平成三十一年東京都議会会議録第七号

平成三十一年三月二十八日(木曜日)
 出席議員 百二十六名
一番古城まさお君
二番けいの信一君
三番成清梨沙子君
四番鈴木 邦和君
五番西郷あゆ美君
六番滝田やすひこ君
七番藤井あきら君
八番森澤 恭子君
九番上田 令子君
十番山内れい子君
十一番伊藤しょうこう君
十二番田村 利光君
十三番菅野 弘一君
十四番藤井とものり君
十五番池川 友一君
十六番細田いさむ君
十七番うすい浩一君
十八番小林 健二君
十九番加藤 雅之君
二十番森口つかさ君
二十一番内山 真吾君
二十二番もり  愛君
二十三番龍円あいり君
二十四番あかねがくぼかよ子君
二十五番保坂まさひろ君
二十六番斉藤れいな君
二十七番おときた駿君
二十八番川松真一朗君
二十九番小松 大祐君
三十番柴崎 幹男君
三十一番舟坂ちかお君
三十二番宮瀬 英治君
三十三番原田あきら君
三十四番斉藤まりこ君
三十五番藤田りょうこ君
三十六番斉藤やすひろ君
三十七番栗林のり子君
三十八番伊藤こういち君
三十九番大松あきら君
四十番関野たかなり君
四十一番福島りえこ君
四十二番つじの栄作君
四十三番米川大二郎君
四十四番清水やすこ君
四十五番白戸 太朗君
四十六番増田 一郎君
四十七番佐野いくお君
四十八番奥澤 高広君
四十九番やながせ裕文君
五十番清水 孝治君
五十一番大場やすのぶ君
五十二番小宮あんり君
五十三番鈴木 章浩君
五十四番西沢けいた君
五十六番原 のり子君
五十七番星見てい子君
五十八番とや英津子君
五十九番遠藤  守君
六十番まつば多美子君
六十一番高倉 良生君
六十二番上野 和彦君
六十三番細谷しょうこ君
六十四番両角みのる君
六十五番石川 良一君
六十六番後藤 なみ君
六十七番平  慶翔君
六十八番鳥居こうすけ君
六十九番菅原 直志君
七十番木下ふみこ君
七十一番ひぐちたかあき君
七十二番入江のぶこ君
七十三番森村 隆行君
七十四番早坂 義弘君
七十五番高橋 信博君
七十六番古賀 俊昭君
七十七番秋田 一郎君
七十八番山口  拓君
七十九番河野ゆりえ君
八十番米倉 春奈君
八十一番白石たみお君
八十二番里吉 ゆみ君
八十三番のがみ純子君
八十四番中山 信行君
八十五番谷村 孝彦君
八十六番小磯 善彦君
八十七番藤井  一君
八十八番村松 一希君
八十九番栗下 善行君
九十番中山ひろゆき君
九十一番桐山ひとみ君
九十二番本橋ひろたか君
九十三番田の上いくこ君
九十四番おじま紘平君
九十五番馬場 信男君
九十六番山田ひろし君
九十七番岡本こうき君
九十八番中屋 文孝君
九十九番宇田川聡史君
百番神林  茂君
百一番三宅 茂樹君
百二番中村ひろし君
百三番とくとめ道信君
百四番尾崎あや子君
百五番和泉なおみ君
百六番長橋 桂一君
百七番橘  正剛君
百八番東村 邦浩君
百九番中嶋 義雄君
百十番山内  晃君
百十一番たきぐち学君
百十二番伊藤 ゆう君
百十三番木村 基成君
百十四番荒木ちはる君
百十五番小山くにひこ君
百十六番増子ひろき君
百十七番石毛しげる君
百十八番大津ひろ子君
百十九番尾崎 大介君
百二十番三宅 正彦君
百二十一番山崎 一輝君
百二十二番吉原  修君
百二十三番高島なおき君
百二十四番あぜ上三和子君
百二十五番清水ひで子君
百二十六番大山とも子君
百二十七番曽根はじめ君
 欠席議員 なし
 欠員
    五十五番
 出席説明員
知事小池百合子君
副知事長谷川 明君
副知事猪熊 純子君
副知事多羅尾光睦君
教育長中井 敬三君
東京都技監建設局長兼務西倉 鉄也君
政策企画局長梶原  洋君
総務局長遠藤 雅彦君
財務局長武市  敬君
主税局長目黒 克昭君
警視総監三浦 正充君
生活文化局長浜 佳葉子君
オリンピック・パラリンピック準備局長潮田  勉君
都市整備局長佐藤 伸朗君
環境局長和賀井克夫君
福祉保健局長内藤  淳君
産業労働局長藤田 裕司君
港湾局長斎藤 真人君
会計管理局長土渕  裕君
交通局長山手  斉君
消防総監村上 研一君
水道局長中嶋 正宏君
下水道局長小山 哲司君
青少年・治安対策本部長大澤 裕之君
病院経営本部長堤  雅史君
中央卸売市場長村松 明典君
選挙管理委員会事務局長澤   章君
人事委員会事務局長砥出 欣典君
労働委員会事務局長池田 俊明君
監査事務局長岡崎 義隆君
収用委員会事務局長佐藤  敦君

三月二十八日議事日程第七号
第一 議員提出議案第二号
子どもの属する世帯に係る国民健康保険料又は国民健康保険税の補助に関する条例
第二 議員提出議案第三号
東京都中小企業振興対策審議会条例の一部を改正する条例
第三 議員提出議案第一号
東京都議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例
第四 第一号議案
平成三十一年度東京都一般会計予算
第五 第二十六号議案
平成三十一年度東京都水道事業会計予算
第六 第十九号議案
平成三十一年度東京都中央卸売市場会計予算
第七 第三号議案
平成三十一年度東京都地方消費税清算会計予算
第八 第五号議案
平成三十一年度東京都国民健康保険事業会計予算
第九 第十二号議案
平成三十一年度東京都都営住宅等事業会計予算
第十 第十四号議案
平成三十一年度東京都都市開発資金会計予算
第十一 第十七号議案
平成三十一年度東京都臨海都市基盤整備事業会計予算
第十二 第十八号議案
平成三十一年度東京都病院会計予算
第十三 第二十号議案
平成三十一年度東京都都市再開発事業会計予算
第十四 第二十一号議案
平成三十一年度東京都臨海地域開発事業会計予算
第十五 第二十三号議案
平成三十一年度東京都交通事業会計予算
第十六 第二十四号議案
平成三十一年度東京都高速電車事業会計予算
第十七 第二十七号議案
平成三十一年度東京都工業用水道事業会計予算
第十八 第二十八号議案
平成三十一年度東京都下水道事業会計予算
第十九 第三十六号議案
住民サービスの向上と行政事務の効率化を図るために住民基本台帳ネットワークシステムの都道府県知事保存本人確認情報を利用する事務等を定める条例の一部を改正する条例
第二十 第四十一号議案
東京都国民保護協議会条例の一部を改正する条例
第二十一 第四十三号議案
土地収用法関係手数料等に関する条例の一部を改正する条例
第二十二 第五十一号議案
東京都体育施設条例及び東京都体育施設条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例
第二十三 第五十二号議案
学校職員の定数に関する条例の一部を改正する条例
第二十四 第五十五号議案
東京都立学校設置条例の一部を改正する条例
第二十五 第五十九号議案
東京都福祉保健局関係手数料条例の一部を改正する条例
第二十六 第百号議案
東京都児童福祉施設の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例
第二十七 第八十八号議案
平成三十一年度の連続立体交差事業の実施に伴う費用の関係特別区・市の負担について
第二十八 第六十八号議案
東京都貸切自動車条例の一部を改正する条例
第二十九 第六十九号議案
東京都地下高速電車条例の一部を改正する条例
第三十 第七十号議案
東京都日暮里・舎人ライナー条例の一部を改正する条例
第三十一 第七十一号議案
東京都給水条例の一部を改正する条例
第三十二 第七十二号議案
東京都工業用水道条例を廃止する等の条例の一部を改正する条例
第三十三 第七十四号議案
東京都下水道条例の一部を改正する条例
第三十四 第九十二号議案
多摩川流域下水道野川処理区、北多摩一号処理区、北多摩二号処理区、多摩川上流処理区、南多摩処理区、浅川処理区及び秋川処理区並びに荒川右岸東京流域下水道荒川右岸処理区の維持管理に要する費用の関係市町村の負担について
第三十五 第二号議案
平成三十一年度東京都特別区財政調整会計予算
第三十六 第四号議案
平成三十一年度東京都小笠原諸島生活再建資金会計予算
第三十七 第六号議案
平成三十一年度東京都母子父子福祉貸付資金会計予算
第三十八 第七号議案
平成三十一年度東京都心身障害者扶養年金会計予算
第三十九 第八号議案
平成三十一年度東京都中小企業設備導入等資金会計予算
第四十 第九号議案
平成三十一年度東京都林業・木材産業改善資金助成会計予算
第四十一 第十号議案
平成三十一年度東京都沿岸漁業改善資金助成会計予算
第四十二 第十一号議案
平成三十一年度東京都と場会計予算
第四十三 第十三号議案
平成三十一年度東京都都営住宅等保証金会計予算
第四十四 第十五号議案
平成三十一年度東京都用地会計予算
第四十五 第十六号議案
平成三十一年度東京都公債費会計予算
第四十六 第二十二号議案
平成三十一年度東京都港湾事業会計予算
第四十七 第二十五号議案
平成三十一年度東京都電気事業会計予算
第四十八 第二十九号議案
行政不服審査法施行条例の一部を改正する条例
第四十九 第三十号議案
東京都職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例
第五十 第三十一号議案
東京都職員定数条例の一部を改正する条例
第五十一 第三十二号議案
職員の大学院派遣研修費用の償還に関する条例の一部を改正する条例
第五十二 第三十三号議案
特別区における東京都の事務処理の特例に関する条例の一部を改正する条例
第五十三 第三十四号議案
市町村における東京都の事務処理の特例に関する条例の一部を改正する条例
第五十四 第三十五号議案
住民基本台帳法関係手数料条例の一部を改正する条例
第五十五 第三十七号議案
都と特別区及び特別区相互間の財政調整に関する条例の一部を改正する条例
第五十六 第三十九号議案
東京都区市町村振興基金条例の一部を改正する条例
第五十七 第四十号議案
東京都防災会議条例の一部を改正する条例
第五十八 第四十二号議案
東京都選挙管理委員会関係手数料条例の一部を改正する条例
第五十九 第八十五号議案
公立大学法人首都大学東京定款の変更について
第六十 第八十六号議案
公立大学法人首都大学東京中期目標の変更について
第六十一 第八十七号議案
包括外部監査契約の締結について
第六十二 第四十四号議案
東京都都税条例の一部を改正する条例
第六十三 第四十五号議案
東京都固定資産評価審査委員会関係手数料条例の一部を改正する条例
第六十四 第四十六号議案
東京都情報公開条例の一部を改正する条例
第六十五 第四十七号議案
東京都個人情報の保護に関する条例の一部を改正する条例
第六十六 第四十八号議案
東京都特定個人情報の保護に関する条例の一部を改正する条例
第六十七 第四十九号議案
特定非営利活動促進法施行条例の一部を改正する条例
第六十八 第五十号議案
東京都障害者スポーツセンター条例の一部を改正する条例
第六十九 第五十三号議案
学校職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例
第七十 第五十四号議案
東京都教育委員会職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例
第七十一 第五十六号議案
東京都都市整備局関係手数料条例の一部を改正する条例
第七十二 第五十七号議案
東京におけるマンションの適正な管理の促進に関する条例
第七十三 第五十八号議案
東京における緊急輸送道路沿道建築物の耐震化を推進する条例の一部を改正する条例
第七十四 第九十八号議案
高齢者、障害者等が利用しやすい建築物の整備に関する条例の一部を改正する条例
第七十五 第六十号議案
東京都心身障害者福祉センター条例の一部を改正する条例
第七十六 第九十九号議案
東京都子供への虐待の防止等に関する条例
第七十七 第六十一号議案
東京都立職業能力開発センター条例の一部を改正する条例
第七十八 第六十二号議案
東京都立産業貿易センター条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例
第七十九 第六十三号議案
東京都海上公園条例の一部を改正する条例
第八十 第六十四号議案
都民の健康と安全を確保する環境に関する条例の一部を改正する条例
第八十一 第六十五号議案
東京都自然公園条例の一部を改正する条例
第八十二 第六十六号議案
東京都立公園条例の一部を改正する条例
第八十三 第六十七号議案
東京都霊園条例の一部を改正する条例
第八十四 第七十三号議案
東京都が設置する水道の布設工事監督者に関する資格等を定める条例の一部を改正する条例
第八十五 第九十号議案
多摩川流域下水道多摩川上流処理区の建設に要する費用の関係市町の負担について
第八十六 第九十一号議案
多摩川流域下水道秋川処理区の建設に要する費用の関係市町村の負担について
第八十七 第七十五号議案
警視庁職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例
第八十八 第七十六号議案
東京消防庁職員定数条例の一部を改正する条例
第八十九 第七十七号議案
東京消防庁職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例
第九十 第七十八号議案
火災予防条例の一部を改正する条例
議事日程第七号追加の一
第一
三〇第九四号
羽田空港の機能強化等並びに新飛行経路における情報公開及び説明責任に関する陳情
第二
三〇第四二号
国に羽田空港増便による都心低空飛行計画の撤回を求めることに関する請願
三〇第四三号
国に新都心低空飛行ルートの「教室型説明会」の開催を求めることに関する請願
三〇第四一号
特定整備路線 放射第二号線の事業計画の中止を求めることに関する請願
第三
三〇第一〇一号
多摩市・稲城市の旧日本陸軍多摩火工廠跡の市民利用及び保全に関する陳情
三〇第一一二号
羽田空港の国際線増便計画に伴う都心上空の低空飛行の中止に関する陳情
第四
三〇第四八号
消費税増税の中止を求める意見書の提出に関する請願
三〇第四六号
笑顔あふれる学校の実現に関する請願
三〇第四五号
多摩都市モノレールの運賃値下げを求めることに関する請願
三〇第五五号
子供の幸せと保護者の安心を保障する保育の実現を求めることに関する請願
三〇第五六号
安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交代制労働の改善に関する請願
三〇第五三号
所得税法第五十六条の廃止を求める意見書の提出に関する請願
三〇第五一号の二
東京の全ての子供たちに行き届いた教育を進めることに関する請願
第五
三〇第一〇〇号
「臨海特支在学児の放課後デイ利用問題」への真摯な対応を都教委に求める陳情
三〇第一〇二号
東京都住宅供給公社住宅における階段式中層住宅へのエレベーター設置に関する陳情
三〇第一〇七号
都営住宅の使用承継制度に関する陳情
三〇第一〇八号
都営住宅の使用承継問題に関する陳情
三〇第一〇九号
米国政府文民要人の来日時における在日米軍専用施設横田飛行場等の不使用に関する陳情
三〇第九〇号
いのちと健康を脅かす高過ぎる国民健康保険料(税)の引下げを求めることに関する陳情
三〇第九九号
「臨海特支在学児の放課後デイ利用問題」への真摯な対応を福祉保健局に求める陳情
三〇第一〇三号
日の出ふ頭内における大型倉庫の建設工事の中断に関する陳情
第六
三〇第二〇号の一
児童虐待及び虐待死の根絶に関する陳情
三〇第四〇号
陳情三〇第二〇号の一の平成三十年第三回定例会中の議決を求めることに関する陳情
三〇第六一号
陳情三〇第二〇号の一等の平成三十年第四回定例会中の議決を求めることに関する陳情
三〇第六二号
児童虐待に対して関係機関が一丸となることを求めることに関する陳情
第七
三〇第一〇号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
三〇第一一号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
三〇第一二号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
三〇第一三号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
三〇第一四号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
三〇第一五号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
三〇第一六号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
三〇第一七号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
三〇第一八号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
三〇第一九号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
三〇第二〇号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
三〇第二一号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
三〇第二二号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
三〇第二三号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
三〇第二四号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
三〇第二五号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
三〇第二六号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
三〇第二七号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
三〇第二八号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
三〇第二九号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
三〇第三〇号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
三〇第三一号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
三〇第三二号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
三〇第三三号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
三〇第三四号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
三〇第三五号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
三〇第三六号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
三〇第三七号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
三〇第三八号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
三〇第三九号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
三〇第四〇号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
三〇第四四号
ゆたかな教育、私学助成の拡充に関する請願
三〇第四九号
私立専修・各種学校の教育・研究条件の改善と保護者負担の軽減に関する請願
三〇第五〇号
私立幼稚園に対する公費助成の大幅増額等を求めることに関する請願
三〇第五一号の一
東京の全ての子供たちに行き届いた教育を進めることに関する請願
三〇第五二号
教育費を増額し、保護者負担の軽減を求めることに関する請願
三〇第四七号
医療行為による予防接種の免疫消失に対する再接種に関する請願
三〇第五四号
八王子都市計画河川第四号浅川及び南浅川合流部の堤防整備に関する請願
三一第一号
工業用水道料金の減免措置及び減免率の維持に関する請願
第八
三〇第八六号
犯罪被害者等を支援する条例の制定に関する陳情
三〇第六三号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
三〇第六四号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
三〇第六五号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
三〇第六六号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
三〇第六七号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
三〇第六八号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
三〇第六九号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
三〇第七〇号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
三〇第七一号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
三〇第七二号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
三〇第七三号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
三〇第七四号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
三〇第七五号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
三〇第七六号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
三〇第七七号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
三〇第七八号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
三〇第七九号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
三〇第八〇号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
三〇第八一号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
三〇第一〇六号
性感染症対策における多言語化対応に関する陳情
三〇第八三号
狩猟免許試験の受験申込みの受付件数を増やすことに関する陳情
三〇第一〇五号
環境都市東京にふさわしい無電柱化を推進することに関する陳情
二九第九〇号
常任委員会のインターネットライブ配信を求めることに関する陳情
三〇第九七号
常任委員会のインターネットライブ配信を求めることに関する陳情
議事日程第七号追加の二
第九 議員提出議案第五号
アスベスト問題の早期解決に関する意見書
第十 議員提出議案第六号
工業用水道料金の減免措置に関する決議
第十一
市場・築地市場跡地問題等特別委員会設置に関する動議

   午後一時開議

○議長(尾崎大介君) これより本日の会議を開きます。

○議長(尾崎大介君) まず、議事部長をして諸般の報告をいたさせます。

○議事部長(櫻井和博君) 知事より、平成三十年第三回定例会において採択された請願・陳情の処理経過及び結果について報告がありました。
 次に、監査委員より、住民監査請求について、地方自治法等の一部を改正する法律附則第二条第三項の規定により通知がありました。
(別冊参照)

○議長(尾崎大介君) 次に、日程の追加について申し上げます。
 議員より、議員提出議案第五号、アスベスト問題の早期解決に関する意見書外決議一件、委員会より、羽田空港の機能強化等並びに新飛行経路における情報公開及び説明責任に関する陳情外請願四十九件、陳情三十九件の委員会審査報告書がそれぞれ提出をされました。
 これらを本日の日程に追加いたします。

○議長(尾崎大介君) 次に、文書質問について申し上げます。
 お手元配布の文書質問事項表のとおり、質問の通告がありました。
 本件は、直ちに執行機関に送付をいたしておきました。
 なお、本件答弁書は、速やかに提出をされるよう希望いたしておきます。

文書質問事項表
氏名件名
池川 友一君不妊検査・不妊治療について
斉藤れいな君教育施策について ほか
宮瀬 英治君都営地下鉄について ほか
斉藤まりこ君就職氷河期世代の雇用支援について
藤田りょうこ君学齢期の歯の健康増進について
奥澤 高広君都庁職員の超過勤務について ほか
原 のり子君青少年・若者施策について
山口  拓君働き方改革の実現について
里吉 ゆみ君建設発生土について ほか
尾崎あや子君都営住宅の「移転料」について ほか
和泉なおみ君都道に関わる橋梁のバリアフリー化について

○議長(尾崎大介君) これより日程に入ります。
 日程第一から第九十まで、議員提出議案第二号、子どもの属する世帯に係る国民健康保険料又は国民健康保険税の補助に関する条例外議案八十九件を一括議題といたします。
 本案に関する委員会審査報告書並びに第一号議案外十四議案に関する少数意見報告書は、お手元に配布をいたしてあります。
 朗読は省略いたします。

厚生委員会議案審査報告書
 議員提出議案第二号
子どもの属する世帯に係る国民健康保険料又は国民健康保険税の補助に関する条例
 本委員会は、二月二十八日付託された右議案を審査の結果、原案を否決すべきものと決定したので報告します。
  平成三十一年三月二十日
厚生委員長 栗林のり子
 東京都議会議長 尾崎 大介殿

経済・港湾委員会議案審査報告書
 議員提出議案第三号
東京都中小企業振興対策審議会条例の一部を改正する条例
 本委員会は、二月二十八日付託された右議案を審査の結果、原案を否決すべきものと決定したので報告します。
  平成三十一年三月十九日
経済・港湾委員長 中山ひろゆき
 東京都議会議長 尾崎 大介殿

財政委員会議案審査報告書
 議員提出議案第一号
東京都議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例
 本委員会は、二月二十八日付託された右議案を審査の結果、原案を否決すべきものと決定したので報告します。
  平成三十一年三月十九日
財政委員長 大松あきら
 東京都議会議長 尾崎 大介殿

予算特別委員会議案審査報告書
 第一号議案
平成三十一年度東京都一般会計予算
 本委員会は、二月二十八日付託された右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告します。
 なお、本案採決の結果、本案に対し廃棄された意見は、伊藤しょうこう君が出席委員川松真一朗君、小松大祐君、小宮あんり君、鈴木章浩君、秋田一郎君、三宅正彦君及び山崎一輝君の賛成を得て、また、白石たみお君が出席委員とや英津子君、和泉なおみ君、あぜ上三和子君及び曽根はじめ君の賛成を得て、それぞれ少数意見として留保したので申し添えます。
  平成三十一年三月二十六日
予算特別委員長 石川 良一
 東京都議会議長 尾崎 大介殿

