警察・消防委員会速記録第五号

平成二十七年六月八日(月曜日)
第十一委員会室
午後一時開議
出席委員 十四名
委員長秋田 一郎君
副委員長長橋 桂一君
副委員長野村 有信君
理事両角みのる君
理事吉原  修君
理事酒井 大史君
東村 邦浩君
石毛しげる君
中嶋 義雄君
川井しげお君
高島なおき君
吉野 利明君
内田  茂君
吉田 信夫君

欠席委員 なし

出席説明員
警視庁警視総監高綱 直良君
総務部長貴志 浩平君
警務部長森田 幸典君
交通部長廣田 耕一君
警備部長斉藤  実君
地域部長橋岡  修君
公安部長永井 達也君
刑事部長中村  格君
生活安全部長藤本 隆史君
組織犯罪対策部長中野 良一君
総務部参事官企画課長事務取扱古澤 宣孝君
総務部会計課長後藤 友二君
東京消防庁消防総監大江 秀敏君
次長高橋  淳君
企画調整部長松川 茂夫君
総務部長荒井 伸幸君
人事部長阿部 勝男君
警防部長松浦 和夫君
防災部長関  政彦君
救急部長安田 正信君
予防部長村上 研一君
装備部長阿出川 悟君
企画調整部企画課長清水 洋文君
企画調整部財務課長市川 博三君

本日の会議に付した事件
警視庁関係
第二回定例会提出予定案件について(説明)
・警視庁の設置に関する条例の一部を改正する条例
・警視庁麻布警察署庁舎(二十七)改築工事請負契約
・警視庁東大和庁舎(仮称)(二十七)新築工事請負契約
・警視庁単身者待機寮代々木警察署靖心寮ほか(二十七)改築工事請負契約
・警視庁単身者待機寮城東警察署城東寮(二十七)改築工事請負契約
・警視庁単身者待機寮新川寮(仮称)(二十七)改築工事請負契約
陳情の審査
(1)二七第三号 羽村駅東口ロータリーに信号機を設置することに関する陳情
(2)二七第八号 パーキングメーターも駐停車禁止標識もない場所での駐車違反取締りに関する陳情
報告事項
・平成二十六年度東京都一般会計予算(警視庁所管分)の繰越しについて(説明・質疑)
・東京都安全・安心まちづくり条例の一部を改正する条例(案)について(説明)
東京消防庁関係
第二回定例会提出予定案件について(説明)
・ヘリコプターの買入れについて
報告事項(説明・質疑)
・平成二十六年度東京都一般会計予算(東京消防庁所管分)の繰越しについて

○秋田委員長 ただいまから警察・消防委員会を開会いたします。
 初めに、本委員会の担当書記に交代がありましたので、紹介いたします。
 議案法制課の担当書記の高砂進君です。
 よろしくお願いいたします。
   〔書記挨拶〕

○秋田委員長 次に、会期中の委員会日程について申し上げます。
 お手元配布の日程のとおり、理事会において申し合わせましたので、ご了承願います。
 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、警視庁及び東京消防庁関係の第二回定例会に提出を予定されております案件の説明聴取、警視庁関係の陳情の審査並びに警視庁及び東京消防庁関係の報告事項の聴取を行います。
 なお、提出予定案件につきましては、本日は説明を聴取し、資料要求をすることにとどめ、質疑は会期中の委員会で行い、予算の繰り越しに関する報告事項につきましては、本日は説明聴取の後、質疑を終了まで行います。
 また、報告事項、東京都安全・安心まちづくり条例の一部を改正する条例案については、説明を聴取することにとどめますので、ご了承願います。
 これより警視庁関係に入ります。
 初めに、先般の人事異動に伴い幹部職員に交代がありましたので、警視総監から紹介があります。

○高綱警視総監 先般の人事異動により幹部が交代をいたしましたので、ご紹介を申し上げます。
 刑事部長中村格でございます。
 どうぞよろしくお願いを申し上げます。
   〔理事者挨拶〕

