います。ご了承願います。

○おくもと委員長 次に、本委員会の担当書記に交代がありましたので、紹介いたします。
 議事課の担当書記の望月大路君です。
 よろしくお願いいたします。
   〔書記挨拶〕

○おくもと委員長 次に、会期中の委員会日程について申し上げます。
 お手元配布の日程のとおり、理事会において申し合わせましたので、ご了承願います。
 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、所管三局の報告事項の聴取及び交通局関係の陳情の審査を行います。
 なお、本日は、報告事項については、説明を聴取した後、質疑を終了まで行いますので、ご了承願います。
 これより下水道局関係に入ります。
 初めに、先般の人事異動に伴い、幹部職員に交代がありましたので、下水道局長から紹介があります。

○藤橋下水道局長 四月一日付の人事異動により異動のございました当局の幹部職員をご紹介させていただきます。
 流域下水道本部長の樋口隆之でございます。職員部長の池島英稔でございます。建設部長の川上直之でございます。技術開発担当部長の中井宏でございます。施設管理担当部長の織田亨でございます。設備調整担当部長の竹下克でございます。流域下水道本部管理部長の野平雄一郎でございます。流域下水道本部技術部長の杉山純でございます。続きまして、当委員会との連絡に当たります理財課長の大道竜嗣でございます。
 以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
   〔理事者挨拶〕

○おくもと委員長 紹介は終わりました。

○おくもと委員長 次に、理事者から報告の申出がありますので、これを聴取いたします。

○佐々木経理部長 工事の請負契約についてご報告を申し上げます。
 お手元の資料1、契約締結報告書をご覧いただきたいと存じます。
 恐れ入りますが、一ページをお開き願います。総括表をお示ししてございます。
 今回の内容は、令和八年二月一日から令和八年四月三十日までの間に締結した予定価格一件九億円以上の工事請負契約八件でございます。
 以下順次、契約の概要についてご説明いたします。
 二ページをお開き願います。町屋幹線立坑設置工事でございます。
 本件は、荒川区の一部の汚水及び雨水を収容する町屋幹線工事を施行するものでございます。その概要と入札結果は以下のとおりでございます。
 四ページをお開き願います。三河島水再生センター第二浅草系ポンプ室沈砂池機械設備その二工事でございます。
 本件は、三河島水再生センター建設計画に基づき、別途施工の第二浅草系沈砂池棟において沈砂池機械設備工事を施行するものでございます。その概要と入札結果は以下のとおりでございます。
 六ページをお開き願います。葛西水再生センター汚泥焼却電気設備再構築その二工事でございます。
 本件は、別途施工の葛西水再生センター汚泥焼却設備再構築その二工事及び葛西水再生センター汚泥脱水設備再構築その四工事に伴い、電気設備工事を施行するものでございます。その概要と入札結果は以下のとおりでございます。
 八ページをお開き願います。東部汚泥処理プラント汚泥焼却設備再構築その二工事でございます。
 本件は、東部汚泥処理プラントの汚泥焼却設備が老朽化したため、再構築工事を施行するものでございます。その概要と入札結果は以下のとおりでございます。
 一〇ページをお開き願います。三河島水再生センター藍染ポンプ所沈砂池機械設備再構築その二工事でございます。
 本件は、三河島水再生センター藍染ポンプ所の沈砂池機械設備が老朽化したため、再構築工事を施行するものでございます。その概要と入札結果は以下のとおりでございます。
 一二ページをお開き願います。業平橋ポンプ所発電設備工事でございます。
 本件は、業平橋ポンプ所の非常時における運転電力を確保するため、自家用発電設備を設置するものでございます。その概要と入札結果は以下のとおりでございます。
一四ページをお開き願います。東部汚泥処理プラント汚泥脱水設備再構築工事でございます。
 本件は、東部汚泥処理プラントで別途施工する汚泥焼却炉の運転に必要な汚泥脱水設備工事を施行するものでございます。その概要と入札結果は以下のとおりでございます。
 一六ページをお開き願います。清瀬水再生センター汚泥焼却設備三・四号炉撤去工事でございます。
 本件は、清瀬水再生センターの汚泥焼却設備を再構築するため、老朽化した汚泥焼却炉の撤去工事を施行するものでございます。その概要と入札結果は以下のとおりでございます。
 以上で工事請負契約についての報告を終わります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

