公営企業委員会速記録第八号

平成十四年十月三日(木曜日)
第十委員会室
   午後一時三分開議
 出席委員 十二名
委員長土持 正豊君
副委員長松村 友昭君
理事初鹿 明博君
理事東野 秀平君
理事高島なおき君
福士 敬子君
串田 克巳君
中西 一善君
高橋かずみ君
青木 英二君
中山 秀雄君
田中 晃三君

 欠席委員 一名

 出席説明員
交通局局長松尾  均君
次長金安  進君
総務部長久保田経三君
水道局局長飯嶋 宣雄君
次長野田 一雄君
総務部長甘利 鎭男君
職員部長東岡 創示君
経理部長松井 庸司君
営業部長中村 重利君
浄水部長本山 智啓君
給水部長御園 良彦君
建設部長松田 恵一君
参事鈴木 孝三君
参事伊藤  豊君
参事六車 一正君
多摩水道改革推進本部本部長鈴木 三夫君
調整部長二階堂信男君
施設部長田口  靖君
技術調整担当部長滝沢 優憲君
下水道局局長鈴木  宏君
次長二村 保宏君
総務部長馬場 正明君
職員部長三浦  茂君
経理部長内村 修三君
業務部長谷村  隆君
計画調整部長大矢 爽治君
技術開発担当部長中里 卓治君
施設管理部長佐伯 謹吾君
建設部長串山宏太郎君
流域下水道本部本部長前田 正博君
管理部長時田 公夫君
技術部長中村 益美君

本日の会議に付した事件
 下水道局関係
  報告事項(説明・質疑)
  ・契約の締結について
 水道局関係
  報告事項(説明・質疑)
  ・一・四−ジオキサンへの対応について
 請願陳情の継続審査について
 特定事件の継続調査について

○土持委員長 ただいまから公営企業委員会を開会いたします。
 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、下水道局及び水道局関係の報告事項の聴取並びに請願陳情及び特定事件の閉会中の継続審査及び調査の申し出の決定を行います。
 なお、報告事項につきましては、本日説明を聴取した後、質疑終了まで行いますので、ご了承願います。
 これより下水道局関係に入ります。
 初めに、先般の人事異動に伴い、幹部職員の交代がありましたので、鈴木下水道局長から紹介があります。

○鈴木下水道局長 七月十六日付の人事異動によりまして、当局幹部職員に異動がございましたので、紹介させていただきます。
 次長の二村保宏君でございます。流域下水道本部長の前田正博君でございます。経理部長の内村修三君でございます。業務部長の谷村隆君でございます。技術開発担当部長の中里卓治君でございます。施設管理部長の佐伯謹吾君でございます。流域下水道本部管理部長の時田公夫君でございます。同じく技術部長の中村益美君でございます。また、四月一日付人事異動によりまして、連絡員に異動がございましたので、紹介させていただきます。理財課長の須田潔君でございます。
 以上でございます。よろしくお願いいたします。
〔理事者あいさつ〕

○土持委員長 紹介は終わりました。

○土持委員長 次に、理事者から報告の申し出がありますので、これを聴取いたします。

○内村経理部長 工事の請負契約につきましてご報告申し上げます。
 恐れ入りますが、お手元の資料、工事請負契約の締結についてをごらんいただきたいと存じます。
 今回ご報告申し上げますのは、平成十四年四月一日から七月三十一日までの間の、予定価格九億円以上の工事請負契約二件でございます。いずれも区部の下水道工事となっております。
 恐れ入りますが、一ページをお開き願います。総括表をお示ししてございます。この総括表によりましてご説明させていただきます。
 まず、土木工事でございますが、下水道管渠の枝線工事といたしまして、杉並区堀ノ内一、二丁目付近枝線工事、十四億二千二百余万円の一件でございます。
 この工事は、地域の雨水を収容し、浸水被害を軽減するために施行するものでございます。
 続いて設備工事でございます。設備工事といたしましては、森ヶ崎処理場併設東糀谷ポンプ所電気設備その七工事、十一億六千三百余万円の一件でございます。
 この工事は、羽田ポンプ所及び雑色ポンプ所を遠方監視制御するための電気設備並びに東糀谷ポンプ所等の諸設備の運転に必要な電気設備を施行するものでございます。
 土木工事と設備工事の契約金額の総合計でございますが、一番下の合計の欄にございますとおり、二件で二十五億八千六百余万円でございます。
 両工事とも、二カ年度にわたる工事となっておりまして、右側のページにそれぞれの年度別内訳をお示ししてございます。
 なお、両工事とも、一般競争入札による契約でございます。
 三ページ以降には、それぞれの工事ごとの契約内容及び入札結果等の詳細を掲げてございますので、ご参照いただきたいと存じます。
 以上で、簡単ではございますが、契約事項の報告を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