○秋田委員長 紹介は終わりました。

○秋田委員長 次に、第二回定例会に提出を予定されております案件につきまして、理事者の説明を求めます。

○貴志総務部長 平成二十七年第二回都議会定例会に提出を予定しております警視庁関係の案件につきましてご説明いたします。
 案件は、条例案一件、契約案五件であります。
 初めに、条例案についてご説明いたします。
 お手元の資料第1、警視庁の設置に関する条例の一部を改正する条例案についてでありますが、本案は、麹町警察署を初めとする一部の警察署の位置の表記について地番表記の変更等が確認できたことから、その表記を改めるとともに、石神井警察署を初めとする一部の警察署の管轄区域について、建物の所在により区の境界線に沿っていなかったものを同境界線に合わせるなどして改め、わかりやすい管轄区域に整理するものであります。
 なお、本条例の施行日につきましては、公布の日から施行したいと考えております。
 次に、契約案についてご説明いたします。
 初めに、お手元の資料第2、警視庁麻布警察署庁舎改築工事請負契約案についてでありますが、これは、昭和四十七年に建築された麻布警察署が経年による老朽化や近年の業務量増加に伴う狭隘が著しく、耐震性にも問題があり、今後の警察業務に支障を来すおそれがあることから、単身者待機寮を併設の上、旧港区三河台中学校跡地に移転改築を行うものであります。
 新庁舎の概要は、鉄骨造一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造、地下二階地上八階建て、延べ床面積約一万六千四百平方メートルを予定しております。
 建築工事につきましては、本年度から平成三十年度までの四カ年の計画で、施工業者は、四月十日に行われました一般競争入札の結果、清水・共立・池田建設共同企業体が五十三億六千六百五十二万円で落札しております。
 次に、お手元の資料第3、警視庁東大和庁舎(仮称)新設工事請負契約案についてであります。
 これは、大規模震災等の発生に備え、既存施設の東大和体育センター及び自動車運転訓練所と連動した総合的かつ実践的な各種災害活動の教養訓練を実施していくため、同敷地内に新たな警察施設を建設するものであり、あわせて、多摩市に所在する警察犬第二訓練所が老朽、狭隘化が著しく、業務に支障を来していることから、同訓練所を移転の上併設し、各種警察活動の万全を期すことを目的として整備するものであります。
 新庁舎は、管理事務棟、犬舎棟など四つの建物で構成されており、管理事務棟の概要は、鉄筋コンクリート造、地上二階建て、延べ床面積約二千四百八十平方メートル、犬舎棟の概要は、鉄筋コンクリート造、平家建て、延べ床面積約三百三十平方メートルとなっており、そのほかに模擬棟、排便所棟の建設を予定しております。
 建築工事につきましては、本年度から平成二十八年度までの二カ年の計画で、施工業者は、四月十日に行われました一般競争入札の結果、大和小田急・東山建設共同企業体が九億二千七百七十二万円で落札しております。
 次に、お手元の資料第4、警視庁単身者待機寮代々木警察署靖心寮ほか改築工事請負契約案についてでありますが、これは、昭和四十四年に建築された単身者待機寮が経年による老朽化が著しく、耐震性に問題があることから、旧都立代々木高校グラウンド跡地に移転の上、改築するものであり、あわせて、老朽化等により改修を進めている本部公舎を併設するものであります。
 新待機寮の概要は、鉄筋コンクリート造、地上三階建て、延べ床面積約三千四百六十平方メートル、新本部公舎の概要は、鉄筋コンクリート造、地上三階建て、延べ床面積約千八百八十平方メートルを予定しております。
 建築工事につきましては、本年度から平成二十八年度までの二カ年の計画で、施工業者は、四月十日に行われました一般競争入札の結果、青木あすなろ・江州建設共同企業体が十八億四千六百八十万円で落札しております。
 次に、お手元の資料第5、警視庁単身者待機寮城東警察署城東寮改築工事請負契約案についてでありますが、これは、昭和四十三年に建築された単身者待機寮が経年による老朽化が著しく、耐震性に問題があることから、現場改築を行うものであります。
 新待機寮の概要は、鉄筋コンクリート造、地上七階建て、延べ床面積約四千五百六十平方メートルを予定しております。
 建築工事につきましては、今年度から平成二十九年度までの三カ年の計画で、施工業者は、四月十日に行われました一般競争入札の結果、エムテック・白石建設共同企業体が十三億八千三百四十八万円で落札しております。
 最後に、お手元の資料第6、警視庁単身者待機寮新川寮(仮称)改築工事請負契約案についてでありますが、これは、女性警察官の採用拡大に伴い、女性用単身者待機寮が不足している現状に鑑み、旧男性用単身者待機寮の跡地に女性用単身者待機寮として現場改築を行うものであります。
 新待機寮の概要は、鉄骨鉄筋コンクリート造、地上十階建て、延べ床面積約三千三百三十平方メートルを予定しております。
 建築工事につきましては、本年度から平成二十九年度までの三カ年の計画で、施工業者は、四月十日に行われました一般競争入札の結果、松井・坪井建設共同企業体が十二億四千九十二万円で落札しております。
 それぞれ全体工事に係る予算措置につきましては、既に本年の第一回定例会でお認めいただいておりますが、本定例会でご承認をいただきましたならば、速やかに契約を締結し、着工したいと考えております。
 以上で説明を終わらせていただきます。
 ご審議を賜りますようお願いいたします。

