平成二十七年東京都議会会議録第十三号

○議長(高島なおき君) これより日程に入ります。
 日程第一から第三十まで、第百五十五号議案、東京都非常勤職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例外議案二十九件を一括議題といたします。
 本案に関し、提案理由の説明を求めます。
 副知事安藤立美君。
〔副知事安藤立美君登壇〕

○副知事(安藤立美君) ただいま上程になりました三十議案についてご説明申し上げます。
 初めに、第百五十四号議案から第百七十一号議案までの十八議案は条例案でございます。
 まず、新設の条例が一件ございます。
 第百五十四号議案、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用並びに特定個人情報の利用及び提供に関する条例は、いわゆるマイナンバー法の施行を踏まえ、都独自の個人番号利用等に関して必要な事項を定めるものでございます。
 次に、一部を改正する条例が十六件ございます。
 第百五十六号議案、住民サービスの向上と行政事務の効率化を図るために住民基本台帳ネットワークシステムの本人確認情報を利用する事務等を定める条例の一部を改正する条例外二件は、マイナンバー制度の導入により、住民基本台帳法が一部改正されること等に伴い、規定を整備するものでございます。
 第百六十三号議案、東京都立学校設置条例の一部を改正する条例は、東京都特別支援教育推進計画に基づき、城東特別支援学校を設置するものでございます。
 第百六十四号議案、東京都文教地区建築条例の一部を改正する条例は、風営法の一部改正により、ダンスホールが規制対象から除外されたこと等を踏まえ、規定を整備するものでございます。
 第百六十七号議案、都民の健康と安全を確保する環境に関する条例の一部を改正する条例は、騒音及び振動による影響に特に配慮しなければならない施設に幼保連携型認定こども園を追加するものなどでございます。
 第百七十号議案、火災予防条例の一部を改正する条例は、各種講習の再講習期限を改めるものでございます。
 このほか、消防署の移転に関するものが一件、町の区域及び名称の変更に伴い規定を整備するものが一件、法令改正等に伴い規定を整備するものが七件ございます。
 次に、廃止する条例が一件ございます。
 第百五十八号議案、電子署名に係る地方公共団体の認証業務に関する法律施行条例を廃止する条例は、マイナンバー制度の導入に伴い、都が行う電子署名に係る認証業務が廃止されるため、条例を廃止するものでございます。
 第百七十二号議案から第百七十九号議案までの八議案は契約案でございます。
 第百七十二号議案、都立小平南高等学校(二十七)改修工事請負契約など、契約金額の総額は約五百五十五億円でございます。
 第百八十号議案から第百八十三号議案までの四議案は事件案でございます。
 第百八十号議案は、土地信託の期間を変更するもの、第百八十一号議案は、災害救助用のアルファ化米を買い入れるもの、第百八十二号議案は、新型インフルエンザの対策として個人防護具等を買い入れるものでございます。
 第百八十三号議案は、東京都とロンドン市との友好都市関係を結成するものでございます。
 広範な交流と協力の促進を図り、両都市の発展に寄与するとともに、日英両国の友好と親善の増進に資するため、友好都市関係を結ぶものでございます。
 上程になりました三十議案の説明は以上でございますが、このほかに人事案を送付いたしております。
 まず、東京都教育委員会委員でございます。
 九月三十日に任期満了となります竹花豊氏の後任には、宮崎緑氏を任命いたしたいと存じます。
 次に、東京都公安委員会委員でございます。
 十月二十三日に任期満了となります北井久美子氏につきましては、再任いたしたいと存じます。
 次に、東京都監査委員でございます。
 十月十四日に任期満了となります金子庸子氏の後任には、岩田喜美枝氏を選任いたしたいと存じます。
 以上で説明を終わります。よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。
(議案の部参照)

○議長(高島なおき君) 以上をもって提案理由の説明は終わりました。

○六十七番(小松大祐君) この際、議事進行の動議を提出いたします。
 ただいま議題となっております議案のうち、日程第一から第三までの第百五十五号議案外二議案については、委員会付託を省略し、原案のとおり決定されることを望みます。

○議長(高島なおき君) お諮りいたします。
 ただいまの動議のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(高島なおき君) ご異議なしと認めます。よって、日程第一から第三までの第百五十五号議案外二議案は原案のとおり可決されました。

○議長(高島なおき君) お諮りいたします。
 ただいま議題となっております日程第四から第三十までは、お手元に配布の議案付託事項表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(高島なおき君) ご異議なしと認めます。よって、日程第四から第三十までは、議案付託事項表のとおり、それぞれの所管の常任委員会に付託することに決定いたしました。
(別冊参照)

○議長(高島なおき君) 日程第三十一、平成二十六年度東京都各会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
〔新美議事部長朗読〕
一、平成二十六年度東京都各会計歳入歳出決算の認定について

