公営企業委員会速記録第五号

平成二十五年五月三十日(木曜日)
第五委員会室
午後一時開議
出席委員 十二名
委員長桜井 浩之君
副委員長笹本ひさし君
副委員長上野 和彦君
理事淺野 克彦君
理事相川  博君
理事西崎 光子君
新井ともはる君
矢島 千秋君
鈴木貫太郎君
泉谷つよし君
くまき美奈子君
山田 忠昭君

欠席委員 なし

 出席説明員
交通局局長中村  靖君
次長宮川  昭君
総務部長鈴木 尚志君
職員部長廣瀬 秀樹君
資産運用部長室星  健君
電車部長小泉  健君
自動車部長土岐 勝広君
車両電気部長石井 明彦君
建設工務部長遠藤 正宏君
企画担当部長広瀬 健二君
安全管理担当部長岡本 恭広君
バス事業経営改善担当部長太田  博君
技術調整担当部長奥津 佳之君
技術管理担当部長川合 康文君
水道局局長増子  敦君
次長大村 雅一君
総務部長福田 良行君
職員部長松宮 庸介君
経理部長松丸 俊之君
サービス推進部長冨田 英昭君
浄水部長佐々木史朗君
給水部長田村 聡志君
建設部長今井  滋君
企画担当部長斉田 典彦君
サービス企画担当部長宇井 利見君
設備担当部長佐久間 勝君
多摩水道改革推進本部本部長吉田  永君
調整部長浅沼 寿一君
施設部長山田  廣君
技術調整担当部長青木 秀幸君
下水道局局長小川 健一君
次長石原 清次君
総務部長小山 哲司君
職員部長安藤  博君
経理部長熊谷  透君
計画調整部長黒住 光浩君
施設管理部長渡辺志津男君
建設部長野村 俊夫君
企画担当部長永野  実君
技術開発担当部長坂根 良平君
施設管理担当部長野口 毅水君
流域下水道本部本部長松浦 將行君
管理部長須田 潔君
技術部長中里  隆君

本日の会議に付した事件
交通局関係
報告事項(説明・質疑)
・契約の締結について
水道局関係
報告事項(説明・質疑)
・契約の締結について
請願審査
(1)二五第六号の三 都市計画道路補助第二九号線の事業化の白紙撤回と住民参加の防災街づくりに関する請願
下水道局関係
報告事項(説明・質疑)
・契約の締結について
請願審査
(1)二五第六号の三 都市計画道路補助第二九号線の事業化の白紙撤回と住民参加の防災街づくりに関する請願

○桜井委員長 ただいまから公営企業委員会を開会いたします。
 初めに、本委員会の担当書記に交代がありましたので、紹介いたします。
 議事課の担当書記の中田隆行君です。
 議案法制課の担当書記の宮本綾乃さんです。
 よろしくお願いをいたします。
   〔書記あいさつ〕

○桜井委員長 次に、会期中の委員会日程について申し上げます。
 先ほどの理事会におきまして、お手元配布の日程のとおり申し合わせました。ご了承願います。
 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、所管三局の報告事項の聴取並びに水道局及び下水道局関係の請願の審査を行います。
 なお、本日は、報告事項につきましては、説明を聴取した後、質疑を終了まで行います。ご了承願います。
 これより交通局関係に入ります。
 初めに、先般の人事異動に伴い、幹部職員に交代がありましたので、交通局長より紹介があります。

○中村交通局長 四月一日付の人事異動によりまして、連絡員に異動がございましたので、紹介させていただきます。
 財務課長の串田治城でございます。
 どうぞよろしくお願い申し上げます。
   〔理事者あいさつ〕

