平成二十三年東京都議会会議録第三号

   午後一時開議

〇議長(和田宗春君) これより本日の会議を開きます。

〇議長(和田宗春君) この際、あらかじめ会議時間の延長をいたしておきます。

〇議長(和田宗春君) 昨日に引き続き質問を行います。
 百番石毛しげる君。
   〔百番石毛しげる君登壇〕

〇百番(石毛しげる君) 本日は、国際貢献という観点から、パネルを通じて、皆様あこがれのアフリカにいざないたいと思います。担当は、私、民主党の石毛しげるです。
 私は、今月、片道三十数時間かけて、コンゴ民主共和国に行ってまいりました。私とコンゴとの出会いは、難民の人たちの手伝いを通じて関心を持ったことが始まりです。
 このパネルを見てください。これは、コンゴのキンシャサという首都の中心から一時間ぐらい走ったところの学校です。ACADEX、アカデックスという学校です。アカデミーエクセロンス、すばらしい学校というふうに訳したらよろしいでしょうか。
 この学校は、慶應大学のサイモン先生、また松原先生、そして長谷部先生を中心にできた学校です。私はこちらで授業を持ったわけですが、ここに、はしを持って、私が日本文化ということで教えたものであります。
 次に行きます。
 それで、これは朝日新聞、相撲がこう、日本の文化としてありますよと。で、文字が普通は横なんですけれども、漢字は縦ということで、ある意味では、一つずつの字が意味を持っているということで、こうしたことを説明をしながら、また子どもたちは、折り紙として白鳥などをつくって教えたところです。質問では、この相撲を見て、日本人は裸でいるのかと、こんな質問もあったわけですが、これはスポーツだと説明をいたしました。
 こちらですが、この慶應の先生がつくった学校でありますが、こうした学校を今三つつくっております。ことしも四つ目をつくるところなんですけれども、こちらがトイレになっていて、このタンクが二十四リットル雨水がたまるようになっております。こちらの方は学校の先生です。
 次に行きます。
 それで、こちらは現地、これも首都キンシャサにあります井戸ですね。きれいな水に見えますけれども、実際には危険な場面も、細菌もあるということで、こちらも見えるところでありますけれども、さて、ここにわだちが見えますでしょうか。ちょっと道路で溝ができているんですが、五十センチぐらい、わだちがこういうふうになっています。つまり、普通のカローラとか、普通の乗用車では入れない、もう本当にランドクルーザーのような車じゃないと、このところには来られないんですね。
 こちらが、私が泊まったホテルです。知事本局長の答弁をいただくようなホテルではございません。水がしょっちゅうとまるもんで、このポリバケツが二つございますが、若干色が見えづらいかもしれませんが、黄色い色をしております。もう既に管が五十年たっているということで、あかが出てくるというか。用を足しても、何遍こう水を捨てても色が変わらないんで、なかなかすっきりしないなと。
 また、ここにシャワーのホースがありますが、夜中になるとゴボゴボッ、ゴボゴボッと音がするんですね。水が全然出ないもんで、時たま、出たい、出たいといっているんですが水が出てこない、こんな状況であります。
 下の絵は、こちらは水売りの少年です。ここに水を持っている男の人がいますが、これが一つ三円とか二円とか、こんな感じで水を売っているんですが、この水もしっかり安全であるかというところは、ちょっと保証の限りではございません。
 こちらですが、このようにバケツを、朝、大体もう朝の仕事はこれで終わっちゃうという人がいっぱいいるんですね、水をくんで。
 こちらの方が水道局長、コンゴの水道局長のジョルジュ・コシさんという方なんですが、この方、私が行ったときに、インドからは三十三基の井戸を掘る機械を寄附をしてもらったと。それが二十四億だったか二百四十億だったかちょっと忘れちゃったんですが、一基を掘り起こすと五百人分の水が供給できると。だから、ぜひとも、六千ドルをいただくと五百人分の水が出るんだと、こんなような話でした。
 余り時間がないんで──こちらに、本当に見えづらいんですが、電気の線が通っております。これが裸のような形になっていますが、ビニールでかぶせる。ここの線が、石だとか何かで切れてしまうと、ここに、水道管が破裂したり、雨が降ったりすると、見てください、はだし。この子どもたちが感電して死んでしまうんです。実際問題、たくさんこういう形で死んでおります。
 こちらも──まあいいです、これは。
 以上、パネルでございましたけれども、私たちの体の六五%は水からできているといわれています。体重の二%の水分が失われると口やのどが渇き、六%で頭痛、脱力感、一〇%で筋肉のけいれん、二〇%で死に至るといわれております。つまり、水は命といえましょう。
 しかし、コンゴでは、水は死という言葉まであり、飲んだ水により死に至るケースが後を絶たない状態が続いております。先ほど見ていただいたパネルのように、日本では考えられないほど劣悪な状態にあるといえましょう。
 知事は、東京の水道は世界一の技術を持っていると述べています。私も、世界の水問題解決のために、東京の力を積極的に活用すべきと考えます。そこで、これまで水道局の国際貢献の実績と、その効果についてお伺いいたします。
 さて、水道局では今年度から、東京都の高い水道技術への期待にこたえていくために、ビジネスベースで監理団体の東京水道サービス株式会社を活用して、アジアに調査団を派遣しています。しかし、きょうパネルを見ていただいたとおり、水問題はアジアに限らず、アフリカも深刻な状態です。東京都がアフリカの人々にも国際貢献することで、世界における東京のプレゼンスを高めることになるでしょう。
 コンゴの人口は六千六百万人、水道に携わる技術者は百人。これでは水道施設をつくっても、オペレーションや維持管理が困難な状況です。特に、人材育成は急務だと思います。私は、コンゴのようなアフリカ諸国の未開発の地域にも、都が積極的に手を差し伸べるべきだと考えます。
 知事におかれましては、日ごろ、水に対して高いご見識をお持ちであり、深く敬意を表します。ここはぜひとも、石原知事のお考えをお聞かせ願いたいと思います。