予算特別委員会少数意見報告書
 第一号議案
平成三十一年度東京都一般会計予算
 三月二十六日開会の予算特別委員会における右議案に対する左記意見は、採決の結果廃棄されたので、成規の賛成を得て少数意見として留保したから、東京都議会会議規則第六十七条第二項の規定により報告します。
       記
 (意見)
 平成三十年度東京都一般会計補正予算(第三号)において、一般会計に五千四百二十三億円で有償所管換された築地市場跡地の再開発計画は、投資経費を回収する資金計画の検証が不十分である。このように、財政基盤が曖昧なまま、当該土地の都市計画手続を進めることはできないため、総合計画に関する調査費用のうち、築地地区まちづくり調査に係る経費を削除すべきである。
 よって、平成三十一年度東京都一般会計予算に反対するものである。
  平成三十一年三月二十六日
少数意見留保者 伊藤しょうこう
賛成者 川松真一朗
賛成者 小松 大祐
賛成者 小宮あんり
賛成者 鈴木 章浩
賛成者 秋田 一郎
賛成者 三宅 正彦
賛成者 山崎 一輝
 東京都議会議長 尾崎 大介殿

予算特別委員会少数意見報告書
 第一号議案
平成三十一年度東京都一般会計予算
 三月二十六日開会の予算特別委員会における右議案に対する左記意見は、採決の結果廃棄されたので、成規の賛成を得て少数意見として留保したから、東京都議会会議規則第六十七条第二項の規定により報告します。
       記
 (意見)
 石原都政以来続く大型開発優先の基本的構造は変わっておらず、都民の暮らし、中小企
業・小規模企業を支えるものに転換する必要がある。
 よって、平成三十一年度東京都一般会計予算に反対するものである。
  平成三十一年三月二十六日
少数意見留保者 白石たみお
賛成者 とや英津子
賛成者 和泉なおみ
賛成者 あぜ上三和子
賛成者 曽根はじめ
 東京都議会議長 尾崎 大介殿

予算特別委員会議案審査報告書
 第二十六号議案
平成三十一年度東京都水道事業会計予算
 本委員会は、二月二十八日付託された右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告します。
 なお、本案採決の結果、本案に対し廃棄された意見は、白石たみお君が出席委員とや英津子君、和泉なおみ君、あぜ上三和子君及び曽根はじめ君の賛成を得て、少数意見として留保したので申し添えます。
  平成三十一年三月二十六日
予算特別委員長 石川 良一
 東京都議会議長 尾崎 大介殿

予算特別委員会少数意見報告書
 第二十六号議案
平成三十一年度東京都水道事業会計予算
 三月二十六日開会の予算特別委員会における右議案に対する左記意見は、採決の結果廃棄されたので、成規の賛成を得て少数意見として留保したから、東京都議会会議規則第六十七条第二項の規定により報告します。
       記
 (意見)
 消費税増税を見込んだものであり、水道料金の値上げにつながるものである。
 よって、平成三十一年度東京都水道事業会計予算に反対するものである。
  平成三十一年三月二十六日
少数意見留保者 白石たみお
賛成者 とや英津子
賛成者 和泉なおみ
賛成者 あぜ上三和子
賛成者 曽根はじめ
 東京都議会議長 尾崎 大介殿

予算特別委員会議案審査報告書
 第十九号議案
平成三十一年度東京都中央卸売市場会計予算
 本委員会は、二月二十八日付託された右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告します。
 なお、本案採決の結果、本案に対し廃棄された意見は、白石たみお君が出席委員とや英津子君、和泉なおみ君、あぜ上三和子君及び曽根はじめ君の賛成を得て、少数意見として留保したので申し添えます。
  平成三十一年三月二十六日
予算特別委員長 石川 良一
 東京都議会議長 尾崎 大介殿

予算特別委員会少数意見報告書
 第十九号議案
平成三十一年度東京都中央卸売市場会計予算
 三月二十六日開会の予算特別委員会における右議案に対する左記意見は、採決の結果廃棄されたので、成規の賛成を得て少数意見として留保したから、東京都議会会議規則第六十七条第二項の規定により報告します。
       記
 (意見)
 知事は、都民の食の安全と安心を守る、築地は守る、市場機能を残すとの公約を反故にし、また豊洲市場も解決すべき課題が山積している。
 よって、平成三十一年度東京都中央卸売市場会計予算に反対するものである。
  平成三十一年三月二十六日
少数意見留保者 白石たみお
賛成者 とや英津子
賛成者 和泉なおみ
 賛成者 あぜ上三和子
賛成者 曽根はじめ
 東京都議会議長 尾崎 大介殿

予算特別委員会議案審査報告書
 第三号議案
平成三十一年度東京都地方消費税清算会計予算
 本委員会は、二月二十八日付託された右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告します。
 なお、本案採決の結果、本案に対し廃棄された意見は、白石たみお君が出席委員とや英津子君、和泉なおみ君、あぜ上三和子君及び曽根はじめ君の賛成を得て、少数意見として留保したので申し添えます。
  平成三十一年三月二十六日
予算特別委員長 石川 良一
 東京都議会議長 尾崎 大介殿

予算特別委員会少数意見報告書
 第三号議案
平成三十一年度東京都地方消費税清算会計予算
 三月二十六日開会の予算特別委員会における右議案に対する左記意見は、採決の結果廃棄されたので、成規の賛成を得て少数意見として留保したから、東京都議会会議規則第六十七条第二項の規定により報告します。
       記
 (意見)
 消費税増税を見込んだものである。
 よって、平成三十一年度東京都地方消費税清算会計予算に反対するものである。
  平成三十一年三月二十六日
少数意見留保者 白石たみお
賛成者 とや英津子
賛成者 和泉なおみ
 賛成者 あぜ上三和子
賛成者 曽根はじめ
 東京都議会議長 尾崎 大介殿

予算特別委員会議案審査報告書
 第五号議案
平成三十一年度東京都国民健康保険事業会計予算
 本委員会は、二月二十八日付託された右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告します。
 なお、本案採決の結果、本案に対し廃棄された意見は、白石たみお君が出席委員とや英津子君、和泉なおみ君、あぜ上三和子君及び曽根はじめ君の賛成を得て、少数意見として留保したので申し添えます。
  平成三十一年三月二十六日
予算特別委員長 石川 良一
 東京都議会議長 尾崎 大介殿

予算特別委員会少数意見報告書
 第五号議案
平成三十一年度東京都国民健康保険事業会計予算
 三月二十六日開会の予算特別委員会における右議案に対する左記意見は、採決の結果廃棄されたので、成規の賛成を得て少数意見として留保したから、東京都議会会議規則第六十七条第二項の規定により報告します。
       記
 (意見)
 東京都が財政運営主体として、保険料の大幅引き下げのための財源を入れるなどしていない。
 よって、平成三十一年度東京都国民健康保険事業会計予算に反対するものである。
  平成三十一年三月二十六日
少数意見留保者 白石たみお
賛成者 とや英津子
賛成者 和泉なおみ
 賛成者 あぜ上三和子
賛成者 曽根はじめ
 東京都議会議長 尾崎 大介殿

予算特別委員会議案審査報告書
 第十二号議案
平成三十一年度東京都都営住宅等事業会計予算
 本委員会は、二月二十八日付託された右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告します。
 なお、本案採決の結果、本案に対し廃棄された意見は、白石たみお君が出席委員とや英津子君、和泉なおみ君、あぜ上三和子君及び曽根はじめ君の賛成を得て、少数意見として留保したので申し添えます。
  平成三十一年三月二十六日
予算特別委員長 石川 良一
 東京都議会議長 尾崎 大介殿

予算特別委員会少数意見報告書
 第十二号議案
平成三十一年度東京都都営住宅等事業会計予算
 三月二十六日開会の予算特別委員会における右議案に対する左記意見は、採決の結果廃棄されたので、成規の賛成を得て少数意見として留保したから、東京都議会会議規則第六十七条第二項の規定により報告します。
       記
 (意見)
 引き続き都営住宅の新規建設を凍結しており、都民の都営住宅増設要求に応える姿勢が見られない。
 よって、平成三十一年度東京都都営住宅等事業会計予算に反対するものである。
  平成三十一年三月二十六日
少数意見留保者 白石たみお
賛成者 とや英津子
賛成者 和泉なおみ
 賛成者 あぜ上三和子
賛成者 曽根はじめ
 東京都議会議長 尾崎 大介殿

予算特別委員会議案審査報告書
 第十四号議案
平成三十一年度東京都都市開発資金会計予算
 本委員会は、二月二十八日付託された右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告します。
 なお、本案採決の結果、本案に対し廃棄された意見は、白石たみお君が出席委員とや英津子君、和泉なおみ君、あぜ上三和子君及び曽根はじめ君の賛成を得て、少数意見として留保したので申し添えます。
  平成三十一年三月二十六日
予算特別委員長 石川 良一
 東京都議会議長 尾崎 大介殿

予算特別委員会少数意見報告書
 第十四号議案
平成三十一年度東京都都市開発資金会計予算
 三月二十六日開会の予算特別委員会における右議案に対する左記意見は、採決の結果廃棄されたので、成規の賛成を得て少数意見として留保したから、東京都議会会議規則第六十七条第二項の規定により報告します。
       記
 (意見)
 住民から反対の強い府中所沢線など大型道路用地が含まれている。
 よって、平成三十一年度東京都都市開発資金会計予算に反対するものである。
  平成三十一年三月二十六日
少数意見留保者 白石たみお
賛成者 とや英津子
賛成者 和泉なおみ
 賛成者 あぜ上三和子
賛成者 曽根はじめ
 東京都議会議長 尾崎 大介殿

予算特別委員会議案審査報告書
 第十七号議案
平成三十一年度東京都臨海都市基盤整備事業会計予算
 本委員会は、二月二十八日付託された右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告します。
 なお、本案採決の結果、本案に対し廃棄された意見は、白石たみお君が出席委員とや英津子君、和泉なおみ君、あぜ上三和子君及び曽根はじめ君の賛成を得て、少数意見として留保したので申し添えます。
  平成三十一年三月二十六日
予算特別委員長 石川 良一
 東京都議会議長 尾崎 大介殿

予算特別委員会少数意見報告書
 第十七号議案
平成三十一年度東京都臨海都市基盤整備事業会計予算
 三月二十六日開会の予算特別委員会における右議案に対する左記意見は、採決の結果廃棄されたので、成規の賛成を得て少数意見として留保したから、東京都議会会議規則第六十七条第二項の規定により報告します。
       記
 (意見)
 晴海地区、有明北地区などで東京一極集中を加速する臨海開発の一貫である。
 よって、平成三十一年度東京都臨海都市基盤整備事業会計予算に反対するものである。
  平成三十一年三月二十六日
少数意見留保者 白石たみお
賛成者 とや英津子
賛成者 和泉なおみ
 賛成者 あぜ上三和子
賛成者 曽根はじめ
 東京都議会議長 尾崎 大介殿

予算特別委員会議案審査報告書
 第十八号議案
平成三十一年度東京都病院会計予算
 本委員会は、二月二十八日付託された右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告します。
 なお、本案採決の結果、本案に対し廃棄された意見は、白石たみお君が出席委員とや英津子君、和泉なおみ君、あぜ上三和子君及び曽根はじめ君の賛成を得て、少数意見として留保したので申し添えます。
  平成三十一年三月二十六日
予算特別委員長 石川 良一
 東京都議会議長 尾崎 大介殿

予算特別委員会少数意見報告書
 第十八号議案
平成三十一年度東京都病院会計予算
 三月二十六日開会の予算特別委員会における右議案に対する左記意見は、採決の結果廃棄されたので、成規の賛成を得て少数意見として留保したから、東京都議会会議規則第六十七条第二項の規定により報告します。
       記
 (意見)
 地方独立行政法人を含めた都立病院の経営形態のあり方の調査費が計上されている。都立病院は、直営を堅持すべきである。
 よって、平成三十一年度東京都病院会計予算に反対するものである。
  平成三十一年三月二十六日
少数意見留保者 白石たみお
賛成者 とや英津子
賛成者 和泉なおみ
 賛成者 あぜ上三和子
賛成者 曽根はじめ
 東京都議会議長 尾崎 大介殿

予算特別委員会議案審査報告書
 第二十号議案
平成三十一年度東京都都市再開発事業会計予算
 本委員会は、二月二十八日付託された右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告します。
 なお、本案採決の結果、本案に対し廃棄された意見は、白石たみお君が出席委員とや英津子君、和泉なおみ君、あぜ上三和子君及び曽根はじめ君の賛成を得て、少数意見として留保したので申し添えます。
  平成三十一年三月二十六日
予算特別委員長 石川 良一
 東京都議会議長 尾崎 大介殿

予算特別委員会少数意見報告書
 第二十号議案
平成三十一年度東京都都市再開発事業会計予算
 三月二十六日開会の予算特別委員会における右議案に対する左記意見は、採決の結果廃棄されたので、成規の賛成を得て少数意見として留保したから、東京都議会会議規則第六十七条第二項の規定により報告します。
       記
 (意見)
 環境問題など地域への影響の大きい泉岳寺駅地区都市再開発事業をすすめるものである。
 よって、平成三十一年度東京都都市再開発事業会計予算に反対するものである。
  平成三十一年三月二十六日
少数意見留保者 白石たみお
賛成者 とや英津子
賛成者 和泉なおみ
 賛成者 あぜ上三和子
賛成者 曽根はじめ
 東京都議会議長 尾崎 大介殿

予算特別委員会議案審査報告書
 第二十一号議案
平成三十一年度東京都臨海地域開発事業会計予算
 本委員会は、二月二十八日付託された右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告します。
 なお、本案採決の結果、本案に対し廃棄された意見は、白石たみお君が出席委員とや英津子君、和泉なおみ君、あぜ上三和子君及び曽根はじめ君の賛成を得て、少数意見として留保したので申し添えます。
  平成三十一年三月二十六日
予算特別委員長 石川 良一
 東京都議会議長 尾崎 大介殿

予算特別委員会少数意見報告書
 第二十一号議案
平成三十一年度東京都臨海地域開発事業会計予算
 三月二十六日開会の予算特別委員会における右議案に対する左記意見は、採決の結果廃棄されたので、成規の賛成を得て少数意見として留保したから、東京都議会会議規則第六十七条第二項の規定により報告します。
       記
 (意見)
 臨海副都心開発という都民不在の開発を促進し、都民に重い負担を負わせるものである。
 よって、平成三十一年度東京都臨海地域開発事業会計予算に反対するものである。
  平成三十一年三月二十六日
少数意見留保者 白石たみお
賛成者 とや英津子
賛成者 和泉なおみ
 賛成者 あぜ上三和子
賛成者 曽根はじめ
 東京都議会議長 尾崎 大介殿

予算特別委員会議案審査報告書
 第二十三号議案
平成三十一年度東京都交通事業会計予算
 本委員会は、二月二十八日付託された右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告します。
 なお、本案採決の結果、本案に対し廃棄された意見は、白石たみお君が出席委員とや英津子君、和泉なおみ君、あぜ上三和子君及び曽根はじめ君の賛成を得て、少数意見として留保したので申し添えます。
  平成三十一年三月二十六日
予算特別委員長 石川 良一
 東京都議会議長 尾崎 大介殿

予算特別委員会少数意見報告書
 第二十三号議案
平成三十一年度東京都交通事業会計予算
 三月二十六日開会の予算特別委員会における右議案に対する左記意見は、採決の結果廃棄されたので、成規の賛成を得て少数意見として留保したから、東京都議会会議規則第六十七条第二項の規定により報告します。
       記
 (意見)
 消費税増税二%分を運賃に転嫁し、運賃値上げを前提とした予算である。
 よって、平成三十一年度東京都交通事業会計予算に反対するものである。
  平成三十一年三月二十六日
少数意見留保者 白石たみお
賛成者 とや英津子
賛成者 和泉なおみ
 賛成者 あぜ上三和子
賛成者 曽根はじめ
 東京都議会議長 尾崎 大介殿

予算特別委員会議案審査報告書
 第二十四号議案
平成三十一年度東京都高速電車事業会計予算
 本委員会は、二月二十八日付託された右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告します。
 なお、本案採決の結果、本案に対し廃棄された意見は、白石たみお君が出席委員とや英津子君、和泉なおみ君、あぜ上三和子君及び曽根はじめ君の賛成を得て、少数意見として留保したので申し添えます。
  平成三十一年三月二十六日
予算特別委員長 石川 良一
 東京都議会議長 尾崎 大介殿

予算特別委員会少数意見報告書
 第二十四号議案
平成三十一年度東京都高速電車事業会計予算
 三月二十六日開会の予算特別委員会における右議案に対する左記意見は、採決の結果廃棄されたので、成規の賛成を得て少数意見として留保したから、東京都議会会議規則第六十七条第二項の規定により報告します。
       記
 (意見)
 消費税増税二%分を運賃に転嫁し、運賃値上げを前提とした予算である。
 よって、平成三十一年度東京都高速電車事業会計予算に反対するものである。
  平成三十一年三月二十六日
少数意見留保者 白石たみお
賛成者 とや英津子
賛成者 和泉なおみ
 賛成者 あぜ上三和子
賛成者 曽根はじめ
 東京都議会議長 尾崎 大介殿

予算特別委員会議案審査報告書
 第二十七号議案
平成三十一年度東京都工業用水道事業会計予算
 本委員会は、二月二十八日付託された右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告します。
 なお、本案採決の結果、本案に対し廃棄された意見は、白石たみお君が出席委員とや英津子君、和泉なおみ君、あぜ上三和子君及び曽根はじめ君の賛成を得て、少数意見として留保したので申し添えます。
  平成三十一年三月二十六日
予算特別委員長 石川 良一
 東京都議会議長 尾崎 大介殿

予算特別委員会少数意見報告書
 第二十七号議案
平成三十一年度東京都工業用水道事業会計予算
 三月二十六日開会の予算特別委員会における右議案に対する左記意見は、採決の結果廃棄されたので、成規の賛成を得て少数意見として留保したから、東京都議会会議規則第六十七条第二項の規定により報告します。
       記
 (意見)
 消費税増税を見込んだものであり、工業用水を使用する中小零細企業の生活と営業を圧迫するものである。
 よって、平成三十一年度東京都工業用水道事業会計予算に反対するものである。
  平成三十一年三月二十六日
少数意見留保者 白石たみお
賛成者 とや英津子
賛成者 和泉なおみ
 賛成者 あぜ上三和子
賛成者 曽根はじめ
 東京都議会議長 尾崎 大介殿

予算特別委員会議案審査報告書
 第二十八号議案
平成三十一年度東京都下水道事業会計予算
 本委員会は、二月二十八日付託された右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告します。
 なお、本案採決の結果、本案に対し廃棄された意見は、白石たみお君が出席委員とや英津子君、和泉なおみ君、あぜ上三和子君及び曽根はじめ君の賛成を得て、少数意見として留保したので申し添えます。
  平成三十一年三月二十六日
予算特別委員長 石川 良一
 東京都議会議長 尾崎 大介殿

予算特別委員会少数意見報告書
 第二十八号議案
平成三十一年度東京都下水道事業会計予算
 三月二十六日開会の予算特別委員会における右議案に対する左記意見は、採決の結果廃棄されたので、成規の賛成を得て少数意見として留保したから、東京都議会会議規則第六十七条第二項の規定により報告します。
       記
 (意見)
 消費税増税を見込んだものであり、下水道料金値上げにつながるものである。
 よって、平成三十一年度東京都下水道事業会計予算に反対するものである。
  平成三十一年三月二十六日
少数意見留保者 白石たみお
賛成者 とや英津子
賛成者 和泉なおみ
 賛成者 あぜ上三和子
賛成者 曽根はじめ
 東京都議会議長 尾崎 大介殿

総務委員会議案審査報告書
 第三十六号議案
住民サービスの向上と行政事務の効率化を図るために住民基本台帳ネットワークシステムの都道府県知事保存本人確認情報を利用する事務等を定める条例の一部を改正する条例
 第四十一号議案
東京都国民保護協議会条例の一部を改正する条例
 本委員会は、二月二十八日付託された右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告します。
  平成三十一年三月二十日
総務委員長 小松 大祐
 東京都議会議長 尾崎 大介殿

財政委員会議案審査報告書
 第四十三号議案
土地収用法関係手数料等に関する条例の一部を改正する条例
 本委員会は、二月二十八日付託された右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告します。
  平成三十一年三月十九日
財政委員長 大松あきら
 東京都議会議長 尾崎 大介殿

文教委員会議案審査報告書
 第五十一号議案
東京都体育施設条例及び東京都体育施設条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例
 第五十二号議案
学校職員の定数に関する条例の一部を改正する条例
 第五十五号議案
東京都立学校設置条例の一部を改正する条例
 本委員会は、二月二十八日付託された右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告します。
  平成三十一年三月二十日
文教委員長 とや英津子
 東京都議会議長 尾崎 大介殿

厚生委員会議案審査報告書
 第五十九号議案
東京都福祉保健局関係手数料条例の一部を改正する条例
 第百号議案
東京都児童福祉施設の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例
 本委員会は、二月二十八日付託された右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告します。
  平成三十一年三月二十日
厚生委員長 栗林のり子
 東京都議会議長 尾崎 大介殿

環境・建設委員会議案審査報告書
 第八十八号議案
平成三十一年度の連続立体交差事業の実施に伴う費用の関係特別区・市の負担について
 本委員会は、二月二十八日付託された右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告します。
  平成三十一年三月二十日
環境・建設委員長 栗下 善行
 東京都議会議長 尾崎 大介殿

