公営企業委員会速記録第十四号

平成二十六年十一月二十六日(水曜日)
第十委員会室
午後一時開議
出席委員 十三名
委員長大場やすのぶ君
副委員長田中 朝子君
副委員長新井ともはる君
理事橘  正剛君
理事畔上三和子君
理事崎山 知尚君
川松真一朗君
塩村あやか君
吉倉 正美君
北久保眞道君
宇田川聡史君
松村 友昭君
相川  博君

欠席委員 なし

出席説明員
交通局局長新田 洋平君
次長塩見 清仁君
総務部長小泉  健君
職員部長土岐 勝広君
資産運用部長樋口 正勝君
電車部長太田  博君
自動車部長広瀬 健二君
車両電気部長石井 明彦君
建設工務部長技術管理担当部長兼務野崎 誠貴君
企画担当部長根木 義則君
安全管理担当部長岡本 恭広君
バス事業経営改善担当部長渡邉 範久君
技術調整担当部長奥津 佳之君
調整担当部長仁田山芳範君
水道局局長吉田  永君
次長福田 良行君
総務部長黒沼  靖君
職員部長松丸 俊之君
経理部長石井 正明君
サービス推進部長冨田 英昭君
浄水部長田村 聡志君
給水部長青木 秀幸君
建設部長今井  滋君
企画担当部長斉田 典彦君
サービス企画担当部長宇井 利見君
設備担当部長横田 秀樹君
多摩水道改革推進本部本部長石井  玲君
調整部長浅沼 寿一君
施設部長山田  廣君
技術調整担当部長芦田 裕志君
下水道局局長松田 芳和君
技監渡辺志津男君
総務部長小山 哲司君
職員部長安藤  博君
経理部長熊谷  透君
計画調整部長坂根 良平君
施設管理部長神山  守君
建設部長中島 義成君
企画担当部長永野  実君
技術開発担当部長前田 淳一君
施設管理担当部長田中 宏治君
流域下水道本部本部長黒住 光浩君
管理部長関 雅広君

本日の会議に付した事件
交通局関係
第四回定例会提出予定案件について(説明)
・東京都公営企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例
水道局関係
報告事項(説明・質疑)
・契約の締結について
下水道局関係
第四回定例会提出予定案件について(説明)
・平成二十六年度東京都下水道事業会計補正予算(第一号)
報告事項(説明・質疑)
・契約の締結について

○大場委員長 ただいまから公営企業委員会を開会いたします。
 初めに、会期中の委員会日程について申し上げます。
 お手元配布の日程のとおり、理事会において申し合わせしたので、ご了承願います。
 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、交通局及び下水道局関係の第四回定例会に提出を予定されております案件の説明聴取並びに水道局及び下水道局関係の報告事項の聴取を行います。
 なお、本日は、提出予定案件については説明を聴取し、資料要求をすることにとどめ、質疑は会期中の委員会で行います。また、報告事項については、説明聴取の後、質疑を終了まで行いますので、ご了承願います。
 これより交通局関係に入ります。
 初めに、第四回定例会に提出を予定されております案件について理事者の説明を求めます。

○新田交通局長 平成二十六年第四回定例会に提出を予定しております案件につきましてご説明申し上げます。
 ご審議をお願いいたします案件は、東京都公営企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例案一件でございまして、公営企業三局に共通する議案でございます。
 内容につきましては、総務部長からご説明いたしますので、よろしくお願い申し上げます。