 さて、国際貢献の一つに、海外における日本人学校の存在があります。平成二十二年には、海外で日本人の子どもは約六万七千人、日本人学校等で義務教育を受けています。日本国民にふさわしい教育をと、政府は主に公立の小中学校の教員を世界各地の日本人学校へ派遣しております。昨年度、政府が予定していた派遣教員の定数千三百三十四人に対しまして百二十五人、約一割に当たる教員を都教育委員会が派遣しており、大きな役割を果たしているといえましょう。
 ここでお伺いしますが、海外の日本人学校から帰国した教員の貴重な体験を生かすことが大切だと思います。帰国した先生が、他の教員に報告会や、教員研修の場などを通じて情報を与えることは有益と考えますが、都教育委員会の見解をお伺いいたします。
 そこで、日本人学校など、在外教育施設に教員が赴任する場合、諸費用として支度料などが国から赴任前にすべて支払われるとは限りません。例えば、家賃などは後で支払われます。アラブ首長国連邦など、物価の高い国では、一年分の家賃だけで八百万前後を前払いしなければなりません。一時的に多額の経費を負担しなければならない実態があります。
 また、その他の必要な経費については所定の額が支給されますが、金融機関に振り込まれるのは、平均、赴任後二、三カ月後が多いようです。いずれ国から支給されるとしても、一時的に多額の費用を負担しなければならないことは、高い意欲や情熱を持って海外の日本人学校で働きたいと考える教員にとって障害となり、優秀な教員の確保の妨げとなります。
 以前は一部の銀行が低利で融資をする制度があったようですが、今はなくなり、一般の貸し付け、借りるしかない状況です。この問題は都だけの問題ではなく、派遣を希望する全国の教員に共通する問題です。
 全国の公立学校の教員は共通の共済組合に加入しており、一般的な資金の貸し付けも行っていると聞いております。このような共済組合の事業を有効に活用できないかと考えます。
 そこでお伺いしますが、教員が海外の日本人学校等に赴任するときに生じる一時的な費用について、例えば貸し付けを受けられる仕組みを構築するなど、新たな支援が期待されます。都教育委員会の見解をお伺いします。
 さて、目を国内に向けてみましょう。国際化が一層進む中で、都の公立学校に在籍する外国人児童生徒は年々増加傾向にあります。習慣や言語の違いにより、互いの理解が難しいこともあり、そうした違いがいじめにつながることもあると聞いています。児童生徒、それぞれの文化や習慣の違いを受けとめ、互いのよさに気づき、認め合う気持ちを育てることが必要と考えます。
 そこで、都の公立学校では、今後、国際理解教育をどのように推進していくのかお伺いします。
 続いて、外国人児童生徒に対する日本語指導についてお伺いします。
 外国人児童生徒の中には、日常会話はできても、学習言語が十分でなく、授業に支障が生じる場合があると聞いています。都教育委員会は、日本語指導が必要な外国人児童生徒の学習活動を支援するためにどのような取り組みを行っているのかお伺いします。
 さて、国際貢献の構築は一夜にしてできません。長い時間をかけて築き上げるものと私は考えます。今回見ていただいたコンゴの小学校は、コンゴ政府との交渉から始まり、何もないところから校舎をつくるという作業から始まりました。コンゴの子どもたちは、日本にあこがれ、一度は行ってみたいといっていました。華々しさはないかもしれませんが、私は子どもたちの輝く目を見て、国際貢献につながっていると確信しています。
 さて、私は若いころ、EU議会がある、知事は、数を勘定できない言葉といわれたところのフランス、そのフランスのストラスブールというまちに留学していました。フランスは漢字で仏の国と書きます。仏教の国日本と縁がありそうであります。
 そのころの思い出の一つに、私が大学食堂で食事をしていたら、一人の黒人学生が私の隣に座り、それから彼を中心に多くの学生が集まってきました。しばらくして彼が私にあいさつをして席を立ち、学生にはふつり合いな高級なスポーツカーに乗ってその場を去りました。不思議に思い、彼は何者かと聞いたところ、彼を知らないのかと一斉に笑いが返ってきました。記憶では、中央アフリカの国王の息子、つまり王子だったのです。
 フランス政府は、外国でこれから重要と思われる人たちに国費留学を勧めています。それは、国連や国際会議において、どんな小さな国でも一票という場面があります。外国で学んだ者は、その国の印象がよかったり、仲のよい友達がいれば、学んだ国に有利にしてあげたいと思うのではないでしょうか。
 先ほどのコンゴの水道局長、ジョルジュ・コシさんは、日本の印象をこのように話していました。日本では電車を待っているとき、電車の中で多くの人が読み物を読んでいる。そして、何よりもびっくりしたことは、図書館に膨大な本があったことですと。私は、改めて日本の学べる環境に気づかされました。
 石原知事は、一橋大学で学び、今日、知事の職についております。ちなみに、一橋大学の前身、商法講習所の設立にかかわった一人に福沢諭吉がいます。その福沢諭吉の「学問のすゝめ」では、貧富の差はどこから来るのか、それは学問をしているのかしていないかだと述べています。
 私は、今、コンゴで閉鎖になってしまった看護学校の再建に力を入れております。きょう見ていただいた小学校、アカデックスもそうですが、人材を育てることが最も重要と考えます。コンゴにおいて水問題も、学校や研修所をつくり、そこで技術者を育てることによって、今ある危険な水さえも飲めるようになると考えます。他国に頼らずに、自分たちの手で国を切り開くために、誘い水としての援助を切に望むものです。
 本日は、国際貢献、それも教育というところに光を当てて質問させていただきました。
 このたび、石原知事の施政方針では、若者の留学や海外勤務が減っている、若者が未知を恐れ、情熱やエネルギーまでも失っては、日本は二度と立ち上がれなくなる。東京から海図なき二十一世紀の航路を示すことで、日本を衰亡から救うと述べています。
 国際都市東京を支える都庁の職員は十六万五千二百五十一人、しかし、その中で外国籍を持つ職員は何人いるでしょうか。たった二十五人です。国際貢献に向けて、石原知事の世界を変える大きな一石を投じる強い決意をお聞かせください。
 本日は、傍聴席で最後まで聞いていただいたコンゴ民主共和国大使館の方、またコンゴの方に改めてこの場を通して御礼を申し上げたいと思います。
 質問を終わります。(拍手)
   〔知事石原慎太郎君登壇〕