公営企業委員会議案審査報告書
 第六十八号議案
東京都貸切自動車条例の一部を改正する条例
 第六十九号議案
東京都地下高速電車条例の一部を改正する条例
 第七十号議案
東京都日暮里・舎人ライナー条例の一部を改正する条例
 第七十一号議案
東京都給水条例の一部を改正する条例
 第七十二号議案
東京都工業用水道条例を廃止する等の条例の一部を改正する条例
 第七十四号議案
東京都下水道条例の一部を改正する条例
 第九十二号議案
多摩川流域下水道野川処理区、北多摩一号処理区、北多摩二号処理区、多摩川上流処理区、南多摩処理区、浅川処理区及び秋川処理区並びに荒川右岸東京流域下水道荒川右岸処理区の維持管理に要する費用の関係市町村の負担について
 本委員会は、二月二十八日付託された右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告します。
  平成三十一年三月二十日
公営企業委員長 川松真一朗
 東京都議会議長 尾崎 大介殿

予算特別委員会議案審査報告書
 第二号議案
平成三十一年度東京都特別区財政調整会計予算
 第四号議案
平成三十一年度東京都小笠原諸島生活再建資金会計予算
 第六号議案
平成三十一年度東京都母子父子福祉貸付資金会計予算
 第七号議案
平成三十一年度東京都心身障害者扶養年金会計予算
 第八号議案
平成三十一年度東京都中小企業設備導入等資金会計予算
 第九号議案
平成三十一年度東京都林業・木材産業改善資金助成会計予算
 第十号議案
平成三十一年度東京都沿岸漁業改善資金助成会計予算
 第十一号議案
平成三十一年度東京都と場会計予算
 第十三号議案
平成三十一年度東京都都営住宅等保証金会計予算
 第十五号議案
平成三十一年度東京都用地会計予算
 第十六号議案
平成三十一年度東京都公債費会計予算
 第二十二号議案
平成三十一年度東京都港湾事業会計予算
 第二十五号議案
平成三十一年度東京都電気事業会計予算
 本委員会は、二月二十八日付託された右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告します。
  平成三十一年三月二十六日
予算特別委員長 石川 良一
 東京都議会議長 尾崎 大介殿

総務委員会議案審査報告書
 第二十九号議案
行政不服審査法施行条例の一部を改正する条例
 第三十号議案
東京都職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例
 第三十一号議案
東京都職員定数条例の一部を改正する条例
 第三十二号議案
職員の大学院派遣研修費用の償還に関する条例の一部を改正する条例
 第三十三号議案
特別区における東京都の事務処理の特例に関する条例の一部を改正する条例
 第三十四号議案
市町村における東京都の事務処理の特例に関する条例の一部を改正する条例
 第三十五号議案
住民基本台帳法関係手数料条例の一部を改正する条例
 第三十七号議案
都と特別区及び特別区相互間の財政調整に関する条例の一部を改正する条例
 第三十九号議案
東京都区市町村振興基金条例の一部を改正する条例
 第四十号議案
東京都防災会議条例の一部を改正する条例
 第四十二号議案
東京都選挙管理委員会関係手数料条例の一部を改正する条例
 第八十五号議案
公立大学法人首都大学東京定款の変更について
 第八十六号議案
公立大学法人首都大学東京中期目標の変更について
 第八十七号議案
包括外部監査契約の締結について
 本委員会は、二月二十八日付託された右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告します。
  平成三十一年三月二十日
総務委員長 小松 大祐
 東京都議会議長 尾崎 大介殿

財政委員会議案審査報告書
 第四十四号議案
東京都都税条例の一部を改正する条例
 第四十五号議案
東京都固定資産評価審査委員会関係手数料条例の一部を改正する条例
 本委員会は、二月二十八日付託された右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告します。
  平成三十一年三月十九日
財政委員長 大松あきら
 東京都議会議長 尾崎 大介殿

文教委員会議案審査報告書
 第四十六号議案
東京都情報公開条例の一部を改正する条例
 第四十七号議案
東京都個人情報の保護に関する条例の一部を改正する条例
 第四十八号議案
東京都特定個人情報の保護に関する条例の一部を改正する条例
 第四十九号議案
特定非営利活動促進法施行条例の一部を改正する条例
 第五十号議案
東京都障害者スポーツセンター条例の一部を改正する条例
 第五十三号議案
学校職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例
 第五十四号議案
東京都教育委員会職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例
 本委員会は、二月二十八日付託された右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告します。
  平成三十一年三月二十日
文教委員長 とや英津子
 東京都議会議長 尾崎 大介殿

都市整備委員会議案審査報告書
 第五十六号議案
東京都都市整備局関係手数料条例の一部を改正する条例
 第五十七号議案
東京におけるマンションの適正な管理の促進に関する条例
 第五十八号議案
東京における緊急輸送道路沿道建築物の耐震化を推進する条例の一部を改正する条例
 第九十八号議案
高齢者、障害者等が利用しやすい建築物の整備に関する条例の一部を改正する条例
 本委員会は、二月二十八日付託された右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告します。
  平成三十一年三月二十日
都市整備委員長 本橋ひろたか
 東京都議会議長 尾崎 大介殿

厚生委員会議案審査報告書
 第六十号議案
東京都心身障害者福祉センター条例の一部を改正する条例
 第九十九号議案
東京都子供への虐待の防止等に関する条例
 本委員会は、二月二十八日付託された右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告します。
  平成三十一年三月二十日
厚生委員長 栗林のり子
 東京都議会議長 尾崎 大介殿

経済・港湾委員会議案審査報告書
 第六十一号議案
東京都立職業能力開発センター条例の一部を改正する条例
 第六十二号議案
東京都立産業貿易センター条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例
 第六十三号議案
東京都海上公園条例の一部を改正する条例
 本委員会は、二月二十八日付託された右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告します。
  平成三十一年三月十九日
経済・港湾委員長 中山ひろゆき
 東京都議会議長 尾崎 大介殿

環境・建設委員会議案審査報告書
 第六十四号議案
都民の健康と安全を確保する環境に関する条例の一部を改正する条例
 第六十五号議案
東京都自然公園条例の一部を改正する条例
 第六十六号議案
東京都立公園条例の一部を改正する条例
 第六十七号議案
東京都霊園条例の一部を改正する条例
 本委員会は、二月二十八日付託された右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告します。
  平成三十一年三月二十日
環境・建設委員長 栗下 善行
 東京都議会議長 尾崎 大介殿

公営企業委員会議案審査報告書
 第七十三号議案
東京都が設置する水道の布設工事監督者に関する資格等を定める条例の一部を改正する条例
 第九十号議案
多摩川流域下水道多摩川上流処理区の建設に要する費用の関係市町の負担について
 第九十一号議案
多摩川流域下水道秋川処理区の建設に要する費用の関係市町村の負担について
 本委員会は、二月二十八日付託された右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告します。
  平成三十一年三月二十日
公営企業委員長 川松真一朗
 東京都議会議長 尾崎 大介殿

警察・消防委員会議案審査報告書
 第七十五号議案
警視庁職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例
 第七十六号議案
東京消防庁職員定数条例の一部を改正する条例
 第七十七号議案
東京消防庁職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例
 第七十八号議案
火災予防条例の一部を改正する条例
 本委員会は、二月二十八日付託された右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので報告します。
  平成三十一年三月十九日
警察・消防委員長 石毛しげる
 東京都議会議長 尾崎 大介殿

○議長(尾崎大介君) 本案中、予算特別委員会に付託をいたしました議案につきまして、予算特別委員長の報告を求めます。
 予算特別委員長石川良一君。
〔六十五番石川良一君登壇〕

○六十五番(石川良一君) ただいま上程されました第一号議案、平成三十一年度東京都一般会計予算外二十七議案の予算特別委員会における審査の経過概要と結果についてご報告を申し上げます。
 平成三十一年度当初予算の規模は、一般会計七兆四千六百十億円、特別会計五兆五千五百五億円、公営企業会計一兆九千四百八十億円、総額十四兆九千五百九十四億円となっております。
 我が国経済は、緩やかに回復しており、平成三十一年度の都税収入は、企業収益の堅調な推移に伴う法人二税の増などにより、前年度と比べ二千七百億円、五・二%の増となり、過去最高に迫る水準となる見込みであります。
 このような状況のもと、平成三十一年度予算案は、東京二〇二〇大会を推進力として、東京が成熟都市として新たな進化を遂げ、成長を生み続けられるよう、未来に向けた道筋をつける予算と位置づけ、第一に、局横断的な連携や行政にはない新たな発想の活用により、セーフシティー、ダイバーシティー、スマートシティーを実現するための戦略的な施策を積極的に展開すること、第二に、ワイズスペンディング、賢い支出の視点により、自律的な都政改革を不断に推し進め、一層無駄の排除を徹底し、健全な財政基盤を堅持すること、第三に、東京二〇二〇大会の開催準備の総仕上げを着実かつ効率的に進めること、以上を基本に編成されています。
 本委員会では、この予算案が都民生活に及ぼす影響の大きさに鑑み、慎重かつ精力的に審査を行ってまいりました。
 最初に、総括質疑について申し上げます。
 総括質疑は、三月十二日から三日間にわたって行われ、将来を見据えた都政運営や各分野の施策などについて議論が行われました。
 まず、行財政運営全般に関してですが、臨機応変な財政運営、成長戦略、事業評価、都民提案、大学提案、基金と都債の戦略的な活用、都区財政調整制度、新長期計画、ICTの活用、監理団体、国際競争力向上を支える職員の育成、多摩・島しょの振興などについて幅広い議論が行われました。
 続いて、各分野の質疑に関してですが、経済産業振興の分野では、国際金融都市、外国企業誘致、キャッシュレス化、商店街の活性化、農業振興、創業支援事業、中小企業振興対策審議会、ソサエティー五・〇などについて、雇用対策では、ソーシャルファーム、障害者雇用、外国人労働者などについて、観光施策では、IR、統合型リゾートなどについて、卸売市場関連では、豊洲新市場、千客万来施設事業用地を活用した被災地支援、黒い粉じんの調査、築地市場跡地の有償所管がえ、築地ブランド、築地の再開発、基本方針、パブリックコメントの情報公開、今後の経営計画、民営化などについて議論が行われました。
 次に、都市基盤整備の分野では、都市づくりのグランドデザイン、各地域の道路整備、道路ネットワークの整備促進、ホームドア設置、連続立体交差化、地下鉄一元化、羽田空港の新飛行経路、都立公園、都営住宅、多摩ニュータウンなどについて幅広く議論が行われました。
 次に、環境対策では、再生可能エネルギー、省エネ、自然公園、自然史博物館、外堀の水質改善、残土処分場の対応、廃プラスチックなどについて議論が行われました。
 次に、福祉、保健医療施策では、児童相談所の人材確保、育成、一時保護所の定員拡充、特別区における児童相談所設置、虐待防止、子供、子育て支援、乳幼児液体ミルク、不妊に関する普及啓発、待機児童対策、障害者施策、音響式信号の設置促進、障害児の学習補助器具、高齢者福祉、高齢者の補聴器、受動喫煙防止、ドクターヘリ、医療的ケア児、がん対策、若年性認知症、国民健康保険、都立病院における臨床研究、健康寿命の延伸、動物との共生など、幅広い議論が行われました。
 次に、教育、文化の分野では、授業外の学習支援、ICTを活用した教育環境整備、教育の質の向上、都立学校、高等専門学校、工業高校、国際交流、外国人対応、学校トイレの洋式化、教員の勤務実態調査と働き方改革、首都大学東京の名称変更、子供の居場所の確保、充実、東京文化プログラム、ロケーション誘致などについて議論が行われました。
 次に、オリンピック・パラリンピック、スポーツ振興に関しては、東京二〇二〇大会における聖火リレー、復興五輪、子供の競技観戦、被災地の子供の観戦招待、障害者スポーツ、大相撲オリ・パラ場所、大会のレガシー、記録映像、大会経費、組織委員会への要望、選手村の整備、ロードプライシング、ラグビーワールドカップのファンゾーン、運動の場の確保、ニュースポーツ、東京スタジアムの通信環境整備などについて議論が行われました。
 次に、防災対策、危機管理対策では、消防団の被服の充実、防犯カメラ設置促進、立川広域防災基地へのアクセス性強化、高齢者の防犯対策、公共施設への落書きなどについて議論が行われました。
 このほかにも、少子化対策、旧こどもの城の取得、活用、児童会館等の跡地利用、水道事業、コンセッションの導入、工業用水道事業の廃止、東京ウィメンズプラザ、LGBTなどの性的マイノリティーなど、幅広い分野にわたって議論が行われました。
 なお、三月十四日の総括質疑の際、川松真一朗委員より、小島敏郎氏の参考人招致を求める動議が、小松大祐委員より、石川委員長の不信任を求める動議が、和泉なおみ委員より、理事会の開催を求める動議が提出され、否決されました。
 これに先立つ三月十四日の理事会では、自民党さん、共産党さんが出席されない中での理事会開会となりました。かかる事態について、委員長として、原則論としては次のとおり認識をしております。
 東京都議会議会運営委員会申し合わせでは、委員会は原則として各会派から一名以上の委員が出席しなければ、会議を開くことができないこととされております。これは、あくまでも議会運営委員会に関する申し合わせですが、都議会の各委員会における原則的な考え方であると認識をしております。
 一方で、この議運の申し合わせの原則論により、円滑に理事会、委員会を行うに当たっては、理事会、委員会に欠席される場合、委員長に対し事前に申し出ていただくことや、所在の明示、また、おくれる場合には、理事会にご参加いただける時間の返答が不可欠であります。その旨、理事の皆様にはご理解を賜りますようお願いを申し上げるとともに、委員長として改めて原則論の遵守に努めてまいります。
 総括質疑を終了した後、部局別質疑を行うため、本委員会の実施要領に基づき、議長を通じて各常任委員会に調査を依頼いたしました。
 この調査結果をもとに、三月二十五日、締めくくり総括質疑が行われました。
 締めくくり総括質疑では、まず、行財政運営全般に関して、新長期計画、都の組織再編、テレワークの推進、区市町村への職員派遣、事業評価、最終補正予算などについて議論が行われました。
 続いて、各分野の質疑に関してですが、経済産業振興の分野では、中小企業支援、eスポーツ、高齢者の就業支援、建設人材の確保、育成、宿泊施設のバリアフリー化などについて、卸売市場関連では、豊洲市場の開場、今後の市場会計、黒い粉じん、築地市場跡地の有償所管がえ、築地再開発、築地まちづくり方針、卸売市場法改正などについて議論が行われました。
 次に、都市基盤整備の分野では、無電柱化の推進、復興時の都市づくりの基本方針、公社住宅、鉄道の混雑緩和、公共空間の利用などについて議論が行われました。
 次に、環境対策では、住宅の環境性能向上などについて議論が行われました。
 次に、福祉、保健医療施策では、児童相談体制の強化、待機児童対策、育児と介護のダブルケア、子供食堂の拡充、特別養護老人ホーム、認知症対策、新生児聴覚検査、都立、公社病院の病児、病後児保育、AEDの普及などについて議論が行われました。
 次に、教育、文化の分野では、都立高校における相談体制の拡充、教員の負担軽減、消費者教育、性教育、就学時健康診断、シニア世代の地域コミュニティ強化などについて議論が行われました。
 次に、オリンピック・パラリンピック、スポーツ振興に関しては、東京二〇二〇大会における受動喫煙防止対策の周知、区市町村における機運醸成、ボランティア、子供の競技観戦、JOC会長の退任、記録映像などについて議論が行われました。
 次に、防災対策、危機管理対策では、調整池の整備、河川の防災情報提供、大規模水害の広域避難と垂直避難、特殊詐欺被害の防止などについて議論を行われました。
 このほかにも、ダイバーシティー、被災地支援、監理団体、水道事業、工業用水事業、島しょ振興などについて議論が行われました。
 以上のような経過で、全ての付託議案に対する質疑を終了し、三月二十六日の委員会において討論、採決の運びとなりました。
 当日は、討論に先立ち、伊藤しょうこう委員外七名より、第一号議案について編成替えを求める動議が、また、とや英津子委員外四名より、第一号議案、第十二号議案及び第二十六号議案について編成替えを求める動議が、また、宮瀬英治委員より、第一号議案について付帯決議案が提出され、趣旨説明が行われました。
 趣旨説明終了後、各会派代表委員が全議案に対する討論を行い、終了後、採決に入りました。
 まず、第一号議案外二議案の編成替えを求める動議については、起立少数で否決されました。
 次に、第一号議案の編成替えを求める動議については、起立少数で否決をされました。
 次に、第一号議案の付帯決議案については、起立少数で否決をされました。
 次に、第一号議案については、起立多数で原案のとおり決定されました。
 次に、第三号議案、第五号議案、第十二号議案、第十四号議案、第十七号議案から第二十一号議案まで、第二十三号議案、第二十四号議案及び第二十六号議案から第二十八号議案までについては、起立多数で原案のとおり決定されました。
 そのほかの十三議案については、全会一致をもって原案のとおり決定をされました。
 なお、起立多数で決定した議案につきましては、少数意見の留保がありましたので、あわせてご報告を申し上げます。
 以上が本委員会における審査経過の概要と審査結果であります。
 これをもちまして委員長報告を終わります。
 ありがとうございました。(拍手)

○議長(尾崎大介君) 以上をもって予算特別委員長の報告は終わりました。

○議長(尾崎大介君) これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、順次発言を許します。
 二十一番内山真吾君。
〔二十一番内山真吾君登壇〕

○二十一番(内山真吾君) 私は、都民ファーストの会東京都議団を代表し、知事提出の全議案に賛成し、議員提出議案第一号、第二号並びに第三号に反対をする立場から討論を行います。
 本定例会は、平成最後の都議会定例会でありました。平成の次の時代の都政に求められるのは、人口減少、少子高齢化、男女間格差の放置など、国が対応できていない課題に真正面から取り組み、東京を皮切りに日本全体を改革していく姿勢であります。
 平成最後の都議会だからこそ、新しい時代にふさわしい都議会の姿を都民に示し、国による不合理な都税の収奪、不透明さを増す国際経済の動向など、内憂外患ともいうべき厳しい状況の中、東京の未来を切り開くための施策を着実に実行していかなくてはなりません。
 まずは、平成三十一年度東京都一般会計予算における子育て施策について申し上げます。
 本予算案には、舛添都政時代と比較をすると約一・八倍に相当する一千七百四十五億円の待機児童関連予算が盛り込まれております。平成三十年度の待機児童数は、前年度比で三七%減少し、小池都政の大きな成果の一つであるといえます。しかし、まだまだ五千人以上の待機児童が存在をしており、引き続き、各施策を総動員して待機児童解消に向けて全力で取り組むべきことを求めます。
 さらに、子育ての経済的負担を軽減することも少子化対策には欠かせません。私たちが要望し、本予算案に盛り込まれました多子世帯の保育料の負担軽減、保育料の認可、認可外格差の是正措置、不妊治療に対する助成の拡大等を高く評価するとともに、今後は、学習塾代の補助の拡充など、子育てに伴う経済的負担を軽減する措置の一層の充実を求めます。
 本定例会に上程をされました東京都児童虐待防止条例は、未然防止と早期発見、早期対応の視点が重視をされ、国に先駆け、保護者の体罰禁止規定が盛り込まれました。
 今後は、条例の実効性の確保のため、昨年より私たちが要望してまいりました児童相談所の体制の強化、SNSを活用した相談体制の強化など、児童虐待防止に向けた取り組みを一層推進することを求めます。
 教育施策について申し上げます。
 子供たちが時代の変化に対応した教育を受ける環境を整備するため、小学校における英語専科指導教員の配置促進、プログラミング教育の必修化に向けたICT環境の整備、性教育の推進が本予算案に盛り込まれました。
 さらに、教員が子供たちに向き合う時間を確保するためにも、学校における働き方改革は重要です。各種人材を積極的に活用することに加え、教育新財団につきましては、私たちが求めましたとおり、新財団の設立が天下り先の確保ではないかとの疑念を万が一にも抱かれないように十分に留意しながら、学校支援業務を充実させていくことを求めます。
 受動喫煙対策について申し上げます。
 本予算案に、私たちの議員提案により成立いたしました子どもを受動喫煙から守る条例、そして東京都受動喫煙防止条例の実効性確保のため、区市町村や飲食店、宿泊施設に対する支援など、受動喫煙対策が盛り込まれたことを評価いたします。
 今後は、条例の全面施行に向け、宿泊施設、飲食店、さらに駅や空港などにおいて東京を訪れる観光客に対しまして、区市などの路上喫煙防止条例も含めた、より踏み込んだ周知徹底を図ることを求めます。
 高齢社会対策について申し上げます。
 予算要望やこれまでの定例会を通じて、フレイル対策の重要性を訴えてまいりましたが、本予算案において、介護予防、フレイル予防の拡充強化が図られたことを評価いたします。
 今後は、都内の全区市町村にフレイル対策事業の導入がなされるよう、東京都として積極的に働きかけを行うとともに、オーラルフレイル対策、健康に関心が薄い層へのアプローチを積極的に行うことを要望いたします。
 さらに、本予算案に盛り込まれました認知症対策の強化、シルバー人材センターを初めとするシニア就労支援、介護におけるICTの活用などを積極的に推進をしていくことを求めます。
 障害者施策について申し上げます。
 本定例会に示された建築物バリアフリー条例の改正案において、一般客客室の浴室等の出入り口幅につき、国基準を上回る内容が努力義務として定められました。
 今後は、この基準の実現に向け、容積率の緩和や新築時の補助金の引き上げ等の支援策を積極的に講じ、また、改正条例の実施状況や社会情勢等を踏まえた見直し、バリアフリー化された施設の情報発信を積極的に行うことを求めます。
 安心・安全の確保について申し上げます。
 町会、自治会、商店街等の皆様のご尽力により、今や必要不可欠な公的インフラの一つとなりました地域の防犯カメラの整備につき、今般、私たちの重点要望を受け、本予算案に防犯カメラの保守点検費、修繕費に対する新たな都の補助制度が盛り込まれました。さらに、災害対策として、かねてより求めてまいりました区市町村庁舎の非常用電源、学校施設空調設備の整備、ブロック塀対策などが盛り込まれたことを評価いたします。
 今後は、区市町村に対し都が積極的に働きかけ、防犯カメラの整備、災害対策を一層推進することを求めます。
 さらに、私たちの代表質問を受け、今般、小池知事から策定する旨が示されました犯罪被害者支援条例につきましては、区市町村や関係団体との協議などさまざまな調整が必要となりますが、犯罪被害者の適切な支援に向け、スピード感を持った対応を求めます。
 働き方改革と東京の稼ぐ力について申し上げます。
 通勤混雑の緩和や、育児と介護のダブルケア等による離職を防ぐためにも、テレワークによる柔軟な働き方の実現を東京二〇二〇大会の一つのレガシーとしなければなりません。
 本予算案に、テレワーク関連の取り組みの大幅な拡充が盛り込まれました。また、交通需要マネジメントや時差ビズなどと連携し、スムーズビズとして一層の相乗効果を生み出していくことを求めます。
 また、引き続き、フィンテック、創薬、自動運転等の先端産業の育成支援を行うとともに、東京二〇二〇大会において、イノベーション先進都市東京を世界に発信するための施策の展開を求めます。
 いよいよ開催が迫ってまいりました東京二〇二〇大会につきましては、大会の円滑な実施に向けた準備を着実に進める一方で、大会経費につきましては、不合理な経費の膨張が起きないよう、組織委員会に対してしっかりと働きかけを行っていくことを求めます。
 さらに、実施競技、会場が区部と比べて少ない多摩地域を含め、広く都民が東京二〇二〇大会を体感できる機会を創出することに加え、多摩地域において必要なインフラ更新の工事を実施するなど、東京二〇二〇大会直前期や大会期間中、大会後における公共工事の受注機会の確保に向けた取り組みや、全庁を挙げた都発注工事の施工時期の平準化を推進することを求めます。
 加えて、東京二〇二〇大会の招致の経緯に関し、先日、日本オリンピック委員会、JOCの竹田会長が退任を表明されました。東京都としても、引き続き、事態の展開に応じて必要な対応を適時行う体制を整備することに加え、招致委員会が既に解散しており、当時の資料がなく、事後的な検証ができないという問題点が組織委員会で繰り返されることがないよう、関連資料の適切な保管を組織委員会に働きかけていくよう強く要望いたします。
 東京二〇二〇大会後の都庁組織のあり方につきましては、国の都税収奪による都の税収減、人口減少、少子高齢化による都民の政策ニーズの変化など、長期的視点に立った本質的な議論を積み重ねていくことを求めます。
 最後に、一言申し上げます。
 平成三十一年度予算案は、都民の生活を守るための事業が盛り込まれたものです。そして、開催が間近に迫ったラグビーワールドカップ、東京二〇二〇大会の準備の総仕上げといえる大変重要な予算です。
 私たち都民ファーストの会東京都議団は、この予算を待ち望む多くの都民の皆様、東京の未来を担う子供たち、子育て家庭や高齢者世帯、そしてさまざまな事情で困っている社会的に弱い立場に置かれている方々に一刻も早く支援できるよう、本予算案に対して真摯に向き合い、建設的な議論を尽くしてまいりました。
 しかし、まことに遺憾ながら、一部会派が本予算案の重要性を全く理解せず、本予算案に反対をするということは、都民生活、そしてラグビーワールドカップ、東京二〇二〇大会のために必要な東京都の取り組み、例えば、会場の整備やシティードレッシング、復興五輪、ボランティア、文化振興などといった全ての取り組みを否定するという無責任きわまりない意思の表明にほかなりません。
 本予算案に無責任に反対をしながら、議員連盟を主導することや、都議会の代表であるかのように組織委員会に出席をするなどといった行動は、その職責を果たせるのか甚だ疑問であります。
 私たち都民ファーストの会東京都議団は、今後も引き続き、都民のため、東京の未来を切り開くために全力で取り組むことを改めて申し上げ、討論を終わります。(拍手)

