令和五年東京都議会会議録第六号

令和五年三月二十四日(金曜日)
 出席議員 百二十一名
一番北口つよし君
二番かまた悦子君
三番石島 秀起君
四番吉住はるお君
五番松田りゅうすけ君
六番上田 令子君
七番漢人あきこ君
八番岩永やす代君
九番桐山ひとみ君
十二番平けいしょう君
十三番山田ひろし君
十四番関口健太郎君
十五番清水とし子君
十六番玉川ひでとし君
十七番竹平ちはる君
十八番かつまたさとし君
十九番たかく則男君
二十番鈴木  純君
二十一番土屋 みわ君
二十二番平田みつよし君
二十三番星  大輔君
二十四番磯山  亮君
二十六番米川大二郎君
二十八番森口つかさ君
三十番龍円あいり君
三十一番中田たかし君
三十二番斉藤 りえ君
三十三番アオヤギ有希子君
三十四番原  純子君
三十五番福手ゆう子君
三十六番古城まさお君
三十七番慶野 信一君
三十八番細田いさむ君
三十九番うすい浩一君
四十番浜中のりかた君
四十一番渋谷のぶゆき君
四十二番やまだ加奈子君
四十三番林あきひろ君
四十四番松田 康将君
四十五番ほっち易隆君
四十六番鈴木 錦治君
四十七番田の上いくこ君
四十八番保坂まさひろ君
四十九番清水やすこ君
五十番入江のぶこ君
五十一番あかねがくぼかよ子君
五十二番五十嵐えり君
五十三番西崎つばさ君
五十四番須山たかし君
五十五番原 のり子君
五十六番斉藤まりこ君
五十七番藤田りょうこ君
五十八番原田あきら君
五十九番小林 健二君
六十番加藤 雅之君
六十一番斉藤やすひろ君
六十二番大松あきら君
六十三番伊藤こういち君
六十四番小松 大祐君
六十五番柴崎 幹男君
六十六番早坂 義弘君
六十七番本橋たくみ君
六十八番山加 朱美君
六十九番鈴木あきまさ君
七十番菅原 直志君
七十一番関野たかなり君
七十二番白戸 太朗君
七十三番おじま紘平君
七十四番成清梨沙子君
七十五番福島りえこ君
七十六番風間ゆたか君
七十七番竹井ようこ君
七十八番阿部祐美子君
七十九番曽根はじめ君
八十番とくとめ道信君
八十一番池川 友一君
八十二番米倉 春奈君
八十三番中山 信行君
八十四番谷村 孝彦君
八十五番長橋 桂一君
八十六番小磯 善彦君
八十七番こいそ 明君
八十八番小宮あんり君
八十九番田村 利光君
九十番伊藤しょうこう君
九十一番川松真一朗君
九十二番山崎 一輝君
九十三番藤井あきら君
九十四番内山 真吾君
九十五番石川 良一君
九十六番伊藤 ゆう君
九十七番森村 隆行君
九十八番本橋ひろたか君
九十九番宮瀬 英治君
百番藤井とものり君
百一番山口  拓君
百二番とや英津子君
百三番尾崎あや子君
百四番里吉 ゆみ君
百五番あぜ上三和子君
百六番高倉 良生君
百七番まつば多美子君
百八番東村 邦浩君
百九番中嶋 義雄君
百十番宇田川聡史君
百十一番清水 孝治君
百十二番菅野 弘一君
百十三番三宅 正彦君
百十四番三宅しげき君
百十六番尾崎 大介君
百十七番村松 一希君
百十八番後藤 なみ君
百十九番たきぐち学君
百二十番小山くにひこ君
百二十一番増子ひろき君
百二十二番酒井 大史君
百二十三番西沢けいた君
百二十四番中村ひろし君
百二十五番白石たみお君
百二十六番大山とも子君
百二十七番和泉なおみ君

 欠席議員 二名
二十九番  もり  愛君
百十五番  高島なおき君
 欠員
    十番 十一番 二十五番
    二十七番

 出席説明員
知事小池百合子君
副知事武市  敬君
副知事黒沼  靖君
副知事潮田  勉君
副知事宮坂  学君
教育長浜 佳葉子君
東京都技監建設局長兼務中島 高志君
政策企画局長中村 倫治君
総務局長野間 達也君
財務局長吉村 憲彦君
警視総監小島 裕史君
政策企画局スタートアップ戦略担当局長吉村 恵一君
政策企画局国際金融都市戦略担当局長児玉英一郎君
子供政策連携室長山下  聡君
デジタルサービス局長久我 英男君
主税局長小池  潔君
生活文化スポーツ局長横山 英樹君
生活文化スポーツ局生活安全担当局長小西 康弘君
都市整備局長福田  至君
環境局長栗岡 祥一君
消防総監清水 洋文君
福祉保健局長西山 智之君
福祉保健局健康危機管理担当局長佐藤 智秀君
産業労働局長坂本 雅彦君
港湾局長矢岡 俊樹君
会計管理局長須藤  栄君
交通局長武市 玲子君
水道局長古谷ひろみ君
下水道局長奥山 宏二君
住宅政策本部長山口  真君
中央卸売市場長河内  豊君
選挙管理委員会事務局長松永 竜太君
人事委員会事務局長初宿 和夫君
監査事務局長小室 一人君
労働委員会事務局長桜井 政人君
収用委員会事務局長杉崎智恵子君

三月二十四日議事日程第六号
第一 議員提出議案第二号
  東京都税制調査会条例
第二 議員提出議案第四号
  東京都島しょ地域外の医療機関への通院に係る交通費等の補助に関する条例
第三 議員提出議案第五号
  東京都補聴器の購入費の補助に関する条例
第四 議員提出議案第一号
  個人情報の保護に関する法律施行条例の一部を改正する条例
第五 議員提出議案第三号
  東京都議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例
第六 第一号議案
  令和五年度東京都一般会計予算
第七 第十三号議案
  令和五年度東京都都営住宅等事業会計予算
第八 第二十七号議案
  令和五年度東京都水道事業会計予算
第九 第八号議案
  令和五年度東京都地方独立行政法人東京都立病院機構貸付等事業会計予算
第十 第九十四号議案
  地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター中期計画の認可について
第十一 第五号議案
  令和五年度東京都国民健康保険事業会計予算
第十二 第二十一号議案
  令和五年度東京都都市再開発事業会計予算
第十三 第二十二号議案
  令和五年度東京都臨海地域開発事業会計予算
第十四 第二十四号議案
  令和五年度東京都交通事業会計予算
第十五 第百十号議案
  令和五年度東京都一般会計補正予算(第一号)
第十六 第九十二号議案
  土地の信託の変更について
第十七 第四十四号議案
  東京都体育施設条例の一部を改正する条例
第十八 第五十号議案
  東京都児童福祉施設の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例
第十九 第百十二号議案
  東京都幼保連携型認定こども園の学級の編制、職員、設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例
第二十 第六十四号議案
  東京都省エネルギーの推進及びエネルギーの安定的な供給の確保に関する条例の一部を改正する条例
第二十一 第九十六号議案
  令和五年度の連続立体交差事業の実施に伴う費用の関係特別区・市の負担について
第二十二 第七十二号議案
  東京都高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に係る信号機等の基準に関する条例の一部を改正する条例
第二十三 第二号議案
  令和五年度東京都特別区財政調整会計予算
第二十四 第三十一号議案
  東京都職員定数条例の一部を改正する条例
第二十五 第四十五号議案
  学校職員の定数に関する条例の一部を改正する条例
第二十六 第三号議案
  令和五年度東京都地方消費税清算会計予算
第二十七 第四号議案
  令和五年度東京都小笠原諸島生活再建資金会計予算
第二十八 第六号議案
  令和五年度東京都母子父子福祉貸付資金会計予算
第二十九 第七号議案
  令和五年度東京都心身障害者扶養年金会計予算
第三十 第九号議案
  令和五年度東京都中小企業設備導入等資金会計予算
第三十一 第十号議案
  令和五年度東京都林業・木材産業改善資金助成会計予算
第三十二 第十一号議案
  令和五年度東京都沿岸漁業改善資金助成会計予算
第三十三 第十二号議案
  令和五年度東京都と場会計予算
第三十四 第十四号議案
  令和五年度東京都都営住宅等保証金会計予算
第三十五 第十五号議案
  令和五年度東京都都市開発資金会計予算
第三十六 第十六号議案
  令和五年度東京都用地会計予算
第三十七 第十七号議案
  令和五年度東京都公債費会計予算
第三十八 第十八号議案
  令和五年度東京都臨海都市基盤整備事業会計予算
第三十九 第十九号議案
  令和五年度東京都工業用水道事業清算会計予算
第四十 第二十号議案
  令和五年度東京都中央卸売市場会計予算
第四十一 第二十三号議案
  令和五年度東京都港湾事業会計予算
第四十二 第二十五号議案
  令和五年度東京都高速電車事業会計予算
第四十三 第二十六号議案
  令和五年度東京都電気事業会計予算
第四十四 第二十八号議案
  令和五年度東京都下水道事業会計予算
第四十五 第二十九号議案
  非常勤職員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例
第四十六 第三十号議案
  東京都組織条例の一部を改正する条例
第四十七 第三十二号議案
  特別区における東京都の事務処理の特例に関する条例の一部を改正する条例
第四十八 第三十三号議案
  市町村における東京都の事務処理の特例に関する条例の一部を改正する条例
第四十九 第三十四号議案
  東京都区市町村振興基金条例の一部を改正する条例
第五十 第九十一号議案
  包括外部監査契約の締結について
第五十一 第百十一号議案
  東京都職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例
第五十二 第三十五号議案
  東京都工業用水道事業清算会計条例
第五十三 第四十一号議案
  東京都都税条例の一部を改正する条例
第五十四 第九十三号議案
  土地の売払いについて
第五十五 第四十六号議案
  東京都立学校設置条例の一部を改正する条例
第五十六 第四十七号議案
  東京都日影による中高層建築物の高さの制限に関する条例の一部を改正する条例
第五十七 第四十八号議案
  東京都都市整備局関係手数料条例の一部を改正する条例
第五十八 第四十九号議案
  高齢者、障害者等が利用しやすい建築物の整備に関する条例の一部を改正する条例
第五十九 第五十一号議案
  東京都指定障害児通所支援の事業等の人員、設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例
第六十 第五十二号議案
  東京都指定障害児入所施設の人員、設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例
第六十一 第五十三号議案
  東京都子供・子育て会議条例の一部を改正する条例
第六十二 第五十四号議案
  東京都認定こども園の認定要件に関する条例の一部を改正する条例
第六十三 第五十五号議案
  東京都児童相談所条例の一部を改正する条例
第六十四 第五十六号議案
  東京都児童福祉施設条例の一部を改正する条例
第六十五 第五十七号議案
  東京都福祉保健局関係手数料条例及び東京都福祉保健局関係手数料条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例
第六十六 第五十八号議案
  東京都立療育医療センター条例の一部を改正する条例
第六十七 第五十九号議案
  東京都立療育センター条例の一部を改正する条例
第六十八 第九十五号議案
  建物の譲渡について
第六十九 第六十一号議案
  東京都海上公園条例の一部を改正する条例
第七十 第六十二号議案
  東京都漁港管理条例の一部を改正する条例
第七十一 第六十五号議案
  東京都自然公園条例の一部を改正する条例
第七十二 第六十六号議案
  東京都立公園条例の一部を改正する条例
第七十三 第六十七号議案
  東京都霊園条例の一部を改正する条例
第七十四 第六十九号議案
  東京都公営企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例
第七十五 第九十八号議案
  多摩川流域下水道野川処理区の建設に要する費用の関係市の負担について
第七十六 第九十九号議案
  多摩川流域下水道北多摩一号処理区の建設に要する費用の関係市の負担について
第七十七 第百号議案
  多摩川流域下水道多摩川上流処理区の建設に要する費用の関係市町の負担について
第七十八 第百一号議案
  多摩川流域下水道浅川処理区の建設に要する費用の関係市の負担について
第七十九 第百二号議案
  荒川右岸東京流域下水道荒川右岸処理区の建設に要する費用の関係市の負担について
第八十 第七十号議案
  警視庁の設置に関する条例の一部を改正する条例
第八十一 第七十一号議案
  警視庁関係手数料条例の一部を改正する条例
第八十二 第七十三号議案
  東京消防庁職員定数条例の一部を改正する条例
議事日程第六号追加の一
第一 東京都副知事の選任の同意について
  (四財主議第六二〇号)
議事日程第六号追加の二
第二
四第四二号
  小・中学校の給食費の無償化に関する請願
第三
四第一一五号
  東京都青少年の健全な育成に関する条例における不健全な図書類の改称に関する陳情
第四
四第四八号
  インボイス制度の実施の中止を求める意見書の提出に関する請願
第五
四第一一三号
  日米地位協定の改定を求める意見書の提出に関する陳情
第六
四第五一号
  家族従業者の働き分を認めない所得税法第五十六条の廃止を求めることに関する請願
第七
四第一一八号
  学校給食及び昼食における「心身の健康の増進と豊かな人間形成」の実現に関する陳情
第八
四第一〇五号
  学校給食費の補助等に関する陳情
第九
四第一三号の一
  神宮外苑地区の再開発に関する請願
四第一三号の二
  神宮外苑地区の再開発に関する請願
第十
四第一一六号
  葛西臨海水族園の建て替えに関する陳情
四第一一七号
  葛西臨海水族園(仮称)整備等事業及び葛西臨海水族園既存施設の利活用に関する陳情
第十一
四第一〇九号
  不登校児童生徒への多様な学習機会と経済的支援制度を求める意見書の提出に関する陳情
第十二
四第三九号
  市街地再開発事業に協力した債務者への支援に関する請願
第十三
四第四四号の一
  笑顔あふれ、温かい触れ合いを通じて互いに学び、成長する学校に関する請願
第十四
四第四九号
  消費税率の引下げを求める意見書の提出に関する請願
第十五
四第五〇号
  予算特別委員会への一人会派の参画の保障を求めることに関する請願
第十六
四第四〇号
  多摩都市モノレールの町田方面までの早期開通に関する請願
四第五四号
  介護保険制度の改善を求める意見書の提出に関する請願
第十七
四第一一九号
  マスク着用の有無による差別・偏見等防止の啓発及び換気システムの導入等に関する陳情
四第一〇六号
  学校施設整備指針の目的と内容を損なわない総合設計制度の許可に関する陳情
第十八
四第一一〇号
  都営住宅の使用承継制度に関する陳情
第十九
四第四四号の二
  笑顔あふれ、温かい触れ合いを通じて互いに学び、成長する学校に関する請願
四第五二号
  東京の保育の質を守り、向上させることに関する請願
四第五三号
  安全・安心の医療・介護・福祉の実現のため人員増と処遇改善を求めることに関する請願
第二十
四第一〇八号
  都立特別支援学校の寄宿舎指導員の採用試験実施と増員配置に関する陳情
第二十一
四第一一二号
  都立高校入学者選抜の英語の学力検査に「四技能」を出題することに関する陳情
第二十二
四第四三号
  子どもの医療費助成の拡充に関する請願
第二十三
四第七七号
  不登校からの学校復帰成功事例集の配布・備付けに関する陳情
第二十四
四第一〇七号
  新築住宅の太陽光パネル設置義務の条例化に関する陳情
第二十五
四第一四号
  固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
四第一五号
  固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
四第一六号
  固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
四第一七号
  固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
四第一八号
  固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
四第一九号
  固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
四第二〇号
  固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
四第二一号
  固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
四第二二号
  固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
四第二三号
  固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
四第二四号
  固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
四第二五号
  固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
四第二六号
  固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
四第二七号
  固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
四第二八号
  固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
四第二九号
  固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
四第三〇号
  固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
四第三一号
  固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
四第三二号
  固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
四第三三号
  固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
四第三四号
  固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
四第三五号
  固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
四第三六号
  固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
四第三七号
  固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
四第三八号
  固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
四第四一号
  ゆたかな教育、私学助成の拡充に関する請願
四第四五号
  私立幼稚園に対する公費助成の大幅増額等を求めることに関する請願
四第四七号
  私立学校の教育費を増額し、保護者負担の軽減を求めることに関する請願
四第四六号
  東京の全ての子供たちに行き届いた教育を進めることに関する請願
第二十六
四第一二〇号
  競争入札参加者の資格の承認要件における違法の是正に関する陳情
四第八〇号
  固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
四第八一号
  固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
四第八二号
  固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
四第八三号
  固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
四第八四号
  固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
四第八五号
  固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
四第八六号
  固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
四第八七号
  固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
四第八八号
  固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
四第八九号
  固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
四第九〇号
  固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
四第九一号
  固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
四第九二号
  固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
四第九三号
  固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
四第九四号
  固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
四第九五号
  固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
四第九六号
  固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
四第九七号
  固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
四第九八号
  固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
四第九九号
  固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
四第一〇〇号
  固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
四第一〇一号
  固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
四第一〇二号
  固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
四第一〇三号
  固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
四第一〇四号
  固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
議事日程第六号追加の三
第二十七 議員提出議案第七号
  東京都議会情報公開条例の一部を改正する条例
第二十八 議員提出議案第八号
  小笠原諸島振興開発特別措置法の改正・延長に関する意見書

   午後一時開議

○議長(三宅しげき君) これより本日の会議を開きます。

○議長(三宅しげき君) まず、議事部長をして諸般の報告をいたさせます。

○議事部長(古賀元浩君) 知事より、令和四年第三回定例会において採択された請願・陳情の処理経過及び結果について報告がありました。
 次に、監査委員より、住民監査請求について、地方自治法第二百四十二条第三項の規定により通知がありました。
(別冊参照)

○議長(三宅しげき君) 次に、日程の追加について申し上げます。
 議員より、議員提出議案第七号、東京都議会情報公開条例の一部を改正する条例外意見書一件、知事より、東京都副知事の選任の同意について、委員会より、小・中学校の給食費の無償化に関する請願外請願四十三件、陳情四十件の委員会審査報告書がそれぞれ提出されました。
 これらを本日の日程に追加いたします。

○議長(三宅しげき君) 次に、文書質問について申し上げます。
 お手元配布の文書質問事項表のとおり、質問の通告がありました。
 本件は、直ちに執行機関に送付いたしておきました。
 なお、本件答弁書は、速やかに提出されるよう希望いたしておきます。