○土持委員長 報告は終わりました。
 ただいまの報告に対し、質問等があればご発言願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○土持委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
 本件に対する質疑はこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○土持委員長 異議なしと認めます。
 よって、報告に対する質疑は終了いたしました。
 以上で下水道局関係を終わります。

○土持委員長 これより水道局関係に入ります。
 理事者から報告の申し出がありますので、これを聴取いたします。

○滝沢技術調整担当部長 一・四−ジオキサンへの対応につきましてご報告申し上げます。お手元に配布してございます資料1をごらんいただきたいと存じます。
 現在、世界保健機関におきまして、飲料水水質ガイドラインの改定作業が進められており、この中で人に対して発がん性を示す可能性がある物質として、一・四−ジオキサンが新たなガイドラインの対象項目として検討されている状況にございます。
 このような状況を踏まえ、当局では、すべての浄水場におきまして実態調査を実施いたしました。この結果、多摩地区にございます二カ所の小規模浄水所において、一定濃度を超えていることが確認されました。
 一・四−ジオキサンは、密度や沸点が水に近く、また水に非常によく溶けるといった性質を有しており、通常の浄水処理では対応することが困難な物質であります。このため、当該二カ所の浄水所のすべての水源井戸を休止しますとともに、この浄水所が供給しておりました区域への給水を、他の浄水場からの給水に変更するといった措置を、本年八月十四日に実施いたしました。
 今回の措置は、一・四−ジオキサンに関しまして、現段階では水道水の水質基準等が定められていないものの、より安全な水道水をお客様に供給するといった観点から、予防的に実施し、万全を期したものでございます。
 資料中、1及び2に実態調査の結果並びに休止しました立川市内の二カ所の浄水所につきまして記載してございますので、ご参照ください。
 以上、簡単ではございますが、ご報告申し上げます。よろしくお願いいたします。

○土持委員長 報告は終わりました。
 ただいまの報告に対し、質問等があれば発言願います。

○福士委員 それでは、今回の一・四−ジオキサンの対応は、素早い対応をしていただいているようなので、確認の意味を込めて何点か質問させていただくだけでございますので……。
 まずこれは、WHOで一・四−ジオキサンは飲料水の水質ガイドラインの検討項目として検討されているというところで調査を始められているようですが、水道局ではこの検討をいつから始められたのか、ちょっとお伺いをしておきたいと思います。

○本山浄水部長 水道局では、一・四−ジオキサンに関する国の研究会に参加をしておりまして、その作業に協力してまいりました。この研究会で得られた情報をもとに、平成十二年度から実態調査を開始いたしました。

○福士委員 水道局が八月十四日にプレス発表された資料を拝見しますと、実態調査期間は十二年度から十四年度の実施となっていますね。その中で最高値とか最低値とかというのが挙げられているわけですが、今回配水系統の変更が行われているのが十四年度ということで、この間どういうような調査の進められ方をなさったのか、お伺いします。

○本山浄水部長 国の研究会で統一された分析方法に基づきまして、平成十二年度、十三年度に、主として表流水を源水とする主要浄水場の十一カ所につきまして実態調査を行いました。平成十四年度に、引き続いて地下水を主体とする多摩地区小規模浄水所六十カ所における調査を行ったものでございます。

○福士委員 見つけられてから本当にすぐに対応されたという意味では大変結構なことだと思いますけれども、今回、このWHOとか米国環境保護庁の研究等を参考に、発がんリスクを三〇マイクログラム・パー・リットルという形で目安として、それで予防的な措置を講じたというふうに書かれてありましたけれども、WHOの飲料水水質ガイドライン、それから日本における水道水質基準等の改定は、大体どのぐらいの状況になるのか、今後の予定についてちょっとお伺いをしておきます。

○本山浄水部長 世界保健機関、WHOでございますが、この飲料水水質ガイドラインにつきましては、平成十五年二月を目途に改定作業が進められているというふうに聞いております。
 また、我が国におきます水道水質基準等につきましては、本年七月に厚生労働大臣が厚生科学審議会に、水質基準の見直しを行うことなどにつきまして諮問をしておりまして、平成十五年七月ごろには答申がなされる予定となっております。この答申などを踏まえまして、厚生労働省におきまして、水道水質基準の改正などの検討が進められるものと聞いております。

