委員長 | 石毛しげる君 |
副委員長 | 橘 正剛君 |
副委員長 | 山内 晃君 |
理事 | 細谷しょうこ君 |
理事 | 山口 拓君 |
理事 | 吉原 修君 |
東村 邦浩君 | |
中嶋 義雄君 | |
増子ひろき君 | |
大津ひろ子君 | |
尾崎 大介君 | |
高島なおき君 | |
大山とも子君 |
欠席委員 なし
出席説明員警視庁 | 警視総監 | 三浦 正充君 |
副総監犯罪抑止対策本部長事務取扱 人身安全関連事案総合対策本部長事務取扱 オリンピック・パラリンピック競技大会総合対策本部長事務取扱 サイバーセキュリティ対策本部長事務取扱警務部長事務取扱 | 斉藤 実君 | |
総務部長 | 安田 浩己君 | |
交通部長 | 坂口 拓也君 | |
警備部長 | 小島 裕史君 | |
地域部長 | 金井 貴義君 | |
公安部長 | 近藤 知尚君 | |
刑事部長 | 大賀 眞一君 | |
生活安全部長 | 市村 諭君 | |
組織犯罪対策部長 | 森内 彰君 | |
総務部参事官企画課長事務取扱 | 高栁 博行君 | |
総務部会計課長 | 大嶽 裕保君 | |
東京消防庁 | 消防総監 | 安藤 俊雄君 |
次長兼オリンピック・パラリンピック競技大会対策本部長事務取扱 | 清水 洋文君 | |
理事兼警防部長事務取扱 | 柏木 修一君 | |
企画調整部長 | 吉田 義実君 | |
総務部長 | 鈴木 浩永君 | |
人事部長 | 佐々木直人君 | |
防災部長 | 青木 浩君 | |
救急部長 | 森住 敏光君 | |
予防部長 | 山本 豊君 | |
装備部長 | 阿出川 悟君 | |
企画調整部企画課長 | 市川 博三君 | |
企画調整部財務課長 | 西原 良徳君 |
本日の会議に付した事件
警視庁関係
第二回定例会提出予定案件について(説明)
・東京都暴力団排除条例の一部を改正する条例
・警視庁丸の内警察署庁舎(三十一)改築工事請負契約
・警視庁単身者待機寮王子警察署王子寮(三十一)改築工事請負契約
報告事項(説明・質疑)
・平成三十年度東京都一般会計予算(警視庁所管分)の繰越しについて
東京消防庁関係
第二回定例会提出予定案件について(説明)
・東京消防庁の設置等に関する条例の一部を改正する条例
・特種用途自動車(普通ポンプ車)の買入れ(その一)について
・特種用途自動車(普通ポンプ車)の買入れ(その二)について
・特種用途自動車(普通ポンプ車)の買入れ(その三)について
・特種用途自動車(水槽付ポンプ車)の買入れについて
・特種用途自動車(小型ポンプ車)の買入れについて
・特種用途自動車(化学車)の買入れについて
・特種用途自動車(はしご車)の買入れ(その一)について
・特種用途自動車(はしご車)の買入れ(その二)について
・特種用途自動車(救急車)の買入れ(その二)について
・特種用途自動車(救急車)の買入れ(その三)について
・特種用途自動車(救急車)の買入れ(その四)について
・自動追尾装置外六点の買入れについて
○石毛委員長 ただいまから警察・消防委員会を開会いたします。
初めに、本委員会の担当書記に交代がありましたので、紹介いたします。
議事課の担当書記の大畑裕樹君です。
よろしくお願いいたします。
〔書記挨拶〕
○石毛委員長 次に、会期中の委員会日程について申し上げます。
お手元配布の日程のとおり、理事会において申し合わせしましたので、ご了承願います。
本日は、お手元配布の会議日程のとおり、警視庁及び東京消防庁関係の第二回定例会に提出を予定されております案件の説明聴取並びに警視庁関係の報告事項の聴取を行います。
なお、提出予定案件につきましては、本日は説明を聴取し、資料要求をすることにとどめ、質疑は会期中の委員会で行い、報告事項につきましては、説明を聴取した後、質疑を終了まで行いたいと思いますので、ご了承願います。
これより警視庁関係に入ります。
初めに、先般の人事異動に伴い、幹部職員に交代がありましたので、警視総監から紹介があります。
○三浦警視総監 先般の人事異動により幹部が交代いたしましたので、ご紹介申し上げます。
初めに、副総監警務部長事務取扱斉藤実、警務部長の転出に伴い警務部長事務取扱となりました。続きまして、総務部長安田浩己、交通部長坂口拓也。
以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
〔理事者挨拶〕
○石毛委員長 紹介は終わりました。
○石毛委員長 次に、第二回定例会に提出を予定されております案件につきまして、理事者の説明を求めます。
○安田総務部長 令和元年第二回都議会定例会に提出を予定しております警視庁関係の案件についてご説明をいたします。
提出案件は、条例案一件、契約案二件の合計三件でございます。
初めに、資料第1、東京都暴力団排除条例の一部を改正する条例案についてご説明いたします。