○小泉総務部長 平成二十六年第四回定例会に提出を予定している東京都公営企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例案について、お手元に配布しました資料1によりご説明いたします。
 具体的な改正内容については、三ページ以降の新旧対照表をごらんいただきたいと存じます。上段が改正案、下段が現行条例、傍線を付した部分が改正部分でございます。
 今回の改正は、平成二十六年十月の東京都人事委員会勧告を踏まえ、公営企業職員の管理職員特別勤務手当及び再任用職員の単身赴任手当に関する規定を改めるとともに、公営企業職員の配偶者同行休業中の給与について定めるほか、規定を整備するものでございます。
 このため、管理職員特別勤務手当を定める第十条の二に新たに第二項を追加し、災害への対処その他の臨時または緊急の必要により週休日または休日以外の日の午前零時から午前五時までに勤務した場合も、管理職員特別勤務手当を支給することといたします。
 次に、特定職員の適用除外を定める第十四条の二の第三項において、再任用職員は、第五条の二で規定される単身赴任手当について、支給の適用除外としておりましたが、新たに支給対象とするため、「、第五条の二」を削除するものでございます。
 また、第十六条の四は、地方公務員法の改正に伴い、配偶者同行休業を導入するため、配偶者同行休業の承認を受けた職員には、その配偶者同行休業をしている期間については給与を支給しないことを定めるものでございます。
 なお、第二条第一項及び第十八条は、臨時的任用職員及び非常勤職員について、必要な文言整理を行うものでございます。
 附則でございますが、この条例は、第二条第一項及び第十八条は公布の日に施行し、その他は平成二十七年四月一日からの施行を予定しております。
 以上、簡単ではありますが、平成二十六年第四回定例会に提出を予定している案件の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○大場委員長 説明は終わりました。
 この際、資料要求のある方は発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○大場委員長 なければ、資料要求はなしと確認させていただきます。
 以上で交通局関係を終わります。

○大場委員長 これより水道局関係に入ります。
 理事者から報告の申し出がありますので、これを聴取いたします。

○石井経理部長 工事請負契約につきまして、お手元の資料、契約締結報告書によりご報告申し上げます。
 本日ご報告申し上げるものは、平成二十六年八月一日から平成二十六年十月三十一日までの間に契約を締結いたしました予定価格が一件九億円以上の工事請負契約五件でございます。
 一ページをお開き願います。本日ご報告申し上げます契約五件の総括表でございます。以下、順次、契約の概要につきましてご説明申し上げます。
 二ページをお開き願います。この契約は、美住給水所から東大和市清原一丁目地内間送水管(二千ミリメートル)用トンネル築造及びトンネル内配管工事でございます。
 本件は、東村山市美住町二丁目十三番地内美住給水所から東大和市清原一丁目地内間において、シールド工法により送水管二千ミリメートル用トンネル築造及びトンネル内配管工事を施行するものでございます。
 契約の方法はWTO一般競争入札、契約金額は二十八億八千八百七十八万四千円、契約の相手方は、前田・京急・常盤建設共同企業体でございます。入札経過につきましては三ページに、工事場所の図面につきましては四ページにございますので、ご参照いただきたいと存じます。
 五ページをお開き願います。この契約は、深大寺浄水所整備工事でございます。
 本件は、調布市深大寺南町五丁目五十六番地において、深大寺浄水所の整備工事を施行するものでございます。
 契約の方法は一般競争入札、契約金額は十三億三千八百十二万円、契約の相手方は、多摩ふるさと建設業協同組合でございます。工事場所の図面につきましては六ページにございますので、ご参照いただきたいと存じます。
 七ページをお開き願います。この契約は、新座市新堀二丁目地先から同市本多一丁目地内間原水連絡管(二千ミリメートル)用トンネル築造及びトンネル内配管並びに外一カ所原水連絡管(二千ミリメートル)トンネル内配管工事でございます。
 本件は、埼玉県新座市新堀二丁目十二番地先から同市本多一丁目三番地内間において、シールド工法により原水連絡管二千ミリメートル用トンネル築造及びトンネル内配管工事を施行するとともに、埼玉県新座市本多一丁目三番地内から同県朝霞市泉水一丁目六番地先間において、既設トンネル内での原水連絡管二千ミリメートルの配管工事を施行するものでございます。
 契約の方法はWTO一般競争入札、契約金額は五十九億三百十七万二千円、契約の相手方は、東急・日本国土・河本建設共同企業体でございます。入札経過につきましては八ページに、工事場所の図面につきましては九ページにございますので、ご参照いただきたいと存じます。
 一〇ページをお開き願います。この契約は、東大和市桜が丘三丁目地先から砂川中部浄水所間送水管(二千ミリメートル)用トンネル築造工事でございます。
 本件は、東大和市桜が丘三丁目四十四番地先から立川市砂川町三丁目十一番地内砂川中部浄水所間において、シールド工法により送水管二千ミリメートル用トンネル築造工事を施行するものでございます。
 契約の方法はWTO一般競争入札、契約金額は二十四億七千二百四十六万六千六百八十円、契約の相手方は、飛島・大日本・林建設共同企業体でございます。入札経過につきましては一一ページに、工事場所の図面につきましては一二ページにございますので、ご参照いただきたいと存じます。
 一三ページをお開き願います。この契約は、砂川中部浄水所から昭島市美堀町一丁目地先間送水管(二千ミリメートル)用立坑及びトンネル築造並びに砂川中部浄水所撤去工事でございます。
 本件は、立川市砂川町三丁目十一番地内砂川中部浄水所から昭島市美堀町一丁目二番地先間において、シールド工法により送水管二千ミリメートル用トンネル築造工事を施行するとともに、砂川中部浄水所撤去工事を施行するものでございます。
 契約の方法はWTO一般競争入札、契約金額は二十億百七十八万円、契約の相手方は、森本・壺山建設共同企業体でございます。入札経過につきましては一四ページに、工事場所の図面につきましては一五ページにございますので、ご参照いただきたいと存じます。
 以上、簡単ではございますが、ご報告申し上げます。よろしくお願いいたします。