○おくもと委員長 報告は終わりました。
 これより本件に対する質疑を行います。
 発言を願います。--発言がなければ、お諮りいたします。
 本件に対する質疑はこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○おくもと委員長 異議なしと認め、報告事項に対する質疑は終了いたしました。
 以上で下水道局関係を終わります。

○おくもと委員長 これより水道局関係に入ります。
 初めに、先般の人事異動に伴い、幹部職員に交代がありましたので、水道局長から紹介があります。

○山口局長 去る四月一日付の人事異動に伴い就任いたしました当局幹部職員及び連絡員を紹介させていただきます。
 多摩水道改革推進本部長の豊田義博でございます。サービス推進部長の鈴木美奈子でございます。経営改革推進担当部長の草野陽樹でございます。DX推進担当部長及び女性活躍推進担当部長を兼務並びに子供政策連携室企画調整担当部長及びスタートアップ戦略推進本部スタートアップ戦略推進担当部長を併任いたします企画調整担当部長の遠藤邦敏でございます。浄水システムソリューション担当部長の一條勝夫でございます。多摩水道改革推進本部調整部長の上田貴之でございます。多摩水道改革推進本部施設部長の柿沼誠でございます。続きまして、当委員会との連絡に当たります総務課長の安藤武郎でございます。
 以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
   〔理事者挨拶〕

○おくもと委員長 紹介は終わりました。

○おくもと委員長 次に、理事者から報告の申出がありますので、これを聴取いたします。

○高角経理部長 工事請負契約及び動産の買入れ契約につきまして、お手元の資料、契約締結報告書によりご報告申し上げます。
 本日ご報告申し上げますものは、令和八年二月一日から令和八年四月三十日までの間に契約を締結いたしました予定価格が一件九億円以上の工事請負契約三件及び予定価格が一件二億円以上の動産の買入れ契約一件の合計四件でございます。
 表紙をおめくりいただきまして、一ページをご覧ください。こちらは、本日ご報告申し上げます契約四件の総括表でございます。
 以下順次、契約の概要につきましてご説明を申し上げます。
 二ページをお開き願います。1、朝霞浄水場外一か所薬品処理所監視制御設備改良工事でございます。
 本件は、設備の信頼性及び維持管理の向上を図るため、老朽化した朝霞浄水場薬品処理所外一か所の監視制御設備の更新工事を行うものでございます。
 契約の方法は技術実績評価型総合評価方式による一般競争入札、契約金額は十四億八千五百万円、契約の相手方は西川計測株式会社でございます。入札経過及び案内図につきましては三ページにお示ししてございますので、ご参照いただきたいと存じます。
 四ページをお開き願います。2、上流部浄水場(仮称)導送水ポンプ棟築造工事(その一)でございます。
 本件は、水源及び浄水施設整備事業等の一環として、上流部浄水場(仮称)用地において、導送水ポンプ棟の築造工事を行うものでございます。
 契約の方法はWTO一般競争入札、契約金額は百七億一千二百九十万三千二百六十九円、契約の相手方は大林・大本・成友建設共同企業体でございます。入札経過につきましては五ページに、案内図につきましては六ページにお示ししてございますので、ご参照いただきたいと存じます。
 七ページをお開き願います。3、三郷浄水場水酸化ナトリウム注入設備等改良工事でございます。
 本件は、設備の信頼性及び維持管理の向上を図るため、老朽化した三郷浄水場水酸化ナトリウム注入設備等の更新工事を行うものでございます。
 契約の方法は一般競争入札、契約金額は二十二億六千五百四十五万円、契約の相手方は矢澤フェロマイト株式会社でございます。入札経過につきましては八ページに、案内図につきましては九ページにお示ししてございますので、ご参照いただきたいと存じます。
 一〇ページをお開き願います。4、令和八年度配水小管スマートメータ(水圧計)の買入れでございます。
 本件は、令和八年度に設置予定の配水小管スマートメータ(水圧計)百八十七組の機器を買い入れるものでございます。
 契約の方法はWTO一般競争入札、契約金額は二億七千七百七万九千円、契約の相手方は株式会社日立システムズでございます。入札経過につきましては中ほどにお示ししてございますので、ご参照いただきたいと存じます。
 以上、簡単ではございますが、ご報告申し上げます。よろしくお願い申し上げます。

○おくもと委員長 報告は終わりました。
 これより本件に対する質疑を行います。
 発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○おくもと委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
 本件に対する質疑はこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○おくもと委員長 異議なしと認め、報告事項に対する質疑は終了いたしました。
 以上で水道局関係を終わります。