文書質問事項表
氏名件名
松田りゅうすけ君City-Tech.Tokyoについて
上田 令子君東京都の火葬事業について ほか
桐山ひとみ君中学校英語スピーキングテストについて ほか
中田たかし君代々木警察署の建て替えについて ほか
アオヤギ有希子君中学校英語スピーキングテストについて
福手ゆう子君宝生ハイツの建て替え計画について ほか
五十嵐えり君人権部について ほか
西崎つばさ君ペダル付原動機付自転車について
原のり子君東京都福祉保健基礎調査「障害者の生活実態」について ほか
竹井ようこ君感染拡大防止協力金の不正受給以外の債権について ほか
阿部祐美子君都立北療育医療センター城南分園のプール開放について ほか
池川友一君生徒指導提要の改訂と校則の見直しについて ほか
宮瀬英治君東京都受動喫煙防止条例について ほか
尾崎あや子君東京都総合防災訓練について ほか
里吉ゆみ君不登校対策について
あぜ上三和子君都道のバリアフリーの推進について ほか
中村ひろし君子ども・子育て支援について ほか
和泉なおみ君公衆浴場振興と、地域住民の利用機会の確保について

○議長(三宅しげき君) これより日程に入ります。
 日程第一から第八十二まで、議員提出議案第二号、東京都税制調査会条例外議案八十一件を一括議題といたします。
 本案に関する委員会審査報告書並びに第一号議案外八議案に関する少数意見報告書は、お手元に配布いたしてあります。
 朗読は省略いたします。

   財政委員会議案審査報告書
 議員提出議案第二号
  東京都税制調査会条例
 議員提出議案第三号
  東京都議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例
 本委員会は、二月二十四日付託された右議案を審査の結果、原案を否決すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
財政委員長 ほっち易隆
 東京都議会議長 三宅しげき殿

   厚生委員会議案審査報告書
 議員提出議案第四号
  東京都島しょ地域外の医療機関への通院に係る交通費等の補助に関する条例
 議員提出議案第五号
  東京都補聴器の購入費の補助に関する条例
 本委員会は、二月二十四日付託された右議案を審査の結果、原案を否決すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
厚生委員長 内山 真吾
 東京都議会議長 三宅しげき殿

   総務委員会議案審査報告書
 議員提出議案第一号
  個人情報の保護に関する法律施行条例の一部を改正する条例
 本委員会は、二月二十四日付託された右議案を審査の結果、原案を否決すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
総務委員長 松田 康将
 東京都議会議長 三宅しげき殿

   予算特別委員会議案審査報告書
 第一号議案
  令和五年度東京都一般会計予算
 本委員会は、二月二十四日付託された右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告します。
 なお、本案採決の結果、本案に対し廃棄された意見は、池川友一君が出席委員清水とし子君、尾崎あや子君、里吉ゆみ君、白石たみお君、大山とも子君及び和泉なおみ君の賛成を得て、少数意見として留保したので申し添えます。
  令和五年三月二十二日
予算特別委員長 小宮あんり
 東京都議会議長 三宅しげき殿

   予算特別委員会少数意見報告書
 第一号議案
  令和五年度東京都一般会計予算
 三月二十二日開会の予算特別委員会における右議案に対する左記意見は、採決の結果廃棄されたので、成規の賛成を得て少数意見として留保したから、東京都議会会議規則第六十七条第二項の規定により報告します。
       記
 (意見)
 公平性・公正性が担保できず、都民の反対が強い、英語スピーキングテストを継続し、中学校一・二年生まで拡大する予算は大問題である。民間が行うべきプロジェクションマッピングや富裕層向けプロモーションやカジノを含むIRの調査費も問題がある。過去最高税収の予算は、都民に寄り添い、くらし、福祉、教育の充実にこそ使う必要がある。
 よって、令和五年度東京都一般会計予算に反対するものである。
  令和五年三月二十二日
少数意見留保者 池川 友一
賛成者 清水とし子
賛成者 尾崎あや子
賛成者 里吉 ゆみ
賛成者 白石たみお
賛成者 大山とも子
賛成者 和泉なおみ
 東京都議会議長 三宅しげき殿

   予算特別委員会議案審査報告書
 第十三号議案
  令和五年度東京都都営住宅等事業会計予算
 本委員会は、二月二十四日付託された右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告します。
 なお、本案採決の結果、本案に対し廃棄された意見は、池川友一君が出席委員清水とし子君、尾崎あや子君、里吉ゆみ君、白石たみお君、大山とも子君及び和泉なおみ君の賛成を得て、少数意見として留保したので申し添えます。
  令和五年三月二十二日
予算特別委員長 小宮あんり
 東京都議会議長 三宅しげき殿

   予算特別委員会少数意見報告書
 第十三号議案
  令和五年度東京都都営住宅等事業会計予算
 三月二十二日開会の予算特別委員会における右議案に対する左記意見は、採決の結果廃棄されたので、成規の賛成を得て少数意見として留保したから、東京都議会会議規則第六十七条第二項の規定により報告します。
       記
 (意見)
 都民の切実な増設要求に応えることなく、二十四年連続で都営住宅の新規建設をしていない。
 よって、令和五年度東京都都営住宅等事業会計予算に反対するものである。
  令和五年三月二十二日
少数意見留保者 池川 友一
賛成者 清水とし子
賛成者 尾崎あや子
賛成者 里吉 ゆみ
賛成者 白石たみお
賛成者 大山とも子
賛成者 和泉なおみ
 東京都議会議長 三宅しげき殿

   予算特別委員会議案審査報告書
 第二十七号議案
  令和五年度東京都水道事業会計予算
 本委員会は、二月二十四日付託された右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告します。
 なお、本案採決の結果、本案に対し廃棄された意見は、池川友一君が出席委員清水とし子君、尾崎あや子君、里吉ゆみ君、白石たみお君、大山とも子君及び和泉なおみ君の賛成を得て、少数意見として留保したので申し添えます。
  令和五年三月二十二日
予算特別委員長 小宮あんり
 東京都議会議長 三宅しげき殿

   予算特別委員会少数意見報告書
 第二十七号議案
  令和五年度東京都水道事業会計予算
 三月二十二日開会の予算特別委員会における右議案に対する左記意見は、採決の結果廃棄されたので、成規の賛成を得て少数意見として留保したから、東京都議会会議規則第六十七条第二項の規定により報告します。
       記
 (意見)
 水道局と政策連携団体が一体として行うグループ経営方針の下、二十年間で現場業務を全て東京水道(株)に移転していく計画を進め、公営水道事業の根幹に関わる間題である。令和五年度も新たに営業所や浄水場合計三か所を新たに委託する。
 よって、令和五年度東京都水道事業会計予算に反対するものである。
  令和五年三月二十二日
少数意見留保者 池川 友一
賛成者 清水とし子
賛成者 尾崎あや子
賛成者 里吉 ゆみ
賛成者 白石たみお
賛成者 大山とも子
賛成者 和泉なおみ
 東京都議会議長 三宅しげき殿

   予算特別委員会議案審査報告書
 第八号議案
  令和五年度東京都地方独立行政法人東京都立病院機構貸付等事業会計予算
 本委員会は、二月二十四日付託された右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告します。
 なお、本案採決の結果、本案に対し廃棄された意見は、池川友一君が出席委員清水とし子君、尾崎あや子君、里吉ゆみ君、白石たみお君、大山とも子君及び和泉なおみ君の賛成を得て、少数意見として留保したので申し添えます。
  令和五年三月二十二日
予算特別委員長 小宮あんり
 東京都議会議長 三宅しげき殿

   予算特別委員会少数意見報告書
 第八号議案
  令和五年度東京都地方独立行政法人東京都立病院機構貸付等事業会計予算
 三月二十二日開会の予算特別委員会における右議案に対する左記意見は、採決の結果廃棄されたので、成規の賛成を得て少数意見として留保したから、東京都議会会議規則第六十七条第二項の規定により報告します。
       記
 (意見)
 東京都立病院機構が、PFI事業の拡大を進めようとしていることは問題である。
 よって、令和五年度東京都地方独立行政法人東京都立病院機構貸付等事業会計予算に反対するものである。
  令和五年三月二十二日
少数意見留保者 池川 友一
賛成者 清水とし子
賛成者 尾崎あや子
賛成者 里吉 ゆみ
賛成者 白石たみお
賛成者 大山とも子
賛成者 和泉なおみ
 東京都議会議長 三宅しげき殿

   厚生委員会議案審査報告書
 第九十四号議案
  地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター中期計画の認可について
 本委員会は、二月二十四日付託された右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
厚生委員長 内山 真吾
 東京都議会議長 三宅しげき殿

   予算特別委員会議案審査報告書
 第五号議案
  令和五年度東京都国民健康保険事業会計予算
 本委員会は、二月二十四日付託された右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告します。
 なお、本案採決の結果、本案に対し廃棄された意見は、池川友一君が出席委員清水とし子君、尾崎あや子君、里吉ゆみ君、白石たみお君、大山とも子君及び和泉なおみ君の賛成を得て、少数意見として留保したので申し添えます。
  令和五年三月二十二日
予算特別委員長 小宮あんり
 東京都議会議長 三宅しげき殿

   予算特別委員会少数意見報告書
 第五号議案
  令和五年度東京都国民健康保険事業会計予算
 三月二十二日開会の予算特別委員会における右議案に対する左記意見は、採決の結果廃棄されたので、成規の賛成を得て少数意見として留保したから、東京都議会会議規則第六十七条第二項の規定により報告します。
       記
 (意見)
 東京都が財政運営の主体でありながら、保険料の引き下げのための財源投入を行っていない。
 よって、令和五年度東京都国民健康保険事業会計予算に反対するものである。
  令和五年三月二十二日
少数意見留保者 池川 友一
賛成者 清水とし子
賛成者 尾崎あや子
賛成者 里吉 ゆみ
賛成者 白石たみお
賛成者 大山とも子
賛成者 和泉なおみ
 東京都議会議長 三宅しげき殿

   予算特別委員会議案審査報告書
 第二十一号議案
  令和五年度東京都都市再開発事業会計予算
 本委員会は、二月二十四日付託された右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告します。
 なお、本案採決の結果、本案に対し廃棄された意見は、池川友一君が出席委員清水とし子君、尾崎あや子君、里吉ゆみ君、白石たみお君、大山とも子君及び和泉なおみ君の賛成を得て、少数意見として留保したので申し添えます。
  令和五年三月二十二日
予算特別委員長 小宮あんり
 東京都議会議長 三宅しげき殿

   予算特別委員会少数意見報告書
 第二十一号議案
  令和五年度東京都都市再開発事業会計予算
 三月二十二日開会の予算特別委員会における右議案に対する左記意見は、採決の結果廃棄されたので、成規の賛成を得て少数意見として留保したから、東京都議会会議規則第六十七条第二項の規定により報告します。
       記
 (意見)
 泉岳寺駅の再開発事業は、地域への環境負荷の影響が大きく、見直すべき開発である。
 よって、令和五年度東京都都市再開発事業会計予算に反対するものである。
  令和五年三月二十二日
少数意見留保者 池川 友一
賛成者 清水とし子
賛成者 尾崎あや子
賛成者 里吉 ゆみ
賛成者 白石たみお
賛成者 大山とも子
賛成者 和泉なおみ
 東京都議会議長 三宅しげき殿

   予算特別委員会議案審査報告書
 第二十二号議案
  令和五年度東京都臨海地域開発事業会計予算
 本委員会は、二月二十四日付託された右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告します。
 なお、本案採決の結果、本案に対し廃棄された意見は、池川友一君が出席委員清水とし子君、尾崎あや子君、里吉ゆみ君、白石たみお君、大山とも子君及び和泉なおみ君の賛成を得て、少数意見として留保したので申し添えます。
  令和五年三月二十二日
予算特別委員長 小宮あんり
 東京都議会議長 三宅しげき殿

   予算特別委員会少数意見報告書
 第二十二号議案
  令和五年度東京都臨海地域開発事業会計予算
 三月二十二日開会の予算特別委員会における右議案に対する左記意見は、採決の結果廃棄されたので、成規の賛成を得て少数意見として留保したから、東京都議会会議規則第六十七条第二項の規定により報告します。
       記
 (意見)
 大田市場の隣地の売却は賛成だが、破綻した臨海副都心開発にしがみつき、都民の貴重な都有地も処分する方針を変えていない。都民不在の開発を進めるものになっている。
 よって、令和五年度東京都臨海地域開発事業会計予算に反対するものである。
  令和五年三月二十二日
少数意見留保者 池川 友一
賛成者 清水とし子
賛成者 尾崎あや子
賛成者 里吉 ゆみ
賛成者 白石たみお
賛成者 大山とも子
賛成者 和泉なおみ
 東京都議会議長 三宅しげき殿

   予算特別委員会議案審査報告書
 第二十四号議案
  令和五年度東京都交通事業会計予算
 本委員会は、二月二十四日付託された右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告します。
 なお、本案採決の結果、本案に対し廃棄された意見は、池川友一君が出席委員清水とし子君、尾崎あや子君、里吉ゆみ君、白石たみお君、大山とも子君及び和泉なおみ君の賛成を得て、少数意見として留保したので申し添えます。
  令和五年三月二十二日
予算特別委員長 小宮あんり
 東京都議会議長 三宅しげき殿

   予算特別委員会少数意見報告書
 第二十四号議案
  令和五年度東京都交通事業会計予算
 三月二十二日開会の予算特別委員会における右議案に対する左記意見は、採決の結果廃棄されたので、成規の賛成を得て少数意見として留保したから、東京都議会会議規則第六十七条第二項の規定により報告します。
       記
 (意見)
 バス路線の減便により、バス運転手の定数を三十八名減員するものとなっている。都民の移動の権利を保障する責任がある公営交通の責任を果たす必要がある。
 よって、令和五年度東京都交通事業会計予算に反対するものである。
  令和五年三月二十二日
少数意見留保者 池川 友一
賛成者 清水とし子
賛成者 尾崎あや子
賛成者 里吉 ゆみ
賛成者 白石たみお
賛成者 大山とも子
賛成者 和泉なおみ
 東京都議会議長 三宅しげき殿

   予算特別委員会議案審査報告書
 第百十号議案
  令和五年度東京都一般会計補正予算(第一号)
 本委員会は、二月二十四日付託された右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告します。
 なお、本案採決の結果、本案に対し廃棄された意見は、池川友一君が出席委員清水とし子君、尾崎あや子君、里吉ゆみ君、白石たみお君、大山とも子君及び和泉なおみ君の賛成を得て、少数意見として留保したので申し添えます。
  令和五年三月二十二日
予算特別委員長 小宮あんり
 東京都議会議長 三宅しげき殿

   予算特別委員会少数意見報告書
 第百十号議案
  令和五年度東京都一般会計補正予算(第一号)
 三月二十二日開会の予算特別委員会における右議案に対する左記意見は、採決の結果廃棄されたので、成規の賛成を得て少数意見として留保したから、東京都議会会議規則第六十七条第二項の規定により報告します。
       記
 (意見)
 新型コロナウイルスの感染力も病原性も、感染症法上の位置付けが五類になったから変わるものではない。無料のPCR等検査や有症状者等への抗原検査キットの配布、自宅療養者への食料支援等を、五月八日以降も継続して実施する必要がある。
 よって、令和五年度東京都一般会計補正予算(第一号)に反対するものである。
  令和五年三月二十二日
少数意見留保者 池川 友一
賛成者 清水とし子
賛成者 尾崎あや子
賛成者 里吉 ゆみ
賛成者 白石たみお
賛成者 大山とも子
賛成者 和泉なおみ
 東京都議会議長 三宅しげき殿

   財政委員会議案審査報告書
 第九十二号議案
  土地の信託の変更について
 本委員会は、二月二十四日付託された右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
財政委員長 ほっち易隆
 東京都議会議長 三宅しげき殿

   文教委員会議案審査報告書
 第四十四号議案
  東京都体育施設条例の一部を改正する条例
 本委員会は、二月二十四日付託された右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
文教委員長 入江のぶこ
 東京都議会議長 三宅しげき殿

   厚生委員会議案審査報告書
 第五十号議案
  東京都児童福祉施設の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例
 第百十二号議案
  東京都幼保連携型認定こども園の学級の編制、職員、設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例
 本委員会は、二月二十四日付託された右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
厚生委員長 内山 真吾
 東京都議会議長 三宅しげき殿

   環境・建設委員会議案審査報告書
 第六十四号議案
  東京都省エネルギーの推進及びエネルギーの安定的な供給の確保に関する条例の一部を改正する条例
 第九十六号議案
  令和五年度の連続立体交差事業の実施に伴う費用の関係特別区・市の負担について
 本委員会は、二月二十四日付託された右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十五日
環境・建設委員長 里吉 ゆみ
 東京都議会議長 三宅しげき殿

   警察・消防委員会議案審査報告書
 第七十二号議案
  東京都高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に係る信号機等の基準に関する条例の一部を改正する条例
 本委員会は、二月二十四日付託された右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
警察・消防委員長 高倉 良生
 東京都議会議長 三宅しげき殿

   予算特別委員会議案審査報告書
 第二号議案
  令和五年度東京都特別区財政調整会計予算
 第三号議案
  令和五年度東京都地方消費税清算会計予算
 第四号議案
  令和五年度東京都小笠原諸島生活再建資金会計予算
 第六号議案
  令和五年度東京都母子父子福祉貸付資金会計予算
 第七号議案
  令和五年度東京都心身障害者扶養年金会計予算
 第九号議案
  令和五年度東京都中小企業設備導入等資金会計予算
 第十号議案
  令和五年度東京都林業・木材産業改善資金助成会計予算
 第十一号議案
  令和五年度東京都沿岸漁業改善資金助成会計予算
 第十二号議案
  令和五年度東京都と場会計予算
 第十四号議案
  令和五年度東京都都営住宅等保証金会計予算
 第十五号議案
  令和五年度東京都都市開発資金会計予算
 第十六号議案
  令和五年度東京都用地会計予算
 第十七号議案
  令和五年度東京都公債費会計予算
 第十八号議案
  令和五年度東京都臨海都市基盤整備事業会計予算
 第十九号議案
  令和五年度東京都工業用水道事業清算会計予算
 第二十号議案
  令和五年度東京都中央卸売市場会計予算
 第二十三号議案
  令和五年度東京都港湾事業会計予算
 第二十五号議案
  令和五年度東京都高速電車事業会計予算
 第二十六号議案
  令和五年度東京都電気事業会計予算
 第二十八号議案
  令和五年度東京都下水道事業会計予算
 本委員会は、二月二十四日付託された右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月二十二日
予算特別委員長 小宮あんり
 東京都議会議長 三宅しげき殿

   総務委員会議案審査報告書
 第二十九号議案
  非常勤職員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例
 第三十号議案
  東京都組織条例の一部を改正する条例
 第三十一号議案
  東京都職員定数条例の一部を改正する条例
 第三十二号議案
  特別区における東京都の事務処理の特例に関する条例の一部を改正する条例
 第三十三号議案
  市町村における東京都の事務処理の特例に関する条例の一部を改正する条例
 第三十四号議案
  東京都区市町村振興基金条例の一部を改正する条例
 第九十一号議案
  包括外部監査契約の締結について
 第百十一号議案
  東京都職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例
 本委員会は、二月二十四日付託された右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
総務委員長 松田 康将
 東京都議会議長 三宅しげき殿

