公営企業委員会速記録第十三号

平成二十七年十一月二十七日(金曜日)
第十委員会室
午後一時開議
出席委員 十三名
委員長舟坂ちかお君
副委員長宮瀬 英治君
副委員長大西さとる君
理事栗林のり子君
理事河野ゆりえ君
理事高橋 信博君
川松真一朗君
山内  晃君
塩村あやか君
小竹ひろ子君
小松 大祐君
橘  正剛君
相川  博君

欠席委員 なし

出席説明員
交通局局長塩見 清仁君
次長鈴木 尚志君
総務部長小泉  健君
職員部長土岐 勝広君
資産運用部長広瀬 健二君
電車部長岡本 恭広君
自動車部長渡邉 範久君
車両電気部長石井 明彦君
建設工務部長野崎 誠貴君
企画担当部長オリンピック・パラリンピック調整担当部長兼務根木 義則君
安全管理担当部長裏田 勝己君
鉄軌道事業戦略担当部長仁田山芳範君
バス事業経営改善担当部長牧野 和宏君
技術調整担当部長奥津 佳之君
技術管理担当部長谷本 俊哉君
水道局局長醍醐 勇司君
技監田村 聡志君
総務部長黒沼  靖君
職員部長松丸 俊之君
経理部長冨田 英昭君
サービス推進部長浅沼 寿一君
浄水部長青木 秀幸君
給水部長今井  滋君
建設部長山田  廣君
企画担当部長オリンピック・パラリンピック調整担当部長兼務斉田 典彦君
特命担当部長加藤 英典君
サービス企画担当部長金子 弘文君
設備担当部長横田 秀樹君
多摩水道改革推進本部本部長石井  玲君
調整部長石井 正明君
施設部長牧田 嘉人君
技術調整担当部長芦田 裕志君
下水道局局長石原 清次君
技監渡辺志津男君
総務部長坂巻政一郎君
職員部長久我 英男君
経理部長安藤  博君
計画調整部長神山  守君
施設管理部長中島 義成君
建設部長池田 匡隆君
企画担当部長オリンピック・パラリンピック調整担当部長兼務永野  実君
技術開発担当部長小団扇 浩君
施設管理担当部長田中 宏治君
流域下水道本部本部長坂根 良平君
管理部長関  雅広君
技術部長佐々木宏章君

本日の会議に付した事件
交通局関係
報告事項(説明・質疑)
・契約の締結について
水道局関係
報告事項(説明・質疑)
・契約の締結について
下水道局関係
報告事項(説明・質疑)
・契約の締結について

○舟坂委員長 ただいまから公営企業委員会を開会いたします。
 初めに、会期中の委員会日程について申し上げます。
 お手元配布の日程のとおり、理事会において申し合わせましたので、ご了承をお願いいたします。
 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、交通局、水道局及び下水道局関係の報告事項の聴取を行います。
 なお、本日は説明聴取の後、質疑を終了まで行いますので、ご了承を願います。
 これより交通局関係に入ります。
 理事者から報告の申し出がありますので、これを聴取いたします。

○広瀬資産運用部長 お手元の資料1、契約締結報告書に基づきまして、平成二十七年八月一日から十月三十一日までに契約を締結いたしました予定価格が一件二億円以上の動産の買い入れ契約につきましてご報告申し上げます。
 一ページをお開き願います。ご報告申し上げます契約の総括表でございます。以下、契約の概要についてご説明申し上げます。
 二ページをお開き願います。大江戸線車両冷房装置の買入れでございます。
 本件は、老朽化した大江戸線車両の冷房装置を更新するため、車両四編成、計三十二両分を買い入れるものでございます。
 契約の方法は指名競争入札、契約金額は一億九千八百七十二万円、契約の相手方は株式会社菱交でございます。入札経過につきましては三ページに記載してございます。
 以上でご報告を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。

○舟坂委員長 報告は終わりました。
 これより本件に対する質疑を行います。
 発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○舟坂委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
 本件に対する質疑はこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○舟坂委員長 異議なしと認め、報告事項に対する質疑は終了いたしました。
 以上で交通局関係を終わります。

