警察・消防委員会速記録第六号

平成二十一年六月三日(水曜日)
第十一委員会室
   午後一時三分開議
 出席委員 十三名
委員長田島 和明君
副委員長吉野 利明君
副委員長中嶋 義雄君
理事宮崎  章君
理事山下 太郎君
理事渡辺 康信君
東村 邦浩君
石井 義修君
比留間敏夫君
内田  茂君
三田 敏哉君
田中  良君
名取 憲彦君

 欠席委員 一名

 出席説明員
警視庁警視総監米村 敏朗君
総務部長高橋美佐男君
警務部長坂口 正芳君
交通部長瀧澤 敬治君
警備部長高橋 清孝君
地域部長平山 幸雄君
公安部長青木 五郎君
刑事部長高綱 直良君
生活安全部長山下 史雄君
組織犯罪対策部長藤山 雄治君
総務部企画課長高松 義典君
総務部会計課長萩原 國男君
東京消防庁消防総監小林 輝幸君
次長人事部長事務取扱新井 雄治君
企画調整部長伊藤 克巳君
総務部長秋山  惠君
警防部長荻野 秀夫君
防災部長大江 秀敏君
救急部長野口 英一君
予防部長北村 吉男君
装備部長有賀雄一郎君
企画調整部企画課長徳留 壽一君
企画調整部財務課長土屋 雅義君

本日の会議に付した事件
 警視庁関係
付託議案の審査(質疑)
・第百七号議案   平成二十一年度東京都一般会計補正予算(第一号)中、歳出 警視庁所管分
・第百十八号議案  警視庁の設置に関する条例の一部を改正する条例
・第百二十五号議案 防護服セット外四点の買入れについて
 東京消防庁関係
契約議案の調査
・第百二十三号議案 東京消防庁本部庁舎(二十一)空調設備改修工事請負契約
付託議案の審査(質疑)
・第百七号議案   平成二十一年度東京都一般会計補正予算(第一号)中、歳出 東京消防庁所管分
・第百十九号議案  特別区の消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例
・第百二十六号議案 ヘリコプターの買入れについて
付託議案の審査(決定)
・第百七号議案   平成二十一年度東京都一般会計補正予算(第一号)中、歳出 警察・消防委員会所管分
・第百十八号議案  警視庁の設置に関する条例の一部を改正する条例
・第百十九号議案  特別区の消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例
・第百二十五号議案 防護服セット外四点の買入れについて
・第百二十六号議案 ヘリコプターの買入れについて
請願陳情の継続審査について
特定事件の継続調査について

○田島委員長 ただいまから警察・消防委員会を開会いたします。
 本日は、お手元配布の会議日程のとおり、警視庁及び東京消防庁関係の付託議案の審査、東京消防庁関係の契約議案の調査並びに請願陳情及び特定事件の閉会中の継続審査及び調査の申し出の決定を行います。
 契約議案について申し上げます。
 契約議案は財政委員会に付託されておりますが、本委員会の所管分について議長から調査依頼がありました。
 本件については調査結果を財政委員長に報告することになっております。
 公文の写しはお手元に配布してあります。
 朗読は省略いたします。

平成二十一年六月二日
東京都議会議長 比留間敏夫
警察・消防委員長 田島 和明殿
契約議案の調査について(依頼)
 左記の議案について調査し、財政委員長にご報告願います。
     記
1 調査議案
第百二十三号議案 東京消防庁本部庁舎(二十一)空調設備改修工事請負契約
2 提出期限 平成二十一年六月三日(水)

○田島委員長 これより警視庁関係に入ります。
 付託議案の審査を行います。
 第百七号議案、平成二十一年度東京都一般会計補正予算(第一号)中、歳出、警視庁所管分、第百十八号議案及び第百二十五号議案を一括して議題といたします。
 本案については、いずれも既に説明を聴取しておりますので、直ちに質疑を行います。
 発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○田島委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
 本案に対する質疑は、いずれもこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○田島委員長 異議なしと認め、本案に対する質疑は終了いたしました。
 以上で警視庁関係を終わります。