〇知事(石原慎太郎君) 石毛しげる議員の一般質問にお答えいたします。
 水道に関するアフリカ諸国への貢献についてでありますが、私はかつて、テレビで見たんですけれども、どの国か覚えておりませんが、アフリカの僻地のある村に、かなり高齢の日本の婦人が行かれまして、余りに幼児の死亡率が高いので、ある方法を考えます。それは、村人ができる、大きなかめを、要するに自分たちでつくらせて、そこに煮沸した水をためて、かつそれを、水道屋で売っている蛇口ですね、その蛇口を各家にただで配って、それを使うことで幼児の死亡率が非常に減ったと。それまでは流れている川に、動物のし尿なども一緒に流れていたんですけど、それを飲んでいたわけですが、それだけでも健康というものの向上が非常に著しかったという、非常に印象的なドキュメントであります。
 水は生命の源でありまして、安全な水は、健康で文化的な暮らしに欠かすことができません。しかし、それを得ることができずに、寿命を縮め、命を落とす人々が地球上には数多くいるわけであります。
 水が豊かな日本では想像がつかないようなアフリカの国々の条件では、不安定な社会経済と劣悪な衛生状態の中で多くの人々が日々の生活を送っているわけでありますが、コップ一杯の水といえども、安全な水を確保することに困難をきわめているようであります。
 さらに、人を育て活用するシステムなどもなく、リーダーとなるべき人材が不足しているのも実情であります。
 アフリカの国々は、極めて日本から遠いところでありますが、しかし、一方では豊かな資源も持っておりまして、さまざまな可能性を秘めていると思います。東京も持てる力で協力いたしまして、彼らの命を救い、その発展に貢献することは、世界都市東京の使命でもありまして、日本の真の友好国をふやすことにつながると思います。
 東京では、水分野のリーダー養成として、アフリカ諸国から多くの研修生を受け入れておりますが、今後とも、アフリカ諸国の人材育成などを強く支援していきたいと思っております。
 他の質問については、教育長及び水道局長から答弁いたします。
   〔教育長大原正行君登壇〕