まず、改正の背景でございますが、平成二十三年十月に、暴力団に資金を提供しない、暴力団と交際しない等を基本理念に掲げた東京都暴力団排除条例が施行され、官民一体となった暴力団排除活動を推進してきたところでありますが、繁華街等では、いまだ事業者が暴力団員にみかじめ料等を支払っている実態があるほか、暴力団員らによるみかじめ料名下の恐喝事件においては、事業者の一部が、脅されていないので被害届は提出しないなどと供述をしており、みかじめ料等の支払いを事業者が容認している実態が多数明らかとなりました。
このような情勢を踏まえ、暴力団と事業者との関係遮断を強力に推進するため、都内の主要な繁華街を暴力団排除特別強化地域と定め、同地域内の特定の事業者と暴力団員との間におけるみかじめ料の授受などについて、罰則を追加するものであります。
次に、条例案の概要についてご説明をいたします。
まず、第二条の定義において、特定営業及び特定営業者を追加しております。特定営業とは、今回規定する禁止行為の対象となる営業を示し、暴力団員からみかじめ料等の要求を受ける機会の多い風俗営業、性風俗関連特殊営業、飲食店営業などを中心に規定しております。
本改正案と同様の規定を持つ条例が、既に十の道府県で施行となっておりますが、東京都独自の規定として、特定営業にいわゆる客引きやスカウトなどを規定しております。この客引きやスカウト等につきましては、過去の検挙事例等から、暴力団員にみかじめ料等を支払っている事実が確認されており、暴力団の資金源となっている実態があることから、全国で初めて規制の対象とすることといたしました。
具体的には、道路その他公共の場所において、風俗営業などに関し客引きをすること、呼びかけ、ビラ配りなどにより誘引すること、風俗営業などの役務に従事するよう勧誘すること、写真や映像の被写体となる役務に従事するよう勧誘することの四つの類型に該当するものを規制の対象としております。
そして、これら特定営業を営む者を特定営業者と規定をいたしました。
続きまして、禁止措置を規定した第四章の次に、第四章の二として、暴力団排除特別強化地域を追加しております。
第二十五条の二では、暴力団が活発に活動していると認められる都内二十二の自治体に所在する繁華街を、暴力団排除特別強化地域と規定しております。
この地域については、風俗店、性風俗店、飲食店等の数や、暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律、いわゆる暴対法に規定されている中止命令の発出件数等を勘案して、選定をいたしました。
次に、第二十五条の三、特定営業者の禁止行為と、第二十五条の四、暴力団員の禁止行為についてであります。
これらの規定につきましては、特定営業者と暴力団員との間において、用心棒の役務の提供を受けること、または同役務を提供すること、用心棒の役務を受ける対償として利益供与をすること、またはその利益供与を受けること、営業を営むことを容認する対償として利益供与をすること、またはその利益供与を受けることについて、禁止をしております。
暴対法の中止命令事案では、用心棒料やみかじめ料の要求事案が多いことから、この二類型について規制をすることとしたところでございます。
次に、第三十三条、罰則についてであります。
第三十三条第一項第三号では、第二十五条の三の特定営業者の禁止行為に違反した者について、第四号では、第二十五条の四の暴力団員の禁止行為に違反した者についてそれぞれ定め、いずれも一年以下の懲役または五十万円以下の罰金としております。これは、同様の条例を持つ他の道府県と同様の罰則となっております。
また、特定営業者の禁止行為に違反した者が自首した場合については、刑の任意的減免を規定しております。この規定については、刑法の自首に関して規定されている捜査機関に発覚する前という減軽要件は必要なく、捜査機関が被疑者として特定していたとしても、出頭してみずから犯罪事実を申告した場合には、自首として任意的に刑を減免できると定めており、特定営業者の積極的な申告を期待して規定するものであります。
条例案の概要については以上となります。
施行日は本年十月一日を予定しております。
次に、契約案二件についてご説明をいたします。
資料第2、警視庁丸の内警察署庁舎改築工事請負契約案についてでありますが、丸の内警察署旧庁舎は昭和四十九年に建設されており、耐震性の不足及び経年に伴う老朽化等のため、平成二十九年に撤去を完了しております。
平成三十年中の入札がいずれも不調であり、本年まで改築工事の契約に至っておりませんでしたが、このたびの一般競争入札の結果、清水建設株式会社が五十八億六千八百五十万円で落札をいたしましたので、現場における改築を行うものであります。
建設工事につきましては、本年度から令和五年度までの五カ年計画となっております。