○議長(尾崎大介君) 一番古城まさお君。
〔一番古城まさお君登壇〕

○一番(古城まさお君) 都議会公明党を代表し、知事提出の全議案に賛成し、日本共産党の議員提出議案第一号から第三号に反対の立場から討論を行います。
 初めに、平成三十一年度一般会計当初予算案について申し上げます。
 本予算案は、国の幼児教育無償化に合わせた多子世帯に対する都独自の支援や、不妊検査や不妊治療への支援の拡充のほか、災害時には避難所となる学校体育館や武道場などへのエアコン設置など、都民の暮らしを守り、安全を確保するための施策が随所に盛り込まれています。
 その一方で、我が党の推進による複式簿記・発生主義による新たな公会計制度や、事業評価制度を存分に活用し、いずれも過去最高となる八百三十七件の見直しや再構築を行い、約九百億円の財源確保へとつなげています。
 こうしたことから、本予算案は、都民生活をしっかりと守り、健全な財政運営にも配慮したものと高く評価します。
 次いで、第五十七号議案、東京におけるマンションの適正な管理の促進に関する条例について申し上げます。
 今定例会での我が党の都市整備委員会の質疑に対し、都は来年度から、機能していない管理組合に対し、マンション管理士を継続的に派遣し、その活性化を支援するモデル事業を実施すると答弁しました。
 老朽化に直面する多くのマンションで建てかえに向けた合意形成が進むよう、管理組合への粘り強い支援を求めるものであります。
 次に、第九十八号議案、高齢者、障害者等が利用しやすい建築物の整備に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。
 我が党は、障害者団体などからの声を踏まえ、当初案の見直しを求め、直接知事に申し入れを行いました。その結果、提出された条例案では、車椅子利用者への対応として、我が党の要望に応える改善が施されています。
 代表質問で、既存宿泊施設への支援の具体化を求めたところ、知事は、浴室等の出入り口幅を七十五センチメートル以上とする努力義務への対応を行う場合の補助率を十分の九にまで引き上げるなどの強化を明らかにしました。
 さらに、予算特別委員会では、室内だけでなく客室までの全経路上の全ての段差の解消が必要であると指摘したところ、都は、客室の整備と同様に補助率を五分の四に引き上げると答弁しました。
 今後は、ホテル事業者や建物所有者への周知を図り、理解を得て、既存宿泊施設の改修も進めていくことを強く求めるものです。
 次に、第九十九号議案、東京都子供への虐待の防止等に関する条例についてです。
 我が党の主張を踏まえ、条例骨子案にはなかった警視庁との連携が明記されたほか、国に先駆けて体罰禁止を明記する条例案となり、評価いたします。
 今後は、実効性を高めるための区市町村との連携強化や、必要な人材の確保、育成に全力を挙げて取り組むよう求めます。
 続いて、我が党の提案によって実現した主な成果について申し上げます。
 まず、防災、減災対策です。
 学校体育施設への空調設置については、都独自の補助を盛り込んだ昨年十二月の補正予算に続き、新年度予算案では、リース契約への都独自補助が盛り込まれています。
 加えて、国の補正予算で空調設置に関する都内への交付金が採択されなかった場合の対応として、その相当分を都が負担することや、学校の武道場への空調設置を補助対象とすること、公民館などの体育施設への空調設置も市町村総合交付金の対象にすることなどが知事から表明されており、評価します。
 次に、都民の防災意識の強化についてです。
 我が党は代表質問で、都民が日常的に災害を意識する防災意識社会への転換を訴え、知事は、マイタイムラインの作成セットを将来の防災の担い手となる児童生徒に配布し、家族とともに考えながら作成するなどの答弁を行いました。
 避難行動を我が事として意識する社会への精力的な推進を強く求めます。
 次に、東京の稼ぐ力についてです。
 予算特別委員会で、監理団体が都政の直面する課題を都と共有し、軌を一にして稼ぐ力などの課題に臨む取り組みの強化や、同様に、より住民に近い区市町村と都庁各局とが連携して取り組む体制の強化を求め、それぞれ積極的な対応を図る答弁がありました。
 今後は、例えば障害者雇用の進展や福祉業界での経営支援、防災とにぎわいの創出をミックスしたまちづくりの取り組みなど、あらゆる都民が豊かになる稼ぐ力の強化とすることを強く求めるものであります。
 次に、住宅政策についてです。
 期限つき入居の期限延長や単身者入居の年齢制限の変更など、福祉政策の視点から都営住宅の管理制度を見直すべきと主張した我が党の代表質問に対し、都は、東京都住宅政策審議会の中間のまとめを踏まえ、就学環境などに配慮した期限つき入居の延長など、多世代共生を推進していくと答弁しました。
 また、代表質問では、都営住宅への入居時期の違いにより、自費で風呂釜や給湯器などを購入し、故障や老朽化の際にも自費での対応を余儀なくされている例があり、不公平の解消を図るべきと主張しました。
 これに対し、知事は、住宅政策本部の設置を機に、計画的、効果的な進め方を検討していくと明言しました。
 また、東京都住宅供給公社が管理するいわゆる公社住宅について、室内設備の老朽化に伴う修繕の居住者負担の緩和が長年課題とされており、今回、我が党は、本会議と予算特別委員会で質問を重ね、都は、公社において入居者が負担する修繕の項目を三十四から十一に減らし、ことし九月から適用することを明らかにしました。
 準備と周知に努め、住民福祉の向上に役立つ住宅政策へと充実を図ることを求めます。
 次に、福祉施策についてです。
 先般、幼児教育、保育の無償化を進める法改正が閣議決定され、本年十月より実施されることとなりましたが、国の無償化の対象外となる世帯への支援策が必要です。
 都はこの点、我が党の代表質問に答え、ゼロ、一、二歳児について、世帯の収入や第一子の年齢にかかわらず、第二子の保育料は半額、第三子以降の保育料は無償とする都独自の支援策と、幼稚園類似園にも都独自の補助を行う方針を表明しました。
 また、聴覚障害の早期発見につながる新生児聴覚検査についても、本会議と予算特別委員会で質疑を重ねました。
 知事は、都議会公明党からさまざまな提案をいただき、都として準備を進めてきたと述べ、ことし四月から全区市町村で新生児聴覚検査の公費負担制度を導入すると表明し、さらに、都は、新制度への切りかえの前に母子手帳を受け取っている場合や、他県への里帰り出産も対象に加えることを明言しました。
 さらに、東京オリ・パラ大会の終了後の二〇二五年には、人口の五人に一人が七十五歳以上になるという超高齢社会が訪れます。
 代表質問で、認知症グループホームの利用料の負担軽減を求めた結果、初期投資をさらに軽減するためのオーナー型整備への補助額の増加や、区市町村が低所得者の家賃補助を行う場合に、整備費補助の加算が来年度新たに創設されることが明らかになりました。
 また、高齢者の運転免許の更新に伴う認知機能検査が数カ月先まで予約がとれない状態にあることを改めて指摘し、認知機能検査は公的機関中心の体制に切りかえ、民間教習所が高齢者講習に可能な限り専念できるよう、改善を早期に実施すべきと提案しました。これに対し、警視総監は、警視庁による認知機能検査の実施枠の拡大を明言しました。
 最後に、廃案となった日本共産党の予算案の編成替えについて申し上げます。
 東京オリ・パラ大会のメーン会場である新国立競技場の整備や、首都圏四千万人の物流を担う東京港の整備などの都負担経費を削除し、財源とする共産党案でありました。
 都負担は、国との協議や法改正をもとに計上されたものであり、仮に来年度の都の支出が消えれば、新国立競技場は完成せず、東京港の機能改善にも重大な支障が発生します。
 共産党の国会議員が、半ば義務的経費である本支出について、国と調整し、都の減額に合意を取りつけ、工事の進捗に影響を与えない対策を講じるとはとても思えません。これで財源を伴った編成替えと称するとは、まさに笑止千万、無責任のきわみであります。現実味のない受け狙いのパフォーマンスと強く断じておきます。
 以上、我が党は、地域に根差したネットワークの力を強みに、都民の声と真摯に向き合い、地域や生活者の目線を重視した現場主義で都政をリードすることをお誓いし、都議会公明党を代表しての討論を終わります。(拍手)

○議長(尾崎大介君) 五十二番小宮あんりさん。
〔五十二番小宮あんり君登壇〕

○五十二番(小宮あんり君) 東京都議会自由民主党を代表し、本定例会に付託をされた議案について、第一号議案に反対、その他の知事提出議案に賛成し、共産党提案の議案に反対の立場で討論を行います。
 本定例会は、知事の所信表明が開会日の深夜から始まるという異例の展開となりました。その原因は、小池知事が、平成二十九年の都議選直前に発表した築地は守るという方針を、何の説明もなく突如ほごにしたことです。
 知事は以前、築地へ復帰される際のお手伝いはさせていただくとか、市場機能を築地に残すとおっしゃっておられました。にもかかわらず、知事は、築地跡地の有償所管がえ、つまり、築地に市場はつくらないことを実質的に決める予算をいきなり提案されました。
 突然の変節をみずからの言葉で都民や関係者に説明することもせずに、急遽、中途議決案件となる三十年度の補正予算とすることで、予算特別委員会の質疑を避け、都民への説明責任をみずから放棄しました。これは、都民ファーストではなく、小池ファーストの都政運営です。
 こうした知事の姿勢に対して、都民や事業者の方々から強い不信の声が上がりました。
 そして、知事と直接質疑すべきという我が会派を初め六会派の要望に対して、数の力で抑え込もうとする都民ファーストの会東京都議団などの小池与党の強引な議会運営が混乱に拍車をかけ、異例の展開となりました。
 その後、財政委員会も混迷をきわめ、結局、経済・港湾委員会での知事との一問一答での質疑を実現するまでの間も混迷が続きました。
 さらに、予算特別委員会では、長い都議会の歴史の中で築き上げられてきた民主的な議会ルールを踏みにじる形で、一部会派だけで理事会を強引に開催し、その後全会派の合意のないまま、委員会を強行開催しました。
 こうした議会運営を厳しく批判された予算特別委員会委員長は、委員会運営の原則論の遵守に努めていくという、まさに異例のコメントを発表する事態となりました。
 平成最後の都議会が、知事の間違えさえ正さず、議会内の調整すら放棄する一部会派の横暴によって台なしにされました。都民ファーストにはほど遠い無秩序な議会となってしまいました。
 こうした混乱は、知事の変節が原因であるにもかかわらず、議会のことは議会がお決めになることですと、知事は終始人ごとであり、こうした無責任な知事の姿勢と、知事をそんたくするだけの一部会派の態度は、都議会、そして都政の汚点そのものです。
 都議会自民党は、こうした事態を決して許すことなく、都議会の正常化、健全な都政運営の実現に向けて、引き続き粘り強く取り組むことを討論の冒頭で申し上げておきます。
 それでは、本定例会に提案されている平成三十一年度予算の各分野の重要事項について申し上げます。
 まず、ラグビーワールドカップの成功と二〇二〇年東京大会の準備です。
 九月のラグビーワールドカップでは、試合を観戦する方だけでなく、ラグビーに興味、関心のある方が大会を楽しむことができるファンゾーンの充実も重要です。そして、全国各地で大会が開催される中、多くの人が集まる有楽町のファンゾーンを全国のファンゾーンと位置づけて、大会の盛り上げに各地域と連携することが大事です。
 二〇二〇年東京大会に関しては、輸送問題が大きな課題です。豊洲移転延期のあおりを受けて、大会時には開通している予定であった環状二号線が間に合いませんでした。このため、開閉会式における会場周辺の混雑緩和を初め、大会期間中の円滑な輸送体制の確保は重要な課題です。
 そして、聖火リレー、暑さ対策、ボランティアの育成やオリンピック・パラリンピック教育など、大会の成功に向けた各種施策を総合的に進め、万全の体制を構築していくことを要望します。
 次に、安全で安心な東京に向けた取り組みです。
 昨年、各地域で大規模な自然災害が発生しました。その教訓の一つとして、広域避難の必要性を改めて認識したところです。
 一千三百万都民の命を守るために、広域自治体である東京都は、近隣他県との連携協力体制の構築を進め、いざというときの備えをさらに強固なものにしていくことを要望します。
 次に、児童相談体制の強化についてです。
 今定例会に児童虐待防止条例が提案されましたが、大事なのは、現場で働く専門職の方々と関係機関との連携です。
 児童相談所と地域の相談窓口である子供家庭支援センターがこれまで培ってきた互いの強みを生かし、連携を強化することで、東京全体で児童相談体制の強化に取り組むことを要望します。
 次に、旧こどもの城について申し上げます。
 この国有地は、広尾病院の移転先として平成二十七年に都議会全会一致で購入が決まっていたものです。しかし、小池知事が明確な説明もなく白紙撤回し、今回、唐突に前言を翻し、購入するとして取得費用を計上したものです。
 その結果、当時三百七十億円で取得できた土地の購入価格は六百億円にまではね上がりました。小池知事の意味のない中断と撤回が二百三十億円の損害を都民に与えたことを知事は猛省すべきです。
 次に、国と都の実務者協議会について申し上げます。
 昨年末の税制改正をめぐる動きの中で、都議会自民党の要望を踏まえ、国と都の実務者協議会が設置されました。ことし一月には初会合が開かれ、いよいよ動き出すわけですが、国から実質的な成果を早期かつ最大限に引き出せるよう、副知事を先頭に、都庁一丸となって戦略的かつ精力的に協議を進められることを強く求めておきます。
 平成三十一年度一般会計予算に計上されている築地地区まちづくり調査に要する経費約七千万円の予算について申し上げます。
 これは、築地まちづくり素案に基づき築地跡地再開発の検討を進めるための経費ですが、そもそも都議会自民党は、築地跡地は民間に売却し、再開発は制約をせずに民間に委ね、東京都は都市づくりの基盤整備など行政として最低限やるべきことに徹していく、そうすることで東京の経済の活性化と将来の発展を確かなものにしていくべきと考えることから反対です。
 知事と都民ファーストの会が公約で示した、築地ブランドを守るということにこだわる余り、土地に制約を課して開発は民間任せという、五十年先に責任の持てない土地活用を行政がすべきではありません。
 民間活用の導入が成功するかどうかの鍵は、行政の明確なビジョンと責任分担です。東京の価値の最大化を図るという空虚なビジョンを掲げ、実行は民間に丸投げでは、典型的な失敗の構図となるとはっきりと申し上げておきます。
 そうしたことから、平成三十一年度予算総体に含まれている都議会自民党が推進してきた多くの施策について、我が党は賛成ですが、今回、急遽示された築地まちづくり素案、これに基づく七千万円の経費については減額することを求めましたが、知事与党の反対によって減額は認められず、このため、東京の将来に禍根を残すおそれのある予算を内包する三十一年度一般会計予算案には反対せざるを得ないという決断をいたしました。
 また、今回の都議会の混乱の元凶となっているのは、小池知事が平成二十九年六月に示した市場移転問題の基本方針です。この基本方針の策定には、当時の東京都顧問、現在、都民ファーストの会東京都議団の政調会事務総長の小島敏郎氏が深く関与していました。
 都民ファーストの会東京都議団などは、事務総長の招致をかたくなに反対していますが、小島氏を参考人として招致し、都議会として真相を究明すべきです。
 あわせて、知事が築地に市場をつくらないと明言した今、これまでの経緯を整理し、今後の築地跡地の再開発のあり方について集中的に議論する必要があります。
 このため、都議会自民党は、小島氏の参考人招致と市場・築地市場跡地問題等特別委員会の設置を引き続き求めてまいります。
 また、今定例会混乱の根底には、一旦、理事会で決めた約束も守らないという与党のお粗末な議会運営があります。さまざまな意見を協議し、調整し、それに基づいて運営をする、そんな当たり前の議会運営がなされず、都政に大きな不信をもたらしています。
 都議会自民党は、都議会の民主的運営を取り戻し、都政運営を正常化し、活力あふれる都政の実現と発展にこれからも力を尽くしていくことをお誓い申し上げ、討論を終わります。(拍手)

