委員長 | 高椙 健一君 |
副委員長 | 田中 朝子君 |
副委員長 | 山下 太郎君 |
理事 | 加藤 雅之君 |
理事 | 堀 宏道君 |
理事 | 鈴木 章浩君 |
大門さちえ君 | |
塩村あやか君 | |
米倉 春奈君 | |
小竹ひろ子君 | |
田島 和明君 | |
立石 晴康君 | |
橘 正剛君 | |
相川 博君 |
欠席委員 なし
出席説明員交通局 | 局長 | 山手 斉君 |
次長 | 小泉 健君 | |
総務部長 | 土岐 勝広君 | |
水道局 | 局長 | 醍醐 勇司君 |
技監 | 田村 聡志君 | |
総務部長 | 黒沼 靖君 | |
下水道局 | 局長 | 石原 清次君 |
技監 | 渡辺志津男君 | |
総務部長 | 津国 保夫君 | |
職員部長 | 久我 英男君 | |
経理部長 | 田中 宏治君 | |
計画調整部長 | 神山 守君 | |
施設管理部長 | 中島 義成君 | |
建設部長 | 池田 匡隆君 | |
企画担当部長オリンピック・パラリンピック調整担当部長 IWA世界会議準備担当部長兼務 | 飯田 一哉君 | |
技術開発担当部長 | 小団扇 浩君 | |
施設管理担当部長 | 廣木 健司君 | |
流域下水道本部 | 本部長 | 坂根 良平君 |
管理部長 | 関 雅広君 | |
技術部長 | 佐々木宏章君 |
本日の会議に付した事件
下水道局関係
付託議案の審査(説明・質疑)
・第二百十七号議案 東京都公営企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例
付託議案の審査(決定)
・第二百十七号議案 東京都公営企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例
特定事件の継続調査について
○高椙委員長 ただいまから公営企業委員会を開会いたします。
本日は、お手元配布の会議日程のとおり、下水道局関係の付託議案の審査及び特定事件の閉会中の継続調査の申し出の決定を行います。
これより下水道局関係に入ります。
付託議案の審査を行います。
第二百十七号議案を議題といたします。
本案につきまして、理事者の説明を求めます。
○石原下水道局長 平成二十八年第四回定例会に追加で提出いたしました案件につきましてご説明を申し上げます。
ご審議をお願いいたします案件は、東京都公営企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例案一件であり、公営企業三局に共通する議案でございます。
内容につきましては、引き続き総務部長からご説明させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。
○津国総務部長 それでは、東京都公営企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例案につきまして、お手元配布の資料1によりご説明いたします。
今回の条例改正は、提案理由にございますとおり、地方公務員の育児休業等に関する法律及び育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律の一部を改正する法律の施行等に伴い規定を整備するものでございます。
改正内容につきましては、第十六条第二項におきまして、介護時間の規定を追加するものでございます。
なお、第十条の二第二項は、管理職員特別勤務手当について必要な文言整理を行うものでございます。
施行期日につきましては、附則にございますとおり、平成二十九年一月一日からの施行を予定しております。
以上、簡単ではございますが、提出案件の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○高椙委員長 説明は終わりました。
これより質疑を行います。
発言を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○高椙委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
本案に対する質疑はこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○高椙委員長 異議なしと認め、付託議案に対する質疑は終了いたしました。
以上で下水道局関係を終わります。
○高椙委員長 これより付託議案の審査を行います。
第二百十七号議案を議題といたします。
本案につきましては、既に質疑を終了しております。
この際、本案に対し発言の申し出がありますので、これを許します。
○米倉委員 第二百十七号議案、東京都公営企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例について意見を申し上げます。
これまで介護のための休暇は、通算百八十日を限度に丸一日休むか、もしくは一日四時間を限度に時間休暇を取得するものでしたが、それに加え、今回の条例改正で、一日二時間までの介護時間としての休暇を最大三年間取得できるようになります。
家で長期にわたり家族を介護する方にとっては、日中、家族をデイサービスなどに送り、夕方に家族が家に戻るまでに帰宅する必要があるという方もいらっしゃいます。これまでの介護休暇は百八十日が限度でしたから、期間が三年まで取得できる新たな介護時間が整備されることは、仕事をしながら介護をする職員にとって選択肢がふえることとなり重要と考えます。
その上で、さらに介護と仕事を両立できるよう都として支援していくためには、実際に介護する人が周囲に気兼ねなく制度を利用できる職場環境の整備も求められていると思います。
特に交通局では、バスの運転手、地下鉄乗務、地下鉄駅の駅務の働き方はシフト制になっており、介護時間を取得したいと思う職員がきちんと取得できるか心配があります。
交通局に事前にお伺いしたところ、シフトから外れ、事務作業にすること、日勤業務というそうですが、こうした働き方に変えることや、また、現場のシフトのやりくりで今のところ対応できると説明がありましたが、しかし、一人の勤務時間が短くなれば、その分をほかの職員で穴埋めする必要は出てきます。
また、現場からは、特に地下鉄駅の駅務となると介護時間は非常にとりにくいと聞いております。バスや電車の乗務員の場合は、予備の人員で対応することなどができますが、駅務の実態は、他の人が休暇をとると予備勤務を確保できないケースがあるとのことでした。
また、駅務の働き方というものは、朝九時から翌朝の九時までの泊まり勤務が基本です。ですから、泊まり勤務をほかの職員にかわってもらう必要も出てきます。勤務体系についても、駅務は、この一時間は改札業務をするなどと細かく勤務ダイヤが決められています。介護時間を一日数時間とるためにダイヤを組み直したりすることもなかなか難しいと伺っています。
以上のことからも、職員を抜本的にふやすこととあわせて、介護時間を使いたいと思う職員が安心して利用するために、勤務体系など職場環境の整備も検討していただきたいと要望しておきます。
高齢化社会が進む中、今後、仕事と介護を両立できる働き方が求められています。一層の改善や拡充をそれぞれの局で積極的に行うことを求めまして、意見表明とさせていただきます。
○高椙委員長 発言は終わりました。
これより採決を行います。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○高椙委員長 異議なしと認めます。よって、第二百十七号議案は、原案のとおり決定いたしました。
以上で付託議案の審査を終わります。
○高椙委員長 次に、特定事件についてお諮りいたします。
お手元配布の特定事件調査事項につきましては、閉会中の継続調査の申し出をいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○高椙委員長 異議なしと認め、そのように決定いたしました。
○高椙委員長 この際、所管三局を代表いたしまして、石原下水道局長から発言を求められておりますので、これを許します。
○石原下水道局長 公営企業三局を代表いたしまして、ご挨拶を申し上げます。
まず初めに、今回ご審議を賜りました議案につきまして、ただいまご決定をいただき、厚く御礼を申し上げます。
私ども公営企業が行っております事業は、都民生活や首都東京の都市活動にとりまして欠かすことのできない重要な事業でございます。これまでに賜りました貴重なご意見、ご指摘をそれぞれの事業運営に十分反映させまして、都民サービスのさらなる向上と効率的な経営に努め、都民の皆様の信頼と負託に全力で応えてまいる所存でございます。
高椙委員長を初め委員の皆様方におかれましては、今後とも、公営企業三局に対しまして一層のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
○高椙委員長 発言は終わりました。
これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
午後一時九分散会
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