続きまして、資料第3、警視庁単身者待機寮王子警察署王子寮改築工事請負契約案についてでありますが、旧王子寮は昭和四十四年に建設されており、耐震性の不足及び経年による老朽化のため、平成二十九年に撤去を完了しております。
現在は、民間借り上げマンションを待機寮として使用しておりますが、王子警察署から遠隔地にあり、緊急招集が困難な状態であることから、警察署に併設した待機寮として改築を行うものであります。
施工業者は、一般競争入札の結果、創真・ブロード建設共同企業体が十三億四百八十五万一千八百七円で落札しており、建設工事につきましては、本年度から令和三年度までの三カ年計画となっております。
なお、二件の工事に係る予算措置につきましては、既に本年の第一回定例会でお認めいただいておりますので、本定例会で契約案をご承認いただきましたならば、速やかに契約を締結し、着工したいと考えております。
以上でございます。どうぞよろしくお願いをいたします。
○石毛委員長 説明は終わりました。
この際、資料要求のある方は発言を願います。
○大山委員 五点お願いします。
一つは、暴力団排除特別強化地域ごとの、暴力団員による用心棒料やみかじめ料徴収の発生件数と額、過去五年間の推移でお願いします。
二つ目は、都内の指定暴力団及び非指定暴力団の団体数、暴力団団員数、準構成員数、それぞれに対応する検挙件数、検挙人数、これも過去五年間の推移でお願いします。
三番目は、都内における暴対法の適用状況及びその中で改正条例案の強化地域内の適用状況、これも五年間でお願いします。
それから四つ目は、現行の東京都暴力団排除条例による勧告、公表、命令、検挙の件数及びその中で改正条例案の強化地域内の適用状況、これも五年間でお願いします。
五番目は、都の改正条例案と同様の条例改正を行っている道府県の適用状況、これも五年間でお願いします。
以上です。
○石毛委員長 ただいま大山委員から資料要求がありましたので、これを委員会の資料要求とすることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石毛委員長 異議なしと認めます。理事者におかれましては、要求された委員と調整の上、ご提出願います。
○石毛委員長 次に、理事者から報告の申し出がありますので、これを聴取いたします。
○安田総務部長 平成三十年度予算の翌年度への繰り越しにつきまして、お手元の資料第4、平成三十年度繰越説明書によりご報告をさせていただきます。
まず、一ページの総括表をごらんいただければと思います。
平成三十年度一般会計予算におきまして、交通安全施設の管理及び整備事業に係る繰越明許費として、合計五億一千五百万円の予算を議決していただきましたが、このうち、翌年度に繰り越した金額は二億二千七百十九万八千円でありました。その財源は国庫支出金及び繰越金であります。
次に、下段の事故繰越でありますが、繰り越した金額は七億二千五百七十八万五千円であり、その財源は繰越金であります。
次に、繰り越しの理由についてご説明をいたします。
二ページをごらんください。
まず、繰越明許費繰越についてでありますが、交通安全施設につきまして、道路管理者による関係道路の改良工事等が遅延したため、交通信号機の移設工事一件、改良工事等四件を、翌年度にわたって実施する必要が生じたことによるものであります。
次に、三ページをごらんください。
事故繰越についてでありますが、小型ヘリコプター一機の整備において、輸入時の機体損傷の修復や、航空無線機のふぐあいの調整などに日時を要したため、年度内に納入ができず、繰り越しとなったものであります。
報告は以上でございます。どうぞよろしくお願いをいたします。
○石毛委員長 報告は終わりました。
これより本件に対する質疑を行います。
発言を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石毛委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
本件に対する質疑はこれをもって終了したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石毛委員長 異議なしと認め、報告事項に対する質疑は終了いたしました。
以上で警視庁関係を終わります。
○石毛委員長 これより東京消防庁関係に入ります。
初めに、先般の人事異動に伴い、消防総監並びに幹部職員に交代がありましたので、消防総監から挨拶並びに幹部職員の紹介があります。
消防総監に就任いたしました安藤俊雄君を紹介いたします。
○安藤消防総監 去る四月一日付で消防総監に就任いたしました安藤でございます。よろしくお願いいたします。
警察・消防委員会の諸先生方におかれましては、平素から消防行政の運営につきまして特段のご指導、ご支援を賜り、厚く御礼を申し上げます。
東京消防庁では、都民の生命、身体、財産を災害から守るため、一万八千五百二人の全職員が一丸となって消防行政を推進しております。
