警察・消防委員会速記録第六号

平成二十九年六月五日(月曜日)
第十一委員会室
午後一時開議
出席委員 十四名
委員長田中たけし君
副委員長長橋 桂一君
副委員長吉原  修君
理事山内  晃君
理事酒井 大史君
理事高島なおき君
尾崎 大介君
東村 邦浩君
中嶋 義雄君
川井しげお君
野村 有信君
吉野 利明君
内田  茂君
吉田 信夫君

欠席委員 なし

出席説明員
警視庁警視総監沖田 芳樹君
総務部長石田 勝彦君
警務部長古谷 洋一君
交通部長山本  仁君
警備部長緒方 禎己君
地域部長星野 英彦君
公安部長桑原振一郎君
生活安全部長田代 芳広君
組織犯罪対策部長内藤 浩文君
総務部参事官企画課長事務取扱金子 伸司君
総務部会計課長高柳 博行君
東京消防庁消防総監高橋  淳君
次長村上 研一君
理事兼警防部長事務取扱松川 茂夫君
企画調整部長安藤 俊雄君
総務部長松井 晶範君
人事部長西村 隆明君
防災部長鈴木 浩永君
救急部長森住 敏光君
予防部長柏木 修一君
装備部長阿出川 悟君
企画調整部企画課長吉田 義実君
企画調整部財務課長西原 良徳君

本日の会議に付した事件
警視庁関係
契約議案の調査
・第百十三号議案 警視庁神田警察署庁舎(二十九)改築工事請負契約
・第百十七号議案 警視庁有家族者待機寮駒場住宅(二十九)改築工事請負契約
付託議案の審査(質疑)
・第百十一号議案  警視庁の設置に関する条例の一部を改正する条例
・第百二十九号議案 ヘリコプターの買入れについて
東京消防庁関係
契約議案の調査
・第百十四号議案  東京消防庁臨港消防署庁舎(二十九)新築工事請負契約
・第百二十二号議案 東京消防庁消防学校第一校舎ほか一か所(二十九)空調設備改修工事請負契約
付託議案の審査(質疑)
・第百十二号議案 特別区の消防団員等の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例
・第百三十号議案 エンジン(PT六C-六七C型(ヘリコプター用))の買入れについて
付託議案の審査(決定)
・第百十一号議案  警視庁の設置に関する条例の一部を改正する条例
・第百十二号議案  特別区の消防団員等の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例
・第百二十九号議案 ヘリコプターの買入れについて
・第百三十号議案  エンジン(PT六C-六七C型(ヘリコプター用))の買入れについて
特定事件の継続調査について

○田中委員長 ただいまから警察・消防委員会を開会いたします。
 初めに、契約議案について申し上げます。
 契約議案は財政委員会に付託されておりますが、本委員会所管分について、議長から調査依頼がありました。
 本件につきましては、調査結果を財政委員長に報告することになっております。
 公文の写しはお手元に配布してあります。
 朗読は省略いたします。

平成二十九年六月二日
東京都議会議長 川井しげお
警察・消防委員長 田中たけし殿
   契約議案の調査について(依頼)
 左記の議案について調査し、財政委員長にご報告願います。
     記
1 調査議案
 第百十三号議案 警視庁神田警察署庁舎(二十九)改築工事請負契約
 第百十四号議案 東京消防庁臨港消防署庁舎(二十九)新築工事請負契約
 第百十七号議案 警視庁有家族者待機寮駒場住宅(二十九)改築工事請負契約
 第百二十二号議案 東京消防庁消防学校第一校舎ほか一か所(二十九)空調設備改修工事請負契約
2 提出期限 平成二十九年六月五日(月)

○田中委員長 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、警視庁及び東京消防庁関係の付託議案の審査、契約議案の調査並びに特定事件の閉会中の継続調査の申し出の決定を行います。
 これより警視庁関係に入ります。
 初めに、理事者の欠席について申し上げます。
 露木刑事部長は、所用のため、本日の委員会に出席できない旨の申し出がありました。ご了承願います。
 次に、契約議案の調査を行います。
 第百十三号議案及び第百十七号議案を一括して議題といたします。
 本案につきましては、いずれも既に説明を聴取しております。
 これより質疑を行います。
 発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○田中委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
 本案に対する質疑は、いずれもこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○田中委員長 異議なしと認め、契約議案に対する質疑は終了いたしました。
 お諮りいたします。
 本案は、いずれも異議のない旨、財政委員長に報告いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○田中委員長 異議なしと認め、そのように決定いたしました。
 以上で契約議案の調査を終わります。