   文教委員会議案審査報告書
 第四十五号議案
  学校職員の定数に関する条例の一部を改正する条例
 第四十六号議案
  東京都立学校設置条例の一部を改正する条例
 本委員会は、二月二十四日付託された右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
文教委員長 入江のぶこ
 東京都議会議長 三宅しげき殿

   財政委員会議案審査報告書
 第三十五号議案
  東京都工業用水道事業清算会計条例
 第四十一号議案
  東京都都税条例の一部を改正する条例
 第九十三号議案
  土地の売払いについて
 本委員会は、二月二十四日付託された右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
財政委員長 ほっち易隆
 東京都議会議長 三宅しげき殿

   都市整備委員会議案審査報告書
 第四十七号議案
  東京都日影による中高層建築物の高さの制限に関する条例の一部を改正する条例
 第四十八号議案
  東京都都市整備局関係手数料条例の一部を改正する条例
 第四十九号議案
  高齢者、障害者等が利用しやすい建築物の整備に関する条例の一部を改正する条例
 本委員会は、二月二十四日付託された右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
都市整備委員長 藤井とものり
 東京都議会議長 三宅しげき殿

   厚生委員会議案審査報告書
 第五十一号議案
  東京都指定障害児通所支援の事業等の人員、設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例
 第五十二号議案
  東京都指定障害児入所施設の人員、設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例
 第五十三号議案
  東京都子供・子育て会議条例の一部を改正する条例
 第五十四号議案
  東京都認定こども園の認定要件に関する条例の一部を改正する条例
 第五十五号議案
  東京都児童相談所条例の一部を改正する条例
 第五十六号議案
  東京都児童福祉施設条例の一部を改正する条例
 第五十七号議案
  東京都福祉保健局関係手数料条例及び東京都福祉保健局関係手数料条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例
 第五十八号議案
  東京都立療育医療センター条例の一部を改正する条例
 第五十九号議案
  東京都立療育センター条例の一部を改正する条例
 第九十五号議案
  建物の譲渡について
 本委員会は、二月二十四日付託された右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
厚生委員長 内山 真吾
 東京都議会議長 三宅しげき殿

   経済・港湾委員会議案審査報告書
 第六十一号議案
  東京都海上公園条例の一部を改正する条例
 第六十二号議案
  東京都漁港管理条例の一部を改正する条例
 本委員会は、二月二十四日付託された右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
経済・港湾委員長 慶野 信一
 東京都議会議長 三宅しげき殿

   環境・建設委員会議案審査報告書
 第六十五号議案
  東京都自然公園条例の一部を改正する条例
 第六十六号議案
  東京都立公園条例の一部を改正する条例
 第六十七号議案
  東京都霊園条例の一部を改正する条例
 本委員会は、二月二十四日付託された右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十五日
環境・建設委員長 里吉 ゆみ
 東京都議会議長 三宅しげき殿

   公営企業委員会議案審査報告書
 第六十九号議案
  東京都公営企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例
 第九十八号議案
  多摩川流域下水道野川処理区の建設に要する費用の関係市の負担について
 第九十九号議案
  多摩川流域下水道北多摩一号処理区の建設に要する費用の関係市の負担について
 第百号議案
  多摩川流域下水道多摩川上流処理区の建設に要する費用の関係市町の負担について
 第百一号議案
  多摩川流域下水道浅川処理区の建設に要する費用の関係市の負担について
 第百二号議案
  荒川右岸東京流域下水道荒川右岸処理区の建設に要する費用の関係市の負担について
 本委員会は、二月二十四日付託された右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
公営企業委員長 大山とも子
 東京都議会議長 三宅しげき殿

   警察・消防委員会議案審査報告書
 第七十号議案
  警視庁の設置に関する条例の一部を改正する条例
 第七十一号議案
  警視庁関係手数料条例の一部を改正する条例
 第七十三号議案
  東京消防庁職員定数条例の一部を改正する条例
 本委員会は、二月二十四日付託された右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
警察・消防委員長 高倉 良生
 東京都議会議長 三宅しげき殿

○議長(三宅しげき君) 本案中、予算特別委員会に付託いたしました議案につきまして、予算特別委員長の報告を求めます。
 予算特別委員長小宮あんりさん。
   〔八十八番小宮あんり君登壇〕

○八十八番(小宮あんり君) ただいま上程されました第一号議案、令和五年度東京都一般会計予算外二十八議案の予算特別委員会における審査の経過概要と結果についてご報告申し上げます。
 令和五年度当初予算の規模は、一般会計八兆四百十億円、特別会計六兆二千七百八十二億円、公営企業会計が一兆七千六百二十九億円、総額十六兆八百二十一億円となっております。
 また、併せまして審査した令和五年度補正予算案の総額は、一千七百七十五億円でございます。
 令和五年度の都税収入は、企業収益の持ち直しによる法人二税の増などによりまして、前年度と比べて五千七百二億円、一〇・一%の増となる見込みです。
 このような状況の下、令和五年度予算案は、明るい未来の東京の実現に向け、将来にわたって成長と成熟が両立した光り輝く都市へと確実に進化し続ける予算と位置づけ、重要な諸課題の解決に向けて迅速に取り組み、長期的な視点に立ち、従来の発想を打ち破る大胆な施策を積極的に展開するとともに、持続可能な財政運営に向けた取組を行っていくこととしています。
 本委員会では、この予算案が都民生活に資するものとなるよう、慎重かつ精力的に審査を行ってまいりました。
 最初に、総括質疑について申し上げます。
 総括質疑は、三月七日、三月八日及び三月九日の三日間にわたって行われまして、将来を見据えた都政運営や各分野の施策などについて幅広く議論が行われたところです。
 特に今予算特別委員会では、少子化対策について活発に議論が行われました。
 具体的には、保育費、教育費、医療費等経済的支援、保育の充実、私立幼稚園への支援、結婚、妊娠、出産支援、育業の推進などについて議論が行われました。
 続いて、他の分野に関して申し上げます。
 まず、行財政運営全般に関してですが、持続可能な財政運営、財源の確保、都税収入の見通し、基金運用、政策評価、事業評価、減税施策、専門人材の確保、デジタル化の推進、広報施策などについて議論が行われました。
 次に、経済産業振興の分野では、中小企業支援、人材確保、賃上げ等労働環境の向上、女性、高齢者、障害者等の就業支援、国際競争力の向上、デジタル技術の活用、スタートアップ支援、外国企業の誘致、商店街の振興、インバウンド誘致などの観光施策、東京の農業、林業の振興、中央卸売市場の経営、都と地方との連携などについて議論が行われました。
 次に、都市基盤整備の分野では、道路整備、無電柱化、バリアフリー、住宅施策、通信インフラ整備、鉄道整備に鉄道連続立体交差化、都営交通、東京港の機能強化、航空政策、水道、下水道施策、都立公園、都有施設の整備、維持管理、都市の再開発、多摩地域のまちづくり、島しょ地域のインフラ整備などについて議論が行われたところです。
 次に、環境対策では、再生可能エネルギー施策や省エネルギー対策などの脱炭素化施策や電力の安定供給について、またプラスチック対策、粉じん対策、水質汚染対策、生物多様性の保全、回復などについて議論が行われました。
 次に、福祉、保健医療施策では、マスクの着用や五類移行後の対応などの新型コロナウイルス感染症対策、がん対策、医療的ケア児の支援、若年被害女性等支援、また医療施策、保健施策、高齢者施策、障害者施策、都立病院、保育所、保健所、児童相談所、若者や困窮者などの支援、相談体制、医療、介護等の人材確保などについて議論が行われました。
 次に、教育、文化の分野では、不登校対策、グローバル人材の育成、ICT教育に体験活動、学校と地域との連携、教員の確保、労働環境の向上、教育環境の整備、英語スピーキングテスト、芸術文化活動への支援などについて議論が行われました。
 次に、スポーツ振興に関してですが、国際スポーツ大会の開催支援と子供たちの参画、パラスポーツの振興、スポーツ施設の整備、活用などについて議論が行われました。
 次に、防災対策、危機管理対策では、耐震化など都市の強靱化、地域防災力の強化、防災拠点の整備、ICT活用に豪雨災害対策、浸水対策、子供の安全対策などについて議論が行われました。
 このほか、都政全般にわたり幅広い議論が行われました。
 総括質疑を終了した後、部局別質疑を行うため、本委員会の実施要領に基づきまして、議長を通じて各常任委員会に調査を依頼しました。
 この調査結果を基に、三月二十日、締めくくり総括質疑が行われました。
 締めくくり総括質疑では、まず、少子化対策に関して、経済的支援や子育て環境などについて議論が行われました。
 また、新型コロナウイルス感染症対策に関して、医療提供体制など今後の対応について議論が行われました。
 続いて、他の分野に関してですが、行財政運営全般では、税制、契約制度、デジタル化、情報セキュリティ対策、広報施策などについて議論が行われました。
 次に、経済産業振興の分野では、中小企業支援、産業振興、雇用対策、観光施策、都市農業の振興などについて議論が行われました。
 次に、都市基盤整備の分野では、交通施策、住宅施策などについて議論が行われました。
 次に、環境対策では、再生可能エネルギー施策、水質改善対策、食品ロス対策などについて議論が行われました。
 次に、福祉、保健医療施策では、医療施策、高齢者や障害者の支援、専門人材の確保、育成などについて議論が行われました。
 次に、教育、文化及びスポーツ振興の分野では、教育施策、文化振興、国際スポーツ大会などについて議論が行われました。
 次に、防災対策、危機管理対策では、都市の強靱化、地震対策、風水害対策などについて議論が行われました。
 このほかにも、共生社会の実現、平和関連事業、消費者保護など、都政全般にわたる幅広い議論が行われました。
 以上のような過程で、全ての付託議案に対する質疑を終了いたしまして、三月二十二日の委員会において討論、採決の運びとなりました。
 当日は、討論に先立ちまして、清水とし子委員外六名から、第一号議案及び第十三号議案に対し編成替えを求める動議が、また、中田たかし委員外四名から、第一号議案に対し編成替えを求める動議が、また、米川大二郎委員から、第一号議案に対する修正案がそれぞれ提出され、趣旨説明が行われました。
 趣旨説明の終了後、各会派代表委員が全議案に対する討論を行いまして、終了後、採決に入りました。
 まず、第一号議案及び第十三号議案の編成替えを求める動議については、起立少数で否決されました。
 次に、第一号議案の編成替えを求める動議につきましては、起立少数で否決されました。
 次に、第一号議案に対する修正案については、起立少数で否決されました。
 次に、第一号議案については、起立多数で原案のとおり決定をされました。
 次に、第五号議案、第八号議案、第十三号議案、第二十一号議案、第二十二号議案、第二十四号議案、第二十七号議案及び第百十号議案については、起立多数で原案のとおり決定されました。
 そのほかの二十議案については、全会一致をもって原案のとおり決定されました。
 なお、起立多数で決定した議案につきましては、少数意見の留保がありましたので、併せてご報告申し上げます。
 以上が本委員会における審査経過の概要と審査結果であります。
 これをもちまして委員長報告を終わります。
 ありがとうございました。

○議長(三宅しげき君) 以上をもって予算特別委員長の報告は終わりました。
 なお、ただいま上程されております議案中、第一号議案に対し、五番松田りゅうすけ君外二十四名より修正動議が提出されました。これを本案と併せて議題といたします。
 案文は、お手元に配布いたしてあります。
 朗読は省略いたします。

   〔修正動議は本号末尾(三四九ページ)に掲載〕

○議長(三宅しげき君) これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、順次発言を許します。
 二十二番平田みつよし君。
   〔二十二番平田みつよし君登壇〕

○二十二番(平田みつよし君) 東京都議会自由民主党を代表し、本定例会に付託された議案について討論を行います。
 最初に、第一号議案、令和五年度東京都一般会計予算及び第百十号議案、令和五年度東京都一般会計補正予算について申し上げます。
 まず、コロナ対策ですが、都は、四月から三か月分の補正予算を措置し、七月以降は、国の方針や感染状況、医療提供体制の状況等を踏まえ検討するとしています。
 コロナ感染状況の急激な変化にも迅速に対応できるよう準備を怠ることなく、重症患者の入院調整や高齢者等医療支援型施設の継続、空床情報を共有するシステムの構築を進めるとともに、マスクの着用についても、都として適切に対応していくよう要望しておきます。
 次に、燃料高騰、物価高騰への対応です。
 厳しい経済状況にある都民への支援とともに、コロナ後に向けて産業構造が変化する中、経営改善に取り組む都内中小企業への支援を強化する必要があります。人手不足への対応、情報化に対応するリスキリングなど、事業者が直面する課題に即した支援が必要です。
 また、観光業界では、十分な受入れ体制が準備できずに、回復傾向にあるインバウンドに対応できないでいるという話も伺っています。
 三年に及ぶコロナの影響は様々な分野に及んでいます。国の取組を効果的に活用しながら、都内事業者が安定して事業活動が継続できるよう、力強く後押しすべきです。
 そして、この課題は東京に限ったことではありません。こうしたときこそ、東京が地方との共存共栄を目指していくことも重要であると申し上げておきます。
 都は、スタートアップ・国際金融都市戦略室を設置し、スタートアップを生み出す場づくりや、海外の投資家や支援機関等の誘致など様々な事業を実施するとしています。国も、スタートアップ育成五か年計画を推進しており、都と国がタッグを組んでスタートアップ政策を推進し、日本全体にその成果を還元していくべきです。
 東京都としては、世界市場に向けたスタートアップとともに、都内各地域の経済活動の活性化に役立つスタートアップにもしっかりと取り組んでいくことを要望しておきます。
 そして、現下の閉塞的な状況を打開し、コロナ後に向けて力強く歩みを進めていくには、各種の経済支援策に加え、減税など思い切った対策も欠かせません。
 非課税世帯への支援と併せて取り組むことも可能です。厳しい経済状況にある都民への大胆な支援策として実施することを強く求めておきます。
 少子化対策について申し上げます。
 都は、ゼロ歳から十八歳まで全ての子供に、所得制限なしで毎月五千円を支給する事業を来年度から開始するとしています。
 非常に大きな話題となった事業ですが、実際に支給されるのは来年の一月で、これだけ大きな事業にもかかわらず、事業の実施期間も明確にされておらず、所得制限を設けなかった理由、またその効果について予算特別委員会で質疑しましたが、明確な答弁はいただけませんでした。
 都が突然発表した各家庭の経済状況を全くしんしゃくせず、とにかく一律に現金を給付するという事業が、少子化対策にとってどのような意義があるのか検証していくことが必要であると考えています。
 一千二百億円を超える事業です。行財政運営の観点からも、今後の事業計画を早急に明らかにすることを求めておきます。
 高齢者が安心して暮らせない社会では、少子化対策も十分に効果を発揮しないと考えています。高齢者が住み慣れた地域で自立した生活を送るには、医療、介護、生活支援等が一体的に提供される地域包括ケアシステムが欠かせません。
 そして、地区医師会と連携した、地域における在宅医療体制のさらなる充実とともに、フレイル予防、情報デバイド対策、来年度から取り組むシニア食堂推進事業といった居場所づくりなど、高齢者が元気で明るく毎日を過ごせる東京の実現に取り組んでいくことを要望しておきます。
 東京の私立学校は、建学の精神に基づく特色ある教育を展開し、公立とともに東京の公教育に重要な役割を果たしており、中高一貫校も増え、都内では中学生の四人に一人が私立中学に通っています。
 今般、国の中学生への支援事業が終了したことを踏まえ、都が独自に授業料の一部を助成するとしたことは、保護者からも負担軽減の声が高まっている中、時宜を得た対策であり、高く評価するものです。
 太陽光パネル義務化事業について申し上げます。
 パネル設置はあくまで手段であり、目的は再エネ発電とCO2の削減です。パネル設置を義務化することがカーボンハーフの実現にどのように役立つのか、つまり、設置した家庭でどれだけ電気代が節約できるかという話とは別に、東京都の環境対策事業としての費用対効果をより具体的に都民に説明することで、事業への理解を促進していくことが必要です。
 そして、人権問題、リサイクル問題への対応も大きな課題です。
 人権問題に関して、業界からの取組宣言や業界独自の取組基準を設けるとの説明がありましたが、実際に機能しなければ意味がありません。
 また、リサイクル問題についても、関係事業者で構成する協議会で住宅用パネルの取り外し作業マニュアルの作成や運搬方法、素材別リサイクルの検討等を進めていくとしていますが、廃棄されるパネルは必ず増加していきます。設置を義務づけた都には、将来を見据え、万全なリサイクル体制を構築していくことを強く求めておきます。
 我が会派は引き続き、太陽光パネル義務化に関するこうした課題の動向を注視し、義務化の必要性、妥当性を議論してまいります。
 エネルギー対策に関連して申し上げます。
 電力などエネルギー価格高騰に多くの都民や事業者が苦しむ中、エネルギーの大消費地である首都東京の知事が、原子力発電の再稼働を含め、エネルギーに関する問題について明確なメッセージを発信していただくことも重要であると指摘させていただきます。
 都は、昨年十二月、百年先も安心できる東京を目指すTOKYO強靱化プロジェクトを策定しました。同プロジェクトでは、五つの危機に複合災害を加え、各事業所管局は相互に連携しながら個別の施策や事業計画等に反映し実施するとしています。
 これまでも都は、各局が所管事業の中で災害対策に取り組むことで、全庁横断的な推進体制を維持してきたと考えています。今後、プロジェクトに示された各種取組の実施手法やスケジュールを具体化するとのことですが、都の災害対策の強化に向けて、全庁を挙げて取り組むことを要望しておきます。
 都は、若年被害女性等支援事業に係る委託事業に関して、東京都監査委員から、経費の実績額を再調査し、不適切と認められるものがある場合や委託料の過払いが認められる場合は、過去の事業年度についても精査を行い、返還請求等の適切な措置を講じることを勧告されました。
 今定例会の当該事業に関する質疑において、関係局間の事前調整、受託先の決定手順、受託先が都に提出した各種資料の審査など、監査対象局である福祉保健局が委託業務を適正に執行していなかったのではないかといった疑念は払拭されませんでした。
 都の委託業務の在り方、何より若年被害女性等支援事業という大切な事業に関わる問題です。事実関係を明確にし、同事業を適正に推進していくよう要望しておきます。
 コロナの分類変更を経て、これからコロナ後に向かって歩みを進めようとする矢先、燃料価格高騰、物価高騰などによって経済状況は悪化し、都内の経営環境は厳しさを増しています。
 こうした状況の中、都民への経済支援、中小企業の経営支援からスタートアップ支援、そして少子高齢化対策、防災対策、東京の将来に向けた環境対策、情報化推進など課題は多岐にわたり、都政のかじ取りは大変難しい局面にあります。このようなときこそ、都政運営の基本に立ち返り、区市町村と連携し、議会と議論を重ね、一つ一つの施策を丁寧につくり上げていくべきであると申し上げておきます。
 知事提出の全議案に賛成し、議員提出の全議案及び知事提出議案第一号に対する修正動議に反対し、都議会自民党の討論を終わります。(拍手)

