午後三時十分開議
○議長(増子博樹君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
質問を続行いたします。
六十八番保坂まさひろ君。
〔六十八番保坂まさひろ君登壇〕
○六十八番(保坂まさひろ君) 初めに、若者の海外留学支援について伺います。
若い頃から海外に出て、視野を広げ、海外と日本を比較できる感覚を身につけることは、グローバル人材育成において大変重要であります。
私は、若者の留学志向を高めるため、学生時代の留学経験を踏まえ、長年、若者の留学支援に取り組んできました。
都は今年度、我が会派の要望を受け、大学生など向けの海外留学支援制度、東京グローバル・パスポートを創設し、現在その第一期生の募集が行われております。
そこで、多くの若者を海外留学へ送り出せるよう、東京グローバル・パスポートを通じ、いかに支援を行っていくのか、知事の意気込みを伺います。
東京グローバル・パスポートは、海外留学の最初の一歩を後押しする、そのことをコンセプトとしており、これまで留学経験のない若者にとっても、挑戦しやすいものとなっております。
留学という経験を通じて学べることは、語学のみならず、学問、文化、多様性など無限大であり、留学の最初の一歩をいかに次へとつなげていくかが重要です。
そこで、本制度を活用して留学した学生が、その経験をさらなる成長へとつなげることができるような工夫が必要と考えますが、見解を伺います。
また、本制度は、本年四月から大学に入学する新大学一年生についても支援の対象としたことを評価します。
新大学一年生の夏休みに海外留学に挑戦するには、高校生のうちから情報収集をし、留学プランを練るなど、早めの準備が欠かせないことを、私も、各高校や保護者の方々とも意見の交換をしてきました。
そこで、こうした挑戦意欲あふれる学生にも本制度が活用されるよう、大学生だけでなく、高校生も含めた幅広い層にも周知をしていくべきと考えますが、都の見解を伺います。
続いて、都の帰宅困難者対策について伺います。
発災時に、行き場のない帰宅困難者を一時滞在施設へ迅速に誘導することが大きな要素となります。
都内の対象となる各施設がしっかりと受入れ体制をとれるかが重要である一方で、都内全体で想定する行き場のない帰宅困難者六十六万人に対し、確保しているのは約五十万人と、まだ不十分です。
そこで、民間事業者のさらなる協力を得るためにも、地元自治体としっかりと連携をしていくべきと考えますが、都の見解を伺います。
さらに一時滞在施設への円滑な避難誘導を図るには、帰宅困難者対策の訓練は大変重要です。
都は毎年、各地元の自治体と合同訓練を実施しております。
今月初めに実施したJR品川駅を中心とした港区との合同訓練は、私も視察し、改めてターミナル駅クラスでの訓練で、多くの帰宅困難者を安全に施設まで誘導することが大きな安全につながると実感しました。
特に訓練では、都が開発したキタコンDXを活用し、避難者の受入れや誘導を行っており、その有用性も強く感じました。
そこで、いまだ帰宅困難者対策訓練を実施していない自治体に対しても、その有用性を共有するとともに、キタコンDXを活用した訓練の実施を促していくべきと考えますが、都の見解を伺います。
今回の訓練でも活用されたキタコンDXは、帰宅困難者への的確な情報提供や迅速な一時滞在施設への避難誘導をサポートする重要なツールです。
訓練では、開発中のキタコンDXの多言語機能を、外国人の方々が利用され、戸惑いながらも施設へ避難することができました。
そこで、災害時にこうしたツールを有効活用して、広く外国人旅行者へ情報を発信することが重要と考えますが、都の見解を伺います。
災害時の強固な通信インフラを確保するには、都が進めるモバイル通信の強化に加えて、最近、通信キャリア各社が衛星とスマートフォンのダイレクト通信サービスを導入する動きもありますので、都はこうした動きも併せて防災対策に生かしていくべきです。
そこで、発災時に多くの人が滞留し、混乱が想定される市街地へのつながる環境の整備を今後どのように進めていくのか、都の見解を伺います。
次に、水道スマートメーターについて伺います。
水道局では、二〇三〇年代の全戸導入に向けて、今後四年間で約百万戸の導入を計画しております。
近年、自然災害が激甚化する中で災害対応の高度化は極めて重要な課題であり、スマートメーターから取得した使用水量データを防災分野に活用ができれば、防災力強化に寄与するなど、スマートメーターの付加価値をさらに高めることにつながります。