○おくもと委員長 これより交通局関係に入ります。
 初めに、先般の人事異動に伴い、交通局長に渡邉知秀君が就任いたしました。
 渡邉交通局長から挨拶並びに交代のあった幹部職員の紹介があります。
 渡邉知秀君を紹介いたします。

○渡邉交通局長 四月一日付で交通局長に着任いたしました渡邉知秀でございます。
 おくもと委員長をはじめ委員の皆様方には、平素より当局事業に深いご理解、ご支援を賜りまして、厚く御礼を申し上げます。
 現在、我が局を取り巻く事業環境は、少子化の進展に伴う輸送需要や事業の担い手の減少、物価の高騰などにより、厳しさを増しております。
 こうした中、事業運営に当たりましては、安全・安心の確保を最優先に、お客様が求める質の高いサービスの提供に取り組むなど、東京の都市活動や都民生活を支える公共交通機関としての使命を果たしてまいります。
 委員の皆様方におかれましては、今後とも、より一層のご指導、ご鞭撻を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 続きまして、四月一日付の人事異動によりまして、当局幹部職員に異動がございましたので、ご紹介をいたします。
 次長の田中角文でございます。総務部長の松井裕でございます。車両電気部長の神田隆司でございます。建設工務部長の周郷友義でございます。女性活躍推進担当部長を兼務並びに子供政策連携室企画調整担当部長を併任いたします企画担当部長の吉浦宏美でございます。DX推進担当部長を兼務並びにスタートアップ戦略推進本部スタートアップ戦略推進担当部長を併任いたします経営改革推進担当部長の内山裕道でございます。技術企画担当部長の但木謙次でございます。安全管理担当部長の山田利朗でございます。技術調整担当部長の乙訓諭でございます。技術管理担当部長の草深玲安でございます。
 以上でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。
   〔理事者挨拶〕

○おくもと委員長 挨拶並びに紹介は終わりました。

○おくもと委員長 次に、理事者から報告の申出がありますので、これを聴取いたします。

○後藤資産運用部長 お手元の資料1、契約締結報告書に基づきまして、令和八年二月一日から令和八年四月三十日までに締結いたしました予定価格が一件九億円以上の工事請負契約及び一件二億円以上の動産の買入れ契約につきましてご報告申し上げます。
 一ページをご覧ください。ご報告申し上げます契約の総括表でございます。
 以下、契約の概要についてご説明申し上げます。
 二ページをご覧ください。日暮里・舎人ライナー列車無線デジタル化工事でございます。
 本件は、老朽化した日暮里・舎人ライナーの列車無線設備について、中央装置や基地局などの地上装置をデジタル列車無線設備に更新する工事でございます。
 契約の方法は一般競争入札、契約金額は三十億八千万円、契約の相手方は株式会社神戸製鋼所でございます。入札経過につきましては、記載のとおりでございます。
 三ページをご覧ください。自動料金収納機ほかの更新でございます。
 本件は、都営バス及び都電荒川線の車両に搭載している自動料金収納機並びに各営業所に設置している自動料金精算装置などの関連機器を、老朽化に伴い更新するものでございます。
 契約の方法は一般競争入札、契約金額は八億七千五百六十万円、契約の相手方はレシップ株式会社でございます。入札経過につきましては、記載のとおりでございます。
 四ページをご覧ください。リアクションプレート外一点(木場・光が丘)の買入れでございます。
 本件は、列車のリニアモーター駆動に必要な交換用のアルミクラッド鋼リアクションプレートなどを買い入れるものでございます。
 契約方法は一般競争入札、契約金額は一億八千三百四十九万一千円、契約の相手方は株式会社日立製作所でございます。入札経過につきましては、記載のとおりでございます。
 以上で報告を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。

○おくもと委員長 報告は終わりました。
 これより本件に対する質疑を行います。
 発言を願います。--発言がなければ、お諮りいたします。
 本件に対する質疑はこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○おくもと委員長 異議なしと認め、報告事項に対する質疑は終了いたしました。

