警察・消防委員会速記録第十号

平成二十一年十一月二十七日(金曜日)
第十一委員会室
   午後一時二分開議
 出席委員 十二名
委員長石森たかゆき君
副委員長東村 邦浩君
副委員長酒井 大史君
理事宮崎  章君
理事和田 宗春君
理事吉田 信夫君
ともとし春久君
中嶋 義雄君
比留間敏夫君
山下 太郎君
大沢  昇君
土屋たかゆき君

 欠席委員 二名

 出席説明員
警視庁警視総監米村 敏朗君
総務部長小谷  渉君
交通部長滝澤 敬治君
警備部長久我 英一君
地域部長平山 幸雄君
公安部長青木 五郎君
刑事部長高綱 直良君
生活安全部長山下 史雄君
組織犯罪対策部長藤山 雄治君
総務部企画課長高松 義典君
総務部会計課長萩原 國男君
東京消防庁消防総監新井 雄治君
次長人事部長事務取扱北村 吉男君
企画調整部長佐藤 直記君
総務部長秋山  惠君
警防部長伊藤 克巳君
防災部長大江 秀敏君
救急部長野口 英一君
予防部長有賀雄一郎君
装備部長石井 義明君
企画調整部企画課長徳留 壽一君
企画調整部財務課長土屋 雅義君

本日の会議に付した事件
 警視庁関係
第四回定例会提出予定案件について(説明)
・平成二十一年度東京都一般会計補正予算(第三号)中、歳出 警視庁所管分
陳情の審査
(1)二一第一五号 警察への苦情に関する陳情
(2)二一第二三号 成城警察署の受付対応に関する陳情
 東京消防庁関係
第四回定例会提出予定案件について(説明)
・東京消防庁の設置等に関する条例の一部を改正する条例

○石森委員長 ただいまから警察・消防委員会を開会いたします。
 初めに、本委員会の会期中の日程について申し上げます。
 先ほど理事会におきまして、お手元配布の日程のとおり申し合わせましたので、ご了承願います。
 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、警視庁及び東京消防庁関係の第四回定例会に提出を予定されております案件の説明聴取並びに警視庁関係の陳情の審査を行います。
 なお、提出予定案件につきましては、本日は説明を聴取し、資料要求をすることにとどめ、質疑は会期中の委員会で行いたいと思いますので、ご了承願います。
 これより警視庁関係に入ります。
 初めに、第四回定例会に提出を予定されております案件について、理事者の説明を求めます。

○小谷総務部長 平成二十一年第四回都議会定例会に提出を予定しております警視庁関係の案件につきましてご説明を申し上げます。
 案件は、予算案一件であります。
 お手元の資料第1、平成二十一年度補正予算説明書により、平成二十一年度東京都一般会計補正予算案のうち、当庁所管分についてご説明いたします。
 まず、その概要でありますが、資料一ページの総括表(1)の歳出欄に記載のとおり、五千八百三十五万円を増額補正するものでございます。
 その内容は二ページに記載のとおりでありますが、国の平成二十一年度補正予算において措置されました緊急雇用創出事業臨時特例交付金を財源といたしまして、緊急雇用創出事業を実施するために必要な経費を計上しております。具体的には、ひったくり被害を防止するため、徒歩での防犯パトロールや一定の場所での警戒監視活動等を委託するものであり、そのための経費を生活安全費として計上いたしております。
 よろしくご審議を賜りますようお願いを申し上げます。

○石森委員長 説明は終わりました。
 この際、資料要求のある方はご発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○石森委員長 なければ、資料要求はなしと確認させていただきます。

○石森委員長 これより陳情の審査を行います。
 二一第一五号、警察への苦情に関する陳情、二一第二三号、成城警察署の受付対応に関する陳情は関連がありますので、一括して議題といたします。
 理事者の説明を求めます。