そこで、スマートメーターの防災分野におけるデータの利活用について、都が中心となって区市と連携を進めていくべきと考えますが、見解を伺います。
続いて、都内の山林火災について伺います。
太平洋側では、近年まれに見る少雨となっており、降水量がゼロミリの地点もあるなど、広い範囲で乾燥状態が続いており、林野火災などが起こりやすい状況となっています。
そこで、林野火災での被害を最小限に食い止めるには、より効果的な消火活動などが必要と考えますが、東京消防庁の見解を伺います。
次に、水源林の火災対策についても伺います。
先月、水源林に近い隣の山梨県の山林にて、約四百ヘクタールを焼失する大規模な火災が発生しました。
水道局では、多摩川上流に広がる水道水源林を百二十年以上の年月をかけて、緑豊かな森林へと育ててきました。
そこで、この森を将来にわたって守っていくためには、森の育成だけでなく、山林火災へのリスク対応も一層強化していくべきと考えますが、水源林における山林火災対策について、知事の見解を伺います。
次に、私の地元、恩賜上野動物園について伺います。
先月、ついに上野動物園の最後のジャイアントパンダ二頭が中国へ返還されました。
返還発表から一カ月で約十八万人が最後のお別れに連日来園され、地元の観光協会もキャンペーンなどを展開して、動物園を全国にPRしていただきました。
年間三百万人以上が来園される上野動物園にとっても、今後の来園者数の確保は経営にも影響することから、動物園協会とも連携をして、動物園の魅力向上の施策を積極的に展開をするべきです。
そのためには、飼育展示を通じた情報発信や、アニマルウエルフェアを大切にした上で、現在人気の秋限定の夜間の開園も秋以外にも期間延長するなど、東京上野のナイトタイムエコノミーにも寄与ができる取組を進めるべきと考えますが、見解を伺います。
上野動物園では、長らく人気でした旧モノレールの廃止から二年が経過しており、新たな乗り物への期待は一層高まっております。
今年度内に旧モノレールの解体工事が終わり、来年度は新たな乗り物の工事がいよいよ始まります。
そこで、新たな乗り物についての情報を、来園者などに対して、より積極的に周知していくべきと考えますが、これまでの検討状況と今後の取組について見解を伺います。
続いて、江戸文化を生かした観光振興についても伺います。
昨年一年間の訪日外国人旅行者は四千二百万人を超え、過去最高となりました。
都内各地や私の地元台東区も、浅草、上野を中心に連日、多くの旅行者が観光を楽しんでおります。
都は、来月に江戸博のリニューアルオープンを予定しており、東京ならではの江戸文化を発信する拠点として、外国人のみならず、国内旅行者にも人気の高い江戸の魅力を都内各地に広げることで、ほかの都市とは違う、特色ある観光都市としてさらなる発展へとつながります。
そこで、江戸の文化を積極的に活用して、国内外から旅行者を呼び込み、魅力的なまちをつくろうとする地域や観光に関連する団体などの取組を、都がしっかりと後押しすべきと考えますが、見解を伺います。
続いて、公衆浴場について伺います。
都はこれまで、旅行者向けに、WELCOME!SENTO Campaignを二年間実施し、割引クーポンが昨年度、約八千回利用されるなど、私の地元でも大変好評でした。
来年度も引き続きクーポン配布の実施を求めておりますが、利用される浴場が観光地に集中し、住宅街にある浴場にはメリットを感じにくいなどの課題もあります。
一方、近年、家賃を抑えるために、浴槽なしでシャワーのみの古いアパートに住む若者も増えており、銭湯チケットつきの物件も人気といった事例は、浴場が日常の生活インフラとして見直されるきっかけになると考えます。
そこで都は、これまでの利用促進事業の実績や課題を検証しながら、旅行者のみならず、公衆浴場の周辺に住む若者などにも対象に、利用者拡大に向けた効果的な事業を展開すべきと考えますが、見解を伺います。
次に、都心部・臨海地域地下鉄について伺います。
二〇一六年、国の答申において、都心部・臨海地域地下鉄と、TXつくばエクスプレス、秋葉原─東京間の延伸は、国際競争力強化に資するプロジェクトとして位置づけられ、両区間の直通運転化などを含めた事業計画について検討が行われることを期待と示されました。