○田中委員長 次に、付託議案の審査を行います。
 第百十一号議案及び第百二十九号議案を一括して議題といたします。
 本案につきましては、いずれも既に説明を聴取しております。
 これより質疑を行います。
 発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○田中委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
 本案に対する質疑は、いずれもこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○田中委員長 異議なしと認め、付託議案に対する質疑は終了いたしました。
 以上で警視庁関係を終わります。

○田中委員長 これより東京消防庁関係に入ります。
 初めに、契約議案の調査を行います。
 第百十四号議案及び第百二十二号議案を一括して議題といたします。
 本案につきましては、いずれも既に説明を聴取しております。
 これより質疑を行います。
 発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○田中委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
 本案に対する質疑は、いずれもこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○田中委員長 異議なしと認め、契約議案に対する質疑は終了いたしました。
 お諮りいたします。
 本案は、いずれも異議のない旨、財政委員長に報告いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○田中委員長 異議なしと認め、そのように決定いたしました。
 以上で契約議案の調査を終わります。

○田中委員長 次に、付託議案の審査を行います。
 第百十二号議案及び第百三十号議案を一括して議題といたします。
 本案につきましては、いずれも既に説明を聴取しております。
 これより質疑を行います。
 発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○田中委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
 本案に対する質疑は、いずれもこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○田中委員長 異議なしと認め、付託議案に対する質疑は終了いたしました。
 以上で東京消防庁関係を終わります。

○田中委員長 これより付託議案の審査を行います。
 第百十一号議案、第百十二号議案、第百二十九号議案及び第百三十号議案を一括して議題といたします。
 本案につきましては、いずれも既に質疑を終了しております。
 これより採決を行います。
 第百十一号議案、第百十二号議案、第百二十九号議案及び第百三十号議案を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は、いずれも原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○田中委員長 異議なしと認めます。よって、第百十一号議案、第百十二号議案、第百二十九号議案及び第百三十号議案は、いずれも原案のとおり決定いたしました。
 以上で付託議案の審査を終わります。

○田中委員長 次に、特定事件についてお諮りいたします。
 お手元配布の特定事件調査事項につきましては、閉会中の継続調査の申し出をいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○田中委員長 異議なしと認め、そのように決定いたしました。

○田中委員長 この際、両庁を代表いたしまして、沖田警視総監から発言を求められておりますので、これを許します。

○沖田警視総監 警視庁並びに東京消防庁を代表いたしまして、一言ご挨拶を申し上げます。
 ただいまは、本定例会に提案いたしました両庁関係の議案につきまして、当委員会においてご決定をいただき、まことにありがとうございました。
 皆様方にはこれまで、両庁関係の予算案を初め、条例案や契約案等の各種案件につきましてご審議をいただきましたほか、各種治安対策や防災対策など、両庁が取り組むべきさまざまな施策に多大のご理解とご支援を賜り、心から感謝を申し上げます。
 私どもは、委員の皆様方から賜りました貴重なご意見を今後の業務運営に十分反映させますとともに、都民の皆様のご理解とご協力をいただきながら、世界一安全な都市東京の実現に向け、全力を尽くしてまいります。
 今後とも両庁に対するより一層のご支援、ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
 最後になりましたが、このたびご勇退をされます委員の皆様方には、両庁の業務に長年にわたり深いご理解とご指導をいただきまして、まことにありがとうございました。今後のご健勝、ご多幸を心からお祈り申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。
 ありがとうございました。

○田中委員長 発言は終わりました。
 次に、これまで都政発展のためご尽力を賜り、多くの立派な功績を残されて、今期を最後に勇退を予定されております内田委員、吉野委員、吉田委員の三名の方々からご挨拶をいただきたいと思います。

○内田委員 警察・消防委員会の皆様、この貴重な時間、発言の機会を与えていただきましてありがとうございます。
 まずもって、田中委員長を初め委員の皆様、一年間、本当にありがとうございました。また、執行機関としての警察、消防庁の総監を初め幹部の皆さん、委員会の対応、そして運営に大変な努力をしていただきまして、ありがとうございます。
 まさに、警察・消防委員会、当委員会で議論をされることは、東京の安心・安全の一丁目一番地であるわけでございまして、大変重要な委員会に参加させていただきまして、心からうれしく思う次第でございます。私の大きな思い出として、このたび、勇退をさせていただきますが、しっかりと両庁の今後のご活躍を心から祈念を申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。
 終わりに当たりまして、都議会選挙という大変厳しい試練が待っておる先生方、一生懸命頑張っていただいて、当選して、再び、当委員会、とりわけ大事にしていただきたいと、こう思う次第でございまして、よろしくお願い申し上げます。
 ありがとうございました。(拍手)