○舟坂委員長 これより水道局関係に入ります。
 理事者から報告の申し出がありますので、これを聴取いたします。

○冨田経理部長 工事請負契約につきまして、お手元の資料、契約締結報告書によりご報告申し上げます。
 本日ご報告申し上げますものは、平成二十七年八月一日から平成二十七年十月三十一日までの間に契約を締結いたしました予定価格が一件九億円以上の工事請負契約四件でございます。
 一ページをお開き願います。本日ご報告申し上げます契約四件の総括表でございます。以下順次、契約の概要についてご説明申し上げます。
 二ページをお開き願います。この契約は、朝霞浄水場から朝霞市膝折地内間送水管(二千六百ミリメートル)用立坑築造工事でございます。
 本件は、朝霞浄水場と上井草給水所間に設置されている送水管を二重化するため、トンネル掘削に先立ち、朝霞浄水場敷地内におきまして、立て坑を築造するものでございます。
 契約の方法は一般競争入札、契約金額は十億六千三百四十二万二千円、契約の相手方は東急・ノバック建設共同企業体でございます。入札経過につきましては三ページに、工事場所の図面につきましては四ページにございますので、ご参照願いたいと存じます。
 五ページをお開き願います。この契約は、練馬区大泉学園町四丁目地内から同区石神井台一丁目地内間送水管(二千六百ミリメートル)用立坑築造工事でございます。
 本件は、前の1号案件との一連の工事で、こちらは練馬区大泉学園町四丁目二十番地内におきまして、立て坑を築造するものでございます。
 契約の方法は一般競争入札、契約金額は十七億八千四百六十八万七千四十円、契約の相手方は安藤ハザマ・冨士工建設共同企業体でございます。工事場所の図面につきましては六ページにございますので、ご参照いただきたいと存じます。
 七ページをお開き願います。この契約は、大田区城南島三丁目地先から中央防波堤外側埋立地先間配水本管(六百ミリメートル)新設工事でございます。
 本件は、送配水施設整備事業の一環として、城南島と中央防波堤外側埋立地を結ぶ臨海トンネル内において、配水本管を新設するものでございます。
 契約の方法は一般競争入札、契約金額は十五億一千二百万円、契約の相手方は大成・新舘建設共同企業体でございます。工事場所の図面につきましては八ページにございますので、ご参照いただきたいと存じます。
 九ページをお開き願います。この契約は、台東区蔵前一丁目地先から同区蔵前二丁目地先間配水本管(六百ミリメートル)布設替工事でございます。
 本件は、送配水施設整備事業の一環として、台東区蔵前一丁目五番地先から同区蔵前二丁目四番地先間において配水本管を布設がえするものでございます。
 契約の方法は一般競争入札、契約金額は九億九千三百六十万円、契約の相手方は株式会社大盛工業でございます。工事場所の図面につきましては一〇ページにございますので、ご参照いただきたいと存じます。
 以上、簡単ではございますが、ご報告申し上げます。よろしくお願いいたします。

○舟坂委員長 報告は終わりました。
 これより本件に対する質疑を行います。
 発言を願います。

○河野委員 ただいま報告されました工事請負契約四件のうち、大田区城南島三丁目地先から中央防波堤外側埋立地先間配水本管新設工事について質問します。
 現在、中央防波堤の内側埋立地には、江東区青海側から配水ルートが確保されているとのことですが、大田区城南島から中央防波堤外側埋立地へ配水本管を新たに布設するこの工事について、確認の意味も込めてお伺いをいたします。
 中央防波堤内側は、現在、環境局の合同庁舎や二十三区一部事務組合の廃棄物埋立管理事務所などがあります。さらに来年度は、港湾局の海上公園、仮称だそうですが、海の森が一部開園予定と聞いています。
 一方、中央防波堤外側埋立地は、港湾局のコンテナふ頭の整備が進められていますけれども、まだ大部分は廃棄物の埋立処分の場となっています。
 まず、本件契約の工事の経過と必要性についてご説明をいただきたいと思います。

○今井給水部長 本件契約に係る工事の経過についてでございますが、開発の主体でございます港湾局から、平成二十四年度に実施の依頼を受け、一般会計の負担により、平成二十五年度から設計を開始し、今回施行するものでございます。この工事により、二系統の配水ルートが確保され、給水の安定性が向上します。

○河野委員 中央防波堤外側埋立地の現状は、今お話ししましたように、廃棄物の埋立作業が進行中で、その面積は広大であります。
 当面は、西側に整備中のコンテナふ頭に、港湾局の管理棟ができる程度であるということが現状ですけれども、本契約の工事にかかわる埋立地の使用水量は、どのように予測されているのかお伺いをいたします。

○今井給水部長 この地域の使用水量につきましては、開発の主体である港湾局が算定したものでございます。
 なお、先ほどもご答弁したとおり、この工事により配水ルートが二系統化され、給水の安定性が向上することができます。

