平成十四年東京都議会会議録第十二号

平成十四年九月二十五日(水曜日)
 出席議員(百二十四名)
一番谷村 孝彦君
二番東村 邦浩君
三番秋田 一郎君
四番矢島 千秋君
五番北城 貞治君
六番山加 朱美君
七番柿沢 未途君
八番後藤 雄一君
九番福士 敬子君
十番伊沢けい子君
十一番執印真智子君
十二番馬場 裕子君
十三番初鹿 明博君
十四番山下 太郎君
十五番河野百合恵君
十六番長橋 桂一君
十七番小磯 善彦君
十八番野上じゅん子君
十九番ともとし春久君
二十番萩生田光一君
二十一番串田 克巳君
二十二番小美濃安弘君
二十三番吉原  修君
二十四番山田 忠昭君
二十五番臼井  孝君
二十六番野島 善司君
二十七番服部ゆくお君
二十八番中西 一善君
二十九番山口 文江君
三十番真木  茂君
三十一番花輪ともふみ君
三十二番酒井 大史君
三十三番清水ひで子君
三十四番かち佳代子君
三十五番小松 恭子君
三十六番織田 拓郎君
三十七番藤井  一君
三十八番東野 秀平君
三十九番中嶋 義雄君
四十番松原 忠義君
四十一番田代ひろし君
四十二番三宅 茂樹君
四十三番川井しげお君
四十四番いなば真一君
四十五番近藤やよい君
四十六番高島なおき君
四十七番吉野 利明君
四十八番倉林 辰雄君
四十九番遠藤  衛君
五十番新井美沙子君
五十一番相川  博君
五十二番樋口ゆうこ君
五十三番富田 俊正君
五十四番福島 寿一君
五十五番大塚 隆朗君
五十六番古館 和憲君
五十七番松村 友昭君
五十八番丸茂 勇夫君
五十九番鈴木貫太郎君
六十番森田 安孝君
六十一番曽雌 久義君
六十二番石川 芳昭君
六十三番土持 正豊君
六十四番野田 和男君
六十五番三原 將嗣君
六十六番中屋 文孝君
六十七番真鍋よしゆき君
六十八番林田  武君
六十九番高橋かずみ君
七十番樺山 卓司君
七十一番大西 英男君
七十二番田島 和明君
七十三番野村 有信君
七十四番大河原雅子君
七十六番土屋たかゆき君
七十七番青木 英二君
七十八番河西のぶみ君
七十九番中村 明彦君
八十番大山とも子君
八十一番吉田 信夫君
八十二番曽根はじめ君
八十三番橋本辰二郎君
八十四番大木田 守君
八十五番前島信次郎君
八十六番桜井良之助君
八十七番比留間敏夫君
八十八番古賀 俊昭君
八十九番鈴木 一光君
九十番こいそ 明君
九十一番星野 篤功君
九十二番山本賢太郎君
九十三番花川与惣太君
九十四番立石 晴康君
九十五番清原錬太郎君
九十六番小山 敏雄君
九十八番藤田 愛子君
九十九番坂口こうじ君
百番名取 憲彦君
百一番藤川 隆則君
百二番小林 正則君
百三番東ひろたか君
百四番池田 梅夫君
百五番渡辺 康信君
百六番木内 良明君
百七番石井 義修君
百八番中山 秀雄君
百九番藤井 富雄君
百十番桜井  武君
百十一番新藤 義彦君
百十二番宮崎  章君
百十三番山崎 孝明君
百十四番松本 文明君
百十五番佐藤 裕彦君
百十六番川島 忠一君
百十七番矢部  一君
百十八番内田  茂君
百十九番三田 敏哉君
百二十番田中 晃三君
百二十一番大西由紀子君
百二十二番尾崎 正一君
百二十三番田中  良君
百二十四番和田 宗春君
百二十六番木村 陽治君
百二十七番秋田かくお君

 欠席議員(二名)
七十五番 林  知二君
九十七番 大山  均君
 欠員
百二十五番

 出席説明員
知事石原慎太郎君
副知事福永 正通君
副知事青山 やすし君
副知事濱渦 武生君
出納長大塚 俊郎君
教育長横山 洋吉君
知事本部長前川 燿男君
総務局長赤星 經昭君
財務局長田原 和道君
警視総監石川 重明君
主税局長安間 謙臣君
生活文化局長三宅 広人君
都市計画局長勝田 三良君
環境局長小池 正臣君
福祉局長川崎 裕康君
健康局長長尾 至浩君
産業労働局長有手  勉君
住宅局長橋本  勲君
建設局長小峰 良介君
消防総監杉村 哲也君
港湾局長高橋 信行君
交通局長松尾  均君
水道局長飯嶋 宣雄君
下水道局長鈴木  宏君
大学管理本部長鎌形 満征君
病院経営本部長櫻井  巖君
中央卸売市場長碇山 幸夫君
選挙管理委員会事務局長押切 重洋君
人事委員会事務局長高橋  功君
地方労働委員会事務局長立花 壯介君
監査事務局長中山 弘子君
収用委員会事務局長平井 健一君