二七財主議第二六五号
平成二十七年九月十八日
東京都知事 舛添 要一
 東京都議会議長 高島なおき殿
平成二十六年度東京都各会計歳入歳出決算の認定について
 このことについて、地方自治法第二百三十三条第三項及び第五項の規定により、左記のとおり送付しますので、東京都議会の認定をよろしくお願いします。
       記
一 平成二十六年度東京都各会計歳入歳出決算書
二 平成二十六年度歳入歳出決算事項別明細書
三 平成二十六年度実質収支に関する調書
四 平成二十六年度財産に関する調書
五 平成二十六年度東京都各会計歳入歳出決算審査意見書
六 平成二十六年度主要施策の成果
七 平成二十六年度東京都決算参考書
八 平成二十六年度東京都決算参考書財務諸表
(決算書等省略)

○六十七番(小松大祐君) 本件は、三十一人の委員をもって構成する平成二十六年度各会計決算特別委員会を設置し、これに付託されることを望みます。

○議長(高島なおき君) お諮りいたします。
 ただいまの動議のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(高島なおき君) ご異議なしと認めます。よって、本件は、三十一人の委員をもって構成する平成二十六年度各会計決算特別委員会を設置し、これに付託することに決定いたしました。
 委員は、委員会条例第五条第一項の規定により、議長からお手元に配布の名簿のとおり指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(高島なおき君) ご異議なしと認めます。よって、委員は、お手元に配布の名簿のとおり選任することに決定いたしました。
 なお、本日の本会議終了後、役員互選のため、委員会を第十二委員会室に招集いたしますので、ご了承願います。
〔平成二十六年度各会計決算特別委員名簿は本号末尾(二三七ページ)に掲載〕

○議長(高島なおき君) 日程第三十二、平成二十六年度東京都公営企業各会計決算の認定についてを議題といたします。
〔新美議事部長朗読〕
一、平成二十六年度東京都公営企業各会計決算の認定について

二七財主議第二六六号
平成二十七年九月十八日
東京都知事 舛添 要一
 東京都議会議長 高島なおき殿
平成二十六年度東京都公営企業各会計決算の認定について
 このことについて、地方公営企業法第三十条第四項及び第六項の規定により、左記のとおり送付しますので、東京都議会の認定をよろしくお願いします。
       記
一 平成二十六年度東京都病院会計決算書及び同決算審査意見書
二 平成二十六年度東京都中央卸売市場会計決算書及び同決算審査意見書
三 平成二十六年度東京都都市再開発事業会計決算書及び同決算審査意見書
四 平成二十六年度東京都臨海地域開発事業会計決算書及び同決算審査意見書
五 平成二十六年度東京都港湾事業会計決算書及び同決算審査意見書
六 平成二十六年度東京都交通事業会計決算書及び同決算審査意見書
七 平成二十六年度東京都高速電車事業会計決算書及び同決算審査意見書
八 平成二十六年度東京都電気事業会計決算書及び同決算審査意見書
九 平成二十六年度東京都水道事業会計決算書及び同決算審査意見書
十 平成二十六年度東京都工業用水道事業会計決算書及び同決算審査意見書
十一 平成二十六年度東京都下水道事業会計決算書及び同決算審査意見書
(決算書等省略)

○六十七番(小松大祐君) 本件は、二十三人の委員をもって構成する平成二十六年度公営企業会計決算特別委員会を設置し、これに付託されることを望みます。

○議長(高島なおき君) お諮りいたします。
 ただいまの動議のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(高島なおき君) ご異議なしと認めます。よって、本件は、二十三人の委員をもって構成する平成二十六年度公営企業会計決算特別委員会を設置し、これに付託することに決定いたしました。
 委員は、委員会条例第五条第一項の規定により、議長からお手元に配布の名簿のとおり指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(高島なおき君) ご異議なしと認めます。よって、委員は、お手元に配布の名簿のとおり選任することに決定いたしました。
 なお、本日の本会議終了後、役員互選のため、委員会を第四委員会室に招集いたしますので、ご了承願います。
〔平成二十六年度公営企業会計決算特別委員名簿は本号末尾(二三七ページ)に掲載〕

○議長(高島なおき君) これより追加日程に入ります。
 追加日程第一、東京都教育委員会委員の任命の同意についてを議題といたします。
〔新美議事部長朗読〕
一、東京都教育委員会委員の任命の同意について一件

二七財主議第二五七号
平成二十七年九月十八日
東京都知事 舛添 要一
 東京都議会議長 高島なおき殿
東京都教育委員会委員の任命の同意について(依頼)
 このことについて、東京都教育委員会委員 竹花豊は平成二十七年九月三十日任期満了となるため、後任として左記の者を任命したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第四条第二項の規定により、東京都議会の同意についてよろしくお願いします。
       記
     宮崎  緑

      略歴
現住所 神奈川県鎌倉市
宮崎  緑
昭和三十三年一月十五日生(五十七歳)
昭和五十六年三月 慶應義塾大学法学部政治学科卒業
昭和五十七年四月 日本放送協会報道局入局
昭和五十八年三月 慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻修士課程修了
平成十二年四月  千葉商科大学政策情報学部助教授
平成二十年四月  千葉商科大学大学院政策情報学研究科教授
平成二十二年四月 千葉商科大学政策情報学部長
平成二十七年四月 千葉商科大学国際教養学部教授
平成二十七年四月 千葉商科大学国際教養学部長
現在       千葉商科大学国際教養学部長