○議長(三宅しげき君) 三十番龍円あいりさん。
   〔三十番龍円あいり君登壇〕

○三十番(龍円あいり君) 私は、都民ファーストの会東京都議団を代表し、知事提出の全議案に賛成し、議員提出議案第一号から第五号に反対、また、第一号議案に対する修正動議に反対の立場から討論を行います。
 初めに、令和五年度予算について申し上げます。
 令和五年度予算は、新型コロナウイルス感染症への対策に社会や経済が縛られた三年間から大きく一歩を踏み出し、東京、そして日本の未来を左右する大きな転換点としていく未来につながる予算になっています。
 さらに、経済対策の強化、子育て支援、女性活躍、高齢者支援、気候変動や災害に強いまちづくり、多摩・島しょ振興など、都民生活にとって欠かすことができない大切な施策が数多く盛り込まれています。
 施策の実行に向けては、あるべき東京の未来を想定して未来への投資を積極果敢に進めるとともに、都民の安心・安全を確保する効果的でスピード感のある政策の実現を強く要望いたします。
 また、政策評価については、事業の無駄をなくし、見直しが必要な事業はしっかりと見直していくワイズスペンディングの取組の一層の強化について、今後も継続していくことを求めておきます。
 次に、個別の政策分野について申し上げます。
 まずは、新型コロナウイルス感染症対策です。
 今後、感染症との闘いは新たな段階へ移ります。感染症法上の位置づけが変更される中で、保健、医療提供体制をスムーズに移行させることは重要です。一般の病院、クリニックにおける環境整備を支援し、通常の診療として原則的に患者を受け入れる体制を整えていくとともに、重症、中等症の患者を受け入れるための病床の確保や、ハイリスク層への対応を継続することを求めます。
 次に、子育て、教育について申し上げます。
 都民ファーストの会東京都議団は、去年の十二月の予算要望において、小池都知事に対して各分野での提案を行い、来年度予算の中で様々な形で実現することになりました。
 十八歳までの子供に月額五千円の給付、第二子の保育料無償化、出産応援事業、赤ちゃんファーストの継続と、妊娠、出産、子育ての切れ目ない支援の改善といった子育て負担軽減策について予算化されたことを高く評価いたします。
 引き続き、少子化対策で国を牽引するとともに、多岐にわたる専門人材と協働して少子化への歯止めへの作用を検証することにより、社会情勢を踏まえたブラッシュアップを求めます。
 加えて、子育て、教育施策については、所得階層によらず、あらゆる子育て世代が希望する人数の子供を産み育てられ、また、将来への期待が持てるよう、社会全体で負担を担うべきです。
 引き続き、都は、所得制限のない子育て負担軽減策を大胆に講じていくよう要望いたします。
 さらに、私たちが求めてきた卵子凍結やAMH検査について、新たに支援をしていくとしたことを高く評価します。若い世代が将来の妊娠や出産に正しく向き合えるよう、新たな支援策と併せて周知していくとともに、答弁にもあった従業員の卵子凍結の支援に取り組む企業への助成など、職場の理解や環境の促進にも一層の取組の強化を求めます。
 また、子供たちが将来、国内だけではなく、海外でも活躍し成果を出せる人として成長するには、異文化への理解を持ち、現地の人とコミュニケーションをしながら共に課題解決ができる能力が求められます。
 予算案では、英語の東京を実現させるための様々な施策が組み込まれていますが、今後、国の垣根を超える交流ができるための使える英語の習得に向けた取組の一層の強化を求めます。
 さらに、私たちの求めに応じ、フリースクールに通う家庭に対する実態調査への協力金を月額二万円に拡充するとの答弁があったことを高く評価いたします。フリースクールを学びの一つの選択肢とするため、認証化など質の担保や多様な事業者の参入を促す仕組みについても検討の加速を求めます。
 次に、防災対策と気候変動について申し上げます。
 今年九月に、関東大震災から百年の節目を迎えます。今後、ハード、ソフト両面で災害対策を一層加速するよう求めます。
 特に、私たちはソフト面での対策の強化、特にコミュニティの防災力の強化が重要であると考えています。町会、自治会において不足する防災物品の購入費用を助成するとしていますが、事業の推進に当たっては、町会、自治会への加入促進を組み合わせた施策とするよう求めます。
 都民の七割は集合住宅に居住していますが、その多くが町会、自治会に加入しておらず、地域の連携不足が災害時の弱点になりかねません。マンション防災の強化に向けて、今後、東京とどまるマンションへの登録などを条件に、小型蓄電池など防災備蓄資器材の整備費用を補助するとの答弁がありました。あわせて、町会、自治会への加入や連携などが進む取組となるよう後押しを求めます。
 また、私たちの求めに対して、「東京防災」と「東京くらし防災」をリニューアルする際に、マンション防災について新たに取りまとめ、都内全戸で配布するとの答弁がありましたが、速やかに対応するよう求めておきます。
 気候変動対策、脱炭素化については、建築物環境報告書制度の施行に向けて、事業者への支援や都民への理解促進を図るとともに、都自らが新築、改築時に加え、既存の都有施設に積極的に太陽光発電設備を設置し、併せてVPP、バーチャル・パワー・プラントの構築に取り組むことが重要です。
 グリーン分野における先進技術の活用やスタートアップ企業等の力を活用して、環境施策を強力に推進することを求めます。
 次に、スタートアップ施策について申し上げます。
 スタートアップ施策を大幅に強化する予算が編成され、また、先月はCity-Tech.Tokyo、G-NETSメイヤーズ・サミットが開催されました。今後は、東京のスタートアップの国際的な存在感をさらに高めていけるよう取組を求めます。
 拠点としてTokyo Innovation Baseの整備が予定されていますが、そこで会える人の魅力が極めて重要です。施設のトップやアドバイザーなどには、国内外からスタートアップ創業者やVC、アクセラレーターなど、これはという方々を集め、スタートアップ等を引きつける拠点としていくことを求めます。
 また、かねてから指摘しているとおり、公共調達にスタートアップを活用することは大きな後押しとなることから、各局事業においてスタートアップを積極的に取り入れるよう、改めて強く求めます。
 次に、介護、医療について申し上げます。
 私たちの求めに応じ、介護度の改善を実現する介護事業者への報奨金制度が創設されたことを高く評価します。今後、科学的なデータなども活用しながら、事業者の介護度の低下や重度化の予防につながる取組を、都内全域で展開していくよう求めます。
 次に、多摩地域の振興について申し上げます。
 来年度、多摩のまちづくり戦略を策定するとしており、デジタルや環境、創業やイノベーションなど今後の新たなまちづくりに必要な切り口を、関係局で連携して戦略に取り入れていくことを求めます。
 特に、多摩地域の交通ネットワークの強化は重要であります。武蔵野南線や南武線の南武支線の活用も含めて、多摩地域から空港へのアクセス改善について検討を加速させるべきです。早急な対策を求めます。
 また、公民学が連携して多摩のまちづくりの促進を図る仕組みとして、地元自治体が活用できるプラットフォームを都が新たに構築し、取組を支援していくと答弁がありましたが、まちづくりを推進する組織の人と資金の両面での支援の早期構築を求めます。
 最後に、東京二〇二〇大会をめぐる一連の不祥事について申し上げます。
 私たちはかねてより、組織委員会のガバナンスに関して様々な問題を指摘してきました。先日の予算特別委員会においては、私たちの求めに対し、清算法人に対して損害賠償請求や公費返還請求等も検討することや、清算業務をサポートする組織体制も構築するという知事の踏み込んだ答弁がありました。
 こうした姿勢が示されたことは高く評価しますが、引き続き、清算法人への働きかけなど、原因究明と再発防止に向けた取組の手綱を緩めることのないよう強く求めます。
 一方で、二〇二五年には、世界陸上やデフリンピックといった国際スポーツ大会が東京で開催予定です。こうした大会を通じて、東京都の都市としての活力やプレゼンスの向上につなげるべきであり、また、スポーツ行政を牽引する人材が成長できる貴重な機会と位置づけて、都も積極的に関与していくことを求めます。
 以上、都民ファーストの会東京都議団は、変化やあつれきを恐れることなく、あるべき東京の未来を想定し、未来への投資を積極果敢に進めていくことで、東京全体のパラダイムシフトを牽引していくことを改めてお誓い申し上げ、討論を終えます。(拍手)

○議長(三宅しげき君) 三十九番うすい浩一君。
   〔三十九番うすい浩一君登壇〕

○三十九番(うすい浩一君) 都議会公明党を代表し、知事提出の全議案に賛成、共産党の議員提出議案に反対、第一号議案に対する修正動議に反対の立場から討論を行います。
 初めに、令和五年度一般会計当初予算について申し上げます。
 令和五年度当初予算案は、子供たちへの投資、環境貢献、防災機能の強化などの取組に重点的に予算を配分したことなどにより、一般会計の予算規模は、前年度と比べて二千四百億円の増となる八兆四百十億円となっています。
 具体的な施策には、第二子の保育料無償化、高校三年生世代までの医療費無償化をはじめ、幅広い分野において都議会公明党が要請してきた内容が盛り込まれています。
 また、基金を積極的に活用する一方で、事業評価による見直しの徹底により、過去最高となる千百四十一億円の財源を確保したほか、都債の発行抑制を継続することで、都債残高を着実に減少させるなど、積極的な施策展開と健全な財政運営の両立を図っています。
 今後は、急激な景気変動にも耐えられる財政対応力を目指し、さらなる財政調整基金の積立てなどの強化を求めるものです。
 次に、子供、子育て支援についてです。
 都議会公明党は、親の就労の有無にかかわらず、子供を保育所等で受け入れる集団保育の実現を提案し、来年度予算案に新たな仕組みの創設が盛り込まれたことは大きな一歩であり、評価します。
 都議会公明党がさきの都議選の重点政策チャレンジエイトとして推進してきた第二子の保育料無償化が、いよいよ来年度からスタートします。本事業においても、第二子以降の利用料無償化を強く求めます。
 次に、私立中学校と都立大学への授業料助成についてです。
 まず、私立中学校について、都が授業料の助成を行うこととしたのは歴史的な転換であり、高く評価します。
 さきの代表質問において、知事は、授業料のうち十万円を助成すること、対象は私立中学生の約半数に相当する三万六千人を見込み、四十億円を予算として計上していることを明らかにしました。
 また、都立大学についても、年収九百十万円未満の世帯を対象に授業料無償化を図る方針を示しました。保護者の経済的負担への支援を評価するとともに、引き続き支援の充実に取り組むことを求めるものです。
 次に、新型コロナ対策についてです。
 今年の五月八日に、新型コロナの感染症法上の分類は二類相当から五類に移行されます。しかし、今後も季節的な感染拡大が発生することが懸念されるため、検査体制や受入れ体制の確保など、都として必要な対策を講じていくことが重要です。
 五類移行後の取組方針について、知事は、都民の不安や医療現場の混乱を招かないよう、四月中に移行計画を策定することを明らかにしました。状況の変化を見極めながら、必要な対策を的確に講じていくことを求めるものです。
 次に、がんの粒子線治療についてです。
 都議会公明党は、重点政策として都立病院への粒子線治療の導入を掲げており、さきの代表質問においても、粒子線治療の早期導入とスタッフの確保について、知事の見解を求めました。
 これに対し、知事は、令和五年度に粒子線治療施設の整備計画を策定する考えを明らかにしました。粒子線治療の導入に向け、着実な計画の策定を強く求めます。
 次に、帯状疱疹ワクチン助成についてです。
 代表質問において、都は、ワクチン接種に取り組む区市町村が負担した接種費用の二分の一を支援すること、予防等に関する情報発信を強化していくことを明らかにしました。
 今後は、実施を希望する全ての区市町村が助成を行えるよう、区市町村に積極的に働きかけていくことを望みます。
 次に、住宅政策本部の再編についてです。
 都議会公明党は、環境局の所管である住宅部門の再生可能エネルギーの推進について、日頃より業界団体と連携している住宅政策本部へ移管すること、また、体制が強化される住宅政策本部を住宅局に拡充すべきことを求めました。
 これに対し、知事は、環境局と住宅政策本部の連携強化などに取り組むと答弁しました。
 より実効性の高い執行体制を確立するためには、住宅政策本部への移管と局への拡充が不可欠です。改めて組織の再編を強く求めるものです。
 次に、リスキリングへの支援についてです。
 デジタル化の進展など社会が変化する中、職業能力を磨き直すリスキリングの重要性はますます高まっています。
 リスキリング支援について知事の見解を求めたのに対し、知事は、あらゆる世代の能力開発等を進める年間二万人規模のプロジェクトを展開することを表明し、従業員のスキル取得に取り組む企業への手厚い経費支援や、デジタル知識を学ぶ新たなプログラムの実施などに取り組む方針を示しました。
 幅広い世代に対する総合的な支援を強く求めるものです。
 次に、中小企業の若手人材の確保、定着についてです。
 都議会公明党は、中小企業の人手不足が一層深刻化する中、中小企業が採用した学生を対象に奨学金返済の一部を肩代わりする人材確保支援事業について、事業の魅力を多くの学生に伝えていくよう求めました。
 これに対し、都は、学生向けの出張講座や説明会で紹介するなど、利用を増やす取組を進めると答弁しました。
 また、住まいの確保を通じて若手人材の確保、定着を図る中小企業の取組への支援を訴えてきました。
 来年度の取組について、都は、中小企業に専門家を派遣し福利厚生の充実に向けた助言を行うこと、若手社員のために住宅を借り上げる場合、経費の半額を助成することを明らかにしました。
 我が党の主張を踏まえた対応を評価するとともに、継続的な支援の実施を求めるものであります。
 次に、羽田空港への多摩地域からのアクセスの利便性向上についてです。
 都議会公明党は、羽田空港アクセス線西山手ルートを完成させるため、都が積極的に取り組むべきこと、中央特快と青梅特快を新宿駅経由で羽田空港まで延伸し、乗換えなしで羽田空港まで行けるようにすべきことを求めました。
 これに対し、知事は、西山手ルートの事業スキームの具体化に向けて、国やJR東日本等との協議調整を積極的に進めるなど、空港アクセス利便性の向上に取り組む考えを明らかにしました。
 実現に向けては都の協力が不可欠です。積極的な対応を強く求めます。
 次に、高速道路上の本線料金所の撤去についてです。
 都議会公明党は、都市部の渋滞の要因の一つである高速道路の本線料金所を撤廃するため、都内高速道路の全面ETC化を繰り返し求めてきました。
 さきの代表質問において、知事は、圏央道とその内側の料金所を対象に、二〇二五年度までのETC専用化を予定していること、国や高速道路会社に対して強く働きかけ、できる限り早期の料金所撤廃に向けて取り組んでいくことを明らかにしました。
 一日も早い撤廃の実現に向け、取組のさらなる強化を求めるものです。
 次に、都政のDXについてです。
 都税のDXを推進するため、職員の意識改革を求めた我が党の質問に対し、知事は、各局にCIO補佐官を導入し、都民目線でサービスをデザインするという意識改革を徹底していくことなどを明らかにしました。
 都民がDXの恩恵を実感できるよう、都自らが率先して意識改革に取り組むことを求めます。
 次に、動物保護拠点の整備についてです。
 都議会公明党は、新たに整備を予定している動物愛護相談センターについて、令和五年度に策定する基本計画の中で、保護施設としての機能や都民から親しまれる動物との共生拠点にふさわしい施設内容などを明らかにすべきことを求め、知事からも前向きな答弁を得たところであります。
 子供からお年寄りまでが集い、動物との関わりを持てる拠点として整備を進めていくことを強く求めます。
 最後に、予算特別委員会で否決された日本共産党の予算の編成替えを求める動議について申し上げます。
 仮に実現を目指すのであれば、財源確保に向けた知事との折衝や他会派の賛同を得ることが不可欠であります。汗をかくことはせず、組替え案を提出しただけで、政策を具体化していくために重要なプロセスが決定的に欠けており、到底賛成できるものではありません。
 令和五年度から実現する十八歳までの医療費助成の拡充などについて、共産党は自分たちの実績であるかのようにまち中にポスターなどで喧伝し、ゼロ歳から二歳児の第二子の保育料無償化、私立中学校授業料負担軽減など、共産党が実現させたと議会で発言しております。
 しかし、実現させたとする施策の予算が盛り込まれた令和五年度予算案に明確に反対していることを申し添えておきます。
 都議会公明党は、地域に根差したネットワークの力をさらに強化し、現場の声に真摯に耳を傾けながら、東京の経済と都民生活を全力で守っていくことをお誓い申し上げ、討論を終わります。(拍手)