九月二十五日議事日程第二号
第一 第百九十二号議案
  特別区における東京都の事務処理の特例に関する条例の一部を改正する条例
第二 第百九十三号議案
  市町村における東京都の事務処理の特例に関する条例の一部を改正する条例
第三 第百九十四号議案
  東京都地震災害警戒本部条例
第四 第百九十五号議案
  東京都基金管理条例の一部を改正する条例
第五 第百九十六号議案
  東京都情報公開条例の一部を改正する条例
第六 第百九十七号議案
  東京都立学校設置条例の一部を改正する条例
第七 第百九十八号議案
  東京都都市計画局関係手数料条例の一部を改正する条例
第八 第百九十九号議案
  東京都建築安全条例の一部を改正する条例
第九 第二百号議案
  東京都特別工業地区建築条例の一部を改正する条例
第十 第二百一号議案
  東京都立老人医療センター条例の一部を改正する条例
第十一 第二百二号議案
  老人の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例
第十二 第二百三号議案
  心身障害者の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例
第十三 第二百四号議案
  東京都看護師等修学資金貸与条例の一部を改正する条例
第十四 第二百五号議案
  東京都リハビリテーション病院条例の一部を改正する条例
第十五 第二百六号議案
  東京都立母子保健院条例を廃止する条例
第十六 第二百七号議案
  東京都立病院条例の一部を改正する条例
第十七 第二百八号議案
  東京都立小児病院条例の一部を改正する条例
第十八 第二百九号議案
  東京都営空港条例の一部を改正する条例
第十九 第二百十号議案
  警視庁の設置に関する条例の一部を改正する条例
第二十 第二百十一号議案
  火災予防条例の一部を改正する条例
第二十一 第二百十二号議案
  警視庁北沢警察署庁舎改築工事請負契約
第二十二 第二百十三号議案
  東雲一号橋(仮称)下部工事(その二)請負契約
第二十三 第二百十四号議案
  日暮里・舎人線下部工事(その二十)請負契約
第二十四 第二百十五号議案
  地盤改良工事及び擁壁工事(十四・四―六)(環八若木)請負契約
第二十五 第二百十六号議案
  日暮里・舎人線荒川横断橋りょう鋼けた製作・架設工事(その二)請負契約
第二十六 第二百十七号議案
  多摩川原橋(Ⅱ期線)鋼けた製作・架設工事請負契約
第二十七 第二百十八号議案
  晴豊一号橋(仮称)鋼けた製作・架設工事(その一)請負契約
第二十八 第二百十九号議案
  晴豊一号橋(仮称)鋼けた製作・架設工事(その二)請負契約
議事日程第二号追加の一
第一 平成十三年度東京都各会計歳入歳出決算の認定について
第二 平成十三年度東京都公営企業各会計決算の認定について
第三 議員提出議案第二十三号
  北朝鮮による日本人拉致問題に関する意見書
第四 議員提出議案第二十四号
  心身障害者の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例

   午後一時一分開議

○議長(三田敏哉君) これより本日の会議を開きます。

○議長(三田敏哉君) この際、あらかじめ会議時間の延長をいたしておきます。

○議長(三田敏哉君) まず、議事部長をして諸般の報告をいたさせます。

○議事部長(稲熊明孝君) 知事より、地方自治法第二百四十一条第五項の規定により、平成十三年度東京都区市町村振興基金及び東京都用品調達基金の運用状況に関する調書等の提出がそれぞれありました。
(別冊参照)

○議長(三田敏哉君) この際、日程の追加について申し上げます。
 議員より、議員提出議案第二十三号、北朝鮮による日本人拉致問題に関する意見書外条例一件、知事より、平成十三年度東京都各会計歳入歳出決算の認定について外一件がそれぞれ提出されました。
 これらを本日の日程に追加いたします。

○六十七番(真鍋よしゆき君) この際、議事進行の動議を提出いたします。
 本日は、質問に先立ち議事に入り、日程の順序を変更し、追加日程第三を先議されることを望みます。

