警察・消防委員会速記録第十一号

平成二十四年十一月二十九日(木曜日)
第十一委員会室
   午後一時一分開議
 出席委員 十三名
委員長山加 朱美君
副委員長尾崎 大介君
副委員長東村 邦浩君
理事古館 和憲君
理事石毛しげる君
理事吉野 利明君
藤井  一君
中嶋 義雄君
宮崎  章君
比留間敏夫君
酒井 大史君
山下 太郎君
中村 明彦君

 欠席委員 一名

 出席説明員
警視庁警視総監樋口 建史君
総務部長室城 信之君
警務部長三浦 正充君
交通部長久保木法男君
警備部長藤山 雄治君
地域部長上村 文雄君
公安部長石川正一郎君
刑事部長吉田 尚正君
生活安全部長石田 高久君
組織犯罪対策部長樹下  尚君
総務部企画課長渡邊劍三郎君
総務部会計課長古澤 宣孝君
東京消防庁消防総監北村 吉男君
次長総務部長事務取扱大江 秀敏君
企画調整部長高橋  淳君
人事部長小室 憲彦君
警防部長石井 義明君
防災部長村上 研一君
救急部長有賀雄一郎君
予防部長荒井 伸幸君
装備部長齊藤 英一君
企画調整部企画課長阿出川 悟君
企画調整部財務課長高橋 直人君

本日の会議に付した事件
 警視庁関係
事務事業について(質疑)
第四回定例会提出予定案件について(説明)
・東京都高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に係る信号機等の基準に関する条例
・警視庁の設置に関する条例の一部を改正する条例
 東京消防庁関係
事務事業について(質疑)
第四回定例会提出予定案件について(説明)
・東京消防庁芝消防署庁舎(二十四)新築工事請負契約
・東京消防庁練馬消防署庁舎(二十四)新築工事請負契約

○山加委員長 ただいまから警察・消防委員会を開会いたします。
 初めに、会期中の委員会日程について申し上げます。
 お手元配布の日程のとおり理事会において申し合わせましたので、ご了承願います。
 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、警視庁及び東京消防庁関係の事務事業に対する質疑並びに第四回定例会に提出を予定されております案件の説明聴取を行います。
 なお、本日は、事務事業につきましては質疑終了まで行い、提出予定案件につきましては、説明を聴取し、資料要求をすることにとどめ、質疑は会期中の委員会で行いますので、ご了承願います。
 これより警視庁関係に入ります。
 初めに、事務事業に対する質疑を行います。
 本件については既に説明を聴取しております。
 これより質疑を行います。
 発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○山加委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
 事務事業に対する質疑はこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○山加委員長 異議なしと認め、事務事業に対する質疑は終了いたしました。

○山加委員長 次に、第四回定例会に提出を予定されております案件につきまして、理事者の説明を求めます。

○室城総務部長 平成二十四年第四回都議会定例会に提出を予定しております警視庁関係の案件につきまして、ご説明いたします。
 案件は、条例案二件であります。
 初めに、お手元の資料第1、東京都高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に係る信号機等の基準に関する条例案につきまして、ご説明いたします。
 平成二十三年八月に、地方主権改革の推進を目的として、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律が制定され、これに伴い、高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律、いわゆるバリアフリー法が改正されました。
 バリアフリー法に基づき、都道府県公安委員会が行う交通安全特定事業のうち、高齢者、障害者等の移動等円滑化のために必要な信号機等の設置に関する基準については、これまで国家公安委員会規則で定められておりましたが、このたびの改正により、国家公安委員会規則で定める基準を参酌して都道府県が条例で定めることになったことから、新たにその基準を定めることとしたものであります。
 以下、条文ごとにご説明いたします。
 第一条では、本条例の趣旨を示しております。
 第二条では、本条例で使用する用語の意義を示しており、バリアフリー法と道路交通法で使用する用語を例にすることとしております。
 第三条では、信号機に関する基準を示しております。バリアフリー対応型信号機については、第一号の歩行者用信号機と第二号の歩車分離式信号機を整備することとしております。
 第一号の歩行者用信号機には三種類あり、第一号のイは視覚障害者用信号機で、視覚障害者に、歩行者用信号が青色に変わったこと、または現在青色を表示していることを、鳥の鳴き声などの音響で伝達する装置を備えたものであります。
 第一号のロは横断秒数調整で、専用押しボタンの設置等により、歩行者用信号の青色時間を延長し、高齢者、障害者等が横断できるよう設定するものであります。
 第一号のハは、いわゆるゆとりシグナルと呼称しているもので、歩行者用信号が青色の間、残りの青色時間を表示するものであります。
 次に、第二号の歩車分離式信号機は、交差点において歩行者と車両の青色信号を分離する信号機であります。
 第四条では、道路標識に関する基準を示しております。道路標識については、反射式標識板または灯火式標識板を整備することとしており、ヘッドライトの反射、または標識の照明装置により、標識を見やすくするものであります。
 第五条では、道路標示に関する基準を示しております。道路標示については、第一号の反射式道路標示と、第二号のエスコートゾーンを整備することとしております。
 第一号の反射式道路標示は、道路標識と同様に、ヘッドライトの反射により道路標示を見やすくするものであります。
 第二号のエスコートゾーンは、横断歩道標示の中央部分に点字ブロックのような突起を設置し、視覚障害者の誘導を行うものであります。
 なお、本条例の施行日についてでありますが、平成二十五年四月一日を予定しております。
 次に、資料第2、警視庁の設置に関する条例の一部を改正する条例案につきまして、ご説明いたします。
 本条例案は、本所警察署の移転改築に伴い、住居表示を改正するものであります。
 本所警察署は、経年による老朽化や狭隘化が著しく、警察業務に支障を来していたことから、このたび移転改築したものであります。
 移転先については、現庁舎の北東方約二キロメートルに位置する都立深川商業高校跡地であり、新庁舎は本年十二月下旬に完成予定で、業務開始日は来年の三月上旬を予定しております。
 このため、警視庁の設置に関する条例中、別表第一に定める本所警察署の位置を、現在の墨田区両国四丁目二十九番五号から、墨田区横川四丁目八番九号に改めるものであります。
 なお、本条例の施行日についてでありますが、公布の日から起算して四カ月を超えない範囲内において、業務を開始する日が決定した時点で東京都公安委員会規則で定めることとしております。
 以上で、今定例会に提出を予定しております案件の説明を終わらせていただきます。ご審議を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