○議長(三宅しげき君) 百五番あぜ上三和子さん。
   〔百五番あぜ上三和子君登壇〕

○百五番(あぜ上三和子君) 日本共産党都議団を代表して、知事提出の一般会計予算外十六議案に反対し、我が党提出の五つの条例案及び英語スピーキングテストの予算を削除する五会派共同提案の修正動議に賛成の立場から討論を行います。
 予算案は、都税収入も予算規模も過去最大です。物価高騰などにより、都民の暮らしと営業が深刻な下で、一部の大企業や富裕層は莫大な利益を上げています。
 今定例会は、この巨大な都の財政力を、都民の暮らしと営業を守り抜くために使うかどうかが問われました。
 我が党の補聴器購入費補助条例は、この立場から提出したものです。
 東京都は、高齢者への補聴器支援について、効果的な施策を検討すると答弁しました。当事者団体の東京都中途失聴・難聴者協会は、条例案の採択を強く要望する声明を出しています。ぜひ実現させようではありませんか。
 また、都民生活が逼迫している下で、都議会議員の期末手当を昨年十二月の引上げ前の額で据え置く条例も提出しています。皆さんのご賛同を心より呼びかけます。
 我が党は、予算組替え提案も提出しました。予算の三・五%を組み替えるだけで、学校給食無償化、都内全域での十八歳までの医療費の完全無料化、補聴器購入費補助など百九項目の都民要望が実現できます。英語スピーキングテストの予算を全額削除したほか、不要不急の事業の見直しなどによって財源を生み出します。
 予算特別委員会で否決はされましたが、都民に寄り添う予算にするための具体的な対案です。引き続き、実現に向け全力を尽くします。
 一方、知事の新年度予算案はどうでしょうか。子供、子育て支援の拡充は重要ですが、予算案の全体は都民に寄り添うものとなっていません。
 高齢者福祉予算は減額され、都営住宅は二十四年間連続新規建設ゼロが続き、障害者福祉手当は二十七年間、一円も上がっていません。
 教育施策では経済界が求める人材育成が重視され、中小企業分野は急成長が見込まれる一部企業への支援に偏重しています。
 IRカジノの調査費は十年連続計上され、陥没事故を起こした外環道工事などの大型道路建設予算は一千億円を超えています。住民福祉の増進を基本的責務とする地方自治体本来の在り方に立ち返ることを求めます。
 新型コロナ対策の補正予算案は、政府が五月八日に新型コロナ感染症を五類に引き下げるのに合わせて、無料検査、食料配布などを終了し、政府の医療費負担増や病床確保料の削減もそのまま受け入れるものであり、反対です。五類になってもウイルスの感染力や病原性は変わりません。都民の命を守る対策を継続、拡充すべきです。
 コロナ対策を強化するとか行政的医療を将来にわたり提供するといって、知事が都立病院の独立行政法人化を強行して約九か月がたちました。
 ところが、多摩総合医療センターでは、独法化されたその日に感染症内科の医師が退職し、常勤医師がいなくなったことや、夜間の救急医療体制で重要な役割を果たしているER病棟を閉鎖しようとしていたことが明らかになりました。
 まさに、行政的医療を後退させ、経営効率を優先する独法化の本質が浮き彫りになっています。独法化した病院を直営に戻し、拡充することを求めます。
 英語スピーキングテスト、ESAT-Jを強行し、入試に不可欠な公平性、公正性を投げ捨てて、都立高校入試に活用したことは許されません。
 試験会場で周りの声が聞こえたなどの子供たちの証言を無視し、根拠も示さず解答に影響はなかったといい張り、採点ミスという重大な問題が起きたのに教育長は謝罪していません。個人情報取得について、違法性の疑いも指摘されています。反対の声はますます広がっています。
 ところが、都教委は中止するどころか、中学一、二年生にまで英語スピーキングテストを拡大する予定です。予算額は、今年度の五億円から、新年度は七倍の三十五億円に膨れ上がっています。
 そもそも都教委には中学校にテストを強制する権限はなく、上からテストを押しつければ、子供たちの自主性、自発性を大切にした豊かな学びは失われてしまいます。英語スピーキングテストの予算三十五億円は全額削除すべきです。
 五輪の談合疑惑について、捜査に関わることであり答えは差し控えるとの答弁が繰り返されました。捜査の対象になっていること自体、重大です。しかも、進んで真実を明らかにする姿勢がありません。
 外部有識者の下で調査を進めているというのもごまかしで、実態は、元組織委員会理事でオリ・パラ準備局長だった副知事をトップとする調査です。外部有識者による第三者機関の設置、徹底調査と検証、公表こそ必要です。
 神宮外苑再開発が着手され、樹木についに手がかけられようとしています。
 音楽家の坂本龍一氏が立ち止まるように求める手紙を小池知事に送りましたが、知事は冷たく突き放しました。都民の怒りは高まる一方です。
 アセス評価書の虚偽の指摘も、イチョウ並木への影響調査も未解決です。新宿区の風致地区条例の改悪は、事実上東京都の指示だったことも明らかになりました。知事は施行認可を取り消すべきです。
 虐待などで家に居場所がなく、夜の繁華街などをさまよう少女たちを性被害などから守る若年被害女性等支援事業について、都は非常に重要だと認めました。事業を委託されている団体Colaboが、不正に委託料を受け取った事実はなかったこともはっきりしました。
 ところが、今、この団体のアウトリーチの活動に対し、大勢で取り囲む、暴言を吐くなどの悪質な妨害が続いています。東京地裁は、繰り返し来ている妨害者に対し、接近禁止などの仮処分決定を出しました。
 こうした中で、都が団体に対し、妨害行為を理由にして、二十二日に予定されていた活動の事実上の中止要請をしたことは、少女たちの危険を高めるものであり、間違いです。東京都が責任を持って、団体が活動できるように対応することを強く求めるものです。
 朝鮮学校への補助金が停止されて十三年になり、子供たちの学ぶ権利が脅かされています。一日も早い復活を求め、生徒や保護者らの運動が広がる下、届けられた要請書や子供、保護者のメッセージを都が確認していると答弁したことは重要です。
 また、東京都こども基本条例の子供には朝鮮学校の子供も当然含まれ、マイノリティーの子供たちの権利について、誰一人取り残されることなく尊重される旨の答弁もありました。そうであるなら、補助金を即刻復活すべきです。
 東京都の公式歴史記録である東京百年史の記述を知事が否定し、関東大震災のときの朝鮮人虐殺を史実と認めない答弁を繰り返したことは、極めて重大です。同時に、震災による犠牲者と、極度の混乱の中で犠牲になった人を区別する認識を示したことは、ささやかですが重要な変化です。しかし、それで済まされる話ではありません。
 関東大震災百年の今年は、朝鮮人犠牲者に対する心を込めた追悼文を出すことを重ねて強く求めておきます。
 今、戦争か平和かが鋭く問われています。大軍拡ではなく、憲法九条を生かした外交努力こそ求められています。日本共産党都議団は、平和を願う皆さんと力を合わせて全力を尽くすことを表明し、討論を終わります。(拍手)

○議長(三宅しげき君) 百一番山口拓君。
   〔百一番山口拓君登壇〕

○百一番(山口拓君) 私は、東京都議会立憲民主党を代表して、知事提出の全議案に賛成、知事提出の第一号議案の修正動議に賛成、その他の議員提出議案に反対の立場から討論を行います。
 第一号議案、令和五年度東京都一般会計予算について申し上げます。
 東京都議会立憲民主党は、過去最高の一般歳出予算額となる中、コロナ禍の末に物価高に苦しむ都民、中小零細事業者への支援策にしっかり取り組まれるかとの観点から質疑を行いました。
 物価高騰は歴史的な水準に達しており、物価上昇を上回る賃上げが必要なことから、知事自ら率先して機運醸成に努めるよう求めます。
 賃上げに向けて、技術革新や人材投資、成長産業分野への再就職促進の取組や、女性の健康を支え活躍を促進する施策の加速、DXでは、リーダー的デジタル推進人材の確保、育成、戦略づくりのフォローアップなど、効果につながる取組を支援するよう求めます。
 結婚支援事業では、マッチングよりも、賃上げやジェンダー平等の推進による将来不安の解消が求められていると考えます。物価上昇を上回る賃上げ、若年世代の希望をかなえる環境整備に尽力するよう求めます。
 また、選択的夫婦別姓や同性婚に向けた法改正を都としても国に求め、家族になりたいという当事者の願いに寄り添った対応を進めることを求めます。
 東京都議会立憲民主党は、子供と教育は所得制限なく支援すべきと考えており、全ての子供を対象とする東京都版子供手当、〇一八サポートを前向きに捉えたいと思います。
 一方で、私たちの質疑を通じて、ほかの子育て支援策の所得制限撤廃には消極的、区市町村との意思疎通不足、支給対象となっている子供たちへのメッセージも不明確など、詰めが不十分であることが明らかになりました。
 特別奨学金の所得制限が撤廃されていないため、子供二人、年収九百十万円のモデル家庭では、〇一八サポートの給付で年間九十五万円もの受給を失う逆転現象の可能性があることも、私たちの質疑を通じて確認されました。〇一八サポート事業で、子育て家庭が罰を受けることがないよう効果的な施策展開を求めるとともに、子供、子育て支援策に関する所得制限の撤廃を求めるものです。
 教育の無償化を進める一環として求めている小中学校、都立特別支援学校等の給食費の無償化について、予算特別委員会に編成替えを求める動議を出しました。都として、学校給食費の無償化に踏み出すよう強く求めておきます。
 英語スピーキングテスト、ESAT-Jについては、都立高校の入試に使わないことはもちろん、一、二年生に拡大するのではなく、少人数でのスピーキング授業を実施することが必要です。
 テストそのものは否定しませんが、高校入試に活用することの影響に鑑み、修正動議に賛成するものです。
 さらに、低出生体重児の母親への心理的支援や身体的な支援など、産後ケアを一層推進するよう求めます。また、新生児マススクリーニングにおいて、重症複合免疫不全症、脊髄性筋萎縮症も公費負担の対象とすることを求めます。
 都区財調協議について、私たちは昨年末、都に要望書を出し、代表質問で取り上げるなど、区立児童相談所の設置が進む中、子供の虐待対策を進めるため真摯な対応を求めてきました。
 しかし、協議は平行線で、新たな配分割合の条例提案はありませんでした。ひとえに、知事による区側とのコミュニケーション不足によるものであり、施策推進のパートナーの立場で真摯に臨んでいただくよう、強く申し上げておきます。
 二〇二五年東京デフリンピック大会に向け、コミュニケーション、教育、インフラなど、やるべきことが山積しています。知事からは前向きな答弁がありましたが、各局の取組はまだ緒に就いたばかりであります。
 国際的な手話人材の育成、活用、手話や筆談ボード、情報コミュニケーションツールなど聞こえない人にフレンドリーな環境整備、障害理解教育、大会を通じインクルーシブなまち東京にできるよう、積極的な取組を求めます。
 中でも宿泊施設では、火災などの緊急事態を知らせる非常ベル、ドアのノック音などを光や振動で伝えるなどの対応ができる客室はまだまだ少ないため、都のより一層積極的な支援を求めます。
 東京都平和祈念館が凍結されてから二十四年、都民が戦争や平和について学び、考える場がありませんでした。失われた時間は大きな損失です。
 東京都議会立憲民主党は、都として東京都平和祈念館の整備に一歩踏み出すよう、重ねて求めます。
 新型コロナウイルス感染症対策について検証し、次の感染症危機に備えて未来に残すことは、コロナ禍を経験した私たちの責任です。外部専門家等による検証を改めて強く求めておきます。
 希望する方が無料で接種しやすいワクチン接種の環境整備、感染者の急増に際して迅速な救急搬送ができ、必要な医療が受けられる体制など、早めの対応を求めます。
 私たちは、阪神・淡路大震災の教訓から耐震化促進対策の強化を、多くの住家被害が出た熊本地震の教訓からは新耐震基準建築物の耐震化を求めてきました。これを受け、令和五年度予算では、平成十二年以前の新耐震基準の建築物にも新たに助成が拡充されたことを評価いたします。
 新たな助成も活用し、一人でも多くの都民の生命、財産を守るため、区市町村と連携して取り組むよう求めます。
 また、私たちが強く求めてきた旧耐震マンションへの耐震化助成も拡充されました。しっかり活用し、耐震化を進めるよう求めます。
 TOKYO強靱化プロジェクトでは、私たちが求めてきた複合災害、気候変動で激甚化している水害対策、富士山噴火への対応策など、施策のレベルアップが見られたことを評価いたします。
 あわせて、都民、事業者による災害への備えや、電源、備蓄等の在宅避難への備えなど、ソフト対策への都の積極的な支援を求めます。
 オリンピック汚職、談合事件は、都民、国民への背信行為であり、到底許されません。第三者調査機関を設置するなど徹底して調査し、説明責任を果たすよう強く求めます。
 また、談合等による指名停止措置は、資本関係等、経営の支配関係まで着目し、実質的な効力を発揮させる制度構築の検討を求めます。
 次に、陳情四第一一五号について申し上げます。
 本陳情は、東京都青少年健全育成条例で、成年向け図書類を不健全図書とする名称を改めてほしい内容です。
 これは、表現活動の萎縮につながりかねず、都の表現活動に対する基本的な姿勢も問われかねません。表現活動の自由を守る観点から、社会的排除につながる不健全の呼称を改める条例改正を、一日でも早く実現すべきであることを申し上げておきます。
 以上で東京都議会立憲民主党を代表しての討論を終わります。
 ご清聴ありがとうございました。(拍手)

○議長(三宅しげき君) 九番桐山ひとみさん。
   〔九番桐山ひとみ君登壇〕

○九番(桐山ひとみ君) ミライ会議の桐山ひとみです。ミライ会議を代表して、知事提出の第一号議案、一般会計予算に反対し、その他の議案に賛成、議員提出議案の全議案に反対、知事提出の第一号議案に対する修正動議に共同提案者として賛成の立場から討論を行います。
 まず、第一号議案の修正動議について申し上げます。
 中学校英語スピーキングテストに関連する予算額を削除して、減額分を財政調整基金積立金に入れる修正案です。
 これまで私たちが一貫して主張してきていることは、教育産業と連携し、中学校英語スピーキングテストを都立高校入試に活用することは、平等原則や公平性を欠き、かつフィリピン採点方法もブラックボックスで情報公開をされず、不透明な点が多過ぎることです。
 また、実施された中学校英語スピーキングテストは、中学生の声を聞かず、検証もしない。さらには、一、二年生にも導入するための来年度の予算案までが計上されています。
 公平、公正でない中学校英語スピーキングテストには賛同はできません。公教育の崩壊を止めるため、修正案へのご賛同をお願いいたします。
 小池都政について申し上げます。
 コロナ禍で世界経済が傷んで三年、ロシア、ウクライナ侵攻から一年、中国は習近平主席の独裁が確立し、軍事力が増強され続けています。また、三月に入り、アメリカやスイスで銀行が破綻し、世界的な金融不安が起きています。
 他方、日本政府は、異次元の少子化対策と防衛費GDP比二%への倍増が懸念となっており、少子化と防衛が、産めよ、増やせよ、軍備増強、いわゆる新しい戦前にならぬよう、国家並みの予算を持つ都政だからこそ、努めなければなりません。
 都政の主権者である都民に情報を公開し、声を聞くことは、民主主義の基本です。二元代表制は、都民に選ばれた知事と、同じく都民に選ばれた議員が、議会で質疑応答することで成立します。都庁官僚を盾にして逃げてはいけません。
 東京の教育について申し上げます。
 まず、英語力の東京について。
 小池知事は、英語は国力を決定づけるインフラ、居心地のよい日本語という壁ばかりに囲まれたまま首都東京が内向き志向に陥っては、国際社会で競争力を失うばかりと英語力を強調しています。これは、過去何度も浮上した経済発展のための英語第二公用語論と同じです。
 言葉は文化です。日本の文化と歴史を知り、情緒的な表現も論理的な思考もできるよう日本語を習得することが、グローバル人材を育てる上で最も重要なのです。
 次に、英語を話す技能についてです。
 世界には多様な英語があり、発音もイントネーションも様々です。英語スピーキングテストでは、話す能力が向上しません。発音や文法、イントネーションを採点し、自由なコミュニケーションを萎縮させるからです。
 アチーブメントテストである英語スピーキングテストの都立高校入試への活用は、平等性、公平性、教育への不当な支配、利益相反など違憲、違法、不適切であり、実施すべきではありません。
 英語の話す技能は、都立高校の学力検査として実施すべきです。都立高校の受検生は約四万人、各都立高校で見れば、四百人台以上の受検者数の都立高校は多くはなく、教育庁に支援体制を整える意思があれば、学校ごとに採点が可能です。
 中学生にアチーブメントテストを行うなら、区市町村の教育委員会、中学校が自主的に行い、都教育庁は費用面の支援に徹するべきです。公教育の受験産業依存をやめて、公教育の立て直しが急務です。
 次に、教育委員会制度の形骸化についてです。
 中学校英語スピーキングテストの都立高校入試への活用は、浜佳葉子教育長が決定したものです。教育委員会が独立行政機関である根拠は独自の民主的統制があることですが、実態は単なる報告の場で、行政機関ではありません。
 教育委員会は教育庁の隠れみのになっており、情報を隠し、多くの質問に対して抽象的答弁を繰り返しています。今後、教育委員会の在り方について議論が必要です。
 次に、明治神宮外苑再開発及び東京二〇二〇大会について申し上げます。
 明治神宮再開発は、東京都主導の再開発です。明治神宮外苑は、明治天皇とその皇后の昭憲皇太后のご遺徳を永く後世に伝えるため、全国国民から寄附金と献木、青年団による勤労奉仕により造成されたものです。それが今、破壊されようとしています。
 平成二十四年の森喜朗氏と当時の佐藤広副知事との会談メモで、佐藤副知事は、霞ヶ丘アパートの住民に移転してもらうために国策として計画を進めていくことが必要、高さなどの規制緩和も可能、事業者である明治神宮の協力が必要、神宮外苑の再開発は進めるなどと語っています。明治神宮外苑再開発が東京都主導で行われてきたことは明らかです。
 小池知事は、再開発の見直しを求める坂本龍一さんの手紙にも、イコモスの専門家の対話の求めにも、事業者の開発だからと、事業者にいってくれとばかりの発言を繰り返し、逃げ回っています。全く無責任です。
 明治神宮再開発のスポーツクラスター構想は変質し、実態はイベント施設です。秩父宮ラグビー場は天然芝ではなく人工芝に、観客数は二万五千席から一万五千席に減少し、神宮第二球場もなくなります。
 オリンピックでもメディアが協賛していましたが、明治神宮外苑再開発ではメディアが実質的な事業者です。工事を落札した三井不動産、読売新聞社、日本テレビ、フジサンケイグループのニッポン放送、エイベックスらは三十年間の運営で得る利益を四百十一億円と見込んでいます。もはやイベント施設です。
 次は、東京二〇二〇大会の経理についてです。
 東京二〇二〇大会は、贈収賄と談合事件でその終わりを迎えました。改めて、組織委員会の経理の透明性が問われています。
 まず、組織委員会の決算は、黒字でも赤字でもない収支均衡です。自然体で収支均衡になるのか、不自然さがあります。公表されている決算は、大会の経費の全体像を分かりやすく示すため、業務の区分ごとに整理したものの一部だそうですが、積算根拠は秘密です。
 さらに重要なのは、収入連動経費の千七十七億円の行方です。都の答弁で、千七十七億円は主としてIOC、JOC、電通に支払われたことが明らかになりましたが、IOC、JOC、電通に幾ら支払われたのか、正当な報酬だったのかは秘密です。
 清算法人の所在地は、都庁、都庁舎内です。清算人四人のうち二人は副知事経験者です。職員は全員が都職員の身分、都が給与を負担して業務に当たっています。東京都が組織委員会の経理を知ることができないなら、幾ら適正な運営を確保するためのガイドラインをつくろうと絵に描いた餅で、何ら実効性もない気休めにすぎません。
 世界陸上を開催するなら、まずは東京二〇二〇大会の経理について都民に説明してからです。
 次は、東京二〇二〇大会と明治神宮外苑再開発との関係についてです。
 明治神宮外苑再開発では、文科省の外郭団体でもある日本スポーツ振興センターが所有する秩父宮ラグビー場の敷地と、明治神宮が所有する神宮球場の敷地が交換されることが議会答弁で明らかになりました。
 国道二四六号線に近い秩父宮ラグビー場の土地価格は、神宮球場より三倍は高いと見込まれています。また、東京都の都市計画変更、まちづくり指針によって生み出される千三百億円ともいわれている秩父宮ラグビー場の空中権にも注目です。
 さらに、東京二〇二〇大会の収入連動経費千七十七億円のうち、JOC、電通に支払われたお金がどこへ行くのかにも注目です。
 IOCは、オリンピックで得た資金を傘下のスポーツ団体に配ることで、世界の頂点に君臨しています。JOCは、日本スポーツ政策推進機構の特別会員ですが、仮に明治神宮外苑再開発地域の中心にあるジャパン・スポーツ・オリンピック・スクエアの中にある日本スポーツ政策推進機構にこれらの多額の資金の一部でも行くようであれば、日本のスポーツ団体に君臨できることになります。
 小池知事の、隠し事のない情報公開、逃げない都民との対話、都民のための都政、この真価が問われています。
 以上、東京大改革の旗印である情報公開と行財政改革を真摯に進め、隠し事のない都政、都民と対話する都政、都民による都民のための都政を実現することを強く求め、ミライ会議の討論を終わります。(拍手)