○おくもと委員長 次に、陳情の審査を行います。
 陳情八第一五号を議題といたします。
 理事者の説明を求めます。

○和田バス事業経営改善担当部長 お手元の資料2、請願・陳情審査説明表の一ページをご覧ください。
 整理番号1、陳情八第一五号、都営バス西葛26系統船堀駅前行き午前便の復活に関する陳情についてご説明申し上げます。
 この陳情を提出された方は、江戸川区の新日本婦人の会江戸川支部支部長、勝俣雅子さん外三百二十五人でございます。
 陳情の要旨は、都において、なぎさニュータウンから東京臨海病院に運行する、都営バス西葛26系統船堀駅前行き午前便の復活を検討していただきたいでございます。
 現在の状況についてご説明申し上げます。
 都営バスでは、乗務員や車両など限りある経営資源を有効に活用し、地域における公共交通ネットワーク全体の利便性や効率性が高まるよう、需給の変化を見極めながら路線やダイヤの設定を行っています。
 西葛26系統については、利用者が少なく、高頻度で運行する代替路線も存在する中、都営バス路線の一部の運行を委託している株式会社はとバスの乗務員不足を受け、令和七年十月一日付で減便を実施したものでございます。
 また、都営バスでは、令和八年四月一日にも乗務員不足に伴う路線やダイヤの見直しを行っており、乗務員の確保に努めているものの、依然として厳しい状況が続いております。
 説明は以上です。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。

○おくもと委員長 説明は終わりました。
 本件について発言を願います。

○福手委員 日本共産党の福手ゆう子です。よろしくお願いいたします。
 この陳情はですね、今、説明があったように、四便あった西葛26が昨年の十月から二便に減便され、午前の便が一本もなくなってしまったということで、臨海病院を利用する方などが困っているという問題で、午前の便の復活を検討してほしいというものです。新日本婦人の会江戸川支部の勝俣さん外三百二十五人の方から出された陳情です。
 この西葛26の午前の便、これをなくすことにした、その理由を伺いたいと思います。

○和田バス事業経営改善担当部長 西葛26系統につきましては、利用者が少なく、高頻度で運行する代替路線も存在する中、都営バス路線の一部の運行を委託しております株式会社はとバスの乗務員不足を受け、令和七年十月一日付で減便を実施したものでございます。

○福手委員 この路線については、委託するはとバスの運転手が不足したこと、そして利用者数が少ないことを理由に減らすということにしました。そして、西葛西駅に向かう路線、西葛西駅から臨海病院に行く路線、これが代替路線になると、そういう判断で、午前の便を全てなくしたということでした。
 では、この西葛26のダイヤというのは、この十月の減便で四便から二便になったんですが、当初、西葛26のダイヤは何便から始まって、今回の減便までどのような便数の変化があったのかを伺います。

○和田バス事業経営改善担当部長 西葛26系統のなぎさニュータウンから東京臨海病院方面の便数は、平成十四年四月の運航開始時、平日十一便であり、その後、平成十六年三月から九便、令和四年四月から五便、令和六年十一月から四便となり、令和七年十月から二便となっております。

○福手委員 この二十数年で、十一便から二便に減ってきたということが分かりました。
 午前の便は、最初、九時、十時、十一時と三便あったのが、それが二便に減って、そしてゼロになっていったということもお聞きしています。この午前の二便というのは、時間でいうと九時五十分と十一時のバスだったんですね、なぎさニュータウンでは。
 住民の方々にお聞きすると、九時五十分だと、病院に行って、その受診の時間を考えると、もう少し早い方がいいなと思う時間、そういう時間で、十一時になると、午前の診察に間に合うかどうかという時間だったと。なので、使い勝手がいいというわけではなかった、そういう状況だったわけですね。そうはいっても、この路線で午前に走ってくれるというのは、とても貴重な路線だったと、つまり大切な路線だったといっていました。
 利用状況をお聞きすると、こうした声が出されて聞くことができたんですが、交通局は、この西葛26の路線の利用状況というのはつかんでいたのでしょうか。つかんでいたならば、具体的に教えてください。

○和田バス事業経営改善担当部長 路線やダイヤの見直しに当たりましては、周辺の交通ネットワークの状況を把握するとともに、日々の運行実績のデータ分析や営業所からのヒアリングのほか、職員がバスに乗車し、停留所ごとの乗り降りの人数など、利用状況をきめ細かく調査しております。
 これらの結果、西葛26系統のなぎさニュータウンと東京臨海病院の間の乗客数は、数名程度でございました。

