平成二十九年東京都議会会議録第十六号

○議長(尾崎大介君) これより日程に入ります。
 日程第一から第三十一まで、第百三十二号議案、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用並びに特定個人情報の利用及び提供に関する条例の一部を改正する条例外議案三十件を一括議題といたします。
 本案に関し、提案理由の説明を求めます。
 副知事安藤立美君。
〔副知事安藤立美君登壇〕

○副知事(安藤立美君) ただいま上程になりました三十一議案についてご説明を申し上げます。
 初めに、第百三十二号議案から第百四十号議案までの九議案は条例案で、いずれも一部を改正する条例でございます。
 第百三十二号議案、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用並びに特定個人情報の利用及び提供に関する条例の一部を改正する条例は、いわゆるマイナンバー法の一部改正を踏まえ、都の執行機関が利用することができる特定個人情報を追加するものでございます。
 第百三十三号議案、東京都都市整備局関係手数料条例の一部を改正する条例は、住宅確保要配慮者に対する賃貸住宅の供給の促進に関する法律の一部改正により、住宅確保要配慮者の円滑入居賃貸住宅を登録する制度が創設されたため、登録申請手数料の規定を設けるものでございます。
 このほか、使用料、手数料に関するものが四件ございます。
 第百三十五号議案、東京における住宅の賃貸借に係る紛争の防止に関する条例の一部を改正する条例は、住宅を借りようとする者が宅地建物取引業者である場合の手続を改めるものなどでございます。
 第百三十九号議案、東京都営空港条例の一部を改正する条例は、航空機の給油作業における制限を緩和するものでございます。
 このほか、消防署の移転に関するものが一件ございます。
 第百四十一号議案から第百五十五号議案までの十五議案は契約案でございます。
 第百四十一号議案、有明テニスの森公園及び有明コロシアム(二十九)改築及び改修その他工事請負契約など、契約金額の総額は約三百四十八億四千万円でございます。
 第百五十六号議案から第百六十二号議案までの七議案は事件案でございます。
 第百五十六号議案は、都有地に係る建物収去土地明け渡し等請求事件に関して和解するもの、第百五十七号議案及び第百六十一号議案は、武蔵野の森総合スポーツプラザ及びふ頭施設の指定管理者を指定するもの、第百五十八号議案は、地方独立行政法人東京都健康長寿医療センターの中期目標を定めるもの、第百五十九号議案は、備蓄用の抗インフルエンザウイルス薬を買い入れるもの、第百六十号議案は、買い入れた抗インフルエンザウイルス薬を売り払う条件を定めるもの、第百六十二号議案は、東京消防庁のヘリコプターを買い入れるものでございます。
 上程になりました三十一議案の説明は以上でございますが、このほかに人事案を送付いたしてございます。
 まず、東京都教育委員会委員でございます。
 一名の欠員がございますので、北村友人氏を任命いたしたいと存じます。
 次に、東京都人事委員会委員でございます。
 十月二十七日に任期満了となります青木利晴氏の後任には、山極清子氏を選任いたしたいと存じます。
 以上で説明を終わります。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
(議案の部参照)

○議長(尾崎大介君) 以上をもって提案理由の説明は終わりました。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております日程第一から第三十一までは、お手元配布の議案付託事項表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託したいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(尾崎大介君) ご異議なしと認めます。よって、日程第一から第三十一までは、議案付託事項表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託することに決定いたしました。
(別冊参照)

○議長(尾崎大介君) 日程第三十二、平成二十八年度東京都各会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
〔松丸議事部長朗読〕
一、平成二十八年度東京都各会計歳入歳出決算の認定について

二九財主議第三六六号
平成二十九年九月二十日
東京都知事 小池百合子
 東京都議会議長 尾崎 大介殿
平成二十八年度東京都各会計歳入歳出決算の認定について
 このことについて、地方自治法第二百三十三条第三項及び第五項の規定により、左記のとおり送付しますので、東京都議会の認定をよろしくお願いします。
       記
一 平成二十八年度東京都各会計歳入歳出決算書
二 平成二十八年度歳入歳出決算事項別明細書
三 平成二十八年度実質収支に関する調書
四 平成二十八年度財産に関する調書
五 平成二十八年度東京都各会計歳入歳出決算審査意見書
六 平成二十八年度主要施策の成果
七 平成二十八年度東京都決算参考書
八 平成二十八年度東京都決算参考書財務諸表
(決算書等省略)