○議長(三宅しげき君) 以上をもって討論を終了いたします。

○議長(三宅しげき君) これより採決に入ります。
 まず、日程第一、議員提出議案第二号、東京都税制調査会条例を採決いたします。
 本案に関する委員会の報告は否決でありますので、原案について起立により採決いたします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕

○議長(三宅しげき君) 起立少数と認めます。よって、本案は否決されました。

○議長(三宅しげき君) 次に、日程第二及び第三、議員提出議案第四号、東京都島しょ地域外の医療機関への通院に係る交通費等の補助に関する条例外議案一件を一括して採決いたします。
 本案に関する委員会の報告は、いずれも否決でありますので、原案について起立により採決いたします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕

○議長(三宅しげき君) 起立少数と認めます。よって、本案は、いずれも否決されました。

○議長(三宅しげき君) 次に、日程第四、議員提出議案第一号、個人情報の保護に関する法律施行条例の一部を改正する条例を採決いたします。
 本案に関する委員会の報告は否決でありますので、原案について起立により採決いたします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕

○議長(三宅しげき君) 起立少数と認めます。よって、本案は否決されました。

○議長(三宅しげき君) 次に、日程第五、議員提出議案第三号、東京都議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例を採決いたします。
 本案に関する委員会の報告は否決でありますので、原案について起立により採決いたします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕

○議長(三宅しげき君) 起立少数と認めます。よって、本案は否決されました。

○議長(三宅しげき君) 次に、日程第六、第一号議案、令和五年度東京都一般会計予算を採決いたします。
 まず、松田りゅうすけ君外二十四名より提出されました修正案について、起立により採決いたします。
 本修正案に賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕

○議長(三宅しげき君) 起立少数と認めます。よって、修正案は否決されました。
 次に、原案について採決いたします。
 本案に関する委員会の報告は、可決であります。
 本案は、起立により採決いたします。
 本案は、委員会の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕

○議長(三宅しげき君) 起立多数と認めます。よって、本案は、委員会の報告のとおり決定いたしました。

○議長(三宅しげき君) 次に、日程第七及び第八、第十三号議案、令和五年度東京都都営住宅等事業会計予算外議案一件を一括して採決いたします。
 本案に関する委員会の報告は、いずれも可決であります。
 本案は、起立によって採決いたします。
 本案は、委員会の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕

○議長(三宅しげき君) 起立多数と認めます。よって、本案は、いずれも委員会の報告のとおり決定いたしました。

○議長(三宅しげき君) 次に、日程第九及び第十、第八号議案、令和五年度東京都地方独立行政法人東京都立病院機構貸付等事業会計予算外議案一件を一括して採決いたします。
 本案に関する委員会の報告は、いずれも可決であります。
 本案は、起立により採決いたします。
 本案は、委員会の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕

○議長(三宅しげき君) 起立多数と認めます。よって、本案は、いずれも委員会の報告のとおり決定いたしました。

○議長(三宅しげき君) 次に、日程第十一から第十三まで、第五号議案、令和五年度東京都国民健康保険事業会計予算外議案二件を一括して採決いたします。
 本案に関する委員会の報告は、いずれも可決であります。
 本案は、起立により採決いたします。
 本案は、委員会の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕

○議長(三宅しげき君) 起立多数と認めます。よって、本案は、いずれも委員会の報告のとおり決定いたしました。

○議長(三宅しげき君) 次に、日程第十四から第二十二まで、第二十四号議案、令和五年度東京都交通事業会計予算外議案八件を一括して採決いたします。
 本案に関する委員会の報告は、いずれも可決であります。
 本案は、起立により採決いたします。
 本案は、委員会の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕

○議長(三宅しげき君) 起立多数と認めます。よって、本案は、いずれも委員会の報告のとおり決定いたしました。

○議長(三宅しげき君) 次に、日程第二十三、第二号議案、令和五年度東京都特別区財政調整会計予算を採決いたします。
 本案に関する委員会の報告は、可決であります。
 本案は、起立により採決いたします。
 本案は、委員会の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕

○議長(三宅しげき君) 起立多数と認めます。よって、本案は、委員会の報告のとおり決定いたしました。

○議長(三宅しげき君) 次に、日程第二十四及び第二十五、第三十一号議案、東京都職員定数条例の一部を改正する条例外議案一件を一括して採決いたします。
 本案に関する委員会の報告は、いずれも可決であります。
 本案は、起立により採決いたします。
 本案は、委員会の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕

○議長(三宅しげき君) 起立多数と認めます。よって、本案は、いずれも委員会の報告のとおり決定いたしました。

○議長(三宅しげき君) 次に、日程第二十六から第八十二まで、第三号議案、令和五年度東京都地方消費税清算会計予算外議案五十六件を一括して採決いたします。
 本案に関する委員会の報告は、いずれも可決であります。
 お諮りいたします。
 本案は、委員会の報告のとおり決定することにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(三宅しげき君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、いずれも委員会の報告のとおり決定いたしました。

○議長(三宅しげき君) これより追加日程に入ります。
 追加日程第一、東京都副知事の選任の同意についてを議題といたします。
   〔古賀議事部長朗読〕
一、東京都副知事の選任の同意について一件

四財主議第六二〇号
令和五年三月二十四日
東京都知事 小池百合子
 東京都議会議長 三宅しげき殿
   東京都副知事の選任の同意について(依頼)
 東京都副知事に左記の者を選任したいので、地方自治法第百六十二条の規定により、東京都議会の同意についてよろしくお願いします。
       記
     中村 倫治

      略歴
中村 倫治
昭和四十年二月十一日生
平成元年三月   名古屋大学法学部研究生修了
平成元年四月   入都
平成十四年四月  中央区企画部副参事(都心再生・計画担当)
平成十七年四月  総務局総務部副参事(法制担当)
平成十九年四月  総務局総務部副参事(法規担当)
平成十九年六月  総務局総務部文書課長
平成二十二年四月 財務局経理部総務課長(統括課長)
平成二十五年四月 産業労働局担当部長<(株)東京ビッグサイト派遣>
平成二十七年七月 財務局財産運用部長
平成二十九年八月 オリンピック・パラリンピック準備局総務部長
令和元年七月   オリンピック・パラリンピック準備局次長<オリンピック・パラリンピック準備局総務部長事務取扱>
令和二年七月   オリンピック・パラリンピック準備局長
令和三年十月   福祉保健局長
令和四年七月   政策企画局長

○議長(三宅しげき君) 本件は、起立により採決いたします。
 本件は、知事の選任に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕

○議長(三宅しげき君) 起立多数と認めます。よって、本件は、知事の選任に同意することに決定いたしました。

○議長(三宅しげき君) 追加日程第二及び第三、四第四二号、小・中学校の給食費の無償化に関する請願外陳情一件を一括議題といたします。
 委員会審査報告書は、お手元に配布いたしてあります。
 朗読は省略いたします。

   文教委員会請願審査報告書
四第四二号
 小・中学校の給食費の無償化に関する請願
(令和四年十二月八日付託)
  請願者 豊島区
   新日本婦人の会東京都本部
代表 佐久間千絵 外七、二一三人
 本委員会は、右請願審査の結果、不採択とすべきものと決定したので報告します。
  令和五年二月十日
文教委員長 入江のぶこ
 東京都議会議長 三宅しげき殿

   文教委員会陳情審査報告書
四第一一五号
 東京都青少年の健全な育成に関する条例における不健全な図書類の改称に関する陳情
(令和四年十二月十五日付託)
  陳情者 千代田区
   不健全図書・有害図書制度を改める会
代表 栗下 善行
 本委員会は、右陳情審査の結果、不採択とすべきものと決定したので報告します。
  令和五年二月九日
文教委員長 入江のぶこ
 東京都議会議長 三宅しげき殿

○議長(三宅しげき君) 本件は、起立により採決いたします。
 本件は、いずれも委員会の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕

○議長(三宅しげき君) 起立多数と認めます。よって、本件は、いずれも委員会の報告のとおり決定いたしました。

○議長(三宅しげき君) 追加日程第四、四第四八号、インボイス制度の実施の中止を求める意見書の提出に関する請願を議題といたします。
 委員会審査報告書は、お手元に配布いたしてあります。
 朗読は省略いたします。

   財政委員会請願審査報告書
四第四八号
 インボイス制度の実施の中止を求める意見書の提出に関する請願
(令和四年十二月十五日付託)
  請願者 荒川区
   消費税廃止東京各界連絡会
代表 大内 朱史
 本委員会は、右請願審査の結果、不採択とすべきものと決定したので報告します。
  令和五年二月十日
財政委員長 ほっち易隆
 東京都議会議長 三宅しげき殿

○議長(三宅しげき君) 本件は、起立により採決いたします。
 本件は、委員会の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕

○議長(三宅しげき君) 起立多数と認めます。よって、本件は、委員会の報告のとおり決定いたしました。

○議長(三宅しげき君) 追加日程第五、四第一一三号、日米地位協定の改定を求める意見書の提出に関する陳情を議題といたします。
 委員会審査報告書は、お手元に配布いたしてあります。
 朗読は省略いたします。

   都市整備委員会陳情審査報告書
四第一一三号
 日米地位協定の改定を求める意見書の提出に関する陳情
(令和四年十二月十五日付託)
  陳情者 府中市
   東京外国語大学
大学院教授 伊勢崎賢治
 本委員会は、右陳情審査の結果、不採択とすべきものと決定したので報告します。
  令和五年二月十四日
都市整備委員長 藤井とものり
 東京都議会議長 三宅しげき殿

○議長(三宅しげき君) 本件は、起立により採決いたします。
 本件は、委員会の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕

○議長(三宅しげき君) 起立多数と認めます。よって、本件は、委員会の報告のとおり決定いたしました。

○議長(三宅しげき君) 追加日程第六、四第五一号、家族従業者の働き分を認めない所得税法第五十六条の廃止を求めることに関する請願を議題といたします。
 委員会審査報告書は、お手元に配布いたしてあります。
 朗読は省略いたします。

   経済・港湾委員会請願審査報告書
四第五一号
 家族従業者の働き分を認めない所得税法第五十六条の廃止を求めることに関する請願
(令和四年十二月十五日付託)
  請願者 荒川区
   東商連婦人部協議会
代表 井賀 久恵 外一、〇八八人
 本委員会は、右請願審査の結果、不採択とすべきものと決定したので報告します。
  令和五年二月十日
経済・港湾委員長 慶野 信一
 東京都議会議長 三宅しげき殿

○議長(三宅しげき君) 本件は、起立により採決いたします。
 本件は、委員会の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕

○議長(三宅しげき君) 起立多数と認めます。よって、本件は、委員会の報告のとおり決定いたしました。

○議長(三宅しげき君) 追加日程第七、四第一一八号、学校給食及び昼食における「心身の健康の増進と豊かな人間形成」の実現に関する陳情を議題といたします。
 委員会審査報告書は、お手元に配布いたしてあります。
 朗読は省略いたします。

   文教委員会陳情審査報告書
四第一一八号
 学校給食及び昼食における「心身の健康の増進と豊かな人間形成」の実現に関する陳情
(令和四年十二月十五日付託)
  陳情者 小平市
   全国有志子どもを思う会
代表 小野 真帆
 本委員会は、右陳情審査の結果、不採択とすべきものと決定したので報告します。
  令和五年二月十日
文教委員長 入江のぶこ
 東京都議会議長 三宅しげき殿

○議長(三宅しげき君) 本件は、起立により採決いたします。
 本件は、委員会の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕

○議長(三宅しげき君) 起立多数と認めます。よって、本件は、委員会の報告のとおり決定いたしました。

○議長(三宅しげき君) 追加日程第八、四第一〇五号、学校給食費の補助等に関する陳情を議題といたします。
 委員会審査報告書は、お手元に配布いたしてあります。
 朗読は省略いたします。

   文教委員会陳情審査報告書
四第一〇五号
 学校給食費の補助等に関する陳情
(令和四年十二月八日付託)
  陳情者 福生市
   福生市に学校給食無償化を進める会
代表 太田 興亜
 本委員会は、右陳情審査の結果、不採択とすべきものと決定したので報告します。
  令和五年二月十日
文教委員長 入江のぶこ
 東京都議会議長 三宅しげき殿

○議長(三宅しげき君) 本件は、起立により採決いたします。
 本件は、委員会の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕

○議長(三宅しげき君) 起立多数と認めます。よって、本件は、委員会の報告のとおり決定いたしました。

○議長(三宅しげき君) 追加日程第九及び第十、四第一三号の一、神宮外苑地区の再開発に関する請願外請願一件、陳情二件を一括議題といたします。
 委員会審査報告書は、お手元に配布いたしてあります。
 朗読は省略いたします。

   都市整備委員会請願審査報告書
四第一三号の一
 神宮外苑地区の再開発に関する請願
(令和四年十二月八日付託)
  請願者 渋谷区
   神宮外苑の森を守る会
代表 楠本 淳子 外一、七九四人
 本委員会は、右請願審査の結果、不採択とすべきものと決定したので報告します。
  令和五年二月十四日
都市整備委員長 藤井とものり
 東京都議会議長 三宅しげき殿

   環境・建設委員会請願審査報告書
四第一三号の二
 神宮外苑地区の再開発に関する請願
(令和四年十二月八日付託)
  請願者 渋谷区
   神宮外苑の森を守る会
代表 楠本 淳子 外一、七九四人
 本委員会は、右請願審査の結果、不採択とすべきものと決定したので報告します。
  令和五年二月十日
環境・建設委員長 里吉 ゆみ
 東京都議会議長 三宅しげき殿

   環境・建設委員会陳情審査報告書
四第一一六号
 葛西臨海水族園の建て替えに関する陳情
(令和四年十二月十五日付託)
  陳情者 江戸川区
   えどがわ革新懇
代表 伊藤 辰久
四第一一七号
 葛西臨海水族園(仮称)整備等事業及び葛西臨海水族園既存施設の利活用に関する陳情
(令和四年十二月十五日付託)
  陳情者 渋谷区
   葛西臨海水族園の長寿命化を考える会
代表 横河  健
 本委員会は、右陳情審査の結果、不採択とすべきものと決定したので報告します。
  令和五年二月十日
環境・建設委員長 里吉 ゆみ
 東京都議会議長 三宅しげき殿

○議長(三宅しげき君) 本件は、起立により採決いたします。
 本件は、いずれも委員会の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕

○議長(三宅しげき君) 起立多数と認めます。よって、本件は、いずれも委員会の報告のとおり決定いたしました。

○議長(三宅しげき君) 追加日程第十一、四第一〇九号、不登校児童生徒への多様な学習機会と経済的支援制度を求める意見書の提出に関する陳情を議題といたします。
 委員会審査報告書は、お手元に配布いたしてあります。
 朗読は省略いたします。

   文教委員会陳情審査報告書
四第一〇九号
 不登校児童生徒への多様な学習機会と経済的支援制度を求める意見書の提出に関する陳情
(令和四年十二月十五日付託)
  陳情者 葛飾区
   不登校児童の支援を考える親の会
村谷 麻美 外二〇五人
 本委員会は、右陳情審査の結果、不採択とすべきものと決定したので報告します。
  令和五年二月十日
文教委員長 入江のぶこ
 東京都議会議長 三宅しげき殿

○議長(三宅しげき君) 本件は、起立により採決いたします。
 本件は、委員会の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕

○議長(三宅しげき君) 起立多数と認めます。よって、本件は、委員会の報告のとおり決定いたしました。

○議長(三宅しげき君) 追加日程第十二、四第三九号、市街地再開発事業に協力した債務者への支援に関する請願を議題といたします。
 委員会審査報告書は、お手元に配布いたしてあります。
 朗読は省略いたします。

   都市整備委員会請願審査報告書
四第三九号
 市街地再開発事業に協力した債務者への支援に関する請願
(令和四年十二月八日付託)
  請願者 江戸川区
   株式会社共栄工業販売
代表取締役 西村 義宏
 本委員会は、右請願審査の結果、不採択とすべきものと決定したので報告します。
  令和五年二月十四日
都市整備委員長 藤井とものり
 東京都議会議長 三宅しげき殿

○議長(三宅しげき君) 本件は、起立により採決いたします。
 本件は、委員会の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕

○議長(三宅しげき君) 起立多数と認めます。よって、本件は、委員会の報告のとおり決定いたしました。

○議長(三宅しげき君) 追加日程第十三、四第四四号の一、笑顔あふれ、温かい触れ合いを通じて互いに学び、成長する学校に関する請願を議題といたします。
 委員会審査報告書は、お手元に配布いたしてあります。
 朗読は省略いたします。

   文教委員会請願審査報告書
四第四四号の一
 笑顔あふれ、温かい触れ合いを通じて互いに学び、成長する学校に関する請願
(令和四年十二月十五日付託)
  請願者 国分寺市
   子ども・青年の未来を―三多摩子育て・教育問題連絡会
代表 佐藤 洋史 外一、一五九人
 本委員会は、右請願審査の結果、不採択とすべきものと決定したので報告します。
  令和五年二月十日
文教委員長 入江のぶこ
 東京都議会議長 三宅しげき殿

○議長(三宅しげき君) 本件は、起立により採決いたします。
 本件は、委員会の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕

○議長(三宅しげき君) 起立多数と認めます。よって、本件は、委員会の報告のとおり決定いたしました。

○議長(三宅しげき君) 追加日程第十四、四第四九号、消費税率の引下げを求める意見書の提出に関する請願を議題といたします。
 委員会審査報告書は、お手元に配布いたしてあります。
 朗読は省略いたします。