○福手委員 今の答弁をお聞きしますと、利用者の状況、生の声というのはつかんでいないんじゃないかなっていうふうに思いました。
 なぎさニュータウンは、江戸川区内を横断するJRや都営地下鉄、私鉄の沿線から離れた場所にありまして、ニュータウンができて五十年もたつそうです。
 住民は高齢化し、年金暮らしの方が増え、病院を利用する人も増えているという実情があります。この地域のかかりつけの開業医は、専門的な治療や入院が必要になった場合には、患者さんを臨海病院に紹介していることが多いそうです。
 ですから、例えば月一回の受診もそうですし、家族が入院している方は、毎日とか週二回とか病院に行くという人もいますし、住民の高齢化っていうふうに先ほどもいいましたけれども、病院に行くのに付添いがないと行けないという方もいらっしゃるというふうに聞いています。こうした方々が、日常の生活の中で、この西葛26を利用されてきました。
 また、このエリアには、なぎさニュータウンより先に建てられた約八百六十世帯ある堀江団地や、二百世帯を超える葛西住宅もあります。同様の状況があるのではないかと考えます。
 臨海病院に行く代替路線としては、西葛西駅を経由する西葛27の路線があるということでした。しかし、お聞きすると、体力が落ちている高齢者にとっては、西葛西駅での乗換えというのはとても大変だというふうに聞いています。
 一番の理由は、西葛西駅からのバスは、通勤や通学の利用者と一緒になって、とても混んでいるからなんですね。様子を見ましたが、こんな感じで混んでいる。(資料を示す)列が並んでいるっていう状況なんです。こんなふうに混んでいて、とても乗れないと思って、バスを見送るということが大いにあるということをお話しされました。たくさん並んでいても、バスは結構人数が乗れると思いますが、そこに乗り込もうと思えないので、次のバスにしようと見送るわけですね。
 こうしたことも含めて、今までニュータウンから病院までは十五分ほどで行けたんですが、三十分とか四十分とか見ていないといけなくなったというふうに話されていました。
 病院は午前が勝負なのに、午前のダイヤが一本もなくなってしまっては、かかりつけ医が臨海病院に紹介しても、その時間に間に合うようにバスでは行けないという方もいらっしゃいました。
 先ほど、この西葛26が午前走っていたのは貴重だと、大切な路線だという声を紹介しましたが、混んでいる西葛西駅を通らない路線だった、だからよかったんですね。
 高齢化している団地の住民が病院へ行くのに利用していた。これは、数字だけを見るんじゃなくて、乗る人がどういう人かというのを見て考えてほしいという訴えがそこにはあるんです。
 加えて、困っていることとしては、西葛西駅の乗換えの際に、立って並んでいるのが大変な方はベンチに座ってバスを待つわけです。ベンチは、バスを待つ列と逆方向にあります。こういう感じであるんですね。(資料を示す)それで、ベンチに座って待つという方と、並んで待つという方が存在するんですが、現状として、ベンチに座っている人が並んでいる人より先に待っていると、それを気がついた場合、または配慮があったりで優先して乗車できる、そういう場合もありますが、乗れずに見送ることもあるのが実態です。
 列に並んだり、乗換えや混んでいるバスに乗る自信がない方は、バスは諦めてタクシーで行くそうで、そういう方が増えているということでした。そうすると、当然タクシーで行けば往復三千円くらいかかるので、大きな負担になります。
 このように、西葛西駅の臨海病院行きのバス停の列や、椅子の位置や、また混んでいて高齢者などがバスに乗れない、こういう問題など、利用者の声というのはつかんで知っているのでしょうか。また、どのようにそれを受け止めているのか伺います。

○和田バス事業経営改善担当部長 西葛西駅から東京臨海病院方面へ向かう西葛27系統は高頻度で運行し、当該バス停では満員でバスに乗り切れない状況が常態化しているような状況にはないものと認識しており、そうした声も現時点でお客様センターなどに寄せられておりません。

○福手委員 座って待っている方、並んでいる方の方が優先してバスに乗るんですよっていうのはですね、こういうふうに貼り紙なんかも実際あるんですよね。ですから、やっぱり待っていて列があれば、どんどん乗っていくっていう状況だって十分にあるわけですね。混んでいるバスに乗り込むっていうことだって、やっぱり難しいって考える高齢者の方、いるんですよ。
 こういった声がですね、お客様センターに寄せられなくても、実際こうやって陳情が出されて、利用者の声を聞くことができました。これは、やっぱり数では見えない実態なんじゃないでしょうか。
 こうした利用者の声を聞いて対応することが必要と考えますが、いかがですか。