二〇二二年に発表されました都の都心部・臨海地域地下鉄事業計画案は、東京駅から、有明東京ビッグサイトへとつなぐもので、東京ベイエリアの鉄道ネットワークにおいて最重要路線として位置づけられており、私も推進をしております。
一方、TX東京延伸区間については、二〇二五年に茨城県守谷市など、沿線自治体やTX運営会社などによる調査勉強会が立ち上がり、私の地元、台東区も強い期待を寄せております。
そこで、将来の東京駅付近におけるTXとの接続も視野に入れ、沿線自治体らとの連携も図りながら、都心部・臨海地域地下鉄の実現に向けた事業計画の深度化を進めていくべきと考えますが、見解を伺います。
最後に、都営地下鉄浅草線の浅草駅について伺います。
浅草は東京を代表する観光地として、外国人含め連日多くの観光客が来訪し、雷門周辺も大変なにぎわいです。
特に都営浅草線の浅草駅においては、雷門方面に近いA4、A5出入口の老朽化に伴う駅機能の利便性向上を地元の皆さんと要望し、それを受けて都は、駅の更新と、代替となる出入口の整備などに取り組んでおり、この一連の工事が早期に完成することを強く望んでおります。
そこで、浅草駅A4、A5出入口の更新に当たって、地元へ丁寧に説明をしながら進めていくべきと考えますが、現在の状況と今後の見通しについて都の見解を求めて、質問を終わります。
ありがとうございました。(拍手)
〔知事小池百合子君登壇〕
○知事(小池百合子君) 保坂まさひろ議員の一般質問にお答えいたします。
若者の海外留学支援についてでございます。
東京の未来をつくり出す若者が、学生時代に海外で学ぶことで、自らの可能性を大きく広げ、将来グローバル人材として成長してほしい。
こうした思いの下、都は今年度、若者が海外留学の最初の一歩を踏み出せますよう、都独自の大学生等向け海外留学支援制度である東京グローバル・パスポートを創設いたしました。
いよいよ今年の夏には、本制度の支援を受けた第一期生が海外へと旅立っていきます。
近年、増加傾向にあります留学費用を都がしっかりと支援することで、多くの若者の海外挑戦を力強く後押ししてまいります。
水道水源林における火災対策についてであります。
一たび山林火災が発生し延焼した場合、その再生には多大な時間が必要となります。
先人から引き継ぎ、貴重な財産として育て続けてきた水源林を守る取組が水の泡となることは、防がなければなりません。
このため、東京の水源林におきましては、延焼を食い止める防火線の設置や、消火活動に役立つヘリポートの整備を進めるとともに、点検や下草刈りなどの管理を適切に行い、被害を最小限に抑えられるよう備えております。
今後は、地元自治体の協力も得ながら、水源林を訪れる様々な方を想定し、未然防止のための啓発に力を入れてまいります。さらに、消防など関係機関の知見を生かし、防火線のさらなる設置など、必要かつ効果的な対策の検討も進めます。
これらによりまして、水源林における火災への備えを万全なものとしてまいります。
その他の質問につきましては、都技監及び関係局長が答弁をいたします。
〔東京都技監谷崎馨一君登壇〕
○東京都技監(谷崎馨一君) 都心部・臨海地域地下鉄についてでございます。
本路線は、都心部と臨海地域とをつなぐ基幹的な交通基盤としての役割が期待されており、まずは東京から有明までの区間につきまして、施工面を踏まえた駅構造など、計画の精査を行っております。
一方、つくばエクスプレス東京延伸につきましては、国の答申におきまして、事業計画の十分な検討が課題とされており、現在は、関係自治体や運営会社の勉強会で、社会経済的な意義や効果等を検討中と聞いております。
今後の勉強会における検討なども踏まえ、国を含めた関係者と適切に連携するとともに、将来的なつくばエクスプレス東京延伸との接続も見据えつつ、臨海地下鉄の早期事業化に向け、着実に取り組んでまいります。
〔子供政策連携室長田中愛子君登壇〕
○子供政策連携室長(田中愛子君) 二点のご質問にお答えします。
まず、帰国した留学生への支援についてでございますが、海外での学びを通じ、自らの可能性を大きく広げるためには、留学で得た経験を一回限りのものとはせず、次の行動へとつなげていくことが重要でございます。
このため、本制度では帰国後に事後研修を実施し、留学生同士が留学先での経験や得られた成果を共有するとともに、意見交換を通じて、将来について考える機会を創出いたします。
また、本制度では、短期留学をした学生が次のステップとして、より長期の留学を志す場合、次年度以降の中長期コースへの応募を可能としております。
