公営企業委員会速記録第七号

平成二十三年九月十五日(木曜日)
第十委員会室
   午後一時開議
 出席委員 十二名
委員長田中たけし君
副委員長柳ヶ瀬裕文君
副委員長長橋 桂一君
理事山内れい子君
理事鈴木 章浩君
理事泉谷つよし君
きたしろ勝彦君
矢島 千秋君
尾崎 大介君
相川  博君
鈴木貫太郎君
馬場 裕子君

 欠席委員 なし

 出席説明員
交通局局長野澤 美博君
次長中村  靖君
総務部長宮川  昭君
職員部長廣瀬 秀樹君
資産運用部長室星  健君
電車部長小泉  健君
自動車部長土岐 勝広君
車両電気部長石井 明彦君
建設工務部長廣木 良司君
企画担当部長広瀬 健二君
安全管理担当部長新名  丘君
バス事業経営改善担当部長岡本 恭広君
技術調整担当部長奥津 佳之君
技術管理担当部長川合 康文君
水道局局長増子  敦君
次長森 祐二郎君
総務部長福田 良行君
職員部長松宮 庸介君
経理部長松丸 俊之君
サービス推進部長高原 俊幸君
浄水部長酒井  晃君
給水部長今井 茂樹君
建設部長木村 康則君
企画担当部長黒沼  靖君
サービス企画担当部長吉野  明君
設備担当部長佐久間 勝君
多摩水道改革推進本部本部長吉田  永君
調整部長古澤健太郎君
施設部長佐々木史朗君
技術調整担当部長田村 聡志君
下水道局局長松田 二郎君
技監小川 健一君
総務部長石原 清次君
職員部長小山 哲司君
経理部長須田  潔君
計画調整部長黒住 光浩君
施設管理部長渡辺志津男君
建設部長野村 俊夫君
企画担当部長熊谷  透君
技術開発担当部長中里  隆君
施設管理担当部長永野  実君
流域下水道本部本部長松浦 將行君
管理部長安藤  博君
技術部長堀内 清司君

本日の会議に付した事件
 水道局関係
報告事項(説明・質疑)
・契約の締結について
 下水道局関係
報告事項(説明・質疑)
・契約の締結について
 交通局関係
報告事項
・私債権の放棄について(説明)
・契約の締結について(説明・質疑)
陳情の審査
(1)二三第三二号 都営地下鉄における男性専用車両の導入に関する陳情

○田中委員長 ただいまから公営企業委員会を開会いたします。
 初めに、謹んでご報告申し上げます。
 樺山たかし委員におかれましては、去る七月一日、ご逝去されました。
 故樺山たかし委員は、都議会議員在職十八年中七年間、特に、ここ最近の六年間は連続して公営企業委員会委員としてご活躍されました。まことに哀悼痛惜の念にたえません。
 故樺山たかし委員のご冥福をお祈りし、黙祷をささげたいと思います。
 ご起立願います。
 黙祷。
   〔全員起立、黙祷〕

○田中委員長 黙祷を終わります。ご着席願います。

○田中委員長 次に、議席について申し上げます。
 議席につきましては、ただいまご着席のとおりといたしたいと思います。ご了承願います。

○田中委員長 次に、会期中の委員会日程について申し上げます。
 先ほどの理事会におきまして、お手元配布の日程のとおり申し合わせました。ご了承願います。
 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、所管三局の報告事項の聴取及び交通局関係の陳情審査を行います。
 なお、本日は、私債権の放棄についての報告事項につきましては、説明を聴取した後、資料要求をすることにとどめ、質疑は会期中の委員会で行い、契約の締結についての報告事項につきましては、説明を聴取した後、質疑終了まで行います。ご了承願います。
 これより水道局関係に入ります。
 初めに、先般の人事異動に伴い、局長及び幹部職員の交代がありましたので、水道局長よりあいさつ並びに幹部職員の紹介があります。
 水道局長に就任いたしました増子敦君をご紹介いたします。