○桜井委員長 紹介は終わりました。

○桜井委員長 次に、理事者から報告の申し出がありますので、これを聴取いたします。

○室星資産運用部長 お手元の資料1、契約締結報告書に基づきまして、平成二十五年二月一日から四月三十日までの間に契約を締結いたしました予定価格が一件九億円以上の工事請負契約及び一件二億円以上の動産の買い入れ契約につきましてご報告申し上げます。
 一ページをお開き願います。ご報告申し上げます契約五件の総括表でございます。
 番号1、2の工事請負契約につきましては、東京都建設局が施行いたします東京都市計画道路幹線街路環状第五の一号線工事のうち、都電荒川線に影響する区間であります南池袋工区及び雑司が谷工区を建設局から受託施行するものでございます。
 番号3から5は、動産の買い入れ契約でございます。
 二ページをお開き願います。この契約は、環状第五の一号線南池袋工区建設工事でございます。
 契約の方法は一般競争入札、契約金額は三十九億三千七百五十万円、契約の相手方は清水・東鉄・西武建設共同企業体でございます。
 入札経過につきましては三ページに記載してございます。
 四ページをお開き願います。この契約は、環状第五の一号線雑司が谷工区建設工事でございます。
 契約の方法は一般競争入札、契約金額は二十四億三千六百万円、契約の相手方は大成・戸田・東武谷内田建設共同企業体でございます。
 入札経過につきましては五ページに記載してございます。
 六ページをお開き願います。この契約は、平成二十五年度一般乗合自動車の買入れでございます。
 本件は、一般乗合旅客輸送用として大型ノンステップバス二十両を買い入れるものでございます。
 契約の方法は一般競争入札、契約金額は三億九千三百七十五万円、契約の相手方は三菱ふそうトラック・バス株式会社でございます。
 入札経過につきましては七ページに記載してございます。
 八ページをお開き願います。この契約は、自動改集札装置の製作(その一)でございます。
 本件は、PASMOなどのICカードを処理するためのICモジュールの更新に合わせ、浅草線及び大江戸線に設置している老朽化した自動改集札装置四百九十台を更新するものでございます。
 契約の方法は一般競争入札、契約金額は十五億二千四十万円、契約の相手方はオムロンソーシアルソリューションズ株式会社でございます。
 入札経過につきましては九ページに記載してございます。
 一〇ページをお開き願います。この契約は、自動改集札装置の製作(その二)でございます。
 本件は、(その一)と同様に、三田線及び新宿線に設置している老朽化した自動改集札装置四百七十五台を更新するものでございます。
 契約の方法は一般競争入札、契約金額は九億六千三百二十七万円、契約の相手方は日本信号株式会社でございます。
 入札経過につきましては一一ページに記載してございます。
 以上で報告を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。

○桜井委員長 報告は終わりました。
 これより本件に対する質疑を行います。
 発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○桜井委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
 本件に対する質疑はこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○桜井委員長 異議なしと認め、本件に対する質疑は終了いたしました。
 以上で交通局関係を終わります。

○桜井委員長 これより水道局関係に入ります。
 初めに、先般の人事異動に伴い、幹部職員に交代がありましたので、水道局長より紹介があります。

○増子水道局長 平成二十五年四月一日付の人事異動によりまして、当局の幹部職員に異動がございましたので、ご紹介させていただきます。
 浄水部長の佐々木史朗でございます。給水部長の田村聡志でございます。建設部長の今井滋でございます。企画担当部長の斉田典彦でございます。サービス企画担当部長の宇井利見でございます。続きまして、当委員会との連絡に当たります総務課長の小平基晴でございます。主計課長の市村敬正でございます。
 どうぞよろしくお願いいたします。
   〔理事者あいさつ〕

