平成二十二年東京都議会会議録第十七号

○議長(和田宗春君) これより日程に入ります。
 日程第一から第七十九まで、第百五十六号議案、東京都青少年の健全な育成に関する条例の一部を改正する条例外議案七十八件を一括議題といたします。
 本案に対し、提案理由の説明を求めます。
 副知事佐藤広君。
   〔副知事佐藤広君登壇〕

○副知事(佐藤広君) ただいま上程になりました七十九議案についてご説明申し上げます。
 初めに、第百五十六号議案から第百七十八号議案までの十四議案は条例案でございまして、すべて一部を改正する条例でございます。
 第百五十六号議案、東京都青少年の健全な育成に関する条例の一部を改正する条例は、インターネット利用環境の整備に関する規定及び図書類等の青少年への販売等に関する規定を整備するとともに、児童ポルノの根絶等に関する規定を設けるものでございます。
 第百六十七号議案、保健所の設置等に関する条例の一部を改正する条例から第百七十一号議案、東京都感染症の診査に関する協議会条例の一部を改正する条例までの五議案は、町田市の保健所政令市への移行に伴い規定を整備するものなどでございます。
 同様の改正を行うものが、このほかに一件ございます。
 第百七十二号議案、東京都営空港条例の一部を改正する条例は、離島航空路線の維持存続を図るため、ジェット機の着陸料の軽減措置を拡大するものでございます。
 第百七十四号議案、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行条例の一部を改正する条例は、新たに出会い系喫茶営業が法規制の対象となることに伴い、商業地域以外での営業を禁止するものでございます。
 第百七十七号議案、警視庁関係手数料条例の一部を改正する条例は、短時間駐車需要への対応と二輪車の放置駐車対策を促進するため、パーキングチケット発給手数料等について、二十分百円の区分を加えるとともに、新たに二輪車用の区分も新設するものでございます。
 このほか、法令の改正等に伴い規定を整備するものなどが四件ございます。
 次に、第百七十九号議案から第百九十号議案までの十二議案は契約案でございます。
 第百七十九号議案、警視庁鮫洲運転免許試験場庁舎棟(二十二)改築工事請負契約など、契約金額の総額は約二百十三億五千万円でございます。
 次に、第百九十一号議案から第二百四十三号議案までの五十三議案は事件案でございます。
 第百九十一号議案、東京都人権プラザの指定管理者の指定についてを初めといたしまして、五十件が指定管理者の指定に関するものでございます。
 第百九十二号議案は、当せん金付証票、いわゆる宝くじの平成二十三年度発売限度額を定めるものでございます。
 第二百四十二号議案及び第二百四十三号議案は、三鷹市及び稲城市に対する東京都水道事業の事務の委託を廃止するとともに、公共下水道使用料徴収事務を受託するものでございます。
 以上で説明を終わります。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
(議案の部参照)

○議長(和田宗春君) 以上をもって提案理由の説明は終わりました。
 なお、本案中、地方公務員法第五条第二項の規定に該当する議案については、あらかじめ人事委員会の意見を徴しておきました。
 議事部長をして報告いたさせます。

○議事部長(鈴木省五君) 人事委員会の回答は、第百五十九号議案、第百七十六号議案及び第百七十八号議案について、いずれも異議はないとの意見であります。

二二人委任第七四号
平成二十二年十一月二十五日
東京都人事委員会委員長 関谷 保夫
 東京都議会議長 和田 宗春殿
   「職員に関する条例」に対する人事委員会の意見聴取について(回答)
 平成二十二年十一月二十二日付二二議事第三五九号をもって照会があった議案に係る人事委員会の意見は、左記のとおりです。
        記
   提出議案

一 第百五十九号議案
外国の地方公共団体の機関等に派遣される職員の処遇等に関する条例の一部を改正する条例
二 第百七十六号議案
警視庁職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例
三 第百七十八号議案
東京消防庁職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例
   意見
異議ありません。

○議長(和田宗春君) お諮りいたします。
 ただいま議題となっております日程第一から第七十九までは、お手元に配布の議案付託事項表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(和田宗春君) ご異議なしと認めます。よって、日程第一から第七十九までは、議案付託事項表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託することに決定いたしました。
(別冊参照)

○議長(和田宗春君) 請願及び陳情の付託について申し上げます。
 受理いたしました請願十九件及び陳情三百五十一件は、お手元に配布の請願・陳情付託事項表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
(別冊参照)

○議長(和田宗春君) お諮りいたします。
 明九日から十四日まで六日間、委員会審査のため休会いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(和田宗春君) ご異議なしと認めます。よって、明九日から十四日まで六日間、委員会審査のため休会することに決定いたしました。
 なお、次回の会議は十二月十五日午後一時に開きます。
 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。
 本日はこれをもって散会いたします。
   午後八時二十四分散会