○増子水道局長 去る七月十六日付で水道局長を拝命いたしました増子敦でございます。
 田中委員長を初め委員の皆様方には、日ごろより当局事業につきましてご理解とご支援を賜り、厚く御礼を申し上げます。
 水道局では、将来にわたり、都民の安全・安心を守るべく、より安全度の高い水道システムを構築し、安全でおいしい水を安定的に供給するため、全力を挙げて取り組んでおります。
 お客様に喜ばれる水道の実現を目指し、局一丸となって職責を果たしてまいる所存でございます。
 委員長を初め委員の皆様方には、引き続き一層のご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
 それでは、先般の人事異動によりまして、当局の幹部職員に異動がございましたので、紹介させていただきます。
 多摩水道改革推進本部長の吉田永でございます。総務部長の福田良行でございます。経理部長の松丸俊之でございます。浄水部長の酒井晃でございます。給水部長の今井茂樹でございます。建設部長の木村康則でございます。企画担当部長の黒沼靖でございます。サービス企画担当部長の吉野明でございます。設備担当部長の佐久間勝でございます。多摩水道改革推進本部調整部長の古澤健太郎でございます。多摩水道改革推進本部技術調整担当部長の田村聡志でございます。
 どうぞよろしくお願い申し上げます。
   〔理事者あいさつ〕

○田中委員長 あいさつ並びに紹介は終わりました。

○田中委員長 次に、理事者から報告の申し出がありますので、これを聴取いたします。

○松丸経理部長 工事請負契約につきまして、お手元の資料1、契約締結報告書によりご報告申し上げます。
 本日ご報告申し上げるものは、平成二十三年五月一日から平成二十三年七月三十一日までの間に契約を締結いたしました予定価格が一件九億円以上の工事請負契約五件でございます。
 一ページをお開きください。本日ご報告申し上げます契約五件の総括表でございます。
 以下順次、契約の概要についてご説明申し上げます。
 二ページをお開き願います。この契約は、金町浄水場送配水ポンプ所(仮称)築造に伴う弁製作及び運搬工事でございます。
 工事の内容は、送配水施設整備事業の一環として、金町浄水場に築造いたします送配水ポンプ所に設置する弁の製作及び運搬を施行するものでございます。
 契約の方法は一般競争入札、契約金額は十億八千九百二十七万一千五十円、契約の相手方は株式会社クボタでございます。
 入札経過につきましては三ページに、施工場所の図面につきましては四ページにございますので、ご参照いただきたいと存じます。
 五ページをお開き願います。この契約は、葛飾区青戸五丁目地先から同区高砂六丁目地先間配水本管新設工事でございます。
 工事の内容は、送配水施設整備事業の一環といたしまして、葛飾区青戸五丁目二十一番地先から同区高砂六丁目十三番地先間において内径一三五〇ミリメートルの配水本管新設工事をシールド工法、推進工法及び開削工法により施行するものでございます。
 契約の方法は一般競争入札、契約金額は十三億七千五十二万三千円、契約の相手方は清水・不動テトラ建設共同企業体でございます。
 入札経過につきましては六ページに、施工場所の図面につきましては七ページにございますので、ご参照いただきたいと存じます。
 八ページをお開き願います。この契約は、金町浄水場高度浄水施設(三期)生物活性炭吸着池活性炭製造及び敷込み工事でございます。
 工事の内容は、水源及び浄水施設整備事業の一環として築造いたします高度浄水施設(三期)生物活性炭吸着池内に活性炭層を形成するため、粒状活性炭の製造及び敷き込みを施行するものでございます。
 契約の方法はWTO一般競争入札、契約金額は二十二億七千八百五十万円、契約の相手方は荏原エンジ・日本エンバイロ建設共同企業体でございます。
 入札経過につきましては九ページに、施工場所の図面につきましては一〇ページにございますので、ご参照いただきたいと存じます。
 一一ページをお開き願います。この契約は、三郷浄水場高度浄水施設(二期)オゾン設備等設置工事でございます。
 工事の内容は、水源及び浄水施設整備事業の一環として築造する高度浄水施設(二期)内に、オゾン設備及びこれに関連する電気設備、監視制御設備を設置するとともに、高度浄水施設(一期)の監視制御設備の更新工事を施行するものでございます。
 契約の方法はWTO一般競争入札、契約の金額は三十二億五千五百万円、契約の相手方は株式会社東芝でございます。
 入札経過につきましては一二ページに、工事施工場所の図面につきましては一三ページにございますので、ご参照いただきたいと存じます。
 一四ページをお開き願います。本契約は、杉並区本天沼一丁目地先から同区成田東四丁目地先間配水本管新設工事でございます。
 工事の内容は、送配水施設整備事業の一環として、杉並区本天沼一丁目二十八番地先から同区成田東四丁目十番地先間において、内径六〇〇ミリメートルの配水本管の新設工事を推進工法及び開削工法により施行するものでございます。
 契約の方法は一般競争入札、契約金額は九億一千八百六万四千三百五十円、契約の相手方は西松建設株式会社でございます。
 入札経過につきましては一五ページに、施工場所の図面につきましては一六ページにございますので、ご参照いただきたいと存じます。
 以上、簡単ではございますが、ご報告申し上げます。よろしくお願いいたします。