○河野委員 水道局としては、港湾局の需要予測をもとに配水本管をこのたび布設する、そして二ルートの確保をするという、そういうことで理解させていただいてよろしいのかなと思います。
 もう一点だけお伺いいたします。
 本件の契約は、東京港臨海道路、臨海トンネルと呼んでおりますが、ここの共同溝に、約二・四キロメートルの工事区間で配水本管を布設するということです。
 この臨海トンネルが開通したのは二〇〇二年ですから、既に十数年が経過しております。長い期間、共同溝は活用されてこなかったわけですけれども、本工事案件をこの時期に契約締結する、こういうことになったのはどうしてか、その点についてもご説明をお願いいたします。

○今井給水部長 繰り返しにはなりますが、本件契約に係る工事につきましては、開発の主体である港湾局の依頼に基づき契約手続を進めております。

○舟坂委員長 ほかに発言がなければ、お諮りいたします。
 本件に対する質疑はこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○舟坂委員長 異議なしと認め、報告事項に対する質疑は終了いたしました。
 以上で水道局関係を終わります。

○舟坂委員長 これより下水道局関係に入ります。
 理事者から報告の申し出がありますので、これを聴取いたします。

○安藤経理部長 工事の請負契約につきましてご報告申し上げます。
 恐れ入りますが、お手元の資料1、工事請負契約の締結についてをごらんいただきたいと存じます。
 今回ご報告申し上げますのは、平成二十七年八月一日から平成二十七年十月三十一日までの間に締結しました予定価格九億円以上の工事請負契約七件でございます。
 恐れ入りますが、一ページをお開き願います。総括表をお示ししてございます。この総括表によりましてご説明させていただきます。
 まず、区部の下水道工事でございます。
 土木工事のうち枝線工事といたしましては全二件で、契約金額の合計は三十四億四千四百余万円でございます。
 このうち、足立区千住緑町一、二丁目付近再構築工事は、足立区千住緑町一丁目、二丁目、千住河原町付近の既設管渠の更新にあわせて雨水排除能力の増強を図るため、再構築工事を施行するものでございます。
 北区赤羽台一丁目、岩淵町付近枝線立坑設置工事は、北区赤羽台一丁目、岩淵町付近の雨水を収容する枝線の施工に必要な立て坑を築造するものでございます。
 ポンプ所工事といたしましては、東金町ポンプ所耐震補強工事、契約金額十三億六千余万円一件でございます。この工事は、同ポンプ所のポンプ棟及び流入渠の耐震補強工事を施行するものでございます。
 設備工事といたしましては全三件で、契約金額の合計は四十三億九千八百余万円でございます。
 中川水再生センター水処理電気設備再構築その二工事は、同センターにおいて、別途施行の沈砂池機械設備及びポンプ設備の再構築工事に伴い必要となる電気設備工事を施行するものでございます。
 三河島水再生センター藍染ポンプ所電気設備再構築工事は、同センターにおいて、別途施行の沈砂池機械設備及びポンプ設備の再構築工事に伴い必要となる電気設備工事を施行するものでございます。
 堀切ポンプ所発電設備再構築その二工事は、同ポンプ所の非常時における運転電力を供給するため、別途施行の自家用発電設備の運転に必要な附帯設備設置工事及び電気設備工事を施行するものでございます。
 以上、区部下水道工事の合計は全六件で、契約金額の合計は九十二億三百余万円でございます。
 続きまして、流域下水道工事といたしましては、清瀬水再生センター監視制御設備整備工事、契約金額十九億二千七百余万円一件でございます。この工事は、同センターの監視制御設備が老朽化したため、更新するものでございます。
 区部、流域を合わせた全七件の契約金額合計は、一番下の欄にございますとおり、百十一億三千百余万円でございます。右側のページに、それぞれの年度別内訳をお示ししてございます。
 なお、七件の契約方法は、いずれも一般競争入札によるものでございます。
 三ページ以降には、それぞれの工事ごとの契約内容及び入札結果等の詳細を掲げてございますので、ご参照いただきたいと存じます。
 以上で、簡単ではございますが、工事の請負契約についての報告を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

○舟坂委員長 報告は終わりました。
 これより本件に対する質疑を行います。
 発言をお願いいたします。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○舟坂委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
 本件に対する質疑はこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○舟坂委員長 異議なしと認め、報告事項に対する質疑は終了いたしました。
 以上で下水道局関係を終わります。
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時十八分散会

ページ先頭に戻る

ページ先頭に戻る