○議長(尾崎大介君) 五十六番原のり子さん。
〔五十六番原のり子君登壇〕

○五十六番(原のり子君) 日本共産党都議団を代表して、知事提出の第一号議案、一般会計予算外三十議案に反対、その他の知事提出議案に賛成し、我が党などが提出した三つの条例案に賛成の立場から討論を行います。
 今議会は、小池知事が提案した築地市場跡地への対応をめぐって紛糾し、知事与党が議会運営のルールを乱暴に踏みにじる、都議会史上例のない異常な議会となりました。
 都議会では、各会派間の協議を尽くすことを基本とする、委員会は原則として各会派から一名以上の委員が出席しなければ会議を開くことができないという議会運営のルールが長年にわたって築き上げられてきました。
 ところが、知事与党の都民ファーストの会と公明党は、予算特別委員会や財政委員会で、このルールを守ろうとせず、数の力に任せた理事会、委員会運営を繰り返しました。
 この暴挙に対し、都議会自民党、日本共産党都議団、都議会立憲・民主クラブ、維新・あたらしい・無所属の会、生活者ネットワーク、自由を守る会の六会派は、議会運営のルールを尊重した理事会、委員会運営を行うよう、繰り返し強く要望しました。
 こうした多くの会派の共同の力により、本日の閉会本会議で行われた予算特別委員会委員長報告で、委員会は原則として各会派から一名以上の委員が出席しなければ会議を開くことができないとの認識が表明され、確認されました。
 今議会の開会日には、知事与党の都民ファーストの会と公明党が、理由もいわず議会運営委員会理事会を長時間にわたって欠席し、議会を空転させるという前代未聞の事態も起きました。
 都民ファーストの会と公明党は、一連の議会運営を深く反省し、今回のようなことを二度と繰り返さないよう厳しく求めるものです。
 築地市場跡地への対応を初め市場移転問題は、今定例会の大きな焦点になりました。
 小池知事は、二〇一七年六月二十日、都議選告示三日前に発表した市場移転問題の基本方針で、築地は守る、市場機能を残すと約束しました。ところが、ことし一月の築地まちづくり方針素案で、この約束は消えてしまいました。知事の公約違反は明白です。
 仲卸業者でつくる築地女将さん会の皆さんが、だまされたと怒りの声を上げ、多くの市場関係者も、五年後には戻るつもりで生活設計をしていた、知事に裏切られたなど、批判の声を上げています。にもかかわらず、考え方は変わっていないと強弁し、方針転換を認めない知事の態度は許されません。都民と市場関係者に謝罪し、公約である築地は守るの立場で、築地まちづくり方針を一から検討し直すことを改めて強く求めるものです。
 我が党は、豊洲市場で発生している黒い粉じんから、アンチモンやカドミウムなど有害な重金属類が一般の道路粉じんに比べはるかに高濃度で検出されたことを明らかにし、都として成分分析などの調査を行い、働く人の健康を守る抜本対策をとるよう求めました。
 また、豊洲市場では、開場直後からほこりや粉じんが発生し、喉の痛みなど、体調不良、健康への影響が心配される事態が生じていたことを明らかにしました。
 市場長は、ターレのタイヤ改善などの新たな対策の必要性は認めました。しかし、知事も市場長も、豊洲市場の衛生環境は良好という答弁を繰り返し、黒い粉じんの調査は拒否しました。豊洲市場で働く人の健康を守る立場に立とうとせず、良好な環境だといい切って、調査分析すらしない小池知事の姿勢は、食の安全・安心を守るという公約を投げ捨てて、土壌と地下水の汚染が残る豊洲市場の安全宣言を行い、移転を強行したことと共通する問題であり、都民の厳しい批判は免れません。
 情報公開が都政改革の一丁目一番地だと公約した知事が、なぜ調査すらしないのか、多くの都民が疑問に思っています。粉じんの調査分析、発生源をもとから断つ抜本対策を早急に行うよう強く求めるものです。
 我が党が提出した国民健康保険の子供の均等割保険料の負担軽減条例は、区市町村が子供の均等割保険料の減免を行った場合に、その額を都が補助するものです。そもそも、所得のない子供に保険料を払えというのはおかしな制度です。皆さんのご賛同を心から呼びかけるものです。
 我が党は、予算特別委員会で、この二十年間に特別区の均等割保険料は二倍にも上がっている実態を示し、せめて子供の均等割保険料の軽減が必要ではないかとただしました。都が子供の均等割保険料の負担軽減が必要だという認識を示したことは重要です。
 また、知事は、国民健康保険について、医療費が高い高齢者、失業者などの低所得者の占める割合が高く、保険料の確保が困難であるなど、構造的な問題があることを認めました。
 都として、国や区市町村と力を合わせて、国保料、国保税軽減に取り組むことを求めるものです。
 次に、予算案についてです。
 来年度東京都予算の規模は、一般会計で七兆四千六百十億円、全会計では十四兆九千五百九十四億円で過去最高となりましたが、東京オリ・パラ大会経費及び関連経費で五千三百三十億円、今年度の二倍にもなっています。
 組織委員会との共同実施事業一千五百九十三億円の中身は極めて不透明で、予算執行後も多くの部分の契約金額が明らかにされない可能性があります。新国立競技場整備は、国が責任を持つべきものであるにもかかわらず、都負担三百九十五億円を計上したことは認められません。
 また、外かく環状道路や外環ノ二、住民が強く反対している特定整備路線などの大型道路建設が引き続き推進されています。大型クルーズ客船のふ頭整備は、実際にどれぐらい寄港があるのかという見通しも示さないまま、昨年度に続き八十三億円の予算が計上され、カジノの調査予算も計上されています。都政大改革の知事の公約とほど遠く、石原都政以来続く大型開発推進の予算配分は変わっていません。
 以上の理由から、一般会計予算に反対です。
 また、消費税一〇%増税を前提とした交通運賃、上下水道料金の値上げで、合計四十七億円の都民負担増が盛り込まれている公営企業三局の予算案にも反対するものです。
 一方、来年度予算案には、公立学校へのエアコン設置、市町村総合交付金の増額、児童相談所の職員の増員、認可保育園、私立幼稚園、幼稚園類似施設を利用する世帯への都独自の負担軽減、性犯罪、性暴力被害者支援事業のワンストップ支援センターへの負担金の増額など重要な前進面もあります。
 我が党は、こうした貴重な前進を生かし、さらに都民の暮らしを守り、要求を実現していくために、予算特別委員会に一般会計予算の組み替え案を提案し、不要不急の大型開発を削減するなど予算全体の二・九%を見直すだけで、八十五項目の都民要求が実現できることを示しました。この方向こそ、都民の願いに応えるものだと確信するものです。
 知事提案の児童虐待防止条例には、我が党が求めてきた、子供は権利の主体であるという内容が前文に明記され、また、体罰等の禁止が定められたことは重要であり、賛成です。
 同時に、よりよい条例にする立場から、修正案を提案しました。子供の権利を基本に据え、児童相談所の体制強化、妊娠初期からの切れ目のない子育て支援、社会的養護の拡充など、児童虐待対策の抜本的強化を進めることを求めるものです。
 我が党は、国民健康保険の子供の均等割軽減条例のほか、中小企業・小規模企業振興条例を制定したことにふさわしく、中小企業振興対策審議会の名称を変更し、年一回以上の開催を求める条例改正案を提出しました。この審議会は、石原都政以来十四年間も開催されていません。知事が、審議会開催の必要性について検討を行うよう指示したと答弁したことは重要です。一日も早い開催を強く求めます。
 また、四会派共同で、都議の期末手当を引き下げる条例案を提案しました。今議会で、都民の生活実態に鑑み、議員報酬の二割削減を来年度も継続することを全会一致で決定しています。
 中小企業振興対策審議会条例の改正及び期末手当引き下げ条例に賛同していただくことを心から呼びかけて、討論を終わります。(拍手)

○議長(尾崎大介君) 七十八番山口拓君。
〔七十八番山口拓君登壇〕

○七十八番(山口拓君) 私は、都議会立憲民主党・民主クラブを代表して、知事提出の全議案に賛成、議員提出議案第一号から第三号に反対の立場から討論を行います。
 まず初めに、第一号議案から第二十八号議案までの予算関連議案について申し上げます。
 平成三十一年度予算案は、堅調な税収に支えられ、一般会計予算案は七兆四千六百十億円と過去最大となりました。しかし、国による新たな偏在是正を初め、世界景気の先行き不透明感など、都においてはこれまで以上に将来を見据えた着実で効率的な財政運営が求められています。
 私たちがこれまで再三求めてきた財政の収支見通しを示すとともに、外部の目を活用することで、事業のあり方そのものにも踏み込んだ都政改革により積極的に取り組まれることを求めておきます。
 また、都庁組織や職員定数においても、安易な肥大化を招くことのないよう、効率的、効果的な都政運営に取り組むとともに、監理団体と天下り、随意契約などの問題についても、都民の疑念を招かない不断の改革を求めるものです。
 既に、さきの予算特別委員会の討論で、予算委員会で提案をしてきた事項については申し上げ、また、各常任委員会においても、それぞれ質疑あるいは意見開陳を通じて、予算案に対する意見、要望を申し上げてきました。
 したがって、この本会議討論では、私たちが委員を出していない常任委員会を中心に幾つか申し述べさせていただきます。
 財政関係では、この間、私たちは、長期の財政収支見通しを示すべきだと再三求めてきました。都は、社会保障費などの支出は予測していますが、安定的な財政運営を進める上からも、長期の収支予測をぜひ打ち出していただくことを要望するものです。
 また、現在都は、年間七十万件の公金支出情報を公開していますが、事業や費用の検証に生かせるよう、支払い先情報の公開を初め、予算、決算資料とのリンクなど、より一層の情報公開を求めるものです。
 文教関係では、小中学校給食費等の無償化を初め、都独自の給付型奨学金制度の拡充などに取り組むとともに、教員の多忙化解消に向けては、新たな監理団体の設立が、屋上屋、新たな天下り先と批判されることのないよう十分に配慮しながら、子供と向き合う時間の確保に向けた積極的な取り組みを求めるものです。
 また、多文化共生社会の実現に向けて、相談体制の充実や区市町村への支援を初め、日本語を母国語としない児童生徒への日本語教育など、取り組みの強化を求めておきます。
 東京二〇二〇大会については、引き続き、経費の圧縮、抑制に取り組むとともに、契約内容や議事要旨の積極的な情報公開など透明性の確保に取り組むこと、大会を通じて平和の強いメッセージを世界に発信することなどを改めて要望するものです。
 厚生関係では、待機児童解消について、幼児教育、保育無償化の影響について十分配慮するとともに、隠れ待機児童、見えない待機児童などの潜在的な保育需要をも見込んで、二〇二〇年度末の待機児童ゼロを確実に実現するよう強く要望するものです。
 また、高齢化社会の対応について、私たちは、何度も知事を先頭に全庁挙げて高齢社会に向けた体制をつくるべきと訴えてきました。加えて、都の計画と実績との乖離を鑑み、二〇二五年問題への対処も見据えた新たな施策の強化を求めるものです。
 健康づくりにおいては、受動喫煙防止に向けた支援策の拡充を初め、路上や公園などでの対策強化、依存症対策の推進を求めるとともに、血液一滴で超早期に発見できるがん検診の導入促進を求めるものです。
 港湾関係では、働き方改革について、長時間労働の是正や、正規、非正規労働者間の格差解消に向けて、法律、ルールの周知徹底を初め、指導助言の強化、相談支援体制の充実を求めます。
 さらに、障害者やひとり親、ひきこもりなど、働く意欲がありながらも就労できない人たちの就労を支援、応援するための施策拡充についても、条例化を含め、積極的に取り組んでいただきたいと思います。
 また、市場会計の持続可能性について、その見える化に取り組むとともに、卸売市場の戦略的な経営と強固な財務体質の確立に向けた積極的な取り組みを求めるものです。
 なお、市場問題に関連して、私たちは、関連する経済・港湾委員会に委員を出していないことや、この問題を多様な観点から引き続き議論していくべきだという立場から、特別委員会の設置については、提案者となり、賛成をするものです。
 加えて、予算特別委員会において、私たち都議会立憲民主党・民主クラブは、一般会計予算案に対して、東京二〇二〇大会の経費の圧縮、抑制、透明性の確保を求めるとともに、築地の再開発を進めるに当たっては、知事としての説明責任を果たすことを求める付帯決議を提出いたしました。残念ながら付帯決議案は否決されましたが、執行機関においては、真摯な対応を強く要望しておきます。
 次に、第九十九号議案、東京都子供への虐待の防止等に関する条例について申し上げます。
 条例案において、体罰禁止を明言したことは率直に評価するものです。一方で、私たちが昨年十二月の代表質問などで求めてきた虐待、虐待死ゼロ宣言について、知事が明言しなかったことは残念です。
 しかし、より重要な課題は、最前線で虐待に対応する人が圧倒的に足りていないことにあります。人口や虐待対応件数から算出する国の参酌基準では、平成三十一年度、児童福祉司だけでも百人以上ふやす必要があります。
 知事による虐待、虐待死ゼロ宣言、条例、業務量に見合った人員等の計画、それを裏づける予算は一体となって機能するものであり、今後、早期に虐待対応力強化と虐待、虐待死ゼロ実現に向けた体制整備に道筋をつけることを求めるものです。
 また、生まれてから小学校入学までに、健診や予防接種などで最低でも五回、行政が子供と直接会う機会がありますが、一〇〇%会えていないのが現実です。
 私たちの代表質問に対して、都は、全ての子供の状況を確実に把握し、区市町村の取り組みを支援する旨答弁しておりますので、ぜひ一〇〇%にしていただきたいと思います。
 さらに、就学時健康診断は、学校保健安全法に基づき区市町村教育委員会が実施していますが、私たちの質問に対して、教育長が、受診状況を把握し、全員受診させるよう働きかけていくと答弁していますので、ぜひとも数値で把握し、一〇〇%を実現していただきたいと思います。
 最後に、都議会の運営に関して一言申し上げます。
 私たちは、数の力、すなわち多数決がイコール民主主義とは思っていません。多数の意見に従って最終的に物を決めていくこと自体を否定しませんが、その大前提として、少数意見を切り捨てることなく、それに耳を傾け、尊重し、多様で、かつより多くの意見を取り入れて結論に至ろうとするプロセスがあって初めて民主主義といえるのではないでしょうか。
 このような観点から、委員会の運営は、議会の円滑なる運営の確保を目的として、各会派間の協議を尽くすことを基本とするなど、都議会の議会運営委員会でも申し合わせていると認識しています。
 議場でのあってはならない不適切な不規則発言や、政務活動費による飲食費の支出、公私混同を疑われる公用車の運用など、私たちも古い議会を新しくすることは大賛成でありますが、民主主義をないがしろにするような議会運営には、言語道断、到底納得することができません。このことを知事与党、とりわけ最大会派である都民ファーストの会東京都議団に強く申し上げるとともに、猛省を促したいと思います。
 私たち都議会立憲民主党・民主クラブは、引き続き、改革を積極的に進める一方、都政へのチェック機能も適切に果たしていくことを申し上げ、討論を終わります。
 ご清聴ありがとうございました。(拍手)

○議長(尾崎大介君) 四十八番奥澤高広君。
〔四十八番奥澤高広君登壇〕

○四十八番(奥澤高広君) 無所属東京みらいを代表し、知事提出の全議案に賛成し、議員提出の第一号から第三号議案に反対する立場から討論を行います。
 まず、平成三十一年度東京都予算については、真の稼ぐ力を育てるための価値観の転換をテーマに質疑を重ねてまいりました。世界中から人、物、お金、情報を引きつける東京の磁力を高めるためには、これまで当たり前とされてきた価値観を変える勇気が必要です。
 とりわけ、我が会派では、以下三つの観点から本予算に賛成するものです。
 一つ、ジェンダーや年齢、障害の有無にかかわらず、誰もが輝く真のダイバーシティーの実現、二つ、文化の力を最大限に引き出した世界一のクオリティー・オブ・ライフの実現、三つ、一人一人の可能性を信じ、自分らしく幸せな人生をかなえる教育の実現であります。
 ダイバーシティー、つまり多様性が経済的にプラスの効果をもたらすことが、さまざまな調査で明らかになっており、人の可能性を最大限引き出すための施策を歓迎するものです。中でも、家事、育児における男性活躍がその鍵を握ると考えています。国でも、男性の育休取得義務化が話題に上るようになったことも踏まえ、実効力ある施策を進めていただくようお願いします。
 加えて、障害者を初めとする就労困難者については、タックスイーターからタックスペイヤーへ、それぞれの能力と個性を発揮し、誇りを持って働こうとする方々を力強く支援していただくよう求めます。
 次に、文化振興について申し上げます。
 パリのルーブル美術館には年間一千万人を超える人々が訪れることもあり、文化が世界中から人を呼び込む強力な磁力になることを証明しています。その意味から、東京二〇二〇大会に向けて、東京の多彩な芸術文化の魅力を国内外に発信する姿勢を歓迎いたします。
 文化振興には、継続的な投資や支援が必要です。都民自身が文化を見る目を養い、適切な対価を払うことが文化の質を高めるという考えのもと、特に若者に対して、広く文化に触れる機会を提供するよう求めます。
 稼ぐ力を高め、東京の持続的な発展を支える鍵は教育であり、多様な人材が教育現場で活躍できる環境整備が重要です。来年度設立される新財団においては、直接的には、学校現場の喫緊の課題である働き方改革をサポートすることが役割ですが、いかにして生徒の成長に資するかという本質を忘れてはなりません。
 新財団は、学校に必要な支援は一つの組織で一体的、継続的に行われることが効果的であり、監理団体の活用が有効であるとの都政改革本部の提言を受けて設立されます。新しい監理団体のあり方を体現してくれることを期待しております。
 また、次代の教育、ソサエティー五・〇における人材育成の観点から、ICT利活用モデル検証事業において、公正に個別最適化された学びの実現を目指していただきますようお願い申し上げます。
 次に、築地のまちづくりについて一言申し述べます。
 知事も出席した経済・港湾委員会において、ベイエリア全体、ひいては東京全体の価値の最大化を図る、今後のまちづくりの具体化においては、より一層の見える化を図る旨の答弁がありました。
 民間事業者の知恵を最大限生かし、これまでの常識を覆すまちづくりとなるよう、この決断に責任を持って取り組まれますよう要望するとともに、我が会派としても、その動向を注視し、建設的な提案を重ねていくことをお誓い申し上げます。
 我が会派は、本予算案に賛成するからこその責任として、今後の予算執行を厳しくチェックしていく所存です。
 しかしながら、来年度の一部の新規事業については、いまだその事業内容や目的、政策効果がはっきりしないと感じるものがあり、議論を深めることに難しさを感じることもありました。二〇二〇年度以降の予算編成プロセスにおいては、来年度試行される政策評価の取り組みを組み込むことを検討していただきたいと思います。
 ここからは、予算以外の事項について申し述べます。
 東京都子供への虐待の防止等に関する条例案について申し上げます。
 保護者等の体罰禁止や警察との連携強化など、その内容に賛同するものですが、今思い返すべきは、昨年三月の目黒区の女児虐待死事件です。あのとき私たち全ての大人が再確認した児童虐待根絶への強い決意を改めて示す意味からも、本条例案に賛成をいたします。
 この決意を着実な歩みとするためには、児童相談所の機能強化に加え、体罰によらない子育ての普及啓発や保護者支援、保育所内虐待の防止、DV被害者支援や子供家庭支援センターとの連携など多面的な施策が必要です。本条例案の成立を起点にして、より一層の施策展開が図られるよう要望するだけでなく、本条例案に照らし合わせた各施策の進捗確認に努めてまいります。
 次に、いわゆる建築物バリアフリー条例改正案について申し上げます。
 本条例案が示されると、車椅子を利用する方から、一般客室までのバリアフリー化基準を設けられるのは画期的であり、利用の幅が広がる、本当にすばらしいと喜びの声が届いています。これまで、障害者にとって出張や旅行のハードルとなってきた宿泊環境の整備が進むことを歓迎いたします。
 とはいえ、宿泊を初めとする外出にハードルを感じているのは、車椅子利用者だけではありません。本条例案も、あくまでも起点であり、車椅子利用者のみならず、あらゆる障害者、高齢者や乳幼児のいる家族連れなど、誰にとっても暮らしやすいユニバーサル社会の実現へ近づくことを願います。
 二〇一八年の統計調査によると、日本全国の障害者の数は約九百三十七万人、六十五歳以上の高齢者は約三千五百五十七万人、ベビーカーに乗るような三歳未満の子供は約二百九十三万人、合わせると全人口の約四割に上ります。見方を変えれば、ここには日本で最も大きいマーケットが存在するということです。施設のバリアフリー化は、事業者にとってコストではなく、ベネフィットにつながる可能性があることを念頭に啓発や支援を講じていただくようお願い申し上げます。
 次に、都庁再編について申し上げます。
 来年度は三つの組織再編が行われますが、次世代の社会構造や社会課題の多様化、加速度的な社会の変化を見据えれば、さらなる組織再編を検討すべきです。
 現在、都立病院の独立行政法人化や文化施設の運営形態のあり方についても、具体的な検討が進められています。また、水道法や卸売市場法の改正により、これまで行政が担ってきた事業について、民間事業者が参入しやすい環境が整いつつあります。都民生活をより豊かにするためのベストな選択について丁寧に議論するとともに、スピード感を持って答えを出していくには、実情や将来の課題について、広く都民の皆様にご理解いただくことが肝要です。そのような意味からも、都政の見える化をより一層進めていただきますようお願いします。
 関連して、バス交通政策について一言申し上げます。
 全国的には、運転手不足などの影響から、バス交通における民間事業者の撤退が顕在化しており、多摩地域における交通セーフティーネットを維持できるのかという不安の声が聞かれます。一方で、都営バス事業が二〇二五年度、営業損益の黒字化を六十五年ぶりに達成する見通しであると報じられています。こうした地域差をいかにして埋めていくのかなど、都内全域を俯瞰したバス交通の将来像を考えたとき、関係各局が組織横断で議論する場をつくるよう提言をいたします。
 最後に、議会のあり方について申し上げます。
 昨年、国では、政治分野における男女共同参画の推進に関する法律が成立しました。千葉県八潮市では、議会活動と育児、介護等が両立できる環境整備を盛り込んだ画期的な議会基本条例が可決しました。
 都議会には、千三百七十万を超える都民の声を受けとめ、代弁するという役割があります。その役割を果たすためには、子育てや介護を担う人、障害者など多様な人材が議会で無理なく活躍できる環境を整えていかなければなりません。
 新会派として、本定例会の議会運営に携わる中で、都議会が大切にしてきた慣例には先人の知恵が刻み込まれていることを実感した次第です。主張が異なる会派同士で、お互いの立場を尊重しつつ、一致点を見つけようとするプロセスは大変重要で、その手間を惜しんではいけない、これまで大切にしてきた原理原則を無視してはいけない、そのようにも思うようになりました。
 一方で、先の見えない協議が連日深夜に及ぶ環境では、正直にいえば、子育て中の議員にとって家庭と議会の両立は難しい、そのように感じる場面があったのも事実であります。
 また、都庁職員や傍聴者、メディアの方々など、その影響が及んだ範囲は大変広いものでありました。
 例えば、深夜に本会議が開催された二月二十日、各所からお話を伺うと、少なくとも二百名以上の都庁職員が議会対応に当たっていたようです。超過勤務の実態把握については調査をお願いしたところでありますが、一晩の交通費、宿泊費だけでも、少なくとも百万円以上のコストがかかっていたと考えられます。
 もちろんコストだけで論じるべきではありませんが、都庁のみならず、日本社会全体で働き方改革を進めようという動きがあります。歴史と伝統ある都議会だからこそ、開会時刻の前倒しや終了時刻のルール化、審議日程の弾力化など、より時代に合った都民目線の改革を進めていくことには大きな価値があると考えます。
 今後の議会改革の議論においては、こうした点も俎上に上るよう期待するとともに、少数会派の機動力を生かして、オール都庁、オール都議会の働き方改革に貢献していくことをお約束し、討論を終わります。(拍手)