次に、学生等への周知についてでございますが、都はこれまで、大学生や高校生など学生に対し、インターネット広告やSNS等を活用して、本制度の魅力を広く発信してまいりました。
また、留学に関心の高い層に対しては、留学フェアへの出展や、留学情報の専門誌への広告掲載を通じましてPRを行いました。
加えまして、来年度は、新たに本制度を活用し、留学した学生の体験記をホームページに掲載する予定でございまして、この中に新大学一年生で参加した学生の体験も盛り込んでまいります。
今後とも、様々な手法を活用して、制度の周知を図ってまいります。
〔総務局長佐藤智秀君登壇〕
○総務局長(佐藤智秀君) 三点の質問にお答えをいたします。
まず、民間一時滞在施設についてのご質問でございます。
都は、民間一時滞在施設を確保するため、区市町村と連携し、民間事業者に協力を呼びかけるとともに、帰宅困難者向け備蓄品の購入や備蓄倉庫、非常用発電機等の整備を支援してまいりました。
今年度、施設のさらなる確保のため、神社、寺院、教会などの施設を有する団体から成る宗教連盟と包括協定を締結いたしました。
今後、区市町村との個別の協定につなげるとともに、ほかにもこうした包括団体との協定を広げることで、民間一時滞在施設の確保を進めてまいります。
続いて、東京都帰宅困難者対策オペレーションシステム、通称キタコンDXを活用した訓練についてのご質問にお答えをいたします。
都は今月、港区と合同で、キタコンDXを活用した帰宅困難者対策訓練を実施いたしました。
具体的には、区や施設管理者による道路や駅前の人流情報の把握、訓練参加者によるスマートフォンでの施設、移動経路の検索、入館受付の省力化など、システムの実効性や操作性の確認を行いました。
今後、訓練の成果を検証し必要な改善を行うとともに、都のホームページや区市町村、民間事業者が参加するフォーラム等でキタコンDXの有用性を広く周知してまいります。
さらに、駅前滞留者対策協議会に個別に働きかけまして、キタコンDXを活用した訓練の実施につなげてまいります。
最後に、外国人旅行者への防災情報の発信についてのご質問にお答えをいたします。
都は、発災時にSNSや防災アプリによる情報発信や大使館との連携により、外国人旅行者を一時滞在施設へ避難誘導することとしております。
来月には、新たな避難誘導のツールとして、キタコンDXを多言語化し、その運用を開始するとともに、外国人旅行者向けの電子版防災ガイドブックを作成し、大使館や宿泊事業者等と連携して周知をいたします。
来年度は、帰宅困難者に発災時の避難行動を周知する普及啓発動画を多言語で作成し、空港や主要駅等で配信してまいります。
こうした取組を通じ、外国人旅行者の安全・安心を確保してまいります。
〔デジタルサービス局長高野克己君登壇〕
○デジタルサービス局長(高野克己君) 災害時における市街地の通信対策についてお答えいたします。
発災時には、人が多く集まる場所における多面的、重層的な通信環境の確保が必要不可欠でございます。
都は、災害時に重要となる庁舎や病院、駅周辺等を対象に、衛星通信等を活用した基地局強靱化に対する通信事業者への補助等を進めております。
来年度は、公衆電話ボックスを活用したWi-Fi整備をさらに拡大するとともに、これらの稼働状況を常時把握し、情報提供を行い、発災時に帰宅や避難する都民のほか、来訪者が必要な情報を得られるよう取り組んでまいります。
災害時に都民の命綱となる通信環境の確保に向け、こうした取組を全力で加速してまいります。
〔水道局長山口真君登壇〕。
○水道局長(山口真君) 水道スマートメーターのデータ活用に関するご質問にお答えいたします。
スマートメーターから得られたデータを、料金算定など水道事業のみならず、様々な行政課題の解決にも資するよう活用していくことは重要でございます。
水道局では、使用水量データから、災害時における住民の在宅状況を区市町が推定し、避難誘導などに活用する仕組みの構築を目指しております。
今年度は、データを提供するに当たって必要となる法令解釈や業務フローなどにつきまして、国等との協議を踏まえ整理し、手引として策定いたします。
今後、区市町と運用に向けた協議を加速するとともに、手引を全国の水道事業体へ展開するなど、データ活用の拡大に向けた取組を推進いたします。
〔消防総監市川博三君登壇〕