○大場委員長 報告は終わりました。
 これより本件に対する質疑を行います。
 発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○大場委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
 本件に対する質疑はこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○大場委員長 異議なしと認め、報告事項に対する質疑は終了いたしました。
 以上で水道局関係を終わります。

○大場委員長 これより下水道局関係に入ります。
 初めに、理事者の欠席について申し上げます。
 流域下水道本部の松島技術部長は、病気療養のため本日の委員会に出席できない旨の申し出がありました。ご了承願います。
 次に、第四回定例会に提出を予定されております案件について理事者の説明を求めます。

○松田下水道局長 平成二十六年第四回定例会に提出を予定しております下水道局関係の案件の概要につきましてご説明申し上げます。
 審議をお願いいたします案件は、平成二十六年度下水道事業会計補正予算案でございます。
 補正の内容は、区部の下水道建設事業について、五十億円の増額補正をするものでございます。
 案件の詳細につきましては、引き続き総務部長からご説明させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。

○小山総務部長 お手元の資料1、平成二十六年度下水道事業会計補正予算(第一号)の概要につきまして、お手元の資料2、説明書によりましてご説明申し上げます。
 本件は、区部下水道事業におきまして、近年の労務単価及び資材価格高騰の影響により予算に不足を来しますことから、五十億円を増額補正し、下水道事業の円滑な執行を図るものでございます。これにより、下水道管渠の再構築、浸水対策などを着実に実施してまいります。
 恐れ入りますが、一ページをお開き願います。下水道事業資本的収支の補正事項別内訳をお示ししてございます。
 資料の上段、下水道事業資本的収入が補正予算の財源でございます。企業債四十五億円、一般会計出資金三億五百万円を見込んでございます。
 資料の下段、下水道事業資本的支出、下水道建設改良費の欄、五十億円が補正予算の額でございます。
 二ページをお開き願います。債務負担行為限度額の補正事項別内訳をお示ししてございます。
 建設費の補正に伴いまして、債務負担行為限度額八十一億円の増額補正を行うものでございます。
 以上をもちまして、平成二十六年度下水道事業会計補正予算(第一号)の説明を終わらせていただきます。よろしくお願い申し上げます。

○大場委員長 説明は終わりました。
 この際、資料要求のある方は発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○大場委員長 なければ、資料要求はなしと確認させていただきます。