○議長(尾崎大介君) 二十七番おときた駿君。
〔二十七番おときた駿君登壇〕

○二十七番(おときた駿君) 私は、維新・あたらしい・無所属の会を代表して、知事提出議案第一号、一般会計予算案に反対、その他の議案に賛成、共同提出の議員提出議案第一号に賛成、共産党提出の二号及び三号議案には反対の立場から討論を行います。
 本定例会では、補正予算の審議から一貫して、知事の築地跡地の活用における公約違反、言行不一致が大きな論点でありました。
 知事は、本定例会での質疑を通じて、常に基本方針は全く変わっていないと強弁されておりますが、これを受け入れることは困難です。もし百歩譲って知事が基本方針を変えていないとしても、結果的にこれだけ多くの人が誤解をしたのであれば、それは知事の説明に重大なる問題があったことになり、これは、明確な謝罪が必要ではないでしょうか。
 また、我が会派は、予算特別委員会において、築地は守る、豊洲を生かすという基本方針がどのように策定されたのか、そのプロセスが明らかにされていないことが問題だとし、知事に改めて説明を求めましたが、既に公開しているとの一点張りでありました。これは、説明責任を果たそうとしているとは思えず、不誠実なものと判断せざるを得ません。
 こうした答弁は、知事が都知事選、都議選を通じて徹底的に批判してきたブラックボックスそのものであり、情報公開を一丁目一番地とする姿勢からほど遠いものであります。
 知事は、基本方針は変わっていないと強弁をすることで、そのメンツは保ったかもしれませんが、多くの都民の信頼を失ったということを申し上げねばなりません。信なくば立たず、政治は信頼なくして成り立つものではありません。もし、こうした知事の姿勢を認めてしまうのであれば、議会はチェック機能としての役割を放棄することになり、都民に対する責任を果たすことができないものと考えます。
 私たちは、知事に都政の白紙委任はいたしません。維新・あたらしい・無所属の会は、公約をほごにし、過ちを認めることのない知事が編成する予算は信頼がないものとし、反対をするものです。
 また、市場移転問題については、継続的な審議が必要であることから、特別委員会の設置には賛成をいたします。
 一般会計予算案に対するもう一つの大きな反対理由は、肥大化し、改革姿勢が失われた使い切りの予算編成体質です。実際、築地跡地の有償所管がえを補正予算案に計上した理由について、財務局は、その要旨として、東京富裕論を招かないためなどと説明をしましたが、こうした発言からも、本予算においても東京富裕論を招かないために、必要のない支出を帳尻合わせのために無理くりねじ込んでいるのではないかと、そういった疑念が生じます。
 実際、本予算では、四百十一件の新規事業を盛り込んだと誇っておりますが、これらは本当に必要な事業なのか、必要であったとしてもその予算は適正なものなのかどうか、ここが極めて重要なポイントです。
 過去の例を見ると、LED電球交換事業では、百万個という根拠の脆弱な過大な目標を設定したために、初年度には大きな不用額を出し、翌年まで事業を延長しています。我が会派のやながせ都議が委員会質疑でも指摘をしたとおり、特に環境関連事業は執行率が軒並み低い状態になっています。さらに、建設局に至っては、さまざまな事情があるとはいえ、約六千億円の予算のうち約千億円を執行することなく減額補正となりました。こうした自治体はほかに類を見ません。
 東京富裕論を招かないために、過剰な予算を計上し、年度末には莫大な不用額を生み出す。これは、ワイズスペンディングではありません。将来の財政需要に備えて堂々と基金を積む、都債の発行を抑制する、もしくは都民負担を軽くすることに胸を張って使うべきではないでしょうか。これらは抜本的に改めるべき体質だと思いますが、質疑を通じて、残念ながら変わる兆しを見ることができませんでした。
 こうした一般会計予算案の中でも、とりわけ旧こどもの城跡地、この土地取得は最悪です。そもそも旧こどもの城は、広尾病院の移転先として土地を取得する予定でしたが、小池知事が就任後に多額の費用面などを理由に計画を白紙に戻したものです。
 ところが一転して、旧こどもの城跡地を購入することになり、しかも、当時買い取っていれば約三百七十億円で済んだ費用が、土地高騰により約六百億円で購入する事態になっています。この差額の約二百三十億円は、明らかに都民の損失であります。
 また、土地を買って何をつくるのかといえば、さまざまな事業を実施する、いわゆる箱物事業の複合施設であり、さらに、長期的には周辺の都有地と合わせて一体開発が行われるとのことですが、その具体的な中身は一切不明であります。とりあえずお金があるから、いい土地があるから買っておこうというこの判断は、後世に多大な負担と禍根を残す可能性があります。
 今回、予算案に計上されているのは土地取得の金額だけであり、建物のリノベーション費用、そして今後、毎年のランニングコストがかかってきます。私たちは、将来負の遺産を生み出す可能性のある、しかも二百三十億円も増額した土地取得には断固として反対するものであります。
 以上、一般会計予算案に反対する大きく二つの理由を挙げました。
 一つは、残念ながら知事に対しての信頼がないこと。公約を翻し、なお過ちを認めない姿勢は、残念ながら許容することはできません。二つ目に、東京富裕論と潤沢な税収を背景に、ワイズスペンディングとは呼べない膨張予算案になっていること。
 こうした考えから、第一号議案、平成三十一年度一般会計予算案に反対することを申し上げ、以下、個別の事案について申し上げます。
 児童虐待防止対策について申し上げます。
 本定例会には、都独自の児童虐待防止条例案が提出され、国に先駆けて体罰禁止を明記するなど、積極的な姿勢を評価いたします。一方で、都児童相談所の体制は十分とはいえません。特に、本定例会においても指摘が出た常勤弁護士の配置については、早急に実現することを改めて要望いたします。また、区が独自に設置する児童相談所への協力、権限移譲も重要です。中長期的には全面的な区児相への機能移管も含めて検討していくことを求めます。
 また、児童相談所に限らず、都の権限を基礎自治体へと移譲していく統治機構改革も待ったなしです。来たるべき超少子高齢化社会を迎えるに当たり、地域でできることは地域で、民間でできることは民間での原則にのっとり、広域自治体である東京都のスリム化、抜本的な統治機構改革を進めることを強く望みます。
 東京二〇二〇大会経費について申し上げます。
 昨年末に発表された最新予算案は、五十億円単位で詳細が不明という、情報公開からかけ離れた状態でありました。特別委員会でさまざまな指摘が相次いだものの、結局何ら費用透明化に向けた改善は進んでいるように見えません。開会式の経費もはね上がり、予備費が投入されるなど、相変わらず見えないところで大きな金額が動く状態となっています。五輪経費透明化は、知事選、都議選を通じて都民が最も期待した公約の一つでありました。
 引き続き、開催都市として、組織委員会に費用や意思決定の透明化を促すとともに、大会関連経費については、東京都が率先して一層の情報公開に努めることを求めます。
 最後に、都議報酬を据え置く議員提出議案第一号と議会改革について申し上げます。
 さきの定例会でも申し上げたとおり、都職員と連動して議員の手当が上がることは、現在報酬を二割削減している議会改革と逆行するもので、看過することはできません。
 議会改革においては、任期も折り返しに差しかかろうとする現在にあっても、秘密会の公開や働き方改革すら実現しておらず、完全に停滞をしています。平成も終わるこの時代に、終了時間を定めることすらできないまま深夜まで審議を繰り返し、都議会の常識は世間の常識とかけ離れていく一方です。
 五輪経費の透明化に並んで、さきの都議選で有権者が最も期待したことの一つは、情報公開の徹底と議会改革だったはずであります。本定例会ではさまざまな議会慣習が覆されて審議が進行してまいりましたが、そうであれば、むしろ議会改革こそ多数決をもってしてでも前に進めるべき都民とのお約束ではないでしょうか。
 情報公開を筆頭とする議会改革を進めることで、都議会はより都民の信託に応える審議ができる、その大きな可能性を秘めているはずです。そして、小池知事が当初に掲げた正しい東京大改革の先にこそ、東京のあるべき姿が見えてくるものと私は確信をします。
 平成の次の時代に、新しい都議会と都政をつくっていく、その改革への賛同を皆様に呼びかけまして、また、都議会と都政の今後の発展を祈念いたしまして、私の最後の討論を終わります。
 ありがとうございました。(拍手)

○議長(尾崎大介君) 以上をもって討論を終了いたします。

○議長(尾崎大介君) これより採決に入ります。
 まず、日程第一及び第二、議員提出議案第二号、子どもの属する世帯に係る国民健康保険料又は国民健康保険税の補助に関する条例外議案一件を一括して採決いたします。
 本案に関する委員会の報告は、いずれも否決でありますので、原案について起立により採決をいたします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕

○議長(尾崎大介君) 起立少数と認めます。よって、本案は、いずれも否決されました。

○議長(尾崎大介君) 次に、日程第三、議員提出議案第一号、東京都議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例を採決いたします。
 本案に関する委員会の報告は否決でありますので、原案について起立により採決をいたします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕

○議長(尾崎大介君) 起立少数と認めます。よって、本案は否決されました。

○議長(尾崎大介君) 次に、日程第四、第一号議案、平成三十一年度東京都一般会計予算を採決いたします。
 本案に関する委員会の報告は、可決であります。
 本案は、記名投票により採決をいたします。
 投票は、記名用札により行います。
 議場を閉鎖いたします。
〔議場閉鎖〕

○議長(尾崎大介君) この際、立会人について申し上げます。
 立会人には、会議規則第七十六条の規定により、百八番東村邦浩君、百十六番増子ひろき君、百二十二番吉原修君及び百二十六番大山とも子さんを指名いたします。
 これより投票用札を配布いたします。
〔投票用札配布〕

○議長(尾崎大介君) 投票用札の配布漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(尾崎大介君) 配布漏れなしと認めます。
 投票箱を点検いたします。
〔投票箱点検〕

○議長(尾崎大介君) 異状なしと認めます。
 念のため申し上げます。
 採決の方法は、記名投票であります。
 本案は、委員会の報告のとおり決定することを可とする諸君は白票を、否とする諸君は青票を、点呼に応じて順次投票を願います。
 局長をして点呼いたさせます。
〔局長点呼〕
〔各員投票〕

○議長(尾崎大介君) 投票漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(尾崎大介君) 投票漏れなしと認めます。
 以上をもって投票を終了いたします。
 投票箱を閉じます。
〔投票箱閉鎖〕

○議長(尾崎大介君) これより開票を行います。
 立会人の方々の立ち会いを願います。
〔開票〕

○議長(尾崎大介君) 局長をして投票の結果を報告いたさせます。

○議会局長(松山英幸君) 投票結果。
   出席議員数 百二十五人
   投票総数 百二十五票
    うち
   可とする者 白票 八十一票
   否とする者 青票 四十四票
 以上。

記名投票結果
 白票(第一号議案は委員会の報告のとおり決定することを可とする者)
一番   古城まさお君
二番   けいの信一君
三番   成清梨沙子君
四番   鈴木 邦和君
五番   西郷あゆ美君
六番   滝田やすひこ君
七番   藤井あきら君
八番   森澤 恭子君
十番   山内れい子君
十四番  藤井とものり君
十六番  細田いさむ君
十七番  うすい浩一君
十八番  小林 健二君
十九番  加藤 雅之君
二十番  森口つかさ君
二十一番 内山 真吾君
二十二番 もり  愛君
二十三番 龍円あいり君
二十四番 あかねがくぼかよ子君
二十五番 保坂まさひろ君
二十六番 斉藤れいな君
三十二番 宮瀬 英治君
三十六番 斉藤やすひろ君
三十七番 栗林のり子君
三十八番 伊藤こういち君
三十九番 大松あきら君
四十番  関野たかなり君
四十一番 福島りえこ君
四十二番 つじの栄作君
四十三番 米川大二郎君
四十四番 清水やすこ君
四十五番 白戸 太朗君
四十六番 増田 一郎君
四十七番 佐野いくお君
四十八番 奥澤 高広君
五十四番 西沢けいた君
五十九番 遠藤  守君
六十番  まつば多美子君
六十一番 高倉 良生君
六十二番 上野 和彦君
六十三番 細谷しょうこ君
六十四番 両角みのる君
六十五番 石川 良一君
六十六番 後藤 なみ君
六十七番 平  慶翔君
六十八番 鳥居こうすけ君
六十九番 菅原 直志君
七十番  木下ふみこ君
七十一番 ひぐちたかあき君
七十二番 入江のぶこ君
七十三番 森村 隆行君
七十八番 山口  拓君
八十三番 のがみ純子君
八十四番 中山 信行君
八十五番 谷村 孝彦君
八十六番 小磯 善彦君
八十七番 藤井  一君
八十八番 村松 一希君
八十九番 栗下 善行君
九十番  中山ひろゆき君
九十一番 桐山ひとみ君
九十二番 本橋ひろたか君
九十三番 田の上いくこ君
九十四番 おじま紘平君
九十五番 馬場 信男君
九十六番 山田ひろし君
九十七番 岡本こうき君
百二番  中村ひろし君
百六番  長橋 桂一君
百七番  橘  正剛君
百八番  東村 邦浩君
百九番  中嶋 義雄君
百十番  山内  晃君
百十一番 たきぐち学君
百十二番 伊藤 ゆう君
百十三番 木村 基成君
百十四番 荒木ちはる君
百十五番 小山くにひこ君
百十六番 増子ひろき君
百十七番 石毛しげる君
百十八番 大津ひろ子君
 青票(第一号議案は委員会の報告のとおり決定することを否する者)
九番    上田 令子君
十一番   伊藤しょうこう君
十二番   田村 利光君
十三番   菅野 弘一君
十五番   池川 友一君
二十七番  おときた駿君
二十八番  川松真一朗君
二十九番  小松 大祐君
三十番   柴崎 幹男君
三十一番  舟坂ちかお君
三十三番  原田あきら君
三十四番  斉藤まりこ君
三十五番  藤田りょうこ君
四十九番  やながせ裕文君
五十番   清水 孝治君
五十一番  大場やすのぶ君
五十二番  小宮あんり君
五十三番  鈴木 章浩君
五十六番  原 のり子君
五十七番  星見てい子君
五十八番  とや英津子君
七十四番  早坂 義弘君
七十五番  高橋 信博君
七十六番  古賀 俊昭君
七十七番  秋田 一郎君
七十九番  河野ゆりえ君
八十番   米倉 春奈君
八十一番  白石たみお君
八十二番  里吉 ゆみ君
九十八番  中屋 文孝君
九十九番  宇田川聡史君
百番    神林  茂君
百一番   三宅 茂樹君
百三番   とくとめ道信君
百四番   尾崎あや子君
百五番   和泉なおみ君
百二十番  三宅 正彦君
百二十一番 山崎 一輝君
百二十二番 吉原  修君
百二十三番 高島なおき君
百二十四番 あぜ上三和子君
百二十五番 清水ひで子君
百二十六番 大山とも子君
百二十七番 曽根はじめ君

○議長(尾崎大介君) ただいまご報告申し上げましたとおり、可とする諸君が多数であります。よって、日程第四、第一号議案、平成三十一年度東京都一般会計予算は、委員会の報告のとおり決定をいたしました。
 議場の閉鎖を解きます。
  〔議場開鎖〕

○議長(尾崎大介君) 次に、日程第五、第二十六号議案、平成三十一年度東京都水道事業会計予算を採決いたします。
 本案に関する委員会の報告は、可決であります。
 本案は、起立により採決いたします。
 本案は、委員会の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕

○議長(尾崎大介君) 起立多数と認めます。よって、本案は、委員会の報告のとおり決定をいたしました。

○議長(尾崎大介君) 次に、日程第六、第十九号議案、平成三十一年度東京都中央卸売市場会計予算を採決いたします。
 本案に関する委員会の報告は、可決であります。
 本案は、起立により採決をいたします。
 本案は、委員会の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕

○議長(尾崎大介君) 起立多数と認めます。よって、本案は、委員会の報告のとおり決定をいたしました。

○議長(尾崎大介君) 次に、日程第七から第三十四まで、第三号議案、平成三十一年度東京都地方消費税清算会計予算外議案二十七件を一括して採決をいたします。
 本案に関する委員会の報告は、いずれも可決であります。
 本案は、起立により採決をいたします。
 本案は、委員会の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕

○議長(尾崎大介君) 起立多数と認めます。よって、本案は、いずれも委員会の報告のとおり決定をいたしました。

○議長(尾崎大介君) 次に、日程第三十五から第九十まで、第二号議案、平成三十一年度東京都特別区財政調整会計予算外議案五十五件を一括して採決をいたします。
 本案に関する委員会の報告は、いずれも可決であります。
 お諮りいたします。
 本案は、委員会の報告のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(尾崎大介君) ご異議なしと認めます。よって、本案は、いずれも委員会の報告のとおり決定いたしました。

○議長(尾崎大介君) これより追加日程に入ります。
 追加日程第一、三〇第九四号、羽田空港の機能強化等並びに新飛行経路における情報公開及び説明責任に関する陳情を議題といたします。
 委員会審査報告書は、お手元に配布をいたしてあります。
 朗読は省略をいたします。

都市整備委員会陳情審査報告書
三〇第九四号
羽田空港の機能強化等並びに新飛行経路における情報公開及び説明責任に関する陳情
(平成三十年十二月十二日付託)
  陳情者  目黒区
工藤 真実
 本委員会は、右陳情審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年二月十五日
都市整備委員長 本橋ひろたか
東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

○議長(尾崎大介君) 本件は、起立により採決いたします。
 本件は、委員会の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕

○議長(尾崎大介君) 起立多数と認めます。よって、本件は、委員会の報告のとおり決定をいたしました。

○議長(尾崎大介君) 追加日程第二及び第三、三〇第四二号、国に羽田空港増便による都心低空飛行計画の撤回を求めることに関する請願外請願二件、陳情二件を一括議題といたします。
 委員会審査報告書は、お手元に配布をいたしてあります。
 朗読は省略いたします。

都市整備委員会請願審査報告書
三〇第四二号
国に羽田空港増便による都心低空飛行計画の撤回を求めることに関する請願
(平成三十年十二月十二日付託)
  請願者  品川区
羽田増便による低空飛行ルートに反対する品川区民の会
共同代表 秋田  操
三〇第四三号
国に新都心低空飛行ルートの「教室型説明会」の開催を求めることに関する請願
(平成三十年十二月十二日付託)
  請願者  品川区
羽田増便による低空飛行ルートに反対する品川区民の会
共同代表 三橋  泉
 本委員会は、右請願審査の結果、不採択とすべきものと決定したので報告します。
平成三十一年二月十五日
都市整備委員長 本橋ひろたか
東京都議会議長 尾崎 大介殿

環境・建設委員会請願審査報告書
三〇第四一号
特定整備路線 放射第二号線の事業計画の中止を求めることに関する請願
(平成三十年十二月十二日付託)
  請願者  品川区
武蔵小山の環境を考える会
代表 石黒 豊子 外一八九人
 本委員会は、右請願審査の結果、不採択とすべきものと決定したので報告します。
平成三十一年二月十五日
環境・建設委員長 栗下 善行
東京都議会議長 尾崎 大介殿

都市整備委員会陳情審査報告書
三〇第一〇一号
多摩市・稲城市の旧日本陸軍多摩火工廠跡の市民利用及び保全に関する陳情
(平成三十年十二月十二日付託)
  陳情者  稲城市
稲城の里山と史跡を守る会
代表 市村 護郎 外一、〇一三人
三〇第一一二号
羽田空港の国際線増便計画に伴う都心上空の低空飛行の中止に関する陳情
(平成三十年十二月十九日付託)
  陳情者  目黒区
街を飛行ルートにしないで@めぐろの会
陳情者代表 小泉  一
 本委員会は、右陳情審査の結果、不採択とすべきものと決定したので報告します。
平成三十一年二月十五日
都市整備委員長 本橋ひろたか
東京都議会議長 尾崎 大介殿

○議長(尾崎大介君) 本件は、起立により採決をいたします。
 本件は、いずれも委員会の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕

○議長(尾崎大介君) 起立多数と認めます。よって、本件は、いずれも委員会の報告のとおり決定いたしました。

○議長(尾崎大介君) 追加日程第四及び第五、三〇第四八号、消費税増税の中止を求める意見書の提出に関する請願外請願六件、陳情八件を一括議題といたします。
 委員会審査報告書は、お手元に配布をいたしてあります。
 朗読は省略いたします。

財政委員会請願審査報告書
三〇第四八号
消費税増税の中止を求める意見書の提出に関する請願
(平成三十年十二月十九日付託)
  請願者 荒川区
消費税廃止東京各界連絡会
事務局長 大内 朱史
 本委員会は、右請願審査の結果、不採択とすべきものと決定したので報告します。
平成三十一年二月二十一日
財政委員長 大松あきら
東京都議会議長 尾崎 大介殿

文教委員会請願審査報告書
三〇第四六号
笑顔あふれる学校の実現に関する請願
(平成三十年十二月十二日付託)
  請願者  国分寺市
子ども・青年の未来を─三多摩子育て・教育問題連絡会
代表 川上 千恵 外二、〇〇九人
 本委員会は、右請願審査の結果、不採択とすべきものと決定したので報告します。
平成三十一年二月十五日
文教委員長 とや英津子
東京都議会議長 尾崎 大介殿

都市整備委員会請願審査報告書
三〇第四五号
多摩都市モノレールの運賃値下げを求めることに関する請願
(平成三十年十二月十二日付託)
  請願者  世田谷区
中央大学モノレールの運賃を下げようの会
筒井 大智 外八三〇人
 本委員会は、右請願審査の結果、不採択とすべきものと決定したので報告します。
平成三十一年二月十五日
都市整備委員長 本橋ひろたか
東京都議会議長 尾崎 大介殿