   財政委員会請願審査報告書
四第四九号
 消費税率の引下げを求める意見書の提出に関する請願
(令和四年十二月十五日付託)
  請願者 荒川区
   消費税廃止東京各界連絡会
代表 大内 朱史
 本委員会は、右請願審査の結果、不採択とすべきものと決定したので報告します。
  令和五年二月十日
財政委員長 ほっち易隆
 東京都議会議長 三宅しげき殿

○議長(三宅しげき君) 本件は、起立により採決いたします。
 本件は、委員会の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕

○議長(三宅しげき君) 起立多数と認めます。よって、本件は、委員会の報告のとおり決定いたしました。

○議長(三宅しげき君) 追加日程第十五、四第五〇号、予算特別委員会への一人会派の参画の保障を求めることに関する請願を議題といたします。
 委員会審査報告書は、お手元に配布いたしてあります。
 朗読は省略いたします。

   議会運営委員会請願審査報告書
四第五〇号
 予算特別委員会への一人会派の参画の保障を求めることに関する請願
(令和四年十二月十五日付託)
  請願者 小金井市
   地域政党自由を守る会
幹事長 渡辺 大三
 本委員会は、右請願審査の結果、不採択とすべきものと決定したので報告します。
  令和五年二月八日
議会運営委員長 三宅 正彦
 東京都議会議長 三宅しげき殿

○議長(三宅しげき君) 本件は、起立により採決いたします。
 本件は、委員会の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕

○議長(三宅しげき君) 起立多数と認めます。よって、本件は、委員会の報告のとおり決定いたしました。

○議長(三宅しげき君) 追加日程第十六及び第十七、四第四〇号、多摩都市モノレールの町田方面までの早期開通に関する請願外請願一件、陳情二件を一括議題といたします。
 委員会審査報告書は、お手元に配布いたしてあります。
 朗読は省略いたします。

   都市整備委員会請願審査報告書
四第四〇号
 多摩都市モノレールの町田方面までの早期開通に関する請願
(令和四年十二月八日付託)
  請願者 町田市
   町田商工会議所
会頭 澤井 宏行外三二、六九二人
 本委員会は、右請願審査の結果、採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
  令和五年二月十四日
都市整備委員長 藤井とものり
 東京都議会議長 三宅しげき殿

   厚生委員会請願審査報告書
四第五四号
 介護保険制度の改善を求める意見書の提出に関する請願
(令和四年十二月十五日付託)
  請願者 豊島区
   公益社団法人 認知症の人と家族の会東京都支部
担当 窪田  光
 本委員会は、右請願審査の結果、不採択とすべきものと決定したので報告します。
  令和五年二月十四日
厚生委員長 内山 真吾
 東京都議会議長 三宅しげき殿

   文教委員会陳情審査報告書
四第一一九号
 マスク着用の有無による差別・偏見等防止の啓発及び換気システムの導入等に関する陳情
(令和四年十二月十五日付託)
  陳情者 小平市
   全国有志子どもを思う会
代表 小野 真帆
 本委員会は、右陳情審査の結果、不採択とすべきものと決定したので報告します。
  令和五年二月十日
文教委員長 入江のぶこ
 東京都議会議長 三宅しげき殿

   都市整備委員会陳情審査報告書
四第一〇六号
 学校施設整備指針の目的と内容を損なわない総合設計制度の許可に関する陳情
(令和四年十二月八日付託)
  陳情者 文京区
   政治団体 みんなでみんなのまちづくり
代表 屋和田珠里
 本委員会は、右陳情審査の結果、不採択とすべきものと決定したので報告します。
  令和五年二月十四日
都市整備委員長 藤井とものり
 東京都議会議長 三宅しげき殿

○議長(三宅しげき君) 本件は、起立により採決いたします。
 本件は、いずれも委員会の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕

○議長(三宅しげき君) 起立多数と認めます。よって、本件は、いずれも委員会の報告のとおり決定いたしました。

○議長(三宅しげき君) 追加日程第十八、四第一一〇号、都営住宅の使用承継制度に関する陳情を議題といたします。
 委員会審査報告書は、お手元に配布いたしてあります。
 朗読は省略いたします。

   都市整備委員会陳情審査報告書
四第一一〇号
 都営住宅の使用承継制度に関する陳情
(令和四年十二月十五日付託)
  陳情者 足立区
   住みよい都営住宅をめざす会
代表 青木  透 外三、〇三四人
 本委員会は、右陳情審査の結果、不採択とすべきものと決定したので報告します。
  令和五年二月十四日
都市整備委員長 藤井とものり
 東京都議会議長 三宅しげき殿

○議長(三宅しげき君) 本件は、起立により採決いたします。
 本件は、委員会の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕

○議長(三宅しげき君) 起立多数と認めます。よって、本件は、委員会の報告のとおり決定いたしました。

○議長(三宅しげき君) 追加日程第十九及び第二十、四第四四号の二、笑顔あふれ、温かい触れ合いを通じて互いに学び、成長する学校に関する請願外請願二件、陳情一件を一括議題といたします。
 委員会審査報告書は、お手元に配布いたしてあります。
 朗読は省略いたします。

   総務委員会請願審査報告書
四第四四号の二
 笑顔あふれ、温かい触れ合いを通じて互いに学び、成長する学校に関する請願
(令和四年十二月十五日付託)
  請願者 国分寺市
   子ども・青年の未来を―三多摩子育て・教育問題連絡会
代表 佐藤 洋史 外一、一五九人
 本委員会は、右請願審査の結果、不採択とすべきものと決定したので報告します。
  令和五年二月十三日
総務委員長 松田 康将
 東京都議会議長 三宅しげき殿

   厚生委員会請願審査報告書
四第五二号
 東京の保育の質を守り、向上させることに関する請願
(令和四年十二月十五日付託)
  請願者 新宿区
   公的保育・福祉を守る東京実行委員会
代表 丸山麻利子外四七、一〇一人
四第五三号
 安全・安心の医療・介護・福祉の実現のため人員増と処遇改善を求めることに関する請願
(令和四年十二月十五日付託)
  請願者 台東区
   東京医療関連労働組合協議会
代表 三母 明己
 本委員会は、右請願審査の結果、不採択とすべきものと決定したので報告します。
  令和五年二月十四日
厚生委員長 内山 真吾
 東京都議会議長 三宅しげき殿

   文教委員会陳情審査報告書
四第一〇八号
 都立特別支援学校の寄宿舎指導員の採用試験実施と増員配置に関する陳情
(令和四年十二月八日付託)
  陳情者 葛飾区
   東京都寄宿舎連絡会
世話人代表 坂口 暁奈
外三、九一一人
 本委員会は、右陳情審査の結果、不採択とすべきものと決定したので報告します。
  令和五年二月十日
文教委員長 入江のぶこ
東京都議会議長 三宅しげき殿

○議長(三宅しげき君) 本件は、起立により採決いたします。
 本件は、いずれも委員会の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕

○議長(三宅しげき君) 起立多数と認めます。よって、本件は、いずれも委員会の報告のとおり決定いたしました。

○議長(三宅しげき君) 追加日程第二十一、四第一一二号、都立高校入学者選抜の英語の学力検査に「四技能」を出題することに関する陳情を議題といたします。
 委員会審査報告書は、お手元に配布いたしてあります。
 朗読は省略いたします。

   文教委員会陳情審査報告書
四第一一二号
 都立高校入学者選抜の英語の学力検査に「四技能」を出題することに関する陳情
(令和四年十二月十五日付託)
  陳情者 世田谷区
内田美弥子
 本委員会は、右陳情審査の結果、不採択とすべきものと決定したので報告します。
  令和五年二月十日
文教委員長 入江のぶこ
 東京都議会議長 三宅しげき殿

○議長(三宅しげき君) 本件は、起立により採決いたします。
 本件は、委員会の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕

○議長(三宅しげき君) 起立多数と認めます。よって、本件は、委員会の報告のとおり決定いたしました。

○議長(三宅しげき君) 追加日程第二十二、四第四三号、子どもの医療費助成の拡充に関する請願を議題といたします。
 委員会審査報告書は、お手元に配布いたしてあります。
 朗読は省略いたします。

   厚生委員会請願審査報告書
四第四三号
 子どもの医療費助成の拡充に関する請願
(令和四年十二月八日付託)
  請願者 豊島区
   新日本婦人の会東京都本部
代表 佐久間千絵 外七、二二三人
 本委員会は、右請願審査の結果、不採択とすべきものと決定したので報告します。
  令和五年二月十四日
厚生委員長 内山 真吾
 東京都議会議長 三宅しげき殿

○議長(三宅しげき君) 本件は、起立により採決いたします。
 本件は、委員会の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕

○議長(三宅しげき君) 起立多数と認めます。よって、本件は、委員会の報告のとおり決定いたしました。

○議長(三宅しげき君) 追加日程第二十三、四第七七号、不登校からの学校復帰成功事例集の配布・備付けに関する陳情を議題といたします。
 委員会審査報告書は、お手元に配布いたしてあります。
 朗読は省略いたします。

   文教委員会陳情審査報告書
四第七七号
 不登校からの学校復帰成功事例集の配布・備付けに関する陳情
(令和四年十二月八日付託)
  陳情者 足立区
上原 昌仁
 本委員会は、右陳情審査の結果、不採択とすべきものと決定したので報告します。
  令和五年二月十日
文教委員長 入江のぶこ
 東京都議会議長 三宅しげき殿

○議長(三宅しげき君) 本件は、起立により採決いたします。
 本件は、委員会の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕

○議長(三宅しげき君) 起立多数と認めます。よって、本件は、委員会の報告のとおり決定いたしました。

○議長(三宅しげき君) 追加日程第二十四、四第一〇七号、新築住宅の太陽光パネル設置義務の条例化に関する陳情を議題といたします。
 委員会審査報告書は、お手元に配布いたしてあります。
 朗読は省略いたします。

   環境・建設委員会陳情審査報告書
四第一〇七号
 新築住宅の太陽光パネル設置義務の条例化に関する陳情
(令和四年十二月八日付託)
  陳情者 練馬区
   都政を見つめる会
代表 立花 弘人
 本委員会は、右陳情審査の結果、不採択とすべきものと決定したので報告します。
  令和五年二月十日
環境・建設委員長 里吉 ゆみ
 東京都議会議長 三宅しげき殿

○議長(三宅しげき君) 本件は、起立により採決いたします。
 本件は、委員会の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕

○議長(三宅しげき君) 起立多数と認めます。よって、本件は、委員会の報告のとおり決定いたしました。

○議長(三宅しげき君) 追加日程第二十五及び第二十六、四第一四号、固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願外請願二十八件、陳情二十六件を一括議題といたします。
 委員会審査報告書は、お手元に配布いたしてあります。
 朗読は省略いたします。

   財政委員会請願審査報告書
四第一四号
 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
(令和四年十二月八日付託)
  請願者 千代田区
   一般社団法人 麹町青色申告会
会長 松江 高光
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
財政委員長 ほっち易隆
 東京都議会議長 三宅しげき殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

   財政委員会請願審査報告書
四第一五号
 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
(令和四年十二月八日付託)
  請願者 千代田区
   一般社団法人 神田青色申告会
会長 角谷 幸男
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
財政委員長 ほっち易隆
 東京都議会議長 三宅しげき殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

   財政委員会請願審査報告書
四第一六号
 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
(令和四年十二月八日付託)
  請願者 港区
   一般社団法人 芝青色申告会
会長 野口 章二
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
財政委員長 ほっち易隆
 東京都議会議長 三宅しげき殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

   財政委員会請願審査報告書
四第一七号
 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
(令和四年十二月八日付託)
  請願者 新宿区
   一般社団法人 四谷青色申告会
会長 伊東 克朗
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
財政委員長 ほっち易隆
 東京都議会議長 三宅しげき殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

   財政委員会請願審査報告書
四第一八号
 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
(令和四年十二月八日付託)
  請願者 新宿区
   一般社団法人 新宿青色申告会
会長 星野 孝之
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
財政委員長 ほっち易隆
 東京都議会議長 三宅しげき殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

   財政委員会請願審査報告書
四第一九号
 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
(令和四年十二月八日付託)
  請願者 文京区
   一般社団法人 小石川青色申告会
会長 赤司 幸勇
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
財政委員長 ほっち易隆
 東京都議会議長 三宅しげき殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

   財政委員会請願審査報告書
四第二〇号
 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
(令和四年十二月八日付託)
  請願者 文京区
   一般社団法人 本郷青色申告会
会長 松本  正
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
財政委員長 ほっち易隆
 東京都議会議長 三宅しげき殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

   財政委員会請願審査報告書
四第二一号
 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
(令和四年十二月八日付託)
  請願者 品川区
   一般社団法人 荏原青色申告会
会長 櫻井 英夫
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
財政委員長 ほっち易隆
 東京都議会議長 三宅しげき殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

   財政委員会請願審査報告書
四第二二号
 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
(令和四年十二月八日付託)
  請願者 大田区
   一般社団法人 大森青色申告会
会長 徳永 洋昭
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
財政委員長 ほっち易隆
 東京都議会議長 三宅しげき殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

   財政委員会請願審査報告書
四第二三号
 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
(令和四年十二月八日付託)
  請願者 大田区
   一般社団法人 雪谷青色申告会
会長 仁井山勝信
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
財政委員長 ほっち易隆
 東京都議会議長 三宅しげき殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

   財政委員会請願審査報告書
四第二四号
 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
(令和四年十二月八日付託)
  請願者 目黒区
   一般財団法人 めぐろ青色申告会
代表理事 橋本 良子
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
財政委員長 ほっち易隆
 東京都議会議長 三宅しげき殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

   財政委員会請願審査報告書
四第二五号
 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
(令和四年十二月八日付託)
  請願者 杉並区
   公益社団法人 杉並青色申告会
会長 内山 勝夫
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
財政委員長 ほっち易隆
 東京都議会議長 三宅しげき殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

   財政委員会請願審査報告書
四第二六号
 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
(令和四年十二月八日付託)
  請願者 杉並区
   一般社団法人 荻窪青色申告会
会長 石井 金一
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
財政委員長 ほっち易隆
 東京都議会議長 三宅しげき殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

   財政委員会請願審査報告書
四第二七号
 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
(令和四年十二月八日付託)
  請願者 練馬区
   一般社団法人 練馬東青色申告会
会長 但木 康時
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
財政委員長 ほっち易隆
 東京都議会議長 三宅しげき殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

   財政委員会請願審査報告書
四第二八号
 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
(令和四年十二月八日付託)
  請願者 練馬区
   一般社団法人 練馬西青色申告会
会長 梶野 武宏
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
財政委員長 ほっち易隆
 東京都議会議長 三宅しげき殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

   財政委員会請願審査報告書
四第二九号
 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
(令和四年十二月八日付託)
  請願者 北区
   一般社団法人 王子青色申告会
会長 永田 英雄
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
財政委員長 ほっち易隆
 東京都議会議長 三宅しげき殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

   財政委員会請願審査報告書
四第三〇号
 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
(令和四年十二月八日付託)
  請願者 荒川区
   一般社団法人 荒川青色申告会
会長 土肥  齊
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
財政委員長 ほっち易隆
 東京都議会議長 三宅しげき殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

   財政委員会請願審査報告書
四第三一号
 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
(令和四年十二月八日付託)
  請願者 足立区
   一般財団法人 足立青色申告会
会長 三田  茂
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
財政委員長 ほっち易隆
 東京都議会議長 三宅しげき殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

   財政委員会請願審査報告書
四第三二号
 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
(令和四年十二月八日付託)
  請願者 足立区
   一般社団法人 西新井青色申告会
会長 野口冨次郎
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
財政委員長 ほっち易隆
 東京都議会議長 三宅しげき殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

   財政委員会請願審査報告書
四第三三号
 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
(令和四年十二月八日付託)
  請願者 葛飾区
   一般社団法人 葛飾青色申告会
会長 萩原  耕
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
財政委員長 ほっち易隆
 東京都議会議長 三宅しげき殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

   財政委員会請願審査報告書
四第三四号
 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
(令和四年十二月八日付託)
  請願者 江戸川区
   一般社団法人 江戸川北青色申告会
会長 小原 忠一
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
財政委員長 ほっち易隆
 東京都議会議長 三宅しげき殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

   財政委員会請願審査報告書
四第三五号
 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
(令和四年十二月八日付託)
  請願者 江戸川区
   一般社団法人 江戸川南青色申告会
会長 黒田 裕之
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
財政委員長 ほっち易隆
 東京都議会議長 三宅しげき殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

   財政委員会請願審査報告書
四第三六号
 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
(令和四年十二月八日付託)
  請願者 江東区
   一般社団法人 江東東青色申告会
会長 石井 宏怡
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
財政委員長 ほっち易隆
 東京都議会議長 三宅しげき殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

   財政委員会請願審査報告書
四第三七号
 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
(令和四年十二月八日付託)
  請願者 武蔵野市
   一般社団法人 武蔵野青色申告会
会長 鴨下 公夫
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
財政委員長 ほっち易隆
 東京都議会議長 三宅しげき殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

   財政委員会請願審査報告書
四第三八号
 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
(令和四年十二月八日付託)
  請願者 府中市
   公益社団法人 武蔵府中青色申告会
会長 相原  博
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
財政委員長 ほっち易隆
 東京都議会議長 三宅しげき殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

   文教委員会請願審査報告書
四第四一号
 ゆたかな教育、私学助成の拡充に関する請願
(令和四年十二月八日付託)
  請願者 豊島区
   私学助成の拡充とゆたかな教育の創造をめざす都民連絡会
代表 村田  茂 外六、七七七人
 本委員会は、右請願審査の結果、左記のとおり決定したので報告します。
  令和五年二月九日
文教委員長 入江のぶこ
 東京都議会議長 三宅しげき殿
       記
◎ 意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべき分
  第一項、第二項、第三項、第五項、第九項、第十項
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

   文教委員会請願審査報告書
四第四五号
 私立幼稚園に対する公費助成の大幅増額等を求めることに関する請願
(令和四年十二月十五日付託)
  請願者 千代田区
   私学助成をすすめる都民の会
代表 今井 志郎外五七、二〇〇人
 本委員会は、右請願審査の結果、左記のとおり決定したので報告します。
  令和五年二月九日
文教委員長 入江のぶこ
 東京都議会議長 三宅しげき殿
       記
◎ 意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべき分
  第三項、第五項、第六項、第七項、第九項
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

   文教委員会請願審査報告書
四第四七号
 私立学校の教育費を増額し、保護者負担の軽減を求めることに関する請願
(令和四年十二月十五日付託)
  請願者 千代田区
   ゆきとどいた教育をすすめる都民の会
代表 池上 東湖
外一一九、一一八人
 本委員会は、右請願審査の結果、左記のとおり決定したので報告します。
  令和五年二月九日
文教委員長 入江のぶこ
 東京都議会議長 三宅しげき殿
       記
◎ 意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべき分
  第四項
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