○福士委員 もう一つ、これは水道局ではなくて環境局の資料を拝見していますと、今後も周辺井戸については、地下水を調査して原因究明に努めるというふうになっておりましたし、そういうことであれば、環境局との連携をよくよくとっていただきたいというふうに思うんですが、その辺のところはどういうふうになっていくのか、お伺いします。

○本山浄水部長 水道水源水質に関しましては、これまでも環境局と情報交換を密に行いまして、連携を図ってきたところでございます。
 今回の一・四−ジオキサンにつきましても、当局からの実態調査結果の提供に基づきまして、現在、環境局で原因究明の調査を実施しておるところでございます。
 当局といたしましては、今後とも水質監視等に努めるとともに、環境局など関係機関との情報連絡をより密にし、安全な水道水の供給に万全を期していきたいと考えております。

○福士委員 今回、実態調査で検討されている段階で、素早く水道水の供給をとめて、別のルートからきちんと安全な水を持ってくるという対応をなされて、私も大変結構なことだと思いますし、これでこそ都民が安心して暮らせるということになるわけですが、厄介なことに、これ、何か対応のしようがないということと、それから非常に分離させることも難しいような物質みたいですが、今後ともこういう素早い対応というものを、ぜひ安全な水の供給に向けてやっていただきたいというふうに思いますし、大変だとは思いますけれども、環境局と協力して、この水を閉じ込めるだけでいいのかなというふうに、ちょっと気になる部分もございますので、処理方法についても国を挙げてというか、これは全世界的にということになるんでしょうけれども、協力して進めていただくようにお願いして、質問を終わります。

○松村委員 今のご答弁を聞いて、何点か私も聞いておきたいんですが、このWHO、世界保健機関が現在対象項目として挙げているのは、みんな水道局としてもチェック−−何項目ぐらいあるんですか。チェックされているんですか。
 それと、新たにこのWHOも平成十五年二月をめどに改定していく、そういう中で今の一・四−ジオキサンが検討対象に入っているということで、素早い対応があったということの答弁を聞きましたけれども、その点についてもちょっと伺いたいと思います。

○本山浄水部長 WHOの飲料水水質ガイドラインの項目でございますけれども、およそ百二十項目ございまして、我が国の水道水質基準も農薬等を含めますとほぼ百二十ございますので、同様の項目でございます。私ども水道局は、これらの項目につきまして、慎重なチェックをしながら安定給水に努めておるところでございます。
 そういう中で今回は、水道水質基準に定められておりませんけれども、検討の項目として挙がってきたということでこれを調査し、今回のような措置をとったものでございます。

○松村委員 水道水に発がん性、クエスチョンがついていますけれども、物質かというようなことで、三千五百世帯供給切りかえというのでマスコミでも大きく取り上げられて、非常に関心もあるところなので、私も改めてジオキサンについて、ちょっとインターネットのホームページなどで見ましたら、環境庁が平成十年六月五日に、水環境を経由した多種多様な化学物質からの人の健康や生態系に有害な影響を与えるおそれを低減するため、あらかじめ系統的、効率的に対策を進める必要があるとの認識で、今後の調査を進める際に優先的に知見の集積を図るべき物質のリストとして、水環境保全に向けた取り組みのための要調査項目リストという、これ三百項目挙がっていて、今ずっと見て、この中にジオキサンが入っているということなんですけれども、直接水道水、飲料と、この水環境における人の健康や生態系に有害な影響を与えるというものは、直接リンクするものではないと思うんですけれども、環境庁がそういう意味では三百項目挙げているわけで、おいおいこういう知見があれしたら、WHOではありませんけれども、こういうジオキサンも当然飲料水のガイドラインにも含めて、今検討されているということですから、既にこれは平成十年ということで、非常に私も関心を呼んだし、都民も、今後有害なそういう物質が水源に入り込まないというか、入った場合に直ちにそれの対策がとれるということを期待しているわけなんですけれども、そこら辺の関係といいますか、もちろんこれは国を挙げてですけれども、環境庁のそういう三百項目、現在、そういう意味では水質ガイドラインのWHOとしては百二十項目ですけれども、この関係というか、どういうふうに私、都民の立場からとらえていったらいいのかという疑問というか、思ったんですけれども、その点についてはどうでしょうか。
 そういう動向も当然注目しながらも、水の安全性を水道局としても保持していくということになるんだろうというふうに思いますけれども、伺いたいと思います。