○消防総監(市川博三君) 林野火災に対する消防活動についてでございますが、被害を最小限にするためには、迅速かつ効果的な消火活動が重要でございます。
東京消防庁では、林野火災が発生した際には、消防ヘリコプターを出場させ、情報収集及び空中消火を実施するとともに、多数の人員や遠距離大量送水装備を積載した車両等による地上からの放水体制を早期に確立いたします。
今後、空中消火用の自立式バケットのほか、走破性に優れ、林道等も走行可能な小型の資材搬送車を導入するなど、林野火災に対する消防活動体制を強化し、さらなる都民の安全・安心の確保に万全を期してまいります。
〔建設局長花井徹夫君登壇〕
○建設局長(花井徹夫君) 二点のご質問にお答えいたします。
まず、恩賜上野動物園の夜間開園についてでございますが、通常では体験できない夜間ならではの動物園の魅力を、国内外の多くの方々に楽しんでいただくことは重要でございます。
夜間開園に当たりましては、動物福祉へ配慮しつつ、オリジナルのプログラムや特別な企画を、期間等を定め実施してまいります。
具体的には、西園エリアを中心に、専門スタッフの解説を聞きながら園内を巡るナイトツアーを実施するほか、不忍池に面したテラスでの限定メニューを提供いたします。
こうした取組を通じまして、動物園ならではのナイトタイムの魅力を国内外に発信してまいります。
次に、上野動物園の新たな乗り物についてでございますが、整備に当たりましては、誰もが快適に利用でき、来園者に親しまれる施設とすることが重要でございます。
都は、公募により新たな乗り物を選定し、現在、駅舎を含めた詳細な内容の検討を進めております。
車両は三両編成で、車窓からの眺望が優れたデザインとしております。
西園駅舎は、三階建てとし、バリアフリーに配慮するとともに、展望フロアや売店等を設置することとしております。
これらの整備の詳細につきまして、来月公表いたします。
今後、事業の進捗に合わせ情報を公開するとともに、来年度の工事着手に向け、着実に取り組んでまいります。
〔産業労働局長田中慎一君登壇〕
○産業労働局長(田中慎一君) 江戸文化を生かした観光振興のご質問についてお答えいたします。
東京を訪れる旅行者を増やすため、江戸時代からの歴史や文化を活用した観光資源をつくり、誘客の取組を進めることは重要でございます。
このため、都は、地域の観光協会等による江戸をテーマとする観光振興の取組を支援しております。
具体的には、のれんやちょうちんなどを用いた景観づくりや、伝統芸能の体験イベントの開催などを後押しし、江戸の魅力を生かしたにぎわいの創出を図っております。
来年度は、江戸の史跡等をめぐる観光ツアーなどを造成する観光協会や事業者への支援を新たに開始し、地域における旅行者の回遊性向上につなげてまいります。
これらによりまして、江戸文化を楽しむ観光を促進してまいります。
〔生活文化局長古屋留美君登壇〕
○生活文化局長(古屋留美君) 公衆浴場の利用促進事業についてお答えいたします。
公衆浴場の利用者拡大のためには、近隣に住む方々にも公衆浴場の魅力を発信し、体験していただいた上で、リピーターになっていただくことが重要でございます。
このため、都は来年度、公衆浴場の利用頻度が比較的低い二十代以下の若者を対象とする利用促進キャンペーンを実施いたします。
具体的には、浴場が近隣の大学と連携して若者の日常生活に浴場を取り込む取組などを支援いたします。また、スマートフォンから取得可能なデジタルクーポンの配布も実施いたします。
こうした取組によりまして、新たな利用者層を掘り起こし、公衆浴場の経営活性化につなげてまいります。
〔交通局長堀越弥栄子君登壇〕
○交通局長(堀越弥栄子君) 都営浅草線浅草駅の出入口の更新についてでございますが、浅草駅は、外国人旅行客をはじめ多くの方に利用されており、工事に当たっては、利便性を確保しながら進めることが重要でございます。
このうち、雷門方面につながるA4、A5出入口は、老朽化した建築物と一体となっており、建て替え時には一時的な閉鎖が必要となります。このため、代わりとなる出入口を整備しておりますが、埋設物のふくそうや限られた施工スペース等により工事が難航しており、完了までに時間を要する見込みでございます。
こうした事業の進捗等を、周辺地域の方々の理解を得られるよう丁寧に説明するとともに、引き続き早期更新に向け取り組んでまいります。
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