○大場委員長 次に、理事者から報告の申し出がありますので、これを聴取いたします。

○熊谷経理部長 工事の請負契約につきましてご報告申し上げます。
 恐れ入りますが、お手元の資料3、工事請負契約の締結についてをごらんいただきたいと存じます。
 今回ご報告申し上げますのは、平成二十六年八月一日から平成二十六年十月三十一日までの間に締結した予定価格九億円以上の工事請負契約十三件でございます。
 恐れ入りますが、一ページをお開き願います。総括表をお示ししてございます。
 この総括表によりましてご説明させていただきます。
 今回ご報告申し上げます案件は、いずれも区部の下水道工事でございます。
 まず、土木工事のうち幹線工事といたしましては、第二田柄川幹線工事、契約金額四十億二千六百余万円一件でございます。この工事は、板橋区及び練馬区の一部の雨水を収容する第二田柄川幹線を施行するものでございます。
 枝線工事といたしましては、全四件で、合計七十六億五千余万円でございます。
 このうち、杉並区善福寺二丁目、上荻四丁目付近善福寺川流域合流改善貯留施設設置工事は、杉並区善福寺二丁目、上荻四丁目付近の善福寺川流域において、降雨初期の特に汚れた下水を貯留する施設を設置するものでございます。
 世田谷区大蔵一丁目、桜丘五丁目付近枝線工事、大田区東馬込一丁目、品川区西大井五丁目付近枝線工事及び北区赤羽北一丁目、板橋区小豆沢四丁目付近枝線工事は、いずれもそれぞれの工事件名に表示された地区付近の雨水を収容するため枝線工事を施行するものでございます。
 ポンプ所工事といたしましては、王子第二ポンプ所建設その二工事、契約金額四十一億三千三百余万円一件でございます。この工事は、北区の一部の浸水被害の軽減及び合流式下水道の改善を目的として、同ポンプ所に沈砂池ポンプ棟及び雨水貯留池を築造するものでございます。
 次に、設備工事といたしましては、全七件で、合計百二億三千二百余万円でございます。
 このうち、後楽ポンプ所発電設備再構築工事及び堀切ポンプ所発電設備再構築工事は、いずれも当該ポンプ所の発電設備が老朽化したため、発電設備のうち、原動機等の再構築工事を施行するものでございます。
 熊の木ポンプ所発電設備工事は、同ポンプ所の非常時における運転電力を供給するための自家用発電設備のうち、原動機等の設置工事を施行するものでございます。
 小菅水再生センター電力貯蔵設備工事及び芝浦水再生センター電力貯蔵設備工事は、いずれも当該センターの安定した下水処理機能を確保するため、電力貯蔵設備等の電気設備工事を施行するものでございます。
 みやぎ水再生センター汚泥焼却炉脱水設備工事は、同センターにおいて別途施行される汚泥焼却炉の運転に必要な汚泥焼却炉脱水設備等の設置工事を施行するものでございます。
 森ヶ崎水再生センター(東)反応槽機械設備その二工事は、同センターにおける準高度処理を推進するため、反応槽機械設備等の設置工事を施行するものでございます。
 以上、全十三件の契約金額の合計は、一番下の欄にございますとおり、二百六十億四千三百余万円でございます。右側のページに、それぞれの年度別内訳をお示ししてございます。
 なお、十三件の契約方法は、いずれも一般競争入札によるものでございます。三ページ目以降には、それぞれの工事ごとの契約内容及び入札結果等の詳細を掲げてございますので、ご参照いただきたいと存じます。
 以上で、簡単ではございますが、工事の請負契約についての報告を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

○大場委員長 報告は終わりました。
 これより本件に対する質疑を行います。
 発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○大場委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
 本件に対する質疑はこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○大場委員長 異議なしと認め、報告事項に対する質疑は終了いたしました。
 以上で下水道局関係を終わります。
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時二十分散会

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