○田中委員長 報告は終わりました。
 これより本件に対する質疑を行います。
 発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○田中委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
 本件に対する質疑はこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○田中委員長 異議なしと認め、報告事項に対する質疑は終了いたしました。
 以上で水道局関係を終わります。

○田中委員長 これより下水道局関係に入ります。
 初めに、先般の人事異動に伴い、幹部職員の交代がありましたので、松田下水道局長より紹介があります。

○松田下水道局長 七月十六日付と八月一日付の人事異動によりまして、当局幹部職員に異動がございましたので、紹介をさせていただきます。
 流域下水道本部長の松浦將行でございます。計画調整部長の黒住光浩でございます。施設管理部長の渡辺志津男でございます。建設部長の野村俊夫でございます。技術開発担当部長の中里隆でございます。流域下水道本部技術部長の堀内清司でございます。
 以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
   〔理事者あいさつ〕

○田中委員長 紹介は終わりました。

○田中委員長 次に、理事者から報告の申し出がありますので、これを聴取いたします。

○須田経理部長 工事の請負契約につきまして、ご報告申し上げます。
 恐れ入りますが、お手元の資料1、工事請負契約の締結についてをごらんいただきたいと存じます。
 今回ご報告申し上げますのは、平成二十三年五月一日から七月三十一日までの間に締結した予定価格九億円以上の工事請負契約十件でございます。
 恐れ入りますが、一ページをお開き願います。総括表をお示ししてございます。この総括表によりまして、ご説明させていただきます。
 まず、区部の下水道工事でございます。
 土木工事のうち幹線工事といたしましては、第二溜池幹線及び勝どき幹線その二工事、契約金額五十一億二千四百万円、一件でございます。
 この工事は、千代田区、中央区、港区、新宿区の一部の雨水を収容し、当該地域の浸水対策を図るため施行するものでございます。
 枝線工事といたしましては、全三件で、合計三十四億五百余万円でございます。
 このうち、荒川区荒川二、五丁目付近再構築その二工事は、荒川区荒川地区の既設管渠の雨水排除能力の増強を図るため施行するものでございます。
 中央区銀座八丁目、港区東新橋一丁目付近整備工事は、千代田区、中央区、港区の一部の雨水の流下先を変更するため施行するものでございます。
 足立区島根三、四丁目付近枝線工事は、足立区島根地区の汚水を収容するため施行するものでございます。
 処理場工事といたしましては、全二件で、合計九十二億九千九百余万円でございます。
 このうち、芝浦水再生センター雨天時貯留池建設その三工事は、同センターに流集する初期雨水を貯留し、放流先の水質改善を図るため、合流改善施設である雨天時貯留池を築造するものでございます。
 東部汚泥処理プラント護岸耐震補強工事は、東日本大震災によって被害を受けた東部汚泥処理プラント護岸を復旧するとともに耐震化するため、施行するものでございます。
 以上、土木工事六件の契約金額の合計は百七十八億二千九百余万円でございます。
 次に、設備工事といたしましては、全二件で、合計三十七億二千七百余万円でございます。
 いずれも水再生センターの非常時における運転電力を供給する自家用発電設備に係る工事であり、芝浦水再生センター発電設備再構築その三工事は、同設備が老朽化したため再構築するもの、また、東尾久浄化センター発電設備工事は、同設備を新設するものでございます。
 以上、区部下水道工事の合計は八件で、契約金額の合計は二百十五億五千七百余万円でございます。
 続きまして、流域下水道工事でございます。
 土木工事といたしましては、浅川水再生センター水処理施設その七工事、契約金額八億四千九百余万円、一件でございます。
 この工事は、高度処理推進のため同センターの水処理施設第四系列の土工、仮設工及び反応槽躯体を築造するものでございます。