東京二〇二〇大会開催まであと四百二十日と迫り、世界中が東京に注目する中、テロを初めとしたさまざまな大規模災害が危惧されるところであり、当庁では、警戒、消防、救急活動体制を強化するとともに、競技施設や関連施設等に対する防火安全対策の推進を図っているところです。
本年四月三日には、繁華街地域における防火査察を強力に推進するため新宿消防署機動査察隊を、四月二十日には、テロ災害等の大規模災害発生時に警防業務を担当する理事が多数の部隊と各種情報を一元管理し、早期に救出、救助体制を確立するため統合機動部隊を、五月十七日には、日中の救急需要が多い地域での現場到着時間を効果的に短縮するとともに、育児中の職員の活躍の場を広げるためデイタイム救急隊を、それぞれ運用開始いたしました。
今後とも、都民の皆様が安全・安心を享受できるよう全力で取り組んでまいります。
警察・消防委員会の諸先生方におかれましては、当委員会を初めさまざまな機会を通じまして、より一層のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
引き続きまして、先般の人事異動によりまして幹部に異動がありましたので、紹介させていただきます。
次長の清水洋文です。理事の柏木修一です。企画調整部長の吉田義実です。総務部長の鈴木浩永です。防災部長の青木浩です。企画課長の市川博三です。よろしくお願いいたします。
〔理事者挨拶〕
○石毛委員長 挨拶並びに紹介は終わりました。
○石毛委員長 次に、第二回定例会に提出を予定されております案件について、理事者の説明を求めます。
○清水次長 令和元年第二回都議会定例会に提出を予定しております東京消防庁関係の案件は、条例案が一件、事件案が十二件の計十三件でございます。
お手元の資料によりご説明させていただきます。
初めに、資料1の東京消防庁の設置等に関する条例の一部を改正する条例案についてご説明いたします。
本条例は、庁舎の老朽化に伴います改築により、別地の新庁舎に移転するため、本条例に定めます臨港消防署及び三鷹消防署の位置を改めるもので、臨港消防署は中央区晴海五丁目八番二十号に、三鷹消防署は三鷹市下連雀九丁目二番十七号に、おのおの改めるものでございます。
施行日は事務開始日と同日とし、臨港消防署は令和元年七月一日を、三鷹消防署は令和元年十月九日を予定しております。
次に、事件案でございますが、十二件ございまして、資料2から資料13によりご説明いたします。
本案は、火災や救助、救急活動等で使用する消防車両を更新するため買い入れるもので、長年使用した普通ポンプ車、救急車等を更新するもの及び回転翼航空機から映像音声信号を伝送する装置を更新するものでございます。
消防活動に支障を及ぼすことのないよう、また、広く入札の機会を設けるため、納入台数の多い車両などにつきましては、数件に分けて契約することとしております。
資料2から資料4は、普通ポンプ車を計三十台買い入れるもので、価格は、その一が三億五千三百八十二万二千九百円、その二が三億五千三百八十二万二千九百円、その三が三億五千五百五十一万四千九百円でございます。
資料5は、水槽つきポンプ車を七台買い入れるもので、価格は二億五千三十八万四千八百二十円でございます。
資料6は、小型ポンプ車を九台買い入れるもので、価格は二億五千六百五十五万七千六十円でございます。
資料7は、化学車を六台買い入れるもので、価格は三億一千五百五十八万六千八百六十円でございます。
資料8及び資料9は、はしご車を計五台買い入れるもので、価格は、その一が三億七千六百二十五万四千四百五十円、その二が二億五千八十三万六千三百円でございます。
資料10から資料12は、救急車を計六十五台買い入れるもので、価格は、その二が二億九千二百六十万二千三十円、その三が三億六百五十三万五千四百六十円、その四が三億六百五十三万五千四百六十円でございます。
資料13は、回転翼航空機から映像音声信号を伝送する装置を買い入れるもので、価格は一億三千七百十七万円でございます。
事件案十二件につきましては、都議会の承認が得られましたら、正式に契約を締結する予定でございます。
以上、大変雑駁ではございますが、令和元年第二回定例会に提出を予定しております案件の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○石毛委員長 説明は終わりました。
この際、資料要求のある方は発言願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石毛委員長 なければ、資料はなしと確認させていただきます。
以上で東京消防庁関係を終わります。
これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
午後一時二十二分散会
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