○本山浄水部長 今先生おっしゃいました調査は、旧環境庁が、水環境を経由して人の健康などに有害なおそれのあるものの比較的そのおそれは大きくはなく、リスクも不明であるけれども、今後知見の集積を図っていこうという観点から選定したものだというふうに、私ども認識をしております。
 この中から、水道としてどのような項目をどう考えたらいいのかということにつきましては、水道を所管いたします厚生労働省が研究会を立ち上げて、調査研究を進めております。当局としては、この中で情報交換、検討を行ってまいってきたところです。この中で一・四−ジオキサンの問題も扱われることとなりましたので、今回の対応をいたしたわけでございます。
 今後とも、水道所管の厚生労働省と密接な連携をとりまして、飲み水の安全性の確保ということで努力してまいりたいと考えております。

○松村委員 もう一点ですけれども、二つの浄水所をとにかく休止して切りかえたということで、市民のこの不安というか、そういう対応をとってくれたことについては安心もしていると思いますけれども、今後、この原因をやはりはっきり市民に明らかに、またそれは都民、国民ですけれども、大事だというふうに思うんです。
 それで例えば、六十カ所の小規模な地下水を利用されるところからの採取の中で高い最高値が出てきたということですけれども、ほかの数値はどういう数値なんですか。二つはこの資料にはありますけれども、三八、三六ということですけれども、ほかのあと五十八カ所についてもちょっとお知らせいただきたいと思います。

○本山浄水部長 今回調査いたしました六十カ所の浄水所の状況でございますけれども、最高値が三八マイクログラム・パー・リッターでございまして、平均値といたしましては二・二マイクログラム・パー・リッターでございまして、最低ではゼロという数値もございました。

○松村委員 ですから、この二カ所が非常に高いわけですけれども、明らかに何らかの原因で地下水に混入したということなので、その原因の解明ということが非常に大事だと思うんですよね。環境局とも連絡をして、この原因究明には努めているというふうに発表されておりますけれども、その後どのようなところまでわかったのでしょうか。

○本山浄水部長 この原因究明でございますけれども、当局といたしましては、休止いたしました水源について今後も水質監視を継続してまいります。原因の究明につきましては、地下水の汚染対策を所管いたします環境局が調査を行っておるところでございます。
 水道局といたしましては、これに協力をいたしまして、引き続きデータを環境局へ提供するなど、連携を密にして対応しておるところでございます。

○松村委員 一・四−ジオキサンについては、環境庁も全国の調査をやっている。私はインターネットから見たんですけれども、こんな三八や三六なんていうのはないですよね、発表されている時点の調査では。まさにここの二つの三八、三六というのが異常な数値だから、当然原因があって、長い年月がかけられて地下水に混入したとか、そういうのではない、やはり、素人的に見て考えられるというふうに思うんですよね。
 それで九月四日、環境局が一・四−ジオキサンに係る調査結果というのについて発表していますよね。
 その中では、一・四−ジオキサンの使用の可能性がある十五事業所の立入調査を行ったが、いずれも一・四−ジオキサン自体を使用した事実は把握できなかったと。結局原因がわからない、引き続き原因究明に努めるというんですけれども、私はそこで、市民からの声が挙がっていた中で、立川市議会でもそういう質疑や質問なんかあったというふうには聞いていますけれども、この十五事業所の中に、例えば日産村山工場とか、それからもう一つ、米軍立川基地がありますよね。
 こういうところの調査はどうなっているんだろうかという声があるんですけれども、何か水道局として環境局に原因究明を依頼していると思うんですけれども、そういうところの調査も、使っていないということで確認されているのでしょうか。

○本山浄水部長 環境局におきましては、ただいま先生おっしゃいましたように、立入調査を行ってその結果を発表しておりますけれども、私ども個々の事業所、どこの事業所に具体的にというところは、環境局から個別な項目につきましては把握をしておりません。引き続き原因究明、協力して行っていきたいということで申し入れをしているところでございます。