○議長(高島なおき君) お諮りいたします。
 本件は、知事の任命に同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(高島なおき君) ご異議なしと認めます。よって、本件は、知事の任命に同意することに決定いたしました。

○議長(高島なおき君) 追加日程第二、東京都公安委員会委員の任命の同意についてを議題といたします。
〔新美議事部長朗読〕
一、東京都公安委員会委員の任命の同意について一件

二七財主議第二五八号
平成二十七年九月十八日
東京都知事 舛添 要一
 東京都議会議長 高島なおき殿
東京都公安委員会委員の任命の同意について(依頼)
 このことについて、左記の者は平成二十七年十月二十三日任期満了となるため、再び任命したいので、警察法第三十九条第一項の規定により、東京都議会の同意についてよろしくお願いします。
       記
     北井久美子

      略歴
現住所 東京都中央区
北井久美子
昭和二十七年十月二十九日生(六十二歳)
昭和五十一年三月 東京大学法学部卒業
昭和五十一年四月 労働省入省
平成四年六月   労働省職業安定局地域雇用対策課長
平成六年六月   労働省婦人局婦人福祉課長
平成八年四月   労働省婦人局婦人政策課長
平成九年十月   労働省女性局女性政策課長(名称変更)
平成十一年七月  静岡県副知事
平成十三年八月  中央労働委員会事務局次長
平成十五年八月  厚生労働省大臣官房審議官
平成十七年八月  厚生労働省雇用均等・児童家庭局長
平成十八年九月  中央労働委員会事務局長
平成十九年八月  厚生労働省退官
平成十九年八月  中央労働災害防止協会専務理事
平成二十三年六月 宝ホールディングス株式会社社外監査役
平成二十三年六月 宝酒造株式会社社外監査役
平成二十三年六月 株式会社NTTデータ経営研究所顧問
平成二十四年四月 弁護士登録(第二東京弁護士会)
平成二十四年四月 TMI総合法律事務所顧問弁護士
平成二十四年六月 株式会社鈴木商館社外監査役
平成二十四年十月 東京都公安委員会委員
平成二十六年六月 株式会社協和エクシオ社外取締役
平成二十六年六月 三井住友建設株式会社社外取締役
平成二十六年七月 勝どき法律事務所
平成二十七年四月 千葉県市川市公平委員会委員
平成二十七年六月 公益財団法人矯正協会評議員
現在       弁護士

○議長(高島なおき君) お諮りいたします。
 本件は、知事の任命に同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(高島なおき君) ご異議なしと認めます。よって、本件は、知事の任命に同意することに決定いたしました。

○議長(高島なおき君) 追加日程第三、東京都監査委員の選任の同意についてを議題といたします。
〔新美議事部長朗読〕
一、東京都監査委員の選任の同意について一件

二七財主議第二五九号
平成二十七年九月十八日
東京都知事 舛添 要一
 東京都議会議長 高島なおき殿
東京都監査委員の選任の同意について(依頼)
 このことについて、東京都監査委員金子庸子は平成二十七年十月十四日任期満了となるため、後任として左記の者を選任したいので、地方自治法第百九十六条第一項の規定により、東京都議会の同意についてよろしくお願いします。
       記
     岩田喜美枝

      略歴
現住所 東京都大田区
岩田喜美枝
昭和二十二年四月六日生(六十八歳)
昭和四十六年三月 東京大学教養学部卒業
昭和四十六年四月 労働省入省
平成十三年一月  厚生労働省雇用均等・児童家庭局長
平成十五年八月  厚生労働省退官
平成十五年十二月 株式会社資生堂入社
平成十六年六月  株式会社資生堂取締役執行役員
平成十九年四月  株式会社資生堂取締役執行役員常務
平成二十年六月  株式会社資生堂代表取締役執行役員副社長
平成二十四年三月 キリンホールディングス株式会社社外監査役
平成二十四年六月 株式会社資生堂顧問
平成二十四年七月 日本航空株式会社社外取締役
平成二十四年七月 公益財団法人二十一世紀職業財団会長
現在       株式会社資生堂顧問
キリンホールディングス株式会社社外監査役
日本航空株式会社社外取締役
公益財団法人二十一世紀職業財団会長

○議長(高島なおき君) お諮りいたします。
 本件は、知事の選任に同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(高島なおき君) ご異議なしと認めます。よって、本件は、知事の選任に同意することに決定いたしました。

○議長(高島なおき君) 請願及び陳情の付託について申し上げます。
 受理いたしました請願二件及び陳情九件は、お手元に配布の請願・陳情付託事項表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
(別冊参照)

○議長(高島なおき君) お諮りいたします。
 明十月一日から七日まで七日間、委員会審査のため休会いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(高島なおき君) ご異議なしと認めます。よって、明十月一日から七日まで七日間、委員会審査のため休会することに決定いたしました。
 なお、次回の会議は、十月八日午後一時に開きます。
 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。
 本日はこれをもって散会いたします。
   午後七時五十四分散会

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