○桜井委員長 紹介は終わりました。

○桜井委員長 次に、理事者から報告の申し出がありますので、これを聴取いたします。

○松丸経理部長 工事請負契約につきまして、お手元の資料1、契約締結報告書によりご報告申し上げます。
 本日ご報告申し上げますものは、平成二十五年二月一日から平成二十五年四月三十日までの間に契約を締結いたしました予定価格が一件九億円以上の工事請負契約五件でございます。
 一ページをお開き願います。本日ご報告申し上げます契約五件の総括表でございます。
 以下、順次、契約の概要についてご説明申し上げます。
 二ページをお開き願います。この契約は、小平監視所から小平市中島町地先間導水管(二一〇〇ミリ)既設導水暗渠内配管工事でございます。
 本件は、玉川上水の原水を東村山浄水場へと導水するための導水路の更新及び耐震化を図り、渇水や震災時にも一層強い水道システムの構築を目指すため、立川市幸町六丁目三十六番地内小平監視所から小平市中島町二十一番地先間の既設導水暗渠内に、内径二一〇〇ミリメートルの導水管を既設管内配管工法により施行するものでございます。
 三ページをお開き願います。契約の詳細でございます。
 契約の方法は指名競争入札、契約金額は九億一千九百一万二千五百円、契約の相手方は株式会社デックでございます。
 工事場所の図面につきましては四ページにございますので、ご参照いただきたいと存じます。
 続きまして、五ページをお開き願います。この契約は、三郷浄水場横型加圧脱水機等更新工事でございます。
 本件は、昭和六十年に設置し、耐用年数を迎えた設備を更新し、三郷浄水場排水処理機能の回復増強を図るため、三郷浄水場排水処理所の横型加圧脱水機、ベルトコンベヤー及び附属設備の更新工事を施行するものでございます。
 六ページをお開き願います。契約の詳細でございます。
 契約の方法はWTO一般競争入札、契約金額は三十九億三千七百五十万円、契約の相手方は月島機械株式会社でございます。
 工事場所の図面につきましては七ページにございますので、ご参照いただきたいと存じます。
 続きまして、八ページをお開き願いたいと思います。この契約は、江北給水所(仮称)築造に伴う地盤改良その二工事でございます。
 本件は、足立区西部地域における給水の安定性を格段に向上させる給水所築造に伴い実施するもので、地盤の陥没により平成二十四年三月より工事を中断している江北給水所(仮称)築造工事に関連する地盤改良工事を施行するものでございます。
 九ページをお開き願います。契約の詳細でございます。
 契約の方法は特命随意契約、契約金額は十八億四千六十五万円、契約の相手方は西松・錢高・京王建設共同企業体でございます。
 工事場所の図面につきましては一〇ページにございますので、ご参照いただきたいと存じます。
 続きまして、一一ページをお開き願います。この契約は、三郷浄水場排水処理所監視制御設備等整備工事でございます。
 本件は、昭和六十年及び平成十一年に設置し、耐用年数を迎えた設備を更新し、設備の信頼性及び維持管理性の向上を図るため、三郷浄水場排水処理所の監視制御設備、電気設備等の整備工事を施行するものでございます。
 一二ページをお開き願います。契約の詳細でございます。
 契約の方法は一般競争入札、契約金額は十億三千九百三十三万二千円、契約の相手方は日本電気株式会社でございます。
 工事場所の図面につきましては一三ページにございますので、ご参照いただきたいと存じます。
 続きまして、一四ページをお開き願います。この契約は、小平市上水南町四丁目地先から同市上水南町三丁目地先間配水本管(七〇〇ミリから五〇〇ミリ)新設及び送水管(七〇〇ミリ)布設替工事でございます。
 本件は、配水本管のループ化を図り、災害時の給水確保や今後の既設管更新工事に備えるため、小平市上水南町四丁目二番地先から同市上水南町三丁目四番地先間において、内径七〇〇ミリから五〇〇ミリの配水本管新設工事及び内径七〇〇ミリの送水管布設替工事を開削工法により施行するものでございます。
 一五ページをお開き願います。契約の詳細でございます。
 契約方法は技術実績評価型総合評価方式による一般競争入札、契約金額は八億六千五百二十万円、契約の相手方は竹中土木・京王建設共同企業体でございます。
 工事場所の図面につきましては一六ページにございますので、ご参照いただきたいと存じます。
 以上、簡単ではございますが、ご報告申し上げます。よろしくお願いいたします。