厚生委員会請願審査報告書
三〇第五五号
子供の幸せと保護者の安心を保障する保育の実現を求めることに関する請願
(平成三十年十二月十九日付託)
  請願者  世田谷区
公的保育・福祉を守る東京実行委員会
丸山麻利子 外五九、五八五人
三〇第五六号
安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交代制労働の改善に関する請願
(平成三十年十二月十九日付託)
  請願者  台東区
東京医療関連労働組合協議会
代表 千葉かやと
 本委員会は、右請願審査の結果、不採択とすべきものと決定したので報告します。
平成三十一年二月十九日
厚生委員長 栗林のり子
東京都議会議長 尾崎 大介殿

経済・港湾委員会請願審査報告書
三〇第五三号
所得税法第五十六条の廃止を求める意見書の提出に関する請願
(平成三十年十二月十九日付託)
  請願者  荒川区
東京商工団体連合会婦人部協議会
代表 井賀 久恵 外二、三九九人
 本委員会は、右請願審査の結果、不採択とすべきものと決定したので報告します。
平成三十一年二月十八日
経済・港湾委員長 中山ひろゆき
東京都議会議長 尾崎 大介殿

環境・建設委員会請願審査報告書
三〇第五一号の二
東京の全ての子供たちに行き届いた教育を進めることに関する請願
(平成三十年十二月十九日付託)
  請願者 千代田区
ゆきとどいた教育をすすめる都民の会
代表 池上 東湖外二五、七八五人
 本委員会は、右請願審査の結果、不採択とすべきものと決定したので報告します。
平成三十一年二月十五日
環境・建設委員長 栗下 善行
東京都議会議長 尾崎 大介殿

文教委員会陳情審査報告書
三〇第一〇〇号
「臨海特支在学児の放課後デイ利用問題」への真摯な対応を都教委に求める陳情
(平成三十年十二月十二日付託)
  陳情者 品川区
関田 玲子
 本委員会は、右陳情審査の結果、不採択とすべきものと決定したので報告します。
平成三十一年二月十五日
文教委員長 とや英津子
東京都議会議長 尾崎 大介殿

都市整備委員会陳情審査報告書
三〇第一〇二号
東京都住宅供給公社住宅における階段式中層住宅へのエレベーター設置に関する陳情
(平成三十年十二月十二日付託)
  陳情者 中野区
東京都公社住宅自治会協議会
会長 早川  信 外三一人
三〇第一〇七号
都営住宅の使用承継制度に関する陳情
(平成三十年十二月十九日付託)
  陳情者  足立区
足立区 江北都住会
代表者 上田  誠外一、二二七人
三〇第一〇八号
都営住宅の使用承継問題に関する陳情
(平成三十年十二月十九日付託)
  陳情者 足立区
公的住宅等を考える足立の会
代表 石川千代子 外三一七人
三〇第一〇九号
米国政府文民要人の来日時における在日米軍専用施設横田飛行場等の不使用に関する陳情
(平成三十年十二月十九日付託)
  陳情者 世田谷区
じょうま貴之
 本委員会は、右陳情審査の結果、不採択とすべきものと決定したので報告します。
平成三十一年二月十五日
都市整備委員長 本橋ひろたか
東京都議会議長 尾崎 大介殿

厚生委員会陳情審査報告書
三〇第九〇号
いのちと健康を脅かす高過ぎる国民健康保険料(税)の引下げを求めることに関する陳情
(平成三十年十二月十二日付託)
  陳情者  豊島区
東京社会保障推進協議会
会長 須田 昭夫外一七、三九三人
三〇第九九号
「臨海特支在学児の放課後デイ利用問題」への真摯な対応を福祉保健局に求める陳情
(平成三十年十二月十二日付託)
  陳情者  品川区
関田 玲子
 本委員会は、右陳情審査の結果、不採択とすべきものと決定したので報告します。
平成三十一年二月十九日
厚生委員長 栗林のり子
東京都議会議長 尾崎 大介殿

経済・港湾委員会陳情審査報告書
三〇第一〇三号
日の出ふ頭内における大型倉庫の建設工事の中断に関する陳情
(平成三十年十二月十二日付託)
  陳情者 港区
海岸の未来を考える会
総務 本間 成彬 外一三人
 本委員会は、右陳情審査の結果、不採択とすべきものと決定したので報告します。
平成三十一年二月十八日
経済・港湾委員長 中山ひろゆき
東京都議会議長 尾崎 大介殿

○議長(尾崎大介君) 本件は、起立により採決をいたします。
 本件は、いずれも委員会の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕

○議長(尾崎大介君) 起立多数と認めます。よって、本件は、いずれも委員会の報告のとおり決定いたしました。

○議長(尾崎大介君) 追加日程第六、三〇第二〇号の一、児童虐待及び虐待死の根絶に関する陳情外陳情三件を議題といたします。
 委員会審査報告書は、お手元に配布をいたしてあります。
 朗読は省略いたします。

厚生委員会陳情審査報告書
三〇第二〇号の一
児童虐待及び虐待死の根絶に関する陳情
(平成三十年三月二十九日付託)
  陳情者 港区
特定非営利活動法人シンクキッズ─子ども虐待・性犯罪をなくす会
代表理事 後藤 啓二
三〇第四〇号
陳情三〇第二〇号の一の平成三十年第三回定例会中の議決を求めることに関する陳情
(平成三十年六月二十七日付託)
  陳情者  港区
特定非営利活動法人 シンクキッズ─子ども虐待・性犯罪をなくす会
代表理事 後藤 啓二
三〇第六一号
陳情三〇第二〇号の一等の平成三十年第四回定例会中の議決を求めることに関する陳情
(平成三十年十月五日付託)
  陳情者 江戸川区
情報公開えどがわ
代表 秦  智紀
三〇第六二号
児童虐待に対して関係機関が一丸となることを求めることに関する陳情
(平成三十年十月五日付託)
  陳情者 江戸川区
情報公開えどがわ
代表 秦  智紀
 本委員会は、右陳情審査の結果、不採択とすべきものと決定したので報告します。
平成三十一年三月二十日
厚生委員長 栗林のり子
東京都議会議長 尾崎 大介殿

○議長(尾崎大介君) 本件は、起立により採決いたします。
 本件は、委員会の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕

○議長(尾崎大介君) 起立多数と認めます。よって、本件は、委員会の報告のとおり決定をいたしました。

○議長(尾崎大介君) 追加日程第七及び第八、三〇第一〇号、固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願外請願三十八件、陳情二十五件を一括議題といたします。
 委員会審査報告書は、お手元に配布をいたしてあります。
 朗読は省略をいたします。

財政委員会請願審査報告書
三〇第一〇号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
(平成三十年十二月十二日付託)
  請願者 千代田区
一般社団法人 麹町青色申告会
会長 松江 高光
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年三月十九日
財政委員長 大松あきら
東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

財政委員会請願審査報告書
三〇第一一号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
(平成三十年十二月十二日付託)
  請願者 千代田区
一般社団法人 神田青色申告会
会長 角谷 幸男
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年三月十九日
財政委員長 大松あきら
東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

財政委員会請願審査報告書
三〇第一二号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
(平成三十年十二月十二日付託)
  請願者 港区
一般社団法人 芝青色申告会
会長 野口 章二
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年三月十九日
財政委員長 大松あきら
東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

財政委員会請願審査報告書
三〇第一三号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
(平成三十年十二月十二日付託)
  請願者 新宿区
一般社団法人 四谷青色申告会
会長 伊東 克朗
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年三月十九日
財政委員長 大松あきら
東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

財政委員会請願審査報告書
三〇第一四号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
(平成三十年十二月十二日付託)
  請願者 新宿区
一般社団法人 新宿青色申告会
会長 星野 孝之
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年三月十九日
財政委員長 大松あきら
 東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

財政委員会請願審査報告書
三〇第一五号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
(平成三十年十二月十二日付託)
  請願者 文京区
一般社団法人 小石川青色申告会
会長 赤司 幸勇
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年三月十九日
財政委員長 大松あきら
 東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

財政委員会請願審査報告書
三〇第一六号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
(平成三十年十二月十二日付託)
  請願者 文京区
一般社団法人 本郷青色申告会
会長 松本  正
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年三月十九日
財政委員長 大松あきら
 東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

財政委員会請願審査報告書
三〇第一七号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
(平成三十年十二月十二日付託)
  請願者 品川区
一般社団法人 品川青色申告会
会長 市川 秀平
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年三月十九日
財政委員長 大松あきら
 東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

財政委員会請願審査報告書
三〇第一八号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
(平成三十年十二月十二日付託)
  請願者 品川区
一般社団法人 荏原青色申告会
会長 櫻井 英夫
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年三月十九日
財政委員長 大松あきら
 東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

財政委員会請願審査報告書
三〇第一九号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
(平成三十年十二月十二日付託)
  請願者 大田区
一般社団法人 大森青色申告会
会長 徳永 洋昭
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年三月十九日
財政委員長 大松あきら
 東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

財政委員会請願審査報告書
三〇第二〇号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
(平成三十年十二月十二日付託)
  請願者 大田区
一般社団法人 雪谷青色申告会
会長 仁井山勝信
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年三月十九日
財政委員長 大松あきら
 東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

財政委員会請願審査報告書
三〇第二一号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
(平成三十年十二月十二日付託)
  請願者 大田区
一般社団法人 蒲田青色申告会
会長 江川 慎郎
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年三月十九日
財政委員長 大松あきら
 東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

財政委員会請願審査報告書
三〇第二二号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
(平成三十年十二月十二日付託)
  請願者 目黒区
一般社団法人 めぐろ青色申告会
理事長 佐藤 吉隆
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年三月十九日
財政委員長 大松あきら
 東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

財政委員会請願審査報告書
三〇第二三号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
(平成三十年十二月十二日付託)
  請願者 中野区
一般社団法人 中野青色申告会
会長 堀地 正則
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年三月十九日
財政委員長 大松あきら
 東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

財政委員会請願審査報告書
三〇第二四号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
(平成三十年十二月十二日付託)
  請願者 杉並区
公益社団法人 杉並青色申告会
会長 鶴見日出夫
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年三月十九日
財政委員長 大松あきら
 東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

財政委員会請願審査報告書
三〇第二五号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
(平成三十年十二月十二日付託)
  請願者 杉並区
一般社団法人 荻窪青色申告会
会長 石井 金一
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年三月十九日
財政委員長 大松あきら
 東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

財政委員会請願審査報告書
三〇第二六号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
(平成三十年十二月十二日付託)
  請願者 練馬区
一般社団法人 練馬東青色申告会
会長 伹木 康時
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年三月十九日
財政委員長 大松あきら
 東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

財政委員会請願審査報告書
三〇第二七号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
(平成三十年十二月十二日付託)
  請願者 練馬区
一般社団法人 練馬西青色申告会
会長 梶野 武宏
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年三月十九日
財政委員長 大松あきら
 東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

財政委員会請願審査報告書
三〇第二八号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
(平成三十年十二月十二日付託)
  請願者 北区
一般社団法人 王子青色申告会
会長 大室 洋昭
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年三月十九日
財政委員長 大松あきら
 東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

財政委員会請願審査報告書
三〇第二九号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
(平成三十年十二月十二日付託)
  請願者 荒川区
一般社団法人 荒川青色申告会
会長 今井  完
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年三月十九日
財政委員長 大松あきら
 東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

財政委員会請願審査報告書
三〇第三〇号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
(平成三十年十二月十二日付託)
  請願者 足立区
足立青色申告会
会長 松本 安司
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年三月十九日
財政委員長 大松あきら
 東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

財政委員会請願審査報告書
三〇第三一号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
(平成三十年十二月十二日付託)
  請願者 足立区
一般社団法人 西新井青色申告会
会長 矢ノ倉利明
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年三月十九日
財政委員長 大松あきら
 東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

財政委員会請願審査報告書
三〇第三二号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
(平成三十年十二月十二日付託)
  請願者 葛飾区
一般社団法人 葛飾青色申告会
会長 相川 進二
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年三月十九日
財政委員長 大松あきら
 東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

財政委員会請願審査報告書
三〇第三三号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
(平成三十年十二月十二日付託)
  請願者 江戸川区
一般社団法人 江戸川北青色申告会
会長 小原 忠一
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年三月十九日
財政委員長 大松あきら
 東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

財政委員会請願審査報告書
三〇第三四号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
(平成三十年十二月十二日付託)
  請願者 江戸川区
一般社団法人 江戸川南青色申告会
会長 黒田 裕之
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年三月十九日
財政委員長 大松あきら
 東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

財政委員会請願審査報告書
三〇第三五号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
(平成三十年十二月十二日付託)
  請願者 江東区
公益社団法人 江東西青色申告会
会長 大村 彰男
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年三月十九日
財政委員長 大松あきら
 東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

財政委員会請願審査報告書
三〇第三六号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
(平成三十年十二月十二日付託)
  請願者 江東区
一般社団法人 江東東青色申告会
会長 北邑 明弘
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年三月十九日
財政委員長 大松あきら
 東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

財政委員会請願審査報告書
三〇第三七号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
(平成三十年十二月十二日付託)
  請願者 日野市
一般社団法人 日野青色申告会
会長 増田 善和
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年三月十九日
財政委員長 大松あきら
 東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

財政委員会請願審査報告書
三〇第三八号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
(平成三十年十二月十二日付託)
  請願者 武蔵野市
一般社団法人 武蔵野青色申告会
会長 鴨下 常次
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年三月十九日
財政委員長 大松あきら
 東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

財政委員会請願審査報告書
三〇第三九号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
(平成三十年十二月十二日付託)
  請願者 府中市
公益社団法人 武蔵府中青色申告会
会長 相原  博
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年三月十九日
財政委員長 大松あきら
 東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

財政委員会請願審査報告書
三〇第四〇号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する請願
(平成三十年十二月十二日付託)
  請願者 千代田区
一般社団法人 東京青色申告会連合会
名誉会長 九頭見義雄
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年三月十九日
財政委員長 大松あきら
 東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

文教委員会請願審査報告書
三〇第四四号
ゆたかな教育、私学助成の拡充に関する請願
(平成三十年十二月十二日付託)
  請願者 豊島区
私学助成の拡充とゆたかな教育の創造をめざす都民連絡会
代表 村田  茂外一一、五五六人
 本委員会は、右請願審査の結果、左記のとおり決定したので報告します。
平成三十一年二月十五日
文教委員長 とや英津子
東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
◎ 意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべき分
第一項、第二項、第三項、第五項、第九項、第十項
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

文教委員会請願審査報告書
三〇第四九号
私立専修・各種学校の教育・研究条件の改善と保護者負担の軽減に関する請願
(平成三十年十二月十九日付託)
  請願者 千代田区
東京私立学校教職員組合連合・専修各種学校部
代表 鍵田  哲 外二、二八六人
 本委員会は、右請願審査の結果、左記のとおり決定したので報告します。
平成三十一年二月十五日
文教委員長 とや英津子
東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
◎ 意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべき分
第五項㈠
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

文教委員会請願審査報告書
三〇第五〇号
私立幼稚園に対する公費助成の大幅増額等を求めることに関する請願
(平成三十年十二月十九日付託)
  請願者 千代田区
私学助成をすすめる都民の会
代表 鴨志田 勇外八八、五四五人
 本委員会は、右請願審査の結果、左記のとおり決定したので報告します。
平成三十一年二月十五日
文教委員長 とや英津子
東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
◎ 意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべき分
第一項㈠、第二項、第三項、第四項、第五項、第六項、第八項
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

文教委員会請願審査報告書
三〇第五一号の一
東京の全ての子供たちに行き届いた教育を進めることに関する請願
(平成三十年十二月十九日付託)
  請願者 千代田区
ゆきとどいた教育をすすめる都民の会
代表 池上 東湖外二五、七八五人
 本委員会は、右請願審査の結果、左記のとおり決定したので報告します。
平成三十一年二月十五日
文教委員長 とや英津子
東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
◎ 意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべき分
第三項
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

文教委員会請願審査報告書
三〇第五二号
教育費を増額し、保護者負担の軽減を求めることに関する請願
(平成三十年十二月十九日付託)
  請願者 千代田区
ゆきとどいた教育をすすめる都民の会
代表 池上 東湖
外二三五、六二一人
 本委員会は、右請願審査の結果、左記のとおり決定したので報告します。
平成三十一年二月十五日
文教委員長 とや英津子
東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
◎ 意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべき分
第二項
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

厚生委員会請願審査報告書
三〇第四七号
医療行為による予防接種の免疫消失に対する再接種に関する請願
(平成三十年十二月十九日付託)
  請願者 江東区
後藤あゆみ
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年二月十九日
厚生委員長 栗林のり子
東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

環境・建設委員会請願審査報告書
三〇第五四号
八王子都市計画河川第四号浅川及び南浅川合流部の堤防整備に関する請願
(平成三十年十二月十九日付託)
  請願者 八王子市
浅川の保全と利用・活用に関する連絡会
会長 渡邉 常義 外七人
 本委員会は、右請願審査の結果、採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年二月十五日
環境・建設委員長 栗下 善行
東京都議会議長 尾崎 大介殿

公営企業委員会請願審査報告書
三一第一号
工業用水道料金の減免措置及び減免率の維持に関する請願
(平成三十一年二月二十八日付託)
  請願者 墨田区
用水型皮革関連企業協議会
会長 本田 桂一
 本委員会は、右請願審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年三月十九日
公営企業委員長 川松真一朗
東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

総務委員会陳情審査報告書
三〇第八六号
犯罪被害者等を支援する条例の制定に関する陳情
(平成三十年十二月十二日付託)
  陳情者 港区
望月 晶子
 本委員会は、右陳情審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年二月十五日
総務委員長 小松 大祐
東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

財政委員会陳情審査報告書
三〇第六三号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
(平成三十年十二月十二日付託)
  陳情者 中央区
一般社団法人 日本橋青色申告会
会長 清水藤太郎
 本委員会は、右陳情審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年三月十九日
財政委員長 大松あきら
 東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

財政委員会陳情審査報告書
三〇第六四号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
(平成三十年十二月十二日付託)
  陳情者 中央区
一般社団法人 京橋青色申告会
会長 高木 邦男
 本委員会は、右陳情審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年三月十九日
財政委員長 大松あきら
 東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

財政委員会陳情審査報告書
三〇第六五号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
(平成三十年十二月十二日付託)
  陳情者 港区
一般社団法人 麻布青色申告会
会長 谷口 泰子
 本委員会は、右陳情審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年三月十九日
財政委員長 大松あきら
 東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

財政委員会陳情審査報告書
三〇第六六号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
(平成三十年十二月十二日付託)
  陳情者 台東区
一般社団法人 上野青色申告会
会長 屋代 順記
 本委員会は、右陳情審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年三月十九日
財政委員長 大松あきら
 東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

財政委員会陳情審査報告書
三〇第六七号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
(平成三十年十二月十二日付託)
  陳情者 台東区
一般社団法人 浅草青色申告会
会長 川嶋 英宏
 本委員会は、右陳情審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年三月十九日
財政委員長 大松あきら
 東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

財政委員会陳情審査報告書
三〇第六八号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
(平成三十年十二月十二日付託)
  陳情者 世田谷
一般社団法人 世田谷青色申告会
会長 長島日出男
 本委員会は、右陳情審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年三月十九日
財政委員長 大松あきら
 東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

財政委員会陳情審査報告書
三〇第六九号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
(平成三十年十二月十二日付託)
  陳情者 世田谷区
一般社団法人 北沢青色申告会
会長 石塚 一信
 本委員会は、右陳情審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年三月十九日
財政委員長 大松あきら
 東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

財政委員会陳情審査報告書
三〇第七〇号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
(平成三十年十二月十二日付託)
  陳情者 世田谷区
一般社団法人 玉川青色申告会
会長 渡邊  嗣
 本委員会は、右陳情審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年三月十九日
財政委員長 大松あきら
 東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

財政委員会陳情審査報告書
三〇第七一号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
(平成三十年十二月十二日付託)
  陳情者 渋谷区
一般社団法人 渋谷青色申告会
会長 金井  誠
 本委員会は、右陳情審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年三月十九日
財政委員長 大松あきら
 東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

財政委員会陳情審査報告書
三〇第七二号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
(平成三十年十二月十二日付託)
  陳情者 板橋区
公益社団法人 板橋青色申告会
会長 大戸 孝宏
 本委員会は、右陳情審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年三月十九日
財政委員長 大松あきら
 東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

財政委員会陳情審査報告書
三〇第七三号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
(平成三十年十二月十二日付託)
  陳情者 豊島区
一般社団法人 豊島青色申告会
会長 井上 榮一
 本委員会は、右陳情審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年三月十九日
財政委員長 大松あきら
 東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

財政委員会陳情審査報告書
三〇第七四号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
(平成三十年十二月十二日付託)
  陳情者 墨田区
一般社団法人 本所青色申告会
会長 宮下 友良
 本委員会は、右陳情審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年三月十九日
財政委員長 大松あきら
 東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

財政委員会陳情審査報告書
三〇第七五号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
(平成三十年十二月十二日付託)
  陳情者 墨田区
一般社団法人 向島青色申告会
会長 吉田 政美
 本委員会は、右陳情審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年三月十九日
財政委員長 大松あきら
 東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

財政委員会陳情審査報告書
三〇第七六号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
(平成三十年十二月十二日付託)
  陳情者 立川市
一般社団法人 立川青色申告会
会長 岡部 晴夫
 本委員会は、右陳情審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年三月十九日
財政委員長 大松あきら
 東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

財政委員会陳情審査報告書
三〇第七七号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
(平成三十年十二月十二日付託)
  陳情者 八王子市
一般社団法人 八王子青色申告会
会長 小澤 元巳
 本委員会は、右陳情審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年三月十九日
財政委員長 大松あきら
 東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

財政委員会陳情審査報告書
三〇第七八号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
(平成三十年十二月十二日付託)
  陳情者 町田市
一般社団法人 町田青色申告会
会長 守屋 禮子
 本委員会は、右陳情審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年三月十九日
財政委員長 大松あきら
 東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

財政委員会陳情審査報告書
三〇第七九号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
(平成三十年十二月十二日付託)
  陳情者 青梅市
一般社団法人 青梅青色申告会
会長 角田 俊一
 本委員会は、右陳情審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年三月十九日
財政委員長 大松あきら
 東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