○松村委員 いずれも立入調査をした十五事業所は使用していないということですから、私も環境局に問い合わせたら、日産工場についてはもう今現在ないわけですけれども、環境局の方で聞いたそうです。そうしたらやはり、ジオキサンは使っていないということの電話確認があったということだけれども、米軍基地は当然調査していないんですよね。調査していないということでした。
 そういう点では私は都民の貴重な水源、地下水ですよね、これに対して水道局としても大事な水源として、今後もやはり保全して使っていくという立場をとっていられるというふうに思うんですけれども、では原因が究明できないということで、これずっと閉鎖しちゃうのか、この点についてはどうですか。これいつまで、どういう状態ならばこの二つの休止している浄水所を再開するのか、その点についても伺っておきたい。

○滝沢技術調整担当部長 休止した井戸の取り扱いについてでございますけれども、今回の措置につきましては、一・四−ジオキサンにつきまして国内の水道水質基準等の改正動向が明らかでない状況の中で、当局として予防的な措置として実施したものでございます。
 今後、水道水質基準等の改正動向が明らかになった時点で、休止した井戸の地下水水質状況、並びに安全な水道水を供給するという、そういう観点を踏まえまして、別途検討してまいりたいというふうに考えております。

○松村委員 最後に要望しておきますけれども、ジオキサンがそれほど有害でもなかったということで、ガイドラインから外れるとかいうことになったりとか、またはこの三八、三六という値が、その後環境局も引き続き、継続的な濃度変化を監視するというふうにいっておられますが、それがうんと下がってきた場合には大丈夫だということで再開できるかもしれません。
 それにしてもやはり、また同じように原因がわからなくて−−仮定の話ですよ、例えば、私が今前段で指摘したところからまたそういうのが使われて、地下水を汚染したらまたこれ大変なことですから、そういうところに市民の不安もあると思いますから、これは直接そういう権限は、立ち入りとか持っていないわけですし、当然やはり環境局などとやっていただくというか、協力のもとにやるべき課題でありますけれども、ぜひ都民の水の安全といいますか、安心とか、また貴重な水源を守る上でも、水道局としても引き続き関係機関に働きかけて、原因究明や、一日も早くこの休止状態が解消できるように努めていただきたいということを要望して終わります。

○土持委員長 ほかに発言がなければ、お諮りいたします。
 本件に対する質疑はこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○土持委員長 異議なしと認めます。
 よって、報告に対する質疑は終了いたしました。
 以上で水道局関係を終わります。

○土持委員長 次に、請願陳情及び特定事件についてお諮りいたします。
 本日まで決定を見ていない請願陳情並びにお手元配布の特定事件調査事項につきましては、それぞれ閉会中の継続審査及び調査の申し出をいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○土持委員長 異議なしと認め、そのように決定いたしました。
 なお、閉会中に、会議規則第六十条の規定に基づき委員の派遣が必要となった場合は、その取り扱いを委員長にご一任いただきたいと思います。ご了承お願いいたします。

○土持委員長 この際、所管三局を代表いたしまして、松尾交通局長から発言を求められておりますので、これを許します。

○松尾交通局長 公営企業三局を代表いたしまして一言ごあいさつ申し上げます。
 土持委員長初め委員の先生方におかれましては、昨年八月のご就任以来、数々のご指導、ご鞭撻をいただきましてまことにありがとうございました。
 私ども公営企業が行っております事業は、申し上げるまでもなく都民生活あるいは都市の活動にとりまして、欠かすことのできない重要な事業でございます。ご審議の過程で賜りました貴重なご意見、ご指摘をそれぞれの今後の事業執行に十分反映させ、都民サービスのさらなる向上と効率的な経営に努めてまいる所存でございます。
 委員長初め委員の先生方のますますのご健勝とご活躍を心からお祈り申し上げまして、簡単ではございますが、お礼の言葉にかえさせていただきます。まことにありがとうございました。

○土持委員長 発言は終わりました。
 この際、私からも一言ごあいさつを申し上げます。
 当委員会の副委員長、理事の皆さん、そして委員の皆さんには、委員会の運営に大変ご協力いただきましたことを心から御礼申し上げたいと思います。また、理事者の皆さんにも、また議事課の皆様にも大変にお世話になりました。
 これからもまた、ますます公営企業の都政における重要性は高まってくることと思います。それぞれのお互い、立場はまた違う場所で活躍をされるようになるかと思いますけれども、都政の運営に引き続きご尽力いただきますことを心からご祈念申し上げまして、御礼のごあいさつにかえさせていただきます。大変ありがとうございました。(拍手)
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時三十七分散会

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