○桜井委員長 報告は終わりました。
 これより本件に対する質疑を行います。
 発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○桜井委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
 本件に対する質疑はこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○桜井委員長 異議なしと認め、本件に対する質疑は終了いたしました。

○桜井委員長 次に、請願の審査を行います。
 二五第六号の三、都市計画道路補助第二九号線の事業化の白紙撤回と住民参加の防災街づくりに関する請願を議題といたします。
 理事者の説明を求めます。

○福田総務部長 それでは、請願につきましてご説明申し上げます。
 お手元に配布してございます資料2の請願・陳情審査説明表をごらんいただきたいと存じます。
 表紙をおめくりください。
 この請願は、住民の暮らしと安全・環境を守る会代表原田泰雄さん外千五百名の方から提出されたものでございます。
 請願の趣旨といたしましては、道路建設に莫大な税金を費やすより、命とまちを守ることに即役立つ施策である水道の耐震工事を徹底していただきたいというものでございます。
 この請願に関する現在の状況でございますが、水道局では、震災対策を重要課題に位置づけ、震災時においても給水を可能な限り確保するため、施設の耐震化や管路の耐震継ぎ手化に取り組んできております。
 さらに、さきの東日本大震災や被害想定の見直しを踏まえ、配水池の耐震補強や新たな十カ年事業の展開により、管路の耐震継ぎ手化を一層推進するなど、水道システム全体の耐震化の取り組みを加速させております。
 このような取り組みは、平成二十五年二月に策定した東京水道経営プラン二〇一三で既に明らかにしているとおりであり、計画的に推進しているところでございます。
 説明は以上でございます。よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。

○桜井委員長 説明は終わりました。
 本件について発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○桜井委員長 発言がなければ、本件は下水道局所管分もございますので、決定は下水道局所管分の審査の際に行い、ただいまのところは継続審査といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○桜井委員長 異議なしと認めます。よって、請願二五第六号の三は継続審査といたします。
 以上で請願の審査を終わります。
 以上で水道局関係を終わります。

○桜井委員長 これより下水道局関係に入ります。
 初めに、理事者から報告の申し出がありますので、これを聴取いたします。

○熊谷経理部長 工事の請負契約につきましてご報告申し上げます。
 恐れ入りますが、お手元の資料1、工事請負契約の締結についてをごらんいただきたいと存じます。
 今回ご報告申し上げますのは、平成二十五年二月一日から平成二十五年四月三十日までの間に締結した予定価格九億円以上の工事請負契約八件でございます。
 恐れ入りますが、一ページをお開き願います。総括表をお示ししてございます。この総括表によりましてご説明させていただきます。
 いずれも、区部の下水道工事でございます。
 まず、土木工事のうち幹線工事といたしましては、全二件で、合計四十八億五百余万円でございます。
 このうち、立会川幹線雨水放流管工事は、品川区、大田区及び世田谷区の一部の雨水を収容する立会川幹線雨水放流管を施行するものでございます。
 王子西一号幹線その二工事は、北区の一部の雨水を収容する王子西一号幹線を施行するものでございます。
 枝線工事といたしまして、練馬区南大泉一、三丁目付近枝線工事、契約金額十四億六千七百余万円、一件でございます。この工事は、練馬区南大泉一、三丁目付近の雨水を収容するため施行するものでございます。
 処理場工事といたしまして、芝浦水再生センター再構築に伴う整備工事、契約金額八億七千九百余万円、一件でございます。この工事は、同センターの再構築に伴い、旧汚泥処理工場跡地を整備するものでございます。
 ポンプ所工事といたしましては、全二件で、合計百十四億九千九百余万円でございます。
 このうち、千住関屋ポンプ所建設その二工事は、足立区の一部の雨水流出量増大に対応するため、同ポンプ所の躯体を築造するものでございます。
 江東ポンプ所江東系ポンプ棟建設工事は、木場ポンプ所等の流域の雨水流出量増大に対応するため、同ポンプ所内に江東系ポンプ棟を築造するものでございます。
 次に、設備工事といたしましては、全二件で、合計二十一億一千余万円でございます。
 このうち、浮間水再生センター電力貯蔵設備工事は、同センターの安定した下水処理機能を確保するため、電力貯蔵設備等を施行するものでございます。
 葛西水再生センター汚泥焼却電気設備その四工事は、別途施行中の汚泥焼却設備工事に伴い、必要となる電気設備工事を施行するものでございます。
 以上、八件の契約金額の合計は、一番下の欄にございますとおり、二百七億六千二百余万円でございます。
 右側のページに、それぞれの年度別内訳をお示ししてございます。
 なお、八件の契約方法は、一般競争入札によるものが六件、随意契約によるものが二件でございます。
 随意契約により契約いたしましたものは、王子西一号幹線その二工事及び千住関屋ポンプ所建設その二工事でございます。
 王子西一号幹線その二工事は、前回工事に継続してシールド工事を施行するものであり、工期の短縮及び経済的有利性が見込めること、また、千住関屋ポンプ所建設その二工事は、前回工事に継続して、同ポンプ所の下部躯体を施行するものであり、躯体の一貫した品質管理や施行管理が必要となることから、それぞれ随意契約により契約したものでございます。
 三ページ目以降には、それぞれの工事ごとの契約内容及び入札結果等の詳細を掲げてございますので、ご参照いただきたいと存じます。
 以上で、簡単ではございますが、工事の請負契約についての報告を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