〇教育長(大原正行君) 四点のご質問にお答えいたします。
 まず、日本人学校に勤務した教員の経験の活用についてでございます。
 日本人学校は、海外に在留する日本人の子どものための在外教育施設の一つであり、近年の国際化の進展に伴い、海外における教育という特性を生かし、国際性豊かな日本人を育成する上で重要な教育活動を展開しております。
 お話のように、東京都の教員も世界各地の日本人学校等で勤務しており、これらの教員は、派遣先で日本人児童生徒の教育に携わるとともに、現地の人々との交流を通して、海外の文化や歴史等に肌身で触れることで国際感覚を身につけ、国際理解教育に関する知見を高めております。
 このため、こうした日本人学校等に勤務した教員の諸外国における経験を、都内公立小中学校の国際理解教育の推進に生かすことは大変有効であり、今後は、帰国した日本人学校等の経験者に東京都教職員研修センターでの研修や各学校の校内研修での講師を務めさせるなどいたしまして、教員の国際理解教育に関する資質や能力の向上に役立ててまいります。
 次に、教員が海外の日本人学校等へ赴任する際の支援についてでございます。
 在外教育施設派遣教員は、都の身分を保有しながら研修という扱いで派遣をされておりまして、文部科学省が、派遣教員に対し、旅費など赴任に必要な経費を事前に支給しますほか、毎月、在勤手当や住居手当等を支給しております。
 しかし、住居手当につきましては、現地事情によっては数カ月分の家賃の前払いが必要な場合があり、派遣教員がやむを得ず一時的に費用を立てかえることがございます。
 都教育委員会としては、一時的な資金が必要となる派遣教員を支援するために、今後、教職員の福利厚生事業を実施しております団体の資金貸付事業を赴任前に案内するとともに、文部科学省に対しては、住居手当の支給手続に関する改善要望を行ってまいります。
 次に、都内公立学校における今後の国際理解教育についてでございます。
 学校における国際理解教育を推進するに当たっては、学習指導要領の趣旨を踏まえ、広い視野を持って異文化を理解し、ともに生きていこうとする姿勢を育てることが大切であります。
 都教育委員会では、毎年、国際理解教育に関する指導資料を作成し、各学校の国際理解教育の推進を支援してまいりました。
 また、現在、都内公立小中高等学校及び特別支援学校では、総合的な学習の時間での学習活動ですとか、あるいは学校行事等で、例えば、外国人児童生徒と日本人児童生徒とが自国の伝統や文化を紹介し合う交流活動等を通して、こうして学び合うことで、外国人児童生徒の日本への適応を支援するだけでなく、日本人児童生徒の国際性を涵養しているところでございます。
 今後とも、都教育委員会は、国際理解教育に関する指導資料でこうした実践事例を紹介することを通して、各学校の国際理解教育を支援し、世界の人々から信頼され、尊敬される日本人を育成する教育を強力に推進してまいります。
 次に、日本語指導が必要な外国人児童生徒の学習活動への支援についてでございます。
 お話のように、外国人児童生徒の中には、日常的な日本語の会話はできても、学習に必要な日本語の能力が十分ではなく、学習活動への参加に支障が生じる場合がございます。そこで、教科の指導においては、外国人児童生徒一人一人に応じたきめ細かな指導が必要となっております。
 このため、都教育委員会は、平成二十二年度から、都立学校における日本語指導外部人材活用事業を開始いたしまして、授業の補助を中心として、外国人児童生徒の日本語の習得状況に応じたきめ細かな指導を支援しております。
 また、小中学校については、平成二十一年度から、都内二区市を日本語指導研究開発モデル地域に指定して、日本語指導の指導内容や方法、教材の開発を行っております。今年度末には、その成果をまとめた教材集を都内の全小中学校に配布して、日本語指導が必要な外国人児童生徒の教育指導に役立ててまいります。
   〔水道局長尾崎勝君登壇〕

〇水道局長(尾崎勝君) これまでの水道に関する国際貢献の実績と成果についてでございますが、水道の管理運営を円滑かつ適切に行っていくためには、海外の水道事業体においても、多くのすぐれた人材が不可欠でございます。
 このことから、当局では、JICA等を通じて、世界各国からの研修生受け入れや職員の海外派遣などを行い、当局の持つ技術やノウハウを積極的に海外に発信して人材育成に貢献してまいりました。
 具体的には、アジアやアフリカ諸国を含めた海外からの研修生等を、直近五カ年で約百カ国から延べ千八百人受け入れております。また、JICA等の技術協力専門家として、九カ国に対して職員を派遣してまいりました。
 今後とも、このような活動を通じて、相手国の水道技術や経営のレベルアップを図り、世界の水事情の改善に貢献してまいります。

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