○六十七番(斉藤れいな君) 本件は、三十一人の委員をもって構成する平成二十八年度各会計決算特別委員会を設置し、これに付託されることを望みます。

○議長(尾崎大介君) お諮りいたします。
 ただいまの動議のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(尾崎大介君) ご異議なしと認めます。よって、本件は、三十一人の委員をもって構成する平成二十八年度各会計決算特別委員会を設置し、これに付託することに決定をいたしました。
 委員は、委員会条例第五条第一項の規定により、議長からお手元配布の名簿のとおり指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(尾崎大介君) ご異議なしと認めます。よって、委員は、お手元配布の名簿のとおり選任することに決定をいたしました。
 なお、本日の本会議終了後、役員互選のため、委員会を第十二委員会室に招集いたしますので、ご了承願います。
〔平成二十八年度各会計決算特別委員名簿は本号末尾(一〇九ページ)に掲載〕

○議長(尾崎大介君) 日程第三十三、平成二十八年度東京都公営企業各会計決算の認定についてを議題といたします。
〔松丸議事部長朗読〕
一、平成二十八年度東京都公営企業各会計決算の認定について

二九財主議第三六七号
平成二十九年九月二十日
東京都知事 小池百合子
 東京都議会議長 尾崎 大介殿
平成二十八年度東京都公営企業各会計決算の認定について
 このことについて、地方公営企業法第三十条第四項及び第六項の規定により、左記のとおり送付しますので、東京都議会の認定をよろしくお願いします。
       記
一 平成二十八年度東京都病院会計決算書及び同決算審査意見書
二 平成二十八年度東京都中央卸売市場会計決算書及び同決算審査意見書
三 平成二十八年度東京都都市再開発事業会計決算書及び同決算審査意見書
四 平成二十八年度東京都臨海地域開発事業会計決算書及び同決算審査意見書
五 平成二十八年度東京都港湾事業会計決算書及び同決算審査意見書
六 平成二十八年度東京都交通事業会計決算書及び同決算審査意見書
七 平成二十八年度東京都高速電車事業会計決算書及び同決算審査意見書
八 平成二十八年度東京都電気事業会計決算書及び同決算審査意見書
九 平成二十八年度東京都水道事業会計決算書及び同決算審査意見書
十 平成二十八年度東京都工業用水道事業会計決算書及び同決算審査意見書
十一 平成二十八年度東京都下水道事業会計決算書及び同決算審査意見書
(決算書等省略)

○六十七番(斉藤れいな君) 本件は、二十三人の委員をもって構成する平成二十八年度公営企業会計決算特別委員会を設置し、これに付託されることを望みます。

○議長(尾崎大介君) お諮りいたします。
 ただいまの動議のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(尾崎大介君) ご異議なしと認めます。よって、本件は、二十三人の委員をもって構成する平成二十八年度公営企業会計決算特別委員会を設置し、これに付託することに決定をいたしました。
 委員は、委員会条例第五条第一項の規定により、議長からお手元配布の名簿のとおり指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(尾崎大介君) ご異議なしと認めます。よって、委員は、お手元配布の名簿のとおり選任することに決定いたしました。
 なお、本日の本会議終了後、役員互選のため、委員会を第四委員会室に招集いたしますので、ご了承願います。
〔平成二十八年度公営企業会計決算特別委員名簿は本号末尾(一一〇ページ)に掲載〕

○議長(尾崎大介君) これより追加日程に入ります。
 追加日程第一、東京都教育委員会委員の任命の同意についてを議題といたします。
〔松丸議事部長朗読〕
一、東京都教育委員会委員の任命の同意について一件

二九財主議第三五九号
平成二十九年九月二十日
東京都知事 小池百合子
 東京都議会議長 尾崎 大介殿
東京都教育委員会委員の任命の同意について(依頼)
 このことについて、東京都教育委員会委員 大杉覚が辞職したため、後任として左記の者を任命したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第四条第二項の規定により、東京都議会の同意についてよろしくお願いします。
       記
     北村 友人

      略歴
現住所 東京都江東区
北村 友人
昭和四十七年八月一日生(四十五歳)
平成八年三月   慶應義塾大学文学部人間関係学科教育学専攻卒業
平成九年六月   カリフォルニア大学ロサンゼルス校教育学大学院社会科学・比較教育学科修士課程修了
平成十二年六月  カリフォルニア大学ロサンゼルス校教育学大学院社会科学・比較教育学科博士課程修了
平成十二年七月  国連教育科学文化機関本部教育局教育担当官補
平成十五年四月  名古屋大学大学院国際開発研究科助教授
平成十九年十二月 ジョージ・ワシントン大学教育発達学大学院フルブライト研究員
平成二十二年四月 上智大学総合人間科学部教育学科准教授
平成二十五年四月 東京大学大学院教育学研究科准教授
平成二十六年十月 日本学術会議連携会員
平成二十七年三月 文部科学省ユネスコ国内委員会教育小委員会ESD特別分科会委員
平成二十七年十月 文部科学省中央教育審議会初等中等教育分科会教育課程部会幼児教育部会専門委員
平成二十八年四月 東京大学国際本部国際センター副センター長
現在       東京大学大学院教育学研究科准教授