○小谷総務部長 陳情二件につきましてご説明を申し上げます。
 初めに、陳情二一第一五号についてご説明申し上げます。
 本陳情の要旨は、警察官全体の教育の充実を図ること、違法駐車の取り締まりを迅速かつ的確に行うこと、成城警察署の警察官の数をふやすことの三点でございます。
 まず、警察官全体の教育の充実についてでありますが、警視庁では、平成十三年以降、都民の要望等への的確な対応を警視庁重点目標に掲げて、全職員に徹底を図るほか、毎年、教養重点目標を掲げ、職員個々の職務倫理の向上に努めております。
 とりわけ都民応接については、相手の心情を察しない不用意な言動や不適切な言動が、都民の方々に不快感を与えるばかりでなく、警察全体の評価を低下させ、ひいては都民の協力が得られなくなるとの認識から、部外講師による倫理教育、本部上級幹部による教育を実施するなど、指導教養の充実強化を図っているところでございます。
 また、違法駐車の取り締まりにつきましても、各警察署が重点的に取り締まりを行う場所や時間帯を定めた取締り活動ガイドラインを策定、公表し、これに基づいた指導取り締まりを迅速かつ適切に実施しているところでございます。
 なお、警察署に対する警察官の人員配置につきましては、事件、事故の発生件数や管内の特殊性に基づく業務量を総合的に勘案するとともに、警察署間の業務負担のバランスが図られるよう配慮しており、成城警察署につきましても、管内の治安情勢等を踏まえた適正数を配置いたしておりますので、現時点におきまして増員の予定はございません。
 今後とも、都民応接の向上につながる教養の充実、交通事情等に応じた違法駐車の指導取り締まり、警察署への適正な人員配置に努めてまいります。
 次に、陳情二一第二三号についてご説明申し上げます。
 本陳情の要旨は、成城警察署における受け付けマナー等の向上を求めるものでございます。
 繰り返しになって恐縮でございますが、警視庁では、相手の心情を察しない不用意な言動や不適切な言動が、都民に不快感を与えるのみならず、警察全体の評価を低下させ、ひいては都民の協力を得られなくなるとの認識から、倫理教育の充実強化を図っているところでございます。
 成城警察署におきましても、部外講師による倫理教育、本部上級幹部の督励等を初め、各種教養資料を活用するなどして、全署員に対する教養を実施しているところでございます。
 今後とも、職員一人一人に対する指導教養を充実させ、都民の皆様の期待と信頼にこたえられる適切な職務執行に努めてまいります。
 以上でございます。

○石森委員長 説明は終わりました。
 本件について発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○石森委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
 本件は、いずれも不採択とすることにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○石森委員長 異議なしと認めます。よって、陳情二一第一五号及び陳情二一第二三号は、いずれも不採択と決定いたしました。
 以上で陳情の審査を終わります。
 以上で警視庁関係を終わります。

○石森委員長 これより東京消防庁関係に入ります。
 第四回定例会に提出を予定されております案件について、理事者の説明を求めます。

○北村次長 平成二十一年第四回都議会定例会に提出を予定しております東京消防庁関係の案件につきましてご説明申し上げます。
 案件は、条例案一件でございます。
 お手元配布の資料、一ページをごらんいただきたいと存じます。東京消防庁の設置等に関する条例の一部を改正する条例(案)についてご説明いたします。
 今回改正いたしますのは、千住消防署の位置を変更するものであります。
 二ページの新旧対照表をごらんいただきたいと存じます。千住消防署は、防災拠点としての機能確保と事務効率及び都民サービスの向上を図るため、現在とは別の敷地である足立区千住中居町九番十四号に、地上六階建ての庁舎を建設中であります。工事も順調に進み、平成二十二年二月二十六日より事務の開始を予定していることから、千住消防署の位置を、下欄の傍線でお示ししております位置から、上欄の傍線でお示ししております位置に改めるものであります。
 なお、本条例につきましては、新庁舎での事務開始と同日に施行したいと考えております。
 以上、大変雑駁ではございますが、第四回定例会に提出を予定している案件の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○石森委員長 説明は終わりました。
 この際、資料要求のある方はご発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○石森委員長 なければ、資料要求はなしと確認させていただきます。
 以上で東京消防庁関係を終わります。
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時十二分散会

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