 設備工事といたしましては、浅川水再生センター汚泥焼却設備改良工事、契約金額十二億七百余万円、一件でございます。
 この工事は、同センターに設置されている汚泥焼却設備の延命化及び環境負荷の低減を図るため、焼却設備を改良するものでございます。
 以上十件の契約金額の合計は、一番下の欄にございますとおり、二百三十六億一千四百余万円でございます。
 右側のページに、それぞれの年度別内訳をお示ししてございます。
 なお、十件の契約方法は、一般競争入札によるものが五件、随意契約によるものが五件でございます。
 随意契約といたしました五件の理由は、それぞれ第二溜池幹線及び勝どき幹線その二工事及び荒川区荒川二、五丁目付近再構築その二工事は、いずれも現在施行中の工事に継続して、シールド工事を施行するものであり、工期の短縮化及び経済的有利性が見込めること、中央区銀座八丁目、港区東新橋一丁目付近整備工事は、周辺地域に立て坑基地の確保が困難であることから、現在施行中の関連工事の発進立て坑や坑内設備を共用して施行する必要があること、 芝浦水再生センター雨天時貯留池建設その三工事は、同センターの第一期再構築事業として雨天時貯留池の上部に建築する合築ビルの事業者との基本協定に基づき建設するものであること、東部汚泥処理プラント護岸耐震補強工事は、東日本大震災によって被害を受けた同護岸について、被害のさらなる拡大を防ぎ早急に復旧を行う必要があること等の理由によるものでございます。
 三ページ目以降には、それぞれの工事の契約内容及び入札結果等の詳細を掲げてございますので、ご参照いただきたいと存じます。
 以上で簡単ではございますが、工事の請負契約についての報告を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

○田中委員長 報告は終わりました。
 これより本件に対する質疑を行います。
 発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○田中委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
 本件に対する質疑はこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○田中委員長 異議なしと認め、報告事項に対する質疑は終了いたしました。
 以上で下水道局関係を終わります。

○田中委員長 これより交通局関係に入ります。
 初めに、先般の人事異動に伴い、局長及び幹部職員の交代がありましたので、交通局長よりあいさつ並びに幹部職員の紹介があります。
 交通局長に就任いたしました野澤美博君をご紹介いたします。

○野澤交通局長 平成二十三年七月十六日付で交通局長を拝命いたしました野澤美博でございます。田中委員長を初め委員の皆様には、平素より当局事業に深いご理解とご支援を賜りまして厚く御礼申し上げます。
 交通局を取り巻きます事業環境は厳しいものがございますけれども、事業運営に当たりましては、東京の都市活動、都民生活を支える公共交通機関といたしまして、お客様から信頼され支持される都営交通を目指し、安全の確保を最優先に、サービスの向上と、たゆみない経営改善に取り組んでまいる所存でございます。
 委員の皆様におかれましては、今後ともより一層のご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
 続きまして、平成二十三年七月十六日付、並びに八月一日付の人事異動によりまして、当局幹部職員に異動がございましたので、ご紹介させていただきます。
 次長の中村靖でございます。総務部長の宮川昭でございます。職員部長の廣瀬秀樹でございます。資産運用部長の室星健でございます。電車部長の小泉健でございます。車両電気部長の石井明彦でございます。企画担当部長の広瀬健二でございます。安全管理担当部長の新名丘でございます。技術調整担当部長の奥津佳之でございます。
 続きまして、当委員会との連絡に当たります財務課長の稲垣敦子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
   〔理事者あいさつ〕