○田島委員長 これより東京消防庁関係に入ります。
 初めに、契約議案の調査を行います。
 第百二十三号議案を議題といたします。
 本案については既に説明を聴取しておりますので、直ちに質疑を行います。
 発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○田島委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
 本案に対する質疑はこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○田島委員長 異議なしと認め、本案に対する質疑は終了いたしました。
 お諮りいたします。
 本案は異議のない旨、財政委員長に報告したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○田島委員長 異議なしと認め、そのように決定いたしました。
 以上で契約議案の調査を終わります。

○田島委員長 次に、付託議案の審査を行います。
 第百七号議案、平成二十一年度東京都一般会計補正予算(第一号)中、歳出、東京消防庁所管分、第百十九号議案及び第百二十六号議案を一括して議題といたします。
 本案については、いずれも既に説明を聴取しておりますので、直ちに質疑を行います。
 発言を願います。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○田島委員長 発言がなければ、お諮りいたします。
 本案に対する質疑は、いずれもこれをもって終了いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○田島委員長 異議なしと認め、本案に対する質疑は終了いたしました。
 以上で東京消防庁関係を終わります。

○田島委員長 これより付託議案の審査を行います。
 第百七号議案、平成二十一年度東京都一般会計補正予算(第一号)中、歳出、警察・消防委員会所管分、第百十八号議案、第百十九号議案、第百二十五号議案及び第百二十六号議案を一括して議題といたします。
 本案については、いずれも既に質疑を終了しております。
 これより採決を行います。
 第百七号議案、平成二十一年度東京都一般会計補正予算(第一号)中、歳出、警察・消防委員会所管分、第百十八号議案、第百十九号議案、第百二十五号議案及び第百二十六号議案を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は、いずれも原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○田島委員長 異議なしと認めます。よって、第百七号議案、平成二十一年度東京都一般会計補正予算(第一号)中、歳出、警察・消防委員会所管分、第百十八号議案、第百十九号議案、第百二十五号議案及び第百二十六号議案は、原案のとおり決定いたしました。
 以上で付託議案の審査を終わります。

○田島委員長 次に、請願陳情及び特定事件についてお諮りいたします。
 本日までに決定を見ていない請願陳情並びにお手元配布の特定事件調査事項につきましては、それぞれ閉会中の継続審査及び調査の申し出をいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○田島委員長 異議なしと認め、そのように決定いたしました。

○田島委員長 この際、両庁を代表いたしまして、米村警視総監から発言を求められておりますので、これを許します。

○米村警視総監 警視庁並びに東京消防庁を代表いたしまして、一言ごあいさつを申し上げます。
 ただいまは当委員会に付託されておりました両庁の議案につきまして、原案のとおりご決定をいただき、まことにありがとうございました。私どもは、委員の皆様方から賜りました貴重なご意見を今後の業務運営に十分反映させるとともに、都民の皆様のご理解とご協力をいただきながら、引き続き首都東京の治安維持と都民生活の安心・安全の確保に全力を尽くしてまいります。
 委員の皆様方におかれましては、今後とも両庁に対するより一層のご支援、ご協力を賜りますよう、お願いを申し上げます。
 なお、最後になりましたけれども、このたびご勇退されます委員、理事の皆様方には、私ども両庁の業務に深いご理解とご指導をいただきまして、まことにありがとうございました。今後のご健勝、ご多幸を心からお祈りを申し上げます。
 大変ありがとうございました。

○田島委員長 次に、この際、多くの立派な功績を残されて、今期を最後に勇退を予定されております三田委員、石井委員、渡辺理事からごあいさつをいただきたいと思います。

○三田委員 突然のご指名でございますが、長年にわたりまして、都政発展のために微力ながら全力で邁進をしてまいりました。特に都民の安全と安心、治安の維持、さらに加えて、生命、財産をお守りいただく両庁の皆様方には、常々心から敬意と感謝を申し上げております。さらに一層、両庁が中心になって、都民の安全のために、また安心確保のために、一層のご努力をいただきたいと思います。
 すべて東京都政の未来永劫に向けての発展にさらなるご精進をご期待申し上げまして、甚だ簡単ではございますが、感謝を込めて、御礼のごあいさつとお別れのごあいさつにかえさせていただきます。
 ありがとうございました。(拍手)