○桜井委員長 報告は終わりました。
 これより本件に対する質疑を行います。
 発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○桜井委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
 本件に対する質疑はこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○桜井委員長 異議なしと認め、本件に対する質疑は終了いたしました。

○桜井委員長 次に、請願の審査を行います。
 二五第六号の三、都市計画道路補助第二九号線の事業化の白紙撤回と住民参加の防災街づくりに関する請願を議題といたします。
 理事者の説明を求めます。

○小山総務部長 それでは、請願二五第六号の三につきましてご説明申し上げます。
 お手元の資料、請願・陳情審査説明表をお開き願います。
 この請願は、住民の暮らしと安全・環境を守る会代表原田泰雄さん外千五百人の方から提出されたものでございます。
 請願の要旨は、道路建設に莫大な税金を費やすより、命とまちを守ることに即役立つ施策である下水道の耐震工事を徹底していただきたいという内容でございます。
 この請願に関する現在の状況でございますが、当局では、これまでも避難所や災害拠点病院などからの排水を受け入れる下水道管の耐震化を実施しておりまして、対象とする約二千五百カ所を二年前倒しして、平成二十五年度までに完成させる予定となってございます。
 今後は、ターミナル駅や災害復旧の拠点など約一千カ所へと対象を拡大いたしまして、平成三十一年度までの完了を目指すとともに、地区内残留地区においても対策を実施してまいります。
 また、水再生センターやポンプ所などの耐震化につきましては、想定されます最大級の地震動に対し、水をくみ上げる揚水、簡易処理及び消毒など震災時においても必ず確保すべき機能につきまして、平成三十一年度までに対策を完了させるとともに、耐水化につきましては、最大津波高さに対し、電気設備などへの浸水を防ぐ耐水対策を平成二十八年度までにおおむね完了させる予定でございます。
 このような取り組みは、既に公表いたしました東京都下水道事業経営計画二〇一三に位置づけておりまして、引き続き、お客様の安全・安心で快適な生活を支えるために、積極的に推進してまいります。
 説明は以上でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○桜井委員長 説明は終わりました。
 本件について発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○桜井委員長 発言がなければ、これより採決を行います。
 本件は、起立により採決いたします。
 本件は、趣旨採択とすることに賛成の方はご起立願います。
   〔賛成者起立〕

○桜井委員長 起立少数と認めます。よって、請願二五第六号の三は不採択と決定いたしました。
 以上で請願の審査を終わります。
 以上で下水道局関係を終わります。
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時二十六分散会

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