○田中委員長 あいさつ並びに紹介は終わりました。

○田中委員長 次に、理事者から報告の申し出がありますので、これを聴取いたします。
 初めに、私債権の放棄について報告を聴取いたします。

○室星資産運用部長 東京都債権管理条例第十三条に基づき、交通局が平成二十二年度に実施いたしました私債権の放棄についてご報告させていただきます。
 資料1をごらんください。
 平成二十二年度に放棄した私債権は、貨物車被追突に係る損害賠償金で金額は二十万円でございます。
 当該債権は、貨物自動車が都営バス後部に追突した自動車事故に係る損害賠償金で、平成十七年度に発生し、債務の履行が滞っている債権でございます。債務者に対し、催告、各種調査など徴収に向けて鋭意努力を重ねてまいりましたが、実質的に回収不能となっております。
 また、当該債権は、消滅時効に係る時効期間が平成二十年度に経過している一方で、債務者である法人については、事実上、法人としての実体がなく、また、代表者は行方不明であり、時効援用の確認を得ることができないため、平成二十三年三月に私債権を放棄したところでございます。
 以上で報告を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。

○田中委員長 報告は終わりました。
 この際、資料要求のある方は発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○田中委員長 なければ、資料要求はなしと確認させていただきます。

○田中委員長 次に、契約の締結について報告を聴取いたします。

○室星資産運用部長 お手元の資料2、契約締結報告書に基づきまして、平成二十三年五月一日から七月三十一日までの間に契約を締結いたしました予定価格が九億円以上の製造請負契約一件についてご説明申し上げます。
 一ページをお開き願います。ご報告申し上げます契約の総括表でございます。
 以下、契約の概要についてご説明申し上げます。
 二ページをお開き願います。この契約は、総合指令通信卓ほか通信設備製造でございます。
 本件は、現在の運輸指令及び電気指令の機能を集約した総合指令から、局内関係部署への一斉指示や他の鉄道会社への直通連絡などを行うため、通信設備を製造するものでございます。
 契約の方法は、指名競争入札、契約金額は六億六千九百九十万円、契約の相手方は日本電気株式会社でございます。
 入札経過につきましては三ページに記載してございます。
 以上で報告を終わらせていただきます。よろしくお願い申し上げます。

○田中委員長 報告は終わりました。
 これより本件に対する質疑を行います。
 発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○田中委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
 本件に対する質疑はこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○田中委員長 異議なしと認め、本件に対する質疑は終了いたしました。

○田中委員長 次に、陳情の審査を行います。
 二三第三二号、都営地下鉄における男性専用車両の導入に関する陳情を議題といたします。
 理事者の説明を求めます。

○小泉電車部長 整理番号一、陳情二三第三二号、都営地下鉄における男性専用車両の導入に関する陳情についてご説明申し上げます。
 この陳情は、港区にお住まいの丸橋さんから提出されたものでございます。
 陳情の要旨は、第一に、男性利用客が懸念を示している痴漢冤罪という社会問題に対し、鉄道事業者が行うべき対策として、都営地下鉄において、男性客が安心して通勤通学できるよう、都営新宿線に男性等に配慮した男性専用車両を導入すること。
 第二に、他事業者に先駆けて、性別によって待遇差をつけることがない適正な運用を示すこと。
 以上、二点でございます。
 現在の状況について説明させていただきます。
 東京都交通局では、国土交通省や首都圏の鉄道事業者と協議の上、平成十七年五月から、都営新宿線の朝ラッシュ時間帯に女性専用車両を一両導入したところです。一方、男性専用車両については、女性専用車両の導入の際と異なり、社会的な強い要望や監督官庁の動きがなく、現在のところ導入している事業者もないことから、交通局では導入を考えておりません。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○田中委員長 説明は終わりました。
 本件について発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○田中委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
 本件は、不採択とすることにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○田中委員長 異議なしと認めます。よって、陳情二三第三二号は不採択と決定いたしました。
 以上で陳情の審査を終わります。
 以上で交通局関係を終わります。
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時三十分散会

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