○山加委員長 説明は終わりました。
 この際、資料要求のある方は発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○山加委員長 なければ、資料要求はなしと確認させていただきます。
 以上で警視庁関係を終わります。

○山加委員長 これより東京消防庁関係に入ります。
 初めに、事務事業に対する質疑を行います。
 本件については既に説明を聴取しております。
 これより質疑を行います。
 発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○山加委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
 事務事業に対する質疑はこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○山加委員長 異議なしと認め、事務事業に対する質疑は終了いたしました。

○山加委員長 次に、第四回定例会に提出を予定されております案件につきまして、理事者の説明を求めます。

○大江次長 平成二十四年第四回都議会定例会に提出を予定しております東京消防庁関係の案件につきまして、ご説明申し上げます。
 案件は二件ございまして、一件目は、東京消防庁芝消防署庁舎(二十四)新築工事請負契約案、二件目は、東京消防庁練馬消防署庁舎(二十四)新築工事請負契約案であります。両案とも、消防署庁舎の老朽化が著しいことから、防災拠点としての機能確保と事務効率、都民サービスの向上を図るため、消防署庁舎を新築しようとするものであります。
 初めに、資料1によりまして、東京消防庁芝消防署庁舎(二十四)新築工事請負契約案につきまして、ご説明申し上げます。
 本案は、本体工事の契約案でございまして、港区東新橋二丁目十七番の別地に、おおむね二年半の工期で新築するものでございます。
 規模等につきましては、鉄筋コンクリート造、地下二階地上九階建て、延べ面積九千九百九十六平方メートルで、六階から九階部分には待機宿舎を設けるものでございます。
 去る九月二十八日、財務局におきまして八者による一般競争入札を行い、十月二十三日に奥村・株木建設共同企業体を落札者と決定いたしました。落札金額は二十二億三千百二十五万円でございます。
 次に、資料2によりまして、東京消防庁練馬消防署庁舎(二十四)新築工事請負契約案につきまして、ご説明申し上げます。
 本案につきましても、本体工事の契約案でございまして、練馬区豊玉北五丁目の現在地に、おおむね二年半の工期で新築するものでございます。
 規模等につきましては、鉄骨鉄筋コンクリート造、地下一階地上八階建て、延べ面積五千二百八十四平方メートルで、七階及び八階部分には待機宿舎を設けるものでございます。
 去る十月五日、財務局におきまして四者による一般競争入札を行い、十月二十五日に、加賀田・河端建設共同企業体を落札者と決定いたしました。落札金額は十億八千四百六十五万円でございます。
 なお、両案とも都議会のご承認が得られましたならば、正式に工事請負契約を締結する予定でございます。
 大変雑駁ではございますが、以上で説明を終わらせていただきます。第四回定例会に提出予定の案件について、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○山加委員長 説明は終わりました。
 この際、資料要求のある方は発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○山加委員長 なければ、資料要求はなしと確認させていただきます。
 以上で東京消防庁関係を終わります。
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時十三分散会

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