○議長(尾崎大介君) お諮りいたします。
 本件は、知事の任命に同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(尾崎大介君) ご異議なしと認めます。よって、本件は、知事の任命に同意することに決定をいたしました。

○議長(尾崎大介君) 追加日程第二、東京都人事委員会委員の選任の同意についてを議題といたします。
〔松丸議事部長朗読〕
一、東京都人事委員会委員の選任の同意について一件

二九財主議第三六〇号
平成二十九年九月二十日
東京都知事 小池百合子
 東京都議会議長 尾崎 大介殿
東京都人事委員会委員の選任の同意について(依頼)
 このことについて、東京都人事委員会委員 青木利晴は平成二十九年十月二十七日任期満了となるため、後任として左記の者を選任したいので、地方公務員法第九条の二第二項の規定により、東京都議会の同意についてよろしくお願いします。
       記
     山極 清子

      略歴
現住所 東京都世田谷区
山極 清子
昭和二十六年三月十四日生(六十六歳)
昭和四十四年四月 資生堂長岡販売株式会社入社
平成二年三月   日本女子大学家政学部食物学科通信教育課程卒業
平成七年四月   株式会社資生堂秘書室参事
平成七年六月   財団法人二十一世紀職業財団両立支援部事業課長
平成九年六月   株式会社資生堂人事部課長
平成十五年四月  株式会社資生堂経営改革室次長
平成十六年三月  立教大学大学院二十一世紀社会デザイン研究科比較組織ネットワーク学専攻修士課程修了(社会デザイン学修士)
平成十八年四月  株式会社資生堂人事部次長
平成二十一年四月 立教大学大学院ビジネスデザイン研究科特任教授
平成二十一年四月 昭和女子大学健康デザイン学部非常勤講師
平成二十二年五月 株式会社wiwiw社長執行役員
平成二十七年三月 立教大学学位取得(経営管理学博士)
平成二十八年四月 昭和女子大学客員教授
現在       株式会社wiwiw社長執行役員
         昭和女子大学客員教授

○議長(尾崎大介君) お諮りいたします。
 本件は、知事の選任に同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(尾崎大介君) ご異議なしと認めます。よって、本件は、知事の選任に同意することに決定をいたしました。

○議長(尾崎大介君) 追加日程第三、議員提出議案第十六号、東京都小中学校給食費の助成に関する条例を議題といたします。
 案文は、お手元に配布いたしてあります。
(議案の部参照)

○五十六番(原のり子君) この際、議事進行の動議を提出いたします。
 ただいま議題となっております議員提出議案第十六号について、趣旨説明を行うことを望みます。

○議長(尾崎大介君) ただいま原のり子さんから、趣旨説明を求める動議が提出をされました。
 本動議は、起立により採決をいたします。
 本動議に賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕

○議長(尾崎大介君) 起立少数と認めます。よって、本動議は否決をされました。

○六十七番(斉藤れいな君) この際、議事進行の動議を提出いたします。
 ただいま議題となっております議員提出議案第十六号については、趣旨説明を省略し、文教委員会に付託されることを望みます。

○議長(尾崎大介君) お諮りいたします。
 ただいまの動議のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(尾崎大介君) ご異議なしと認めます。よって、議員提出議案第十六号は、趣旨説明を省略し、文教委員会に付託することに決定をいたしました。

○議長(尾崎大介君) 追加日程第四、議員提出議案第十七号、東京都子どもを受動喫煙から守る条例を議題といたします。
 案文は、お手元に配布いたしてあります。
(議案の部参照)

○六十七番(斉藤れいな君) この際、議事進行の動議を提出いたします。
 ただいま議題となっております議員提出議案第十七号については、趣旨説明を省略し、厚生委員会に付託されることを望みます。

○議長(尾崎大介君) お諮りいたします。
 ただいまの動議のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(尾崎大介君) ご異議なしと認めます。よって、議員提出議案第十七号は、趣旨説明を省略し、厚生委員会に付託することに決定をいたしました。

○議長(尾崎大介君) 請願及び陳情の付託について申し上げます。
 受理いたしました請願一件及び陳情二件は、お手元に配布の請願・陳情付託事項表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託をいたします。
(別冊参照)

○議長(尾崎大介君) お諮りいたします。
 明二十八日から十月四日まで七日間、委員会審査のため休会いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(尾崎大介君) ご異議なしと認めます。よって、明二十八日から十月四日まで七日間、委員会審査のため休会することに決定をいたしました。
 なお、次回の会議は、十月五日午後一時に開きます。
 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。
 本日はこれをもって散会いたします。
   午後七時十分散会

ページ先頭に戻る