○和田バス事業経営改善担当部長 繰り返しとなりますが、西葛西駅から東京臨海病院方面へ向かう西葛27系統は高頻度で運行しておりまして、当該バス停では満員でバスに乗り切れない状況が常態化しているような状況にはないものと認識しております。

○福手委員 西葛西駅は、利用者が多くて、便数も多いです。たくさん乗る路線は、その人たちを運ぶ必要があると思いますが、一方で、人数だけを見て、少ないから削ってもいいということであれば、移動が困難な人にとっては、より負担が大きくなります。
 どんな人が使っていたか、どんな使い方をしていたかを知る必要があるということを繰り返し強調したいですし、ぜひアンケートなど取って状況を知るということなんかも、今後取り入れていただきたいと思います。
 江戸川区は、縦の移動はバスが命綱だと区民の方から聞きました。しかし、この間、江戸川区内で多くのバス路線が減便されました。陳情にも書いてありましたが、今回の陳情は、その中でも、せめてこの西葛26、午前の便を復活してほしいという切実な要求です。
 病院側にも団地行きのバスを出してもらおうかというようなことも考えているっていう話も聞きました。それほど切実な問題になっています。
 今回の午前の減便で病院までの移動が困難になった問題を、都としても改善する、それに向けての検討をしてほしいと思いますが、いかがですか。

○和田バス事業経営改善担当部長 西葛26系統につきましては、利用者が少なく、高頻度で運行する代替路線も存在する中、都営バス路線の一部の運行を委託しております株式会社はとバスの乗務員不足を受け、減便を実施したものでございます。

○福手委員 同じ答弁が繰り返されましたが、利用者が少ないのは、やっぱり減便を繰り返し、使いづらくなったことで利用しなくなったという状況がやっぱりあると思うんですね。
 本来なら、この陳情が求めているように、午前の便の復活を、そして同時に、使いやすいようにダイヤを増やすということも含めた見直しもしてほしいと思うんです。
 そしてもう一つは、交通局も入って、東京における地域公共交通の基本方針の改定が、東京都として検討を今されていると思います。
 この中間まとめでは、現状と課題という章で、バス運転士不足に伴う減便が進行し、通院などの、地域における日常生活を支える身近な生活圏における移動手段の充実の必要性が高まっていると課題認識がされています。まさに今回の陳情そのものです。
 都市整備局は、今年度から、道路運送法施行規則四十八条に定めているもの、それには医療法人も含まれますが、これらが主体となって実施する交通空白地有償運送に対する区市町村の費用負担について補助を出す事業が進められています。
 これは、先ほどの中間まとめでも、病院が運行するバスを公共的に活用する事例を紹介していますが、それに近いものです。
 ですから、交通局としても、今回の陳情を受け、なぎさニュータウンから臨海病院への住民の移動の問題を解決するため、せめてこの交通空白地有償運送の補助の情報をその地元区へ提供や提案もするなど、積極的に対応していただきたいと要望しておきます。
 最後に、ダイヤの見直し、特に減便になった場合の周知についてお聞きします。
 今回、西葛26の減便についてどのように周知したのか伺います。

○和田バス事業経営改善担当部長 令和七年十月のダイヤ改正に当たりましては、改正後の時刻表を局ホームページやバス停に掲示したほか、江戸川区にも情報提供をしております。

○福手委員 午後の二便だけになってしまってから、それを知らずに、月一回の受診の日にバスに乗ろうと行ってみたら、初めて午前の便がないということが分かったという声をお聞きしました。ホームページを見ない限りは知らなかったんですね。
 西葛26のように、団地を走るバスに変更があった場合、バス停に貼り紙をするだけでは伝わらないということが、ここからも分かります。
 変更がある場合は、団地や住宅にお知らせが行くようにする。周知の仕方についての住民からの要望ですので、対応していただくことをお願いして、私の質問を終わります。ありがとうございました。

○おくもと委員長 ほかに発言がなければ、これより採決を行います。
 本件は、起立により採決いたします。
 本件は、採択とすることに賛成の方はご起立願います。
   〔賛成者起立〕

○おくもと委員長 起立少数と認めます。よって、陳情八第一五号は不採択と決定いたしました。
 陳情の審査を終わります。
 以上で交通局関係を終わります。
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時四十分散会