○石井委員 公明党の定年制の規定によりまして、今期をもって引退をさせていただきます。
 昭和五十六年に都会議員をさせていただいて、七期、二十八年、させていただきました。また、私は、昭和四十年六月の出直し選挙のその年、その月に、都議会公明党の政調会の職員になりまして、十六年、以来、党の職員をやっておりました。合わせまして、公明党とともに四十四年、やらせていただきました。今回の都議選は、まさにそれからもう十一回目の選挙でありまして、本当にいろいろありがとうございます。
 当時は東知事の時代でありまして、後の知事になられた鈴木さんが東知事の筆頭副知事ということで、議会を飛び回っていたことを、きのうのように思い出すわけであります。東知事、美濃部知事、そして鈴木知事、青島知事、今日の石原知事、四十四年間、見続けさせていただきました。
 行政の流れは川の流れのように、絶えざる継承の戦いではないかと思います。警視庁の米村警視総監、そして消防庁の小林消防総監を初め、本当にいろいろありがとうございました。
 あってはなりませんけれども、必ず大きな地震が東京に来るわけでありますから、それに備える安全・安心のまちづくり、これがこれからの大きな課題だと思います。議員は引退いたしますけれども、大勢の皆様をバックアップさせていただいて、これまた同様に一生懸命頑張りたいと思っております。
 長い間、ありがとうございました。(拍手)

○渡辺委員 私も六期二十四年間、長い間、議員の皆様にはいろいろお世話になりました。また、警視庁そして消防庁の幹部の皆さんには大変長い間お世話になりまして、心からお礼を申し上げたいと思います。
 二十四年間というと、かなりの長い月日になると思います。私も鈴木知事以来、青島知事、そして石原知事ということで、論戦をさせていただきました。その中には、思い起こすこと、たくさんあります。思い出に残ることがたくさんあります。いずれにいたしましても、知事と真っ正面から論戦をするということそのものが、やはり議員にとって本当に貴重な経験だというふうに思いますし、また、都民の皆さんの要求を一つ一つやっぱり実現をさせていくという観点から立って見れば、本当になおさら議員冥利に尽きるということがいえるというふうに思います。
 いずれにしましても、これからも警視庁、そしてまた消防庁の皆さん方には、何かといろいろと都民の立場に立ってご活躍を願わなければならない、そういう場面が多々あると思います。そういう点におきましても、これからひとつ両庁の皆さんにさらなるご努力をお願いし、また期待を申し上げたいというふうに思っております。
 私も、議員をやめましても、一都民として、都政発展のために、そして安全・安心の東京をつくっていくために、これからも全力を尽くして取り組んでまいりたいと、こんなふうに思っております。これからもどうぞよろしくお願い申し上げたいと思います。
 長い間、本当にありがとうございました。(拍手)

○田島委員長 ありがとうございました。
 それでは、最後となりますので、私からも一言ごあいさつを申し上げたいと思います。
 一年間を振り返り、あっという間の一年でしたが、東京都民にとっては、治安の維持、そして安心・安全の確保は、これ永遠の課題であり、そしてまた緊急、こういうことを考えたときに、これからも警視庁そして東京消防庁、両庁に期待するところは非常に大であります。ぜひともこれからも都民に対しご尽力いただけることを、この場をかりましてお願いしたいと思います。
 なお、当委員会を一年間進めるに当たり、副委員長、理事、各委員の皆様方のご協力の中、委員会がスムーズに進められたことに対し、心より感謝をしたいと思います。と同時に、今期をもってご勇退をされます三名の委員、そして理事の方、今後もそれぞれの立場で都政にご協力いただき、なおそれぞれの立場でご活躍を心からご祈念申し上げ、私のあいさつとさせていただきます。
 ありがとうございました。(拍手)
 これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。
   午後一時二十分散会

ページ先頭に戻る

ページ先頭に戻る