○秋田委員長 説明は終わりました。
 この際、資料要求のある方は発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○秋田委員長 なければ、資料要求はなしと確認させていただきます。

○秋田委員長 次に、陳情の審査を行います。
 まず、陳情二七第三号を議題といたします。
 理事者の説明を求めます。

○廣田交通部長 陳情二七第三号についてご説明いたします。
 本陳情は、羽村駅東口ロータリーにある横断歩道に信号機の設置を求めるものであります。
 信号機については、交通事故が発生する危険性の高い場所や、交通の安全と円滑を図るため、交通量、道路幅員、隣接する信号機との設置間隔、交通事故発生状況等を総合的に判断し、必要と認められる場所に設置しております。
 信号機の設置要望があった羽村駅東口ロータリーは、日中と比較して、朝夕の乗合バス、企業の送迎バスを初めとした車両、歩行者等の横断需要の増加は認められたものの、歩行者等は左右の安全を確認して横断することが可能であり、問題は認められませんでした。
 また、当該駅前ロータリーは、広場形状となっているため交通の動線が定まっておらず、多方向の交通量に対する信号制御が必要となることから、車両の運転者に戸惑いを生じさせるなど、信号制御による交通整理には適さない交通環境となっております。
 今後、交通量の増大、ロータリーの形状の改良などにより信号制御に必要な交通動線の整理などが進めば、改めて信号機の設置を含めた交通安全対策について検討していくこととします。
 警視庁といたしましては、今後とも、鉄道事業者や道路管理者、バス、タクシーなどの公共事業者、各企業などと協力しながら交通安全対策を推進し、交通事故防止に努めてまいりますので、ご理解を賜りたいと思います。

○秋田委員長 説明は終わりました。
 本件について発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○秋田委員長 発言がなければ、これより採決を行います。
 お諮りいたします。
 本件は、不採択とすることにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○秋田委員長 異議なしと認めます。よって、陳情二七第三号は不採択と決定いたしました。