   文教委員会請願審査報告書
四第四六号
 東京の全ての子供たちに行き届いた教育を進めることに関する請願
(令和四年十二月十五日付託)
  請願者 千代田区
   ゆきとどいた教育をすすめる都民の会
代表 池上 東湖外二四、一七二人
 本委員会は、右請願審査の結果、左記のとおり決定したので報告します。
  令和五年二月十日
文教委員長 入江のぶこ
 東京都議会議長 三宅しげき殿
       記
◎ 意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべき分
  第四項
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

   財政委員会陳情審査報告書
四第一二〇号
 競争入札参加者の資格の承認要件における違法の是正に関する陳情
(令和四年十二月十五日付託)
  陳情者 青梅市
   有限会社伊藤商会
代表取締役 角田 統領
 本委員会は、右陳情審査の結果、不採択とすべきものと決定したので報告します。
  令和五年二月十日
財政委員長 ほっち易隆
 東京都議会議長 三宅しげき殿

   財政委員会陳情審査報告書
四第八〇号
 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
(令和四年十二月八日付託)
  陳情者 中央区
   一般社団法人 京橋青色申告会
会長 佐藤喜八郎
 本委員会は、右陳情審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
財政委員長 ほっち易隆
 東京都議会議長 三宅しげき殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

   財政委員会陳情審査報告書
四第八一号
 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
(令和四年十二月八日付託)
  陳情者 台東区
   一般社団法人 上野青色申告会
会長 屋代 順記
 本委員会は、右陳情審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
財政委員長 ほっち易隆
 東京都議会議長 三宅しげき殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

   財政委員会陳情審査報告書
四第八二号
 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
(令和四年十二月八日付託)
  陳情者 台東区
   一般社団法人 浅草青色申告会
会長 寺田 規行
 本委員会は、右陳情審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
財政委員長 ほっち易隆
 東京都議会議長 三宅しげき殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

   財政委員会陳情審査報告書
四第八三号
 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
(令和四年十二月八日付託)
  陳情者 品川区
   一般社団法人 品川青色申告会
会長 市川 秀平
 本委員会は、右陳情審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
財政委員長 ほっち易隆
 東京都議会議長 三宅しげき殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

   財政委員会陳情審査報告書
四第八四号
 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
(令和四年十二月八日付託)
  陳情者 大田区
   一般社団法人 蒲田青色申告会
会長 江川 慎郎
 本委員会は、右陳情審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
財政委員長 ほっち易隆
 東京都議会議長 三宅しげき殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

   財政委員会陳情審査報告書
四第八五号
 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
(令和四年十二月八日付託)
  陳情者 世田谷区
   一般社団法人 世田谷青色申告会
会長 長島日出男
 本委員会は、右陳情審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
財政委員長 ほっち易隆
 東京都議会議長 三宅しげき殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

   財政委員会陳情審査報告書
四第八六号
 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
(令和四年十二月八日付託)
  陳情者 世田谷区
   一般社団法人 北沢青色申告会
会長 尾崎 直人
 本委員会は、右陳情審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
財政委員長 ほっち易隆
 東京都議会議長 三宅しげき殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

   財政委員会陳情審査報告書
四第八七号
 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
(令和四年十二月八日付託)
  陳情者 世田谷区
   一般社団法人 玉川青色申告会
会長 渡邊  嗣
 本委員会は、右陳情審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
財政委員長 ほっち易隆
 東京都議会議長 三宅しげき殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

   財政委員会陳情審査報告書
四第八八号
 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
(令和四年十二月八日付託)
  陳情者 渋谷区
   一般社団法人 渋谷青色申告会
会長 金井  誠
 本委員会は、右陳情審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
財政委員長 ほっち易隆
 東京都議会議長 三宅しげき殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

   財政委員会陳情審査報告書
四第八九号
 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
(令和四年十二月八日付託)
  陳情者 中野区
   一般社団法人 中野青色申告会
会長 堀地 正則
 本委員会は、右陳情審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
財政委員長 ほっち易隆
 東京都議会議長 三宅しげき殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

   財政委員会陳情審査報告書
四第九〇号
 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
(令和四年十二月八日付託)
  陳情者 板橋区
   公益社団法人 板橋青色申告会
会長 大戸 孝宏
 本委員会は、右陳情審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
財政委員長 ほっち易隆
 東京都議会議長 三宅しげき殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

   財政委員会陳情審査報告書
四第九一号
 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
(令和四年十二月八日付託)
  陳情者 豊島区
   一般社団法人 豊島青色申告会
会長 井上 榮一
 本委員会は、右陳情審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
財政委員長 ほっち易隆
 東京都議会議長 三宅しげき殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

   財政委員会陳情審査報告書
四第九二号
 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
(令和四年十二月八日付託)
  陳情者 墨田区
   一般社団法人 本所青色申告会
会長 増村多喜雄
 本委員会は、右陳情審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
財政委員長 ほっち易隆
 東京都議会議長 三宅しげき殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

   財政委員会陳情審査報告書
四第九三号
 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
(令和四年十二月八日付託)
  陳情者 墨田区
   一般社団法人 向島青色申告会
会長 五十嵐周三
 本委員会は、右陳情審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
財政委員長 ほっち易隆
 東京都議会議長 三宅しげき殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

   財政委員会陳情審査報告書
四第九四号
 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
(令和四年十二月八日付託)
  陳情者 江東区
   公益社団法人 江東西青色申告会
会長 大村 彰男
 本委員会は、右陳情審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
財政委員長 ほっち易隆
 東京都議会議長 三宅しげき殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

   財政委員会陳情審査報告書
四第九五号
 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
(令和四年十二月八日付託)
  陳情者 立川市
   一般社団法人 立川青色申告会
会長 三松 幸夫
 本委員会は、右陳情審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
財政委員長 ほっち易隆
 東京都議会議長 三宅しげき殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

   財政委員会陳情審査報告書
四第九六号
 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
(令和四年十二月八日付託)
  陳情者 八王子市
   一般財団法人 八王子青色申告会
会長 小澤 元巳
 本委員会は、右陳情審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
財政委員長 ほっち易隆
 東京都議会議長 三宅しげき殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

   財政委員会陳情審査報告書
四第九七号
 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
(令和四年十二月八日付託)
  陳情者 日野市
   一般社団法人 日野青色申告会
会長 増田 善和
 本委員会は、右陳情審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
財政委員長 ほっち易隆
 東京都議会議長 三宅しげき殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

   財政委員会陳情審査報告書
四第九八号
 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
(令和四年十二月八日付託)
  陳情者 町田市
   一般社団法人 町田青色申告会
会長 守屋  毅
 本委員会は、右陳情審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
財政委員長 ほっち易隆
 東京都議会議長 三宅しげき殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

   財政委員会陳情審査報告書
四第九九号
 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
(令和四年十二月八日付託)
  陳情者 青梅市
   一般社団法人 青梅青色申告会
会長 角田 俊一
 本委員会は、右陳情審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
財政委員長 ほっち易隆
 東京都議会議長 三宅しげき殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

   財政委員会陳情審査報告書
四第一〇〇号
 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
(令和四年十二月八日付託)
  陳情者 東村山市
   一般社団法人 東村山青色申告会
会長 大和田明徳
 本委員会は、右陳情審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
財政委員長 ほっち易隆
 東京都議会議長 三宅しげき殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

   財政委員会陳情審査報告書
四第一〇一号
 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
(令和四年十二月八日付託)
  陳情者 千代田区
   一般社団法人 東京青色申告会連合会
会長 相原  博
 本委員会は、右陳情審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
財政委員長 ほっち易隆
 東京都議会議長 三宅しげき殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

   財政委員会陳情審査報告書
四第一〇二号
 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
(令和四年十二月八日付託)
  陳情者 千代田区
   青色申告会東京連合会
会長 相原  博
 本委員会は、右陳情審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
財政委員長 ほっち易隆
 東京都議会議長 三宅しげき殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

   財政委員会陳情審査報告書
四第一〇三号
 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
(令和四年十二月八日付託)
  陳情者 中央区
   一般社団法人 日本橋青色申告会
会長 清水藤太郎
 本委員会は、右陳情審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
財政委員長 ほっち易隆
 東京都議会議長 三宅しげき殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

   財政委員会陳情審査報告書
四第一〇四号
 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
(令和四年十二月八日付託)
  陳情者 港区
   一般社団法人 麻布青色申告会
会長 谷口 泰子
 本委員会は、右陳情審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
  令和五年三月十六日
財政委員長 ほっち易隆
 東京都議会議長 三宅しげき殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

○議長(三宅しげき君) お諮りいたします。
 本件は、いずれも委員会の報告のとおり決定することにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(三宅しげき君) ご異議なしと認めます。よって、本件は、いずれも委員会の報告のとおり決定いたしました。

○議長(三宅しげき君) 追加日程第二十七、議員提出議案第七号、東京都議会情報公開条例の一部を改正する条例を議題といたします。
 案文は、お手元に配布いたしてあります。
(議案の部参照)

○六十七番(本橋たくみ君) この際、議事進行の動議を提出いたします。
 ただいま議題となっております議員提出議案第七号については、趣旨説明並びに委員会付託を省略し、原案のとおり決定されることを望みます。

○議長(三宅しげき君) お諮りいたします。
 ただいまの動議のとおり決定することにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(三宅しげき君) ご異議なしと認めます。よって、議員提出議案第七号は、原案のとおり可決されました。

○議長(三宅しげき君) 追加日程第二十八、議員提出議案第八号、小笠原諸島振興開発特別措置法の改正・延長に関する意見書を議題といたします。
 案文は、お手元に配布いたしてあります。
 朗読は省略いたします。

議員提出議案第八号
   小笠原諸島振興開発特別措置法の改正・延長に関する意見書
 右の議案を別紙のとおり東京都議会会議規則第十二条第一項の規定により提出します。
  令和五年三月二十四日
(提出者)
 北口つよし  かまた悦子  石島 秀起
 吉住はるお  松田りゅうすけ 漢人あきこ
 岩永やす代  桐山ひとみ  平けいしょう
 山田ひろし  関口健太郎  清水とし子
 玉川ひでとし 竹平ちはる  かつまたさとし
 たかく則男  鈴木  純  土屋 みわ
 平田みつよし 星  大輔  磯山  亮
 米川大二郎  森口つかさ  もり  愛
 龍円あいり  中田たかし  斉藤 りえ
 アオヤギ有希子 原  純子 福手ゆう子
 古城まさお  慶野 信一  細田いさむ
 うすい浩一  浜中のりかた 渋谷のぶゆき
 やまだ加奈子 林あきひろ  松田 康将
 ほっち易隆  鈴木 錦治  田の上いくこ
 保坂まさひろ 清水やすこ  入江のぶこ
 あかねがくぼかよ子  五十嵐えり 西崎つばさ
 須山たかし  原 のり子  斉藤まりこ
 藤田りょうこ 原田あきら  小林 健二
 加藤 雅之  斉藤やすひろ 大松あきら
 伊藤こういち 小松 大祐  柴崎 幹男
 早坂 義弘  本橋たくみ  山加 朱美
 鈴木あきまさ 菅原 直志  関野たかなり
 白戸 太朗  おじま紘平  成清梨沙子
 福島りえこ  風間ゆたか  竹井ようこ
 阿部祐美子  曽根はじめ  とくとめ道信
 池川 友一  米倉 春奈  中山 信行
 谷村 孝彦  長橋 桂一  小磯 善彦
 こいそ 明  小宮あんり  田村 利光
 伊藤しょうこう 川松真一朗 山崎 一輝
 藤井あきら  内山 真吾  石川 良一
 伊藤 ゆう  森村 隆行  本橋ひろたか
 宮瀬 英治  藤井とものり 山口  拓
 とや英津子  尾崎あや子  里吉 ゆみ
 あぜ上三和子 高倉 良生  まつば多美子
 東村 邦浩  中嶋 義雄  宇田川聡史
 清水 孝治  菅野 弘一  三宅 正彦
 三宅しげき  高島なおき  尾崎 大介
 村松 一希  後藤 なみ  たきぐち学
 小山くにひこ 増子ひろき  酒井 大史
 西沢けいた  中村ひろし  白石たみお
 大山とも子  和泉なおみ
東京都議会議長 三宅しげき殿

   小笠原諸島振興開発特別措置法の改正・延長に関する意見書
 小笠原諸島は、昭和四十三年六月に我が国に返還されてから、本年で五十五周年の節目を迎える。返還以来、小笠原諸島復興特別措置法及び小笠原諸島振興特別措置法並びにこれらに続く小笠原諸島振興開発特別措置法に基づき、住宅、水道、道路、港湾、情報通信等の村民が生活するために必要な基盤整備が重点的に進められてきた。
 しかし、返還当初に整備された公共施設は老朽化が進行しており、施設の更新等の対策が急務となっている。さらに、世界自然遺産に登録された貴重な自然環境の保全のほか、約千キロメートル離れた本土との交通アクセスの改善や南海トラフ地震等に備えた防災対策の強化など、村民生活の更なる安心・安定のための課題が存在している。また、長引くコロナ禍及び物価高騰に伴う経済への影響により、村民生活の負担が増している。
 国境離島である小笠原諸島は、領土・領海の保全及び排他的経済水域の権益を守るため、また、海洋資源開発・利用等の拠点として国家的な役割を担っており、同諸島において村民の生活基盤を維持することは極めて重要である。
 こうした中で、小笠原諸島の振興の根幹となる小笠原諸島振興開発特別措置法は、令和五年度末で失効しようとしている。小笠原諸島の自立的発展のためには、航空路の開設は欠くことのできない基礎条件であり、世界自然遺産登録地として、素晴らしい自然環境の保全と産業振興や生活環境の整備を両立させながら発展を目指すためには、同諸島の振興に果たすべき国の役割が、より一層重要となる。
 よって、東京都議会は、国会及び政府に対し、現行の特別措置を継続するため、小笠原諸島振興開発特別措置法を改正し、その有効期限を更に五年間延長するよう強く要請する。
 以上、地方自治法第九十九条の規定により意見書を提出する。
  令和五年三月二十四日
東京都議会議長 三宅しげき
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
総務大臣
財務大臣
国土交通大臣

○六十七番(本橋たくみ君) この際、議事進行の動議を提出いたします。
 ただいま議題となっております議員提出議案第八号については、原案のとおり決定されることを望みます。

○議長(三宅しげき君) お諮りいたします。
 ただいまの動議のとおり決定することにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(三宅しげき君) ご異議なしと認めます。よって、議員提出議案第八号は、原案のとおり可決されました。

○議長(三宅しげき君) この際、継続調査について申し上げます。
 新型コロナウイルス感染症対策特別委員長及びオリンピック・パラリンピック特別委員長より、委員会において調査中の案件について、会議規則第六十六条の規定により、閉会中の継続調査の申出があります。
 申出書の朗読は省略いたします。

令和五年三月二十二日
   新型コロナウイルス感染症対策特別委員長
柴崎 幹男
(公印省略)
 東京都議会議長 三宅しげき殿
   新型コロナウイルス感染症対策特別委員会継続調査申出書
 本委員会は、令和三年八月二十日付託された左記事件を調査中であるが、今会期中に調査を結了することが困難であるため、閉会中もなお継続調査を要するものと決定したので、会議規則第六十六条の規定により申し出ます。
       記
 新型コロナウイルス感染症の感染拡大の防止、医療提供体制の整備、経済活動への支援等の具体的方策について調査・検討する。

令和五年三月二日
   オリンピック・パラリンピック特別委員長
高島なおき
(公印省略)
 東京都議会議長 三宅しげき殿
   オリンピック・パラリンピック特別委員会継続調査申出書
 本委員会は、令和三年八月二十日付託された左記事件を調査中であるが、今会期中に調査を結了することが困難であるため、閉会中もなお継続調査を要するものと決定したので、会議規則第六十六条の規定により申し出ます。
       記
 第三十二回オリンピック競技大会及び第十六回パラリンピック競技大会の開催について調査・検討する。

○議長(三宅しげき君) お諮りいたします。
 本件は、申出のとおり、閉会中の継続調査に付することにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(三宅しげき君) ご異議なしと認めます。よって、本件は、申出のとおり、それぞれ閉会中の継続調査に付することに決定いたしました。

○議長(三宅しげき君) 請願及び陳情の付託について申し上げます。
 本日までに受理いたしました請願二件及び陳情三件は、お手元に配布の請願・陳情付託事項表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
(別冊参照)

○議長(三宅しげき君) お諮りいたします。
 ただいま常任委員会に付託いたしました請願及び陳情は、お手元に配布いたしました委員会からの申出の請願・陳情継続審査件名表の分と併せて、閉会中の継続審査に付したいと思います。これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(三宅しげき君) ご異議なしと認めます。よって、本件請願及び陳情は、いずれも閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。
(別冊参照)

○議長(三宅しげき君) 次に、各常任委員会及び議会運営委員会の所管事務について、閉会中の継続調査の申出があります。
 本件は、お手元に配布の特定事件継続調査事項表のとおり、閉会中の継続調査に付したいと思います。これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(三宅しげき君) ご異議なしと認めます。よって、本件は、閉会中の継続調査に付することに決定いたしました。
(別冊参照)

○議長(三宅しげき君) この際、副知事の職を退任されることになりました武市敬君より挨拶があります。
 武市敬君。
   〔副知事武市敬君登壇〕

○副知事(武市敬君) 退任に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
 昭和五十九年の入都以来、四十年近くにわたり、様々な分野の仕事を経験いたしました。顧みますと、至らぬ点が多々ありましたが、多くの先輩、上司、同僚や心強い後輩の支えにより、何とか今日の日を迎えることができました。この場をお借りして、職員の皆様に感謝を申し上げます。
 そして、何よりも都議会の皆様方には、多年にわたりご指導、ご鞭撻を賜りましたこと、厚く御礼申し上げます。
 今、東京は、気候変動や少子化など多くの試練に直面しておりますが、皆様と一丸となって対処することで、明るい未来へとつなげることができるものと確信しております。
 今後の都政のますますの発展を祈念申し上げますとともに、改めまして、皆様方に心からの感謝を申し上げ、退任のご挨拶とさせていただきます。
 長い間、誠にありがとうございました。(拍手)

○議長(三宅しげき君) 以上をもって挨拶は終わりました。
 長い間ご苦労さまでした。

○議長(三宅しげき君) 以上をもって本日の日程は全部議了いたしました。
 会議を閉じます。
 これをもって令和五年第一回東京都議会定例会を閉会いたします。
   午後二時四十三分閉議・閉会

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