財政委員会陳情審査報告書
三〇第八〇号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
(平成三十年十二月十二日付託)
  陳情者 東村山市
一般社団法人 東村山青色申告会
会長 内山 秀雄
 本委員会は、右陳情審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年三月十九日
財政委員長 大松あきら
 東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

財政委員会陳情審査報告書
三〇第八一号
固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続に関する陳情
(平成三十年十二月十二日付託)
  陳情者 千代田区
青色申告会東京連合会
会長 九頭見義雄
 本委員会は、右陳情審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年三月十九日
財政委員長 大松あきら
 東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

厚生委員会陳情審査報告書
三〇第一〇六号
性感染症対策における多言語化対応に関する陳情
(平成三十年十二月十九日付託)
  陳情者 新宿区
ダイバーシティ政策立案研究会 LGBTグループ
中村 介乙
 本委員会は、右陳情審査の結果、採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年二月十九日
厚生委員長 栗林のり子
東京都議会議長 尾崎 大介殿

環境・建設委員会陳情審査報告書
三〇第八三号
狩猟免許試験の受験申込みの受付件数を増やすことに関する陳情
(平成三十年十二月十二日付託)
  陳情者 東村山市
勝又 智巳
 本委員会は、右陳情審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年二月十五日
環境・建設委員長 栗下 善行
東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

環境・建設委員会陳情審査報告書
三〇第一〇五号
環境都市東京にふさわしい無電柱化を推進することに関する陳情
(平成三十年十二月十九日付託)
  陳情者 神奈川県川崎市
ダイバーシティ政策立案研究会 無電柱化・街路樹チーム
小高 義史 外一人
 本委員会は、右陳情審査の結果、左記意見を付して採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年二月十五日
環境・建設委員長 栗下 善行
東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力されたい。

議会運営委員会陳情審査報告書
二九第九〇号
常任委員会のインターネットライブ配信を求めることに関する陳情
(平成二十九年十月五日付託)
  陳情者 神奈川県横浜市
ダイバーシティ政策カルチャースクール
小林 亮一 外七人
 本委員会は、右陳情審査の結果、左記意見を付して採択すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年二月十三日
議会運営委員長 増子ひろき
東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力する。

議会運営委員会陳情審査報告書
三〇第九七号
常任委員会のインターネットライブ配信を求めることに関する陳情
(平成三十年十二月十二日付託)
  陳情者 神奈川県横浜市
ダイバーシティ政策立案研究会 情報開示Gr
小林 亮一 外三人
 本委員会は、右陳情審査の結果、左記意見を付して採択すべきものと決定したので報告します。
平成三十一年二月十三日
議会運営委員長 増子ひろき
東京都議会議長 尾崎 大介殿
       記
 (意見)
   趣旨にそうよう努力する。

○議長(尾崎大介君) お諮りいたします。
 本件は、いずれも委員会の報告のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(尾崎大介君) ご異議なしと認めます。よって、本件は、いずれも委員会の報告のとおり決定いたしました。

○議長(尾崎大介君) 追加日程第九及び第十、議員提出議案第五号、アスベスト問題の早期解決に関する意見書外決議一件を一括議題といたします。
 案文は、お手元に配布をいたしてあります。
 朗読は省略いたします。

議員提出議案第五号
アスベスト問題の早期解決に関する意見書
 右の議案を別紙のとおり東京都議会会議規則第十二条第一項の規定により提出します。
  平成三十一年三月二十八日
(提出者)
古城まさお  けいの信一  成清梨沙子
鈴木 邦和  西郷あゆ美  滝田やすひこ
藤井あきら  森澤 恭子  山内れい子
伊藤しょうこう 田村 利光 菅野 弘一
池川 友一  細田いさむ  うすい浩一
小林 健二  加藤 雅之  森口つかさ
内山 真吾  もり  愛  龍円あいり
あかねがくぼかよ子 保坂まさひろ 斉藤れいな
川松真一朗  小松 大祐  柴崎 幹男
舟坂ちかお  原田あきら  斉藤まりこ
藤田りょうこ 斉藤やすひろ 栗林のり子
伊藤こういち 大松あきら  関野たかなり
福島りえこ  つじの栄作  米川大二郎
清水やすこ  白戸 太朗  増田 一郎
佐野いくお  奥澤 高広  清水 孝治
大場やすのぶ 小宮あんり  鈴木 章浩
原 のり子  星見てい子  とや英津子
遠藤  守  まつば多美子 高倉 良生
上野 和彦  細谷しょうこ 両角みのる
石川 良一  後藤 なみ  平  慶翔
鳥居こうすけ 菅原 直志  木下ふみこ
ひぐちたかあき 入江のぶこ 森村 隆行
早坂 義弘  高橋 信博  古賀 俊昭
秋田 一郎  河野ゆりえ  米倉 春奈
白石たみお  里吉 ゆみ  のがみ純子
中山 信行  谷村 孝彦  小磯 善彦
藤井  一  村松 一希  栗下 善行
中山ひろゆき 桐山ひとみ  本橋ひろたか
田の上いくこ おじま紘平  馬場 信男
山田ひろし  岡本こうき  中屋 文孝
宇田川聡史  神林  茂  三宅 茂樹
とくとめ道信 尾崎あや子  和泉なおみ
長橋 桂一  橘  正剛  東村 邦浩
中嶋 義雄  山内  晃  たきぐち学
伊藤 ゆう  木村 基成  荒木ちはる
小山くにひこ 増子ひろき  石毛しげる
大津ひろ子  尾崎 大介  三宅 正彦
山崎 一輝  吉原  修  高島なおき
あぜ上三和子 清水ひで子  大山とも子
曽根はじめ
東京都議会議長 尾崎 大介殿

アスベスト問題の早期解決に関する意見書
 我が国では、建築物の不燃化対策の一環として、アスベスト(石綿)を含む建材が使用されてきた。その結果、工事現場でアスベストを吸い込んだことによる建設業従事者の健康被害が多発している。
 平成十八年九月、アスベストの使用が原則禁止されたものの、それ以前に使用されたアスベストを含む建築物の改修・解体等工事で飛散する粉じんによって、建設業従事者だけでなく周辺住民の健康被害が現在も危惧されている。
 これまで国は、法令等の改正を重ね、その都度、規制を強化してきたが、いまだに一部の解体等工事現場では、十分な技能を有しない事業者によって、不適切な事前調査や施工が行われる事例が見受けられる。
 よって、東京都議会は、国会及び政府に対し、解体等工事の事前調査を行う者をアスベストに関して十分な知見を有する有資格者のみに限定するよう法令に規定することや、アスベスト除去業に係る許可制度を設けることなど、アスベスト被害を根絶する総合的・抜本的対策を講じ、アスベスト問題の早期解決を図るよう強く要請する。
 以上、地方自治法第九十九条の規定により意見書を提出する。
  平成三十一年三月二十八日
東京都議会議長 尾崎 大介
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
総務大臣
厚生労働大臣
国土交通大臣
環境大臣 宛て

議員提出議案第六号
工業用水道料金の減免措置に関する決議
 右の議案を別紙のとおり東京都議会会議規則第十二条第一項の規定により提出します。
  平成三十一年三月二十八日
(提出者)
古城まさお  けいの信一  成清梨沙子
鈴木 邦和  西郷あゆ美  滝田やすひこ
藤井あきら  森澤 恭子  伊藤しょうこう
田村 利光  菅野 弘一  藤井とものり
池川 友一  細田いさむ  うすい浩一
小林 健二  加藤 雅之  森口つかさ
内山 真吾  もり  愛  龍円あいり
あかねがくぼかよ子 保坂まさひろ 斉藤れいな
川松真一朗  小松 大祐  柴崎 幹男
舟坂ちかお  宮瀬 英治  原田あきら
斉藤まりこ  藤田りょうこ 斉藤やすひろ
栗林のり子  伊藤こういち 大松あきら
関野たかなり 福島りえこ  つじの栄作
米川大二郎  清水やすこ  白戸 太朗
増田 一郎  佐野いくお  奥澤 高広
清水 孝治  大場やすのぶ 小宮あんり
鈴木 章浩  西沢けいた  原 のり子
星見てい子  とや英津子  遠藤  守
まつば多美子 高倉 良生  上野 和彦
細谷しょうこ 両角みのる  石川 良一
後藤 なみ  平  慶翔  鳥居こうすけ
菅原 直志  木下ふみこ  ひぐちたかあき
入江のぶこ  森村 隆行  早坂 義弘
高橋 信博  古賀 俊昭  秋田 一郎
山口  拓  河野ゆりえ  米倉 春奈
白石たみお  里吉 ゆみ  のがみ純子
中山 信行  谷村 孝彦  小磯 善彦
藤井  一  村松 一希  栗下 善行
中山ひろゆき 桐山ひとみ  本橋ひろたか
田の上いくこ おじま紘平  馬場 信男
山田ひろし  岡本こうき  中屋 文孝
宇田川聡史  神林  茂  三宅 茂樹
中村ひろし  とくとめ道信 尾崎あや子
和泉なおみ  長橋 桂一  橘  正剛
東村 邦浩  中嶋 義雄  山内  晃
たきぐち学  伊藤 ゆう  木村 基成
荒木ちはる  小山くにひこ 増子ひろき
石毛しげる  大津ひろ子  尾崎 大介
三宅 正彦  山崎 一輝  吉原  修
高島なおき  あぜ上三和子 清水ひで子
大山とも子  曽根はじめ
東京都議会議長 尾崎 大介殿

工業用水道料金の減免措置に関する決議
 東京都議会は、平成九年三月、工業用水道料金の改定に際し、長期化する景気の低迷を踏まえ、中小零細企業が多い用水型皮革関連企業に対して、特別の減免措置を講ずるべきとの付帯決議を行った。
 その後、都議会では、東京の地域経済や都民生活の状況を考慮し、減免措置の継続を求める決議を行ってきた。
 これを受けて、都は、工業用水道料金の減免措置を実施しているが、本年三月末日をもってその実施期間が終了する。
 しかし、我が国の景気は、緩やかに回復しているものの、都内の用水型皮革関連企業は依然として不況業種に指定されるなど、これを取り巻く環境は、今なお厳しい状況にある。
 よって、東京都議会は、用水型皮革関連企業に係る工業用水道料金について、減収分に適切な措置を行った上、平成三十一年四月以降も、減免措置を継続するよう強く求めるものである。
 以上、決議する。
  平成三十一年三月二十八日
東京都議会

○六十七番(平慶翔君) この際、議事進行の動議を提出いたします。
 ただいま議題となっております議員提出議案第五号及び第六号については、原案のとおり決定されることを望みます。

○議長(尾崎大介君) お諮りいたします。
 ただいまの動議のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(尾崎大介君) ご異議なしと認めます。よって、議員提出議案第五号及び第六号は、原案のとおり可決をされました。

○議長(尾崎大介君) ただいま九番上田令子さん外四十八名より、市場・築地市場跡地問題等特別委員会設置に関する動議が提出をされました。
 これを本日の日程に追加し、追加日程第十一として、直ちに議題といたします。
 案文は、お手元に配布をいたしてあります。
 朗読は省略いたします。

市場・築地市場跡地問題等特別委員会設置に関する動議
 右の動議を別紙のとおり提出します。
  平成三十一年三月二十八日
(提出者)
上田 令子  伊藤しょうこう 田村 利光
菅野 弘一  藤井とものり 池川 友一
おときた駿  川松真一朗  小松 大祐
柴崎 幹男  舟坂ちかお  宮瀬 英治
原田あきら  斉藤まりこ  藤田りょうこ
やながせ裕文 清水 孝治  大場やすのぶ
小宮あんり  鈴木 章浩  西沢けいた
原 のり子  星見てい子  とや英津子
早坂 義弘  高橋 信博  古賀 俊昭
秋田 一郎  山口  拓  河野ゆりえ
米倉 春奈  白石たみお  里吉 ゆみ
中屋 文孝  宇田川聡史  神林  茂
三宅 茂樹  中村ひろし  とくとめ道信
尾崎あや子  和泉なおみ  三宅 正彦
山崎 一輝  吉原  修  高島なおき
あぜ上三和子 清水ひで子  大山とも子
曽根はじめ
東京都議会議長 尾崎 大介殿

市場・築地市場跡地問題等特別委員会設置に関する動議
 次の要綱に基づき、市場・築地市場跡地問題等特別委員会を設置されたい。
市場・築地市場跡地問題等特別委員会設置要綱
一 名称
 市場・築地市場跡地問題等特別委員会とする。
二 設置の根拠
 地方自治法第百九条第一項及び東京都議会委員会条例第四条による。
三 目的
 市場・築地市場跡地問題等について調査・検討する。
四 委員会の組織
 委員の定数は、二十三名とし、委員長一名、副委員長三名及び理事六名を置く。

○議長(尾崎大介君) 本動議に関し、三十番柴崎幹男君より、趣旨説明のため発言を求められておりますので、これを許します。
 三十番柴崎幹男君。
〔三十番柴崎幹男君登壇〕

○三十番(柴崎幹男君) 市場・築地市場跡地問題等特別委員会の設置を求める動議について、会派を代表して趣旨説明を行います。
 今定例会において、小池知事は、築地跡地を市場会計から一般会計に有償所管がえする補正予算を提案し、築地には市場をつくらないことを明言しました。
 しかし、知事は、いまだに築地は守る、築地に市場機能を残す、築地に戻るお手伝いはするとしたみずからの公約、方針は変わっていないとの発言を繰り返しています。
 このままでは、築地跡地の活用をめぐる都民の疑問や不信は全く解消されず、かつ、知事の公約を信じてきた築地市場関係者の方々に納得いただくのは到底不可能です。
 このような事態を放置しておくことは、都民への説明責任の放棄であり、都政への信頼の失墜につながります。
 都議会には、これまでの経緯を整理し、曖昧にされたままの事実関係を明確にし、将来計画を明らかにする責務があります。同時に、豊洲市場が開場した今、市場法の改正を踏まえた今後の市場のあり方に関する議論を深めていくことも重要です。
 加えて、豊洲市場を除く十市場は、施設の老朽化や設備のふぐあい等が進んでおり、持続可能な市場運営のため、今後の経営計画や施設整備を着実に進めていく必要があります。
 今回の一般会計予算案には、三月六日の中途議決で有償所管がえされた築地跡地を活用してまちづくりを行うため、築地地区まちづくりの調査に要する経費が計上され、検討を進めていくことになっています。
 しかし、築地まちづくりの財源スキームは、都が土地を所有したまま、築地跡地を民間企業に年間百五十億円で貸し付け、五十年間にわたって賃料を回収するというもので、肝心のまちづくり計画は曖昧であり、漠然とした概念図があるだけです。都民の税金を五千億円以上も投入し、具体的なまちづくり計画はこれから考えるという余りに無責任な話です。
 築地跡地のまちづくりを進めるに当たり、行政が五十年以上土地を保有し、民間に貸与して地代を稼ぐという、知事が進めようとしている手法が、本当に都民のためになるのか、東京の将来の発展にとって正しい選択なのか、知事と議会の間で十分な検証も議論もなされていません。
 よって、こうした課題について集中かつ専門的に審議し、都政への信頼を回復し、東京における市場のあり方全体の議論を深め、都民の理解を得られる築地まちづくりを進めていくために、市場・築地市場跡地問題等特別委員会を設置することを提案するものです。(拍手)

○議長(尾崎大介君) 以上をもって趣旨説明は終わりました。

○議長(尾崎大介君) これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 百二十四番あぜ上三和子さん。
〔百二十四番あぜ上三和子君登壇〕

○百二十四番(あぜ上三和子君) ただいま提案されました市場・築地市場跡地問題等特別委員会の設置に賛成の立場から討論をいたします。
 一昨年六月二十日、都議選告示三日前に発表した、築地は守る、市場機能を残すとの基本方針は、ことし一月の築地まちづくり方針素案では全く触れられていませんでした。この問題に対し、これまで、本会議質問、委員会質疑、知事との一問一答の質疑を行ってきましたが、知事は、考え方は変わっていないと強弁し続け、非を認めようとしませんでした。しかし、知事の公約違反は明白です。責任が厳しく問われるものであり、知事自身が誠実に答えていないことが浮き彫りになりました。
 知事の基本方針で、築地に戻れると信じていた築地女将さん会の皆さんが、だまされたと怒りの声を上げ、築地ブランドをつくり上げ、守ってきた人たち、築地場外の人たちも、知事に裏切られたと厳しい声を上げています。このような公約違反は許されません。知事は都民と市場関係者に謝罪すべきです。
 補正予算は可決され、本日、最終本会議となりましたが、まだまだ解明すべき多くの問題が残されています。
 第一に、そもそも誰が基本方針を作成したのかという問題も明らかにされていません。
 第二に、築地まちづくり方針素案に、なぜ市場機能を残すことや食のテーマパークが削除されたのかの検討経過も明らかになっておりません。
 築地まちづくり検討委員会は非公開であり、仲卸業者を初め市場関係者の意見をどう反映されたのか、どのような議論によって国際会議場などをつくるという素案になったのかもわかりません。
 第三に、なぜ有償所管がえを最終補正で急いでやらなければならないのか、その理由も明らかではありません。
 さらに、市場についても問題が山積しています。
 これらを集中審議するためには、財務局、都市整備局、中央卸売市場と三局にかかわる問題であり、特別委員会の設置が必要です。また、必要な参考人質疑を行い、十分な審議をし、議会のチェック機能を発揮することが求められています。
 よって、市場・築地市場跡地問題等特別委員会の設置に賛成し、討論といたします。(拍手)

○議長(尾崎大介君) 以上をもって討論を終了いたします。

○議長(尾崎大介君) これより採決に入ります。
 本動議は、無記名投票により採決をいたします。
 投票は、投票用紙により行います。
 議場を閉鎖いたします。
〔議場閉鎖〕

○議長(尾崎大介君) この際、立会人について申し上げます。
 立会人には、会議規則第七十六条の規定により、百八番東村邦浩君、百十六番増子ひろき君、百二十二番吉原修君及び百二十六番大山とも子さんを指名いたします。
 これより投票用紙を配布いたします。書き損じの場合は、それと引きかえにかわりの用紙を差し上げますから、議長までお申し出を願います。
〔投票用紙配布〕

○議長(尾崎大介君) 投票用紙の配布漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(尾崎大介君) 配布漏れなしと認めます。
 投票箱を点検いたします。
〔投票箱点検〕

○議長(尾崎大介君) 異状なしと認めます。
 念のため申し上げます。
 採決の方法は、無記名投票であります。
 本動議を可とする諸君は賛成、否とする諸君は反対とご記入の上、点呼に応じて順次投票を願います。
 局長をして点呼いたさせます。
〔局長点呼〕
〔各員投票〕

○議長(尾崎大介君) 投票漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(尾崎大介君) 投票漏れなしと認めます。
 以上をもって投票を終了いたします。
 投票箱を閉じます。
〔投票箱閉鎖〕

○議長(尾崎大介君) これより開票を行います。
 立会人の方々の立ち会いを願います。
〔開票〕

○議長(尾崎大介君) 局長をして投票の結果を報告いたさせます。

○議会局長(松山英幸君) 投票結果。
   出席議員数 百二十五人
   投票総数 百二十五票
   有効投票 百二十五票
    有効投票中
    賛成 五十票
    反対 七十五票
 以上。

○議長(尾崎大介君) ただいまご報告申し上げましたとおり、否とする諸君が多数であります。よって、追加日程第十一、市場・築地市場跡地問題等特別委員会設置に関する動議は否決をされました。
 議場の閉鎖を解きます。
〔議場開鎖〕

○議長(尾崎大介君) この際、継続調査について申し上げます。
 オリンピック・パラリンピック及びラグビーワールドカップ推進対策特別委員長より、委員会において調査中の案件について、会議規則第六十六条の規定により、閉会中の継続調査の申し出があります。
 申出書の朗読は省略をいたします。

平成三十一年三月二十二日
オリンピック・パラリンピック及びラグビーワールドカップ推進対策特別委員長
小山くにひこ
 東京都議会議長 尾崎 大介殿
オリンピック・パラリンピック及びラグビーワールドカップ推進対策特別委員会継続調査申出書
 本委員会は、平成二十九年八月八日付託された左記事件を調査中であるが、今会期中に調査を結了することが困難であるため、閉会中もなお継続調査を要するものと決定したので、会議規則第六十六条の規定により申し出ます。
       記
 二〇二〇年に開催される第三十二回オリンピック競技大会及び第十六回パラリンピック競技大会並びに二〇一九年に開催される第九回ラグビーワールドカップ二〇一九™の開催に向けた調査・検討及び必要な活動を行う。

○議長(尾崎大介君) お諮りいたします。
 本件は、申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(尾崎大介君) ご異議なしと認めます。よって、本件は、申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決定をいたしました。

○議長(尾崎大介君) 請願及び陳情の付託について申し上げます。
 本日までに受理いたしました請願三件及び陳情四件は、お手元配布の請願・陳情付託事項表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託をいたします。
(別冊参照)

○議長(尾崎大介君) お諮りいたします。
 ただいま常任委員会に付託いたしました請願及び陳情は、お手元に配布いたしました委員会から申し出の請願・陳情継続審査件名表の分とあわせて、閉会中の継続審査に付したいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(尾崎大介君) ご異議なしと認めます。よって、本件請願及び陳情は、いずれも閉会中の継続審査に付することに決定をいたしました。
(別冊参照)

○議長(尾崎大介君) 次に、各常任委員会及び議会運営委員会の所管事務について、閉会中の継続調査の申し出があります。
 本件は、お手元配布の特定事件継続調査事項表のとおり、閉会中の継続調査に付したいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(尾崎大介君) ご異議なしと認めます。よって、本件は、閉会中の継続調査に付することに決定をいたしました。
(別冊参照)

○議長(尾崎大介君) 以上をもって本日の日程は全部議了いたしました。
 会議を閉じます。
 これをもって平成三十一年第一回東京都議会定例会を閉会いたします。
   午後三時二十二分閉議・閉会

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