○議長(三田敏哉君) お諮りいたします。
 ただいまの動議のとおり決定することにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(三田敏哉君) ご異議なしと認めます。よって、質問に先立ち議事に入り、日程の順序を変更し、追加日程第三を先議することに決定いたしました。

○議長(三田敏哉君) 追加日程第三、議員提出議案第二十三号、北朝鮮による日本人拉致問題に関する意見書を議題といたします。
 案文は、お手元に配布いたしてあります。
 朗読は省略いたします。
議員提出議案第二十三号
   北朝鮮による日本人拉致問題に関する意見書
 右の議案を別紙のとおり東京都議会会議規則第十二条の規定により提出します。
  平成十四年九月二十五日
(提出者)
 谷村 孝彦  東村 邦浩  秋田 一郎
 矢島 千秋  北城 貞治  山加 朱美
 柿沢 未途  後藤 雄一  執印真智子
 馬場 裕子  初鹿 明博  山下 太郎
 長橋 桂一  小磯 善彦  野上じゅん子
 ともとし春久 萩生田光一  串田 克巳
 小美濃安弘  吉原  修  山田 忠昭
 臼井  孝  野島 善司  服部ゆくお
 中西 一善  山口 文江  真木  茂
 花輪ともふみ 酒井 大史  織田 拓郎
 藤井  一  東野 秀平  中嶋 義雄
 松原 忠義  田代ひろし  三宅 茂樹
 川井しげお  いなば真一  近藤やよい
 高島なおき  吉野 利明  倉林 辰雄
 遠藤  衛  新井美沙子  相川  博
 樋口ゆうこ  富田 俊正  福島 寿一
 大塚 隆朗  鈴木貫太郎  森田 安孝
 曽雌 久義  石川 芳昭  土持 正豊
 野田 和男  三原 將嗣  中屋 文孝
 真鍋よしゆき 林田  武  高橋かずみ
 樺山 卓司  大西 英男  田島 和明
 野村 有信  大河原雅子  林  知二
 土屋たかゆき 青木 英二  河西のぶみ
 中村 明彦  橋本辰二郎  大木田 守
 前島信次郎  桜井良之助  比留間敏夫
 古賀 俊昭  鈴木 一光  こいそ 明
 星野 篤功  山本賢太郎  花川与惣太
 立石 晴康  清原錬太郎  小山 敏雄
 大山  均  藤田 愛子  坂口こうじ
 名取 憲彦  藤川 隆則  小林 正則
 木内 良明  石井 義修  中山 秀雄
 藤井 富雄  桜井  武  新藤 義彦
 宮崎  章  山崎 孝明  松本 文明
 佐藤 裕彦  川島 忠一  矢部  一
 内田  茂  三田 敏哉  田中 晃三
 大西由紀子  尾崎 正一  田中  良
 和田 宗春
東京都議会議長 三田 敏哉殿
   北朝鮮による日本人拉致問題に関する意見書
 去る九月十七日、小泉純一郎首相と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の金正日総書記との初めての首脳会談が行われた。日朝間の新しい歴史をつくるこの会談で、国交正常化に向けた交渉の再開についての合意がなされたが、日本にとって最大の懸案事項であった日本人拉致問題について、安否が気遣われていた方々のうち、既に八人が死亡し、五人のみの生存の確認が伝えられた。被害者のご家族の心中を察するに痛恨の極みであり、誠に遺憾な結果である。
 北朝鮮はこれまでも拉致の事実はないと言い続けてきたが、今回、金正日総書記は初めて国家機関による日本人拉致事件の存在を認め、謝罪をした。日本の国家主権を侵害し、それが断じて許されない犯罪行為であることを正式に認めたものである。
 東京都議会は、これまでも「日朝国交正常化の早期実現に関する意見書」の採択をはじめ両国の友好と親善を深めるために様々な取り組みを行ってきた。
 よって、東京都議会は、国会及び政府に対し、北朝鮮との国交正常化交渉の前に、全力をあげて拉致問題の全容を解明し、国民にその真相等を知らせることを強く求める。
 以上、地方自治法第九十九条の規定により意見書を提出する。
  平成十四年九月二十五日
       東京都議会議長 三田 敏哉
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
総務大臣
法務大臣
外務大臣
国家公安委員会委員長 あて

○議長(三田敏哉君) これより採決に入ります。
 本案は、起立により採決いたします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕

○議長(三田敏哉君) 起立多数と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。

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