○吉野委員 議員生活最後の委員会ということでございますので、一言ご挨拶をさせていただきます。
 二十年の間で、私は、半分ぐらいを警察・消防委員会に所属させていただいてまいりました。この間には、委員長、副委員長、理事と、いろんな立場で、警察、消防の皆様方と議論をさせていただいたところでございますが、とりわけ、委員長のときに、警察・消防委員会としては珍しく、時の秋田議員が生安部長に一時間にわたる論戦を投げかけたというのが、大変印象に残っているところでございます。
 私どもは、都民の皆さんが安全・安心を感じられるように、両庁の皆様方の仕事がしやすいようにという思いで、いろいろさせていただきました。本日をもって委員会を退任させていただきますけれども、ぜひ、これからも警視庁、そして東京消防庁の皆様には、都民の皆さんが一層安心感を持たれる、そして安全で生活できる、そうした社会の構築にご尽力をいただきますように、心からお願いを申し上げます。
 そして、改選を迎えます皆様方には、ぜひ頑張っていただいて、また、この都議会の中で、都民の皆さんのためにお仕事をされますことをお祈りして、ご挨拶とさせていただきます。
 お世話になりましてありがとうございました。(拍手)

○吉田委員 わざわざ挨拶の時間を用意していただきましたことを、まず心からお礼を申し上げたいというふうに思います。
 私、五期二十年務めさせていただきましたけれども、今期で勇退をさせていただきます。この四年間、本委員会の一員として仕事をさせていただきました。何回か質問させていただきましたけれども、警視庁、そして東京消防庁ともに、大変誠実に私の質問に答えていただいたことを、まずもって心からお礼を申し上げますし、また、委員会以外でのさまざまな相談、要望などに対しても、誠意を持って対応していただいたことを心からお礼を申し上げたいというふうに思います。
 最後に、警視庁及び東京消防庁はもちろん、各委員の皆さん方の今後の一層のご活躍を心から祈念を申し上げまして、私のお礼の挨拶とさせていただきます。
 本当にお世話になり、ありがとうございました。(拍手)

○田中委員長 ただいま三名の先生方より、ご挨拶を頂戴いたしました。まことにありがとうございました。
 また、本日が今期最後の委員会となりますので、私からも一言ご挨拶をさせていただきます。
 昨年の十月、皆様のご推挙をいただきまして、当警察・消防委員会の委員長を拝命し、以来、本日まで滞りなく委員会運営が行えましたことは、ひとえに、長橋、吉原両副委員長を初め、理事、委員の皆様方のご協力のたまものであり、心より感謝、御礼を申し上げます。
 また、警視庁、東京消防庁の理事者の皆様におかれましては、委員会運営に多大なご協力をいただきましたことも、改めて感謝、御礼を申し上げます。
 これまで、委員長としてさまざまな公務を行う中、多くの現場を見させていただきました。警視庁、東京消防庁が、組織的に都民の生命、財産を守るため、安全・安心を実現するため、昼夜を分かたず、並々ならぬご尽力をいただいていることに改めて感謝を申し上げたいと存じます。
 今後とも、くれぐれもお体に十分ご配慮いただいた上、都民の皆様のご期待にしっかりと応えられる警視庁、東京消防庁であっていただきたいと思います。
 特に、二〇一九年のラグビーワールドカップ、二〇二〇年の東京オリンピック・パラリンピックの開催を控え、テロ対策、サイバーテロ対策などの安全対策が求められます。また、首都直下型地震の発生も危惧される中、震災対策、災害対策も重要な都政の課題であります。引き続き、都民の安全・安心の実現に向け、両庁の活躍が大いに期待されるところであります。
 沖田警視総監並びに高橋消防総監を中心に、両庁におかれましては、なお一層、職員の皆様が一丸となって、都民の期待に応えていただきますよう、ご期待申し上げます。何とぞよろしくお願い申し上げます。
 また、先ほどご挨拶を頂戴いたしました内田委員、吉野委員、吉田委員におかれましては、今期をもってご勇退をされますが、これまで、都政発展に向け、多大なるご尽力、ご貢献をされ、数々のご功績を残されましたことに対し、改めて感謝の意と敬意を表させていただきたいと存じます。まことにありがとうございました。今後もそれぞれ、ご健勝にてご活躍されますことをご期待申し上げます。
 また、改選を迎える各委員におかれましても、どうぞお体にご留意の上、再び、ともに、都議会において、都政発展に向け、議会活動ができるよう、ご活躍されますことを心からお祈りを申し上げます。
 これまでご協力をいただきました皆様に改めて感謝を申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。まことにありがとうございました。
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時十七分散会

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