○秋田委員長 次に、陳情二七第八号を議題といたします。
 理事者の説明を求めます。

○廣田交通部長 陳情二七第八号についてご説明いたします。
 本陳情は、野方警察署の管内である中野区中野四丁目十番先路上におけるパーキングチケット発給設備を設置する時間制限駐車区間で駐車違反の取り締まりを受けたことから、その違反の取り消しを求めるとともに、パーキングチケット制を廃止することを求めるものであります。
 本件は、パーキングチケット発給設備を設置する時間制限駐車区間の道路に駐車した際、パーキングチケットの発給を受けず、パーキングチケットを前面ガラスの内側に、パーキングチケットの記載内容が前方から見やすいように掲示していなかったため、駐車監視員が確認事務を行い、時間制限駐車区間における駐車の方法違反、道路交通法第四十九条の三第四項として取り締まりを行ったものであります。
 駐車場所付近には、法に定められた時間制限区間であることを示す表示板を設置しており、駐車監視員の行った確認事務に問題はなく、適正な取り締まりと認められることから、当該要望における違反の取り消しにつきましては必要性はないものと考えております。
 パーキングチケット制の廃止を求める件については、パーキングチケットは発給手数料納入時に硬貨以外の千円札が使用できること、機械的トラブルが少ないこと、チケットにより駐車時間を把握できること等の点において利用者にとっての利便性が高いことから、今後とも駐車需要に的確に対応していくため、その効果的運用を図っていきたいと考えております。
 以上です。

○秋田委員長 説明は終わりました。
 本件について発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○秋田委員長 発言がなければ、これより採決を行います。
 お諮りいたします。
 本件は、不採択とすることにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○秋田委員長 異議なしと認めます。よって、陳情二七第八号は不採択と決定いたしました。
 以上で陳情の審査を終わります。

○秋田委員長 次に、理事者から報告の申し出がありますので、これを聴取いたします。
 まず、平成二十六年度東京都一般会計予算警視庁所管分の繰り越しについて報告を聴取いたします。

○貴志総務部長 平成二十六年度予算の翌年度への繰り越しにつきましては、お手元の資料、平成二十六年度繰越説明書によりご報告いたします。
 まず、一ページの総括表をごらんください。
 平成二十六年度一般会計予算におきまして、交通安全施設の管理及び整備事業に関する繰越明許費として、合計二億八千三百万円の予算を議決していただきましたが、このうち翌年度に繰り越した金額は六千八百四十一万四千円でありました。その財源は繰越金であります。
 次に、その事由についてご説明いたします。
 二ページをごらんください。
 記載のとおり、道路管理者による関係道路の改良工事等が遅延したため、交通信号機の移設工事一件、新設等の工事八件を翌年度にわたって実施する必要が生じたことによるものであります。
 以上で平成二十六年度予算の翌年度への繰り越しに関するご報告を終わらせていただきます。

○秋田委員長 報告は終わりました。
 これより本件に対する質疑を行います。
 発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○秋田委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
 本件に対する質疑はこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○秋田委員長 異議なしと認め、本件に対する質疑は終了いたしました。
 次に、東京都安全・安心まちづくり条例の一部を改正する条例案について、報告を聴取いたします。

○藤本生活安全部長 東京都安全・安心まちづくり条例の一部を改正する条例案についてご説明いたします。
 資料10でございます。
 東京の治安については、刑法犯認知件数は減少傾向にありますが、通学路における事件、事故の発生、危険ドラッグの乱用、特殊詐欺の多発等の情勢が見られるところです。
 本条例案は、こうした最近の情勢や、東京都青少年・治安対策本部が本年一月に策定した安全安心TOKYO戦略を踏まえて所要の改正を行おうとするものであります。
 なお、本条例案の主管は東京都青少年・治安対策本部ですが、警視庁も連携して取り組むこととなるものであり、本委員会においてご説明申し上げるものであります。
 条例改正の概要ですが、本条例改正の柱は、安全安心まちづくりを推進する体制の強化、そして喫緊の課題への対応の二点です。
 一点目の安全安心まちづくりを推進する体制の強化については、区市町村と連携した安全・安心まちづくりの人材育成など、都民等による犯罪及び事故防止のための自主的な活動の促進に関する規定等の充実を図るものです。
 そして、二点目の喫緊の課題への対応については、通学路等における児童等の安全の確保、危険薬物の乱用の根絶に向けた取り組みの推進及び特殊詐欺の根絶に向けた取り組みの推進を掲げ、これらに取り組むための関係規定を整備するものであります。
 まず、通学路等における児童等の安全確保についてですが、警察署長、学校等の管理者、通学路等の管理者、保護者、地域住民が連携して通学路等における児童等の安全を確保するため必要な措置を講ずるよう努めるとともに、知事、教育委員会及び公安委員会が共同して通学路等における児童等の安全確保のための指針を策定するほか、学校等の管理者は、通学路の設定、変更の際、警察署長の意見を聞くよう努めることを規定するものであります。
 次に、危険薬物の乱用の根絶に向けた取り組みの推進についてです。
 最近の危険ドラッグをめぐる情勢を踏まえ、都は、都民等に対し必要な情報を提供するとともに、施策への協力、情報提供を求めるほか、都民や事業者等の責務について規定するものです。
 また、建物を危険薬物の販売等の用に供してはならないことなど、建物の貸し付けにおける措置等に関する規定も整備するものです。
 特殊詐欺の根絶に向けた取り組みの推進につきましても、昨年の都内の被害の合計が八十億円を超えるなど深刻な状況が続いておりますことから、今ほど危険薬物の根絶に向けた取り組みの推進について申し上げたのと同様の規定を特殊詐欺に関しても整備するものでございます。
 以上をもちましてご説明を終わらせていただきます。

○秋田委員長 報告は終わりました。
 以上で警視庁関係を終わります。

○秋田委員長 これより東京消防庁関係に入ります。
 初めに、先般の人事異動に伴い幹部職員に交代がありましたので、消防総監から紹介があります。

○大江消防総監 先般の人事異動によりまして幹部に異動がありましたので、紹介させていただきます。
 企画調整部長の松川茂夫です。救急部長の安田正信です。財務課長の市川博三です。
 以上でございます。よろしくお願いいたします。
   〔理事者挨拶〕

○秋田委員長 紹介は終わりました。

○秋田委員長 次に、第二回定例会に提出を予定されております案件につきまして、理事者の説明を求めます。

○高橋次長 第二回都議会定例会に提出を予定しております東京消防庁関係の案件につきましてご説明申し上げます。
 案件は事件案一件で、ヘリコプターの買入れ案であります。
 お手元の資料によりましてご説明いたします。
 本案は、平成九年に運航を開始いたしました中型ヘリコプター「ちどり」の更新機として、ヘリコプター一機の買い入れをお願いするものでございます。
 去る四月二十二日に一般競争入札を行いました結果、イタリア共和国アグスタウェストランド社製アグスタ式AW139型ヘリコプターが更新予定機として決定したところであり、買い入れ予定価格は十五億九千百二十七万六千八百円であります。
 本件につきまして、都議会のご承認をいただきましたならば、正式に契約を締結したいと考えております。
 以上、大変雑駁ではございますが、今定例会に提出を予定しております案件の説明を終わらせていただきます。
 よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○秋田委員長 説明は終わりました。
 この際、資料要求のある方は発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○秋田委員長 なければ、資料要求はなしと確認させていただきます。

○秋田委員長 次に、理事者から報告の申し出がありますので、これを聴取いたします。

○高橋次長 平成二十六年度予算の翌年度への繰り越しにつきまして、お手元の資料、平成二十六年度繰越説明書によりご説明申し上げます。
 表紙をおめくりください。
 事故繰越でございますが、地方自治法第二百二十条第三項ただし書きに、契約等の支出負担行為を済ませた後に、避けがたい事故のため年度内に支出が終わらなかった経費については、これを翌年度に繰り越して使用することができるとされております。これに基づき繰り越しました金額は二億五千五百十五万円で、その財源は一般財源でございます。
 その理由につきましてご説明いたします。
 右欄、説明欄をごらんください。
 高層建物火災用ヘリコプター消火装置の製造におきまして、新たに障害電波を除去する装置の開発が必要となったため、製造日程に影響が生じ、当該買い入れにかかわる経費を本年度に繰り越したものでございます。
 以上で平成二十六年度予算の翌年度への繰り越しに関するご報告を終わらせていただきます。

○秋田委員長 報告は終わりました。
 これより本件に対する質疑を行います。
 発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○秋田委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
 本件に対する質疑はこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○秋田委員長 異議なしと認め、報告事項に対する質疑は終了いたしました。
 以上で東京消防庁関係を終わります。
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時二十五分散会

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